JP5493813B2 - 室外機、空気調和装置、空気調和装置の運転方法 - Google Patents

室外機、空気調和装置、空気調和装置の運転方法 Download PDF

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Description

本発明は、制御装置を冷却するヒートシンクを有する室外機を備えた空気調和装置及び空気調和装置の運転方法に関する。
空気調和装置は、圧縮機、熱交換器等を備えた室外機と室内を冷暖房する利用側熱交換器等を備える室内機とを冷媒配管で接続して冷媒回路を構成する。空気調和装置では操作部で設定される室内設定温度や風量設定に対応して、熱交換器にて周囲空気とで熱交換する熱量を調整する必要がある。熱交換する熱量は圧縮機の容量や熱交換器の近傍に設けられた送風機の回転数によって調整され、近年、制御装置に設けられたインバータ回路で圧縮機や送風機を駆動してその容量や回転数を調整することが多い。その場合、制御装置のインバータ回路おいて熱損失が発生して発熱する。そのため、制御装置を冷却するためにヒートシンクを取り付ける。尚、ヒートシンクの放熱は周囲温度とヒートシンクとの温度差と風速により決まる。
従来の室外機として、筐体の上部に送風機が2台並べて設けられ、筐体の内部に側壁から対向する他方の側壁に渡って熱交換器が設けられ、ヒートシンクを備えた制御装置が筐体の内壁の一部に設けられた室外機が記載されている。(特許文献1参照)
特開2006−138573号公報(0012〜0015欄、図1)
従来の室外機では、部分負荷運転時に2台の送風機をそれぞれ独立して駆動すると、ヒートシンクの設置場所によっては送風機の風を有効に利用できずに制御装置の温度が過剰に上がってしまう問題があった。
本発明は、部分負荷運転時に複数の送風機をそれぞれ独立に駆動しても、送風機の風が常に当たる位置にヒートシンクを配置して制御装置の温度上昇を防止できる室外機、空気調和装置を提供することを目的とする。
また、本発明は部分負荷運転時にヒートシンクに効率よく風を送風して制御装置の温度上昇を防止できる空気調和装置の運転方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の室外機は側面に開口を有する筐体と、筐体の内部に配置された圧縮機と、インバータ回路を有して圧縮機を制御する制御装置と、制御装置に設けられたヒートシンクと、圧縮機の運転容量が所定値以下の部分負荷運転時に冷媒が流れる第1の熱交換器と、部分負荷運転時に冷媒が流れない第2の熱交換器と、第1の熱交換器の上方に設けられて部分負荷運転時に第1の熱交換器に送風する第1の送風機と、第2の熱交換器の上方に設けられて部分負荷運転時に停止する第2の送風機と、を備え、圧縮機は第2の熱交換器側に配置され、制御装置は筐体の上部であって第1の熱交換器側に配置され、ヒートシンクは筐体の上部であって第1の送風機の翼の下方に配置されていることを特徴する。
また、側面に開口を有する筐体と、筐体の内部に配置された圧縮機と、インバータ回路を有して圧縮機を制御する制御装置と、制御装置に設けられたヒートシンクと、圧縮機の運転容量が所定値以下の部分負荷運転時に冷媒が流れる第1の熱交換器と、部分負荷運転時に冷媒が流れない第2の熱交換器と、第1の熱交換器の上方に設けられて部分負荷運転時に順回転で下から上に送風する第1の送風機と、第2の熱交換器の上方に設けられて部分負荷運転時に逆回転で上から下に送風する第2の送風機と、を備え、圧縮機は第2の熱交換器側に配置され、制御装置は筐体の上部であって第1の熱交換器側に配置され、ヒートシンクは筐体の上部であって第1の送風機の翼の下方に配置されていることを特徴とする。
また、側面に開口を有する筐体と、筐体の内部に配置された圧縮機と、インバータ回路を有して圧縮機を制御する制御装置と、制御装置に設けられたヒートシンクと、圧縮機の運転容量が所定値以下の部分負荷運転時に圧縮機で圧縮された高温高圧冷媒が流れる第1の熱交換器と、部分負荷運転時に第1の熱交換器で熱交換されて低温高圧となった冷媒を減圧する減圧手段と、部分負荷運転時に減圧手段を通過して低温低圧となった冷媒が流れる第2の熱交換器と、第1の熱交換器の上方に設けられて部分負荷運転時に第1の熱交換器に送風する第1の送風機と、第2の熱交換器の上方に設けられて部分負荷運転時に第2の熱交換器に送風する第2の送風機と、を備え、圧縮機は第2の熱交換器側に配置され、制御装置は筐体の上部であって第1の熱交換器側に配置され、ヒートシンクは筐体の上部であって第1の送風機の翼の下方に配置されていることを特徴とする。
本発明の室外機と空気調和装置は、最大負荷運転時と部分負荷運転時のどちらの運転時にも駆動しているファンの下方にヒートシンクを配置しているので制御基板の温度上昇を防止することができる効果を奏する。
また、本発明の空気調和装置の運転方法は、最大負荷運転時と部分負荷運転時のどちらの運転時にもヒートシンクの上方に配置された送風機を駆動するので制御基板の温度上昇を防止することができる効果を奏する。
本発明の実施の形態1の室外機の正面図である。 本発明の実施の形態1の室外機の上面図である。 本発明の実施の形態1の室外機の側面図である。 本発明の実施の形態1の制御箱及びヒートシンクの断面図である。 本発明の実施の形態1のファンの位置と風量の関係図である。 本発明の実施の形態1の空気調和装置の冷媒配管図である。 本発明の実施の形態2の室外機の正面図である。 本発明の実施の形態2の室外機の上面図である。 本発明の実施の形態1、2の空気調和装置の運転方法のフローチャートである。 本発明の実施の形態3の空気調和装置の冷暖房運転時の冷媒の流れを示す冷媒配管図である。 本発明の実施の形態3の空気調和装置の冷房運転時の冷媒配管図である。 本発明の実施の形態3の空気調和装置の運転方法のフローチャートである。
実施の形態1.
