JP5495658B2 - 撮像装置、印刷装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置等に関し、特に近接無線通信機能を備えた撮像装置と印刷装置とで実行する、所謂ダイレクトプリントにおいて用いて好適な技術に関するものである。
近年、PictBridge(CIPA規格DC−001−2003)に代表されるような、デジタルカメラとプリンタとを直接接続し印刷を実行する、所謂ダイレクトプリントが容易に可能になっている。
また、誘導電界を用いた近接無線通信を利用したシステムの開発が行われている(例えば非特許文献1参照)。近接無線通信は、高速な転送速度で通信を行うことができ、至近距離専用で他の無線システムへ影響を与えにくいという特徴を有しており、このため機器間でケーブル接続を不要とした画像データのやりとりに適している。
一方、近年発売されているプリンタには、デジタルカメラと無線LAN通信を介して画像データの印刷、保存をできるものが知られている。
特開2007−166577号公報
近接無線通信技術をプリンタとデジタルカメラでのダイレクトプリントに用いれば高速な転送速度が得られる。しかし、通信可能距離が短いため、操作をしようとデジタルカメラを手に取ることにより通信が切断されてしまう恐れがあり、通信が切断された場合には、画像データの転送を改めて行わなければならない、という問題がある。
また、PictBridgeに代表されるダイレクトプリントでは、機器の1対1の通信が前提である。そのため、デジタルカメラでは印刷終了まで通信を続ける必要があり、印刷が終了するまではデジタルカメラを使用することができない、という問題がある。また、プリンタでは複数のデジタルカメラと通信し印刷を実行することができない、という問題がある。
このようにプリンタとデジタルカメラとで印刷を実行するダイレクトプリントでは、ユーザの使用性が良好であるとは言い難い問題点が複数ある。
そこで本発明は上記問題に鑑みて、デジタルカメラ等の撮像装置とプリンタである印刷装置とで通信を行い、印刷を実行する際の使用性を向上させることを目的とする。
本発明の撮像装置は、印刷装置が所定の通信可能範囲に近接した場合に前記印刷装置と近接無線通信を確立し、前記印刷装置に印刷ジョブを送信して印刷を実行させることが可能な撮像装置であって、前記印刷装置から印刷ジョブの受信可能通知を受信する通知受信手段と、前記印刷装置と前記近接無線通信を確立した状態で、前記印刷装置から印刷ジョブの受信可能通知を受信する度に、前記印刷装置との前記近接無線通信を確立した際に既に保持していた印刷ジョブを分割してそれぞれ一つの印刷ジョブとし、前記近接無線通信を確立した印刷装置に対して順次送信する印刷ジョブ送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置と印刷装置とで印刷を実行する際の使用性を向上させることができる。例えば、本発明では、印刷ジョブを分割して送信或いは受信するため、近接無線通信という通信が切断されやすい状況に適した効率的な印刷ジョブの送信或いは受信及びその再開が可能である。
本発明の実施の形態に係る撮像装置であるデジタルカメラの構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態に係る印刷装置であるプリンタの構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における近接無線通信によるデジタルカメラとプリンタの通信可能範囲を模式的に示す図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係るデジタルカメラとプリンタとの間でやり取りされるnotifyDeviceStatusスクリプトの構造を示した図、(b)は、本発明の実施の形態に係るデジタルカメラとプリンタとの間でやり取りされるstartJobスクリプトの構造を示した図、(c)は、本発明の実施の形態に係るデジタルカメラとプリンタとの間でやり取りされるnotifyJobStatusスクリプトの構造を示した図である。 本発明の実施の形態に係るデジタルカメラとプリンタにおいて近接無線通信でダイレクトプリントを実行する際のデジタルカメラの処理シーケンスを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るデジタルカメラとプリンタにおいて近接無線通信でダイレクトプリントを実行する際のプリンタの処理シーケンスを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るデジタルカメラが印刷ジョブの状態を管理するために用いる送信印刷ジョブ管理テーブルのイメージ図である。 本発明の実施の形態に係るプリンタが印刷ジョブを管理するために用いる受信印刷ジョブ管理テーブルのイメージ図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
<撮像装置の構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置であるデジタルカメラの構成例を示したブロック図である。図1において100はデジタルカメラを示す。以下、デジタルカメラ100が有する構成要素を説明する。
