JP5488234B2 - ブレーキ装置、ブレーキ装置用摩擦対及びブレーキパッド - Google Patents

ブレーキ装置、ブレーキ装置用摩擦対及びブレーキパッド Download PDF

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Description

本発明は、ブレーキ装置、ブレーキ装置用摩擦対及びブレーキパッドに関する。
従来のディスクブレーキなどのブレーキ装置として、特許文献1には例えば車輪と共に回転するディスクロータのディスク摩擦平面にブレーキパッドのパッド摩擦平面を押圧して、ディスク摩擦平面とパッド摩擦平面との摺動に伴って両者の間に生じる摩擦力によって車輪に制動力を与えるブレーキ装置の摩擦材用摩擦面コーティングが開示されている。
特開2000−226552号公報
ところで、上述のような特許文献1に記載されているブレーキ装置の摩擦材用摩擦面コーティングは、例えば、摩擦性能の点でさらなる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、摩擦性能を適正化することができるブレーキ装置、ブレーキ装置用摩擦対及びブレーキパッドを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るブレーキ装置は、転動体と当該転動体を回転可能に保持する保持器とを有する第1部材と、前記転動体と接触して設けられ前記第1部材との相対変位に伴って前記転動体を前記保持器で回転させる第2部材と、前記第1部材と前記第2部材とを押し付ける押付機構とを備え、前記第1部材と前記第2部材とが押し付けられた状態で、前記第1部材と前記第2部材との相対変位に伴って前記第2部材が前記転動体を回転させる際に前記転動体と前記保持器との間に生じる摩擦力により前記相対変位を制動し、前記転動体と前記第2部材との接触面の少なくとも一方に皮膜が設けられることを特徴とする。
また、上記ブレーキ装置では、前記皮膜は、熱可塑性樹脂によって形成されるものとすることができる。
また、上記ブレーキ装置では、前記皮膜は、膜厚が0.1[mm]以上の範囲で設けられるものとすることができる。
また、上記ブレーキ装置では、前記皮膜は、前記転動体の前記第2部材との接触面に設けられるものとすることができる。
また、上記ブレーキ装置では、前記転動体は、硬質材によって構成されるものとすることができる。
また、上記ブレーキ装置では、前記保持器と前記第2部材とは、前記第2部材によって前記転動体を回転させる力が前記保持器によって前記転動体を保持する力より大きくなる構成を有するものとすることができる。
また、上記ブレーキ装置では、前記第1部材は、車輪と共に回転不能であり、前記第2部材は、前記車輪と共に回転可能であるものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るブレーキ装置用摩擦対は、転動体と当該転動体を回転可能に保持する保持器とを有する第1部材と、前記転動体と接触して設けられ前記第1部材との相対変位に伴って前記転動体を前記保持器で回転させる第2部材とを備え、前記第1部材と前記第2部材とが押し付けられた状態で、前記第1部材と前記第2部材との相対変位に伴って前記第2部材が前記転動体を回転させる際に前記転動体と前記保持器との間に生じる摩擦力により前記相対変位を制動し、前記転動体と前記第2部材との接触面の少なくとも一方に皮膜が設けられることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るブレーキパッドは、車輪と共に回転するディスクロータに押し付けられる側の面に、転動体と当該転動体を回転可能に保持する保持器とを有し、前記ディスクロータに押し付けられた状態で、前記ディスクロータとの相対変位に伴って前記ディスクロータが前記転動体を回転させる際に前記転動体と前記保持器との間に生じる摩擦力により前記相対変位を制動し、前記転動体の前記ディスクロータとの接触面に皮膜が設けられることを特徴とする。
本発明に係るブレーキ装置、ブレーキ装置用摩擦対、ブレーキパッドは、摩擦係数を安定させ、摩擦性能を適正化することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係るブレーキ装置用摩擦対の概略構成を示す部分断面図である。 図2は、実施形態に係る転動体の模式的な部分断面図である。 図3は、実施形態に係るブレーキ装置の概略構成を示す模式図である。 図4は、実施形態に係るブレーキ装置用摩擦対の層構造を示す模式的な分解斜視図である。 図5は、実施形態に係る保持器の転動体との接触壁面の表面形状を模式的に示す斜視図である。
