JP5515226B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
従来、プリンタや複写機等の画像形成装置において、記録用紙上に転写されたトナー像を、熱源により加熱される定着ベルトと、加圧ロールとで形成されるニップ部に通して、熱と圧力の作用でトナーを溶融して定着する定着装置が利用されている。
ここで、定着ベルト及び加圧ロールを用いた定着装置の一例として、定着ベルトの両端を定着ベルトの外径よりも大きい内径を有する軸受部材で保持して、加圧ロールと接触させたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許3738615号
特許文献1の定着装置では、ニップ部形状が定着ベルトの幅方向で同じとなっており、加圧ロールで回転駆動を行っている。
本発明は、定着部材の直接駆動が容易となり、袋状物にトナー像を定着するときにしわが生じにくくなる定着装置を得ることを目的とする。
本発明の請求項1に係る定着装置は、両端部が回転可能に支持された無端状の定着部材と、前記定着部材を加熱する加熱手段と、両端部が回転可能に支持された無端状のベルト部材からなり、前記定着部材との圧接により変形する加圧部材と、前記加圧部材の内側に設けられ、前記定着部材と共に前記加圧部材を挟む加圧パッドと、前記定着部材の端部に取付けられ駆動力が伝達される定着ギアと、前記定着部材の内側または外側に配置され、前記定着部材の端部の断面形状を略円形に保持する保持部材とを備え、前記定着部材と前記加圧部材との圧接部において、前記定着部材の軸方向断面形状が前記定着部材の端部付近では前記定着部材側が凸形状であり、前記定着部材の中央部付近では平坦となっていることを特徴としている。
本発明の請求項に係る定着装置は、前記定着部材は、厚さが50μm以上の円筒体からなり、前記加圧部材と接触する接触部での面圧が0.5kgf/cm以上とされていることを特徴としている。
本発明の請求項に係る定着装置は、前記加圧部材は、発泡スポンジ体からなる弾性層を有することを特徴としている。
本発明の請求項に係る定着装置は、前記保持部材と前記定着ギアが一体成形されていることを特徴としている。
本発明の請求項に係る定着装置は、前記加熱手段は、磁界を発生させる磁界発生手段を有し、前記定着部材は、前記磁界によって電磁誘導加熱される発熱層を有することを特徴としている。
本発明の請求項に係る定着装置は、前記定着部材は、前記発熱層の前記磁界発生手段と反対側の面に接する感温層を有し、該感温層の透磁率が連続的に低下し始める透磁率変化開始温度が、定着設定温度以上で且つ前記定着部材の耐熱温度以下の温度領域にあることを特徴としている。
本発明の請求項に係る画像形成装置は、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の定着装置と、露光光を出射する露光部と、前記露光光で形成された潜像を現像剤で顕在化して現像剤像を形成する現像部と、前記現像部で顕在化された前記現像剤像を記録媒体上に転写する転写部と、前記転写部で前記現像剤像が転写された記録媒体を前記定着装置に搬送する搬送部と、を備えたことを特徴としている。
請求項1の発明は、本構成を有していない場合に比較して、定着部材の直接駆動が容易となり、定着部材と加圧部材との圧接部における軸方向断面形状を変化させることができるため、様々な記録媒体をより適切な圧接状態で定着することができる。さらに、本構成を有していない場合に比較して、加圧パッドの形状や剛性等の調整により定着部材と加圧部材との圧接形状の調整がより容易になる。
さらに、本構成を有していない場合に比較して、封筒等の、複数の紙を重ねた記録媒体にトナー像を定着するときのしわの発生を抑えることができる。
請求項の発明は、本構成を有していない場合に比較して、定着部材の内側から加圧部材に対し押圧する部材を別途設けなくても定着に十分な圧力を得ることができるため、定着部材の内面に摺動が生じるのを抑えられる。
請求項の発明は、本構成を有していない場合に比較して、定着部材の端部を円形に保持することが容易となる。
請求項の発明は、本構成を有していない場合に比較して、定着装置の部品点数を減らすことができる。
請求項の発明は、本構成を有していない場合に比較して、定着部材の外表面を短時間で加熱できる。
請求項の発明は、本構成を有していない場合に比較して、非通紙領域の定着設定温度以上の昇温を抑えることができる。