10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOSセンサ等の撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。18はタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御され、撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給する。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。画像処理回路20はまた、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果をシステム制御回路50に出力する。システム制御回路50は、画像処理回路20からの演算結果に基づき露光制御部40、測距制御部42、フラッシュ48に対して制御を行う。これにより、デジタルカメラ100では、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。また、画像処理回路20は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16が出力したデータは、画像処理回路20及びメモリ制御回路22を介して、或いは直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28は有機ELディスプレイ等の画像表示部である。画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器26を介して画像表示部28に表示される。撮像素子14で撮像した画像データを画像表示部28で逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合にはデジタルカメラ100の電力消費を大幅に低減することができる。
30はメモリであり、撮影した静止画像や動画像を格納する記憶装置として機能し、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶容量を備えている。そのため、デジタルカメラ100では、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
32は圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像データを読み込んで、適応離散コサイン変換(ADCT)、ウェーブレット変換等を用いた周知のデータ圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は露光制御部であり、撮像素子14への露光量を制御するための絞り機能を備えるシャッター12を制御する。42は測距制御部であり、撮影レンズ10のフォーカシングを制御する。44はズーム制御部であり、撮影レンズ10のズーミングを制御する。46はバリア制御部であり、バリアである保護部102の動作を制御する。48はフラッシュであり、撮影時の補助光源として機能し、また調光機能も有する。システム制御回路50が不図示の測光回路の測光結果に基づいてフラッシュ48を制御する。これによりフラッシュ48のフラッシュ調光機能が実現する。また、フラッシュ48は、AF補助光の投光機能も有する。露光制御部40、測距制御部42はTTL方式を用いて制御されていることは上述したが、この場合、撮像した画像データを画像処理回路20が演算した演算結果に基づきシステム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う。
50はシステム制御回路であり、デジタルカメラ100全体を制御する。52はメモリであり、システム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。
システム制御回路50は、画像出力装置(印刷装置)に対する出力処理を定義する出力処理定義スクリプトを作成し、通信部110、コネクタ(アンテナ)112を介して、図示しない印刷装置に送信する。また、逆に図示しない印刷装置からスクリプトが送信されてきた場合には、コネクタ(アンテナ)112、通信部110を介してシステム制御回路50に送られ、システム制御回路50はスクリプトを解析し、解析結果に基づいてデジタルカメラ100を動作させる。また、本実施の形態では、コネクタ(アンテナ)112は近距離無線通信の接続、及び、切断状態を検知し、通信部110を介してシステム制御回路50に通知する機能を有する。
54は表示部であり、システム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を通知するものである。表示部54は、デジタルカメラ100の操作部70近辺の視認し易い位置に単数又は複数設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されている。
表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、単写/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示等がある。更には、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、外部記録媒体93及び外部記録媒体93の着脱状態表示、日付・時刻表示等がある。また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示等がある。
56は不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等の電気的に消去・記録可能なメモリが用いられる。
60はモードダイアルスイッチであり、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードの切り替えを行う。