以下に、本発明に係るブレーキ装置、ブレーキ装置用摩擦対及びブレーキパッドの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1は、実施形態に係るブレーキ装置用摩擦対の概略構成を示す部分断面図、図2は、実施形態に係る転動体の模式的な部分断面図、図3は、実施形態に係るブレーキ装置の概略構成を示す模式図、図4は、実施形態に係るブレーキ装置用摩擦対の層構造を示す模式的な分解斜視図、図5は、実施形態に係る保持器の転動体との接触壁面の表面形状を模式的に示す斜視図である。
図1、図3に示すように、本実施形態のブレーキ装置1は、典型的には、車両に搭載され、車両の車体に回転可能に支持された車輪に制動力を付与するものであり、ブレーキ装置用摩擦対2と、押付機構としてのアクチュエータ3とを備える。
ブレーキ装置用摩擦対2は、車輪に制動力を付与する際に摩擦要素間に所定の摩擦力(摩擦抵抗力)を発生させるためのものである。ブレーキ装置用摩擦対2は、第1部材としてのブレーキパッド4と、第2部材としてのディスクロータ5とを含んで構成される。ブレーキパッド4は、車輪と共に回転不能に車体側に一対で設けられる。ディスクロータ5は、車輪と共に一体的に回転可能に車輪側に設けられる。これにより、ブレーキパッド4とディスクロータ5とは、相対変位可能な構成となり、すなわち、ディスクロータ5の回転方向に相対回転可能な関係となる。一対のブレーキパッド4は、ディスクロータ5の両側に配置され、ディスクロータ5の両側の当接面5aに対向する。一対のブレーキパッド4は、アクチュエータ3の動作に応じてディスクロータ5の両側を挟持する。
アクチュエータ3は、車輪に制動力を付与する際にブレーキパッド4とディスクロータ5とを押し付けるものである。アクチュエータ3は、図3に示すように、キャリパ6と、ピストン7とを有する。キャリパ6は、ディスクロータ5を跨いだU字形状をなし、車体側に固定されたブラケット(不図示)により支持されている。キャリパ6は、一対のブレーキパッド4をディスクロータ5の当接面5aに対して接近離間可能に支持する。キャリパ6は、ピストン7を前後に移動可能とするシリンダ機構8が設けられるシリンダ部9と、ディスクロータ5を挟んでシリンダ部9とは反対側に配置するリアクション部10と、シリンダ部9とリアクション部10とを連結する連結部11とを含んで構成されている。一対のブレーキパッド4は、このキャリパ6におけるシリンダ部9側に配置されるインナパッドと、リアクション部10側に配置されるアウタパッドとからなる。シリンダ機構8は、シリンダ部9にピストン7が移動自在に支持され、シリンダ部9とピストン7とシールなどにより液圧室12が区画される。ピストン7は、先端部がブレーキパッド(インナパッド)4に対向している。
したがって、ブレーキ装置1は、例えば運転者によるブレーキペダルの踏み込み操作に応じて液圧室12に作動液が供給され加圧されると、ピストン7が矢印A方向(ブレーキパッド(インナパッド)4がディスクロータ5に接近する方向)に前進し、このピストン7の先端が一方のブレーキパッド4を押圧し、この一方のブレーキパッド4をディスクロータ5の一方の当接面5aに接近させることができる。またこのとき、キャリパ6は、ピストン7が前進するその移動反力によりこのピストン7とは逆方向、つまり、矢印B方向(ブレーキパッド(アウタパッド)4がディスクロータ5に接近する方向)に前進し、他方のブレーキパッド4をディスクロータ5の他方の当接面5aに接近させることができる。そして、ブレーキ装置1は、各ブレーキパッド4がディスクロータ5の各当接面5aに当接し押し付けられてディスクロータ5を挟持すると、車輪と共に回転するディスクロータ5に対して所定の回転抵抗力が作用し、このディスクロータ5及びこれと一体で回転する車輪に制動力を付与することができる。ブレーキ装置1は、液圧室12の除圧時には、ピストン7、キャリパ6が所定の位置に戻され、各ブレーキパッド4がディスクロータ5から離間する。
