JP5485955B2 - 就労マッチング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、就労者を募集する募集者と就労を希望する応募者との間のマッチングを行うことで、募集者及び応募者に夫々就労者及び就労機会を紹介する就労マッチング装置に関する。
近年の情報通信技術の発展に伴い、インターネットを介した様々なサービスが広く展開され、いわゆる求人サイトのような企業や事業者による就労の募集をインターネット上のWebページで行うサービス(就労マッチングサービス)が知られている。このようなインターネット上の就労マッチングサービスは、従来のように募集情報が掲載された新聞や求人情報誌などの紙媒体を取得する必要がなくWebページに対してアクセスするだけで足りるため、簡易な応募が可能であり、高い利便性を有している。
就労マッチングサービスの利便性を向上させる試みは、これまで様々なされてきており、例えば、特許文献1では、就労の募集者による人材募集情報をWebページ上に迅速に反映させることで、常に最新の情報を提供するインターネット人材募集システムが開示されている。
また、就労マッチングサービスでは、紙媒体の求人情報のように定期的(月刊など)な求人を行う必要がなく、就労の募集と応募とをリアルタイムに管理することができるため、1日限りの単発の就労のような急な就労の募集を可能にし、現在広く提供されている。例えば、出願人は、所定の病院が医師不足の際に、他の病院で勤務している医師を当該所定の病院に紹介する医師バイト求人サービスを提供しており、毎週一回の就労のような定期的な就労(レギュラー就労)に加え、1日限りの単発の就労(スポット就労)を紹介するサービスを行っている(http://medrt.com/dr_arbeit/index.do)。
ところで、他の病院で勤務している医師を紹介するこのような医師バイト求人サービスでは、当該医師の勤務状況によって募集に対する応募が急にキャンセルされてしまう場合がある。このような急なキャンセルに対する対応として、例えば、出願人は、キャンセルしたタイミングに応じて一定のキャンセル料を発生させ、当該キャンセル料を上乗せした形で他の医師の募集を行うこととしている(MRT会員規約4/23 平成23年8月29日検索 http://medrt.com/mrt/dr_mobile_membership_4.do?firstLogin=null)。
出願人の医師バイト求人サービスでは、このようなキャンセル料の上乗せ(代診互助会費用)を行うことで、キャンセルが発生した場合であっても他の医師を早急に見つけることができ、就労を募集する募集者(病院)に対して応募者(医師)を適切に提供することができている。
特開2011−22653号公報
以上のようにインターネット上の就労マッチングサービスは、情報の即時性から新たな形態の就労(レギュラー就労やスポット就労)を実現可能にしたものの、募集者及び応募者を対象にしたサービスである以上、応募者の急なキャンセルへの適切な対応が求められる。急なキャンセルに対しては、出願人が既に実施している上述の代診互助会費用のような対応も考えられるが、応募者から適宜キャンセル料を徴収しなければならず、キャンセル料の督促に多大な時間がかかってしまっているという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、応募者のキャンセルに適切に対応可能な就労マッチング装置を提供することを目的とする。
(1) 募集者による就労の募集登録を受け付けるとともに、募集登録された前記就労に対する応募者による応募登録を受け付けることで、前記応募者に就労を紹介する就労マッチング装置であって、前記応募者から、応募登録された前記就労のキャンセル登録を受け付けるキャンセル受付手段と、前記キャンセル登録を受け付けることを条件に、前記応募者に対して前記募集登録に関わらず前記応募者が就労可能な日時についての応募予約の登録を受け付ける応募予約画面を提供することで、前記応募予約の登録を受け付ける応募予約受付手段と、を備える就労マッチング装置。
(1)の就労マッチング装置によれば、応募登録された就労のキャンセルに対して、応募者から就労可能な日時についての応募予約の登録を受け付ける。このとき、応募予約として、募集者が既に募集を行っているか否かに関わらず応募者が就労可能な日時を受け付ける。
これにより、その後、応募予約した日時について募集者から就労の募集が行われた場合には、直ちに当該募集に対して応募者をマッチングすることができる。その結果、キャンセル料や紹介手数料のような罰則を発生させることなく、応募者のキャンセルに適切に対応することができ、提供する就労マッチングサービス全体における就労の募集及び応募の成立を高めることができる。
(2) 前記応募予約受付手段は、募集者の募集登録の実績に基づいて前記キャンセル登録を受け付けた後の日時において就労の募集が行われる可能性の高い日時を予測し、当該日時を優先して選択可能な応募予約画面を生成し、前記応募者に対して提供する、(1)に記載の就労マッチング装置。
(3) 前記応募予約受付手段は、前記キャンセル登録を行った応募者の応募登録の実績に基づいて、前記キャンセル登録を受け付けた後の日時において当該応募者が応募する可能性の高い日時を予測し、当該日時を優先して選択可能な応募予約画面を生成し、当該応募者に対して提供する、(1)に記載の就労マッチング装置。