62はシャッタースイッチSW1であり、AFやAE等の撮影スタンバイ動作を行うためのスイッチである。64はシャッタースイッチSW2であり、シャッタースイッチSW1(62)の操作後、実際に撮影を行うための撮影スイッチである。
66は画像表示ON/OFFスイッチであり、画像表示部28のON/OFFを設定する。この機能により、光学ファインダ104を用いて撮影を行う際に、TFT、LCD等からなる画像表示部28への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
68がクイックレビューON/OFFスイッチであり、撮影直後に、撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定する。また、画像表示部28をOFFとした場合におけるクイックレビュー機能の設定をする機能も備える。
70は操作部であり、各種ボタンやタッチパネル等からなる。操作部70には、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン等が含まれる。更には、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、画像削除ボタン、画像削除取消しボタン等が含まれる。
80電源制御部であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電源制御部80は、電源86の電池装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
86は電源であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。82、84はコネクタであり電源制御部80と電源86とを接続する。
90はカードコントローラ、91はインタフェース、92はコネクタ、93は外部記録媒体である。インタフェース91は外部記録媒体93とのインタフェースであり、コネクタ92はインタフェース91と外部記録媒体93とを接続する。コネクタ92を介して接続された外部記録媒体93は、カードコントローラ90によりインタフェース91を介して記録に係る制御がなされる。また、98は記録媒体着脱検知部であり、コネクタ92に外部記録媒体93が装着されているか否かを検知する。
102は保護部であり、デジタルカメラ100の撮影レンズ10を覆うことにより、汚れや破損を防止する。104は光学ファインダである。光学ファインダ104を利用すれば、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用することなく、撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示等が設置されている。
110は通信部であり、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信等の各種通信処理を行う。112はコネクタ(アンテナ)であり、通信部110を介してデジタルカメラ100を他の機器と接続する(通信可能とする)。本実施の形態においてコネクタ(アンテナ)112は、近距離無線通信を用いてデータの送受信を行う送受信部として機能する、また、ここでいうデータとは、画像データ以外に、上述した出力処理定義スクリプト(印刷ジョブも含まれる)も含む。また、コネクタ(アンテナ)112は近距離無線通信の接続、及び、切断状態を検知し、通信部110を介してシステム制御回路50に通知する機能を持つ。そしてシステム制御回路50は、通知された通信状態に応じて印刷装置に送信する出力処理定義スクリプトも作成する。作成された出力処理定義スクリプトは、通信部110、コネクタ(アンテナ)112を介して、印刷装置に送信される。なお、通信部110とコネクタ(アンテナ)112は本発明でいう撮像装置の近接無線通信手段の一構成例に対応するものである。
<印刷装置の構成>
図2は、本発明の実施の形態に係る印刷装置であるプリンタの構成例を示したブロック図である。図2において200はプリンタを示す。以下、プリンタ200が有する構成要素を説明する。
201は実際に用紙に画像等をプリントするプリントエンジンである。202は表示部であり、LCD表示、LED表示、音声表示等でユーザに対して情報を表示する。203は操作部であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。操作部203は、システムコントローラ206を介して各種の動作指示を入力するための操作手段である。
204はプリント処理部であり、プリントエンジン201を制御する。より詳しくは、プリント処理部204は、データ印刷処理を行い、印刷データをプリントエンジン201に出力し、プリントエンジン201にインクカートリッジのインクにより用紙に対してプリントを実行させる。205は表示処理部であり、表示部202を制御する。206はシステムコントローラであり、操作部203からの動作指示を受け付けてプリンタ200全体を制御する。
207は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、ここにプリンタ200の無線設定情報を記憶することができる。208はメモリであり、プリンタ200の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。
209はプリンタ200が内蔵する大容量記憶装置(以下、内蔵ストレージ)であり、デジタルカメラ100やメモリカードインタフェース217に装着されたメモリカードからデータを受信し格納することができる。
210はパーソナルコンピュータ等の外部ホスト機器とUSBを用いて接続するためのUSBインタフェース(USB Host I/F)である。211はデジタルカメラ100等の外部デバイス機器とUSBを用いて接続するためのUSBインタフェース(USB Device I/F)である。
