JP5520503B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

この発明は、燃料電池システムに関するものである。
燃料電池には、固体高分子電解質膜をアノード電極とカソード電極とで両側から挟んで膜電極構造体を形成し、この膜電極構造体の両側に一対のセパレータを配置して平板状の単位燃料電池(以下「単位セル」という。)を構成し、この単位セルを複数枚積層して燃料電池スタックとするものが知られている。
この燃料電池では、アノード電極とアノード側セパレータとの間に形成された燃料ガス流路に燃料ガスとして水素ガス(アノードガス)を供給すると共に、カソード電極とカソード側セパレータとの間に形成された酸化ガス流路に酸化ガスとして空気(カソードガス)を供給する。これにより、アノード電極で触媒反応により発生した水素イオンが固体高分子電解質膜を透過してカソード電極まで移動し、カソード電極で空気中の酸素と電気化学反応を起こして発電が行われる。
また、燃料電池で発電された電気は、燃料電池に備えられた端子より取り出される仕組みとなっており、前記端子以外からは電気が流れない仕組み(地絡を防止する仕組み)となっている。このような仕組みとしては、例えば、特許文献1に示されるように、燃料電池と、燃料電池を包囲する断熱材との接触を防止するための接触防止部材が設けられ、断熱材と燃料電池との間の短絡等を防止するものがある。
特開2008−130261号公報
ところで、上述した燃料電池では、発電を行うと水素と酸素との反応により、燃料電池内に生成水が多量に生成される。また、燃料電池車両に搭載された燃料電池にあっては、燃料電池車両にかかる負荷が変化することで、その変化に伴って燃料電池の発電量も変化する。具体的には、燃料電池車両にかかる負荷が高負荷であれば燃料電池の発電量は多く、低負荷であれば燃料電池の発電量は少ない。また、燃料電池車両が全開走行している場合等では、燃料電池は高負荷で発電が行われるが、燃料電池車両が信号で停止した場合等、減速した場合には燃料電池の発電量が急激に低下する。
ここで、燃料電池車両が常に高負荷状態にある場合には、燃料電池内で生成された生成水は、燃料電池内へ連続的に供給されるガスと共に吹き飛ばされて燃料電池外部に排出される。しかしながら、燃料電池車両が低負荷状態になり、燃料電池の発電量が低下すると、これに伴って燃料電池に供給されるガスの供給量も減少する。これにより、燃料電池に供給される反応ガスと共に排出されていた生成水が、排出されずにガス排出路等に滞留するという課題がある。
そして、燃料電池内に滞留した生成水が、燃料電池と燃料電池の外部に設けられた補機(加湿器やキャッチタンク等)との間を繋げてしまうと、そこから燃料電池が地絡する虞がある。万が一、燃料電池が地絡すると、電気トラブルが生じる可能性がある。
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、燃料電池スタック内での生成水の滞留を防ぎ、生成水による燃料電池スタックの地絡を防ぐことができる燃料電池システムを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、反応ガスを供給することで発電を行い、グランド(例えば、第一実施形態におけるグランド50)と非接触な燃料電池スタック(例えば、第一実施形態における燃料電池スタック40)と、前記反応ガスを前記燃料電池スタックに供給する反応ガス供給手段(例えば、第一実施形態における水素供給システム15)と、前記燃料電池スタック内の前記反応ガスを排出する反応ガス排出手段(例えば、第一実施形態におけるアノードオフガスマニホールド47)と、前記反応ガス排出手段と絶縁された状態で接続され、かつ前記グランドに接続された気液分離器(例えば、第一実施形態におけるキャッチタンク41)とを備え、前記気液分離器には、前記燃料電池スタックから排出された生成水(例えば、第一実施形態における生成水W)が収容される燃料電池システムにおいて、前記燃料電池スタックと前記グランドとの間の絶縁抵抗値を検出する地絡検出手段(例えば、第一実施形態における地絡センサ32)と、予め地絡判定値が記憶されている制御部(例えば、第一実施形態における制御部39)と、前