JP5500004B2 - 流体機械およびそれに用いられるシール部材 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも二つの開口を有したシール対象部材をハウジング内に配置したときに二つの開口の間が環状シール部材によってシールされる流体機械およびそれに用いられる環状シール部材に関するものである。
従来、特許文献1において、回転式ポンプを内蔵する円柱状のポンプ本体をブレーキ液圧制御用アクチュエータのハウジングの凹部内に挿入して固定する構造のブレーキ装置が提案されている。ポンプ本体における外周面や先端面には、2系統分の吸入口や吐出口が設けられており、ポンプ本体の外周面のうち各系統間および各系統それぞれの吸入口と吐出口との間には円形状の溝部が設けられ、この溝部内にOリングが配置されることで各間のシールがなされている。溝部内にOリングを配置した状態でポンプ本体をハウジングの凹部内に挿入することにより、Oリングによってハウジングの凹部の内壁面とポンプ本体の外周面との間の隙間をシールし、これにより各系統間および各系統それぞれの吸入口と吐出口との間をシールしている。
特開2007−125930号公報
特許文献1に示す構造の場合、ポンプ本体に備えられる各系統の吸入口や吐出口は、組付け誤差等を加味して回転式ポンプのシャフトを中心とした周方向に延設されているため、Oリングはその周方向に沿った円形状に配置されている。このため、吸入口や吐出口が互いに軸方向にずらして配置されていることや、それらの間のOリングの存在も要因となって、軸方向に関する配置間隔が長くなるという問題がある。
このような問題は、回転式ポンプが備えられるブレーキ装置などに限らず、少なくとも2つの開口が備えられるシール対象部材を有する流体機械において、その2つの開口の間をシール部材でシールするような場合に、同様に発生し得る。
本発明は上記点に鑑みて、軸方向長を短縮化できる構造の流体機械およびそれに用いられるシール部材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、シール対象部材(100)における外周面に形成された溝部(74b)内に環状シール部材(73b)を備えることにより、第1開口(81)と第2開口(83)との間をシールする流体機械において、一方向を軸方向とする円柱状のシール対象部材(100)の周方向において第1開口(81)と第2開口(83)とがずらして配置され、環状シール部材(73b)は、軸方向において第1開口(81)に並ぶ第1部分(73ba)およびと第2開口(83)に並ぶ第2部分(73bb)と、第1部分(73ba)および第2部分(73bb)を繋ぐ第3部分(73bc)とを有した構成とされ、第1部分(73ba)と第2部分(73bb)とが軸方向においてずらされており、シール対象部材(100)を径方向から見たとき第3部分(73bc)が第1開口(81)と第2開口(83)との間を周方向と異なる方向に横切っていることを特徴としている。
このように、第1部分(73ba)と第2部分(73bb)とを軸方向においてずらして配置し、第3部分(73bc)が第1開口(81)と第2開口(83)の間を周方向とは異なる方向に横切るようにしている。このため、軸方向において第1、第2開口(81、83)を近づけることが可能となる。したがって、シール対象部材(100)の軸方向長を小型化することが可能となり、流体機械の軸方向長を小型化できる。
請求項2に記載の発明では、第3部分(73bc)は、シール対象部材(100)を径方向から見たとき第1開口(81)と第2開口(83)との間を周方向に対して斜めに横切っていることを特徴としている。
このような構成にすれば、第3部分(73bc)の一部が周方向に対して垂直となるように配置してこの垂直部分にて第1開口(81)と第2開口(83)との間を横切らせる態様と比較して、第3部分(73bc)を容易に短くできるため、環状シール部材(73b)の形成に必要な材料の削減に寄与する。
請求項3に記載の発明では、円柱状の第1シール対象部材(100)の外周面と第2シール対象部材(101)の凹部(101a)の内壁面との間に装着される環状のシール部材であって、第1開口(81)と第3開口(91)とを液密に連通可能な第1貫通孔(75b)と、該第1貫通孔(75b)に対して周方向にずらして配置され、第2開口(83)と第4開口(93)とを液密に連通可能な第2貫通孔(75c)と、を有してなることを特徴としている。
このように、第1、第2貫通孔(75b、75c)が備えられた環状シール部材(75)を用いることにより、軸方向において両系統の第1、第2開口(81、83)を更に近づけることが可能となり、さらに流体機械の軸方向の小型化を図ることができる。また、1つの環状シール部材(75)のみにより、第1シール対象部材(100)と第2シール対象部材(101)との環状隙間の区画と、区画された一方の領域と第1開口(81)および第3開口(91)との区画、さらには区画された他方の領域と第2開口(83)および第4開口(93)との区画を実現することが可能になる。
請求項4に記載したように、請求項3に記載した環状シール部材(75)は、例えば、第1シール対象部材(100)および第2シール対象部材(101)とを有した流体機械の第1シール対象部材(100)の外周面に配置される。