ところで、本実施形態のブレーキ装置1は、図1に示すように、ブレーキ装置用摩擦対2をなすブレーキパッド4が、ディスクロータ5に押し付けられる側の面に、転動体42とこの転動体42を回転可能に保持する保持器43とを含んで構成される接触部41を有することで、例えば、ブレーキパッド4がディスクロータ5に押し付けられる側の面の投影面積などにかかわらず、摩擦性能や耐摩耗性能などの性能を好適に設定することができるようにしている。ここで、ブレーキパッド4においてディスクロータ5に押し付けられる側の面とは、ブレーキパッド4においてディスクロータ5の当接面5aと対向する側の面である。
なお、図1では、図中奥行き方向がブレーキパッド4とディスクロータ5との相対変位の方向、すなわち、ディスクロータ5の回転方向である。また、ブレーキパッド4は、インナパッドとアウタパッドとがほぼ同じ構成であるので、インナパッドとアウタパッドとを特に区別する必要がない限り、共通の構成であるものとして説明する。
このブレーキ装置1は、回転するディスクロータ5にブレーキパッド4が押し付けられた際に、転動体42が保持器43で保持されながら回転することで、転動体42の回転に応じて転動体42と保持器43との間に生じる摩擦力(摩擦抵抗力)によって、ブレーキパッド4とディスクロータ5との相対変位、すなわち、ディスクロータ5の回転を制動する制動力を発生させる。このブレーキ装置1は、ブレーキパッド4においてディスクロータ5に押し付けられる側の面に配列された転動体42がその場で転動(回転)できるような構造を採用する。ブレーキ装置1は、車輪と共に回転するディスクロータ5によって転動体42を回転させると共に、保持器43側でこの回転する転動体42を摩擦制動する。
具体的には、ブレーキパッド4は、図1、図4に示すように、接触部41、支持部材44及び支持部材45、吸収部材46などを有する。ブレーキパッド4は、ディスクロータ5に押し付けられる面(当接面5aと対向する面)側から、接触部41及び支持部材44、吸収部材46、支持部材45の順で層構造をなし、接触部41において保持器43に転動体42が保持される。
接触部41は、ブレーキパッド4において制動時にディスクロータ5と接触する部分であり、ここでは転動体42と保持器43とを含んで構成される。
転動体42は、ブレーキパッド4とディスクロータ5との相対変位の方向、すなわち、ディスクロータ5の回転方向に沿って回転可能なものである。転動体42は、ディスクロータ5の当接面5aと後述する保持器43の接触壁面43aとの間に配置され、ディスクロータ5にブレーキパッド4が押し付けられた際に当接面5a及び接触壁面43aに接触する。転動体42は、球体(球状部材)である。そして、この転動体42は、後述のディスクロータ5と同様に、いわゆる硬質材によって構成される。転動体42は、硬質材として、典型的には、相対的に高い耐熱性、所定以上の強度、相対的に高い硬度を有する材料、例えば、アルミナ、窒化ケイ素によって構成される。
保持器43は、上述したように、転動体42と接触しこの転動体42をその場で回転可能に保持するものである。保持器43は、基本的には転動体42を相対変位不能かつ自転(回転)可能に保持する。保持器43は、転動体42の回転軸線がディスクロータ5の回転方向及びアクチュエータ3による押し付け方向とほぼ直交するように転動体42を保持する。転動体42は、ブレーキパッド4とディスクロータ5との相対変位(相対回転)に伴って保持器43とディスクロータ5とに接触しながら、保持器43によってその回転軸線が移動しないようにその場で保持された状態で回転軸線周りに回転する。保持器43は、典型的には、相対的に高い耐熱性、所定以上の強度を有する材料、例えば、タングステン、カーバイトなどによって構成される。
ここでは、保持器43は、転動体42の形状にあわせて円筒状に形成されるとともに、ディスクロータ5に押し付けられる側の面、すなわち、転動体42と接触する側の面に転動体42を保持する保持溝43bを有する。ここでの保持溝43bは、転動体42との接触壁面43aが転動体42の回転軸線方向及びアクチュエータ3による押し付け方向に対して傾斜している。
保持溝43bは、図5にも示すように、上記のように傾斜した接触壁面43aが曲面をなす形状に形成される。保持溝43bは、円錐形状に形成されるものとして説明するが円錐台形状に形成されるものであってもよい。保持溝43bは、円錐形状の底面側がディスクロータ5に押し付けられる側に位置する。保持溝43bは、例えば、円錐形状の底面の内径が転動体42の外径より大きくなっている。転動体42は、この保持溝43bの内部にその一部分が保持される。したがって、保持溝43bと転動体42とは、保持溝43bの内面である接触壁面43aと転動体42の外面とが接触し、この接触部分が円形をなす。