記気液分離器から前記生成水を排出する液体排出手段(例えば、第一実施形態におけるドレインバルブ81)とを有し、前記制御部は、前記地絡検出手段により検出された絶縁抵抗値と、前記地絡判定値とを比較して前記燃料電池スタックが地絡しているか否かを判定し、前記燃料電池スタックが地絡していると判定された場合、前記気液分離器に滞留する前記生成水が、前記燃料電池スタックと前記気液分離器との間を架け渡しているものとし、前記液体排出手段により前記気液分離器から前記生成水が排出されることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記制御部は、前記液体排出手段により前記気液分離器から前記生成水を排出した後、再度前記地絡検出手段により検出された絶縁抵抗値と、前記地絡判定値とを比較して前記燃料電池スタックが地絡しているか否かを判定することを特徴とする。
このように構成することで、気液分離器に生成が溜まり、地絡検出手段により燃料電池スタックの地絡が検出された際、液体排出手段によって気液分離器に溜まった生成水を外部に排出することができる。つまり、燃料電池スタックが低負荷状態になり発電量が低下し、反応ガスの供給量が低下した場合であっても、燃料電池スタック内に滞留した生成水を除去することができる。
請求項に記載した発明は、前記反応ガスのパージを行うパージ手段(例えば、第一実施形態におけるパージバルブ82)を設け、前記地絡検出手段により地絡が検出された際、前記反応ガスのパージを行うことを特徴とする。
このように構成することで、例えば、液体排出手段によって排出しきれなかった生成水を反応ガスのパージを行うことで外部に吹き飛ばすことができる。
請求項に記載した発明は、前記地絡検出手段により地絡が検出された際、前記反応ガス供給手段から供給される反応ガスの増量を行う反応ガス増量手段(例えば、第二実施形態におけるバルブ92)を有することを特徴とする。
このように構成することで、増量された反応ガスにより燃料電池スタック内に滞留した生成水が吹き飛ばされるように燃料電池スタックの外部へ排出される。
請求項1に記載した発明によれば、気液分離器に生成水(液体)が溜まり、地絡検出手段により燃料電池スタックの地絡が検出された際、液体排出手段によって気液分離器に溜まった生成水を外部に排出することができる。つまり、燃料電池スタックが低負荷状態になり発電量が低下し、反応ガスの供給量が低下した場合であっても、燃料電池スタック内に滞留した生成水を除去することができる。このため、燃料電池スタックの発電量の低下等に伴う燃料電池スタック内での生成水の滞留を防ぎ、生成水による燃料電池スタックの地絡を防ぐことができる。また、燃料電池スタック内での生成水の滞留による各セル間の電食、および漏電を防ぐことができる。
請求項2に記載した発明によれば、例えば、液体排出手段によって排出しきれなかった生成水を反応ガスのパージを行うことで外部に吹き飛ばすことができる。このため、より確実に生成水による燃料電池スタックの地絡を防ぐことができ、燃料電池スタック内での生成水の滞留による各セル間の電食、および漏電を防ぐことができる。
請求項3に記載した発明によれば、増量された反応ガスにより燃料電池スタック内に滞留した生成水が吹き飛ばされるように燃料電池スタックの外部へ排出される。このため、さらに確実に生成水による燃料電池スタックの地絡を防ぐことができ、燃料電池スタック内での生成水の滞留による各セル間の電食、および漏電を防ぐことができる。
本発明の実施形態における燃料電池システムの概略構成図である。 本発明の実施形態における燃料電池のセルの縦断面図である。 本発明の第一実施形態における燃料電池システムの機能ブロック図である。 本発明の第一実施形態における燃料電池システムのフローチャートである。 本発明の第二実施形態における燃料電池システムの機能ブロック図である。 本発明の第二実施形態における燃料電池システムのフローチャートである。
(第一実施形態)
次に、この発明の第一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
(燃料電池)
