JP5485820B2 - 屋外構造物用の取付部材 - Google Patents

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Description

本発明は、折版屋根板の山部端部に形成されたハゼ部に取り付けられた取付金具に装着され、太陽電池モジュールや屋上緑化パネル等の屋外構造物を取り付けるための屋外構造物用の取付部材に関するものである。
一般に、山部と谷部とが交互に連続して形成されている折版屋根板では、その隣合う折版屋根板の端部の山部に形成されたハゼ部を係合させて折版屋根が形成される。このような折版屋根板を使用した折版屋根は、主に工場や倉庫等の比較的大型の建築物の屋根部材として多用されており、この折版屋根の屋根上における広大なスペースを有効活用すべく、近年では折版屋根上に太陽電池モジュールや屋上緑化パネル等の屋外構造物が取り付けられることが多い。
このような折版屋根上に太陽電池モジュールや屋上緑化パネル等を取り付けるためには、先ず折版屋根板のハゼ締め構造の首部(ハゼ部の立ち上がり部)を挟持させるようにして金具を取り付け、次にこの金具に屋外構造物用の取付部材を取り付けて、この取付部材によって太陽電池モジュール等の屋外構造物が固定されることが多い。
このような太陽電池モジュールの取付け構造としては、太陽電池モジュールの外枠を下から受ける受け部が備えられ、この受け部から立ち上げられている雄ネジ棒部が抑え部のネジ通孔に通され、この抑え部の上から雄ネジ棒部に第1ナットが螺合され締め付けられることで、太陽電池モジュールの外枠が受け部と抑え部との間に挟み込まれて取付け金具に固着されている折版屋根への太陽電池モジュールの取付け構造がある(例えば,特許文献1 請求項2参照。)。しかしながら、この取付け構造は、太陽電池モジュールの外枠の厚さが厚い部位を挟持するのではなく、太陽電池モジュールの外枠に突設された薄い板部分を挟んで押圧固定するだけであるから強固且つ確実に固定することが難しい(特許文献1 図1参照。)。
太陽電池モジュール等を直接固定するための装置としては、下地材上に並列に配置した複数の金属製の外囲板を、外囲面に対して垂直な垂直重合部と、該垂直重合部に対して略直角な水平重合部と、該水平重合部に対して下向きに傾斜した傾斜重合部とから成る縦はぜ部が形成されるように接合する一方、前記縦はぜ部にその端部からスライド自在に嵌合可能なスライド嵌合部とパネル状構造物の縁部を載置するための載置水平部とパネル状構造物の縁部を所定位置に係止する係止面とビス穴が形成された上位水平部とが一体的に形成された金属製の取付金具と、下面側部に係合凸部が形成された長尺金属製の押え板とを設け、パネル状構造物に前記係合凸部と係合する凹溝部を設け、前記取付金具のスライド嵌合部を前記縦はぜ部に嵌合し、前記パネル状構造物の縁部を前記載置水平部に載置し、前記押え板を、前記ビス穴にねじ込んだビスにより前記上位水平部に締め付け、前記押え板と前記載置水平部とでパネル状構造物を挟圧するようにした外囲面にパネル状構造物を取り付ける装置がある(例えば,特許文献2参照。)。
しかしながら、この装置も太陽電池モジュール等のパネル状構造物の外周の厚さが厚い部位を直接挟持するものではなく、パネル状構造物の外周の上部側に薄い板状の凹溝部を突設させて、この凹溝部に押え板の端部に設けた係合凸部を係合させてこの薄い板状の凹溝部を挟持させるだけであり強固且つ確実に固定することが難しいのである(特許文献2 図1参照。)。
このように従来の取付装置は、太陽電池モジュール等の外枠の厚さが厚い部位を直接的に挟持するものではなく、太陽電池モジュール等の外枠から突設させた特殊な板状部を挟持するだけであるから、施工は容易であるが強固に固定することは難しく、また太陽電池モジュール等の外枠として特殊な板状部を突設させた非常に特殊な専用品を使用する必要があり、コスト面でも大きな問題がある。
