JP5488906B2 - ガラスフィルムの製造装置及び製造方法 - Google Patents

ガラスフィルムの製造装置及び製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ガラスフィルムの製造装置及びその製造方法に関し、詳しくは、長尺なガラスフィルムを製品ガラス部と不要ガラス部とに切断して分割した後に、製品ガラス部に悪影響を与えることなく、不要ガラス部を破砕して回収するための技術に関する。
周知のように、近年における映像表示装置は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどに代表されるフラットパネルディスプレイ(FPD)が主流となっている。これらのFPDは、軽量化が推進されていることから、当該FPDに使用されるガラス基板は、薄板化の一途を辿っているのが現状である。
また、有機ELは、ディスプレイのように微細な三原色をTFTにより明滅させずに、単色(例えば白色)のみで発光させて屋内照明の光源などの平面光源として利用されつつある。有機ELの照明装置は、ガラス基板が可撓性を有すれば、自由に発光面を変形させることが可能であるから、この照明装置に使用されるガラス基板も十分な可撓性確保の観点から大幅な薄板化が推進されている。
更に、ガラス板の薄板化に伴ってこれまで以上にガラス板の利用分野が拡大しており、例えば、太陽電池、Eペーパー、電気部品、医療用器具などの分野においても利用されつつあり、これらの分野においても更なるガラス板の薄板化が要請されているのが実情である。
そこで、このように薄板化が推進された結果、例えば、特許文献1に開示されているように、200μmまで薄板化が進められたフィルム状の薄板ガラス(以下、フィルム状の薄板ガラスをガラスフィルムという。)が開発されるに至っている。
この種のガラスフィルムは、ダウンドロー法やフロート法によって成形されるのが通例とされている。これら2つの成形方法は、溶融ガラスを薄く引き延ばして板状に連続的に成形するものであり、その成形過程で溶融ガラスが所定幅よりも縮まらないように、溶融ガラスの幅方向両端部にローラ(ダウンドロー法ではエッジロールまたはナールホイール、フロート法ではトップロールと称される。)が押し当てられる点で共通している。そのため、これら2つの成形方法によって成形されたガラスフィルムの幅方向両端部には、ローラの接触によって幅方向中央部に比して相対的に厚肉となった耳部と称される部分が形成されてしまう。
そこで、例えば、特許文献2には、帯状の板状ガラスの幅方向の端縁部(耳部)を、レーザーによる局部加熱及び冷却装置による冷却に伴って発生する熱応力により連続的に切断して、製品となる製品ガラス部から分割することが開示されている。
詳細には、同文献では、帯状の板状ガラスの切断後における耳部の進行方向を水平ゾーンにて垂直下方に向かうように変化させて、下方端で幅方向に切断して廃棄処分するとともに、割断後における帯状の板状ガラスの端縁部が切除されて残存した製品ガラス部は、進行方向を変化させることなくそのまま水平方向に送った後、所定長さで幅方向に切断して製品たるガラス板を得ることが開示されている。
特開2008−133174号公報 特開2000−335928号公報
しかしながら、特許文献2では、製品となり得る製品ガラス部と同一空間内において、耳部、すなわち、不要ガラス部が幅方向に細かく切断されて廃棄処分されるため、不要ガラス部の廃棄の際に生じるガラス粉が、製品ガラス部に付着するおそれがある。そして、このように製品ガラス部にガラス粉が付着すると、製品ガラス部を事後的に洗浄しても当該ガラス粉を完全に取り除くことが極めて困難となるため、製品ガラス部の製品品位を大きく低下させる要因ともなり、大きな問題となる。
そこで、可撓性を有するガラスフィルムの場合には、不要ガラス部を製品ガラス部と同様に巻芯の回りにロール状に巻回した状態で回収することで、ガラス粉の発生を防止することも考えられるが、この場合には次のような問題が生じ得る。