図1、図2に示すように、燃料電池システム100は燃料電池車両(不図示)に搭載されたものであって、燃料電池スタック40を有する燃料電池1と、燃料電池スタック40から排出される生成水Wを収容するキャッチタンク(気液分離器)41とを備え、パージしたアノードオフガスを使用済み反応ガスで希釈する希釈BOX30が接続されている。
燃料電池スタック40は、板状に形成された単位燃料電池(以下、セルという)55を多数積層して電気的に直列接続されたものである。
燃料電池スタック40には、セル55の積層方向両端に集電板59a,59bと、集電板59a,59bよりも外側に配置されたインシュレータ42a,42bと、インシュレータ42a,42bよりも外側に配置されたエンドプレート43a,43bとが設けられている。すなわち、多数のセル55は、その積層方向の両端部において、集電板59a,59b、およびインシュレータ42a,42bを間に挟んでエンドプレート43a,43bに挟持された状態になっている。
セル55は、例えば、ペルフルオロスルホン酸ポリマー(登録商標「ナフィオン」)等の固体ポリマーイオン交換膜等からなる固体高分子電解質膜51をアノード52とカソード53とで両側から挟み込み、さらにその外側を一対のセパレータ54a,54bで挟持して形成される。また、各セル55は、燃料ガスとしてアノードガス(水素)が流通するアノードガス通路56と、酸化ガスとして酸素を含むカソードガス(空気)が流通するカソードガス通路57と、冷却液が供給される冷却液通路58とを備えている。
そして、アノード52で触媒反応により発生した水素イオンが、固体高分子電解質膜51を透過してカソード53まで移動し、カソード53で酸素と電気化学反応を起こして発電する。この発電に伴う発熱により燃料電池1が所定温度を越えないように、冷却液通路58を流れる冷却液で熱を奪い冷却するようになっている。
ここで、アノードガス通路56は、燃料電池スタック40に形成されたアノードガスマニホールド62に連通している。アノードガスマニホールド62は、各セル55の厚さ方向(積層方向)に貫通形成されたアノードガス導入口61が相互に連結してなるものである。
また、2つの集電板59a,59bのうちの一方の集電板59a、2つのインシュレータ42a,42bのうちの一方のインシュレータ42a、および2つのエンドプレート43a,43bのうちの一方のエンドプレート43aには、セル55のアノードガス導入口56aに対応する位置に、それぞれアノードガス導入口63,64,65が形成されている。そして、これらアノードガス導入口63〜65、およびアノードガスマニホールド62を介して、後述の水素供給システム15(図3参照)から各セル55のアノードガス通路56にアノードガスが導入されるようになっている。
一方、カソードガス通路57は、燃料電池スタック40に形成された不図示のカソードガスマニホールドに連通している。カソードガスマニホールドは、各セル55の厚さ方向(積層方向)に貫通形成された不図示のカソードガス導入口が相互に連結してなるものである。
また、それぞれ一方の集電板59a、インシュレータ42a、およびエンドプレート43aには、カソードガス導入口に対応する位置に、不図示のカソードガス導入口が形成されており、これらカソードガス導入口、およびカソードガスマニホールドを介して後述のエア供給システム7(図3参照)から各セル55のカソードガス通路57にカソードガスが導入されるようになっている。
さらに、各セル55と、一方の集電板59a、インシュレータ42a、およびエンドプレート43aとには、発電に供されたカソードオフガスを排出するカソードオフガスマニホールド(不図示)や、冷却液を排出する冷却液排出マニホールドが形成されている。
また、燃料電池スタック40には、アノードオフガスマニホールド47が形成されている。このアノードオフガスマニホールド47は、各セル55の厚さ方向(積層方向)に貫通形成されたアノードオフガス排出口44が相互に連結してなるものである。一方の集電板59a、インシュレータ42a、およびエンドプレート43aにもそれぞれセル55のアノードオフガス排出口44に対応する位置に、アノードオフガス排出口66,67,68が形成されている。