図1乃至図3に基づいて本発明にかかる室外機10の構成について説明する。図1は本実施の形態1における室外機10の正面図、図2は室外機の上面図、図3は室外機10の側面図である。尚、図1は前面パネルを取外して室外機10の内部が前方から見える状態の正面図であり、図2は天板を取外して室外機10の内部が上から見える状態の上面図である。図中の矢印は風向きを表している。室外機10は略直方体形状をしており、底部に略長方形の底板12aであって、底板12aの上に熱源側熱交換器1a、1bや圧縮機2等が載っている。底板12aの四隅には4本の柱11aと、室外機10の前面中央部に柱11bが設けられており、4本の柱11aと柱11bの上に設置される天板12bを支持している。天板12bにはファンガード7a、7bが設けられおり、そのファンガード7a、7bの内側にファン6a、6bが配置されている。ファンガード7a、7bは上下に開口を有し通風可能であり、ファン6a、6bは順回転時には下から上に風を送風し、逆回転時には上から下に風を送風する。室外機10の側面は前面、左側面、右側面、背面とから構成されており、前面には前面パネル13が設けられている。左側面14a、右側面14b、背面15にはパネルが設けられておらず通風可能である。ファン6a、6bが順回転すると左側面14a、右側面14b、背面15から風を吸い込む。吸い込まれた風は熱源側熱交換器1a、1bを通過してファン6a、6bの上方へ送風する。尚、本実施の形態1では前面以外の側面にはパネルを設けていないが、フェンスやスリットなどの開口を有して通風可能なパネル等を設けてもよい。
ファン6aの下方に熱源側熱交換器1a、ファン6bの下方に熱源側熱交換器1bが設置されている。熱源側熱交換器1a、1bは水平断面略コ字状をしており、開口面が前方を向いて2台並んで配置されている。図1では図中の左側に熱源側熱交換器1aが配置されており、熱源側熱交換器1bが右側に配置されている。室外機10の右側であって熱源側熱交換器1bのコ字状の内側空間には底板12bの上に圧縮機2が配置されており、圧縮機2には四方弁21が接続されている。冷房運転時には圧縮機2から吐出された高温高圧冷媒は四方弁21から熱源側熱交換器1a、1bへ流れ、暖房運転時には冷媒は圧縮機2から四方弁21を介して室内の利用側熱交換器へ流れる。熱源側熱交換器1aと熱源側熱交換器1bの間には四方弁21と接続されたヘッダ3が設けられており、冷媒は熱源側熱交換器1aと熱源側熱交換器1bにヘッダ3で分配され、また熱源側熱交換器1a、1bを流れた冷媒は暖房運転時にはヘッダ3から室内の利用側熱交換器へ流れ、冷房運転時にはヘッダ3から四方弁21を介して圧縮機2へ流れる。
略直方体の制御箱4が熱源側熱交換器1aの前方であって前面パネル13の内壁面と近接する位置に前面右側の柱11aと前面中央部の柱11bに挟持または前面右側の柱11aと前面中央部の柱11bで挟持された板の上に設置されている。制御箱4の内部には圧縮機2やファン6a、6bに可変周波数の交流電力を供給して駆動するインバータ回路を含む制御基板が設けられている。制御箱4の熱源側熱交換器1aと対面する面にはインバータ回路で発生する熱を放熱するヒートシンク5が貼り付けて設けられており、ヒートシンク5の上方をファン6aの回転する翼の端部が通過する。ファン6aの翼が最も制御箱4に近接したときにファン6aの翼の端部の下方近傍にヒートシンク5が位置している。
図4には図3の制御箱4のAA線断面図を図示している。制御箱4は略直方体でヒートシンクの設置穴や配線の取り出し口が開いた筐体4aの内部の空間に制御基板4bとその一部にインバータ回路4cとが設置されている。インバータ回路4cはヒートシンク5のベース5aと接しており、インバータ回路4cの熱がベース5aに伝わる。ベース5aには複数枚の放熱フィン5bが平行に一体に成形されており、ベース5aに伝わった熱が放熱フィン5bで放熱される。尚、筐体4aは前面パネル13と対向する前面4dが開閉可能に構成されており、前面パネル13を取外して前面4dを開くと制御基板4bのメンテナンスを行うことができる。