すなわち、廃棄処分する不要ガラス部を、製品ガラス部と同様に巻芯の回りに巻回する必要があるため、面倒な作業が強いられる。しかも、この不要ガラスの巻回作業の途中で不要ガラス部同士が接触して破損した場合には、その破損によって生じたガラス粉が製品ガラス部に付着し得る。そのため、ガラス部同士の接触による破損を防止すべく、不要ガラス部にも緩衝シートを重ねた状態で巻芯の回りに巻回する必要が生じ、無駄な費用も発生して好ましくない。
なお、このような問題は、耳部を廃棄処分する場合にのみ生じるものではなく、例えば、成形されたガラスフィルムを要求寸法に調整するために、幅広のガラスフィルムから不要ガラス部を切断して廃棄処理する場合にも同様に生じ得る。この場合には、不要ガラス部は、ガラスフィルムの幅方向端部に限らず、幅方向中央部に生じるときもある。
以上の実情に鑑み、本発明は、ガラスフィルムを切断して製品ガラス部と不要ガラス部とに分割した後に、その不要ガラス部を破砕して回収する際に生じるガラス粉が製品ガラス部に付着する事態が発生することを確実に防止することを技術的課題とする。
上記課題を解決するために創案された本発明に係る装置は、長尺なガラスフィルムを送りながらその送り方向に沿って連続的に切断して製品ガラス部と不要ガラス部とに分割した後に、その分割した前記不要ガラス部を回収する回収装置を備えたガラスフィルムの製造装置であって、前記回収装置が、周囲が閉塞された回収通路と、該回収通路の一端側に存する導入口からその通路内に導入された前記不要ガラス部を破砕する破砕手段と、該破砕手段で破砕された前記不要ガラス部を前記回収通路の他端側に存する吸引口からその通路内の気体と共に吸引する吸引手段とを備えていることに特徴づけられる。なお、回収通路において周囲が閉塞された状態とは、回収通路を構成する周壁を介して、回収通路の内部空間が外部空間と遮断又は略遮断された状態であることを意味する。
このような構成によれば、ガラスフィルムの不要ガラス部が、周囲が閉塞された回収通路内に導入されるとともに、その通路内で破砕手段によって破砕される。すなわち、ガラスフィルムの不要ガラス部が、製品ガラス部が存在する空間と遮断又は略遮断された空間内で破砕されることになる。しかも、回収通路内で破砕された不要ガラス部は、吸引手段によって、その通路内の気体と共に吸引されるので、気体中を浮遊する微細なガラス粉が回収通路の外部空間に飛散するという事態を可及的に抑制することができる。また、この際に、ガラス粉よりも大きな不要ガラスのガラス片も吸引口から回収されるので、ガラス片の割れなどによって二次的に生じるガラス粉が回収通路の外部空間に飛散するという事態も可及的に抑制することができる。したがって、回収通路の外部空間に存在する製品ガラス部に対して、不要ガラス部に由来するガラス粉が付着するという事態を確実に防止することが可能となる。
上記の構成において、前記吸引手段が、前記吸引口から前記回収通路内の気体を吸引することによって、前記導入口から前記吸引口に向かって前記回収通路内を流れる気流を形成するように構成されていてもよい。ここで、回収通路内の気流は、回収通路内で不要ガラス部を破砕した際に生じるガラス粉のうち、吸引口から導入口へと向かう脱出方向に運動量を持ったガラス粉でも確実に捕捉して吸引できる程度の十分な流速であることが好ましい。
このようにすれば、回収通路の導入口には外部から気体が引き込まれるので、回収通路内で不要ガラス部を破砕する際に生じるガラス粉やガラス片が、導入口から外部空間に飛散する事態をより確実に防止することが可能となる。なお、回収通路の導入口から回収通路内に気体を圧送して、気流を形成するようにしてもよい。もちろん、回収通路の吸引口から気体を吸引することと、回収通路の導入口から回収通路内に気体を圧送することとを併用してもよい。
上記の構成において、前記破砕手段が、前記気流によって前記不要ガラス部を前記回収通路の内壁に衝突させて破砕するように構成されていてもよい。