212は給紙部であり、プリントエンジン201に対して印刷用の用紙を供給する。213は排紙部であり、プリントエンジン201でプリントがされた用紙を排紙する。214はカートリッジ装着部であり、プリントエンジン201が用いるインクカートリッジを交換可能に装着する。
215は通信部であり、無線信号を送受信し、無線通信を制御する。216は他の機器と無線通信を行うためのアンテナである。本実施の形態においてアンテナ216は、近距離無線通信を行うためのアンテナとなっており、通信の接続又は切断を検知し、通信部215を介してシステムコントローラ206に通知する機能を有する。本実施の形態では、通知された通信状態に応じてシステムコントローラ206がデジタルカメラ100等に送信する出力処理定義スクリプトを作成する。そしてシステムコントローラ206は、作成した出力処理定義スクリプトを通信部215及びアンテナ216を介してデジタルカメラ100等に送信する。なお、通信部215とアンテナ216は、本発明でいう印刷装置の近接無線通信手段の一構成例に対応するものである。
217はメモリカードインタフェースであり、メモリカード等の記録媒体を装着し、装着したメモリカード等のメモリカードからデータを受信し格納することができる。
<撮像装置と印刷装置との通信>
本実施の形態では、撮像装置であるデジタルカメラ100と印刷装置であるプリンタ200とが通信を行い、デジタルカメラ100からの画像データをプリンタ200で直接プリントする、所謂ダイレクトプリントが可能となっている。本実施の形態では、デジタルカメラ100とプリンタ200とが近接無線通信によって通信を行う。以下、本実施の形態に係る近接無線通信について説明する。
図3は、近接無線通信によるデジタルカメラ100とプリンタ200の通信可能範囲を模式的に示す図である。デジタルカメラ100とプリンタ200が所定の通信可能範囲(R)内に入ると近接無線通信が確立し、その後上位プロトコルが決定され通信が行われる。なお本実施の形態でいう近接無線通信の通信可能範囲(R)は、比較的短距離、例えば半径3cm内等を想定している。
近接無線通信における上位プロトコルは、デジタルカメラ100がプリンタ200に対して通知することで決定される。本実施の形態では、近接無線通信上にUSBプロトコルを確立し、その上位プロトコルとしてPictBridge接続を確立し通信を行う。
ここで、デジタルカメラ100とプリンタ200との本実施の形態に係る近接無線通信で用いられるスクリプト、すなわち、通信相手となる機器に対する処理を定義する出力処理定義スクリプト(以下、スクリプト)について説明する。なお、ここで説明するスクリプトは、上位プロトコルとしてのPictBridgeに準拠したものである。
先ず図4(a)は、notifyDeviceStatusスクリプトの構造を示した図である。notifyDeviceStatusスクリプトは、プリンタ200が自装置のステータスの変化をデジタルカメラ100側に通知するためのスクリプトである。
図4(a)において、401はdpsPrintServiceStatusであり、プリンタの状態を示している。402はjobEndReasonであり、プリント終了の終了状況を意味する。本実施の形態では、このjobEndReason(402)の値として受信完了を示す数値を用いることにより、デジタルカメラ100が送信した印刷ジョブの画像送信が完了されたこと、換言すれば画像受信が完了したことを通知する。
403はerrorStatsusであり、終了したプリント処理のエラー状態を意味する。404はerrorReasonであり、エラーが発生した場合のエラー理由を示す。errorStatsus(403)は、errorReason(404)と共に通知される。このような情報をデジタルカメラ100が受信することで、ユーザがエラーについて確認を行うことができる。
405はdisconnectEnableであり、通信が切断されても印刷可能か否かを意味している。406はcapabilityChangedであり、プリンタ200のcapability(性能等)が変更されたか否かを示す。407はnewjobOKであり、プリンタ200が新規の印刷要求を受付可能であるか否かを示している。なお、newjobOK(407)は、本発明でいう受信可能通知に対応する情報の一例に相当する。
次に、図4(b)は、startJobスクリプトの構造を示した図である。startJobスクリプトは、デジタルカメラ100がプリンタ200に印刷ジョブを送る際に用いるスクリプトである。
startJobスクリプトは、図4(b)に示すように、プリント設定を示すjobConfig(510)とプリントデータの情報を示すprintInfo(520)から構成されている。すなわち、印刷ジョブは画像データを含むかたちでデジタルカメラ100からプリンタ200に送信されることになる。
jobConfig(510)において、511はqualityであり、プリント品質を示す。512はpaperSizeであり、用紙サイズを示す。513はpaperTypeであり、普通紙、写真用紙等の用紙タイプの指定を示す。514はfileTypeであり、プリントする画像ファイルのタイプを示す。515はdatePrintであり、日付をプリントするか否かを示す。516はfileNamePrintであり、ファイル名を印刷するか否かを示す。517はimageOptimizeであり、画像補正を行うか否かを示す。518はfixedSizeであり、固定サイズプリントを行うか否かを示す。519はcroppingであり、トリミングを行うか否かを示す。