特開2003−96986号公報(請求項2) 特開2000−179106号公報
本発明は前記の問題に鑑み、太陽電池モジュール等の屋外構造物をその外枠の厚さの厚い部位で強固且つ確実に挟持させることができ、また屋外構造物の外枠として特殊な専用品等を使用する必要がない屋外構造物用の取付部材を提供することを課題とする。
本発明者らは前記課題を解決すべく鋭意研究の結果、屋外構造物用の取付部材を、中央に長穴が穿設された天板面と、天板面の左右にそれぞれ内側に向けて直角に折曲されており後方側が高さの高い後方垂れ下がり面を成し前方側が高さの低い前方垂れ下がり面を成す折曲面と、前方垂れ下がり面の下端から外側に向けて直角に折曲されて形成された上側挟持面とから成る第1挟持材と、折版屋根の山部の設けられたハゼ部下部の立ち上がり部を挟持して取り付けられた取付金具から突設された取付ボルトが挿入される固定用ボルト穴が穿設されていて天板面より僅かに広幅の底板面と、底板面の左右にそれぞれ内側に向けて直角に折曲されており後方側が高さの高い後方立ち上がり面を成し前方側が高さの低い前方立ち上がり面を成す折曲面と、前方立ち上がり面上端から外側に向けて直角に折曲されて形成された下側挟持面と、下側挟持面の前方側の端部から上方に向けて直角に折曲された爪係止部から成る第2挟持材とから構成させ、第1挟持材の天板面の内側と第2挟持材の底板面の内側とを互いに向かい合わせにして第1挟持材の左右の後方垂れ下がり面の外側に第2挟持材の左右の後方立ち上がり面を位置させた状態で、第1挟持材を第2挟持材に対して回転自由にするための回転用軸を、第2挟持材の両後方立ち上がり面と第1挟持材の両後方垂れ下がり面とに貫通させた状態で設ければ、第1挟持材を第2挟持材に対して回転させて、第1挟持材の上側挟持面と第2挟持材の下側挟持面とを簡単に開いたり閉じたりすることができるので、太陽電池モジュール等の屋外構造物の外枠を簡便に挟み込むことができ、また大きく開いた状態から簡単に挟み込むことができるので屋外構造物の外枠に板状部などの薄い部位を設けた特殊な外枠を必要としないから汎用性が高く、また回転用軸より前方側で且つ第1挟持材の後方垂れ下がり面が存在しない部位の第2挟持材の後方立ち上がり面間に、上端部を天板面の長穴から突出させてナット留めされるフックボルト又はアイボルトの下端部が回転自在に係合された係止用軸を設ければ、フックボルト又はアイボルトの下端部は係止用軸を介して第2挟持材に係止されるので、反対側の上端部を第1挟持材の天板面の長穴から上方に向けて突出させ、その上方に突出させた上端部をナット留めするだけで、第1挟持材の上側挟持面と第2挟持材の下側挟持面とで屋外構造物の外枠を強固且つ確実に締め付け固定することができることを究明して本発明を完成したのである。
即ち本発明は、中央に長穴が穿設された天板面と、天板面の左右にそれぞれ内側に向けて直角に折曲されており後方側が高さの高い後方垂れ下がり面を成し前方側が高さの低い前方垂れ下がり面を成す折曲面と、前方垂れ下がり面の下端から外側に向けて直角に折曲されて形成された上側挟持面とから成る第1挟持材と、
折版屋根の山部の設けられたハゼ部下部の立ち上がり部を挟持して取り付けられた取付金具から突設された取付ボルトが挿入される固定用ボルト穴が穿設されていて天板面より僅かに広幅の底板面と、底板面の左右にそれぞれ内側に向けて直角に折曲されており後方側が高さの高い後方立ち上がり面を成し前方側が高さの低い前方立ち上がり面を成す折曲面と、前方立ち上がり面上端から外側に向けて直角に折曲されて形成された下側挟持面と、下側挟持面の前方側の端部から上方に向けて直角に折曲された爪係止部から成る第2挟持材とから構成されていて、
