JP5513333B2 - 動画像符号化装置、動画像符号化方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る動画像符号化装置AAの構成を示すブロック図である。動画像符号化装置AAは、イントラ符号化予測値生成部1、インター符号化予測値生成部2、モード判定制御部3、DCT/量子化部4、IDCT/逆量子化部5、エントロピー符号化部6、第1のローカルメモリ7、および第2のローカルメモリ8を備え、マクロブロック単位で符号化を行う。
R−D最適化法に基づく設定方法には、フレームでのR−Dコスト比較による設定方法と、各小数画素位置を参照する動きベクトルに限定したR−Dコスト比較による設定方法と、がある。
フレームでのR−Dコスト比較による設定方法では、まず、同一フレーム内の全ての小数画素位置のそれぞれについて、予め定められた複数種類の補間フィルタ係数のそれぞれを用いて符号化する。例えば、N種類の補間フィルタ係数について、M個の小数画素位置が存在する場合には、NM通りの符号化を行うこととなる。なお、上述の予め定められた複数種類の補間フィルタ係数は、例えば非特許文献1に記載の手法により、定めることができる。
各小数画素位置を参照する動きベクトルに限定したR−Dコスト比較による設定方法では、まず、フレーム単位でR−Dコスト値Jを算出する。例えば、P種類の補間フィルタ係数について、Q個の小数画素位置が存在する場合には、P×Q通りの符号化を行うこととなる。なお、上述の予め定められた複数種類の補間フィルタ係数は、例えば、非特許文献1に記載の手法により、定めることができる。また、小数画素位置のうち、補間フィルタ係数を設定する小数画素位置を除くものについては、上述の非特許文献1に記載の手法により求めることのできる補間フィルタ係数を用いる。また、R−Dコスト値Jの算出は、上述の式(1)により行う。
予測誤差情報に基づく設定方法には、フレームでの予測誤差情報比較による設定方法と、各小数画素位置を参照する動きベクトルに限定した予測誤差情報比較による設定方法と、がある。ここで、予測誤差情報とは、予測誤差に関する絶対値和(SAD;Sum of Absolute Difference)、または、予測誤差に関する2乗誤差和(SSD;Sum of Square Difference)のことである。
フレームでの予測誤差情報比較による設定方法では、まず、上述のフレームでのR−Dコスト比較による設定方法と同様に、同一フレーム内の全ての小数画素位置のそれぞれについて、予め定められた複数種類の補間フィルタ係数のそれぞれを用いて符号化する。次に、符号化に用いた補間フィルタ係数ごとに、フレーム全体でのSADまたはSSDを算出する。
各小数画素位置を参照する動きベクトルに限定した予測誤差情報比較による設定方法では、まず、上述の各小数画素位置を参照する動きベクトルに限定したR−Dコスト比較による設定方法と同様に、フレーム単位でSADまたはSSDを算出する。なお、小数画素位置のうち、補間フィルタ係数を設定する小数画素位置を除くものについては、上述の非特許文献1に記載の手法により求めることのできる補間フィルタ係数を用いる。
図8は、動画像符号化装置AAの動作を示すフローチャートである。
図9は、本発明の一実施形態に係る動画像復号装置BBの構成を示すブロック図である。動画像復号装置BBは、符号化データ解析部110、予測手法制御部120、インター予測値生成部130、イントラ予測値生成部140、およびメモリ150を備え、動画像符号化装置AAにおいて生成された符号化データcを復号する。
BB・・・動画像復号装置
1・・・イントラ符号化予測値生成部
2・・・インター符号化予測値生成部
3・・・モード判定制御部
4・・・DCT/量子化部
5・・・IDCT/逆量子化部
6・・・エントロピー符号化部
7・・・第1のローカルメモリ
8・・・第2のローカルメモリ
21・・・フィルタ係数算出部
22・・・小数位置補間値生成部
23・・・動き補償処理部
110・・・符号化データ解析部
120・・・予測手法制御部
130・・・インター予測値生成部
140・・・イントラ予測値生成部
150・・・メモリ
131・・・小数位置補間値生成部
132・・・動き補償処理部
Claims (7)
- フレーム間予測において小数画素位置における補間値の参照を許容する動画像符号化装置であって、
小数画素位置ごとに補間フィルタ係数を設定する補間フィルタ係数設定手段と、
前記補間フィルタ係数設定手段により設定された補間フィルタ係数を用いて、動き補償予測画像を生成する予測画像生成手段と、を備え、
前記補間フィルタ係数設定手段は、
小数画素位置ごとに、予め定められた複数種類の補間フィルタ係数の中から1つを設定して、
フレームごとに、小数画素位置ごとに設定した補間フィルタ係数の数を、前記複数種類の補間フィルタ係数の種類間で等しくすることを特徴とする動画像符号化装置。 - 請求項1に記載の動画像符号化装置において、
前記補間フィルタ係数設定手段は、R−D最適化法におけるR−Dコストの評価値に基づいて、小数画素位置ごとに補間フィルタ係数を設定することを特徴とする動画像符号化装置。 - 請求項1に記載の動画像符号化装置において、
前記補間フィルタ係数設定手段は、予測誤差の絶対値和または2乗和の評価値に基づいて、小数画素位置ごとに補間フィルタ係数を設定することを特徴とする動画像符号化装置。 - 請求項2または3に記載の動画像符号化装置において、
前記補間フィルタ係数設定手段は、画面全体で前記評価値を評価し、評価結果に基づいて、小数画素位置ごとに補間フィルタ係数を設定することを特徴とする動画像符号化装置。 - 請求項2または3に記載の像画像符号化装置において、
前記補間フィルタ係数設定手段は、各小数画素位置を参照する動きベクトルに限定して前記評価値を評価し、評価結果に基づいて、小数画素位置ごとに補間フィルタ係数を設定することを特徴とする動画像符号化装置。 - フレーム間予測において小数画素位置における補間値の参照を許容する動画像符号化方法であって、
小数画素位置ごとに補間フィルタ係数を設定する第1のステップと、
前記第1のステップにおいて設定した補間フィルタ係数を用いて、動き補償予測画像を生成する第2のステップと、を備え、
前記第1のステップでは、
小数画素位置ごとに、予め定められた複数種類の補間フィルタ係数の中から1つを設定して、
フレームごとに、小数画素位置ごとに設定した補間フィルタ係数の数を、前記複数種類の補間フィルタ係数の種類間で等しくすることを特徴とする動画像符号化方法。 - フレーム間予測において小数画素位置における補間値の参照を許容する動画像符号化方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
小数画素位置ごとに補間フィルタ係数を設定する第1のステップと、
前記第1のステップにおいて設定した補間フィルタ係数を用いて、動き補償予測画像を生成する第2のステップと、をコンピュータに実行させ、
前記第1のステップでは、
小数画素位置ごとに、予め定められた複数種類の補間フィルタ係数の中から1つを設定して、
フレームごとに、小数画素位置ごとに設定した補間フィルタ係数の数を、前記複数種類の補間フィルタ係数の種類間で等しくするためのプログラム。
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JP2010212181A JP5513333B2 (ja) | 2010-09-22 | 2010-09-22 | 動画像符号化装置、動画像符号化方法、およびプログラム |
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