尚、制御基板4bは四方弁21の切り替え、ファン6a、6bの回転数や以下説明する減圧手段の開度や開閉弁の開閉などを制御する。さらに制御基板4bはインバータ回路から圧縮機2へ印加する電圧やその周波数やデューティー比から圧縮機2の回転数を制御して、圧縮機2から吐出される冷媒の流量やその圧力を変更する。
図5にはファンの位置と風速の関係を図示している。図中の矢印の長さが風速を表しており、矢印が長いほど風速が大きい。図に示すとおり、ファンの翼の端ほど風速が大きい。また、ファンに近いほど風速が大きい。つまり、翼端の真下が最も風速が大きいので、ヒートシンク5を配置する位置は図3に図示するように底板12aから天板12bの間であって天板12bから1/2以内の高さであって、またファン6aの回転軸から翼の先端の間で翼の端から1/3以内の範囲であってファン6aの翼の直下にあることが望ましい。以上のような位置にヒートシンク5を配置することによりファン6aから送風される風を有効に利用してヒートシンク5を冷却することができる。
尚、冷媒がハイドロフルオロカーボン(HFC)系の冷媒、例えばR410a冷媒である場合、圧縮機2から吐出される冷媒の温度は最高60.5℃(圧力38kg/cm)となるように予め定めている。制御基板4bの耐熱温度は75℃以上であり、冷媒の最高温度を制御基板4bの耐熱温度よりも低く設定しているので、冷房運転時に圧縮機2からの吐出される高温冷媒を熱源側熱交換器1a、1bに流しても、外部から熱源側熱交換器1aを通ってきた風でも耐熱温度以下に制御基板4bを冷却することができる。また、圧縮機2の吐出する冷媒の温度、圧力を検出するための温度、圧力検出センサが圧縮機2の冷媒の吐出口近傍の設置されており、その検出値を制御基板4bに出力する。制御基板4bは冷媒の温度、圧力が予め定めた最高値以上である場合は、異常であると判断して圧縮機2を停止させる。尚、使用する冷媒の種類に応じて設定する冷媒の温度、圧力の最高値は変更するものとする。
図6には本実施の形態1における空気調和装置の冷媒回路図を図示している。図中の実線矢印は暖房運転時の冷媒の流れを示しており、図中の破線矢印は冷房運転時の冷媒の流れを示している。図6には熱源側熱交換器1a、1bの両方に冷媒を流す最大負荷運転時の冷媒の流れを示している。尚、圧縮機2の運転容量が所定値以上になる場合を最大負荷運転とし、所定値以下になる場合を部分負荷運転とする。
圧縮機2の運転容量は以下の「数1」に基づいて制御装置10に組み込まれたインバータ回路4cが圧縮機2に印加する電圧の周波数から判断することができる。圧縮機2の予め定められた最大の仕事量を発揮する定格能力運転時に圧縮機2に印加する電圧の周波数を分母とし、運転時に圧縮機2に印加する電圧の周波数を分子として運転容量を求め、運転容量が所定値以下である場合に部分負荷運転とする。尚、周波数以外にインバータ回路のデューティー比からも最大負荷運転時を分母として同様に求めることができる。尚、圧縮機2に印加する印加電圧の周波数に運転容量が比例しない場合は「数1」の右辺に予め求めた周波数と運転容量のずれを補正する関数を掛けて判断してもよい。
Figure 0005493813
また、部分負荷運転の判断は圧縮機2が吐出する冷媒量からも判断することができ、圧縮機2の吐出口に流量センサを設けて「数1」と同様に運転中の圧縮機2が吐出する冷媒量を最大負荷運転時に圧縮機2が吐出する冷媒量で割った値から判断しても良い。また、圧縮機2が吐出する冷媒圧力の圧力値から判断することもできる。尚、圧縮機2に印加する印加電圧の周波数に運転容量が比例しない場合は「数1」の右辺に予め求めた周波数と運転容量のずれを補正する関数を掛けて判断してもよい。
