JP5516137B2 - 生体信号検出電極及び生体信号検出装置 - Google Patents

生体信号検出電極及び生体信号検出装置 Download PDF

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Description

本発明は生体信号検出電極及び生体信号検出装置に関し、例えば脳波を電気信号として取得する場合などに適応して好適なものである。
従来、脳波を取得する装置として、多数の電極が設けられたヘッドギア等を被験者に装着させ、該被験者の頭皮に接触した多数の電極から脳波信号を取得するようになされたものがある。
この装置では、電極を頭皮に接触させる際、頭髪の存在や頭部の形状に個人差があることから、電極を導電性のペーストで頭皮に接着するようになされている。
従って、この装置では、多数の電極をそれぞれ頭皮に接着させなければならず煩雑な作業を強いるばかりでなく、ペーストを剥がす際に洗髪等の作業も強いることになる。
そこで、生理食塩水または生理食塩水とアルコールの混合液でなる導電液が含浸された弾性部材を導電部材の先端に密着配置し、該弾性部材を頭皮に押し付けることにより生理食塩水または混合液が染み出し、生理食塩水または混合液を介して導電部材と頭皮とを通電状態にするようになされた電極が提案されている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
また、導電液を含む先端が丸みを帯びた棒状のフェルト棒を複数束にして接着させたフェルト片を頭皮に接触させることにより、脳波信号を取得するようになされた電極も提案されている(例えば特許文献3参照)。
特開2006−6666公報 特開2006−34429公報 特開平10−165386号公報
ところで上述した特許文献1〜3に記載のような電極は、生理食塩水または生理食塩水とアルコールの混合液を導電液として用いているので、該導電液は蒸発しやすく、長時間の測定では該導電液が蒸発することにより頭皮との通電状態が不良となって正確な脳波信号を測定できなくなる場合があるといった問題があった。
また特許文献1、特許文献2に記載のような電極は、導電部材と頭皮の通電状態を良好にするため、頭皮に接触する導電部材の面積を例えば、約19[mm]〜約314[mm]にしているため、導電部材が頭髪を挟んで頭皮に押し付けられることになる。従って、弾性部材と頭皮が物理的に接触せずに頭髪を挟んで接触する分、測定の安定性にかけるものである。
また特許文献3に記載のような電極は、先端が丸みを帯びたフェルト棒が複数束にされているので、該フェルト片が頭皮に押し付けられる際にフェルト棒の先端が頭皮に直接接触する可能性が増すものの、例えば頭髪量が多い場合などにはフェルト片と頭皮とが物理的に接触せずに頭髪を挟む可能性があり、測定の安定性にかけるものである。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、長時間、安定して生体信号を測定し得る生体信号検出電極及び生体信号検出装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、生体信号検出電極であって、導電性の材質でなり、面を有する電極素子と、電極素子の面に所定間隔離間して複数接続され、頭髪を頭皮との間で挟むことなく該頭皮に接触できる程度の太さに形成され、耐乾性を有する液及び導電性を有する液を含む耐乾性電解液が染み込まれる耐乾性電解液染込部と、耐乾性電解液染込部と同程度の高さで形成され、該耐乾性電解液染込部の太さより大きな面積でなる面に該耐乾性電解液染込部が挿通される孔が貫通して設けられ、耐乾性電解液染込部が該孔に挿通された状態で耐乾性電解液染込部の電極素子とは反対側の先端が被験者の頭皮に所定の押付力で押し付けられる際に、該被験者の頭皮との間で挟まれた頭髪の厚さ分だけ収縮する収縮性を有する支持部とを有する。
また本発明においては、生体信号検出装置であって、導電性の材質でなり、面を有する電極素子と、電極素子の面に所定間隔離間して複数接続され、頭髪を頭皮との間で挟むことなく該頭皮に接触できる程度の太さに形成され、耐乾性を有する液及び導電性を有する液を含む耐乾性電解液が染み込まれる耐乾性電解液染込部と、耐乾性電解液染込部と同程度の高さで形成され、該耐乾性電解液染込部の太さより大きな面積でなる面に該耐乾性電解液染込部が挿通される孔が貫通して設けられ、耐乾性電解液染込部が該孔に挿通された状態で耐乾性電解液染込部の電極素子とは反対側の先端が被験者の頭皮に所定の押付力で押し付けられる際に、該被験者の頭皮との間で挟まれた頭髪の厚さ分だけ収縮する収縮性を有する支持部とを有する電極と、電極を装着者の頭皮に所定の押付力で押し付ける押付手段とを有する。