このようにすれば、回収通路内に別途不要ガラス部を破砕するために機械的な可動機構を配置する必要がなくなるので、装置構成が簡素化され、故障が生じ難くなる。
この場合、前記回収通路の前記導入口は、矩形状をなし、且つ、前記不要ガラス部の表面との間の隙間が、前記不要ガラス部の幅方向端面との間の隙間よりも大きいことが好ましい。
このようにすれば、回収通路の導入口から通路内に流入する気体が、不要ガラス部の幅方向端面との間の隙間よりも圧力損失の小さい不要ガラス部の表面との間の隙間に優先的に流入する。そのため、不要ガラス部は、その表面に沿って流入する気体の影響を受けて、回収通路内で表裏(厚み)方向に振動しながらバタツキ易くなり、回収通路の内壁への衝突回数が大幅に増大する。したがって、不要ガラス部を回収通路内で効率よくガラス片に破砕して回収することが可能となる。
上記の構成において、前記回収通路の内壁に複数の突起が形成されていてもよい。
このようにすれば、不要ガラス部を回収通路の内壁に衝突させた際に、不要ガラス部が内壁に形成された複数の突起に衝突し、効率よく破砕される。そして、突起の大きさや数によって、破砕した不要ガラス部のガラス片の大きさをある程度小さく揃えることができるので、過度に大きなガラス片によって回収通路が途中で閉鎖されるという事態も生じ難く、不要ガラスの回収作業を円滑に行うことができる。
上記の構成において、前記回収通路が、前記導入口と前記吸引口との間で折曲していてもよい。
このようにすれば、回収通路の構成が複雑になるため、導入口から不要ガラス部のガラス片やガラス粉が外部空間に飛散し難くなる。また、気流によって不要ガラス部を回収通路の内壁に衝突させて破砕する構成である場合には、回収通路全体が直線状を呈するときよりも回収通路内に形成される気流が複雑になるため、気流による不要ガラス部の振動(バタツキ)が大きくなる。そのため、不要ガラス部が回収通路の内壁に衝突する頻度が増加し、結果として不要ガラス部の破砕が効率よく行われるようになる。
上記の構成において、前記回収通路が、通路断面積が前記導入口側から前記吸引口側に向かって漸次縮小する縮径部を有する構成としてもよい。
このようにすれば、回収通路の縮径部において、導入口側から吸引口側に近づくに連れて、回収通路内の気体の流通断面積が減少するため、回収通路内を流れる気体の流速が増加する。そのため、不要ガラスフィルムが、回収通路の内壁に衝突する頻度が増加するとともに、その衝突の際に生じる衝撃も大きくなる。したがって、不要ガラスをガラス片に破砕する作業を円滑に行うことができる。
上記の構成において、前記破砕手段が、前記不要ガラス部を可動機構によって機械的に破砕するように構成されていてもよい。
このようにすれば、装置構成は複雑になるが、回収通路内に導入された不要ガラス部を確実に粉砕できるという利点を享受し得る。
上記の構成において、前記回収通路が、前記導入口から前記吸引口に向かって下方に傾斜していてもよい。
このようにすれば、回収通路内で不要ガラス部を破砕する際に生じるガラス片やガラス粉を重力によって、吸引口に向けて自動的に移動させることができるため、回収通路内にガラス片等が残存し難くなるという利点を享受できる。
上記課題を解決するために創案された本発明に係る方法は、長尺なガラスフィルムを送りながらその送り方向に沿って連続的に切断して製品ガラス部と不要ガラス部とに分割した後に、その分割した前記不要ガラス部を回収する回収工程を含むガラスフィルムの製造方法であって、前記不要ガラス部を周囲が閉塞された回収通路の一端側に存する導入口からその通路内に導入した後に破砕し、その破砕した前記不要ガラス部を前記回収通路の他端側に存する吸引口からその通路内の気体とともに吸引して回収することに特徴づけられる。
このような方法によれば、既に述べた対応する構成と同様の作用効果を享受し得る。
上記の方法において、前記気体が、前記導入口から前記吸引口に向かって前記回収通路内を流れる気流を形成することが好ましい。
このようにすれば、既に述べた対応する構成と同様の作用効果を享受し得る。
