JP5486983B2 - 結紮装置 - Google Patents

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Description

本発明は、生体組織をクリップで結紮する結紮装置に関する。
生体組織をクリップで結紮する結紮装置が知られている(例えば特許文献1、2参照)。この種の結紮装置は、内視鏡の鉗子孔から結紮装置先端を体腔内に挿入し、結紮装置先端に取り付けたクリップを生体組織の所望の位置に合わせ、操作ワイヤを進退操作することによりクリップを閉じて生体組織を結紮するようになっている。特許文献1の結紮装置は、一度結紮を行ったクリップを操作ワイヤから切り離し、クリップを体腔内に留置したまま結紮装置先端を体腔内から引き出し、予め使用前のクリップが収容されたクリップケースから使用前のクリップを結紮装置先端に装着する。これにより、同じ結紮装置によって複数のクリップを体腔内で結紮することができる。
しかし、上記の結紮装置の構成では、クリップのアームを一旦閉じた後は再び開くことができず、アームを閉じる動作は一回限りとなっている。そのため、クリップで生体組織を挟む際は、クリップを所望の場所で所望の向きになるように慎重に位置合わせする必要があり、クリップの結紮操作には熟練を要していた。
また、特許文献2の結紮装置では、操作ワイヤの外側に内シース部材と外シース部材とを配置した二重シースの構成となっている。この外シース部材をクリップに対して進退操作することでクリップ先端側を開閉させることは出来るが、実際には挟み込む生体組織が外シース部材の先端部に隠されてしまい、生体組織を観察しながらの結紮は行えない。
特開2007−209775号公報 特開2007−136128号公報
本発明は、生体組織を結紮操作する際にクリップの開閉動作が自在に行え、結紮する生体組織を観察しながら掴み直しが行える結紮装置を提供することを目的とする。
本発明は下記構成からなる。
生体組織の結紮を行う結紮装置であって、
クリップ基端部から延出され開閉自在な一対のアームを有し、該アームによって生体組織を結紮するクリップと、
前記クリップを挿通させるための連通孔を有するクリップ保持部材と、
前記クリップを前記連通孔内に牽引操作する操作ワイヤと、
前記操作ワイヤを内包して延設され、その先端部において前記クリップ保持部材を支持する内シース部材と、
前記内シース部材の外周を覆って進退自在に配置された外シース部材と、
を備え、
前記一対のアームが、前記クリップ基端部側から順に第一アーム部と、該第一アーム部に屈曲部を介して連設される第二アーム部とをそれぞれ有し、
前記外シース部材は、その内周面端部に前記第一アーム部を当接させることにより、前記アームの開度を変更するものであり、
前記第二アーム部が、アーム先端に形成され生体組織を狭持する爪部と、該爪部と前記屈曲部との間に連設された長片部とを有し、
前記外シース部材を前記内シース部材に沿って前記クリップ側に繰り出して、前記屈曲部が前記外シース部材の内周面端部に当接したときに、前記第二アーム部が前記外シース部材の内周面より半径方向内側に配置される結紮装置。
本発明の結紮装置によれば、複数のクリップを順次付け替え可能な結紮装置において、生体組織を結紮操作する際にクリップの開閉動作が自在に行え、組織の掴み直しが簡単な操作により行える。
本発明の実施形態を説明するための図で、一部分を切り欠いた結紮装置の平面図である。 図1に示した結紮装置先端部の断面図である。 図2に示したクリップユニットの斜視図である。 (a)は外シース部材の後退時の要部断面図、(b)は外シース部材の繰り出し時の要部断面図である。 (a)は生体組織位置合わせ時の要部断面図、(b)は生体組織クリップ挟持時の要部断面図、(c)はクリップ引き込み時の要部断面図、(d)はクリップ分離時の要部断面図である。 (a)は屈曲部を幅狭に形成した変形例の平面図、(b)はその側面図である。 屈曲部を薄厚に形成した変形例の側面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態を説明するための図で、一部分を切り欠いた結紮装置の平面図である。