応募予約の受け付けに際して、(2)の就労マッチング装置のように、募集者の募集登録の実績に基づいて、将来就労の募集の可能性の高い日時を優先して選択可能にすることとしてもよく、(3)の就労マッチング装置のように、キャンセルした応募者の応募登録の実績に基づいて、応募者が将来応募する可能性の高い日時優先して選択可能にすることとしてもよい。
(4) 受け付けた前記キャンセル登録に応じて、前記応募者に対して罰則が発生するか否かを判定する罰則発生判定手段、を更に備え、前記応募予約受付手段は、前記罰則発生判定手段により罰則が発生すると判定されることを条件に、前記応募予約画面を介して前記応募予約の登録を受け付ける、(1)から(3)の何れかに記載の就労マッチング装置。
また、(4)の就労マッチング装置のように、キャンセルに応じて罰則(例えば、キャンセル料や紹介手数料)が発生する場合に限り、応募予約を受け付けることとしてもよい。これにより、応募者に余計なペナルティを発生させる必要がなく、就労マッチングサービスの利便性を向上させることができる。
(5) 前記応募予約受付手段は、発生した前記罰則に基づいて、前記キャンセル登録を行った応募者から受け付ける必要のある応募予約の数を算出し、当該数分の応募予約を受け付け可能に構成した前記応募予約画面を生成し、前記応募者に対して提供する、(4)に記載の就労マッチング装置。
(6) 前記応募予約受付手段は、前記応募予約画面を介して受け付けた応募予約に対して、過去の就労実績から罰則解消予想量を算出するとともに、当該罰則解消予想量により発生した前記罰則が解消するか否かを判定し、解消しないと判定することを条件に、前記応募予約画面を前記応募者に対して再度提供し、解消したと判定することを条件に、前記キャンセル登録及び前記応募予約の登録を受け付ける、(4)に記載の就労マッチング装置。
(4)の就労マッチング装置のように応募予約をキャンセルに応じた罰則の変わりに受け付けることとした場合には、受け付ける応募予約の数を当該罰則に応じて適宜設定することが好ましい。応募予約の数の設定は、例えば、(5)の就労マッチング装置のように、罰則毎に必要な応募予約の数を予め算出しておき、応募予約画面(Webページ)上で当該数を満たしたか否かの判定を行うこととしてもよく、また、(6)の就労マッチング装置のように、応募者から応募予約を受け付けるたびに、就労マッチング装置において罰則が解消したか否かを判定することとしてもよい。
本発明によれば、応募者のキャンセルに適切に対応することができる。
第1実施形態の就労マッチング装置の構成を示す図である。 マッチングデータベースを示す図である。 就労募集登録画面、就労応募登録画面、キャンセル画面の一例を示す図である。 応募予約画面の一例を示す図である。 応募予約日時の設定方法を示す図である。 応募予約の必要数の設定方法を示す図である。 第1実施形態の就労マッチング装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態の就労マッチング装置の構成を示す図である。 第2実施形態の就労マッチング装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第3実施形態の就労マッチング装置の構成を示す図である。 スポット出し画面の一例を示す図である。 第4実施形態の就労マッチング装置の構成を示す図である。 第4実施形態の就労マッチング装置の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の就労マッチング装置の実施形態について図面を参照して説明する。本発明の就労マッチング装置は、応募者が就労可能な日時についての応募予約の登録を受け付けることで、応募者のキャンセルに対して対応する点を特徴とする。すなわち、通常の就労マッチングサービスでは、就労の募集に対して応募者が応募登録を行うところ、本発明の就労マッチング装置では、キャンセル時に応募者の応募予約を先に登録しておき、募集者の募集登録とのマッチングを行う点を特徴とする。
[第1実施形態]
初めに、図1〜図7を参照して、第1実施形態の就労マッチング装置1について説明する。
[就労マッチング装置1の構成]
図1を参照して、本発明の就労マッチング装置1は、応募者端末10及び募集者端末20と通信可能に接続され、インターネット上の就労マッチングサービスを提供する。ここで、応募者端末10は、就労マッチングサービスにおける就労の応募者(個人)が利用する端末であり、募集者端末20は、就労マッチングサービスにおける就労の募集者(事業者)が利用する端末である。
図1に示すように、本発明の就労マッチング装置1は、募集受付手段2と、応募受付手段3と、キャンセル受付手段4と、応募予約受付手段5と、マッチングデータベース6と、を含んで構成される。
募集受付手段2は、募集者端末20を介して募集者から就労の募集登録を受け付け、マッチングデータベース6に記憶する。応募受付手段3は、応募者端末10を介して応募者から、募集登録が行われた就労に対する応募登録を受け付け、マッチングデータベース6に記憶する。キャンセル受付手段4は、応募者端末10を介して応募者から応募登録のキャンセル登録を受け付け、マッチングデータベース6に記憶する。
ここで、募集受付手段2、応募受付手段3及びキャンセル受付手段4は、既に知られた公知の方法により行うことができ、例えば、募集受付手段2は、図3(1)に示す就労募集登録画面100を介して就労の募集に必要な情報(日時、場所、報酬など)を適宜受け付ける。また、応募受付手段3は、図3(2)に示す就労応募登録画面110を介して、応募者に対して募集登録済みの就労を提供し、当該就労に対する応募を受け付け、キャンセル受付手段4は、図3(3)に示すキャンセル画面120を介して、応募者に対して当該応募者が既に応募済みの就労の登録情報を提供し、当該就労に対するキャンセルを受け付ける。