例えば、請求項5に記載したように、第1シール対象部材(100)に、二系統の吸入経路および吐出経路が備えられ、一方の系統の吸入経路が第1開口(81)および第3開口(91)にて構成され、他方の系統の吸入経路が第2開口(83)および第4開口(93)にて構成される流体機械とすることができる。その場合、環状シール部材(75)は、二系統の間を区画する部分を有し、かつ、第1貫通孔(75b)内に一方の系統の吸入経路が配置されると共に第1貫通孔(75b)外に該一方の系統の吐出経路が配置されることで、該一方の系統の吸入経路と吐出経路との間をシールすることができ、さらに、第2貫通孔(75c)内に他方の系統の吸入経路が配置されると共に第2貫通孔(75c)外に該他方の系統の吐出経路が配置されることで、該他方の系統の吸入経路と吐出経路との間をシールすることができる。これにより、両系統の区画と各系統の吸入経路と吐出経路との区画を単一の環状シール部材(75)のみによって行うことができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態にかかる回転式ポンプ装置を適用した車両用ブレーキ装置のブレーキ配管概略図である。 回転式ポンプ19、39を含むポンプ本体100およびモータ60を備えた回転式ポンプ装置の断面図である。 図2−aとは別断面におけるポンプ本体100の先端部分の断面図である。 図2−aのA−A断面図である。 シール機構111のうちゴム部材111bを除いた部分の詳細構造を示した図である。 シール機構112のうちゴム部材112bを除いた部分の詳細構造を示した図である。 シール部材121のうちの樹脂部材121bの斜視図である。 ポンプ本体100のうちOリング73a〜73dが配置される部分を示した図である。 本発明の第2実施形態にかかる回転式ポンプ装置の断面図である。 環状シール部材75の斜視図である。 他の実施形態で説明する環状シール部材75の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。図1に、本発明の一実施形態にかかる回転式ポンプ装置を適用した車両用ブレーキ装置のブレーキ配管概略図を示す。以下、車両用ブレーキ装置の基本構成を、図1に基づいて説明する。ここでは前輪駆動の4輪車において、前後配管の油圧回路を構成する車両に本発明による車両用ブレーキ装置を適用した例について説明するが、右前輪−左後輪、左前輪−右後輪の各配管系統を備えるX配管などにも適用可能である。
図1において、ドライバがブレーキ操作部材としてのブレーキペダル11を踏み込むと、倍力装置12にて踏力が倍力され、マスタシリンダ(以下、M/Cという)13に配設されたマスタピストン13a、13bを押圧する。これにより、これらマスタピストン13a、13bによって区画されるプライマリ室13cとセカンダリ室13dとに同圧のM/C圧が発生する。M/C圧は、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50を通じて各ホイールシリンダ(以下、W/Cという)14、15、34、35に伝えられる。このM/C13には、プライマリ室13cおよびセカンダリ室13dそれぞれと連通する通路を有するマスタリザーバ13eが備えられている。
ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50は、第1配管系統50aと第2配管系統50bとを有している。第1配管系統50aは、左前輪FLと右前輪FRに加えられるブレーキ液圧を制御し、第2配管系統50bは、右後輪RRと左後輪RLに加えられるブレーキ液圧を制御する。
第1配管系統50aと第2配管系統50bとは、同様の構成であるため、以下では第1配管系統50aについて説明し、第2配管系統50bについては説明を省略する。
第1配管系統50aは、上述したM/C圧を左前輪FLに備えられたW/C14および右前輪FRに備えられたW/C15に伝達し、W/C圧を発生させる主管路となる管路Aを備える。
また、管路Aは、連通状態と差圧状態に制御できる第1差圧制御弁16を備えている。この第1差圧制御弁16は、ドライバがブレーキペダル11の操作を行う通常ブレーキ時(車両運動制御が実行されていない時)には連通状態となるように弁位置が調整されており、第1差圧制御弁16に備えられるソレノイドコイルに電流が流されると、この電流値が大きいほど大きな差圧状態となるように弁位置が調整される。
この第1差圧制御弁16が差圧状態のときには、W/C14、15側のブレーキ液圧がM/C圧よりも所定以上高くなった際にのみ、W/C14、15側からM/C13側へのみブレーキ液の流動が許容される。このため、常時W/C14、15側がM/C13側よりも所定圧力以上高くならないように維持される。
そして、管路Aは、この第1差圧制御弁16よりも下流になるW/C14、15側において、2つの管路A1、A2に分岐する。管路A1にはW/C14へのブレーキ液圧の増圧を制御する第1増圧制御弁17が備えられ、管路A2にはW/C15へのブレーキ液圧の増圧を制御する第2増圧制御弁18が備えられている。
第1、第2増圧制御弁17、18は、連通・遮断状態を制御できる2位置電磁弁により構成されている。具体的には、第1、第2増圧制御弁17、18は、第1、第2増圧制御弁17、18に備えられるソレノイドコイルへの制御電流がゼロとされる時(非通電時)には連通状態となり、ソレノイドコイルに制御電流が流される時(通電時)に遮断状態に制御されるノーマルオープン型となっている。
管路Aにおける第1、第2増圧制御弁17、18および各W/C14、15の間と調圧リザーバ20とを結ぶ減圧管路としての管路Bには、連通・遮断状態を制御できる2位置電磁弁により構成される第1減圧制御弁21と第2減圧制御弁22とがそれぞれ配設されている。そして、これら第1、第2減圧制御弁21、22はノーマルクローズ型となっている。
調圧リザーバ20と主管路である管路Aとの間には還流管路となる管路Cが配設されている。この管路Cには調圧リザーバ20からM/C13側あるいはW/C14、15側に向けてブレーキ液を吸入吐出するモータ60によって駆動される自吸式の回転式ポンプ19が設けられている。モータ60は図示しないモータリレーに対する通電が制御されることで駆動される。
そして、調圧リザーバ20とM/C13の間には補助管路となる管路Dが設けられている。この管路Dを通じ、ポンプ19にてM/C13からブレーキ液を吸入し、管路Aに吐出することで、車両運動制御時において、W/C14、15側にブレーキ液を供給し、対象となる車輪のW/C圧を加圧する。なお、ここでは第1配管系統50aについて説明したが、第2配管系統50bも同様の構成であり、第1配管系統50aに備えられた各構成と同様の構成を第2配管系統50bも備えている。具体的には、第1差圧制御弁16と対応する第2差圧制御弁36、第1、第2増圧制御弁17、18と対応する第3、第4増圧制御弁37、38、第1、第2減圧制御弁21、22と対応する第3、第4減圧制御弁41、42、ポンプ19と対応するポンプ39、リザーバ20と対応するリザーバ40、管路A〜Dと対応する管路E〜Hがある。