結紮装置100は、操作装置55と、クリップ19と、に大別して構成される。操作装置55は、挿入部59と、手元側操作部61と、で構成される。挿入部59は、外シース部材31と、外シース部材内に挿通された内シース部材29と、内シース部材内に挿通された操作ワイヤ25とから構成される。手元側操作部61は、外シース部材31の手元側に固定された外シース接続体63と、内シース部材29を進退操作する操作部本体65と、操作ワイヤ25を進退操作するスライダー部67と、外シース接続体63とスライダー部67の間に設けられるスライダーバネ69と、指掛けリング71と、から構成される。
操作装置55は、操作部本体65を先端側に押すと、外シース部材31から内シース部材29が突出する。スライダー部67を先端側に押すと、内シース部材内を操作ワイヤ25が先端方向に移動する。操作ワイヤ25は、ステンレス、NiTi等の適度な弾性を有する金属撚り線で形成される。操作ワイヤ25が進退可能となる内シース先端部27には、クリップ19が脱着自在に装着される。
図2は図1に示した結紮装置先端部の断面図である。
クリップ19は、生体組織の結紮を行う開閉自在なアーム17と、クリップ連結部材75と、クリップ保持部材23と、第一移動規制部77と、第二移動規制部79と、を備える。アーム17は、一対の開脚体状に形成され、例えばステンレス等のバネ性を有する金属製板材を、中央部で外側に折り曲げて形成される。アーム17の後端には交差部81、先端部には爪部である組織把持部83が形成される。なお、本明細書中では、結紮装置100の挿入方向側を前、その反対方向側を後とする。
交差部81の後端となるクリップ基端部15にはクリップ連結部材75が連接している。クリップ連結部材75は、その先端となる連結部材先端部75aがクリップ基端部15に接続される。クリップ連結部材75は、例えば、ナイロン(登録商標)などの高強度な樹脂材料等からなり円柱状に形成される。この連結部材先端部75aとクリップ基端部15との間には後述の脆弱部が設けられている。つまり、クリップ19とクリップ連結部材75は、脆弱部を介して接続されている。クリップ連結部材75の連結部材基端部87にはワイヤ結合部89が設けられる。ワイヤ結合部89は、中空円錐体の頂部を連結部材基端部87に連接した錐状拡径部91として形成されている。
この錐状拡径部91は、後述する弾性屈曲脚を拡開させる働きを有する。また、錐状拡径部91の後端面には後述の係合穴が穿設される。係合穴は、操作ワイヤ25の先端部に設けられる矢尻状先端部25aを脱着自在に挿入する。矢尻状先端部25aは、後端部の返し部により錐状拡径部91の係止穴に係止し、離脱が規制される。したがって、クリップ19は、クリップ連結部材75と、錐状拡径部91に係止する矢尻状先端部25aと、によって操作ワイヤ25に接続されている。
矢尻状先端部25aによる離脱規制力は、脆弱部95の強度よりも大きく設定されている。脆弱部95の破断前のワイヤ離脱を防止するためである。また、クリップ連結部材75は、脆弱部95を破断してクリップ19を分離した際には、矢尻状先端部25aが係止したまま操作ワイヤ25に接続されて体腔内から取り出される。取り出されたクリップ連結部材75は、手指等により所定の抜去力にて矢尻状先端部25aから脱着される。
クリップ保持部材23は、前部に錐体部97を有し、その後部に弾性屈曲脚99を有している。錐体部97の軸線に沿う方向にはクリップ19とクリップ連結部材75とを挿通させるための連通孔21を有する。クリップ保持部材23は、例えば樹脂を射出成形することにより形成される。連通孔21には狭窄部101が設けられ、狭窄部101にはクリップ連結部材75の錐状拡径部91よりも前方部分が挿通される。つまり、クリップ連結部材75は、錐状拡径部91が狭窄部101に当接してそれ以上前方への抜けが規制される。一方、狭窄部101は、連結部材先端部の後方への抜去は許容する。
図3は図2に示したクリップユニットの斜視図である。
錐体部97の前部には連通孔21と同軸状に当接リング71が形成され、当接リング71は不図示のクリップケースのストッパ部である離間壁部に当接する。錐体部97の後端面から後方に向かって突出する弾性屈曲脚99は、例えば四本の脚部105を放射状に配置してなる。それぞれの脚部105は、外側に曲がる形状に形成される。弾性屈曲脚99は、各脚部105が放射状に配置されることで、略円錐状の中央空間を形成する。この中央空間には、錐状拡径部91が配置されている。錐状拡径部91の後端面には矢尻状先端部25aを脱着自在に挿入する係合穴107が開口されている。