図1に戻り、応募予約受付手段5は、キャンセル受付手段4がキャンセル登録を受け付けることを条件に、キャンセル登録を行った応募者から応募予約を受け付け、マッチングデータベース6に記憶する。ここで、応募予約とは、応募者が就労可能な日時を予約することをいう。このような、キャンセル登録を行った応募者から就労可能な日時の予約を受け付けることで、当該応募者に対して一定の負担(将来の就労の約束)を負わせることができる。
このとき、応募予約は、図4に示す応募予約画面130を介して受け付けることができる。応募予約画面130は、例えば、図3(3)のキャンセル画面においてキャンセル登録が行われると応募者端末10に提供される画面(Webページ)であり、図4に示すようにキャンセル登録を行った応募者が就労可能な日時を入力可能な応募予約欄131を備える。このとき、応募予約画面130には、キャンセル登録時の他の募集情報を提案することがなく、応募者が就労可能な日時を受け付けることとしている。すなわち、キャンセル登録を行った応募者は、募集者が募集しているか否かに関わらず応募者が将来就労可能な日時を予約する。
募集受付手段2、応募受付手段3、キャンセル受付手段4、及び応募予約受付手段5が受け付けた各種情報は、マッチングデータベース6に記憶される。ここで、マッチングデータベース6は、図2に示すように就労情報(図2(1))に加え、応募予約情報(図2(2))を記憶する。
このとき、就労情報は、募集受付手段2が受け付けた募集登録の情報(募集情報)と、応募受付手段3が受け付けた応募登録の情報(応募情報)とを少なくとも含む。募集情報や応募情報は、就労マッチングサービスで用いる一般的な情報であり、例えば、募集登録を行った募集者、日時、報酬、就労場所などの各種情報を募集情報とし、当該募集情報に対して応募した応募者や当該応募者に関する必要な情報(専門分野、経験年数など)を応募情報とすることができる。
また、応募予約情報は、応募予約受付手段5が受け付けた応募予約の登録情報(応募予約情報)を少なくとも含む。応募予約情報は、キャンセル登録を行った応募者が就労可能な日時、就労場所、当該応募者の専門分野などの各種情報を含む情報である。
このようにキャンセル登録を行った応募者から、募集者の募集情報と関わりなく就労可能な日時の予約を受け付け管理することで、将来募集者が当該日時の就労を募集した際に直ちに応募者を紹介することができる。すなわち、募集者は、就労の募集と同時に応募者(就労者)を確保することができ、就労マッチングサービスにおける募集者の利便性を高めることができ、結果として応募者のキャンセルに適切に対応することができる。
なお、応募予約に基づく就労のマッチングは、適宜任意の方法で行うことができ、例えば、図示しない応募予約マッチング手段を備えることにより実現することができる。このとき、応募予約マッチング手段は、マッチングデータベース6を任意のタイミングで監視し、就労情報として記憶された募集情報のうち未だ応募登録されていない募集情報の日時などと、応募予約情報として記憶された応募予約の日時などとに基づいて、応募予約に基づく就労のマッチングを行い、マッチングデータベース6を適宜更新する。より具体的には、募集情報の日時などが応募予約の日時などに含まれる場合に、就労の募集に対する応募が成立すると判定し、就労のマッチングを行う。なお、応募予約マッチング手段がマッチングデータベース6を監視するタイミングについては、一定の周期(1日3回など)毎としてもよく、また、新たな募集情報が記憶されたタイミングとしてもよい。
[応募予約受付手段5の詳細構成]
ところで、応募者がキャンセル登録を行った場合に必ず応募予約を受け付けることとした場合には、応募者の利便性を損ねてしまう可能性がある。すなわち、例えば、就労日時の1月前に応募をキャンセルした場合には、直前のキャンセルとは異なりキャンセル後に他の応募者からの応募を受けることは十分可能であるため、応募者に対して将来の就労の約束といった負担を負わせる必要性がない。
また、応募予約受付手段5は、応募予約画面(Webページ)を用いて応募予約の登録を受け付けることとしている。
そこで、図1に示すように、応募予約受付手段5は、罰則発生判定手段51と、予約画面送信手段52と、を含むこととしてもよい。
罰則発生判定手段51は、応募者から受け付けたキャンセル登録により、当該応募者に罰則が発生するか否かを判定する。ここで、罰則及び罰則の発生については、任意に設定することができ、本実施形態では、就労日時の11日前にキャンセル登録を行った場合には、罰則は発生せず、就労日時の10日前〜4日前にキャンセル登録を行った場合には、報酬の25%の紹介手数料が罰則として発生し、就労日時の3日前〜2日前にキャンセル登録を行った場合には、報酬の50%の紹介手数料が罰則として発生し、就労日時の前日及び当日にキャンセル登録を行った場合には、報酬の100%の紹介手数料が罰則として発生する。そして、発生した罰則は、紹介手数料を払うこと又は応募予約を受け付けることで解消する。なお、紹介手数料とは、キャンセル登録を行った応募者の代わりに他の応募者を紹介するための手数料である。
そこで、罰則発生判定手段51は、キャンセル登録が行われた日時と就労日時とを比較することで、罰則が発生するか否かを判定する。