また、ブレーキECU70は、ブレーキ制御システム1の制御系を司る本発明の車両運動制御装置に相当するもので、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えた周知のマイクロコンピュータによって構成され、ROMなどに記憶されたプログラムに従って各種演算などの処理を実行し、横滑り防止制御等の車両運動制御を実行する。すなわち、ブレーキECU70は、図示しないセンサ類の検出に基づいて各種物理量を演算し、その演算結果に基づいて車両運動制御を実行すか否かを判定し、実行する際には、制御対象輪に対する制御量、すなわち制御対象輪のW/Cに発生させるW/C圧を求める。その結果に基づいて、ブレーキECU70が各制御弁16〜18、21、22、36〜38、41、42への電流供給制御およびポンプ19、39を駆動するためのモータ60の電流量制御を実行することで、制御対象輪のW/C圧が制御され、車両運動制御が行われる。
例えば、トラクション制御や横滑り防止制御のようにM/C13に圧力が発生させられていないときには、ポンプ19、39を駆動すると共に、第1、第2差圧制御弁16、36を差圧状態にすることで、管路D、Hを通じてブレーキ液を第1、第2差圧制御弁16、36の下流側、つまりW/C14、15、34、35側に供給する。そして、第1〜第4増圧制御弁17、18、37、38や第1〜第4減圧制御弁21、22、41、42を適宜制御することで制御対象輪のW/C圧の増減圧を制御し、W/C圧が所望の制御量となるように制御する。
また、アンチスキッド(ABS)制御時には、第1〜第4増圧制御弁17、18、37、38や第1〜第4減圧制御弁21、22、41、42を適宜制御すると共に、ポンプ19、39を駆動することでW/C圧の増減圧を制御し、W/C圧が所望の制御量となるように制御する。
次に、上記のように構成される車両用ブレーキ装置における回転式ポンプ装置の詳細構造について説明する。図2−aは、回転式ポンプ19、39を含むポンプ本体100およびモータ60を備えた回転式ポンプ装置の断面図である。この図は、ポンプ本体100をブレーキ液圧制御用アクチュエータ50のハウジング101に組付けたときの様子を示しており、例えば、紙面上下方向が車両天地方向となるように組付けられる。また、図2−bは、図2−aとは別断面におけるポンプ本体100の先端部分の断面図であり、ポンプ本体100の中心軸に沿って図2−aと垂直な断面でポンプ本体100を切断したときの図に相当している。
上述したように、車両用ブレーキ装置は、第1配管系統と第2配管系統の2系統から構成されている。このため、ポンプ本体100には第1配管系統用の回転式ポンプ19と、第2配管系統用の回転式ポンプ39の2つが備えられている。
ポンプ本体100に内蔵される回転式ポンプ19、39は、モータ60が第1ベアリング51および第2ベアリング52で支持された駆動軸54を回転させることによって駆動される。ポンプ本体100の外形を構成するケーシングは、アルミニウム製のシリンダ71およびプラグ72によって構成されており、第1ベアリング51はシリンダ71に配置され、第2ベアリング52はプラグ72に配置されている。
シリンダ71とプラグ72が同軸的に配置された状態でシリンダ71の一端側がプラグ72に対して圧入されることで一体化され、ポンプ本体100のケースが構成されている。そして、シリンダ71やプラグ72と共に回転式ポンプ19、39や各種シール部材等が備えられることによりポンプ本体100が構成されている。
このようにして一体構造のポンプ本体100が構成されている。この一体構造とされたポンプ本体100が、アルミニウム製のハウジング101に形成された略円筒形状の凹部101a内に紙面右方向から挿入されている。そして、凹部101aの入口に掘られた雌ネジ溝101bにリング状の雄ネジ部材(スクリュー)102がネジ締めされて、ポンプ本体100がハウジング101に固定されている。この雄ネジ部材102のネジ締めによってポンプ本体100がハウジング101から抜けない構造とされている。
以下、このポンプ本体100のハウジング101の凹部101aへの挿入方向のことを単に挿入方向という。また、ポンプ本体100の軸方向や周方向(駆動軸54の軸方向や周方向)を単に軸方向や周方向という。
また、挿入方向の先端位置のうち駆動軸54の先端と対応する位置において、ハウジング101の凹部101aに円形状の第2の凹部101cが形成されている。この第2の凹部101cの径は、駆動軸54の径よりも大きくされ、この第2の凹部101c内に駆動軸54の先端が位置し、駆動軸54がハウジング101と接触しないようにされている。
シリンダ71およびプラグ72には、それぞれ、中心孔71a、72aが備えられている。これら中心孔71a、72a内に駆動軸54が挿入され、シリンダ71に形成された中心孔71aの内周に固定された第1ベアリング51とプラグ72に形成された中心孔72aの内周に固定された第2ベアリング52にて支持されている。第1、第2ベアリング51、52にはどのような構造のベアリングを適用しても良いが、本実施形態では、転がり軸受を用いている。
具体的には、第1ベアリング51は、内輪無しの針状ころ軸受にて構成されており、外輪51aと針状ころ51bを備えた構成とされ、この第1ベアリング51の穴内に嵌め込まれることで駆動軸54が軸支されている。第1ベアリング51は、シリンダ71の中心孔71aが挿入方向前方において第1ベアリング51の外径と対応する寸法に拡径されていることから、この拡径された部分に圧入されることでシリンダ71に固定されている。
第2ベアリング52は、内輪52a、外輪52bおよび転動体52cを備えた構成とされ、外輪52bがプラグ72の中心孔72a内に圧入されることによって固定されている。この第2ベアリング52の内輪52aの穴内に駆動軸54が嵌め込まれることで、駆動軸54が軸支されている。
第1ベアリング51の両側、つまり第1ベアリング51よりも挿入方向前方の領域と第1、第2ベアリング51、52に挟まれた領域それぞれに、回転式ポンプ19、39が備えられている。図3に図2−aのA−A断面図を示し、回転式ポンプ19、39の詳細構造について説明する。