つまり、中央空間に配置された錐状拡径部91は、操作ワイヤ25によって押圧されると、各脚部105を押し拡げて、前進するようになされている。錐状拡径部91の前進により押し拡げられた各脚部105は、屈曲部が外方へ押圧されることで、脚部105の後端部を開くようにして開脚する。この開脚した脚部105の後端は、後述する内シース先端部の背部に係止する。
外シース部材31、内シース部材29は、例えばバネ性材料を密巻きした可撓性を有するコイルシースで構成することができる。外シース部材31は、内シース部材29の外周を覆って配置される。外シース部材31の内方では内シース部材29が進退自在となる。換言すれば、外シース部材31は、内シース部材29に対し進退自在に配置される。また、この外シース部材31は、その内周面33にアーム17を当接させることにより、アーム17の開度を変更するように働く。内シース部材29は、操作ワイヤ25を内包して延設され、その内シース先端部27においてクリップ保持部材23を支持する。内シース部材29の内方に挿通される操作ワイヤ25は、クリップ連結部材75を牽引操作することでクリップ19を進退方向に操作自在としている。
図2に戻り、結紮装置100は、クリップ保持部材23の、内シース部材29に対する移動を規制する第一移動規制部77、及び第二移動規制部79と、を備えている。第一移動規制部77は、クリップ保持部材23の内シース部材29の軸方向外側から内側(矢印a方向)への移動を規制する。第二移動規制部79は、クリップ保持部材23の内シース部材29の軸方向内側から外側(矢印b方向)への移動を規制する。
第一移動規制部77は、クリップ保持部材23及び内シース部材29に形成され、相互に当接する係止面109として構成されている。各係止面109で当接することにより、移動が確実に規制されるようになされている。
より具体的に、係止面109は、クリップ保持部材23に形成された錐体部97の底面111と、内シース先端部27に形成された内シース座面113として形成されている。これにより、クリップ保持部材23の錐体部97と、内シース部材29の内シース座面113とが突き当てられて、クリップ保持部材23の矢印a方向の移動が規制される。
第二移動規制部79は、クリップ保持部材23の連通孔21から内シース部材29に向かって延出された弾性屈曲脚99として形成されている。弾性屈曲脚99は、クリップ連結部材75が連通孔21に挿入されたときに拡開し、その脚先端部99aと錐体部97の底面111とで内シース部材29の座面形成部117を狭持する。つまり、弾性屈曲脚99が拡開することで、内シース部材29とクリップ19を固定できるようになされている。
弾性屈曲脚99は、クリップ19がクリップ保持部材23の連通孔21から抜き取られたとき、拡開前の状態に弾性復帰する。即ち、弾性屈曲脚99の連通孔21への挿入の有無によって、内シース部材29と係合、又は係合を解除することができるようになされている。
クリップ19は、操作ワイヤ25の牽引により、クリップ保持部材23の連通孔21に挿入され、アーム17の開度が固定される。例えば、クリップ19が操作ワイヤ25の牽引によって連通孔21に挿入されれば、連通孔21の前部開口縁にてクリップ19の後部が窄められて、アーム17が閉状態に固定されることとなる。
クリップ連結部材75は、操作ワイヤ25の牽引によりクリップ19がクリップ保持部材23の連通孔21に挿入された後、更に牽引された場合に破断する上記の脆弱部95を有している。脆弱部95は、破断部としての細径部で形成され、例えば20〜60N程度の破断力が加わったとき、破断するように断面寸法が設定される。脆弱部95が破断すれば、クリップ19と操作ワイヤ25は分離されることになる。即ち、クリップ19は、操作ワイヤ25を牽引することで、クリップ19が生体組織を狭持した状態で、操作ワイヤ25から切り離しできる。