支持部材44、支持部材45は、接触部41を支持するいわゆる裏金である。ブレーキパッド4は、支持部材44と支持部材45とが重なるようにして組みつけられることで、接触部41を支持するための裏金が構成される。支持部材44、支持部材45は、接触部41の保持器43を支持する。
より詳細には、ここでの支持部材44は、保持器43を所定の位置に位置決めするためのものである。ブレーキパッド4は、転動体42とこれを保持する保持器43との組み合わせからなる接触部41を複数組有しており、すなわち、転動体42、保持器43が複数設けられる。支持部材44は、これら複数の保持器43をそれぞれ所定の位置に位置決めする。
支持部材44は、板状の部材により構成され、収容側凹部としての設置孔44aが設けられる。設置孔44aは、転動体42及び保持器43を収容する凹部であり、ここでは、支持部材44をアクチュエータ3による押し付け方向に円柱状に貫通する。設置孔44aは、複数の保持器43に対応して複数設けられる。各保持器43は、各設置孔44a内に挿入され位置決めされる。これにより、支持部材44は、各保持器43がアクチュエータ3による押し付け方向以外の方向(典型的にはパッド面方向)に相対移動しないように各保持器43の動きを拘束することができる。
支持部材45は、アクチュエータ3からの押し付け力が作用する板状の支持部材であり、ブレーキパッド4の基部をなすものである。支持部材45は、板状の部材により構成され、ブレーキパッド4は、この支持部材45が上述したピストン7(図3参照)やリアクション部10(図3参照)に当接するようにキャリパ6(図3参照)に設けられる。
吸収部材46は、アクチュエータ3による押し付け方向に対して、ディスクロータ5に押し付けられる側の支持部材44と、反対側(背面側)の支持部材45とによって挟み込まれて相対的な位置関係が固定される。
ここで、支持部材44は、図1に示すように、アクチュエータ3による押し付け方向に対するディスクロータ5に押し付けられる側の面に抜け防止部47が設けられる。抜け防止部47は、支持部材44において設置孔44aの径が小さくなった部分として形成される。各転動体42は、各保持器43に保持された状態で、アクチュエータ3による押し付け方向に対して、抜け防止部47を挟んで各保持器43とは反対側に外面の一部が突出するようにして露出する。これにより、抜け防止部47は、転動体42の抜け落ちを防止することができると共に各開口から露出した転動体42の外面をディスクロータ5の当接面5aに接触可能とすることができる。
そして、転動体42、保持器43及び支持部材44は、各保持器43が各設置孔44a内に挿入され、各転動体42が各保持溝43b内に保持された状態で、アクチュエータ3による押し付け方向に対して、抜け防止部47と吸収部材46とによって挟み込まれて相対的な位置関係が固定される。ブレーキパッド4は、複数の保持器43の背面側、つまり、ディスクロータ5に押し付けられる側とは反対側に吸収部材46が設けられる。
そして、吸収部材46は、アクチュエータ3による押し付け方向に対して、支持部材45と複数の保持器43との間に設けられる。吸収部材46は、接触部41をなす保持器43の変位を吸収可能なものであり、これにより、接触部41をなす転動体42の変位を吸収可能なものである。吸収部材46は、アクチュエータ3による押し付け方向の力が作用した際に、支持部材44、45に対する複数の保持器43の変位をそれぞれ吸収する。吸収部材46は、シート状の弾性体であり、典型的には、相対的に高い耐熱性、所定以上の強度を有する材料、例えば、金属の板バネ、チタン、ステンレス等によって構成される。吸収部材46は、支持部材44、45などと比較して、相対的に弾性域が広い材料によって構成されることが好ましい。吸収部材46は、アクチュエータ3による押し付け力が作用した際に弾性的に変形することで、各接触部41のアクチュエータ3による押し付け方向に沿った変位を許容、吸収し、これに応じて上記押し付け力を分散し、複数の保持器43に対してほぼ均一に押し付け力を作用させる。
図1、図4に戻って、本実施形態の支持部材45は、たわみ側凹部としての逃げ部45aが設けられる。逃げ部45aは、吸収部材46を挟んで保持器43とは反対側に設けられる。逃げ部45aは、支持部材45をアクチュエータ3による押し付け方向に円柱状に貫通する。逃げ部45aは、複数の保持器43に対応して複数設けられる。