予約画面送信手段52は、罰則発生判定手段51によりキャンセル登録により応募者に罰則が発生すると判定されることを条件に、応募予約画面を生成し、応募者の応募者端末10に対して送信する。ここで、本発明の就労マッチング装置1では、予約画面送信手段52による応募予約画面の生成に特徴があるため、以下詳細に説明する。
[応募予約日時の設定]
図4に示すように応募予約画面130では、応募予約欄131を介して、キャンセル登録を行った応募者が就労可能な日時の入力を受け付けることとしている。このとき、予約画面送信手段52は、応募者の利便性を高めるべく図5に示すような応募予約画面を生成し、送信することとしてもよい。
キャンセル登録を行った応募者が応募予約を行ったにも関わらず当該応募予約の日時に就労の募集がない場合には、応募予約の意味がなくなってしまう。そこで、予約画面送信手段52は、図5(1)に示すように、キャンセル登録を受け付けた後の日時において就労の募集が行われる可能性の高い日時を優先して選択可能な応募予約画面140を生成し、応募者端末10に対して送信することとしてもよい。
具体的には、キャンセル登録を受け付けると、予約画面送信手段52は、マッチングデータベース6を参照して、募集者の募集登録の実績に基づいて募集者による募集登録が行われる可能性の高い日時(例えば、毎週月曜日、月末、月初など)を予測し、当該日時を優先して選択可能な応募予約欄141を含む応募予約画面140を生成する。このとき、応募予約画面140の生成に用いる募集者の募集登録の実績については、任意に設定することができ、マッチングデータベース6に記憶された過去の募集情報の全てとしてもよく、また、キャンセル登録を行った応募者の勤務可能な地域や専門分野の募集情報のみとしてもよい(なお、応募者の勤務可能な地域や専門分野などは適宜受け付けておくことが好ましい)。
また、キャンセル登録を行った応募者の応募登録に一定の傾向が見られる場合には、当該傾向に沿った日時を容易に選択可能にすることで応募者の応募予約の利便性を高めることができる。そこで、予約画面送信手段52は、図5(2)に示すように、キャンセル登録を受け付けた後の日時においてキャンセル登録を行った応募者が応募する可能性の高い日時を優先して選択可能な応募予約画面150を生成し、応募者端末10に対して送信することとしてもよい。
具体的には、キャンセル登録を受け付けると、予約画面送信手段52は、マッチングデータベース6を参照して、当該応募者の応募登録の実績に基づいて応募者が応募する可能性の高い日時を予測し、当該日時を優先して選択可能な応募予約欄151を含む応募予約画面150を生成する。このとき、応募者の応募登録の実績としては、当該応募者の過去の応募登録の全てとしてもよく、また、キャンセル登録を行った応募登録を除いたものとしてもよい。
[応募予約数の設定]
また、応募予約は、キャンセル登録により発生する罰則の変わりに要求するものであるが、キャンセル登録により発生する罰則は、キャンセル登録の内容に応じて異なることになる。すなわち、キャンセル登録を行ったタイミングに応じて所定割合の紹介手数料が罰則として発生する場合には、キャンセル登録を行ったタイミングやキャンセル登録を行った就労の内容(報酬)に応じて、発生する罰則が異なることになる。そのため、当該罰則の変わりに要求する応募予約も、キャンセル登録の内容に応じて異なることが好ましく、本実施形態では、応募予約1件分の相殺額を予め設定しておきキャンセル登録により発生した紹介手数料を当該相殺額で除算することで、キャンセル登録の内容に応じた応募予約の必要数を設定することとしている。
そこで、予約画面送信手段52は、発生した罰則に基づいて応募予約の必要数を算出するとともに、当該必要数分の応募予約を受け付け可能に構成した応募予約画面を生成し、キャンセル登録を行った応募者の応募者端末10に対して送信する。
例えば、図6を参照して、応募予約1件分の相殺額が4000円で、キャンセル登録に基づいて発生した紹介手数料が16000円である場合には、予約画面送信手段52は、応募予約の必要数を4件と算出し、4件分の応募予約を受け付け可能な応募予約画面160(Webページ)を生成し、送信する。
このとき、予約画面送信手段52は、応募予約画面上で受け付けた応募予約数が、必要数に達したか否かを判定し(ステップ1)、当該判定の結果、必要数に達している場合に応募予約を受け付け登録する(ステップ2)一方で、当該判定の結果、必要数に達していない場合に応募予約の追加受付や、受け付けた応募予約数に応じた紹介手数料の設定を行う(ステップ3)ためのロジック161を含む応募予約画面160を生成することとしてもよい。このとき、ロジック161は、例えば、JavaScript(登録商標)などで規定することができる。このようなロジック161を含む応募予約画面160により、キャンセル登録の内容に応じた適切な数の応募予約の登録を受け付けることができる。
[就労マッチング装置1の処理]
就労マッチング装置1の構成についての説明は、以上である。続いて、図7を参照して、就労マッチング装置1の処理について説明する。なお、図7では、就労マッチング装置1における特徴的な処理についてのみ説明し、就労マッチングサービスにおける一般的な処理(就労募集の受付や、募集への応募の受付)については省略する。図7(1)は、応募登録のキャンセル登録受付時に行われるキャンセル時処理を示すフローチャートであり、図7(2)は、応募予約に基づく就労マッチング時に行われる予約マッチング処理を示すフローチャートである。
[キャンセル時処理]