クリップ連結部材75は、弾性屈曲脚99を拡開させる上記の錐状拡径部91を有している。錐状拡径部91の内側には操作ワイヤ25の矢尻状先端部25aが脱着自在に挿入される。錐状拡径部91がクリップ連結部材75に形成されることで、クリップ連結部材75をクリップ保持部材23から抜き取った後に、錐状拡径部91の弾性屈曲脚99に対する拡径作用がなくなる。これにより、弾性屈曲脚99が弾性復元して、クリップ保持部材23と内シースとの接続が自動的に解除される。その結果、クリップ保持部材23は、生体組織を挟持したクリップ19と共に、体内に留置されることなる。なお、錐状拡径部91は、脱着自在なスナップ挿入により操作ワイヤ25の矢尻状先端部25aが容易に接続、あるいはクリップ19との分離後に矢尻状先端部25aから脱着可能となっている。
図4(a)は外シース部材の後退時の要部断面図、(b)は外シース部材の繰り出し時の要部断面図である。
外シース部材31は、その内周面端部41にアーム17を当接させることにより、アーム17の開度を変更する。一対のアーム17は、基端部側から順に第一アーム部35と、第一アーム部35に屈曲部37を介して連設される第二アーム部39とをそれぞれ有して形成される。アーム17は、図4(b)に示すように、外シース部材31を内シース部材29に沿ってクリップ側に繰り出して、屈曲部37が外シース部材31の内周面端部41に当接したときに、第二アーム部39が外シース部材31の内周面33より半径方向内側に配置される。
即ち、屈曲部37が内周面端部41に一致したとき、第二アーム部39は内周面端部41の仮想延長面Kよりも、屈曲部37を基準に先端側が角度φだけ軸線Gに接近する方向に傾斜する。屈曲部37の存在しない構造では、クリップ基端部15と内周面端部41とを通る線分Lが、仮想延長面Kよりも角度θだけ外側に傾斜して延出する。つまり、第二アーム部39が線分Lに沿って突出する。このため、第二アーム部39,39同士間の距離が先端に行くほど大きくなり、クリップ19が閉じきらない。
第二アーム部39は、アーム先端に形成され生体組織を狭持する爪部である組織把持部83と、組織把持部83と屈曲部37との間に連設された長片部45とを有する。生体組織を結紮する場合に、組織把持部83により生体組織を滑りなく掴み取りを行え、長片部45で掴み上げた生体組織を狭持して保持することができる
アーム17は、外シース部材31に覆われていない状態では、バネ性により外シース部材31の内径より拡開している形状となる。したがって、外シース部材31が被さり、窄められれば、開脚方向への反力が生じる。これにより、外シース部材31の進退による開閉が可能となる。アーム17は、外シース部材31の内周面端部41に当接した後、外シース部材31の繰り出しによって、外シース部材31の内周面端部41に摺動しながら、屈曲部37が内周面端部41に到達することで組織把持部83同士が近接し対象組織を仮保持出来る。なお、その際の挟持力は、組織把持部83の長さを決定する際に適宜増減することで、挟持間隙119を変えて調整することができる。
このように、アーム17は外シース部材31により開閉され、対象組織を仮保持することが出来、仮保持の状態で結紮位置の確認を行い問題なければ、次にアーム17に対してクリップ保持部材23を前進させ、本結紮を行うこととなる。この際クリップ保持部材23の内径は、外シース部材31の内径よりもはるかに小さいので、外シース部材31により既に閉じられているアーム17をクリップ保持部材23により本結紮するためには大きな操作力量が必要となり、術者の操作が困難となるとともに、内シース部材29が座屈してしまうおそれがある。そこで、屈曲部37の曲げ剛性をアーム全体の曲げ剛性より低く設定することが好ましい。仮保持の段階では、その位置関係の確認が重要である為、屈曲部37の曲げ剛性が低下し仮保持の結紮力が低下したとしても大きな問題にはならない。また、クリップ保持部材23による本結紮の段階では、クリップ保持部材23の内径が小さく、クリップの組織把持部83同士が当接し第二アーム部39同士の間隔をクリップ保持部材23の内径以上に維持しようとすることから、十分な結紮力が生じる。
次に、上記構成を有する結紮装置100の作用を説明する。
