JP5501921B2 - 構造物用基礎構造およびその構築方法 - Google Patents

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この発明は、構造物用基礎構造およびその構築方法、特に、鋼矢板壁と斜杭とを組み合わせることによって、鋼矢板壁および斜杭の有する利点をそのまま生かすと共に、鋼矢板壁と斜杭とを組み合わせることによる相乗効果によって、合理的かつ経済的な基礎設計が可能な、構造物用基礎構造およびその構築方法に関するものである。
従来、構造物用基礎構造として、特許文献1(特開2006−348526号公報)には、図3の断面図に示すように、地盤21内に鉛直に構築された鉛直杭22と、鉛直杭22上に構築された、橋脚23等の構造物が構築されるフーチング24と、フーチング24から地盤21内に斜めに構築された斜杭25とからなる構造物用基礎構造が開示されている。以下、この構造物用基礎構造を従来技術1という。
従来技術1によれば、斜杭25に水平方向の剛性を負担させることができるので、鉛直杭22の剛性を軽減することができ、この結果、合理的かつ経済的な基礎設計が可能となる。
斜杭を用いる場合の斜杭25とフーチング24との結合方法には、図4および図5に示すように、斜杭25の杭頭部から伸ばしたアンカー鉄筋26をフーチング24に定着させる方法と、図示しないが、斜杭25自体をフーチング24内に埋め込む方法とがある。なお、図4は、斜杭とフーチングとの結合部分を示す平面図であり、図5は、図4のB−B線断面図である。何れの方法も斜杭25を確実にフーチング24に定着させるために、図4および図5中、(L)で示すように、斜杭25の外縁をフーチング24の端部から十分に離す必要がある。通常、この離す距離(L)は、250mm程度または斜杭25の半径以上(斜杭径が500mm以上の場合)である。
なお、斜杭25のアンカー鉄筋26をフーチング24に定着させる場合、フーチング24内に配された鉄筋27を回避しながらアンカー鉄筋26を配筋することが不可欠であるが、斜杭25のアンカー鉄筋26は、斜めに配されるので、フーチング24内に配された鉄筋27を回避しながら配筋することが困難である。
特許文献2(特開2008−184775号公報)に、斜杭とフーチングとの結合構造が開示されている。以下、この結合構造を従来技術2という。従来技術2は、図6の断面図に示すように、鋼管製斜杭25の頭部内にフーチング24に鉛直に定着させた杭主筋28を挿入し、斜杭25の頭部内にコンクリート29を充填して斜杭25と杭主筋28とを一体化させたものである。
従来技術2によれば、杭主筋28は、鉛直であるので、フーチング24内の鉄筋27との干渉を回避しながら容易に配筋することができ、しかも、杭主筋28と斜杭25とを強固に一体化することができるので、フーチング24と斜杭25とを強固に結合するとができる。しかし、杭主筋28を斜杭25内に挿入して一体化を図ることから、斜杭25の傾斜角度に限界がある。
一方、一般にフーチング24は、地表から0.5mから3.0m程度の深さに構築されるので、実際に構築するフーチングの寸法より広く地盤を掘削し、外型枠を設置してから外型枠内にコンクリートを打設し、その後、埋め戻しを行う場合が多い。
このようにしてフーチングを構築する場合、図7の一部切り欠き斜視図に示すように、地盤掘削時に仮土留として鋼矢板を地盤に打ち込んで鋼矢板壁30を構築し、地盤掘削後、鋼矢板壁30をそのまま残置し、鋼矢板壁30内に構築した鉛直杭22上にフーチング24を構築し、フーチング24と鋼矢板壁30とを連結する工法の一例が特許文献3(特開2008−240356号公報)に開示されている。以下、この工法を従来技術3という。
従来技術3によれば、地盤掘削時の外型枠が不用となるばかりか、鉛直杭22が受ける水平抵抗や引抜き抵抗の一部を鋼矢板壁30が分担することによって、従来の直接基礎より優れた耐震性能を得ることができる。
特開2006−348526号公報 特開2008−184775号公報 特開2008−240356号公報
上述したように、従来技術1によれば、斜杭25に水平方向の剛性を負担させることができるので、鉛直杭22の剛性を軽減することができるといった利点を有するが、斜杭25の外縁をフーチング24の端部から十分に離す必要があるので、杭の有する有利な軸方向剛性を有効に活用することができない。この結果、フーチング24の回転剛性を全体的に高めることができない。この問題は、斜杭25の径を太くして、水平剛性を高めれば解決することができるが、このようにすると建設コストが大幅に上昇する。