請求項の発明は、本構成を有していない場合に比較して、封筒等の複数の紙を重ねた記録媒体に現像剤を定着しても、しわが生じにくくなる。
本発明の定着装置及び画像形成装置の第1実施形態を図面に基づき説明する。
図1には、画像形成装置としてのプリンタ10が示されている。プリンタ10は、プリンタ10の本体を構成する筐体12に光走査装置54が固定されており、光走査装置54に隣接する位置に、光走査装置54及びプリンタ10の各部の動作を制御する制御ユニット50が設けられている。
光走査装置54は、図示しない光源から出射された光ビームを回転多面鏡(ポリゴンミラー)で走査し、反射ミラー等の複数の光学部品で反射して、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及び ブラック(K)の各トナーに対応した光ビーム60Y、60M、60C、60Kを出射するようになっている。光ビーム60Y、60M、60C、60Kは、それぞれ対応する各感光体20Y、20M、20C、20Kに導かれる。
プリンタ10の下方側には、記録用紙Pを収納する用紙トレイ14が設けられている。用紙トレイ14の上方には、記録用紙Pの先端部位置を調整する一対のレジストロール16が設けられている。また、プリンタ10の中央部には、画像形成ユニット18が設けられている。画像形成ユニット18は、前述の4つの感光体20Y、20M、20C、20Kを備えており、これらが上下一列に並んでいる。
感光体20Y、20M、20C、20Kの回転方向上流側には、感光体20Y、20M、20C、20Kの表面を帯電する帯電ローラ22Y、22M、22C、22Kが設けられている。また、感光体20Y、20M、20C、20Kの回転方向下流側には、Y、M、C、Kの各トナーをそれぞれ感光体20Y、20M、20C、20K上に現像する現像器24Y、24M、24C、24Kが設けられている。
一方、感光体20Y、20Mには第1中間転写体26が接触し、感光体20C、20Kには第2中間転写体28が接触している。そして、第1中間転写体26、第2中間転写体28には第3中間転写体30が接触している。第3中間転写体30と対向する位置には、転写ロール32が設けられている。転写ロール32と第3中間転写体30との間を記録用紙Pが搬送され、第3中間転写体30上のトナー像を記録用紙Pに転写させる。
記録用紙Pが搬送される用紙搬送路34の下流には、定着装置100が設けられている。定着装置100は、定着ロール102と加圧ロール104を有しており、記録用紙Pを加熱・加圧してトナー像を記録用紙Pに定着させる。トナー像が定着された記録用紙Pは、用紙搬送ロール36でプリンタ10の上部に設けられたトレイ38に排出される。
ここで、プリンタ10の画像形成について説明する。
画像形成が開始されると、各感光体20Y〜20Kの表面が帯電ローラ22Y〜22Kによって一様に帯電される。光走査装置54から出力画像に対応した光ビーム60Y〜60Kが、帯電後の感光体20Y〜20Kの表面に照射され、感光体20Y〜20K上に各色分解画像に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像に対して、現像器24Y〜24Kが選択的に各色、すなわちY〜Kのトナーを付与し、感光体20Y〜20K上にY〜K色のトナー像が形成される。
その後、マゼンタ用の感光体20Mから第1中間転写体26にマゼンタのトナー像が一次転写される。また、イエロー用の感光体20Yから第1中間転写体26にイエローのトナー像が一次転写され、第1中間転写体26上で前記マゼンタのトナー像に重ね合わされる。
一方、同様にブラック用の感光体20Kから第2中間転写体28にブラックのトナー像が一次転写される。また、シアン用の感光体20Cから第2中間転写体28にシアンのトナー像が一次転写され、第2中間転写体28上で前記ブラックのトナー像に重ね合わされる。
第1中間転写体26へ一次転写されたマゼンタとイエローのトナー像は、第3中間転写体30へ二次転写される。一方、第2中間転写体28へ一次転写されたブラックとシアンのトナー像も、第3中間転写体30へ二次転写される。ここで、先に二次転写されているマゼンタ 、イエローのトナー像と、シアン、ブラックのトナー像とが重ね合わされ、カラー(3色)とブラックのフルカラートナー像が第3中間転写体30上に形成される。
二次転写されたフルカラートナー像は、第3中間転写体30と転写ロール32との間のニップ部に達する。そのタイミングに同期して、レジストロール16から記録用紙Pが当該ニップ部分に搬送され、記録用紙P上にフルカラートナー像が三次転写(最終転写)される。