図5(a)は生体組織位置合わせ時の要部断面図、(b)は生体組織クリップ挟持時の要部断面図、(c)はクリップ引き込み時の要部断面図、(d)はクリップ分離時の要部断面図である。
クリップ19を生体組織11に結紮するには、予め体腔内に挿入された不図示の内視鏡のチャンネルを介して操作装置55の挿入部59を体腔内に導入し、内視鏡により体腔内を観察しながら、挿入部59の先端を対象部位まで導く。挿入部59の先端が対象部位まで導かれたことが確認されたなら、操作部本体65を押し込む。操作部本体65が押し込まれると、内シース部材29が外シース部材内を前進し、その結果、図5(a)に示すように、クリップ19が外シース部材31から突出する。突出したクリップ19は、組織把持部83,83同士の間に挟持間隙119を形成するよう弾性復元力により開脚する。
クリップ19は、挟持間隙119に生体組織11が配置されるように位置決めされる。組織把持部83の位置が最適となった状態で、操作部本体65の押し込み力を緩めると、スライダーバネ69(図1参照)の弾性復元力により内シース部材29が外シース部材31に対して後退し、その結果、図5(b)に示すように、クリップ19のアーム17が外シース部材31の内方に引き込まれて、組織把持部83によって生体組織11を挟持する。この際、アーム17に屈曲部37を持たせていることで、屈曲部37を外シース部材31で覆っても、屈曲部37より先端側の第二アーム部39が外シース部材31から露呈するため、視認しながらクリップ19を所望の位置に掴むことができる。これにより、操作性が向上する。
また、このとき組織把持部83の挟持位置に変更が生じた場合には、再び、操作部本体65を押し込めば、内シース部材29が突出し、アーム17に対する外シース部材31の縮径作用が解除される。即ち、組織把持部83,83が開き、図5(a)に示した位置決め状態に再び戻り、挟持位置の変更が繰り返し可能となる。このように、結紮装置100では、外シース部材31の進退によってアーム先端の開度が変更でき、生体組織11の掴み直しが自在に行える。
これらは、クリップ19が内シース先端部27に保持されていることにより実現されている。クリップ19は、錐体部97の底面111が内シース座面113に当接して、クリップ保持部材23の矢印a方向の移動が規制される。また、脚先端部99aが内シース先端部27の背面に係止することで、クリップ保持部材23の矢印b方向への移動が規制される。つまり、クリップ19は、内シース先端部27を挟持することにより保持されている。
組織把持部83による挟持位置が確定したなら、スライダー部67を引き、図5(c)に示すように、操作ワイヤ25を介してクリップ連結部材75を引く。操作ワイヤ25にて引かれたクリップ19は、錐体部97の底面111が内シース座面113に当接してクリップ保持部材23の後退が規制される。一方、クリップ連結部材75に連接するクリップ19は、組織把持部83が生体組織11を挟持したまま、連通孔内に引き込まれ、より大きな挟持力が組織把持部83に作用するようになる。
操作ワイヤ25によって引っ張られたクリップ連結部材75は、脆弱部95、クリップ基端部15を狭窄部101に引き込む。これと同時に、錐状拡径部91が弾性屈曲脚99から抜け、弾性屈曲脚99が窄まる。なお、弾性屈曲脚99が窄むことで、脚先端部99aによる係止は解除されるが、操作ワイヤ25による引っ張り力がクリップ19の全体に作用しているため、クリップ19が内シース先端部27から脱落することはない。クリップ基端部15が狭窄部101を通過すると、アーム17に対する連通孔21の開口縁からの反力が増大し、引っ張り抵抗力が大きくなる。この引っ張り抵抗力が所定の値を超えると、脆弱部95が破断し、図5(d)に示すように、クリップ基端部15とクリップ連結部材75とが分離される。
クリップ連結部材75から分離されたクリップ19は、クリップ基端部15が狭窄部101の後方で開き、クリップ19の前方への抜けを規制する。つまり、クリップ19は、アーム17が生体組織11を挟持したままの状態を保持し続ける。クリップ保持部材23によりアーム17の開脚が規制されたクリップ19は、クリップ保持部材23と共にそのまま体内に留置されることとなる。