また、部分負荷運転の判断は、圧縮機2に流入前の低圧冷媒と吐出後の高圧冷媒の圧力値又はファン6a、6bの回転数から判断してもよい。冷房運転時に、例えば室外温度が低かった場合や使用者が室内の設定温度を高くした場合、高圧冷媒の圧力が低下してくるので、制御基板4bは高圧冷媒の圧力値を一定に維持するため、熱源側熱交換器1a、1bの熱交換量を下げるためにファン6a、6bの回転数を下げる制御を行う。制御基板4bは高圧冷媒の圧力値が所定値以下又はファン6a、6bの回転数が予め定めた最小回転数以下になると、部分負荷運転であると判断する。暖房運転時は室外温度が高い場合や使用者が室内の設定温度を低くした場合、低圧冷媒の圧力値が上昇してくるので、熱源側熱交換器1a、1bの熱交換量を下げるためにファン6a、6bの回転数を下げる制御を行う。制御基板4bは低圧冷媒の圧力値が所定値以上又はファン6a、6bの回転数が予め定めた最小回転数以下になると、部分負荷運転であると判断する。尚、圧縮機2の冷媒流入口と冷媒吐出口に圧力検出センサを設置して冷媒圧力を検出し、ファン6a、6bの回転数はインバータ回路4cが供給する交流電流の周波数やその電力値から制御基板4bが算出する。
まず、冷房運転時に熱源側熱交換器1a、1bの両方に冷媒を流す最大負荷運転について説明する。圧縮機2で圧縮された高温高圧冷媒は四方弁21を介してヘッダ3aに流れる。ヘッダ3aで2本に分かれた冷媒配管を通じて冷媒が熱源側熱交換器1a、1bにそれぞれ流れて、ファン6a、6bがそれぞれ順回転で送風する空気と熱交換した低温高圧の冷媒がヘッダ3bで合流した後、室内機へ流れて行く。冷媒は減圧手段22aで減圧されて低温低圧となって利用側熱交換器22に流入する。一台の室外機に複数台の室内機が接続されているマルチユニット型の空気調和装置では冷媒がそれぞれの室内機に流れるように利用側熱交換器22と減圧手段22aの前後で冷媒配管が分岐している。利用側熱交換器22で熱交換して高温低圧となった冷媒は四方弁21を介して圧縮機2に流入する。尚、図1に図示するヘッダ3はヘッダ3aとヘッダ3bとから構成されている。減圧手段22aは毛細管や開度が調整可能な電磁弁である。
次に暖房運転時熱源側熱交換器1a、1bの両方に冷媒を流す最大負荷運転について説明する。圧縮機2で圧縮された高温高圧冷媒は四方弁21を介して室内機の利用側熱交換器22に流入し、室内空気と熱交換して低温高圧冷媒となる。その後冷媒は減圧手段22aにて低温低圧となり、ヘッダ3bで2本に分かれた冷媒配管を通じて熱源側熱交換器1a、1bにそれぞれ流入する。熱源側熱交換器1a、1bでファン6a、6bがそれぞれ順回転で送風する空気と熱交換した冷媒は高温低圧となり、ヘッダ3aで合流した後、四方弁21を介して圧縮機2に流入する。
ここで、部分負荷運転時の冷房運転時と暖房運転時の冷媒の流れについて説明する。熱源側熱交換器1bとヘッダ3bの間の冷媒配管には開閉弁23が設けられている。開閉弁23が開くと冷媒は流れ、閉じると冷媒は流れない。部分負荷運転時には冷房運転時と暖房運転時ともに開閉弁23を閉じることにより熱源側熱交換器1bに流れる冷媒を止める。その場合ファン6bは停止しており、ファン6aは順回転で駆動している。尚、ヘッダ3aと熱源側熱交換器1bの間にさらに開閉弁を設けると部分負荷運転時に熱源側熱交換器1bでの冷媒のたまりこみを防ぐことができる。冷房運転時において部分負荷運転に切換えるときにヘッダ3aと熱源側熱交換器1bの間に設けた開閉弁を閉じた後に開閉弁23を閉じるとよく、暖房運転時では開閉弁23を先に閉じるとよい。
以上のように、本実施の形態1にかかる空気調和装置は最大負荷運転時と部分負荷運転時のどちらの運転時にも駆動しているファン6aの下方にヒートシンク5を配置しているので、制御基板4bの温度上昇を防止することができる。また、ファン6bを停止しているので、部分負荷運転時の空気調和装置の運転効率を上げることができる。
また、部分負荷運転時は熱源側熱交換器1aにのみ冷媒を流して熱源側熱交換器1bに流れる冷媒を止めるので、熱源側熱交換器の熱交換量が大きすぎて、冷房運転では利用側熱交換器の入口で冷媒温度が極端に低下することで凍結したり、減圧手段22a周辺配管から冷媒流動音が発生したりすることを防止できる。また、暖房運転の場合には、圧縮機2が吐出する冷媒の圧力が過剰に上昇することを防止することができる。また、部分負荷運転時にはファン6bを停止させるので運転効率を上げることができる。
実施の形態2.