図7(1)を参照して、初めに、キャンセル受付手段4は、応募者が既に応募登録済みの就労の応募についてのキャンセルを受け付ける(ステップS1)。続いて、応募予約受付手段5(罰則発生判定手段51)は、当該キャンセルに応じて罰則が発生するか否かを判定する(ステップS2)。このとき、罰則が発生すると判定されると、続いてステップS3の処理に移り、罰則が発生しないと判定されると、続いてステップS8の処理に移る。
ステップS3では、応募予約受付手段5(予約画面送信手段52)は、発生した罰則に応じた紹介手数料を算出し、続いて、当該紹介手数料及び応募予約1件分の相殺額から応募予約の必要数を算出する(ステップS4)。次に、応募予約受付手段5(予約画面送信手段52)は、算出した必要数分の応募予約を受け付けたか否かを判定する判定ロジック(図6のロジック161)を備える応募予約画面を生成し(ステップS5)、当該応募予約画面をキャンセル登録を行った応募者の応募者端末10に対して送信する(ステップS6)。
その後、応募予約受付手段5は、応募予約画面を介して応募者から応募予約を受け付け(ステップS7)、受け付けたキャンセル及び応募予約を登録、すなわち、マッチングデータベース6を更新し(ステップS8)、キャンセル時処理を終了する。
[予約マッチング処理]
図7(2)を参照して、初めに、募集受付手段2は、募集者端末20から募集登録を受け付け、マッチングデータベース6に記憶する(ステップS11)。続いて、図示しない応募予約マッチング手段は、マッチングデータベース6を参照して、受け付けた募集登録の日時について応募予約の登録がされているか否かを判定する(ステップS12)。このとき、応募予約の登録がされている場合には、応募予約マッチング手段は、ステップS11で受け付けた募集登録に対して応募予約を行った応募者を設定し、マッチングデータベース6を更新し(ステップS13)、予約マッチング処理を終了する。他方、応募予約の登録がされていない場合には、応募予約マッチング手段は、予約マッチング処理を終了する。
以上、第1実施形態の就労マッチング装置1の構成及び処理について説明した。このような就労マッチング装置1によれば、キャンセル登録を行った応募者に対して、将来就労可能な日時の応募予約を受け付けることで、紹介手数料のような罰則を発生させることなく、応募者のキャンセルに適切に対応することができる。すなわち、キャンセル登録により就労の紹介に影響が出てしまうものの、その代わりに応募予約を受け付けておくことで、その後の募集登録に対して直ちに応募者を紹介することができる。募集者にとってみれば、応募者が早期に設定されることは安定的な事業活動につながるため、結果として就労マッチング装置1が提供する就労マッチングサービス全体の利便性を高めることができる。
[第2実施形態]
続いて、第2実施形態の就労マッチング装置1Aについて説明する。第1実施形態の就労マッチング装置1と第2実施形態の就労マッチング装置1Aとでは、応募予約数の設定の方法が異なる。具体的には、第1実施形態の就労マッチング装置1では、予め設定された応募予約1件分の相殺額から応募予約数の設定を行うこととしているが、第2実施形態の就労マッチング装置1Aでは、応募予約1件分の相殺額を用いずに応募予約数の設定を行う。
例えば、応募予約として深夜の就労を登録した場合と日中の就労を登録した場合とでは、相殺額は異なることが好ましく、同様に、応募予約として3時間の就労を登録した場合と8時間の就労を登録した場合とでは、相殺額は異なることが好ましい。そこで、第2実施形態の就労マッチング装置1Aでは、このような応募予約の内容に応じて相殺額を適切に管理することとしている。
以下、図8及び図9を参照して、第2実施形態の就労マッチング装置1Aについて説明する。なお、以下では第2実施形態の就労マッチング装置1Aの特徴部分を中心に説明し、第1実施形態の就労マッチング装置1と同様の部分については、省略又は簡略化して説明する。一例として、募集者から受け付ける募集登録や、応募者から受け付ける応募登録などについては、第1実施形態の就労マッチング装置1と同様であるため適宜省略する。
[就労マッチング装置1Aの構成]
図8を参照して、第2実施形態の就労マッチング装置1Aは、キャンセル受付手段4と、応募予約受付手段5と、マッチングデータベース6と、を含んで構成される。このとき、応募予約受付手段5は、罰則発生判定手段51と、予約画面送信手段52と、罰則解消判定手段53Aと、を含む。
ここで、第2実施形態の予約画面送信手段52は、罰則発生判定手段51によりキャンセル登録に応じて罰則が発生したと判定されることを条件に、応募予約画面を応募者端末10に対して送信する点や、募集登録の実績や応募登録の実績に基づいて応募予約日時を予め設定する点は、第1実施形態と同様である。しかしながら、第2実施形態の予約画面送信手段52は、相殺額などから応募予約の必要数を算出したり、当該必要数分の応募予約を受け付けたか否かを判定する応募予約画面を生成することがない点で、第1実施形態とは異なる。
そして、罰則解消判定手段53Aは、予約画面送信手段52が送信した応募予約画面を介して受け付けた応募予約に基づいて罰則が解消したか否かを判定する。具体的には、罰則解消判定手段53Aは、受け付けた応募予約の日時から相殺額を算出し、当該相殺額が紹介手数料を超えたか否かを判定することで、罰則が解消したか否かを判定する。ここで、相殺額は、マッチングデータベース6に記憶された過去の就労実績を参照して、応募予約の内容毎に適宜算出する。すなわち、過去の就労実績から応募予約の内容(日時、場所、専門分野など)に応じた報酬額を予測し、当該予測報酬額に利益率やリスクなどを考慮した所定の係数を乗算することで算出する。これにより、深夜の応募予約に対しては日中の応募予約よりも高い相殺額を設定し、また、休日や祝祭日の応募予約に対しては平日の応募予約よりも高い相殺額を設定するなどといったように、応募予約の内容に応じた適切な相殺額を設定することができる。