以上のように本発明によれば、ガラスフィルムを切断して製品ガラス部と不要ガラス部とに分割した後に、その不要ガラス部が、周囲が閉塞された回収通路内に導入され、その通路内で破砕されるとともに、吸引手段によって回収通路の吸引孔から気体とともに回収される。そのため、不要ガラス部を破砕して回収する際に生じるガラス粉が製品ガラス部に付着する事態が発生することを確実に防止することができる。
本発明の第1実施形態に係るガラスフィルムの製造装置及びその製造方法の実施状況を示す概略側面図である。 図1の切断手段による切断工程の実施状況を示す斜視図である。 図1の回収装置に含まれる回収通路の縦断面図である。 図1の回収装置に含まれる回収通路の導入口を示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係るガラスフィルムの製造装置の回収装置に含まれる回収通路の縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係るガラスフィルムの製造装置の回収装置に含まれる回収通路の縦断面図である。 本発明の第4実施形態に係るガラスフィルムの製造装置及びその製造方法の実施状況を示す概略側面図である。 図7の切断手段による切断工程の実施状況を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態においては、FPDや有機EL照明装置或いは太陽電池に使用される厚みが200μm以下のガラスフィルムの製造を対象とする。
図1は、本発明の第1実施形態に係るガラスフィルムの製造装置及びその製造方法の実施状況を示す概略側面図である。このガラスフィルムの製造装置1は、ロール・トゥー・ロール(Roll to Roll)方式で、長尺で且つ幅広のガラスフィルムGを長手方向に連続的に切断して、要求寸法に対応した幅狭のガラスフィルム(製品ガラス部)Gaを製作するものである。
詳細には、幅広のガラスフィルムGが巻芯2aの回りにロール状に巻回してなる元ガラスロール2が搬送方向上流端に配置されており、この元ガラスロール2から巻き出された幅広のガラスフィルムGが横姿勢(例えば、水平姿勢)で搬送されながら、その搬送経路上の定位置に配置された切断手段3によって要求寸法に対応した所定幅に連続的に切断される。なお、この実施形態では、元ガラスロール2に含まれるガラスフィルムGの表面側(又は裏面側)には保護シートPが予め重ねられており、元ガラスロール2からガラスフィルムGを巻き出す際に、この保護シートPが保護ロール4として巻き取られながらガラスフィルムGの表面(又は裏面)から引き剥がされる。
切断手段3は、図2に示すように、ガラスフィルムGの表面側からレーザービームLを照射して局部加熱を施す局部加熱手段3aと、この局部加熱手段3aにより加熱された加熱領域Hに表面側から冷却水Wを噴射する冷却手段3bとを備えており、次のようにしてガラスフィルムGを切断するようになっている。すなわち、ガラスフィルムGを下流側に搬送することにより、局部加熱手段3aによる加熱領域Hが、冷却手段3bによる冷却領域Cに先立ってガラスフィルムGの切断予定線5上を一端部側から走査されていく。この場合、ガラスフィルムGの長手方向の一端部における切断予定線5上には、図示しない初期亀裂を予め形成しておき、上述の加熱領域Hと冷却領域Cとの走査時に発生する熱応力によって当該初期亀裂を進展させる。これにより、切断予定線5上に表面から裏面に貫通する割断面6が形成され、ガラスフィルムGが切断予定線5に沿って連続的にフルボディ割断される。なお、この実施形態では、局部加熱手段3aとして、レーザーが使用されているが、電熱線や熱風噴射などの他の局部加熱を行い得る手段であってもよい。また、冷却手段3bは、エアー圧等により冷却水Wを冷媒として噴射するものであるが、この冷媒は、冷却水以外の冷却液、またはエアーや不活性ガス等の気体、若しくは気体と液体を混同したもの、さらにはドライアイスや氷などの固体と液体や気体の流体とを混合したもの等であってもよい。