このように、結紮装置100では、内シース部材29に対して、クリップ保持部材23の軸方向移動が規制されることで、クリップ19を外シース部材31でアーム開閉する際に、クリップ19が脱落したり、操作ワイヤ25と内シース部材29が相対移動したりすることを防止でき、取扱い性が向上する。
したがって、結紮装置100によれば、複数のクリップ19を順次付け替え可能な結紮装置100において、生体組織11を結紮操作する際にクリップ19の開閉動作が自在に行え、生体組織11の掴み直しを簡単な操作により行うことができる。第二アーム部39が外シース部材31の外部に位置していても、組織把持部83を閉じ状態にできるので、結紮時における生体組織11の視認性を高めることができる。
次に、上記構成を有する結紮装置100の変形例を説明する。
図6(a)は屈曲部37を幅狭に形成した変形例の平面図、(b)はその側面図である。
この変形例は、屈曲部37が、アーム17の側面49を切り欠いて形成した狭幅域51を有する。狭幅域51は、側面49の両側であっても、片側であってもよい。
この変形例では、アーム17の屈曲部37に切り欠きを設けることで、簡単に曲げ剛性を低くすることができる。
図7は屈曲部の肉厚を薄く形成した変形例の側面図である。
この変形例は、屈曲部37が、アーム17の厚みを周囲より薄くした薄肉域53を有する。
この変形例によれば、アーム17の屈曲部37を薄くすることで、簡単に曲げ剛性を低くすることができる。また、外形状に凹凸を生じさせることがなく、留置の際に生体組織に対して負担の少ない形状となる。
更に、アーム17は、金属材料からなり、屈曲部37が、熱処理によって曲げ剛性を低下させたものであってもよい。
この変形例によれば、アーム17の屈曲部37を熱処理によって局所的に性状を変化させることで、アーム17の屈曲部37における外形状や断面形状を変更することなく、曲げ剛性を低下させることができる。その結果、同様にして、留置の際に生体組織に対する負担を少なくできる。
このように、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
以上の通り、本明細書には次の事項が開示されている。
(1) 生体組織の結紮を行う結紮装置であって、
基端部から延出され開閉自在な一対のアームを有し、該アームによって生体組織を結紮するクリップと、
前記クリップを挿通させるための連通孔を有するクリップ保持部材と、
前記クリップを前記連通孔内に牽引操作する操作ワイヤと、
前記操作ワイヤを内包して延設され、その先端部において前記クリップ保持部材を支持する内シース部材と、
前記内シース部材の外周を覆って進退自在に配置された外シース部材と、
を備え、
前記外シース部材は、その内周面に前記アームを当接させることにより、該アームの開度を変更するものであり、
前記一対のアームが、前記基端部側から順に第一アーム部と、該第一アーム部に屈曲部を介して連設される第二アーム部とをそれぞれ有し、
前記外シース部材を前記内シース部材に沿って前記クリップ側に繰り出して、前記屈曲部が前記外シース部材の内周面端部に当接したときに、前記第二アーム部が前記外シース部材の内周面より半径方向内側に配置される結紮装置。
この結紮装置によれば、アームに屈曲部を持たせることで、屈曲部を外シースで覆っても、屈曲部より先端側のアームが外シースから露呈するため、視認しながらクリップを所望の位置に掴むことができ、操作性が向上する。外シース部材の進退によってアーム先端の開度が変更でき、生体組織の掴み直しが自在に行える。
(2) 請求項1記載の結紮装置であって、
前記第二アーム部が、アーム先端に形成され生体組織を狭持する爪部と、該爪部と前記屈曲部との間に連設された長片部とを有する結紮装置。
この結紮装置によれば、生体組織を結紮する場合に、爪部により生体組織を滑りなく掴み取りを行え、長片部で掴み上げた生体組織を狭持して保持することができる
(3) 請求項1又は請求項2記載の結紮装置であって、
前記アーム部が、前記外シース部材の内径より拡開している結紮装置。
この結紮装置によれば、アームが前記外シース部材の内周面に当接した後、前記外シース部材の繰り出しによって、該外シース部材の内周面に摺動しながら内周面端部に到達することで結紮できる。
(4) 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の結紮装置であって、