なお、応募予約画面を介して受け付ける応募予約の数は、1つに限られず、2つ以上を同時に受け付けることとしてもよく、2つ以上同時に受け付けた場合には、応募予約の夫々について相殺額を適宜算出することとする。
罰則解消判定手段53Aは、罰則が解消したと判定すると、キャンセル登録及び応募予約の登録を受け付け、マッチングデータベース6に記憶する。一方、罰則解消判定手段53Aが罰則は解消していないと判定すると、予約画面送信手段52は、応募予約画面を応募者の応募者端末10に対して再度送信する。すなわち、相殺額が紹介手数料に満たない場合には、応募者から応募予約を追加して受け付ける。なお、相殺額が紹介手数料に満たない場合には、応募予約の追加受付に代えて、本来の紹介手数料から相殺額を減じた料金を紹介手数料として設定することとしてもよい。
[就労マッチング装置1Aの処理]
続いて、図9を参照して、第2実施形態の就労マッチング装置1Aの処理について説明する。なお、図9では、第1実施形態の就労マッチング装置1とは異なる処理(キャンセル時処理)について説明し、同じ処理(予約マッチング処理)についての説明は省略する。
図9を参照して、初めに、キャンセル受付手段4は、応募者が既に応募登録済みの就労の応募についてのキャンセルを受け付ける(ステップS21)。続いて、応募予約受付手段5(罰則発生判定手段51)は、当該キャンセルに応じて罰則が発生するか否かを判定する(ステップS22)。このとき、罰則が発生すると判定されると、続いてステップS23の処理に移り、罰則が発生しないと判定されると、続いてステップS27の処理に移る。
ステップS23では、応募予約受付手段5(予約画面送信手段52)は、応募予約画面を生成し、キャンセル登録を行った応募者の応募者端末10に対して送信する。その後、応募予約受付手段5(罰則解消判定手段53A)は、応募予約画面を介して応募予約を受け付けると(ステップS24)、応募予約の内容に応じた相殺額を算出し(ステップS25)、罰則が解消したか否かを判定する(ステップS26)。
ステップS26の判定の結果、罰則が解消したと判定されると、応募予約受付手段5は、受け付けたキャンセル及び応募予約を登録、すなわち、マッチングデータベース6を更新し(ステップS27)、キャンセル時処理を終了する。他方、ステップS26の判定の結果、罰則が解消していないと判定されると、応募予約の追加受付(ステップS23)や紹介手数料の再設定(図示せず)を行う。
以上のような就労マッチング装置1Aによれば、相殺額を一律に設定せず、受け付けた応募予約の内容(日時、場所、専門分野など)に応じて柔軟な相殺額を設定することができるため、キャンセル登録を行った応募者の不公平感を軽減することができる。
[第3実施形態]
続いて、第3実施形態の就労マッチング装置1Bについて説明する。第1実施形態及び第2実施形態の就労マッチング装置1,1Aでは、応募予約を受け付けることで、キャンセル登録に応じた罰則(紹介手数料)を解消することとしているが、第3実施形態の就労マッチング装置1Bでは、キャンセル登録を行った応募者がスポット出しすることで罰則を解消することとしている。ここで、スポット出しとは、他の応募者が見つからなかった場合には自分で就労することを条件に、キャンセル登録を行った応募者自ら募集を行うことをいい、出願人の提供する医師バイト求人サービスにおいて実施しているサービスである(MRT会員規約3/23)。このとき、スポット出しを行ったものの、当該スポット出しをキャンセルすることも考えられ、第3実施形態の就労マッチング装置1Bでは、スポット出しのキャンセル時に、応募予約を受け付けることを特徴としている。
以下、図10及び図11を参照して、第3実施形態の就労マッチング装置1Bについて説明する。なお、以下では第3実施形態就労マッチング装置1Bの特徴部分を中心に説明し、第1実施形態及び第2実施形態の就労マッチング装置1,1Aと同様の部分については、省略又は簡略化して説明する。
[就労マッチング装置1Bの構成]
図10を参照して、第3実施形態の就労マッチング装置1Bは、キャンセル受付手段4と、応募予約受付手段5と、マッチングデータベース6と、に加え、スポット出し受付手段7Bを含んで構成される。
スポット出し受付手段7Bは、就労の募集に対して応募登録を行った応募者から、当該応募登録のキャンセル登録に代えてスポット出しの登録を受け付ける。すなわち、スポット出し受付手段7Bは、キャンセル登録の代わりに応募者自らが行う就労の募集(スポット出し)を受け付ける。
ここで、図11を参照して、スポット出しの登録を受け付けたことに応じて提供される募集画面(スポット出し画面)について説明する。スポット出し画面170は、スポット出しを行った応募者のコメントなどを記載する情報171を含み、応募者自らが他の応募者を募集していることを表示する。このようなスポット出し画面170において、他の応募者が当該スポット出しに対して応募することで、スポット出しを行った応募者に代えて他の応募者を紹介することができるため、医師バイト求人サービス全体として罰則を発生させる必要がなくなる。