このように構成された切断手段3によって幅広のガラスフィルムGを切断することで、要求寸法に対応した所定幅の製品ガラス部Gaが採取されるとともに、当該製品ガラス部Gaを採取した後に残る不要ガラス部Gbが回収される。なお、この実施形態では、切断手段3が、幅広のガラスフィルムGの幅方向に間隔を置いて2つ配置されており、幅広のガラスフィルムGが、2つの製品ガラス部Gaと、1つの不要ガラス部Gbとに分割されるが、切断手段3の数や配置間隔は適宜変更することができる。例えば、幅広のガラスフィルムGの幅方向両端面には、その幅広のガラスフィルムGの巻き取り作業時、保管時、巻き出し作業時等において、他部材と接触して破損原因となり得る微小傷が生じているおそれがある。そのため、幅広のガラスフィルムGの幅方向端面を含む幅方向両端部を切断手段3でそれぞれ切断し、幅広のガラスフィルムGの幅方向両端部を不要ガラス部Gbとして回収するようにしてもよい。
そして、製品ガラス部Gaは、図1に示すように、幅広のガラスフィルムGと同様の横姿勢のまま搬送された後、それぞれの製品ガラス部Ga毎に軌道を僅かに離間させた状態で、搬送方向の下流端に配置された巻芯7aの回りにロール状に巻回され、ガラスロール7の状態で再び収容される。なお、この実施形態では、ガラスロール7の近傍に配置された保護ロール8から引き出された保護シートPが、それぞれの製品ガラス部Gaの表面側(又は裏面側)に重ねられた状態で巻芯7aの回りにロール状に巻き取られる。
一方、不要ガラス部Gbは、製品ガラス部Gaの搬送軌道から下方に離間するように折曲された後、回収装置9へと供給される。この回収装置9は、不要ガラス部Gbを破砕するための空間を構成する回収通路10と、回収通路10内で破砕された不要ガラス部Gbを吸引する吸引手段11とを備えている。
詳細には、回収通路10は、図3に示すように、不要ガラス部Gbを導入するための導入口10aを一端側に有するとともに、吸引手段11に接続された吸引口10bを他端側に有し、これら導入口10aから吸引口10bに至るまでの通路を構成する周壁が閉塞されている。そのため、回収通路10の内部空間が、周壁を介して製品ガラス部Gaが存在する外部空間と遮断又は略遮断されている。
また、吸引手段11は、吸引口10bから回収通路10内の気体(空気)を吸引するようになっている。そして、この吸引手段11による気体の吸引に伴って、回収通路10内の気圧が負圧となって、外部空間の気体が導入口10aから回収通路10内へと引き込まれ、導入口10aから吸引口10bに向かって回収通路10内を流れる気流が形成される。その結果、回収通路10内に導入された不要ガラス部Gbは、回収通路10の中程において、前記気流の影響を受けて厚み方向に振動(バタツキ)し、回収通路10の内壁に衝突する。この衝突によって、連続する不要ガラス部Gbが破砕され、ガラス粉を伴いながら相対的に大きなガラス片に分割される。すなわち、前記気流が、回収通路10内で不要ガラス部Gbを破砕する破砕手段として機能する。なお、回収通路10の導入口10aにおける気体の平均流速は10m/s(より好ましくは14.4m/s)以上であることが好ましい。
ここで、回収通路10の導入口10aは、図4に示すように、矩形状を呈しており、導入口10aから回収通路10内に導入された不要ガラス部Gbとの間に隙間が形成されるようになっている。具体的には、回収通路10の導入口10aと不要ガラス部Gbの表面との間の隙間の寸法aが、回収通路10の導入口10aと不要ガラス部Gbの幅方向端面との間の隙間の寸法bよりも大きくなっている。これにより、導入口10aから回収通路10内に流入する外部空間の気体が、不要ガラス部Gbの幅方向端面との間の隙間よりも圧力損失の小さい不要ガラス部Gbの表面との間の隙間に優先的に流入する。そのため、不要ガラス部Gbの表面に沿って流入する気体の影響を受けて、不要ガラス部Gbに振動が生じ易くなり、不要ガラス部Gbが回収通路10の内壁に衝突して破砕される頻度が増加する。