これにより、頭皮に耐乾性電解液染込部の先端を接触させる際に、頭髪が存在する場合であっても該先端を頭皮に容易に接触させることができ、また耐乾性を有する液により導電性を有する液の蒸発を抑えることができる。
以上のように本発明によれば、頭皮に耐乾性電解液染込部の先端を接触させる際に、頭髪が存在する場合であっても該先端を頭皮に容易に接触させることができ、また耐乾性を有する液により導電性を有する液の蒸発を抑えることができ、かくして長時間、安定して生体信号を測定することができる。
電極の構成を示す略線図である。 支持部を外した電極の構成を示す略線図である。 電極の断面図である。 頭皮に接触した際の様子を示す略線図である。 コイル電極を示す略線図である。 抵抗値測定結果を示す略線図である。 脳波測定結果を示す略線図である。 生体信号検出装置の構成及び装着状態を示す略線図である。 信号処理部の構成を示す略線図である。 他の実施の形態における電極を示す略線図である。
以下、発明を実施するための形態について説明する。なお、説明は以下の順序とする。
1.第1の実施の形態
2.他の実施の形態
<1.第1の実施の形態>
[1.電極の構成]
図1に、本願発明の一実施の形態である電極1を示す。電極1は、電極素子2、耐乾性電解液染込部3、支持部4及び導線5を含む構成とされる。
電極素子2は、例えば金などの導電性の高い材質が略円盤状に形成され、円盤状の側面の所定位置に導線5が接続される。
耐乾性電解液染込部3は、図2及び図3に示すように、直径が約2mm、長さが約10mm程度の略円柱に形成され、電極素子2とは反対側の先端部3Aが略半球状に形成される。耐乾性電解液染込部3は、紙、木、プラスチック等でなる芯棒3Bの先端部3Aを含む側面全体に例えば脱脂綿でなる繊維片3Cが巻きつけられる。
耐乾性電解液染込部3は、繊維片3Cが巻きつけられていない他端側が電極素子2の一面側に導電性の接着剤などにより接着される。
耐乾性電解液染込部3は、電極素子2の一面側に4つ取り付けられており、互いに隣接する耐乾性電解液染込部3同士はその直径より離間して配置され、それぞれの配置位置は所定の大きさの正方形の頂点に対応する。
この耐乾性電解液染込部3の繊維片3Cには、導電性を有する生理食塩水(塩化ナトリウム約1%)が約30%、保水性が高いグリセリンが約70%の割合で混合された耐乾性電解液が染み込まれている。
従って、耐乾性電解液は、耐乾性電解液染込部3の先端部3Aが被験者の頭皮に接触した際、生理食塩水を介して脳波信号を電極素子2に伝達すると共に、グリセリンにより生理食塩水の蒸発を抑える。
これにより耐乾性電解液染込部3に染み込まれた耐乾性電解液は、長時間の測定においても乾燥することなく脳波信号を安定して電極素子2に伝達することができる。
支持部4は、伸縮性がある例えばポリウレタンが略円錐台形に形成されており、高さが耐乾性電解液染込部3の長さより若干短い長さ(例えば、8mm)、上面が電極素子2と略同一の面積、底面4Aが上面より大きな面積に形成される。
支持部4は、耐乾性電解液染込部3と同程度の直径の貫通孔が該耐乾性電解液染込部3の配置位置と対応して上面から底面4Aにかけて4つ設けられる。従って電極1では、支持部4の貫通孔に耐乾性電解液染込部3が挿通されると、支持部4の底4Aから耐乾性電解液染込部3の先端部3Aが突出する。
また支持部4は、底面4Aにおける中心を基準として貫通孔を含む所定範囲の領域に御椀形の窪みが形成される。これにより電極1が頭皮に接触した際にも、支持部4は、窪み部分が頭皮と接触することなく、底面4Aにおける窪み部分以外の外周部が頭皮または頭髪と接触するようになされている。
ところで電極1は、被験者の脳波を測定する際に用いられる場合、該被験者の頭皮に耐乾性電解液染込部3の先端部3Aを接触させ、耐乾性電解液染込部3、電極素子2及び導線5を介して脳波信号を取得し得る。
従って電極1は、頭髪の存在や頭部の形状に個人差に関わらず、耐乾性電解液染込部3の先端部3Aが被験者の頭皮に接触する必要がある。
電極1は、図4(A)に示すように、頭髪が存在しない頭皮50において使用される場合、頭皮50方向に所定の押付力で押し付けられると、耐乾性電解液染込部3の先端部3Aが頭皮50に接触した状態となる。