ところで、スポット出しでは、他の応募者が見つからなかった場合には自分で就労することを条件に他の応募者の募集が行われているため、スポット出しのキャンセルが行われる場合がある。第3実施形態のキャンセル受付手段4は、応募登録のキャンセル登録に加えて、スポット出しのキャンセル登録も受け付ける。その後、スポット出しのキャンセル登録に応じて罰則を発生させ、また、当該罰則を解消するために応募予約受付手段5が応募予約の登録を受け付けることについては、第1実施形態及び第2実施形態と同様であるため、説明を省略する。
以上のように、応募予約による罰則の解消は、応募登録のキャンセル登録だけでなく、スポット出しのキャンセル登録に対しても適用可能である。
[第4実施形態]
続いて、第4実施形態の就労マッチング装置1Cについて説明する。第4実施形態の就労マッチング装置1Cは、第3実施形態の就労マッチング装置1Bを更に改良したものである。具体的には、第4実施形態の就労マッチング装置1Cでは、スポット出しに応募した他の応募者の将来のスポット出しに対して、スポット出しを行った応募者が応募を約束することを特徴とする。
以下、図12を参照して、第4実施形態の就労マッチング装置1Cについて説明する。なお、以下では第4実施形態就労マッチング装置1Cの特徴部分を中心に説明し、第1実施形態から第3実施形態の就労マッチング装置1,1A,1Bと同様の部分については、省略又は簡略化して説明する。
[就労マッチング装置1Cの構成]
図12を参照して、第4実施形態の就労マッチング装置1Cは、マッチングデータベース6に加え、スポット出し受付手段7Cと、スポット応募受付手段8Cと、を含んで構成される。
スポット出し受付手段7Cは、就労の募集に対して応募登録を行った応募者から、当該応募登録のキャンセル登録に代えてスポット出しの登録を受け付ける。このとき、第4実施形態のスポット出し受付手段7Cでは、当該スポット出しに応募した他の応募者の将来のスポット出しに対して、スポット出しを行った応募者が応募を約束する権利付きのスポット出しの登録を受け付ける。
スポット応募受付手段8Cは、スポット出し受付手段7Cが受け付けたスポット出しの登録に対する他の応募者による応募登録を受け付ける。このとき、スポット応募受付手段8Cは、スポット出しの登録に対する応募登録を受け付けると、当該他の応募者に対して、将来のスポット出しに対する応募を約束する権利(予約権)を付与する。なお、当該権利は、マッチングデータベース6に記憶される。
例えば、応募者端末10Aの応募者が権利付きのスポット出しを行い、当該スポット出しに対して応募者端末10Bの応募者が応募登録を行った場合には、応募者端末10Bの応募者が将来行うスポット出しに対して応募者端末10Aの応募者が応募登録を行うことを約束する予約権が設定される。
[就労マッチング装置1Cの処理]
続いて、図13を参照して、第4実施形態の就労マッチング装置1Cの処理について説明する。なお、図13では、第1実施形態の就労マッチング装置1とは異なる処理(キャンセル時処理)について説明し、同じ処理(予約マッチング処理)についての説明は省略する。
図13を参照して、初めに、スポット出し受付手段7Cは、就労の募集に対して応募登録を行った応募者からスポット出しの登録を受け付ける(ステップS31)。続いて、スポット出し受付手段7Cは、マッチングデータベース6を参照して、スポット出しを行った応募者が予約権を所持しているか否かを判定する(ステップS32)。このとき、予約権を所持している場合には、スポット出し受付手段7Cは、スポット出しの登録と同時に、当該スポット出しのマッチングを行い(ステップS33)、処理を終了する。すなわち、予約権付きのスポット出しを行った応募者がステップS31で受け付けたスポット出しの登録に対して応募登録を行ったものとして、スポット出しのマッチングを行う。
他方、スポット出しを行った応募者が予約権を所持していない場合には、スポット出しのキャンセル登録の受け付け(ステップS34)や、スポット出しの応募登録の受け付け(ステップS36)まで待機する。
この待機時に、キャンセル受付手段4がスポット出しのキャンセル登録を受け付けると(ステップS34でYES)、応募予約受付手段5は、応募予約の登録を受け付ける(ステップS35)。なお、応募予約の登録については、第1実施形態及び第2実施形態で説明したとおりである。
また、この待機時に、スポット応募受付手段8Cがスポット出しの応募登録を受け付けると(ステップS36でYES)、スポット応募受付手段8Cは、当該スポット出しが予約権付であるか否かを判定する(ステップS37)。このとき、予約権付である場合には、スポット応募受付手段8Cは、当該予約権をスポット出しに応募した他の応募者に対して付与した上で(ステップS38)、スポット出しのマッチングを行い(ステップS39)、処理を終了する。他方、予約権付きでない場合には、スポット応募受付手段8Cは、スポット出しのマッチングを行い(ステップS39)、処理を終了する。
以上のような、第4実施形態の就労マッチング装置1Cによれば、スポット出しに応募する他の応募者からすると、応募することで将来自らがスポット出しした場合の応募が期待でき、また、スポット出しを行う応募者からすると、予約権を付けることで、スポット出しの応募登録が行われる確率を上げることができる。その結果、応募登録を行った応募者が急に都合が付かなくなった場合であっても他の応募者が代わりに設定されるため、スポット出しの対象となる就労の募集者からすると、高い確率で応募者が設定されることを期待することができる。
[就労マッチング装置のハードウェア構成]