本実施の形態2では部分負荷運転時にファン6bを逆回転で駆動する場合の室外機10について図7と図8を用いて説明する。図7は本実施の形態2のファン6bを逆回転させた場合の空気調和装置の室外機10の正面図であり、図8は上面図である。尚、本実施の形態2における空気調和装置の構成は実施の形態1と同様であり、同一部分には同一符号を付している。
部分負荷運転時には冷媒は熱源側熱交換器1aには流れているが熱源側熱交換器1bには流れていない。また、ファン6aは順回転で駆動され、本実施の形態2ではファン6bは逆回転で駆動されている。図7に示すようにファン6bを逆回転させるとファン6bによって送風される風が順回転の時は反対になり、ファン6bの上から吸気して下へ送風する。図8に示すようにファン6bの上から吸気された空気は熱源側熱交換器1bの内側から外側へ排気される。排気される空気の一部は室外機10の中央部を通過して熱源側熱交換器1aへ流れてからファン6aに送風されるので、熱源側熱交換器1aの内側を流れる空気の流量が増加する。
熱源側熱交換器1bから熱源側熱交換器1aに風が流れるので、ヒートシンク5は制御箱4の中央より右側に配置すると熱源側熱交換器1bから流れてくる風が効率良くヒートシンク5に当て、ヒートシンク5の放熱量を増やすことができる。
尚、本実施の形態2では制御基板4bの温度を検出する温度検出回路を制御基板4bに内蔵したり、温度温度検出回路に代えてヒートシンク5にサーミスタ、熱電対等の温度検出手段を取り付け、部分負荷運転時に温度検出手段が検出する温度が所定値以下の場合はファン6bは停止しているが、所定値以上になると制御基板4bがファン6bを逆回転で駆動する構成としてもよい。
また、ファン6bはインバータ回路が出力する交流電力ではなく制御基板4aの内蔵されたコンバータ回路が出力する直流電力によって駆動される構成とすると、ファン6bを駆動することによる制御基板4bの発熱量を下げることができる。
以上のように、本実施の形態2の空気調和装置は部分負荷運転時にファン6bを逆回転して熱源側熱交換器1b側から熱源側熱交換器1a側へ流れる気流を作るので、ヒートシンク5に当たる風量が増え、ヒートシンク5の放熱量を増やすことができる。
ここで、図9のフローチャートを用いて実施の形態1と実施の形態2の空気調和装置の運転方法について説明する。まず空気調和装置の運転が開始されると制御基板4bが圧縮機2の運転容量を算出して部分負荷運転か最大負荷運転かを判断する(S10)。S10で最大負荷運転であると判断されると、S11に移行する。S11では制御基板4bが制御してファン6aとファン6bを順回転で駆動し、開閉弁23を制御して開き熱源側熱交換器6aと熱源側熱交換器6bの両方に冷媒を流す。S10で部分負荷運転であると判断されると、S12に移行する。S12では制御基板4bが制御してファン6bを停止、ファン6aを順回転で駆動し、開閉弁23を制御して閉じて熱源側熱交換器6bに流れる冷媒を止める。S12の後、S13に移行する。S13では制御基板4b若しくはヒートシンク5の温度を検出する温度検出手段の検出値が所定値以上か所定値以下かを制御基板4bが判断する。S13で検出値が所定値以下であるとS10に戻り、所定値以上であると判断されるとS14に移行する。S14では制御基板4bが制御してファン6bを逆回転で駆動する。
尚、S12では制御基板4bがファン6bを停止させずに逆回転させてS13に移行せずにS10に戻る運転方法でもよい。
尚、S14で制御基板4bが行う制御をS12で行い、S12の後S13を省略してS10に戻ってもよい。また、ファン6bはインバータ回路4cが出力する交流電力ではなく制御基板4aの内蔵されたコンバータ回路が出力する直流電力や商用交流電力によって駆動される構成とすると、ファン6bを駆動することによる制御基板4bの発熱量を下げることができる。
以上のように、本実施の形態1と本実施の形態2の空気調和装置の運転方法は、最大負荷運転時と部分負荷運転時の両方の運転時にファン6aを駆動しているので、ファン6aの下に配置されたヒートシンク5の放熱を効率よく行うことができる。また、ファン6bを逆回転させてファン6aの送風量を増加させるので、ヒートシンク5の放熱量を増やすことができる。
実施の形態3.