アノードオフガスマニホールド47(アノードオフガス排出口66〜68)の下流側、すなわち一方のエンドプレート43aを間に挟んでセル55の反対側には、燃料電池スタック40から排出された生成水Wを収容するためのキャッチタンク41が配置されている。キャッチタンク41は、箱型形状のものであり、キャッチタンク41内に所定量の生成水Wが溜まると、生成水を外部へ排出するようになっている。キャッチタンク41とエンドプレート43aとの間には、これら41,43aを連結する略円筒形状の中間ジョイント48が連結されている。
また、キャッチタンク41には、ドレイン流路71を介して希釈BOX30が連結されている。つまり、燃料電池スタック40からアノードオフガスマニホールド47を流通するアノードオフガスや生成水Wが、中間ジョイント48、およびキャッチタンク41を経て希釈BOX30に排出され、この希釈BOX30から外部に排出される。
さらに、キャッチタンク41には、アノード52から発電に使用されなかったアノードオフガスを再びアノードガス導入口61へと戻すためのアノードオフガス循環路18が連結されている。このアノードオフガス循環路18と希釈BOX30は、アノードオフガス排出路22を介して互いに連結されている。
ドレイン流路71の途中には、ドレインバルブ81が設けられている一方、アノードオフガス排出路22の途中には、パージバルブ82が設けられている。ドレインバルブ81は、これを開閉することによって、キャッチタンク41に溜まった生成水Wの希釈BOX30への排出/停止を行う。また、パージバルブ82は、これを開閉することによって、アノードオフガスのパージ/停止を行う。なお、キャッチタンク41はグランド50に接続されており、燃料電池1の接地が行われている。
(燃料電池システム)
次に、図1、図3に基づいて、より詳しく燃料電池システム100について説明する。
図1、図3に示すように、燃料電池システム100は、アノードガスが貯留され、燃料電池1に向けてアノードガスを供給する水素供給システム15を備えている。この水素供給システム15は、アノードガス供給路17を介して、アノードガスマニホールド62に接続されている。アノードガス供給路17には、水素供給システム15と燃料電池1との間に、アノードガスを所定圧力に減圧する減圧弁(不図示)と、アノードオフガスをアノードガス供給路17に合流させるエゼクタ19とが設けられている。
一方、キャッチタンク41に一端が連結されているアノードオフガス循環路18は、この他端がエゼクタ19に連結されている。これにより、アノードオフガスは、アノードオフガスマニホールド47、キャッチタンク41、およびアノードオフガス循環路18に流通してエゼクタ19に吸引され、再び燃料電池1のアノードガス供給路17に供給される。
また、アノードオフガスは、アノードオフガス循環路18から分岐するアノードオフガス排出路22に流通して希釈BOX30へパージされる。アノードオフガス排出路22の途中には、パージバルブ82が設けられているので、必要に応じてパージバルブ82が開閉し、アノードオフガスの一部を希釈BOXにパージしたり、停止したりする。
より具体的には、希釈BOX30からの排出部には、水素センサ33が設けられており、この水素センサ33の検出結果に基づいて、燃料電池1を循環するアノードガス中の不純物(水分や窒素等)の濃度が高い判断されたなど、必要に応じてパージバルブ82を開放してアノードオフガスを排出する。
また、燃料電池システム100は、カソードガスである空気を所定圧力に加圧するスーパーチャージャー等のエア供給システム(反応ガス供給手段及び反応ガス増量手段)7を備えている。このエア供給システム7には、エア供給システム7から燃料電池1にカソードガスを供給するためのカソードガス供給路8が接続されている。
このカソードガス供給路8は、エア供給システム7から加湿器31を経てカソードガスマニホールド(不図示)に接続されている。また、カソードオフガスマニホールド(不図示)には、カソードオフガス排出路9が接続されている。そして、カソードオフガス排出路9は、加湿器31を経て希釈BOX30に接続されている。
加湿器31には、カソードガス供給路8とカソードオフガス排出路9とが接続されており、燃料電池1の反応後に燃料電池1から排出されるカソードオフガスを加湿ガスとして用い、燃料電池1の反応に使用されるカソードガスを加湿するようになっている。そして、加湿器31を流通したカソードオフガスは、さらにカソードオフガス排出路9に流通されて希釈BOX30に排出される。