このとき、電極1は、耐乾性電解液染込部3が支持部4の高さより若干長いものの、押付力により先端部3Aが縮み、支持部4の底面4Aが頭皮50に接触する。因みに、耐乾性電解液染込部3の先端部3Aは丸みを帯びているため、所定の押付力により電極1が頭皮50に押し付けられても、装着者にはほとんど痛みを与えることはない。
従って電極1は、頭髪が存在しない頭皮50において使用される場合、所定の押付力により耐乾性電解液染込部3の先端部3Aが頭皮50に接触した状態を維持し続けることができる。
また電極1は、支持部4の底面4Aが頭皮50に当接することにより、より広い面で頭皮50と接触するので、先端部3Aが頭皮50に接触した状態をより安定して維持し続けることができる。
一方、電極1は、図4(B)に示すように、頭髪51が存在する頭皮50において使用される場合、頭皮50方向に所定の押付力で押し付けられると、支持部4の底面4Aと頭皮50との間に頭髪51が挟まれ、その間の頭髪51の量に応じた分だけ支持部4が変形して高さ方向に収縮する。
そして電極1は、支持部4が高さ方向に収縮することにより、支持部4の底面4Aと頭皮50の間の高さ分だけ支持部4の底面4Aから耐乾性電解液染込部3の突出する部分が増加し、耐乾性電解液染込部3の先端部3Aが頭皮50と接触する。
なお耐乾性電解液染込部3は、直径が2mm程度であり先端部3Aが略半球状に形成されているため、電極1が所定の押付力で頭皮50に押し付けられる際、頭皮50との間で頭髪51を挟むことなく頭皮50に先端部3Aが接触する。
従って電極1は、頭髪51が存在する頭皮50において使用される場合、所定の押付力により、頭髪51が挟まれる支持部4の底面4Aと頭皮50の間の厚さ分だけ支持部4が厚さ方向に収縮する。従って電極1は、その分だけ耐乾性電解液染込部3が支持部4から突出して先端部3Aが頭皮50に接触した状態を維持し続けることができる。
このとき電極1は、支持部4の底面4Aが頭髪51を挟んで収縮変形しているので、元に戻ろうとする力により頭髪51を頭皮50側に押し付けることになり、その力で先端部3Aが頭皮50に接触した状態をより安定して維持し続けることができる。
[2.測定結果]
次に、電極1、図5に示す市販されている脳波測定用のコイル電極100、及び後述する脳波測定時において基準とされる電極(以下、これを基準電極とも呼ぶ)の抵抗値の測定結果を示す。
因みに、コイル電極100は、導線を含む本体部(株式会社デジテックス研究所社製AP−C300)101における電極面に円コイル型の電極チップ(株式会社デジテックス研究所社製AP−P110m)102が導電性の両面接着テープで接着される。
なお、抵抗値の測定は、PolymateII(株式会社デジテックス研究所社製/AP216)に付属されるソフトウェアにおけるインピーダンスチェックモードにより測定された。
また、抵抗値を測定する際には、電極1及びコイル電極100がそれぞれ装着者の頭頂付近に配置され、また基準電極が装着者の耳朶に配置され、これら電極とは別に装着者の耳朶に配置された電極をこの測定における基準の電極として用いて測定された。
測定結果を図6に示す。なお、抵抗値を測定する際には医療用スタンダードである10[kΩ]がレンジに設定された。測定結果は、基準電極の抵抗値は34[kΩ]、コイル電極100の抵抗値は100[kΩ]を超えており、電極1の抵抗値は脳波測定における許容範囲である88[kΩ]となった。従って電極1は、脳波を測定するために十分な抵抗値であることがわかる。
このように、頭皮は皮脂分泌が多いことに加えて代謝も早く角質層ができやすいので、コイル電極100のようなドライ電極では抵抗値が大きく脳波の測定は困難である。これに対して電極1は、耐乾性電解液染込部3に耐乾性電解液が染み込まれた湿式電極であるため、皮脂分泌が多く角質層ができやすくても、十分に脳波を測定することができる。
次に、基準電極を耳朶に配置し、頭頂に配置された電極1及びコイル電極100で測定された脳波を図7に示す。図7からも明らかなように、電極1及びコイル電極100は、ほぼ同じ振幅の脳波を測定できていることがわかる。従って電極1は、市販されている電極と同様に脳波を正確に測定することができる。
[3.生体信号検出装置の全体構成]
図8に、電極1を用いた生体信号検出装置10の全体構成を示す。生体信号検出装置10は、頭部を支持可能な支持体(以下、これをヘアバンド部とも呼ぶ)11を有する。このヘアバンド部11は、弾力をもつ板状のプラスチック材又は金属材でなりC字状に形成される。