この記録用紙Pは、その後、定着装置100に送られ、定着ロール102と加圧ロール104とのニップ部を通過する。その際、定着ロール102と加圧ロール104とから与えられる熱と圧力との作用により、フルカラートナー像が記録用紙Pに定着する。定着後、記録用紙Pは用紙搬送ロール36によりトレイ38に排出され、記録用紙Pへのフルカラー画像形成が終了する。
次に、本実施形態に係る定着装置100について説明する。
図2(a)に示すように、定着装置100は、記録用紙Pの進入又は排出を行うための開口が形成された筐体120を備えている。筐体120の内部には、矢印A方向へ回転する無端状の定着ロール102が設けられている。定着ロール102の両端部には、図示しないギヤが接着されている。
定着ロール102の外周面と対向する位置には、絶縁性の材料で構成されたボビン108が配置されている。ボビン108は、定着ロール102の外周面に倣った略円弧状に形成されており、定着ロール102とは反対側の面の略中央部から凸部108Aが突設されている。ボビン108と定着ロール102との間隔は1〜3mm程度となっている。
ボビン108には、通電によって磁界Hを発生する励磁コイル110が、凸部108Aを中心として軸方向(図2(a)の紙面奥行き方向)に複数回巻き回されている。励磁コイル110と対向する位置には、ボビン108の円弧状に倣って略円弧状に形成された磁性体コア112が配置され、ボビン108に支持されている。
一方、定着ロール102の外周面には、定着ロール102の回転に対して矢印B方向に従動回転する加圧ロール104が圧接されている。
加圧ロール104は、アルミニウム等の金属からなる芯金106の周囲に、厚さ5mmの発泡シリコンゴムスポンジ弾性層を設け、さらに発泡シリコンゴムスポンジ弾性層の外側に、厚さ50μmのカーボン入りPFAからなる離型層を被覆した構成となっている。芯金106の周囲に設けられるスポンジ弾性層は、例えば芯金106の長手方向に貫通する複数の貫通孔を有しているものを用いてもよい。
定着ロール102の表面で、励磁コイル110と対向しない領域で且つ記録用紙Pの排出側の領域には、定着ロール102表面の温度を測定するサーミスタ118が接触して設けられている。サーミスタ118は、定着ロール102表面から与えられる熱量に応じて抵抗値が変化することで、定着ロール102表面の温度を計測する。サーミスタ118の接触位置は、記録用紙Pのサイズの大小によって測定値が変わらないように、定着ロール102の軸方向(図2の紙面奥行き方向)の略中央部となっている。
図3に示すように、サーミスタ118は、配線132を介して、前述の制御ユニット50(図1参照)の内部に設けられた制御回路134に接続されている。また、制御回路134は、配線136を介して通電回路138に接続されており、通電回路138は、配線140、142を介して前述の励磁コイル110に接続されている。通電回路138は、制御回路134から送られる電気信号に基づいて駆動又は駆動停止され、配線140、142を介して励磁コイル110に所定の周波数の交流電流を供給(矢印方向)又は供給停止するようになっている。
ここで、制御回路134は、サーミスタ118から送られた電気量に基づいて定着ロール102表面の温度を測定し、この測定温度と予め記憶させてある定着設定温度(本実施形態では170℃)と比較する。そして、測定温度が定着設定温度よりも低い場合は、通電回路138を駆動して励磁コイル110に通電し、磁気回路としての磁界H(図2(a)参照)を発生させる。また、測定温度が定着設定温度よりも高い場合は、通電回路138を停止するようになっている。
次に、定着ロール102の構成について説明する。
図2(b)に示すように、定着ロール102は、内側から外側に向けて基層130、発熱層128、弾性層126、及び離型層124で構成されており、これらが積層され一体となっている。また、定着ロール102は、直径が30mm、幅方向長さが300mmとなっている。
基層130は、発熱層128(あるいは定着ロール102)の耐熱温度(熱による変形が始まる温度)以下で、定着装置100の定着設定温度(定着ロール102で必要とされる定着温度)以上の温度領域に、透磁率が連続的に低下し始める透磁率変化開始温度を有するいわゆる感温磁性金属で構成されている。