そして、このように発生したガラス粉とガラス片は、吸引手段11による吸引に伴って発生する気流によって、回収通路10の吸引口10b側へと順次移送される。この際、相対的に大きなガラス片は、回収通路10の内壁との衝突を繰り返して、相対的に小さなガラス片に更に細分化される。
また、この実施形態では、斜め下方に傾斜した状態で直線状に延びる回収通路10が、吸引口10bの直前において下方に略直角に折曲されている。そのため、回収通路10内の気体は、回収通路10の折曲部において流路を略直角に変更するが、回収通路10内に形成される気流によって、回収通路10の直線部を移動するガラス片は、慣性のためにそのまま直進し、回収通路10の折曲部奥の内壁に衝突し、より小さなガラス片に粉砕される。
更に、回収通路10は、吸引口10bの直前において、導入口10a側から吸引口10bに向かって流路断面積が漸次縮径している。そのため、回収通路10の当該縮径部において、吸引口10bに近づくに連れて気流の流速が増す結果、ガラス片が回収通路10の内壁に衝突した際に生じる衝突エネルギーも大きくなってガラス片が更に細かく粉砕されるとともに、その粉砕されたガラス片が吸引口10bへと効率よく吸引される。
このように不要ガラス部Gbを破砕及び粉砕して得られる小さなガラス片は、厚み200μm以下のガラスフィルムGに由来するものであるので、回収通路10内の流路が多少複雑であっても、確実に気流とともに吸引口10bまで移送され、気体中に浮遊するガラス粉と一緒に吸引手段11に吸引される。
なお、吸引手段11によって回収されたガラス片やガラス粉は、新たなガラスフィルムを成形する際に、ガラス原料として再利用される。
以上のようにすれば、切断手段3によりガラスフィルムGを切断して製品ガラス部Gaと不要ガラス部Gbとに分割した後に、不要ガラス部Gbが、周囲が閉塞された回収通路10内に導入され、その通路10内で破砕されるとともに、吸引手段11によって回収通路10の吸引孔10bから気体とともに回収される。そのため、不要ガラス部Gbを破砕して回収する際に生じるガラス粉が、製品ガラス部Gaに付着する事態が発生することを確実に防止することができる。
図5は、本発明の第2実施形態に係るガラスフィルムの製造装置及びその製造方法の実施状況の要部を示す概略側面図である。この第2実施形態が、上述の第1実施形態と相違するところは、回収装置9の回収通路10内に複数の突起12を設けた点にある。ここで、突起12は、この実施形態では尖塔状の円錐をなすが、その形状は特に限定されるものではない。例えば、突起12は、四角柱や円柱などであってもよいし、三角錘や四角錘などの多角錘などであってもよい。
このようにすれば、不要ガラス部Gbを回収通路10の内壁に衝突させた際に、不要ガラス部Gbが、内壁に形成された複数の突起12に衝突して効率よく破砕される。しかも、突起12の形状・大きさ・数などによって、破砕した不要ガラス部Gbのガラス片の大きさをある程度小さく揃えることができるので、過度に大きなガラス片によって回収通路10が途中で閉鎖されるという事態も生じ難く、不要ガラス部Gbの回収作業を円滑に行うことができる。
なお、不要ガラス部Gbの振動は、気流の流速や不要ガラス部Gbの厚みなどにより変化するが、例えば、気流の平均流速が約10m/sで、厚みが100μmの不要ガラス部Gbであれば、導入口10aから100mmの位置付近で振動が始まるので、突起12はこの振動開始位置付近、一般化すれば、導入口10aから不要ガラス部Gbの厚みの1000倍以上離間した位置に配置されていることが好ましい。
図6は、本発明の第3実施形態に係るガラスフィルムの製造装置及びその製造方法の実施状況の要部を示す概略側面図である。この第3実施形態が、上述の第1〜2実施形態と相違するところは、回収装置9の回収通路10内に、破砕手段として、不要ガラス部Gbを機械的に破砕する可動機構を設けた点にある。
詳細には、この可動機構は、長尺な不要ガラス部Gbを表裏両側から挟持して短尺に切断する一対の切断刃13と、この切断刃13によって短尺に切断されたガラス片を更に細かく粉砕する一対の回転ドラム14とを備えている。