ヘアバンド部11には、C字状に湾曲した内側の面における所定の位置(装着された際に装着者の頭頂と対向する位置)に電極1が取り付けられる。
ヘアバンド部11の一端及び他端側には、ゴム等の材質でなる滑り止め部12及び13がそれぞれ設けられる。この滑り止め部12及び13はその先端が湾曲状とされ、頭部に対する食い込みを防止し得るようになされている。
生体信号検出装置10は、装着者に装着された際、滑り止め部12、13及び電極1が該装着者に接触することにより3点支持されるとともに、電極1を装着者の頭皮に押し付ける押付力を発生させる。
これにより生体信号検出装置10は、耐乾性電解液染込部3の先端部3Aを装着者の頭皮に接触した状態を維持させ続けることができる。
[4.生体信号検出装置の回路構成]
図9において、生体信号検出装置10の所定の位置に設けられた信号処理部20を示す。この信号処理部20は、差動アンプ31、フィルタ32、A/D(Analog/Digital)変換部33、解析部34、メモリ35及び通信部36を含む構成とされる。
差動アンプ31は、電極1と、例えば装着者の耳朶に配される基準電極(図示せず)との電位差を脳波信号として増幅し、該増幅した生体信号をフィルタ32に与える。
フィルタ32には、測定対象とすべき周波数帯域が設定される。フィルタ32は、設定される周波数帯域以外の信号成分を除去し、該除去した脳波信号をA/D変換部33に与える。
この実施の形態では、測定対象とすべき周波数帯域は脳波に対応する周波数帯域とされ、該脳波に対応する周波数帯域以外の信号成分が除去された脳波信号がA/D変換部33に与えられる。
ちなみに脳波に対応する周波数帯域には、デルタ波(1〜3[Hz])、シータ波(4〜7[Hz])、アルファ波(8〜13[Hz])、ベータ波(14〜30[Hz])、ガンマ波(31〜64[Hz])、オメガ波(65〜128[Hz])、ロー波(129〜512[Hz])、シグマ波(513〜1024[Hz])があるが、これら一部又は全部が測定対象とすべき周波数帯域として、所定の操作部で変更可能に設定される。
A/D変換部33は、脳波信号をディジタルデータ(以下、これを脳波データとも呼ぶ)に変換し、該脳波データを解析部34に与える。
解析部34は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びCPUのワークメモリであるRAM(Random Access Memory)を含む構成とされる。このROMには、解析処理を実行させるプログラムなどが記憶される。
解析部34は、測定の開始命令を受けた場合、ROMに格納されるプログラムをRAMに展開し、該プログラムにしたがって各種処理を実行するようになされており、A/D変換部33から与えられる脳波データをメモリ35に記憶する。
また解析部34は、A/D変換部33から与えられる脳波データに基づいて、ノンレム睡眠又はレム睡眠のステージを判定し、その判定結果を脳波データに関連付けるようになされている。
なお、ステージの判定は、例えば、単位時間当たりのデルタ波、シータ波又はアルファ波などの出現率や、所定の出現率が持続する期間などを要素として判定される。
通信部36は、例えば無線通信により、解析部34から与えられる脳波データやメモリ35に記憶された脳波データを操作部からの命令に応じて、所定の外部機器に送信し得るようになされている。
[5.動作及び効果]
以上の構成において、電極1は、頭髪を挟むことなく頭皮に接触できる程度の太さ(例えば2mm)に形成された耐乾性電解液染込部3が導電性の電極素子2に複数接続される。この耐乾性電解液染込部3は、保水性(耐乾性)を有する液(グリセリン)及び導電性を有する液(生理食塩水)を含む耐乾性電解液が染み込まれている。
これにより、電極1では、先端部3Aが被験者の頭皮50に接触した際、耐乾性電解液染込部3を介して脳波信号を電極素子2に伝達することができる。このとき電極1は、上述したように脳波信号を測定するために十分な抵抗値であるため、脳波信号を正確に測定できる。
また電極1は、耐乾性電解液に耐乾性を有する液(グリセリン)が含まれているため、導電性を有する液(生理食塩水)の蒸発を抑えることができるので、長時間の測定に用いられる場合であっても安定して脳波を測定することができる。