前記屈曲部の前記クリップ開度を変更する曲げ動作に対する曲げ剛性が、前記アーム全体の曲げ剛性より低くされた結紮装置。
この結紮装置によれば、曲げ剛性が低くされることで、生体組織を掴むときに狭持可能な厚みの裕度を持たせやすくなる。つまり、薄い生体組織から厚い生体組織まで確実に狭持できる。また、生体組織を過剰に圧縮して狭持することがなくなり、アームにより掴んだ組織を保護できる。
(5) 請求項4記載の結紮装置であって、
前記屈曲部が、前記アームの側面を切り欠いて形成した狭幅域を有する結紮装置。
この結紮装置によれば、アームの屈曲部に切り欠きを設けることで、簡単に曲げ剛性を低くすることができる。
(6) 請求項4又は請求項5記載の結紮装置であって、
前記屈曲部が、前記アームの厚みを周囲より薄くした薄肉域を有する結紮装置。
この結紮装置によれば、アームの屈曲部を薄くすることで、簡単に曲げ剛性を低くすることができる。
(7) 請求項4〜請求項6のいずれか1項記載の結紮装置であって、
前記アームが金属材料からなり、
前記屈曲部が、熱処理によって前記曲げ剛性を低下させた結紮装置。
この結紮装置によれば、アームの屈曲部を熱処理によって局所的に性状を変化させることで、アームの屈曲部における断面形状を変更することなく、曲げ剛性を低下させることができる。
11 生体組織
15 クリップ基端部
17 アーム
19 クリップ
21 連通孔
23 クリップ保持部材
25 操作ワイヤ
27 内シース先端部(先端部)
29 内シース部材
31 外シース部材
33 内周面
35 第一アーム部
37 屈曲部
39 第二アーム部
41 内周面端部
45 長片部
49 側面
51 狭幅域
53 薄肉域
83 組織把持部(爪部)
100 結紮装置

Claims (6)

  1. 生体組織の結紮を行う結紮装置であって、
    クリップ基端部から延出され開閉自在な一対のアームを有し、該アームによって生体組織を結紮するクリップと、
    前記クリップを挿通させるための連通孔を有するクリップ保持部材と、
    前記クリップを前記連通孔内に牽引操作する操作ワイヤと、
    前記操作ワイヤを内包して延設され、その先端部において前記クリップ保持部材を支持する内シース部材と、
    前記内シース部材の外周を覆って進退自在に配置された外シース部材と、
    を備え、
    前記一対のアームが、前記クリップ基端部側から順に第一アーム部と、該第一アーム部に屈曲部を介して連設される第二アーム部とをそれぞれ有し、
    前記外シース部材は、その内周面端部に前記第一アーム部を当接させることにより、前記アームの開度を変更するものであり、
    前記第二アーム部が、アーム先端に形成され生体組織を狭持する爪部と、該爪部と前記屈曲部との間に連設された長片部とを有し、
    前記外シース部材を前記内シース部材に沿って前記クリップ側に繰り出して、前記屈曲部が前記外シース部材の内周面端部に当接したときに、前記第二アーム部が前記外シース部材の内周面より半径方向内側に配置される結紮装置。
  2. 請求項1記載の結紮装置であって、
    前記第二アーム部が、前記外シース部材に覆われていない状態では、前記外シース部材の内径より拡開している結紮装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の結紮装置であって、
    前記屈曲部の前記クリップの開度を変更する曲げ動作に対する曲げ剛性が、前記アーム全体の曲げ剛性より低くされた結紮装置。
  4. 請求項3記載の結紮装置であって、
    前記屈曲部が、前記アームの側面を切り欠いて形成した狭幅域を有する結紮装置。
  5. 請求項3又は請求項4記載の結紮装置であって、
    前記屈曲部が、前記アームの厚みを周囲より薄くした薄肉域を有する結紮装置。
  6. 請求項3〜請求項5のいずれか1項記載の結紮装置であって
    前記アームが金属材料からなり、
    前記屈曲部が、熱処理によって前記曲げ剛性が低下されている結紮装置。
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