また、printInfo(521)において、521はfileIDであり、ファイルIDを示し、522はdateであり、日付情報を示す。
次に、図4(c)は、notifyJobStatusスクリプトの構造を示した図である。notifyJobStatusスクリプトは、プリンタ200が受信した印刷ジョブの印刷が完了したときにデジタルカメラ100に通知する際に用いるスクリプトである。
図4(c)において、601はprtPIDであり、印刷ジョブのIDを示す。602はprogressであり、複数枚印刷指定時の印刷済み枚数を示す。603はjobStatusであり、602と同様にプリントジョブの終了状況を通知するものである。
<撮像装置と印刷装置によるプリント動作>
本実施の形態では、プリンタ200は、印刷ジョブに含まれる画像データの受信を完了した時点で上記の「notifyDeviceStatusスクリプト」をデジタルカメラ100に送信する。そして、プリント完了時は、上記の「notifyJobStatusスクリプト」を使用することにより、プリント完了状況をデジタルカメラ100に通知する。以下、上記で説明したスクリプトを用いた近接無線通信プリントシーケンスについて説明する。
先ず図5は、本実施の形態に係るデジタルカメラ100とプリンタ200において、近接無線通信でダイレクトプリントを実行する際のデジタルカメラ100の処理シーケンスを示すフローチャートである。このフローチャートは、デジタルカメラ100とプリンタ200とがユーザなどにより通信可能範囲に近づけられることにより開始される。なお、デジタルカメラ100やプリンタ200に特定のモードを設け、機器が特定のモードであり、かつ通信可能範囲に近づけられた場合に図5のフローチャートを開始してもよい。以下、ここで説明する処理は、システム制御回路50が動作用のプログラムを読み出し、メモリ30を作業領域として実行することで実現される。
ステップS701においてデジタルカメラ100は、プリンタ200との間で近接無線通信接続を確立すると、ステップS702で上位プロトコルであるPictBridgeの接続を確立する。
次にステップS703においてデジタルカメラ100は、印刷ジョブが存在するか否かを確認し、印刷ジョブが存在する場合はステップS704に進み、存在しない場合は処理を終了する。
ステップS704においては、デジタルカメラ100は、接続を確立したプリンタ200に対して状態を問い合わせる。ここで、前回の接続時に実行した印刷ジョブがある場合はプリンタ200から図4(c)で示したnotifyJobStatusスクリプトで印刷ジョブの状態を通知される。
次にステップS705においてデジタルカメラ100は、プリンタ200からnotifyDeviceStatusスクリプトを受信し、プリンタ200が新規の印刷ジョブの受付が可能であるか否かを確認する(NewJobOK?)。この処理は通知受信処理の一例である。ここで、プリンタ200が新規の印刷ジョブを受付可能であればステップS706に進み、不可であればステップS711に進む。
ステップS706においては、デジタルカメラ100は、作成した印刷ジョブを1ページ分のみ取り出して(すなわち分割して)、図4(b)で示したStartJobスクリプト(印刷ジョブ)をプリンタ200に送信する。なお、ステップS706における印刷ジョブを分割して送信する処理は、本発明でいう印刷ジョブ送信手段の一処理例に対応する処理である。また、ここでデジタルカメラ100はnotifyDeviceStatusスクリプトにおいて新規の印刷ジョブの受付が可能であるか否かを確認した後、印刷ジョブを送信する。つまり、デジタルカメラ100は、プリンタ200からの印刷装置の受信可能の通知を受信する度に分割した印刷ジョブを順次送信することになる。また、この際、デジタルカメラ100は、図7に示すように、接続したプリンタ200のIDと関連付けて送信印刷ジョブ管理テーブルに、送信した印刷ジョブの状態を記憶しておく。
図7は、デジタルカメラ100が印刷ジョブの状態を管理するために用いる送信印刷ジョブ管理テーブルのイメージ図である。図7に示すように、印刷ジョブは印刷枚数(1〜Nページ)を含むように作成されるが、デジタルカメラ100は印刷ジョブに含まれる1ページ分を取り出してプリンタ200に送信するようにしている。そして、1ページ分を取り出し送信した後は、デジタルカメラ100は、901、902に示すように、1ページ分の印刷ジョブに紐付けするかたちで当該印刷ジョブの状態(Status)を、送信印刷ジョブ管理テーブルで管理しておく。ここでは、管理の対象となる状態は、未送信又は送信済み又は印刷済みであり、図7の例では、「0」が未送信、「1」が送信済み、「2」が印刷済み、であるものとして管理するようにしている。なお、ここで説明した印刷ジョブの管理に係る処理は、本発明でいう撮像装置の印刷ジョブ管理手段の一処理例に対応するものである。
次に、ステップS707においてデジタルカメラ100は、プリンタ200からの画像送信要求を受け印刷ジョブに含まれる画像データを送信する。
次にステップS708においてデジタルカメラ100は、プリンタ200からnotifyDeviceStatusスクリプトを受信する。
次にステップS709においてデジタルカメラ100は、ステップS708で受信したスクリプトに含まれるjobEndReasonを確認し、ステップS706で送信した印刷ジョブが受信済みであるか否かを確認する(受信済み通知であるか否かを確認)。ここで、受信済みであることが確認できた場合はステップS710に進み、そうでない場合はステップS703に戻る。なお、ステップS708でnotifyDeviceStatusスクリプトを受信し、その中身を確認する処理は、本発明でいう印刷ジョブ状態受信手段の一処理例に対応するものである。また、ここでjobEndReasonは、本発明でいう受信完了状態に対応する情報の一例に相当する。