回転式ポンプ19は、シリンダ71の一端面を円形状に凹ませたザグリにて構成されるロータ室100a内に配置されており、ロータ室100a内に挿通された駆動軸54によって駆動される内接型ギアポンプ(トロコイドポンプ)で構成されている。
具体的には、回転式ポンプ19は、内周に内歯部が形成されたアウターロータ19aと外周に外歯部が形成されたインナーロータ19bとからなる回転部を備えており、インナーロータ19bの中心にある孔内に駆動軸54が挿入された構成となっている。そして、駆動軸54に形成された穴54a内にキー54bが嵌入されており、このキー54bによってインナーロータ19bへのトルク伝達がなされる。
アウターロータ19aとインナーロータ19bは、それぞれに形成された内歯部と外歯部とが噛み合わさって複数の空隙部19cを形成している。そして、駆動軸54の回転によって空隙部19cが大小変化することで、ブレーキ液の吸入吐出が行われる。
一方、回転式ポンプ39は、シリンダ71のもう一方の端面を円形状に凹ませたザグリにて構成されるロータ室100b内に配置されており、ロータ室100b内に挿通される駆動軸54にて駆動される。回転式ポンプ39も、回転式ポンプ19と同様にアウターロータ39aおよびインナーロータ39bを備え、これらの両歯部が噛み合わさって形成される複数の空隙部39にてブレーキ液の吸入吐出を行う内接型ギアポンプで構成されている。この回転式ポンプ39は、駆動軸54を中心として回転式ポンプ19をほぼ180°回転させた配置となっている。このように配置することで、回転式ポンプ19、39のそれぞれの吸入側の空隙部19c、39cと吐出側の空隙部19c、39cとが駆動軸54を中心として対称位置となるようにし、吐出側における高圧なブレーキ液圧が駆動軸54に与える力を相殺できるようにしている。
シリンダ71の一端面側において、回転式ポンプ19を挟んでシリンダ71と反対側、つまりシリンダ71および回転式ポンプ19とハウジング101との間には、回転式ポンプ19をシリンダ71側に押圧するシール機構111が備えられている。また、シリンダ71のもう一方の端面側において、回転式ポンプ39を挟んでシリンダ71と反対側、つまりシリンダ71および回転式ポンプ39とプラグ72との間には、回転式ポンプ39をシリンダ71側に押圧するシール機構112が備えられている。
シール機構111は、駆動軸54が挿入される中心孔を有するリング状部材で構成され、アウターロータ19aおよびインナーロータ19bをシリンダ側71側に押圧することにより、回転式ポンプ19のうちの一端面側での比較的低圧な部位と比較的高圧な部位とをシールしている。具体的には、シール機構111は、回転部側に配置された中空板状の樹脂部材111aと、樹脂部材111aを回転部側に押圧するゴム部材111bとを有して構成されている。
図4は、シール機構111(ただし環状ゴム部材111bについては取り外してある)の詳細構造を示した図であり、(a)は、図2−aの紙面右側からシール機構111を見たときの図、(b)は、図2−aの紙面左側からシール機構111を見たときの図、(c)は、図2−aの紙面上方からシール機構111を見たときの図、(d)は、シール機構111の斜視図、(e)は、(d)とは異なる方向から見たときのシール機構111の斜視図である。
樹脂部材111aは、図4に示されるように、部分的に回転式ポンプ19側に突出させられた環状のシール面111cを備えている。この環状のシール面111cの内周側には、吸入側の空隙部19cおよび吸入側の空隙部19cに対向するアウターロータ19aの外周とシリンダ71との隙間が含まれ、シール面111cの外周側には、吐出側の空隙部19cおよび吐出側の空隙部19cに対向するアウターロータ19aの外周とシリンダ71との隙間が含まれるようにされている。すなわち、シール面111cによって、シール機構111の内外周の比較的低圧な部位と比較的高圧な部位とのシールが行われている。
この樹脂部材111aは、円形状ではなく、駆動軸54からの径方向寸法がほぼ紙面上方から下方に向かうに連れて徐々に大きくなる形状とされている。また、樹脂部材111aには、突起状の回転防止部111dが備えられている。図2−bに示すように、シリンダ71のうち回転防止部111dと対応する位置には凹部71bが形成されており、この凹部71b内に回転防止部111dが嵌め込まれることで駆動軸54の回転に伴って樹脂部材111aが回転しないようにできる。
また、樹脂部材111aのうち挿入方向前方の面の内周側は、軸方向において回転式ポンプ19と反対側に突出させられた凸部111eとされ、この凸部111eの外周を囲むように環状ゴム部材111bが配置されている。
環状ゴム部材111bは、例えばOリングにて構成されている。環状ゴム部材111bを径方向において切断したときの断面の径は凸部111eの突出量よりも大きく設定されている。このため、環状ゴム部材111bが樹脂部材111aとハウジング101の凹部101aの底部との間において押し潰され、環状ゴム部材111bの復元力によって樹脂部材111aのシール面111cを回転式ポンプ19に当接させている。このような構成により、シール面111cによる上記シールを実現している。また、環状ゴム部材111bがハウジング101の凹部101aの底部に接することで、環状ゴム部材111bの外周側と内周側、つまり高圧な吐出口80側と低圧な駆動軸54側との間のシールも実現している。
樹脂部材111aおよび環状ゴム部材111bの外径は、少なくとも紙面上方においてハウジング101の凹部101aの内径よりも小さくされている。このため、紙面上方における樹脂部材111aおよび環状ゴム部材111bとハウジング101の凹部101aとの間の隙間を通じてブレーキ液が流動できる構成とされている。この隙間が吐出口80を構成しており、ハウジング101の凹部101aの底部に形成された吐出用管路90に接続されている。このような構造により、回転式ポンプ19は、吐出口80および吐出用管路90を吐出経路としてブレーキ液を排出することができる。