本実施の形態3では冷房運転中の部分負荷運転時に熱源側熱交換器1bに低温の冷媒を流してファン6bを順回転で駆動する場合について図10と図11を用いて説明する。図10は本実施の形態3における冷暖房運転時の冷媒の流れを示す冷媒回路図である。図11は冷房運転の部分負荷運転時に熱源側熱交換器1bに冷媒を流す場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図である。図中の実線矢印は冷房運転時の冷媒の流れを示しており、図中の破線矢印は暖房運転時の冷媒の流れを示している。尚、本実施の形態3における空気調和装置の構成と実施の形態1の同一部分には同一符号を付している。
本実施の形態3の空気調和装置は実施の形態1の構成に加えて、第2の四方弁24、第1の四方弁21から圧縮機2に冷媒が流れる配管と第2の四方弁24を接続した接続配管25、ヘッダ3bと減圧手段22aの配管と開閉弁23を繋ぐ分岐配管26、分岐配管26に設けられた減圧手段27が設けられている。尚、本実施の形態3の開閉弁23は熱源側熱交換器1bとヘッダ3bを繋ぐ配管と分岐配管26の接続箇所に設けられた三方弁とする。
まず、図10に基づいて本実施の形態3における冷房運転時と暖房運転時に熱源側熱交換器1a、1bの両方に冷媒を流す最大負荷運転の冷媒の流れについて説明する。
冷房運転時は、圧縮機2で圧縮された高温高圧冷媒は四方弁21を介してヘッダ3aへ流れる。ヘッダ3aで2本に分かれた冷媒配管のうち1本は熱源側熱交換器1aに繋がり、他方の1本は第2の四方弁24を介して熱源側熱交換器1bに繋がっている。熱源側熱交換器1a、1bに流入した冷媒がファン6a、6bがそれぞれ順回転で送風する空気と熱交換して低温高圧の冷媒となる。熱源側熱交換器1a、1bそれぞれから流出した冷媒がヘッダ3bで合流した後、室内機へ流れていく。この際、分岐配管26に冷媒が流れないように開閉弁23の分岐配管26側の弁と減圧手段27は閉じられている。冷媒は減圧手段22aで減圧されて低温低圧となって利用側熱交換器22に流入する。利用側熱交換器22で熱交換して高温低圧となった冷媒は四方弁21を介して圧縮機2に流入する。
暖房運転時は、圧縮機2で圧縮された高温高圧冷媒は四方弁21を介して室内機の利用側熱交換器22に流入し、室内空気と熱交換して低温高圧冷媒となる。その後冷媒は減圧手段22aにて低温低圧となり、ヘッダ3bで2本に分かれた冷媒配管を通じて熱源側熱交換器1a、1bにそれぞれ流入する。この際、分岐配管26に冷媒が流れないように開閉弁23の分岐配管26側の弁と減圧手段27は閉じられている。熱源側熱交換器1a、1bでファン6a、6bがそれぞれ順回転で送風する空気と熱交換した冷媒は高温低圧となる。熱源側熱交換器1aから流出する冷媒はヘッダ3aと四方弁21を介して圧縮機2に戻り、熱源側熱交換器1bから流出する冷媒は第2の四方弁24を介して接続配管25を通って圧縮機2に戻る。
本実施の形態3では実施の形態2と同様に制御基板4bの温度を検出する温度検出回路を制御基板4bに内蔵している。部分負荷運転時において温度検出回路が検出する温度が所定値以下の場合は冷房運転時と暖房運転時ともに開閉弁23のすべての弁が閉じることにより熱源側熱交換器1bに流れる冷媒を止めている。その場合ファン6bは停止または逆回転しており、ファン6aは順回転で駆動している。冷房運転時に部分負荷運転時に温度検出回路が検出する温度が所定値以上になると熱源側熱交換器1bに低温の冷媒を流して、ファン6bは順回転する。以下その動作について図11を用いて説明する。
温度検出回路が検出する温度が所定値以上なると開閉弁23の分岐配管26側の弁と熱源側熱交換器1b側の弁が開き冷媒が分岐配管26から熱源側熱交換器1bに冷媒が流れる。圧縮機2で圧縮された高温高圧の冷媒は四方弁21を介してヘッダ3aに流入する。ヘッダ3aで2本に分かれた冷媒配管のうち1本は熱源側熱交換器1aに繋がっている。他方の1本は四方弁24に繋がっているが四方弁24の先で冷媒配管が閉じているので熱源側熱交換器1aにしか冷媒が流れない。熱源側熱交換器1aを流れた冷媒はファン6aが順回転で送風する空気と熱交換して低温高圧の冷媒となる。その後冷媒はヘッダ3bを介して減圧手段22a、利用側熱交換器22へと流れていくが、ヘッダ3bと減圧手段22aの間で接続された分岐配管26へ冷媒の一部が流れる。分岐配管26を流れる冷媒は分岐配管26に設けられた減圧手段27で減圧されて低温低圧の冷媒となる。低温低圧の冷媒は熱源側熱交換器1bとヘッダ3bの間に設けられた開閉弁23を介して熱源側熱交換器1bへと流れる。熱源側熱交換器1bを流れた冷媒はファン6bが順回転で送風する空気と熱交換して高温低圧の冷媒となる。熱源側熱交換器1bから流出する冷媒は第2の四方弁24を介して接続配管25を流れて圧縮機2に戻る。また、ヘッダ3bから減圧手段22a、利用側熱交換器22を通過した冷媒は四方弁21を介して接続配管25から流れてくる冷媒と合流して圧縮機2に戻る。