ここでは、逃げ部45aは、直径が設置孔44aの直径より大きく形成されている。また、吸収部材46は、保持器43と接触部位の中央部に円柱状の貫通孔46aが設けられる。さらに、接触部41は、吸収部材46との接触部位の中央部、ここでは保持器43の吸収部材46との接触部位の中央部に吸収部材46に向かって突出する突部43cを有する。これにより、ブレーキパッド4は、吸収部材46の接触部41との接触部位の中央部のたわみ量が吸収部材46の接触部41との接触部位の縁部のたわみ量より大きくなる構成とすることができる。この結果、ブレーキパッド4は、吸収部材46の変位吸収率を上げることができ、吸収部材46によるアクチュエータ3による押し付け力の分散効果を向上することができる。
ブレーキパッド4は、上記のように構成される転動体42及び保持器43からなる接触部41、支持部材44、支持部材45、吸収部材46の相対的な位置関係が固定された状態で、アクチュエータ3による押し付け方向に対して、抜け防止部47、転動体42、保持器43、設置孔44a及び逃げ部45aがそれぞれ対向する。
ディスクロータ5は、転動体42と接触して設けられブレーキパッド4との相対変位に伴って転動体42を保持器43で回転させる。ディスクロータ5は、回転軸心回りに回転可能な円板状に形成される。ディスクロータ5は、転動体42と同様の硬質材により構成される。
そして、このブレーキ装置1は、ブレーキパッド4とディスクロータ5との相対変位に伴って、ディスクロータ5が保持器43で転動体42を回転させるための構成として、言い換えれば、車輪と共に回転するディスクロータ5によって転動体42を回転させると共に保持器43側で転動体42を摩擦させるための構成として、以下の構成を有する。すなわち、保持器43とディスクロータ5とは、ディスクロータ5によって転動体42を回転させる力が保持器43によって転動体42を保持する力より大きくなる構成を有する。ここでのブレーキ装置1は、ディスクロータ5と転動体42との接触部分の摩擦係数(動摩擦係数)μ1と、保持器43と転動体42との接触部分の摩擦係数(動摩擦係数)μ2と、保持器43の転動体42との接触部分における接触壁面43aの法線とアクチュエータ3による押し付け方向とがなす角度β(図1参照)との関係が所定の条件を満たすように設定されることで、上記の構成を実現している。なお、この角度β(0°<β<90°)は、保持溝43bの円錐頂点角度に相当する。
ここで、転動体42とディスクロータ5との間で発生するトルクをトルクT1、転動体42と保持器43との間で発生するトルクをトルクT2とする。トルクT1は、ディスクロータ5によって転動体42を回転させる力に相当するトルクであり、車輪と共に回転するディスクロータ5によって転動体42を回転させる際に発生するロータ付与トルクである。トルクT2は、保持器43によって転動体42を保持する力、言い換えれば、保持器43によって転動体42の回転をとめる力に相当するトルクであり、転動体42が保持器43で保持されながら回転することで生じる保持器制動トルクである。ブレーキ装置1は、ディスクロータ5と転動体42との接触部分に作用するトルクT1が保持器43と転動体42との接触部分に作用するトルクT2を上回ることで、つまり、T1>T2を満たすことで、ブレーキパッド4とディスクロータ5との相対変位に伴って、ディスクロータ5が保持器43で転動体42を回転させることができる。つまり、ブレーキパッド4とディスクロータ5との相対変位に伴って、ディスクロータ5が保持器43で転動体42を回転させるための条件は、T1>T2を満たすことである。
そして、ブレーキ装置1は、摩擦係数μ1と摩擦係数μ2と角度βとの関係が、例えば、下記の数1に示す数式(1)で表される条件式を満たすように、保持器43の保持溝43bの形状、転動体42の外面の摩擦係数、保持器43の接触壁面43aの摩擦係数、ディスクロータ5の当接面5aの摩擦係数などが設定されることで、T1>T2の条件を満たすことができる。つまり、保持器43とディスクロータ5とは、摩擦係数μ1と摩擦係数μ2と角度βとの関係が数式(1)を満たす形状に形成される。したがって、ブレーキ装置1は、摩擦係数μ1と摩擦係数μ2と角度βとの関係が上記の数式(1)の条件を満たすように設定されることで、トルクT1がトルクT2を上回る構成を実現することができる。
Figure 0005488234