また電極1は、耐乾性電解液染込部3が挿通される孔を有し、頭皮50と接触する底面4Aが該耐乾性電解液染込部3より十分に大きい、収縮性を有する支持部4が設けられる。
これにより電極1は、耐乾性電解液染込部3の先端部3Aが頭皮50に接触した際に、より広い面積を有する支持部4の底面4Aが頭皮50又は頭髪51と接触することになるので、先端部3Aが頭皮50に接触した状態をより安定して維持し続けることができる。
また電極1は、被験者の頭髪51が存在する場合であっても、頭髪51が挟まれる支持部4の底面4Aと頭皮50の間の厚さ分だけ支持部4が高さ方向に収縮する。従って電極1は、元に戻ろうとする力により頭髪51を頭皮50側に押し付けることになるので、その力で先端部3Aが頭皮50に接触した状態をより安定して維持し続けることができる。
また支持部4は、耐乾性電解液染込部3がほとんどの部分を覆うように密着して挿通されているため、該耐乾性電解液染込部3に染み込まれた耐乾性電解液の乾燥を抑えることができ、より長時間の測定が可能となる。
以上の構成によれば、頭髪を掻き分けて頭皮に接触できる程度の太さに形成され、耐乾性電解液が染む込まれた耐乾性電解液染込部3が導電性の電極素子2に複数接続される。これにより耐乾性電解液染込部3の先端部3Aを頭皮50に容易に接触させることができ、また導電性を有する液の蒸発を抑えることができるので、長時間、安定した脳波測定を行うことができる。
<2.他の実施の形態>
上述した実施の形態においては、耐乾性電解液染込部として芯棒3Bに繊維片3が巻きつけられた耐乾性電解液染込部3が用いられるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他の形状を有する耐乾性電解液染込部が用いられてもよい。
その一例として、図10(A)に示すように、コイル電極100の耐乾性電解液染込部103は、全体として略円形状に形成され、芯棒103Bに繊維片103Cが巻きつけられ、先端部103が丸みを帯びた略円錐形に形成される。
また別例として、図10(B)に示すように、電極200の耐乾性電解液染込部203は、全体として略円形状に形成され、先端部203Aが略半球状をした圧縮フェルト棒でなる。圧縮フェルト棒でなる耐乾性電解液染込部203は、毛細管現象により耐乾性電解液を内部に蓄えておくことができ、これにより先端部203Aに頭皮50が接触した場合、脳波信号を電極素子2に伝達することができる。また圧縮フェルト棒でなる耐乾性電解液染込部203は、頭皮50に接触した際に折れ曲がることがない程度の強度を有する。
さらに別例として、図10(C)に示すように、電極300の耐乾性電解液染込部303は、全体として略円形状に形成され、先端部303Aが略円錐形をした圧縮フェルト棒でなる。
このように、耐乾性電解液染込部としては、耐乾性電解液を内部に含有しておくことができ、かつ頭皮と接触した際に折れ曲がらない程度の強度を有する材質が適応できる。
また上述した実施の形態においては、耐乾性電解液染込部の直径が約2mmである場合について説明したが、本発明はこれに限らず、頭髪を頭皮との間で挟むことなく該頭皮に到達できる程度の太さであればよく、約2mm以下とされる。
また上述した実施の形態においては、耐乾性電解液として、生理食塩水及びグリセリンが3:7の割合で混合されるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、導電性と保液性との観点から、それぞれの性質を十分に保つことができるのであれば、生理食塩水とグリセリンとの割合が1:1などである耐乾性電解液を用いるようにしても良い。
また上述した実施の形態においては、耐乾性電解液における生理食塩水の蒸発を防ぐためにグリセリンが配合されるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、生理食塩水の蒸発を防ぐために、生理食塩水に対してヒアルロン酸、コラーゲンなどの保水性の高い物質を混合した耐乾性電解液を用いるようにしても良い。
また上述した実施の形態においては、耐乾性電解液に導電性を有するために、生理食塩水を用いるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、導電性を有するのであれば、例えば塩化カリウム水溶液を用いるようにしても良い。
また上述した実施の形態においては、支持部4が略円錐台形に形成されている場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば底面及び上面が例えば電極素子2と略同一面積である略円柱形状に形成されるようにしても良い。