以上説明した就労マッチング装置1,1A,1B,1Cのハードウェアは、1又は複数の一般的なコンピュータによって構成することができる。一般的なコンピュータは、例えば、制御部として、中央処理装置(CPU)を備える他、記憶部として、メモリ(RAM、ROM)、ハードディスク(HDD)及び光ディスク(CD、DVDなど)を、ネットワーク通信装置として、各種有線及び無線LAN装置を、表示装置として、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどの各種ディスプレイを、入力装置として、例えば、キーボード及びポインティング・デバイス(マウス、トラッキングボールなど)を適宜備え、これらは、バスラインにより接続されている。このような一般的なコンピュータにおいて、CPUは、就労マッチング装置1,1A,1B,1Cを統括的に制御し、各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態の予約マッチング処理(図7(2))では、理解を容易にするために、募集登録の日時と応募予約の日時とから募集登録に対して応募予約を行った応募者を設定することとしているが、これに限られるものではなく、募集登録の場所や専門分野などの就労マッチングサービスで用いる一般的な情報を用いて(例えば、専門分野が異なる場合などは、応募予約を行った応募者を設定しない)募集登録に対して応募予約を行った応募者を設定することとしてもよい。
また、上記第1実施形態では、予め定められた相殺額に基づいて応募予約の必要数を管理することとしている。このとき、第1実施形態では、キャンセル登録を行った応募者から受け付けた応募予約の数が必要数に達したか否かの判定を、応募予約画面160のロジック161(図6参照)を用いて行うこととしている。すなわち、必要数に達したか否かの判定を応募者端末10(ブラウザ)で行うこととしている。この点、必要数に達したか否かの判定は、応募者端末10で行うこととしてもよく、また、第1実施形態の就労マッチング装置1で行うこととしてもよい。具体的には、応募者端末10から応募予約を受け付けると、就労マッチング装置1の制御部が受け付けた応募予約の数が必要数に達したか否かを判定することとしてもよい。このとき、就労マッチング装置1の制御部は、必要数に達している場合には、受け付けた応募予約を登録し、必要数に達していない場合には、応募予約の追加受付や、紹介手数料の再設定などを適宜行うことができる。
1,1A,1B,1C・・・就労マッチング装置、2・・・募集受付手段、3・・・応募受付手段、4・・・キャンセル受付手段、5・・・応募予約受付手段、51・・・罰則発生判定手段、52・・・予約画面送信手段、53A・・・罰則解消判定手段、6・・・マッチングデータベース、7B,7C・・・スポット出し受付手段、8C・・・スポット応募受付手段、10,10A,10B・・・応募者端末、20・・・募集者端末

Claims (6)

  1. 募集者による就労の募集登録を受け付けるとともに、募集登録された前記就労に対する応募者による応募登録を受け付けることで、前記応募者に就労を紹介する就労マッチング装置であって、
    前記応募者から、応募登録された前記就労のキャンセル登録を受け付けるキャンセル受付手段と、
    前記キャンセル登録を受け付けることを条件に、前記応募者に対して前記募集登録に関わらず前記応募者が就労可能な日時についての応募予約の登録を受け付ける応募予約画面を提供することで、前記応募予約の登録を受け付ける応募予約受付手段と、
    を備える就労マッチング装置。
  2. 前記応募予約受付手段は、募集者の募集登録の実績に基づいて前記キャンセル登録を受け付けた後の日時において就労の募集が行われる可能性の高い日時を予測し、当該日時を優先して選択可能な応募予約画面を生成し、前記応募者に対して提供する、
    請求項1に記載の就労マッチング装置。
  3. 前記応募予約受付手段は、前記キャンセル登録を行った応募者の応募登録の実績に基づいて、前記キャンセル登録を受け付けた後の日時において当該応募者が応募する可能性の高い日時を予測し、当該日時を優先して選択可能な応募予約画面を生成し、当該応募者に対して提供する、
    請求項1に記載の就労マッチング装置。
  4. 受け付けた前記キャンセル登録に応じて、前記応募者に対して罰則が発生するか否かを判定する罰則発生判定手段、を更に備え、
    前記応募予約受付手段は、前記罰則発生判定手段により罰則が発生すると判定されることを条件に、前記応募予約画面を介して前記応募予約の登録を受け付ける、
    請求項1から3の何れかに記載の就労マッチング装置。
  5. 前記応募予約受付手段は、発生した前記罰則に基づいて、前記キャンセル登録を行った応募者から受け付ける必要のある応募予約の数を算出し、当該数分の応募予約を受け付け可能に構成した前記応募予約画面を生成し、前記応募者に対して提供する、
    請求項4に記載の就労マッチング装置。
  6. 前記応募予約受付手段は、前記応募予約画面を介して受け付けた応募予約に対して、過去の就労実績から罰則解消予想量を算出するとともに、当該罰則解消予想量により発生した前記罰則が解消するか否かを判定し、解消しないと判定することを条件に、前記応募予約画面を前記応募者に対して再度提供し、解消したと判定することを条件に、前記キャンセル登録及び前記応募予約の登録を受け付ける、
    請求項4に記載の就労マッチング装置。
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