シール機構111の内周側、つまり駆動軸54と接する中心孔を構成する部位は、金属製リング111fにて構成されている。この金属製リング111fは、樹脂部材111aと一体成形もしくは樹脂部材111aの中空部111hへの圧入により、樹脂部材111aと一体構造とされている。この樹脂部材111aが駆動軸54に対して最小隙間で配置されることで駆動軸54に摺接させられている。この金属製リング111fを備えることにより、樹脂部材111aが駆動軸54に直接接することが防止されている。このため、回転式ポンプ19が発生させるブレーキ液圧によって樹脂部材111aが変形したとしても、その変形によって樹脂部材111aが駆動軸54を締め付けること、つまり樹脂部材111aによる抱き付きが生じることを防止できる。
シリンダ71には、回転式ポンプ19の吸入側の空隙部19cと連通する吸入口81が形成されている。この吸入口81は、シリンダ71のうち回転式ポンプ19側の端面から外周面に至るように延設されており、ハウジング101の凹部101aの側面に設けられた吸入用管路91に接続されている。このような構造により、回転式ポンプ19は、吸入用管路91および吸入口81を吸入経路としてブレーキ液を導入することができる。
一方、シール機構112も、駆動軸54が挿入される中心孔を有するリング状部材で構成され、アウターロータ39aおよびインナーロータ39bをシリンダ側71側に押圧することにより、回転式ポンプ39のうちの一端面側での比較的低圧な部位と比較的高圧な部位とをシールしている。具体的には、シール機構112は、回転部側に配置された中空板状の樹脂部材112aと、樹脂部材112aを回転部側に押圧するゴム部材112bとを有して構成されている。
図5は、シール機構112(ただし環状ゴム部材112bについては取り外してある)の詳細構造を示した図であり、(a)は、図2−aの紙面左側からシール機構112を見たときの図、(b)は、図2−aの紙面右側からシール機構112を見たときの図、(c)は、図2−aの紙面上方からシール機構112を見たときの図、(d)は、シール機構112の斜視図、(e)は、(d)とは異なる方向から見たときのシール機構112の斜視図である。
樹脂部材112aは、図5に示されるように、部分的に回転式ポンプ39側に突出させられた環状のシール面112cを備えている。この環状のシール面112cの内周側には、吸入側の空隙部39cおよび吸入側の空隙部39cに対向するアウターロータ39aの外周とシリンダ71との隙間が含まれ、シール面112cの外周側には、吐出側の空隙部39cおよび吐出側の空隙部39cに対向するアウターロータ39aの外周とシリンダ71との隙間が含まれるようにされている。すなわち、シール面112cによって、シール機構112の内外周の比較的低圧な部位と比較的高圧な部位とのシールが行われている。
この樹脂部材112aは、円形状ではなく、駆動軸54からの径方向寸法が紙面上方から下方に向かうに連れて徐々に小さくなる形状とされている。また、樹脂部材112aには、突起状の回転防止部112dが備えられている。図2−bに示すように、シリンダ71のうち回転防止部112dと対応する位置には凹部71cが形成されており、この凹部71c内に回転防止部112dが嵌め込まれることで駆動軸54の回転に伴って樹脂部材112aが回転しないようにできる。
また、樹脂部材112aのうち挿入方向後方の面の内周側は、軸方向において回転式ポンプ39と反対側に突出させられた凸部112eとされ、この凸部112eの外周を囲むように環状ゴム部材112bが配置されている。
環状ゴム部材112bは、例えばOリングにて構成されている。環状ゴム部材112bを径方向において切断したときの断面の径は凸部112eの突出量よりも大きく設定されている。このため、環状ゴム部材112bが樹脂部材112aとプラグ72との間において押し潰され、環状ゴム部材112bの復元力によって樹脂部材112aのシール面112cを回転式ポンプ39に当接させている。このような構成により、シール面112cによる上記シールを実現している。また、環状ゴム部材112bがプラグ72の凹部に接することで、環状ゴム部材112bの外周側と内周側、つまり高圧な吐出口82側と低圧な駆動軸54側との間のシールも実現している。
樹脂部材112aおよび環状ゴム部材112bの外径は、少なくとも紙面下方においてプラグ72の内径よりも小さくなっている。このため、紙面下方における樹脂部材112aおよび環状ゴム部材112bとプラグ72との間の隙間を通じてブレーキ液が流動できる構成とされている。この隙間が吐出口82を構成しており、プラグ72に形成された連通路72bおよびハウジング101の凹部101aの側面に形成された吐出用管路92に接続されている。このような構造により、回転式ポンプ39は、吐出口82や連通路72bおよび吐出用管路92を吐出経路としてブレーキ液を排出することができる。
シール機構112の内周側、つまり駆動軸54と接する中心孔を構成する部位は、金属製リング112fにて構成されている。この金属製リング112fは、樹脂部材112aと一体成形もしくは樹脂部材112aの中空部112hへの圧入により、樹脂部材112aと一体構造とされている。この金属製リング112fを備えることにより、樹脂部材112aが駆動軸54に接することが防止されている。このため、回転式ポンプ39が発生させるブレーキ液圧によって樹脂部材112aが変形したとしても、その変形によって樹脂部材112aが駆動軸54を締め付けること、つまり樹脂部材112aによる抱き付きが生じることを防止できる。
一方、シリンダ71のうち回転式ポンプ19、39側の端面もシール面とされ、このシール面に回転式ポンプ19、39が密着することでメカニカルシールが為され、回転式ポンプ19、39のうちの他端面側での比較的低圧な部位と比較的高圧な部位とをシールしている。
また、シリンダ71には、回転式ポンプ39の吸入側の空隙部39cと連通する吸入口83が形成されている。この吸入口83は、シリンダ71のうち回転式ポンプ39側の端面から外周面に至るように延設されており、ハウジング101の凹部101aの側面に設けられた吸入用管路93に接続されている。このような構造により、回転式ポンプ39は、吸入用管路93および吸入口83を吸入経路としてブレーキ液を導入することができる。