ここで、ブレーキ装置1は、ディスクロータ5の当接面5aと転動体42とが接触して摺動する面の極微小な凹凸によって接触状態が安定しないおそれがある。特に、ブレーキ装置1は、上述のように転動体42とディスクロータ5とが共に硬質材によって構成される場合、ディスクロータ5と転動体42との接触が硬質材同士の接触となるため、この傾向が顕著となり、ディスクロータ5と転動体42との接触部分の摩擦係数μ1が安定せず、摩擦性能が安定しないおそれがある。
そこで、本実施形態のブレーキ装置1は、図1、図2に示すように、転動体42とディスクロータ5との接触面の少なくとも一方に皮膜48が設けられることで、摩擦係数を安定させ、摩擦性能の適正化を図っている。
具体的には、皮膜48は、転動体42の当接面42a又はディスクロータ5の当接面5aの一方、あるいは、両方に設けられる。当接面42aは、転動体42のディスクロータ5との接触面であり、ディスクロータ5との摺動面である。当接面42aは、硬質材で形成される転動体42の本体部外面(外表面)である。一方、当接面5aは、ディスクロータ5の転動体42との接触面であり、転動体42との摺動面である。当接面5aは、硬質材で形成されるディスクロータ5の表面である。当接面5aは、ディスクロータ5の転動体42と対向する面である。ここでは、皮膜48は、転動体42のディスクロータ5との接触面である当接面42aに設けられ、この転動体42の本体部外面をコーティングする。
皮膜48は、例えば射出成形等の種々の表面処理によって、典型的には、相対的に高い耐熱性、長期間使用に耐えうる耐久性を有する材料、例えば、熱可塑性樹脂(例えば、ポリイミド等のスーパーエンジニアリングプラスチック)等により形成される。皮膜48の膜厚tは、例えば、0.1[mm]以上、好ましくは0.1[mm]以上0.2[mm]以下とするとよい。すなわち、皮膜48は、膜厚tが0.1[mm]以上、好ましくは0.1[mm]以上0.2[mm]以下の範囲で設けられ、ここでは、0.1mm程度となっている。
なお、上記のように摩擦係数μ1と摩擦係数μ2と角度βとの関係が数式(1)を満たすように転動体42の外面の摩擦係数を設定する場合は、この皮膜48の表面の摩擦係数を転動体42の外面の摩擦係数として扱えばよい。
上記のように構成されるブレーキ装置1は、回転するディスクロータ5にブレーキパッド4が押し付けられた際にこのディスクロータ5の回転が転動体42に伝達されることで、転動体42が保持器43で回転(転動)する。つまり、ブレーキ装置1は、ディスクロータ5で転動体42を転動させブレーキパッド4の保持器43側で転動体42を摩擦させることができる。ブレーキ装置1は、転動体42が保持器43で保持されながら回転することで、転動体42の回転に応じて転動体42と保持器43とが摺動し、転動体42と保持器43との間に生じる摩擦力(摩擦抵抗力)によって、ディスクロータ5の回転を制動する制動力を発生させることができる。ブレーキ装置1は、ブレーキパッド4とディスクロータ5とが押し付けられた状態で、ブレーキパッド4とディスクロータ5との相対変位に伴ってディスクロータ5が転動体42を転動させる際に転動体42と保持器43との間に生じる摩擦力により上記相対変位を制動することができる。この結果、ブレーキ装置1は、ディスクロータ5、ひいては車輪に所定の制動力を付与することができる。このとき、ブレーキ装置1は、本実施形態のように接触壁面43aが角度βに応じて傾斜している場合、保持器43の転動体42との接触面の表面形状が平坦である場合の制動力と比較して、例えば、(1/2)・[(2β/sin2β)+1]倍程度の制動力fを発生させることができ、制動性能を相対的に向上することができる。
この結果、ブレーキ装置1は、例えば、ブレーキパッド4のディスクロータ5に押し付けられる側の面の投影面積などにかかわらず、摩擦性能や耐摩耗性能などの性能を好適に設定することができる。つまり、ブレーキ装置1は、転動体42の数、保持器43の保持溝43bの形状、転動体42の外面の摩擦係数、保持器43の接触壁面43aの摩擦係数、ディスクロータ5の当接面5aの摩擦係数などを適宜調節することで、ブレーキパッド4の保持器43側の投影面積にかかわらず、摩擦性能や耐摩耗性能などの性能を適正に変更することができ、これらの性能がブレーキパッド4の保持器43側の投影面積に依存しないブレーキ装置1、ブレーキ装置用摩擦対2、ブレーキパッド4を実現できる。
例えば、ブレーキ装置1は、ディスクロータ5が転動体42を転動させる際に転動体42と保持器43との間に生じる摩擦力によりディスクロータ5の回転を制動する構成を備えることで、各転動体42の外面全体の面積をブレーキパッド4における摩耗面積とすることができる。この結果、ブレーキ装置1は、ブレーキパッド4の保持器43側の(パッド平面)投影面積以上に摩耗面積を大きくすることができ、耐摩耗性能を向上することができる。