第1挟持材の天板面の内側と第2挟持材の底板面の内側とを互いに向かい合わせにして第1挟持材の左右の後方垂れ下がり面の外側に第2挟持材の左右の後方立ち上がり面を位置させた状態で、第1挟持材を第2挟持材に対して回転自由にするための回転用軸が、第2挟持材の両後方立ち上がり面と第1挟持材の両後方垂れ下がり面とに貫通させた状態で設けられていると共に、回転用軸より前方側で且つ第1挟持材の後方垂れ下がり面が存在しない部位の第2挟持材の後方立ち上がり面間に、上端部を天板面の長穴から突出させてナット留めされるフックボルト又はアイボルトの下端部が回転自在に係合された係止用軸が設けられていることを特徴とする屋外構造物用の取付部材である。
本発明に係る屋外構造物用の取付部材は、中央に長穴が穿設された天板面と、天板面の左右にそれぞれ内側に向けて直角に折曲されており後方側が高さの高い後方垂れ下がり面を成し前方側が高さの低い前方垂れ下がり面を成す折曲面と、前方垂れ下がり面の下端から外側に向けて直角に折曲されて形成された上側挟持面とから成る第1挟持材と、折版屋根の山部の設けられたハゼ部下部の立ち上がり部を挟持して取り付けられた取付金具から突設された取付ボルトが挿入される固定用ボルト穴が穿設されていて天板面より僅かに広幅の底板面と、底板面の左右にそれぞれ内側に向けて直角に折曲されており後方側が高さの高い後方立ち上がり面を成し前方側が高さの低い前方立ち上がり面を成す折曲面と、前方立ち上がり面上端から外側に向けて直角に折曲されて形成された下側挟持面と、下側挟持面の前方側の端部から上方に向けて直角に折曲された爪係止部から成る第2挟持材とから構成されていて、第1挟持材の天板面の内側と第2挟持材の底板面の内側とを互いに向かい合わせにして第1挟持材の左右の後方垂れ下がり面の外側に第2挟持材の左右の後方立ち上がり面を位置させた状態で、第1挟持材を第2挟持材に対して回転自由にするための回転用軸が、第2挟持材の両後方立ち上がり面と第1挟持材の両後方垂れ下がり面とに貫通させた状態で設けられているから、第1挟持材を第2挟持材に対して回転させて、第1挟持材の上側挟持面と第2挟持材の下側挟持面とを簡単に開いたり閉じたりすることができるので、太陽電池モジュール等の屋外構造物の外枠を簡便に挟み込むことができ、また大きく開いた状態から簡単に挟み込むことができるので屋外構造物の外枠に板状部などの薄い部位を設けた特殊な外枠を必要としないから汎用性が高く、また回転用軸より前方側で且つ第1挟持材の後方垂れ下がり面が存在しない部位の第2挟持材の後方立ち上がり面間に、上端部を天板面の長穴から突出させてナット留めされるフックボルト又はアイボルトの下端部が回転自在に係合された係止用軸を設ければ、フックボルト又はアイボルトの下端部は係止用軸を介して第2挟持材に係止されるので、反対側の上端部を第1挟持材の天板面の長穴から上方に向けて突出させ、その上方に突出させた上端部をナット留めするだけで、第1挟持材の上側挟持面と第2挟持材の下側挟持面とで屋外構造物の外枠を強固且つ確実に締め付け固定することができるのである。
本発明に係る屋外構造物用の取付部材の一実施例を折版屋根板のハゼ部に取り付けられた取り付け金具に固定した様子を示す右側面図である。 図1の屋外構造物用の取付部材の第2挟持材の下側挟持面に屋外構造物の外枠を載置した状態を示す右側面図である。 図2の屋外構造物の外枠を更に第1挟持材の上側挟持面で挟持した状態を示す右側面図である。 図3の屋外構造物の外枠をナット締めして固定した状態を示す右側面図である。 図4の正面図である。 図1の屋外構造物用の取付部材の拡大右側面図である。 図1の屋外構造物用の取付部材の拡大正面図である。 図1の屋外構造物用の取付部材の拡大平面図である。
以下、図面を用いて本発明に係る屋外構造物用の取付部材について詳細に説明する。
図面中、1は中央に長穴1aaが穿設された天板面1aと、天板面1aの左右にそれぞれ内側に向けて直角に折曲されており後方側が高さの高い後方垂れ下がり面1ba,1baを成し前方側が高さの低い前方垂れ下がり面1bb,1bbを成す折曲面1b,1bと、前方垂れ下がり面1bb,1bbの下端から外側に向けて直角に折曲されて形成された上側挟持面1c,1cとから成る第1挟持材である。