なお、図2−aにおいて、吸入用管路91および吐出用管路90が図1における管路Cに相当し、吸入用管路93および吐出用管路92が図1における管路Gに相当する。
また、シリンダ71の中心孔71aのうち第1ベアリング51よりも挿入方向後方には、径方向断面がU字状とされた環状樹脂部材120aと、この環状樹脂部材120a内に嵌め込まれた環状ゴム部材120bとによって構成されたシール部材120が収容されている。このシール部材120は、環状樹脂部材120aがシリンダ71と駆動軸54とによって押し縮められることで環状ゴム部材120bが押し潰され、この環状ゴム部材120bの弾性反力によって環状樹脂部材120aがシリンダ71と駆動軸54に接して、これらの間をシールしている。これにより、シリンダ71の中心孔71a内での2系統の間のシールがなされている。
また、プラグ72の中心孔72aは、挿入方向前方から後方に向かって内径が三段階に変化させられて段付き形状とされており、その最も挿入方向後方側となる一段目の段付部にシール部材121が収容されている。このシール部材121は、ゴムなどの弾性部材からなるリング状の弾性リング121aを、径方向を深さ方向とする溝部が形成されたリング状の樹脂部材121bに嵌め込んだものであり、弾性リング121aの弾性力によって樹脂部材121bが押圧されて駆動軸54と接するようになっている。
図6は、シール部材121のうちの樹脂部材121bの斜視図である。この図に示されるように、樹脂部材121bのうちシール機構112側にはスリット121cが形成されており、このスリット121c内にシール機構112に備えられた金属製リング112fの突起部112gが嵌め込まれている。これにより、シール部材121とシール機構112とが係合し、駆動軸54の回転に伴うシール部材121の回転が規制されている。
なお、中心孔72aのうちシール部材121が配置された段の隣の段となる二段目の段付部には、上述したシール機構112が収容されている。上述した連通路72bは、この段付部からプラグ72の外周面に至るように形成されている。また、中心孔72aのうち最も挿入方向前方側となる三段目の段付部には、シリンダ71の挿入方向後方側の端部が圧入されている。シリンダ71のうちプラグ72の中心孔72a内に嵌め込まれる部分は、シリンダ71の他の部分よりも外径が縮小されている。このシリンダ71のうち外径が縮小されている部分の軸方向寸法が中心孔72aの三段目の段付部の軸方向寸法よりも大きくされているため、シリンダ71がプラグ72の中心孔72a内に圧入されたときに、プラグ72の先端位置にシリンダ71とプラグ72とによる溝部74cが形成されるようになっている。
さらに、プラグ72の中心孔72aは、挿入方向後方でも部分的に径が拡大されており、この部分にオイルシール(シール部材)122が備えられている。このように、シール部材121よりもモータ60側にオイルシール122を配置することで、基本的には、シール部材121によって中心孔72cを通じた外部へのブレーキ液洩れを防止し、オイルシール122により、より確実にその効果が得られるようにしている。
このように構成されたポンプ本体100の外周において、各部のシールを行うように環状シール部材としてのOリング73a〜73dが備えられている。これらOリング73a〜73dは、ハウジング101に形成された2系統の系統同士の間や各系統の吐出経路と吸入経路との間などにおけるブレーキ液をシールするものである。Oリング73aは吐出口80および吐出用管路90と吸入口81および吸入用管路91との間、Oリング73bは吸入口81および吸入用管路91と吸入口83および吸入用管路93の間、Oリング73cは吸入口83および吸入用管路93と吐出口82および吐出用管路92の間、Oリング73dは吐出口82および吐出用管路92とハウジング101の外部の間に配置されている。ここで、Oリング73a、73c、73dは、駆動軸54を中心として周方向を一周囲むように単に円形状に配置されているが、Oリング73bは、駆動軸54を中心として周方向を囲んでいるものの軸方向にずらして配置されている。この詳細構造について、図7を参照して説明する。
図7は、ポンプ本体100のうちOリング73a〜73dが配置される部分を示した図である。この図に示されるように、ポンプ本体100の外周にはOリング73a〜73dが配置される溝部74a〜74dが備えられている。溝部74a、74bは、シリンダ71の外周を部分的に凹ませることで形成されている。部74cは、シリンダ71の外周の凹ませた部分とプラグ72の先端部分によって形成されている。部74dは、プラグ72の外周を部分的に凹ませることで形成されている。
溝部74a、74c、74dは、ポンプ本体100の中心軸(駆動軸54の中心軸)を中心として円形状に設けられている。このため、これら溝部74a、74c、74dに配置されるOリング73a、73c、73dも円形状となる。
これに対して、溝部74bは、駆動軸54を中心として周方向を囲んでいるものの軸方向にずらして配置されている。ポンプ本体100の外周には吸入口81、83がポンプ本体100の周方向にずらして配置されているが、溝部74bは、軸方向において吸入口81と並ぶ第1部分74baと、吸入口83と並ぶ第2部分74bbと、これらの間を繋ぐ第3部分74bcとを有した構成とされている。第1部分74baと第2部分74bbとが軸方向においてずらして配置されており、ポンプ本体100を径方向から見たとき第3部分74bcは吸入口81と吸入口83との間を周方向とは異なる方向に、より詳細には周方向に対して斜めに横切らされている。したがって、このような溝部74bに配置されるOリング73bも、軸方向において吸入口81と並ぶ第1部分73baと、吸入口83と並ぶ第2部分73bbと、これらの間を繋ぐ第3部分73bcとを有した形状となる。そして、第1部分73baと第2部分73bbとが軸方向においてずらして配置され、ポンプ本体100を径方向から見たとき第3部分73bcは吸入口81と吸入口83との間を周方向とは異なる方向に、より詳細には斜めに横切らされる。このようなOリング73bは、溝部74bのような形状に予め成形されたものであっても構わないが、他のOリング73a、73c、73dと同様に、円形状のもので構成されていても良い。つまり、Oリング73bを弾性変形させることで、Oリング73bを溝部74bに嵌め込み、Oリング73bが溝部74bの形状となるようにしても良い。