また、燃料電池システム100は、生成水Wによる地絡を検出するための地絡センサ32を備えている。この地絡センサ32は、グランド50と燃料電池1との間の絶縁抵抗値を常時モニタリングしているものであり、モニタリングの結果を抵抗値検出信号として制御部39に向けて出力している。
ここで、燃料電池システム100は、燃料電池システム100を統括的に制御するための制御部39を備えている。例えば、制御部39には、燃料電池1が地絡する虞のある絶縁抵抗値の閾値(以下、地絡判定値Rという)が記憶されており、この地絡判定値Rと地絡センサ32から出力された抵抗値検出信号とを比較する。これにより、燃料電池1が地絡したか否かが検出できるようになっている。
そして、制御部39は、燃料電池1が地絡していると判断した場合、ドレインバルブ81を開放する開信号を出力し、この開信号に基づいてドレインバルブ81が開放される。
また、制御部39は、ドレインバルブ81を開放した後、さらに地絡が検出されている場合には、生成水Wの滞留以外を原因として地絡が発生しているフェール状態であると判定するフェール判定部を備えている。
(地絡検出方法)
次に、図1に基づいて本実施形態の地絡検出方法について説明する。まず始めに、燃料電池の地絡の発生原因について説明する。
図1に示すように、燃料電池1では、発電を行うとアノードガスとカソードガスとの反応により、燃料電池1内に生成水Wが多量に生成される。生成された生成水Wは、アノードオフガスと共に各セル55のアノードガス通路56を流通してアノードオフガスマニホールド47に排出される。アノードオフガスマニホールド47に排出された生成水Wは、中間ジョイント48内を流通してキャッチタンク41内に排出される。そして、生成水Wがキャッチタンク41内に所定量溜まると、生成水Wが燃料電池1の外部へ排出されるようになっている。
ここで、燃料電池車両が高負荷状態にある場合には、燃料電池1内で生成された生成水Wは、燃料電池1内からアノードオフガスマニホールド47へ連続的に排出されるアノードオフガスと共にキャッチタンク41に向けて吹き飛ばされるように排出される。
一方、燃料電池車両が高負荷状態から低負荷状態に低下した場合(発電量が低下した場合)には、負荷の低下に伴い水素供給システム15から燃料電池1に供給されるアノードガスの供給量が減少するため、アノードオフガスマニホールド47から排出されるアノードオフガスの排出量も減少する。
これに加え、カソード53側で生成された生成水Wが固体高分子電解質膜51を透過し、アノード52側へ伝ってキャッチタンク41内に排出された場合、カソードオフガスの排出量の制御ではキャッチタンク41に溜まった生成水Wを外部に吹き飛ばすことが困難である。
これにより、燃料電池1に供給されるカソードオフガスと共に排出されていた生成水Wが、排出されずにアノードオフガスマニホールド47、中間ジョイント48、およびキャッチタンク41内等に滞留する。
この時、生成水Wが燃料電池スタック40とキャッチタンク41との間を架け渡すことになり、グランド50と燃料電池1との間の絶縁抵抗値が減少する。この結果、燃料電池1が地絡する。万が一、燃料電池1が地絡すると、燃料電池1に過剰電流が流れる等、電気トラブルが生じる可能性がある。また、生成水Wがアノードオフガスマニホールド47内に滞留すると、各セル55間において電食や漏電が生じる虞もある。このような場合、ドレインバルブ81などを開放してキャッチタンク41に溜まった生成水を希釈BOX30へと排出するようになっている。より詳しく、以下に説明する。
(作用)
次に、図4に基づいて、燃料電池システム100の作用について説明する。
まず、燃料電池システム100は、地絡センサ32によりグランド50と燃料電池1(高電圧部)との間の絶縁抵抗値を常時モニタリングする(ST11)。そして、地絡センサ32は、モニタリングにより得られた結果を抵抗値検出信号として、制御部39に向けて出力する。
次に、制御部39は、地絡センサ32により出力された抵抗値検出信号と、制御部39に記憶された地絡判定値Rとを比較して、グランド50と燃料電池1との間の絶縁抵抗値が、地絡判定値Rより低いか否かを判定する(ST12)。