一対の切断刃13は、それぞれ回収通路10を貫通して外部に延出しており、回収通路10の外部空間で基端部が図外の駆動源に接続されている。なお、切断刃13を不要ガラス部Gbに対して接近動および離反動を行うために、回収通路10の壁面に切断刃13の進入口10cが形成されているが、吸引手段11によって回収通路10内の気体を吸引すると、当該進入口10cからも外気が回収通路10内に引き込まれるので、進入口10cからガラス粉等が外部空間に飛散するという事態を防止することができる。
一対の回転ドラム14は、それぞれ周囲に放射状に複数の破砕板14aを有している。そして、両回転ドラム14は、それぞれの破砕板14aが回転に伴って交互に重なるように近接配置されており、これら一対の回転ドラム14の相互間をガラス片が通過する際に、破砕板14aによって剪断力が加えられて細かく粉砕されるようになっている。なお、これら一対の回転ドラム14は、その支持軸を回収通路10の外部に突出させ、駆動源に接続して回転させてもよいし、回収通路10内の気流を破砕板14aに当てて回転させてもよい。
なお、必要に応じて、回転ドラム14の破砕板14aの先端に、回転方向に折曲された爪部を形成してもよい。
また、上記の第3実施形態では、一対の切断刃13と一対の回転ドラム14との双方を配置する場合を例示したが、必要に応じて、これら一対の切断刃13と一対の回転ドラム14のうち一方のみを配置するようにしてもよい。
図7は、本発明の第4実施形態に係るガラスフィルムの製造装置及びその製造方法の実施状況を示す概略側面図である。この第4実施形態が、上述の第1〜3実施形態と相違するところは、切断手段3によって切断分離する対象のガラスフィルムGが、オーバーフローダウンドロー法を実施するための成形体15に連続している点にある。
詳細には、成形体15に溶融ガラスGmを供給すると共に、その溶融ガラスGmを成形体15から溢流させながら流下させつつ、溶融ガラスGmを引き伸ばしてガラスフィルムGを製造する。このガラスフィルムGは、複数本のローラ16にガイドされながら、垂直姿勢から水平姿勢に姿勢を変更された後、切断手段3によって製品ガラス部Gaと、不要ガラス部Gbとに切断分離される。
ここで、成形体15の直下に配置された最上部のローラ16は、エッジロールまたはナールホイールと称されるローラであって、成形体15から流下させたガラスフィルムGの幅方向両端部を表裏両側から挟持して、ガラスフィルムGの幅方向に張力を付与して幅方向の収縮を防止する役割を果たしている。その結果、ガラスフィルムの幅方向両端部には、ローラの接触によって幅方向中央部に比して相対的に厚肉となった耳部と称される部分が形成されるため、図8に示すように、ガラスフィルムGの幅方向両端部に形成される耳部を不要ガラス部Gbとして切断手段3によって切断すると共に、回収装置9によって耳部を含む不要ガラス部Gbを破砕して回収するようになっている。
一方、この実施形態では、耳部を除外したガラスフィルムGの幅方向中央部を製品ガラス部Gaとして、保護ロール8から引き出した保護シートPと重ねた状態で巻芯7aの回りにロール状に巻回することにより、ガラスロール7の状態で回収される。
1 ガラスフィルム製造装置
2 元ガラスロール
2a 巻芯
3 切断手段
3a 局部加熱手段
3b 冷却手段
7 ガラスロール
8 保護ロール
9 回収装置
10 回収通路
10a 導入口
10b 吸引口
10c 進入口
11 吸引手段
12 突起
13 切断刃
14 回転ドラム
15 成形体
16 ローラ
G ガラスフィルム
Ga 製品ガラス部
Gb 不要ガラス部

Claims (11)

  1. 長尺なガラスフィルムを送りながらその送り方向に沿って連続的に切断して製品ガラス部と不要ガラス部とに分割した後に、基端側が前記ガラスフィルムに連なった状態で分割された前記不要ガラス部を回収する回収装置を備えたガラスフィルムの製造装置であって、