以上のように、本実施の形態3の空気調和装置は冷房運転時であっても室外機10の熱源側熱交換器1bに低温の冷媒を流すことでき室外機10の内部の空気温度を下げるので、ヒートシンク5の放熱を増やし制御基板4bの温度上昇を防ぐことができる。また、ファン6bの回転数よりファン6aの回転数を上げることで、熱源側熱交換器1aに流れる風量を変えずに室外機10の中央部を通過する低温空気の風量を増やし、効率的にヒートシンクを冷やすことができる。
次に本実施の形態3の空気調和装置の運転方法について図12を用いて説明する。まず、空気調和装置の運転が開始されて冷房運転が行われる(S2)とS20に移行する。S20では制御基板4b制御基板4bが圧縮機2の運転容量を算出して部分負荷運転か最大負荷運転かを判断する(S20)。S20で最大負荷運転であると判断されるとS21に移行する。S21では制御基板4bが制御してファン6aとファン6bを順回転で駆動する。さらに、制御基板4bが四方弁24を切替えてヘッダ3aと熱源側熱交換器1bを繋き、開閉弁23を開いて熱源側熱交換器6aと熱源側熱交換器6bの両方に冷媒を流す。S21の後、S20に戻る。S20で部分負荷運転であると判断されるとS22に移行する。S22では制御基板4bが制御してファン6bを停止、ファン6aを順回転で駆動し、開閉弁23を制御して閉じて熱源側熱交換器6bに流れる冷媒を止める。S22の後、S23に移行する。S23では制御基板4b若しくはヒートシンク5の温度を検出する温度検出手段の検出値が所定値以上か所定値以下かを制御基板4bが判断する。S23で検出値が所定値以下であるとS20に戻り、所定値以上であると判断されるとS24に移行する。S24では制御基板4bが制御してファン6aとファン6bを順回転で駆動する。また、制御基板4bが四方弁24を切替えて熱源側熱交換器1bと接続配管25を繋ぐ。さらに分岐配管26から熱源側熱交換器1bへ冷媒が流れるように制御基板4bが開閉弁23を開く。S24の制御により、圧縮機2から吐出された高温高圧冷媒が熱源側熱交換器1aで低温高圧冷媒となった後、分岐配管26に設けられた減圧手段27で減圧された低温低圧冷媒を熱源側熱交換器1bに流すことができる。
尚、S24で制御基板4bが行う制御をS22で行い、S22の後S23を省略してS20に戻ってもよい。また、ファン6bはインバータ回路が出力する交流電力ではなく制御基板4aの内蔵されたコンバータ回路が出力する直流電力や商用交流電力によって駆動される構成とすると、ファン6bを駆動することによる制御基板4bの発熱量を下げることができる。
以上のように、本実施の形態3の空気調和装置の運転方法は、最大負荷運転時と部分負荷運転時の両方の運転時にファン6aを駆動しているので、ファン6aの下に配置されたヒートシンク5の放熱を効率よく行うことができる。また、冷房運転時に熱源側熱交換器6bに低温低圧の冷媒を流して室外機10の内部の温度を下げるので、ヒートシンク5の放熱量を増やすことができる。
本願発明は、室外機を備えた空気調和装置に利用することができる。
1a、1b 熱源側熱交換器、 2 圧縮機、 3 ヘッダ、 4 制御箱、 4a 筐体、 4b 制御基板、 4c インバータ回路、 5 ヒートシンク、 5a ベース、 5b フィン、 6a、6b ファン、 6c 翼、 7a、7b ファンガード、 10 室外機、 11a、11b 柱、 12a 底板、 12b 天板、 13 前面パネル、 14a 左側面、 14b 右側面、 15 背面、 21 四方弁、 22 利用側熱交換器、 22a 減圧手段、 23 開閉弁、 24 第2の四方弁、 25 接続配管、 26 分離配管、 27 減圧手段。

Claims (9)

  1. 側面に開口を有する筐体と、
    前記筐体の内部に配置された圧縮機と、
    インバータ回路を有して前記圧縮機を制御する制御装置と、
    前記制御装置に設けられたヒートシンクと、
    前記圧縮機の運転容量が所定値以下の部分負荷運転時に冷媒が流れる第1の熱交換器と、
    前記部分負荷運転時に冷媒が流れない第2の熱交換器と、
    前記第1の熱交換器の上方に設けられて前記部分負荷運転時に前記第1の熱交換器に送風する第1の送風機と、