本実施形態では、定着装置100の耐熱温度240℃、定着設定温度170℃として、透磁率変化開始温度が200℃程度のスチールを基層130に用いている。これにより、基層130は、透磁率変化開始温度より低い温度では強磁性体となり、前述の磁界H(図2(a)参照)を侵入させる。透磁率変化開始温度より高い温度では、非磁性化(常磁性体化)して磁界Hの磁束貫通量が多くなる。
また、基層130は、定着ロール102の強度を保持するためのベースであるため、厚さ50〜200μmで設定されることが好ましい。このため、本実施形態では、基層130の厚さを90μmとしている。なお、基層130には、スチールやステンレスの他に、鉄、ニッケル、クロム、シリコン、ホウ素、ニオブ、銅、ジルコニウム、コバルト等の金属、又はこれらの合金やこれらからなる多層クラッドメタルなどで構成される金属材料が用いられる。多層クラッドメタルの場合には発熱層を含めた少なくとも2層以上の異種金属からなるものを選択してもよい。
ここで、基層130の温度が透磁率変化開始温度以下の場合は、基層130が強磁性体であるため、発熱層128を貫通した磁界Hは、基層130に侵入して閉磁路を形成し、磁界Hを強める。これにより、発熱層128の発熱量を十分得られる。また、基層130の温度が透磁率変化開始温度以上の場合は、磁界Hは基層130を貫通して磁界Hが弱まる。
一方、発熱層128は、前述の磁界Hを打ち消す磁界を生成するように渦電流が流れる電磁誘導作用により発熱する金属材料で構成され。また、発熱層128は、磁界Hの磁束を貫通させるために表皮深さよりも薄く構成される必要がある。用いられる金属材料としては、例えば、金、銀、銅、アルミニウム、亜鉛、錫、鉛、ビスマス、ベリリウム、アンチモン、又はこれらの合金の金属材料を用いることができる。
本実施形態では、定着装置100のウォームアップ時間を短くするためにも、発熱層128の厚さは、できるだけ薄くした方がよく、発熱層128として汎用電源が活用できる交流周波数20kHz〜100kHzの範囲において、厚さ2〜20μm、固有抵抗を2.7×10−8Ωcm以下の非磁性金属材料を用いることで必要な発熱量を効率よく得ることが可能な観点と、低コストの観点から、銅を用い、厚さ10μmとしている。
弾性層126は、優れた弾性と耐熱性が得られる等の観点から、シリコン系ゴム、又はフッ素系ゴムが用いられ、本実施形態ではシリコンゴムを用いている。本実施形態では、弾性層126の厚さを200μmとしている。なお、弾性層126の厚さは、200μm〜600μmの中で決定することが好ましい。
離型層124は、記録用紙P上で溶融されたトナーT(図2(a)参照)との接着力を弱めて、記録用紙Pを定着ロール102から剥離し易くするために設けられる。優れた表面離型性を得るためには、離型層124として、フッ素樹脂、シリコン樹脂、又はポリイミド樹脂が用いられ、本実施形態ではPFA(四フッ化エチレン・パーフルオロアルコキシエチレン共重合樹脂)を用いている。離型層124の厚さは30μmとしている。
なお、本発明では、基層130の厚さ、ないしは定着ロール102から弾性層126や離型層124を除いた剛性層(金属層)の厚さが50μm以上の厚さを有すると共に、15kgf〜20kgfの加圧をしたときに、ニップ部の面圧が0.5kgf/cm以上となる部材を定着ロールと定義し、これらの値より小さいものを定着ベルトとして定義する。
次に、定着ロール102及び加圧ロール104の断面状態について説明する。
図4(a)〜(c)に示すように、定着ロール102の一方の端部には、図示しない駆動モータによって駆動される駆動ギア115が取付けられている。駆動ギア115は、定着ロール102の内径と略等しい外径を有する円柱状の取付部115Aが突設されており、断面中央には、定着ロール102の長手方向に延びるシャフト114が圧入される貫通穴115Bが形成されている。ここで、駆動ギア115は、貫通穴115Bにシャフト114が圧入され、取付部115Aの外周面が定着ロール102の内面に接着されることによって取付けられている。
一方、定着ロール102の他方の端部には、キャップ部材116が取付けられている。キャップ部材116は、定着ロール102の内径と略等しい外径を有する円柱状の取付部116Aが突設されており、断面中央には、シャフト114が圧入される貫通穴116Bが形成されている。ここで、キャップ部材116は、駆動ギア115が定着ロール102に取付けられた後、シャフト114に貫通穴116Bが外挿圧入され、取付部116Aの外周面が定着ロール102の内面に接着されることによって取付けられている。