2は折版屋根の山部の設けられたハゼ部下部の立ち上がり部を挟持して取り付けられた取付金具から突設された取付ボルトが挿入される固定用ボルト穴2aaが穿設されていて第1挟持材1の天板面1aより僅かに広幅の底板面2aと、この底板面2aの左右にそれぞれ内側に向けて直角に折曲されており後方側が高さの高い後方立ち上がり面2ba,2baを成し前方側が高さの低い前方立ち上がり面2bb,2bbを成すた折曲面2b,2bと、前方立ち上がり面2bb,2bb上端から外側に向けて直角に折曲されて形成された下側挟持面2c,2cと、この下側挟持面2c,2cの前方側の端部から上方に向けて直角に折曲された爪係止部2d,2dとから成る第2挟持材である。この第2挟持材2の下側挟持面2c,2c上に図2如く屋外構造物の外枠が載置され、更に図3の如く第1挟持材1の上側挟持面1c,1cを回転させて屋外構造物の外枠の上部に覆い被せるようにすることで屋外構造物の外枠が挟持される。その際に図2の如く下側挟持面2c,2cの前方側の端部から上方に向けて直角に折曲された爪係止部2d,2dがストッパーとなって、屋外構造物の外枠が脱落等することなく、確実且つ強固に固定させることができるのである。また、屋外構造物の外枠は、第1挟持材1の上側挟持面1c,1cと第2挟持材2の下側挟持面2c,2cとによって挟持されて固定されるので、屋外構造物の外枠に特殊な加工を施す必要がないから、様々なタイプの屋外構造物の外枠に対して利用でき汎用性が高いのである。
3は第1挟持材1の天板面1aの内側と第2挟持材2の底板面2aの内側とを互いに向かい合わせにして第1挟持材1の左右の後方垂れ下がり面1ba,1baの外側に第2挟持材2の左右の後方立ち上がり面2ba,2baを位置させた状態で、第1挟持材1を第2挟持材2に対して回転自由にするために、第2挟持材2の両後方立ち上がり面2ba,2baと第1挟持材1の両後方垂れ下がり面1ba,1baとに貫通させた状態で設けられている回転用軸である。この回転用軸3によって第1挟持材1を第2挟持材2に対して回転させることにより、図1及び図2の如く、屋外構造物の外枠を載置し易いように第1挟持材1の上側挟持面1c,1cを大きく開いたり、図3及び図4の如く、屋外構造物の外枠を挟持するために第1挟持材1の上側挟持面1c,1cを閉じたりすることが容易にできるのである。
4は回転用軸3より前方側で且つ第1挟持材1の後方垂れ下がり面1ba,1baが存在しない部位の第2挟持材2の後方立ち上がり面2ba,2ba間に設けられており、上端部を第1挟持材1の天板面1aの長穴1aaから突出させてナット4a留めされるフックボルト又はアイボルト4bの下端部が回転自在に係合された係止用軸である。フックボルト又はアイボルト4bの上端部が第1挟持材1の天板面1aの長穴1aaから上方に向けて突出した状態で、ナット4a留めをすることができるので施工性が高く、またこのナット4a留めをすることによって、第1挟持材1の上側挟持面1cと第2挟持材2の下側挟持面2cとで屋外構造物等を強固且つ確実に締め付け固定することができるのである。
本発明に係る屋外構造物用の取付部材を実際に使用するには、先ず折版屋根板のハゼ締め構造の首部(ハゼ部の立ち上がり部)を挟持させるようにして取付金具を取り付ける。なおこの取付金具は上方に向けて取付ボルトが突設されているものであれば、様々な構造や形状のものが使用できる。
次にこの取付金具の取付ボルトが、本発明に係る屋外構造物用の取付部材の第2挟持材2の底板面2aに穿設された固定用ボルト穴2aaに挿入されるように、この取付金具の上方に本発明に係る屋外構造物用の取付部材を載置する。そしてこの取付ボルトをナット留めすることによって、本発明に係る屋外構造物用の取付部材が取付金具上に固定されるのである。