また、従来技術1によれば、フーチング24内に配された鉄筋27を回避しながら斜杭25のアンカー鉄筋26を配筋することが困難である。
この問題は、従来技術2により解決することができるが、杭主筋28を斜杭25内に挿入して一体化を図ることから、斜杭25の傾斜角度に限界がある。
従って、この発明の目的は、鋼矢板壁と斜杭とを組み合わせることによって、鋼矢板壁および斜杭の有する利点をそのまま生かすと共に、鋼矢板壁と斜杭とを組み合わせることによる相乗効果によって合理的かつ経済的な基礎設計が可能な構造物用基礎構造およびその構築方法を提供することにある。
この発明は、下記を特徴とするものである。
請求項1に記載の発明は、フーチングと、前記フーチングを取り囲むように地盤中に構築される鋼矢板壁と、前記鋼矢板壁内の地盤に構築される鋼管製斜杭とを備え、前記鋼矢板壁は、複数枚の鋼矢板を互いに連結したものからなり、前記斜杭は、前記鋼矢板壁の内側山部に結合され、前記フーチングと前記斜杭の頭部とは、一体化されていることに特徴を有するものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構造物用基礎構造において、地盤中に構築される鉛直杭を備え、前記フーチングと前記鉛直杭とは、一体化されていることに特徴を有するものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の構造物用基礎構造において、前記鋼矢板壁と前記斜杭とは、溶接等により結合されていることに特徴を有するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか1に記載の構造物用基礎構造において、前記鋼矢板壁は、平面視矩形状に構築され、前記斜杭は、前記鋼矢板壁内の地盤に一方向または二方向以上に構築されていることに特徴を有するものである。
請求項5に記載の発明は、地盤中に複数枚の鋼矢板を互いに連結しながら打ち込んで鋼矢板壁を構築し、次いで、前記鋼矢板壁により囲まれた地盤に鋼管製斜杭を前記鋼矢板壁の内側山部に接するように構築し、次いで、前記鋼矢板壁内の地盤を掘削した後、前記鋼矢板壁と前記斜杭とを結合し、次いで、フーチングを構築して、前記フーチングと前記斜杭の頭部とを一体化することに特徴を有するものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の構造物用基礎構造の構築方法において、前記鋼矢板壁により囲まれた地盤に前記鋼管製斜杭を構築すると共に、鉛直杭を前記鋼矢板壁により囲まれた地盤に構築し、前記フーチングと前記鉛直杭とを一体化することに特徴を有するものである。
請求項7に記載の発明は、請求項5または6に記載の構造物用基礎構造の構築方法において、前記鋼矢板壁と前記斜杭とを溶接等により結合することに特徴を有するものである。
請求項8に記載の発明は、請求項5から7の何れか1つに記載の構造物用基礎構造の構築方法において、前記鋼矢板壁を平面視矩形状に構築し、前記斜杭を前記鋼矢板壁内の地盤に一方向または二方向以上に構築することに特徴を有するものである。
請求項9に記載の発明は、請求項5、7、8の何れか1つに記載の構造物用基礎構造の構築方法において、前記斜杭を地盤に構築した後、前記鋼矢板壁内の地盤を掘削する代わりに、前記鋼矢板壁内の地盤を掘削した後、前記斜杭を地盤に構築することに特徴を有するものである。
請求項10に記載の発明は、請求項6、7、8の何れか1つに記載の構造物用基礎構造の構築方法において、前記鉛直杭および前記斜杭を地盤に構築した後、前記鋼矢板壁内の地盤を掘削する代わりに、前記鋼矢板壁内の地盤を掘削した後、前記鉛直杭および前記斜杭を地盤に構築することに特徴を有するものである。
この発明によれば、以下のような効果がもたらされる。
(1)用地境界に可能な限り接近した地盤中に構築した鋼矢板壁の内側山部に接するように鋼管製斜杭を構築し、鋼矢板壁と斜杭とを溶接等により結合することによって、斜杭を用地境界一杯に離して構築することができるので、斜杭の有する水平方向剛性の増大を図ることができる。従って、この分、斜杭の小径化を図ることができるので、構造物用基礎を合理的かつ経済的に構築することが可能となる。