シャフト114の両端は、それぞれ、定着装置100の筐体120内に設けられた図示しないベアリングに挿通され、回転可能に支持されている。
定着ロール102と加圧ロール104が接触するニップ部117の両端部において、定着ロール102は、取付部115A及び取付部116Aによって内側から支持されるため、取付部115A及び116Aの外形に倣う形状となる。これにより、断面A−A’に示すように、ニップ部117の両端部における定着ロール102の断面形状が円形状に保持される。また、発泡スポンジからなる加圧ロール104は、定着ロール102の外周面に倣って変形し、径方向に窪んだ形状となる。
一方、ニップ部117の中央部において、定着ロール102は、内側から支持される部材が無いため、断面B−B’に示すように、断面形状が略平坦となる。
なお、ニップ部117の中央部の平坦度は、定着ロール102の剛性、加圧ロール104の剛性、及び取付部115A、116Aの取付箇所によって調整されるが、主に定着ロール102側の剛性を調整することにより、ニップ部117の平坦を実現している。なお、本発明において、取付部116Aを定着ロール102の内側から支持したが、外側から支持してもよく、定着ロール102の両端部の断面形状を外周面側から規制して円形状に保持することもできる。
次に、本発明の第1実施形態の作用について説明する。
図1〜図3に示すように、前述のプリンタ10の画像形成工程を経て、トナーTが転写された記録用紙P(あるいは封筒)が定着装置100に送られる。定着装置100では、制御ユニット50によって図示しない駆動モータが駆動され、駆動ギア115が回転して、定着ロール102が矢印A方向へ回転する。加圧ロール104は、それに従動して矢印B方向へ回転する。このとき、制御回路134からの電気信号に基づいて通電回路138が駆動され、励磁コイル110に交流電流が供給される。
励磁コイル110に交流電流が供給されると、励磁コイル110の周囲に磁気回路としての磁界Hが生成消滅を繰り返す。そして、磁界Hが定着ロール102の発熱層128を横切ると、磁界Hの変化を妨げる磁界が生じるように発熱層128に渦電流が発生する。
発熱層128は、発熱層128の表皮抵抗、及び発熱層128を流れる渦電流の大きさに比例して発熱し、これによって定着ロール102が加熱される。定着ロール102表面の温度は、サーミスタ118で検知され、定着設定温度170℃に到達していない場合は、制御回路134が通電回路138を駆動制御して励磁コイル110に所定の周波数の交流電流を通電する。また、定着設定温度に到達している場合は、制御回路134が通電回路138の制御を停止する。
続いて、定着装置100に送り込まれた記録用紙Pは、所定の定着設定温度(170℃)となっている定着ロール102と、加圧ロール104とによって加熱押圧され、トナー画像が記録用紙P表面に定着される。定着装置100から排出された記録用紙Pは、用紙搬送ロール36によりトレイ38に排出される。
ここで、定着装置100において、袋状物の一例である封筒に定着を行う場合について説明する。
図5(b)に示すように、封筒PEは、定着ロール102側に面してトナー(像)Tが定着される上層PE1と、加圧ロール104側に面する下層PE2との外縁部が接着剤で貼り合わされた2層で構成されているものとする。なお、封筒PEは、横幅が100mm〜120mm程度のものとして図示しているが、これ以上の横幅のものであってもよい。また、封筒PEは、2層以上の複数層で構成されるものであってもよい。
図5(a)及び図5(b)に示すように、定着装置100において、定着ロール102が回転駆動され、加圧ロール104が従動回転される。続いて、トナーTが転写された封筒PEがニップ部117に進入する。
本実施形態との比較例として、ニップ部117が、加圧ロール104側に凸のニップ形状であった場合、上層PE1は、定着ロール102に引っ張られるようにして円弧状に反り、圧縮応力が作用して縮められることになる。一方、下層PE2は、同様に円弧状に反るが、上層PE1よりも外周側に位置するため、引張応力が作用する。ここで、封筒PEは、外縁部が接着されているため、上層PE1が縮んでも下層PE2は延びきれず、上層PE1と下層PE2に相対的なずれが発生して、しわが生じる。
一方、本発明の第1実施形態の定着装置100では、ニップ部117の形状は略平坦となっている。このため、封筒PEは、上層PE1及び下層PE2をそれぞれ円弧状に反らせる圧縮応力あるいは引張応力がほとんど作用せず、矢印F方向に直進しながら熱と圧力の作用によりトナーTが定着されるため、しわが生じにくくなる。