ST12における判断が「No」、つまり、グランド50と燃料電池1との間の絶縁抵抗値が地絡判定値Rよりも高い場合、燃料電池1は地絡していないと判断する。そして、ST11に戻り、地絡センサ32による絶縁抵抗値のモニタリングを継続する。
一方、ST12における判断が「Yes」、つまり、グランド50と燃料電池1との間の絶縁抵抗値が地絡判定値R以下の場合、制御部39は燃料電池1が地絡したと判断する。すると、制御部39は、ドレインバルブ81を開放する開信号を出力し、この開信号に基づいて、ドレインバルブ81が所定のインターバルをあけて、または所定時間連続で開放される(ST13)。
これにより、キャッチタンク41に溜まった生成水Wが希釈BOX30へと排出されると共に、アノードオフガスマニホールド47から中間ジョイント48内に至る間に滞留した生成水Wも除去され、絶縁抵抗値が回復する。なお、所定のインターバル、および所定時間は、絶縁抵抗値が回復するために充分な時間に設定されている。そして、所定のインターバル、または所定時間経過後、ドレインバルブ81を閉鎖する。
ところで、燃料電池1の地絡の原因が生成水Wの滞留によるものである場合、ST13においてドレインバルブ81を所定のインターバルをあけて、または所定時間連続で開放することで生成水Wを除去する。これにより、グランド50と燃料電池1との絶縁抵抗値が上昇し、地絡を回復させることができる。
しかしながら、地絡の原因が生成水Wの滞留(キャッチタンク41内に生成水Wが貯留している)によるものではない場合、例えば、燃料電池1内における電気配線の短絡等、他の原因がある場合には、生成水Wが除去されても絶縁抵抗値は回復せずに地絡した状態が維持される。
そこで、ドレインバルブ81を所定のインターバル、または所定時間開放し、その後閉鎖すると、再び制御部39によりグランド50と燃料電池1との間の絶縁抵抗値が、地絡判定値Rより高いか否かを判断する(ST14)。なお、この場合の地絡判定値Rは、ST12における地絡判定値Rと同値に設定してもよいが、ST12における地絡判定値Rより若干高く設定すれば制御を安定させることができる。
ST14における判断が「No」、つまり、絶縁抵抗値が地絡判定値R以下の場合、生成水Wを除去しても地絡が回復していないと判断する。このため、フェール判定部により燃料電池1がフェール状態にあると判定して、ST15に進む。
一方、ST14における判断が「Yes」、つまり、絶縁抵抗値が地絡判定値Rよりも高い場合、生成水Wが除去されることで絶縁抵抗値が回復したと判断し、処理を終了する。なお、絶縁抵抗値が回復後、再びが低下した場合には、上述のフローを繰り返す。
したがって、上述の第一実施形態によれば、キャッチタンク41や中間ジョイント48などに生成水Wが溜まり、地絡センサ32により燃料電池1が地絡したと判断された際、ドレインバルブ81を開放することによって、生成水Wを外部に排出することができる。つまり、燃料電池スタック40が低負荷状態になり発電量が低下し、カソードガスの供給量が低下した場合であっても、燃料電池スタック40内に滞留した生成水Wを除去することができる。このため、燃料電池スタック40の発電量の低下やカソード53側で生成された生成水Wがアノード52側へ伝ってキャッチタンク41内に排出された場合であっても燃料電池1の地絡を防止することができる。また、燃料電池スタック40内での生成水Wの滞留による各セル55間の電食、および漏電を防ぐことができる。
(第二実施形態)
次に、この発明の第二実施形態を図1を援用し、図5、図6に基づいて説明する。なお、第一実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明する。
この第二実施形態において、燃料電池システム101は、燃料電池スタック40を有する燃料電池1と、燃料電池スタック40から排出される生成水Wを収容するキャッチタンク(気液分離器)41とを備え、パージしたアノードオフガスを使用済み反応ガスで希釈する希釈BOX30が接続されている点、水素供給システム15を有し、これと燃料電池1との間にエゼクタ19が設けられている点、エア供給システム7を有し、これと燃料電池1との間に加湿器31が設けられている点等の基本的接続構成は前記第一実施形態と同様である。