そして、ステップS710においてデジタルカメラ100は、図7で示した送信印刷ジョブ管理テーブルの状態(Status)を送信済み、すなわち「1」に変更する。また、ステップS709においてnotifyDeviceStatusスクリプトを確認した際、プリンタ200から印刷完了通知を受信した場合は送信印刷ジョブ管理テーブル(図7)の該当ジョブの状態(ステータス)を印刷済み、すなわち「2」に変更する。なお、ステップS710における処理は、本発明でいう印刷ジョブ管理手段の一処理例に対応するものである。
なお、ステップS705で新規の印刷ジョブの受付が不可であった場合のステップS711では、デジタルカメラ100は、プリンタ200から印刷ジョブ受信可能通知がくるまで待機する。
このようにデジタルカメラ100は、印刷ジョブを分割(ここでは複数の印刷ページを含む印刷ジョブを1ページごとに分割)して、プリンタ200に送信するようにし、送信した印刷ジョブごとに状態を、内部で管理するようにしている。このような構成により、プリンタ200の印刷処理中に通信が切断され再度印刷を実行する場合でも、デジタルカメラ100は送信印刷ジョブ管理テーブル(図7)を確認して、未送信の印刷ジョブがあれば未送信の印刷ジョブからの印刷を再開することができる。
続いて、図6は本実施の形態に係るデジタルカメラ100とプリンタ200において、近接無線通信でダイレクトプリントを実行する際のプリンタ200の処理シーケンスを示すフローチャートである。なお、ここで説明する処理は、システムコントローラ206が動作用のプログラムを読み出し、不図示のRAMを作業領域として実行することで実現される。
ステップS801においてデジタルカメラ100との間の近接無線通信接続を確立すると、ステップS802においてプリンタ200は、上位プロトコルであるPictBridgeの接続を確立する。
次にステップS803においてプリンタ200は、接続したデジタルカメラ100のカメラIDに該当する受信済み印刷ジョブを検索し、ステップS804で、例えば印刷が完了しているのに印刷完了の状態を未通知の印刷ジョブ等があるかどうかを確認する。ここで、印刷完了の通知をしていないもの等があればステップS805においてプリンタ200は、図4(c)で示したnotifyJobStatusスクリプトを使用してデジタルカメラ100に通知する。また、notifyJobStatusスクリプトの通知が済んでいる場合はステップS806に進む。なお、notifyJobStatusスクリプトをデジタルカメラ100に送信する処理は、本発明でいう印刷ジョブ状態送信手段の一処理例に対応するものである。
ステップS806においては、プリンタ200は、内蔵ストレージ209の空き容量を確認し、結果に応じて、新規の印刷ジョブを受付可能であるか否かを確認する。ここで、新規の印刷ジョブを受付可能な場合はステップS807でNotifyDeviceStatusスクリプトに含まれるNewJobOK407を「OK」として、NotifyDeviceStatusスクリプトをデジタルカメラ100に通知する。また、新規の印刷ジョブを受付不可の場合はステップS808でNotifyDeviceStatusスクリプトに含まれるNewJobOK407を「NG」として、NotifyDeviceStatusスクリプトをデジタルカメラ100に通知する。なお、newjobOK(407)の送信は、本発明でいう通知送信処理の一例に相当する。
ステップS808で受付ジョブ受信不可通知を送信した場合は、ステップS814においてプリンタ200は、現在印刷中の印刷ジョブの印刷が完了し、空き容量が確保されるまで待機し、ステップS803に戻る。
また、ステップS807で新規ジョブ受付可能と通知した場合は、ステップS809においてプリンタ200は、デジタルカメラ100からの印刷ジョブの送信を待つ。
ステップS810においてはプリンタ200は印刷ジョブを受信する。なお、ステップS810の処理は、本発明でいう印刷ジョブ受信手段の一処理例に対応するものである。また、ここで受信する印刷ジョブは、デジタルカメラ100で分割された印刷ジョブ(本例では1ページ分の印刷ジョブ)である。
ステップS811においてプリンタ200は、印刷ジョブに含まれる画像データをデジタルカメラ100から取得し、内蔵ストレージ209に保存する。この際、プリンタ200は、印刷ジョブに含まれる全ての画像データの保存が完了すると、図8に示すように、送信元のデジタルカメラIDとともに画像データを記憶し、かつ印刷ジョブごとの状態を記憶しておく。
図8は、プリンタ200が印刷ジョブを管理するために用いる受信印刷ジョブ管理テーブルのイメージ図である。上述したがデジタルカメラ100は印刷ジョブに含まれる1ページ分を取り出してプリンタ200に送信する。これを受信したプリンタ200は、1001、1002に示すように、1ページ分の印刷ジョブに紐付けるかたちで当該印刷ジョブの状態(Status)を、受信印刷ジョブ管理テーブルで管理しておく。ここでは、管理対象となる状態は、受信完了又は印刷中又は印刷済みであり、図8の例では、「0」が受信完了、「1」が印刷中、「2」が印刷完了、であるものとして管理するようにしている。なお、受信印刷ジョブ管理テーブルにおける状態、印刷ジョブの情報、及び画像データは、当該印刷所美の印刷が完了したときに削除される。なお、ここで説明した印刷ジョブの管理に係る処理は、本発明でいう印刷装置の印刷ジョブ管理手段の一処理例に対応するものである。