また、ブレーキ装置1は、ディスクロータ5が転動体42を転動させる際に転動体42と保持器43との間に生じる摩擦力によりディスクロータ5の回転を制動する構成を備えることで、例えば、平面同士の摩擦によりディスクロータ5の回転を制動する場合と比較して、接触部41が硬質材で構成される場合であっても、摩擦接触箇所及び摩擦接触点における荷重を安定化することができ、摩擦性能を向上することができる。
そして、ブレーキ装置1は、図2に示すように、転動体42の当接面42aに皮膜48が設けられることで、当接面5a、当接面42a等に極微小な凹凸が存在する場合であっても、皮膜48がこの凹凸を吸収し、摺動面に対する凹凸の影響を緩和することができる。これにより、ブレーキ装置1は、転動体42とディスクロータ5との接触状態が不安定になることを抑制することができ、ディスクロータ5と転動体42との接触部分の摩擦係数μ1を安定させ、摩擦性能を安定させることができる。この結果、ブレーキ装置1は、各摩擦接触点における荷重を安定化することができ、摩擦性能を適正化し摩擦性能の安定性を向上することができる。
以上で説明した実施形態に係るブレーキ装置1によれば、転動体42とこの転動体42を回転可能に保持する保持器43とを有するブレーキパッド4と、転動体42と接触して設けられブレーキパッド4との相対変位に伴って転動体42を保持器43で回転させるディスクロータ5と、ブレーキパッド4とディスクロータ5とを押し付けるアクチュエータ3とを備え、転動体42とディスクロータ5との接触面の少なくとも一方に皮膜48が設けられる。以上で説明した実施形態に係るブレーキ装置用摩擦対2によれば、転動体42とこの転動体42を回転可能に保持する保持器43とを有するブレーキパッド4と、転動体42と接触して設けられブレーキパッド4との相対変位に伴って転動体42を保持器43で回転させるディスクロータ5とを備え、転動体42とディスクロータ5との接触面の少なくとも一方に皮膜48が設けられる。以上で説明した実施形態に係るブレーキパッド4によれば、車輪と共に回転するディスクロータ5に押し付けられる側の面に、転動体42とこの転動体42を回転可能に保持する保持器43とを有し、転動体42のディスクロータ5との接触面に皮膜48が設けられる。したがって、ブレーキ装置1、ブレーキ装置用摩擦対2、ブレーキパッド4は、例えば、ブレーキパッド4のディスクロータ5に押し付けられる側の面の投影面積などにかかわらず、好適に性能を設定することができる。そして、このブレーキ装置1、ブレーキ装置用摩擦対2、ブレーキパッド4は、転動体42の当接面42aに皮膜48が設けられることで、ディスクロータ5と転動体42との接触部分の摩擦係数μ1を安定させ、摩擦性能を適正化することができる。
また、ブレーキ装置1は、接触部41の一部として、硬質材によって構成される転動体42が用いられることで、例えば、一般的な摩擦材を用いる場合と比較して、接触部41においてディスクロータ5と接触する部位の融点を相対的に高くすることができ、これにより、ブレーキ装置用摩擦対2の熱に対する許容範囲を拡大することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係るブレーキ装置、ブレーキ装置用摩擦対及びブレーキパッドは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、皮膜48は、転動体42に設けられるものとして説明したが、ディスクロータ5の転動体42との接触面である当接面5aに設けられてもよい。
以上で説明したブレーキ装置1は、保持溝43bが円錐形状に形成されるものとして説明したが、これに限らず、直方体形状や立方体形状であってもよいし三角柱形状であってもよい。
また、以上で説明したブレーキ装置1は、保持器43が保持溝43bを有するものとして説明したが保持面が平坦であってもよい。この場合、ブレーキ装置1は、転動体42とディスクロータ5との摩擦係数と、転動体42と保持器43との摩擦係数とを適宜調節することで、トルクT1がトルクT2を上回る構成、さらに言えば、車輪と共に回転するディスクロータ5によって転動体42を回転させると共に保持器43側で転動体42を摩擦させるための構成を実現すればよい。