    前記第2の熱交換器の上方に設けられて前記部分負荷運転時に停止する第2の送風機と、を備え、
    前記圧縮機は前記第2の熱交換器側に配置され、
    前記制御装置は前記筐体の上部であって前記第1の熱交換器側に配置され、
    前記ヒートシンクは前記筐体の上部であって前記第1の送風機の翼の下方に配置されている
    ことを特徴する室外機。
  2. 側面に開口を有する筐体と、
    前記筐体の内部に配置された圧縮機と、
    インバータ回路を有して前記圧縮機を制御する制御装置と、
    前記制御装置に設けられたヒートシンクと、
    前記圧縮機の運転容量が所定値以下の部分負荷運転時に冷媒が流れる第1の熱交換器と、
    前記部分負荷運転時に冷媒が流れない第2の熱交換器と、
    前記第1の熱交換器の上方に設けられて前記部分負荷運転時に順回転で下から上に送風する第1の送風機と、
    前記第2の熱交換器の上方に設けられて前記部分負荷運転時に逆回転で上から下に送風する第2の送風機と、を備え、
    前記圧縮機は前記第2の熱交換器側に配置され、
    前記制御装置は前記筐体の上部であって前記第1の熱交換器側に配置され、
    前記ヒートシンクは前記筐体の上部であって前記第1の送風機の翼の下方に配置されている
    ことを特徴とする室外機。
  3. 側面に開口を有する筐体と、
    前記筐体の内部に配置された圧縮機と、
    インバータ回路を有して前記圧縮機を制御する制御装置と、
    前記制御装置に設けられたヒートシンクと、
    前記圧縮機の運転容量が所定値以下の部分負荷運転時に前記圧縮機で圧縮された高温高圧冷媒が流れる第1の熱交換器と、
    前記部分負荷運転時に前記第1の熱交換器で熱交換されて低温高圧となった冷媒を減圧する減圧手段と、
    前記部分負荷運転時に前記減圧手段を通過して低温低圧となった冷媒が流れる第2の熱交換器と、
    前記第1の熱交換器の上方に設けられて前記部分負荷運転時に前記第1の熱交換器に送風する第1の送風機と、
    前記第2の熱交換器の上方に設けられて前記部分負荷運転時に前記第2の熱交換器に送風する第2の送風機と、を備え、
    前記圧縮機は前記第2の熱交換器側に配置され、
    前記制御装置は前記筐体の上部であって前記第1の熱交換器側に配置され、
    前記ヒートシンクは前記筐体の上部であって前記第1の送風機の翼の下方に配置されている
    ことを特徴とする室外機。
  4. 前記第1の熱交換器及び前記第2の熱交換器は水平断面がコ字状であり、
    前記第1の熱交換器及び前記第2の熱交換器は前記コ字状の開口面が前方を向いて並んで設けられており、
    前記圧縮機はコ字状の前記第1の熱交換器の内側の空間に設置されており、
    前記制御装置は前記第2の熱交換器の前方にて前記筐体に固定されている
    ことを特徴する請求項1乃至3のいずれかに記載の室外機。
  5. 前記筐体は天板と底板を有しており、
    前記ヒートシンクは前記底板から前記天板の間で前記天板から1/2以内の高さであって、前記第1の送風機の翼の回転軸から前記翼の先端の間で前記翼の先端から1/3以内の範囲にある
    ことを特徴する請求項1乃至3のいずれかに記載の室外機。
  6. 前記制御装置又は前記ヒートシンクの温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記温度検出手段の検出値が所定値以下の場合は前記第2の送風機は停止し、所定値以上の場合に前記第2の送風機を逆回転する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の室外機。
  7. 前記第2の送風機は直流電力又は商用交流電力で駆動される
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空気調和装置の室外機。
  8. 前記制御装置は前記インバータ回路から前記圧縮機に印加する電圧の周波数が所定値以下の場合に部分負荷運転と判断する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の室外機。
  9. 冷房運転と暖房運転を切替える四方弁と、を有する請求項1乃至のいずれかに記載の空気調和装置の室外機と、
    前記四方弁と接続されて室内を冷暖房する利用側熱交換器と、
    を備えたことを特徴とする空気調和装置。
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