(2)鋼矢板壁と斜杭とを溶接等により結合することによって、斜杭とフーチングとを定着させる際に、フーチング内に配された鉄筋を回避しながら斜杭のアンカー鉄筋を配筋するという煩雑な作業が回避される。
(3)斜杭を小径化することが可能となることから、鋼矢板壁内の狭いスペースでも斜杭の構築と、斜杭と鋼矢板壁との結合が容易に行える。
この発明の構造物用基礎構造を示す部分平面図である。 図1のA−A線断面図である。 従来技術1の構造物用基礎構造を示す断面図である。 斜杭とフーチングとの結合部分を示す平面図である。 図4のB−B線断面図である。 従来技術2の構造物用基礎構造を示す断面図である。 従来技術3により構築された構造物用基礎構造を示す一部切り欠き斜視図である。
この発明の構造物用基礎構造の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の構造物用基礎構造を示す部分平面図であり、図2は、図1のA−A線断面図である。
図1および図2において、1は、地盤2中に構築された、構造物としての、例えば、橋脚3のフーチングである。フーチング1は、地中梁等であっても良く、鉛直杭4上に構築されたものであっても良い。
5は、フーチング1の周囲の地盤2に平面視矩形状に構築された鋼矢板壁である。鋼矢板壁5は、例えば、複数枚のU字形鋼矢板を平面視が波形となるように互いに連結したものからなり、図1および図2中、二点鎖線で示す用地境界に可能な限り接近した地盤2中に構築されている。なお、鋼矢板壁と鉛直杭とを組み合わせ、鋼矢板壁に水平方向剛性を負担させる基礎の補強構造は、特許文献2(特開2008−240356号公報)に開示されている。
6は、フーチング1と鋼矢板壁5との間の地盤2に構築された鋼管製斜杭である。斜杭6は、鋼矢板壁5の1組の対向する面の各々に2本、ハの字状に構築されている。なお、斜杭6は、鋼矢板壁5の各面に構築しても良く、1本であっても良い。斜杭6は、鋼矢板壁5の内側山部5Aに接するように構築され、内側山部5Aと溶接等により結合されている。斜杭6の頭部は、フーチング1内に埋め込まれ、フーチング1と一体化されている。
なお、図2に示すように、鋼矢板壁5を地盤2(図中、二点鎖線で示す。)上に突出させて構築し、この鋼矢板壁5内に斜杭6を構築すれば、斜杭6を用地境界に近い位置から構築することができるため、用地境界が狭い場合であっても基礎の構築が可能となる。
次に、この発明の、構造物用基礎構造の構築方法を説明する。
先ず、構築する橋脚3の周囲の用地境界に可能な限り接近した地盤2に、複数枚のU字形鋼矢板を平面視が波形となるように互いに連結させて打ち込んで、平面視矩形状の鋼矢板壁5を構築する。
次いで、鋼矢板壁5内の地盤2に斜杭6を、鋼矢板壁5の内側山部5Aに接するように構築する。斜杭6は、その頭部が後述するフーチング内に埋め込まれる高さに構築する。また、斜杭6は、鋼矢板壁5の1組の対向する面の各々に2本、ハの字状に構築する。なお、斜杭6は、鋼矢板壁5の各面に構築しても良く、1本であっても良い。
次いで、鋼矢板壁5内の地盤2を掘削した後、鋼矢板壁5の内側山部5Aと斜杭6とを溶接等により一体化する。このように、鋼矢板壁5と斜杭6とを溶接等により結合することによって、フーチング内に配される鉄筋を回避しながら斜杭6のアンカー鉄筋を配筋するという煩雑な作業を行うことなく、斜杭6とフーチングとを確実かつ強固に定着させることができる。
次いで、鋼矢板壁5内にフーチング1を構築する。この際、斜杭6の頭部をフーチング1内に埋め込んで、フーチング1と斜杭6頭部とを一体化する。このように、斜杭6の頭部をフーチング1内に埋め込んで、フーチング1と斜杭6の頭部とを一体化することによって、斜杭6とフーチングとをさらに確実かつ強固に定着させることができる。
また、鋼矢板壁5を用地境界に可能な限り接近した地盤2に構築し、斜杭6を鋼矢板壁5の内側山部5Aに接するように構築することによって、フーチング1上の橋脚3に対して斜杭6を用地境界一杯に離して構築することができるので、斜杭6の有する水平方向剛性の増大を図ることができる。従って、この分、斜杭6を小径化することが可能となり、斜杭6を小径化してもフーチング1の回転剛性を十分に高めることができる。すなわち、構造物用基礎を合理的かつ経済的に構築することが可能となる。
しかも、斜杭6を小径化することが可能となることから、鋼矢板壁5内の狭いスペースでも斜杭6の構築と、斜杭6と鋼矢板壁5の内側山部5Aとの結合が容易に行える。