また、以上で説明したブレーキ装置1は、転動体42が球体であるものとして説明したがこれに限らない。転動体42は、ブレーキパッド4とディスクロータ5との相対変位の方向、すなわち、ディスクロータ5の回転方向に回転可能なものであれば、樽形状や紡錘形状、あるいは、円柱形状のコロやニードルであってもよい。
以上の説明では、ブレーキパッド4が第1部材であり、ディスクロータ5が第2部材であるものとして説明したが、これに限らず、ディスクロータが第1部材、ブレーキパッドが第2部材であってもよく、すなわち、例えば、ディスクロータ側に設けられる保持器に転動体が保持される構成であってもよい。この場合、転動体は、ブレーキパッドとディスクロータとの相対変位に伴ってブレーキパッドによって転動され、ディスクロータの保持器と転動体との間に生じる摩擦抵抗力によって車輪に制動力を付与することが可能となる。
以上のように本発明に係るブレーキ装置、ブレーキ装置用摩擦対及びブレーキパッドは、車両に用いられる種々のブレーキ装置、ブレーキ装置用摩擦対及びブレーキパッドに適用して好適である。
1 ブレーキ装置
2 ブレーキ装置用摩擦対
3 アクチュエータ(押付機構)
4 ブレーキパッド(第1部材)
5 ディスクロータ(第2部材)
5a、42a 当接面(接触面)
42 転動体
43 保持器
48 皮膜

Claims (9)

  1. 転動体と当該転動体を回転可能に保持する保持器とを有する第1部材と、
    前記転動体と接触して設けられ前記第1部材との相対変位に伴って前記転動体を前記保持器で回転させる第2部材と、
    前記第1部材と前記第2部材とを押し付ける押付機構とを備え、
    前記第1部材と前記第2部材とが押し付けられた状態で、前記第1部材と前記第2部材との相対変位に伴って前記第2部材が前記転動体を回転させる際に前記転動体と前記保持器との間に生じる摩擦力により前記相対変位を制動し、
    前記転動体と前記第2部材との接触面の少なくとも一方に皮膜が設けられることを特徴とする、
    ブレーキ装置。
  2. 前記皮膜は、熱可塑性樹脂によって形成される、
    請求項1に記載のブレーキ装置。
  3. 前記皮膜は、膜厚が0.1[mm]以上の範囲で設けられる、
    請求項1又は請求項2に記載のブレーキ装置。
  4. 前記皮膜は、前記転動体の前記第2部材との接触面に設けられる、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のブレーキ装置。
  5. 前記転動体は、硬質材によって構成される、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のブレーキ装置。
  6. 前記保持器と前記第2部材とは、前記第2部材によって前記転動体を回転させる力が前記保持器によって前記転動体を保持する力より大きくなる構成を有する、
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のブレーキ装置。
  7. 前記第1部材は、車輪と共に回転不能であり、
    前記第2部材は、前記車輪と共に回転可能である、
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のブレーキ装置。
  8. 転動体と当該転動体を回転可能に保持する保持器とを有する第1部材と、
    前記転動体と接触して設けられ前記第1部材との相対変位に伴って前記転動体を前記保持器で回転させる第2部材とを備え、
    前記第1部材と前記第2部材とが押し付けられた状態で、前記第1部材と前記第2部材との相対変位に伴って前記第2部材が前記転動体を回転させる際に前記転動体と前記保持器との間に生じる摩擦力により前記相対変位を制動し、
    前記転動体と前記第2部材との接触面の少なくとも一方に皮膜が設けられることを特徴とする、
    ブレーキ装置用摩擦対。
  9. 車輪と共に回転するディスクロータに押し付けられる側の面に、転動体と当該転動体を回転可能に保持する保持器とを有し、
    前記ディスクロータに押し付けられた状態で、前記ディスクロータとの相対変位に伴って前記ディスクロータが前記転動体を回転させる際に前記転動体と前記保持器との間に生じる摩擦力により前記相対変位を制動し、
    前記転動体の前記ディスクロータとの接触面に皮膜が設けられることを特徴とする、
    ブレーキパッド。
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