そしてステップS812においてプリンタ200は、現在印刷処理を実行しているか否かを確認し、印刷中であればステップS803に戻り、印刷中でなければステップS813に進み、受信した印刷ジョブの印刷を開始する。ここで、ステップS812で受信した印刷ジョブの印刷がすぐに開始できない場合であっても、ステップS803に戻り、新規印刷ジョブ受信が可能であれば、プリンタ200はその旨をデジタルカメラ100に通知する(ステップS807)。
このようにプリンタ200は、印刷ジョブに含まれる画像データを内蔵ストレージ209に保存した後に、新規の印刷ジョブを受付可能であるか否かをデジタルカメラ100に通知するようにしている。このような構成により、全ての印刷が終わるまでデジタルカメラ100とプリンタ200を通信状態に置く必要がなく、ユーザは、すぐにデジタルカメラ100の通信を切断して操作することが可能となる。また、印刷中であっても印刷ジョブを受信できるため、同一のデジタルカメラ(ここではデジタルカメラ100)から複数の印刷ジョブを受信することができるのみならず、無線通信であるが故に複数のデジタルカメラから印刷ジョブを受信することも可能となる。
以上のように本発明の実施の形態では、デジタルカメラ100とプリンタ200とが近接無線通信によりダイレクトプリントを実行する構成において、デジタルカメラ100が印刷ジョブを1ページごとに分割して送信する。そして、プリンタ200が1ページごとの印刷ジョブの画像データを内蔵ストレージ209に保存し、次の印刷ジョブを受信する。更に、分割して送信或いは受信した印刷ジョブの状態をデジタルカメラ100、プリンタ200がそれぞれ管理する。
このような構成により、デジタルカメラ100とプリンタ200とで近接無線通信によりダイレクトプリントを実行する際の使用性が向上する。
すなわち、デジタルカメラ100は、近接無線通信で通信を行うため通信の切断されやすい状態だが、印刷ジョブを分割して当該分割した印刷ジョブごとに画像データをプリンタ200に送信するため、印刷ジョブを送信しなおす事態を効果的に回避できる。
特に、デジタルカメラ100は、分割した印刷ジョブを送信後、プリンタ200から当該印刷ジョブの画像データの受信の確認の情報を受信して当該印刷ジョブの状態を保持するため、送信が完了した時点で次の分割した印刷ジョブを送信することができる。この場合は、通信が切断された場合であっても、通信再開後に、次に送信すべき分割した印刷ジョブからの送信ができ、効率的に印刷を再開できる。
また、プリンタ200は分割された印刷ジョブの受信後、画像データを受信して内蔵ストレージ209に保存した後に印刷を開始して、これととともにデジタルカメラ100に対して新規の印刷ジョブが受信可能であることを通知する。そのため、印刷が終わるまでデジタルカメラ100とプリンタ200を通信状態に置く必要がなく、ユーザはすぐにデジタルカメラ100の通信を切断して操作できる。
また、プリンタ200は、上述したようにデジタルカメラ100から分割されて送信された印刷ジョブごとに画像データを受信し、画像データを内蔵ストレージ209に保持した後で、次の印刷ジョブを受信可能であることをデジタルカメラ100に通知する。このような構成により、複数のデジタルカメラからの印刷ジョブの受付も可能となる。つまり、印刷終了を待って新規の印刷ジョブを受信するような構成でないため、他のデジタルカメラからの印刷ジョブも受信可能となる。これはUSBケーブル等で1対1で有線接続されない無線通信において特有な効果である。また、プリンタ200は分割されて送信された印刷ジョブごとの状態、受信完了、印刷中、印刷済み等を管理するため、通信が切断された場合であっても、通信再開後に、次に受信すべき印刷ジョブをプリンタ200に通知する等でき、効率的に印刷を再開できる。
また、送信済みの分割された印刷ジョブに含まれる画像データはデジタルカメラ100内から消去してもプリンタ200に存在しているため、デジタルカメラ100の記憶装置を有効に使うことができる。
また、本実施の形態では、ダイレクトプリントの実行を、PictBridgeに準拠したプロトコルを拡張することにより実現できるため、より低コストでダイレクトプリントシステムの構築を実現できる。
また、本実施の形態では、デジタルカメラ100が印刷ジョブを1ページごとに分割してプリンタ200に送信することを説明したが、2ページ、3ページ等の単位で、比較的細分化するように分割して、印刷ジョブを送信するようにしても構わない。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
14:撮像素子、50:システム制御回路、100:撮像装置(デジタルカメラ)、110:通信部、112:コネクタ(アンテナ)、200:印刷装置(プリンタ)、201:プリントエンジン、206:システムコントローラ、209:大容量記憶装置(内蔵ストレージ)、215:通信部、216:アンテナ

Claims (17)

  1. 印刷装置が所定の通信可能範囲に近接した場合に前記印刷装置と近接無線通信を確立し、前記印刷装置に印刷ジョブを送信して印刷を実行させることが可能な撮像装置であって、
    前記印刷装置から印刷ジョブの受信可能通知を受信する通知受信手段と、
    前記印刷装置と前記近接無線通信を確立した状態で、前記印刷装置から印刷ジョブの受信可能通知を受信する度に、前記印刷装置との前記近接無線通信を確立した際に既に保持していた印刷ジョブを分割してそれぞれ一つの印刷ジョブとし、前記近接無線通信を確立した印刷装置に対して順次送信する印刷ジョブ送信手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記印刷ジョブ送信手段は、複数の印刷ページを含んだ印刷ジョブを1ページごとに分割して送信することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記受信可能通知は、前記印刷ジョブ送信手段が分割して送信した印刷ジョブに含まれる画像データを前記印刷装置が記憶装置に保存した後に送信されることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記印刷ジョブ送信手段が分割して送信した印刷ジョブの状態を前記印刷装置から受信する印刷ジョブ状態受信手段と、