また上述した実施の形態においては、支持部4は何も染み込まれていない場合について説明したが、本発明はこれに限らず、支持部4に耐乾性電解液を染み込ませるようにしてもよい。この場合、電極1は、支持部4と耐乾性電解液染込部3とが当接しているため、支持部4から耐乾性電解液染込部3へ耐乾性電解液が流入し、より長時間の測定に用いることができる。
また上述した実施の形態においては、電極1を被験者の頭皮に接触させる装置として生体信号検出装置10を適応するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えばヘッドギアなどのように所定の保持手段によって電極1を被験者の頭皮に接触させるようにしてもよい。すなわち、電極1を被験者の頭皮に押し続けるための押付力を発生させるものであればその保持手段は問わない。
また上述した実施の形態においては、耐乾性電解液を耐乾性電解液染込部3に染み込ませるだけにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、耐乾性電解液を蓄えておく容器を例えば電極素子2の耐乾性電解液染込部3とは反対面側に設け、該容器と耐乾性電解液染込部3とを例えば繊維材などで接続するようにしてもよい。
また上述した実施の形態においては、電極素子として電極素子2、耐乾性電解液染込部として耐乾性電解液染込部3が設けられるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる電極素子、耐乾性電解液染込部を設けるようにしても良い。
本発明は、医用産業やゲーム産業などにおいて利用可能性を有する。
1……電極、2……電極素子、3……耐乾性電解液染込部、4……支持部、5……導線、10……生体信号検出装置、11……バンド部、12、13……滑り止め部、20……信号処理部、31……差動アンプ、32……フィルタ、33……A/D変換部、34……解析部、35……メモリ、36……通信部。

Claims (5)

  1. 導電性の材質でなり、面を有する電極素子と、
    上記電極素子の面に所定間隔離間して複数接続され、頭髪を頭皮との間で挟むことなく該頭皮に接触できる程度の太さに形成され、耐乾性を有する液及び導電性を有する液を含む耐乾性電解液が染み込まれる耐乾性電解液染込部と
    上記耐乾性電解液染込部と同程度の高さで形成され、該耐乾性電解液染込部の太さより大きな面積でなる面に該耐乾性電解液染込部が挿通される孔が貫通して設けられ、上記耐乾性電解液染込部が該孔に挿通された状態で上記耐乾性電解液染込部の上記電極素子とは反対側の先端が被験者の頭皮に所定の押付力で押し付けられる際に、該被験者の頭皮との間で挟まれた頭髪の厚さ分だけ収縮する収縮性を有する支持部と
    を有する生体信号検出電極。
  2. 上記支持部は、
    上記耐乾性電解液が染み込まれ、上記孔に上記耐乾性電解液染込部が挿通された状態で上記耐乾性電解液染込部と接触する
    請求項に記載の生体信号検出電極。
  3. 上記支持部は、
    上記電極素子側の面より、該面とは反対側の面の面積の方が大きい
    請求項に記載の生体信号検出電極。
  4. 互いに隣接する上記耐乾性電解液染込部同士が、該耐乾性電解液染込部の直径より離間している
    請求項1に記載の生体信号検出電極。
  5. 導電性の材質でなり、面を有する電極素子と、上記電極素子の面に所定間隔離間して複数接続され、頭髪を頭皮との間で挟むことなく該頭皮に接触できる程度の太さに形成され、耐乾性を有する液及び導電性を有する液を含む耐乾性電解液が染み込まれる耐乾性電解液染込部と、上記耐乾性電解液染込部と同程度の高さで形成され、該耐乾性電解液染込部の太さより大きな面積でなる面に該耐乾性電解液染込部が挿通される孔が貫通して設けられ、上記耐乾性電解液染込部が該孔に挿通された状態で上記耐乾性電解液染込部の上記電極素子とは反対側の先端が被験者の頭皮に所定の押付力で押し付けられる際に、該被験者の頭皮との間で挟まれた頭髪の厚さ分だけ収縮する収縮性を有する支持部とを有する電極と、
    上記電極を装着者の頭皮に所定の押付力で押し付ける押付手段と
    を有する生体信号検出装置。
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