なお、吸入口81、83は、図7に示されるようにシリンダ71に対して周方向に延設されている。このように延設されることで、ポンプ本体100がハウジング101の凹部101a内に組み付けられるときの吸入口81、83と吸入用管路91、93との位置ズレを防止すると共に、吸入経路のボリューム拡大に伴うブレーキ液の貯留量の拡大を行っている。このように吸入経路のボリューム拡大を行うことにより、ブレーキ液を吸入する際に、ブレーキ液が足りなくなって回転式ポンプ19、39がブレーキ液を吸入できなくなることを防止することができる。
さらに、プラグ72の外周面は、挿入方向後方において縮径され、段付き部を構成している。上記したリング状の雄ネジ部材102はこの縮径された部分に嵌装され、ポンプ本体100が固定されるようになっている。
以上のような構造によって回転式ポンプ装置が構成されている。このように構成された回転式ポンプ装置では、内蔵された回転式ポンプ19、39が駆動軸54がモータ60の回転軸によって回転させられることにより、ブレーキ液の吸入・吐出というポンプ動作を行う。これにより、車両用ブレーキ装置によるアンチスキッド制御などの車両運動制御が為される。
そして、回転式ポンプ装置では、ポンプ動作を行うに際し、両シール機構111、112に備えられた樹脂部材111a、112aのうちの回転式ポンプ19、39とは反対側に回転式ポンプ19、39の吐出圧が導入される。このため、高圧な吐出圧が両シール機構111、112をシリンダ71の外側から押圧する方向に加えられ、両シール機構111、112のシール面111c、112cを回転式ポンプ19、39に押し付けると共に、シリンダ71に回転式ポンプ19、39の軸方向他端面を押し付ける。これにより、両シール機構111、112によって回転式ポンプ19、39の軸方向一端面をシールしつつ、シリンダ71によって回転式ポンプ19、39の軸方向他端面をメカニカルシールすることができる。
このように、2つのシール機構111、112をシリンダ71の外側から吐出圧で押圧する構造にしているため、シール機構111、112を機械的に押し付けるような軸力を発生させる部材を必要としなくても、回転式ポンプ装置19、39の両端面をシールできる。
そして、このような回転式ポンプ装置において、本実施形態では、Oリング73bを、軸方向において吸入口81と並ぶ第1部分73baと、吸入口83と並ぶ第2部分73bbと、これらの間を繋ぐ第3部分73bcとを有した形状としている。また、第1部分73baと第2部分73bbとを軸方向においてずらして配置し、ポンプ本体100を径方向から見たとき第3部分73bcが吸入口81と吸入口83との間を周方向とは異なる方向に横切らされた形状となるようにしている。
このため、軸方向において両吸入口81、83を近づけることが可能となる。したがって、ポンプ本体100の軸方向長を小型化することが可能となり、回転式ポンプ装置の小型化を図ることができる。
さらに、本実施形態では、ポンプ本体100を径方向から見たとき第3部分73bcが吸入口81と吸入口83との間を斜めに横切らせた構成としている。このため、第3部分73bcの一部が周方向に対して垂直となるように配置してこの垂直部分にて吸入口81と吸入口83との間を横切らせる態様と比較して、第3部分73bcを容易に短くできるため、環状シール部材73bの形成に必要な材料の削減に寄与する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して回転式ポンプ装置のシール構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図8は、本実施形態の回転式ポンプ装置の断面図である。この図に示されるように、本実施形態では、第1実施形態の回転式ポンプ装置に備えられていたOリング73a〜73cおよび溝部74a〜74cを1つの環状シール部材75および溝部76にて構成している。図9は、環状シール部材75の斜視拡大図である。図9に示すように、環状シール部材75は、リング部75aに対して円形状の第1貫通孔75bおよび第2貫通孔75cが備えられたものである。第1、第2貫通孔75b、75cが周方向にずらして配置されている。第1貫通孔75bは、吸入口81と吸入用管路91とを液密に連通させ、第2貫通孔75cは、吸入口83と吸入用管路93とを液密に連通させる。また、図8に示した溝部76は、環状シール部材75と対応する形状とされており、第1貫通孔75bと対応する部分が吸入口81を囲むように形成され、第2貫通孔74cと対応する部分が吸入口83を囲むように形成されている。
このような構成とされることにより、環状シール部材75は、当該環状シール部材75の全体によって車両用ブレーキ装置に備えられる二系統の間をシールして区画すると共に、各部のシールを行っている。すなわち、環状シール部材75のうち第1貫通孔75bを構成する部分により、高圧な吐出口80や吐出用管路90による吐出経路側と低圧な吸入口81や吸入用管路91による吸入経路側とをシールしている。また、環状シール部材75のうち第2貫通孔75cを構成する部分により、高圧な吐出口82や吐出用管路92による吐出経路側と低圧な吸入口83や吸入用管路93による吸入経路側とをシールしている。
このように、第1、第2貫通孔75b、75cが備えられた環状シール部材75を用いることにより、軸方向において両系統の吸入口81、83を更に近づけることが可能となり、さらに回転式ポンプ装置の軸方向の小型化を図ることができる。また、1つの環状シール部材75のみにより、ポンプ本体100とハウジング101との環状隙間の区画と、区画された一方の領域と一方の系統の吸入経路を構成する吸入口81および吸入用管路91との区画、さらには区画された他方の領域と他方の系統の吸入経路を構成する吸入口83および吸入用管路93との区画を実現することが可能になる。これにより、両系統の区画と各系統の吸入経路と吐出経路との区画を単一の環状シール部材75のみによって行うことができる。