    前記印刷ジョブ状態受信手段で受信した前記状態を、該当する前記印刷ジョブ送信手段が分割して送信した印刷ジョブに関連付けて保持する印刷ジョブ管理手段と、を有する特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記印刷ジョブ管理手段は、前記印刷ジョブ送信手段が分割して送信した各印刷ジョブの状態を、前記印刷ジョブの送信先である前記印刷装置を識別するための情報と共に管理することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記状態には、前記印刷ジョブ送信手段が分割して送信した印刷ジョブの前記印刷装置での受信完了状態が含まれ、
    前記印刷ジョブ状態受信手段が前記受信完了状態を受信した場合、前記印刷ジョブ管理手段は、該当する前記印刷ジョブ送信手段が分割して送信した印刷ジョブに送信済みの情報を関連付けて保持することを特徴とする請求項4又は5に記載の撮像装置。
  7. 撮像装置が所定の通信可能範囲に近接した場合に前記撮像装置と近接無線通信を確立し、撮像装置から印刷ジョブを受信して印刷を実行することが可能な印刷装置であって、
    前記撮像装置と近接無線通信を確立した状態で、前記撮像装置と前記印刷装置との近接無線通信が確立された際に前記撮像装置が既に保持していた印刷ジョブが前記撮像装置で分割され、それぞれ一つの印刷ジョブとして送信された印刷ジョブを、前記撮像装置から受信する印刷ジョブ受信手段と、
    前記印刷ジョブ受信手段で受信した前記分割されて送信された印刷ジョブに含まれる画像データを記憶装置に保存した後に、前記撮像装置に対して次の印刷ジョブの受信可能通知を送信する通知送信手段と、を有することを特徴とする印刷装置。
  8. 前記印刷ジョブ受信手段は、複数の印刷ページを含んだ印刷ジョブが1ページごとに分割された印刷ジョブを受信することを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  9. 前記分割されて送信された印刷ジョブに含まれる画像データを前記記憶装置に保存した後に、該画像データの印刷を開始することを特徴とする請求項又はに記載の印刷装置。
  10. 前記印刷ジョブ受信手段で受信した前記分割されて送信された印刷ジョブの状態を、該印刷ジョブごとに関連付けて保持する印刷ジョブ管理手段を有することを特徴とする請求項のいずれか1項に記載の印刷装置。
  11. 前記印刷ジョブ管理手段は、前記印刷ジョブ受信手段で受信した前記分割されて送信された印刷ジョブの状態を、該印刷ジョブの送信元である前記撮像装置を識別するための情報と共に管理することを特徴とする請求項10に記載の印刷装置。
  12. 前記印刷ジョブ受信手段で受信した前記分割されて送信された印刷ジョブの状態を、前記撮像装置に対して送信する印刷ジョブ状態送信手段を有することを特徴とする請求項11のいずれか1項に記載の印刷装置。
  13. 前記状態には、前記印刷ジョブ受信手段で受信した前記分割されて送信された印刷ジョブの受信完了状態が含まれることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の印刷装置。
  14. 印刷装置が所定の通信可能範囲に近接した場合に前記印刷装置と近接無線通信を確立し、前記印刷装置に印刷ジョブを送信して印刷を実行させることが可能な撮像装置の制御方法であって、
    前記印刷装置から印刷ジョブの受信可能通知を受信するステップと、
    前記印刷装置と前記近接無線通信を確立した状態で、前記印刷装置から印刷ジョブの受信可能通知を受信する度に、前記印刷装置との前記近接無線通信を確立した際に既に保持していた印刷ジョブを分割してそれぞれ一つの印刷ジョブとし、前記近接無線通信を確立した印刷装置に対して順次送信するステップと、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  15. 撮像装置が所定の通信可能範囲に近接した場合に前記撮像装置と近接無線通信を確立し、撮像装置から印刷ジョブを受信して印刷を実行することが可能な印刷装置の制御方法であって、
    前記撮像装置と近接無線通信を確立した状態で、前記撮像装置と前記印刷装置との近接無線通信が確立された際に前記撮像装置が既に保持していた印刷ジョブであって前記撮像装置で分割され、それぞれ一つの印刷ジョブとして送信された印刷ジョブを、前記撮像装置から受信するステップと、
    前記受信した前記分割されて送信された印刷ジョブに含まれる画像データを記憶装置に保存した後に、前記撮像装置に対して次の印刷ジョブの受信可能通知を送信するステップと、を有することを特徴とする印刷装置。
  16. コンピュータを、請求項1〜6のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。
  17. コンピュータを、請求項7〜13のいずれか1項に記載の印刷装置の各手段として機能させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。
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