ここで、第二実施形態の燃料電池システム101は、加湿器31と燃料電池1との間にバルブ92が設けられており、カソードガスの流量を調整することができるようになっている。
(作用)
次に、図1、図6に基づいて、燃料電池システム101の作用について説明する。なお、以下の説明において、前記第一実施形態と同様のフローについては説明を省略する。
同図に示すように、まず、燃料電池システム100は、地絡センサ32によりグランド50と燃料電池1との間の絶縁抵抗値を常時モニタリングする(ST21)。
そして、グランド50と燃料電池1との間の絶縁抵抗値が、地絡判定値Rより低いか否かを判定する(ST22)。
ST22における判断が「No」の場合、燃料電池1は地絡していないと判断し、ST21に戻り、地絡センサ32による絶縁抵抗値のモニタリングを継続する。
一方、ST22における判断が「Yes」の場合、制御部39は燃料電池1が地絡したと判断し、ドレインバルブ81が所定のインターバルをあけて、または所定時間連続で開放される(ST23)。
ドレインバルブ81を所定のインターバル、または所定時間開放し、その後閉鎖すると、再び制御部39によりグランド50と燃料電池1との間の絶縁抵抗値が、地絡判定値Rより高いか否かを判断する(ST24)。
ST24における判断が「Yes」、つまり、絶縁抵抗値が地絡判定値Rよりも高い場合、生成水Wが除去されることで絶縁抵抗値が回復したと判断し、処理を終了する。
一方、ST24における判断が「No」、つまり、絶縁抵抗値が地絡判定値R以下の場合、生成水Wを除去しても地絡が回復していないと判断する。すると、制御部39は、パージバルブ82を開放する開信号を出力し、この開信号に基づいて、パージバルブ82が所定時間開放される(ST25)。
これにより、キャッチタンク41や燃料電池スタック40内に溜まった生成水Wがパージされたアノードオフガスと共に吹き飛ばされて希釈BOX30へと排出される(図1における矢印Y1参照)。
パージバルブ82を所定時間開放し、その後閉鎖すると、再び制御部39によりグランド50と燃料電池1との間の絶縁抵抗値が、地絡判定値Rより高いか否かを判断する(ST26)。
ST26における判断が「Yes」、つまり、絶縁抵抗値が地絡判定値Rよりも高い場合、生成水Wが除去されることで絶縁抵抗値が回復したと判断し、処理を終了する。
一方、ST26における判断が「No」、つまり、絶縁抵抗値が地絡判定値R以下の場合、生成水Wを除去しても地絡が回復していないと判断する。すると、制御部39は、バルブ92に向けてエア制御信号を出力し、このエア制御信号に基づいて、バルブ92の開度が所定のインターバルをあけて、または所定時間連続で大きくなる(ST27)。これにより、カソード53側に供給されるカソードガスの量が増量される。
なお、カソードガスを増量させる方法としては、制御部39によってバルブ92の開閉制御を行う他に、制御部39によってスーパーチャージャーの制御を行って空気を所定圧力に加圧する方法としてもよい。
増量されたカソードガスは、カソードガス供給路8内を流通し、加湿器31を経て燃料電池スタック40内に供給される。そして、燃料電池スタック40内を流通したカソードガスは、カソードオフガスとなってカソードガス通路57からカソードオフガスマニホールド(不図示)に排出される。
ここで、カソードオフガスマニホールド(不図示)に排出されたカソードオフガスは、カソードオフガス排出路9を流通して加湿器31に排出される。このとき、カソードオフガスマニホールド(不図示)に溜まった生成水Wがカソードオフガスと共に吹き飛ばされる。燃料電池スタック40の発電に伴う生成水Wは、主にカソードオフガスマニホールド(不図示)に滞留するが、固体高分子電解質膜51を透過してアノードオフガスマニホールド47側に拡散するので、カソードオフガスマニホールド(不図示)に溜まった生成水W吹き飛ばすことによって結果的に燃料電池スタック40内に溜まった生成水Wを除去できる。
続いて、バルブ92の開度を所定のインターバルをあけて、または所定時間連続で大きくさせ、その後、所定の開度に戻すと、再び制御部39によりグランド50と燃料電池1との間の絶縁抵抗値が、地絡判定値Rより高いか否かを判断する(ST28)。