なお、定着ロール102の両端部は、取付部115A、116Aによって内側から支持されているため、回転中に断面形状が楕円状に変形するのを抑えられている。これにより、定着ロール102は、所定の線速度を保持しながら回転駆動される。
本発明の第1実施形態の定着装置100の他の実施例として、例えば、図6に示すような定着装置150を用いてもよい。
定着装置150は、定着ロール102の端部に駆動ギア152が設けられている。駆動ギア152は、定着ロール102の内径と略等しい外径を有する円柱状の取付部152Aが突設されており、断面中央には、シャフト114の外径よりも僅かに小径の貫通穴152Bが形成されている。ここで、駆動ギア152は、貫通穴152Bにシャフト114が圧入されて固定されている。
一方、シャフト114の軸方向における中央部側で、加圧ロール104の端部位置に相当する位置には、定着ロール102を内側から円形状に保持する保持板154が設けられている。保持板154は、断面中央に貫通穴154Aが形成されており、この貫通穴154Aにシャフト114が挿通されている。また、シャフト114には、周方向に沿って溝部が形成されており、この溝部にEリング156が係合されることにより、保持板154が、駆動ギア152から距離L離れた位置で位置決めされている。
定着装置150における定着ロール102は、保持板154及び駆動ギア152がシャフト114に取付けられた後、定着ロール102の内側にシャフト114を挿通し、駆動ギア152を接着することで組立てられる。
ここで、溝部の形成位置を変えることにより、シャフト114の軸方向における保持板154の位置が変わる。このように、保持板154を駆動ギア152と独立させ、加圧ロール104の端部から定着ロール102の端部の間で保持板154の位置を適宜決めることにより、定着ロール102の端部の円形状態を保持すると共に、ニップ部117の中央部の形状が略平坦に調整される。
次に、本発明の定着装置及び画像形成装置の第2実施形態を図面に基づき説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図7には、定着装置160が示されている。定着装置160は、第1実施形態の定着装置100の加圧ロール104に替えて、無端状の加圧ベルト162が用いられている。また、定着ロール102は、直径が26mm、長さが300mmで、基層130の材質がステンレス、厚さが110μm程度となっている。
加圧ベルト162は、厚さ60μmのポリイミドからなる無端ベルト状の基層上に、厚さ30μmのPFAからなる離型層が被覆された構成となっている。また、加圧ベルト162は、幅方向の長さが240mmとなっている。なお、加圧ベルト162は、フレキシビリティに富んだものがよいので、基層は定着ロール基層よりも薄く剛性が弱い金属であってもよく、例えば厚さ20〜40μmのスチールやステンレス、ニッケル電鋳などでもよい。金属にすると基層に電位を付与でき、加圧ベルト162の帯電量がポリイミドなどの樹脂より小さくできるため、静電的なトナーオフセットなどを抑制できる。
図7及び図8(a)に示すように、加圧ベルト162の内側略中央には、角柱状の支持部材164が設けられている。支持部材164には、軸方向両端面から外側へ向けて円柱状の支軸165がそれぞれ突設されており、支軸165の端部は、定着装置160の筐体120の側面部に固定されている。
支持部材164の一側面には、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等の耐熱性樹脂からなる略直方体状の加圧パッド166の一方の側面が接着されている。また、加圧パッド166の他方の側面は、加圧ベルト162の内周面に接触しており、定着ロール102と加圧ベルト162が接触するニップ部119を加圧している。ニップ部119に作用する荷重は20kgfであり、ニップ幅は6mmである。一方、加圧ベルト162の両端部内側には、加圧ベルト162の内径と略等しい外径を有する円筒状のキャップ部材168がそれぞれ取付けられている。キャップ部材168は、中央にベアリング170が嵌合固定されている。ここで、加圧ベルト162内に支持部材164及び加圧パッド166が配置された後、支軸165にベアリング170の穴部170Aが外挿されると共に、外周面が加圧ベルト162の内側に接着されることにより、キャップ部材168が加圧ベルト162の両端部に取付けられる。これにより、加圧ベルト162は、支軸165を中心として回転可能に支持され、定着ロール102の回転によって従動回転する。