    前記回収装置が、周囲が閉鎖された回収通路と、該回収通路の一端側に存する導入口からその通路内に導入された前記不要ガラス部を破砕する破砕手段と、該破砕手段で破砕された前記不要ガラス部を前記回収通路の他端側に存する吸引口からその通路内の気体と共に吸引する吸引手段とを備え
    前記吸引手段が、前記吸引口から前記回収通路内の気体を吸引することによって、前記導入口から前記吸引口に向かって前記回収通路内を流れる気流を形成し、
    前記破砕手段が、前記回収通路内に導入される前記不要ガラス部の先端側を、前記気流で振動させることで、前記回収通路の内壁に衝突させて破砕するように構成されていることを特徴とするガラスフィルムの製造装置。
  2. 前記回収通路が、前記製品ガラス部と前記不要ガラス部との分離位置よりも送り方向の下流側で且つ前記製品ガラス部の搬送経路よりも下方に設けられるとともに、前記導入口から前記送り方向の下流側に向かって斜め下方に直線状に延びる傾斜直線部を有しており、
    前記不要ガラス部が前記分離位置から斜め下方に誘導されて前記導入口に至ることを特徴とする請求項1に記載のガラスフィルムの製造装置。
  3. 前記回収通路の前記導入口における前記気流の平均流速が、10m/s以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のガラスフィルムの製造装置。
  4. 前記回収通路の前記導入口は、矩形状をなし、且つ、前記不要ガラス部の表面との間の隙間が、前記不要ガラス部の幅方向端面との間の隙間よりも大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のガラスフィルムの製造装置。
  5. 前記回収通路の内壁に複数の突起が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガラスフィルムの製造装置。
  6. 前記回収通路が、前記導入口と前記吸引口との間で折曲していることを特徴とする請求項〜5のいずれか1項に記載のガラスフィルムの製造装置。
  7. 前記回収通路は、通路断面積が前記導入口側から前記吸引口側に向かって漸次縮小する縮径部を有することを特徴とする請求項〜6のいずれか1項に記載のガラスフィルムの製造装置。
  8. 前記回収通路が、前記導入口から前記吸引口に向かって下方に傾斜していることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のガラスフィルムの製造装置。
  9. 長尺なガラスフィルムを送りながらその送り方向に沿って連続的に切断して製品ガラス部と不要ガラス部とに分割した後に、基端側が前記ガラスフィルムに連なった状態で分割された前記不要ガラス部を回収する回収工程を含むガラスフィルムの製造方法であって、
    周囲が閉塞されて、一端側に導入口と他端側に吸引口が設けられた回収通路を設け、
    前記吸引口から前記回収通路内の気体を吸引することによって、前記導入口から前記吸引口に向かって前記回収通路内を流れる気流を形成し、
    前記回収通路内に導入される前記不要ガラス部の先端側を、前記気流で振動させることで、前記回収通路の内壁に衝突させて破砕し、
    その破砕した前記不要ガラス部を前記吸引口から前記回収通路内の気体とともに吸引して回収することを特徴とするガラスフィルムの製造方法。
  10. 前記回収通路が、前記製品ガラス部と前記不要ガラス部との分離位置よりも送り方向の下流側で且つ前記製品ガラス部の搬送経路よりも下方に設けられるとともに、前記導入口から前記送り方向の下流側に向かって斜め下方に直線状に延びる傾斜直線部を有しており、
    前記不要ガラス部が前記分離位置から斜め下方に誘導されて前記導入口に至ることを特徴とする請求項9に記載のガラスフィルムの製造方法。
  11. 前記回収通路の前記導入口における前記気流の平均流速が、10m/s以上であることを特徴とする請求項9又は10に記載のガラスフィルムの製造方法。
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