ST28における判断が「No」、つまり、絶縁抵抗値が地絡判定値R以下の場合、生成水Wを除去しても地絡が回復していないと判断する。このため、フェール判定部により燃料電池1がフェール状態にあると判定して、ST29に進む。
一方、ST28における判断が「Yes」、つまり、絶縁抵抗値が地絡判定値Rよりも高い場合、生成水Wが除去されることで絶縁抵抗値が回復したと判断し、処理を終了する。
したがって、上述の第二実施形態によれば、ドレインバルブ81によって排出しきれなかった生成水Wをアノードオフガスをパージすることで外部に吹き飛ばすことができる。このため、より確実に生成水Wによる燃料電池1の地絡を防ぐことができ、燃料電池スタック40内での生成水Wの滞留による各セル55間の電食、および漏電を防ぐことができる。
また、増量されたカソードガスを利用し、カソードオフガスマニホールド(不図示)に溜まった生成水W吹き飛ばすことによって、燃料電池スタック40内に溜まった生成水Wをより確実に除去できる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
1…燃料電池 7…エア供給システム(反応ガス供給手段) 9…カソードオフガス排出路(反応ガス排出手段) 15…水素供給システム(反応ガス供給手段) 18…アノードオフガス循環路 22…アノードオフガス排出路(反応ガス供給手段) 32…地絡センサ(地絡検出手段) 39…制御部 40…燃料電池スタック 41…キャッチタンク(気液分離器) 44…アノードオフガス排出口(反応ガス排出手段) 47…アノードオフガスマニホールド(反応ガス排出手段) 50…グランド 81…ドレインバルブ(液体排出手段) 82…パージバルブ(パージ手段) 92…バルブ(反応ガス増量手段) 100,101…燃料電池システム W…生成

Claims (4)

  1. 反応ガスを供給することで発電を行い、グランドと非接触な燃料電池スタックと、
    前記反応ガスを前記燃料電池スタックに供給する反応ガス供給手段と、
    前記燃料電池スタック内の前記反応ガスを排出する反応ガス排出手段と、
    前記反応ガス排出手段と絶縁された状態で接続され、かつ前記グランドに接続された気液分離器とを備え
    前記気液分離器には、前記燃料電池スタックから排出された生成水が収容される燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池スタックと前記グランドとの間の絶縁抵抗値を検出する地絡検出手段と、
    予め地絡判定値が記憶されている制御部と、
    前記気液分離器から前記生成水を排出する液体排出手段とを有し、
    前記制御部は、前記地絡検出手段により検出された絶縁抵抗値と、前記地絡判定値とを比較して前記燃料電池スタックが地絡しているか否かを判定し、
    前記燃料電池スタックが地絡していると判定された場合、前記気液分離器に滞留する前記生成水が、前記燃料電池スタックと前記気液分離器との間を架け渡しているものとし、前記液体排出手段により前記気液分離器から前記生成水が排出されることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記制御部は、前記液体排出手段により前記気液分離器から前記生成水を排出した後、再度前記地絡検出手段により検出された絶縁抵抗値と、前記地絡判定値とを比較して前記燃料電池スタックが地絡しているか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記反応ガスのパージを行うパージ手段を設け、
    前記地絡検出手段により地絡が検出された際、前記反応ガスのパージを行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記地絡検出手段により地絡が検出された際、前記反応ガス供給手段から供給される反応ガスの増量を行う反応ガス増量手段を有することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の燃料電池システム。
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