次に、定着ロール102及び加圧ベルト162の断面状態について説明する。
図8(a)〜(c)に示すように、定着ロール102の一方の端部には、駆動ギア115が取付けられ、他方の端部には、キャップ部材116が取付けられている。ニップ部119の両端部において、定着ロール102は、取付部115A及び取付部116Aによって内側から支持されるため、断面C−C’に示すように断面形状が円形状に保持される。また、加圧ベルト162は、定着ロール102の外周面に倣って変形し、径方向に窪んだ形状となる。
ニップ部119の中央部では、定着ロール102は、内側から支持される部材が無いため、加圧ベルト162を介した加圧パッド166の剛性に従う。これにより、断面D−D’に示すように、ニップ部119の中央部における定着ロール102の断面形状が略平坦となる。
ニップ部119の幅は、定着ロール102と支持部材164がそれぞれ荷重を受けてたわむことによって、両端部における幅よりも中央部における幅の方が狭くなる。本実施形態では、軸方向に均一なニップ幅を得るために定着ロール102と支持部材164の軸方向のたわみ補正を加圧パッド166で行うことができる。補正するためには、加圧パッド166の軸方向の高さを端部より中央部を大きくすることで簡単に調整できる。または、支持部材164の加圧パッド166側の厚さを中央部が凸になるように、たわみ量にあわせて厚くして調整してもよい。
なお、ニップ部119の中央部の平坦度は、定着ロール102の剛性、加圧ベルト162、加圧パッド166、支持部材164の剛性、加圧パッド166や支持部材164の形状、及び取付部115A、116Aの取付箇所などによって調整されるが、主に定着ロール102側の剛性と加圧パッド166や支持部材164を含む加圧ベルト162側の剛性とのバランスで調整することにより、ニップ部119の平坦を実現している。
次に、本発明の第2実施形態の作用について説明する。
図9に示すように、画像形成工程を経てトナーTが転写された封筒PEが、定着装置160のニップ部119に送られる。ニップ部119に送り込まれた封筒PEは、所定の定着設定温度(170℃)となって回転している定着ロール102と、定着ロール102に従動して回転している加圧ベルト162とによって加熱押圧され、トナー画像が封筒PE表面に定着される。封筒は紙が最大4〜5重にも重なっている箇所が存在するため、封筒の厚さが同一面内でも異なっている部分が存在しているので、しわになりやすい。
ここで、ニップ部119の形状が少なくとも封筒PEの通紙幅以上の領域において略平坦となっているため、封筒PEは、上層PE1及び下層PE2をそれぞれ円弧状に反らせる圧縮応力あるいは引張応力がほとんど作用せず、矢印F方向に直進しながら熱と圧力の作用によりトナーTが定着される。これにより、しわが生じにくくなる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
プリンタ10は、固体の現像剤を用いる乾式の電子写真方式だけでなく、液体現像剤を用いるものであってもよい。また、定着ロール102の加熱手段として、定着ロールの内側又は外側にヒータを配置したものであってもよい。
さらに、定着ロール102の温度の検知手段として、サーミスタ118の代わりに熱電対を用いてもよい。サーミスタ118の取付け位置は、定着ロール102の表面に限定されず、定着ロール102の内周面に取付けてもよい。この場合、定着ロール102の表面が摩耗しにくくなる。また、サーミスタ118は、加圧ロール104の表面に取付けてもよい。
また、本実施例の図8ではニップ部形状が、(断面C−C’で定着ロール側が凸、)断面D−D’で略平坦となるように加圧パッド166の形状を与えたが、これに限るものではなく、必要に応じて例えば(断面C−C’は定着ロール側が凸に、)断面D−D’では加圧ベルト側が凸になるように変化させてもよいし、ニップ部入口側から出口側に緩やかに凹から凸に変化するようにしてもよい。これは加圧パッド166の形状と剛性を適宜選択して調整すればよく、定着装置の用途や目的に合わせてニップ部形状を適宜変えることができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の全体図である。 (a)本発明の第1実施形態に係る定着装置の断面図である。(b)本発明の第1実施形態に係る定着ベルトの断面図である。 