なお、以上の例は、鋼矢板壁5内の地盤2に斜杭6を鋼矢板壁5の内側山部5Aに接するように構築した後、鋼矢板壁5内の地盤2を掘削するものであるが、鋼矢板壁5内の地盤2を掘削した後、鋼矢板壁5内の地盤に斜杭6を鋼矢板壁5の内側山部5Aに接するように構築しても良い。
以上、説明したように、この発明によれば、構築すべき構造物の周囲の用地境界に可能な限り接近した地盤に鋼矢板壁を構築し、鋼矢板壁の内側山部に接するように鋼管製斜杭を構築し、鋼矢板壁と斜杭とを溶接等により一体化することによって、斜杭および鋼矢板壁を用いる工法の利点をそのまま生かし、さらに、以下のような効果がもたらされる。
(1)基礎上の構造物に対して斜杭を用地境界一杯に離して構築することができるので、斜杭の有する水平方向剛性の増大を図ることができる。従って、この分、斜杭の小径化を図ることができるので、構造物用基礎を合理的かつ経済的に構築強することが可能となる。
(2)鋼矢板壁と斜杭とを溶接等により結合することによって、斜杭とフーチングとの定着させる際に、フーチング内に配された鉄筋を回避しながら斜杭のアンカー鉄筋を配筋するという煩雑な作業が回避される。この効果は、斜杭の頭部をフーチング内に埋め込んで、斜杭とフーチングとを一体化することによりさらに確実なものになる。
(3)斜杭を小径化することが可能となることから、鋼矢板壁内の狭いスペースでも斜杭の構築と、斜杭と鋼矢板壁との結合が容易に行える。
1:フーチング
2:地盤
3:橋脚
4:鉛直杭
5:鋼矢板壁
5A:内側山部
6:斜杭
21:地盤
22:鉛直杭
23:橋脚
24:フーチング
25:斜杭
26:アンカー鉄筋
27:鉄筋
28:杭鉄筋
29:コンクリート
30:鋼矢板壁

Claims (10)

  1. フーチングと、前記フーチングを取り囲むように地盤中に構築される鋼矢板壁と、前記鋼矢板壁内の地盤に構築される鋼管製斜杭とを備え、前記鋼矢板壁は、複数枚の鋼矢板を互いに連結したものからなり、前記斜杭は、前記鋼矢板壁の内側山部に結合され、前記フーチングと前記斜杭の頭部とは、一体化されていることを特徴とする構造物用基礎構造。
  2. 地盤中に構築される鉛直杭を備え、前記フーチングと前記鉛直杭とは、一体化されていることを特徴とする、請求項1に記載の構造物用基礎構造。
  3. 前記鋼矢板壁と前記斜杭とは、溶接等により結合されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の構造物用基礎構造。
  4. 前記鋼矢板壁は、平面視矩形状に構築され、前記斜杭は、前記鋼矢板壁内の地盤に一方向または二方向以上に構築されていることを特徴とする、請求項1から3の何れか1に記載の構造物用基礎構造。
  5. 地盤中に複数枚の鋼矢板を互いに連結しながら打ち込んで鋼矢板壁を構築し、次いで、前記鋼矢板壁により囲まれた地盤に鋼管製斜杭を前記鋼矢板壁の内側山部に接するように構築し、次いで、前記鋼矢板壁内の地盤を掘削した後、前記鋼矢板壁と前記斜杭とを結合し、次いで、フーチングを構築して、前記フーチングと前記斜杭の頭部とを一体化することを特徴とする、構造物用基礎構造の構築方法。
  6. 前記鋼矢板壁により囲まれた地盤に前記鋼管製斜杭を構築すると共に、鉛直杭を前記鋼矢板壁により囲まれた地盤に構築し、前記フーチングと前記鉛直杭とを一体化することを特徴とする、請求項5に記載の構造物用基礎構造の構築方法。
  7. 前記鋼矢板壁と前記斜杭とを溶接等により結合することを特徴とする、請求項5または6に記載の構造物用基礎構造の構築方法。
  8. 前記鋼矢板壁を平面視矩形状に構築し、前記斜杭を前記鋼矢板壁内の地盤に一方向または二方向以上に構築することを特徴とする、請求項5から7の何れか1つに記載の構造物用基礎構造の構築方法。
  9. 前記斜杭を地盤に構築した後、前記鋼矢板壁内の地盤を掘削する代わりに、前記鋼矢板壁内の地盤を掘削した後、前記斜杭を地盤に構築することを特徴とする、請求項5、7、8の何れか1つに記載の構造物用基礎構造の構築方法。
  10. 前記鉛直杭および前記斜杭を地盤に構築した後、前記鋼矢板壁内の地盤を掘削する代わりに、前記鋼矢板壁内の地盤を掘削した後、前記鉛直杭および前記斜杭を地盤に構築することを特徴とする、請求項6、7、8の何れか1つに記載の構造物用基礎構造の構築方法。
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