(他の実施形態)
上記第1実施形態では、二つの系統の吸入口81および吸入口83を軸方向にずらした配置を例に挙げて説明しているが、これらを軸方向にずらさずに一致させて配置しても良い。
上記第1実施形態では、Oリング73bの第3部分73bcについて、ポンプ本体100を径方向から見たとき第1開口に相当する吸入口81と第2開口に相当する吸入口83との間を周方向に対して斜めに横切る態様を例示した。しかしながら、これに限らず、例えば、第3部分73bcの一部が周方向に対して垂直となるように配置して、この垂直部分にて吸入口81と吸入口83との間を横切らせるようにしても良い。
さらに、上記第2実施形態では、環状シール部材75のリング部75aや第1、第2貫通孔75b、75cの各開口が異なる方向を臨む構造とされているが、他の構造とされていても良い。図10は、環状シール部材75の他の形態を示した斜視図である。この図に示すように、リング部75aや貫通孔75b、75cの各開口がすべて同じ方向を臨む構造とすることもできる。このような構造にすることにより、環状シール部材75やその成形用金型の構造を簡素化することが可能となる。
なお、このような構造の環状シール部材75を用いる場合、溝部76の形状を環状シール部材75の形状に合せた形状にしておくと共に、ポンプ本体100に環状シール部材75を組付ける際に、貫通孔75b、75cを構成している部分を基端部(リング部75aとの結合部)にて折り曲げて溝部76に嵌め込まれるようにすれば良い。
なお、上記各実施形態では、シール対象部材としてポンプ本体100やハウジング101を例に挙げ、第1開口して吸入口81、第2開口として吸入口83、第3開口として吸入用管路91、第4開口として吸入用管路93を有する回転式ポンプ装置を例に挙げて説明した。しかしながら、回転式ポンプ装置を流体機械の一例として挙げたに過ぎず、円柱状のシール対象部材の外周面に形成された溝部内に環状シール部材が配置される構造が採用される流体機械であれば、他の構造のものに対して本発明を適用しても構わない。
100…ポンプ本体、101…ハウジング、101a…凹部、19、39…回転式ポンプ、54…駆動軸、71…シリンダ、72…プラグ、73a〜73d…Oリング、74a〜74d…溝、75…環状シール部材、75a…リング部、75b、75c…第1、第2貫通孔、80、82…吐出口、81、83…吸入口、90、92…吐出用管路、91、93…吸入用管路、111、112…シール機構

Claims (5)

  1. 第1開口(81)および第2開口(83)が備えられ、一方向を軸方向とする円柱状のシール対象部材(100)と、
    前記シール対象部材(100)における外周面に形成された溝部(74b)内に配置され、前記シール対象部材(100)の外周面において、前記第1開口(81)と前記第2開口(83)との間をシールする環状シール部材(73b)とを有し、
    前記シール対象部材(100)の周方向において前記第1開口(81)と前記第2開口(83)をずらして配置されており、
    前記環状シール部材(73b)は、前記軸方向において前記第1開口(81)に並ぶ第1部分(73ba)および前記第2開口(83)に並ぶ第2部分(73bb)と、前記第1部分(73ba)と前記第2部分(73bb)とを繋ぐ第3部分(73bc)とを有し、前記第1部分(73ba)と前記第2部分(73bb)とが前記軸方向においてずらされており、前記シール対象部材(100)を径方向から見たとき前記第1開口(81)と前記第2開口(83)との間を前記第3部分(73bc)が周方向と異なる方向に横切っていることを特徴とする流体機械。
  2. 前記第3部分(73bc)は、前記シール対象部材(100)を前記径方向から見たとき前記第1開口(81)と前記第2開口(83)との間を前記周方向に対して斜めに横切っていることを特徴とする請求項1に記載の流体機械。
  3. 第1開口(81)および第2開口(83)が備えられ、一方向を軸方向とする円柱状の第1シール対象部材(100)の外周面と、前記第1シール対象部材(100)が配置される凹部(101a)を有すると共に、前記凹部(101a)の内壁面に前記第1開口(81)に連通させられる第3開口(91)と前記第2開口(83)に連通させられる第4開口(93)が備えられた第2シール対象部材(101)の前記凹部(101a)の内壁面との間に装着される環状のシール部材であって、
    前記第1開口(81)と前記第3開口(91)とを液密に連通可能な第1貫通孔(75b)と、
    該第1貫通孔(75b)に対して周方向にずらして配置され、前記第2開口(83)と前記第4開口(93)とを液密に連通可能な第2貫通孔(75c)と、を有してなる環状シール部材。
  4. 請求項3に記載の環状シール部材(75)と、
    前記第1シール対象部材(100)および前記第2シール対象部材(101)とを有し、
    前記環状シール部材(75)が前記第1シール対象部材(100)の外周面に配置されていることを特徴とする流体機械。
  5. 前記第1シール対象部材(100)には、二系統の吸入経路および吐出経路が備えられ、一方の系統の吸入経路が前記第1開口(81)および前記第3開口(91)にて構成され、他方の系統の吸入経路が前記第2開口(83)および前記第4開口(93)にて構成され、
    前記環状シール部材(75)は、前記二系統の間を区画する部分を有し、かつ、前記第1貫通孔(75b)内に前記一方の系統の吸入経路が配置されると共に前記第1貫通孔(75b)外に該一方の系統の吐出経路が配置されることで、該一方の系統の吸入経路と吐出経路との間をシールしており、さらに、前記第2貫通孔(75c)内に前記他方の系統の吸入経路が配置されると共に前記第2貫通孔(75c)外に該他方の系統の吐出経路が配置されることで、該他方の系統の吸入経路と吐出経路との間をシールしていることを特徴とする請求項4に記載の流体機械。
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