本発明の第1実施形態に係る定着ベルト及び加圧ロールの軸方向端部及び中央部の断面図である。 本発明の第1実施形態に係る制御回路及び通電回路の接続図である。 (a)本発明の第1実施形態に係る定着ベルトと加圧ロールで形成されるニップ部の形状を示す模式図である。(b)本発明の第1実施形態に係る定着装置におけるトナー像の定着状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る定着装置の他の実施例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る定着装置の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る定着ベルト及び加圧ロールの軸方向端部及び中央部の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る定着装置におけるトナー像の定着状態を示す断面図である。
符号の説明
10 プリンタ(画像形成装置)
24 現像器(現像部)
32 転写ロール(転写部)
34 用紙搬送路(搬送部)
54 光走査装置(露光部)
100 定着装置(定着装置)
102 定着ロール(定着部材)
104 加圧ロール(加圧部材)
110 励磁コイル(加熱手段、磁界発生手段)
115 駆動ギア(定着ギア)
115A 取付部(保持部材)
116A 取付部(保持部材)
117 ニップ部(圧接部)
128 発熱層(発熱層)
130 基層(感温層)
138 通電回路(加熱手段)
154 保持板(保持部材)
162 加圧ベルト(加圧部材、ベルト部材)
166 加圧パッド(加圧パッド)
P 記録用紙(記録媒体)
PE 封筒(記録媒体)
T トナー(現像剤)

Claims (7)

  1. 両端部が回転可能に支持された無端状の定着部材と、
    前記定着部材を加熱する加熱手段と、
    両端部が回転可能に支持された無端状のベルト部材からなり、前記定着部材との圧接により変形する加圧部材と、
    前記加圧部材の内側に設けられ、前記定着部材と共に前記加圧部材を挟む加圧パッドと、
    前記定着部材の端部に取付けられ駆動力が伝達される定着ギアと、
    前記定着部材の内側または外側に配置され、前記定着部材の端部の断面形状を略円形に保持する保持部材とを備え、
    前記定着部材と前記加圧部材との圧接部において、前記定着部材の軸方向断面形状が前記定着部材の端部付近では前記定着部材側が凸形状であり、前記定着部材の中央部付近では平坦となっていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記定着部材は、厚さが50μm以上の円筒体からなり、前記加圧部材と接触する接触部での面圧が0.5kgf/cm 以上とされていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記加圧部材は、発泡スポンジ体からなる弾性層を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記保持部材と前記定着ギアが一体成形されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 前記加熱手段は、磁界を発生させる磁界発生手段を有し、
    前記定着部材は、前記磁界によって電磁誘導加熱される発熱層を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記定着部材は、前記発熱層の前記磁界発生手段と反対側の面に接する感温層を有し、該感温層の透磁率が連続的に低下し始める透磁率変化開始温度が、定着設定温度以上で且つ前記定着部材の耐熱温度以下の温度領域にあることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の定着装置と、
    露光光を出射する露光部と、
    前記露光光で形成された潜像を現像剤で顕在化して現像剤像を形成する現像部と、
    前記現像部で顕在化された前記現像剤像を記録媒体上に転写する転写部と、
    前記転写部で前記現像剤像が転写された記録媒体を前記定着装置に搬送する搬送部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置
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