このようにして取り付けられた本発明に係る屋外構造物用の取付部材は、先ず図1の如く、回転用軸3を中心として第1挟持材1を回転させることができるので、容易に第1挟持材1の上側挟持面1cと第2挟持材2の下側挟持面2cとを大きく開いた状態にすることができ、また図1のように或る程度開いた状態でその位置を維持させることが容易にできる。
このように開いた状態で、図2の如く屋外構造物の外枠の端部を第2挟持材2の爪係止部2dに係止させるようにして、屋外構造物の外枠を第2挟持材2の下側挟持面2c上に載置すれば、本発明に係る屋外構造物用の取付部材に屋外構造物の外枠を容易に取り付けることができ、非常に施工性が高いのである。
そしてこの状態から、第1挟持材1の上側挟持面1cを倒して、図3のように屋外構造物の外枠の上部に覆い被せるように位置させ、そして、第1挟持材1の天板面1aの長穴1aaから上方に向けて突出したアイボルト4bをナット4a留めすることによって、第1挟持材1の上側挟持面1cと第2挟持材2の下側挟持面2cとで屋外構造物等を強固且つ確実に締め付け固定するのである。またこの際にアイボルト4bは上方に向けて突出しているのでナット4a留めがし易く施工性が高いのである。
1 第1挟持材
1a 天板面
1aa 長穴
1b 折曲面
1ba 後方垂れ下がり面
1bb 前方垂れ下がり面
1c 上側挟持面
2 第2挟持材
2a 底板面
2aa 固定用ボルト穴
2b 折曲面
2ba 後方立ち上がり面
2bb 前方立ち上がり面
2c 下側挟持面
2d 爪係止部
3 回転用軸
4 係止用軸
4a ナット
4b アイボルト

Claims (1)

  1. 中央に長穴(1aa)が穿設された天板面(1a)と、該天板面(1a)の左右にそれぞれ内側に向けて直角に折曲されており後方側が高さの高い後方垂れ下がり面(1ba,1ba)を成し前方側が高さの低い前方垂れ下がり面(1bb,1bb)を成す折曲面(1b,1b)と、該前方垂れ下がり面(1bb,1bb)の下端から外側に向けて直角に折曲されて形成された上側挟持面(1c,1c)とから成る第1挟持材(1)と、
    折板屋根の山部の設けられたハゼ部下部の立ち上がり部を挟持して取り付けられた取付金具から突設された取付ボルトが挿入される固定用ボルト穴(2aa)が穿設されていて該天板面(1a)より僅かに広幅の底板面(2a)と、該底板面(2a)の左右にそれぞれ内側に向けて直角に折曲されており後方側が高さの高い後方立ち上がり面(2ba,2ba)を成し前方側が高さの低い前方立ち上がり面(2bb,2bb)を成す折曲面(2b,2b)と、該前方立ち上がり面(2bb,2bb)上端から外側に向けて直角に折曲されて形成された下側挟持面(2c,2c)と、該下側挟持面(2c,2c)の前方側の端部から上方に向けて直角に折曲された爪係止部(2d,2d)とから成る第2挟持材(2)とから構成されていて、
    該第1挟持材(1)の天板面(1a)の内側と該第2挟持材(2)の底板面(2a)の内側とを互いに向かい合わせにして該第1挟持材(1)の左右の後方垂れ下がり面(1ba,1ba)の外側に該第2挟持材(2)の左右の後方立ち上がり面(2ba,2ba)を位置させた状態で、該第1挟持材(1)を該第2挟持材(2)に対して回転自由にするための回転用軸(3)が、該第2挟持材(2)の両後方立ち上がり面(2ba,2ba)と該第1挟持材(1)の両後方垂れ下がり面(1ba,1ba)とに貫通させた状態で設けられていると共に、該回転用軸(3)より前方側で且つ該第1挟持材(1)の後方垂れ下がり面(1ba,1ba)が存在しない部位の該第2挟持材(2)の後方立ち上がり面(2ba,2ba)間に、上端部を前記天板面(1a)の長穴(1aa)から突出させてナット(4a)留めされるフックボルト又はアイボルト(4b)の下端部が回転自在に係合された係止用軸(4)が設けられていることを特徴とする屋外構造物用の取付部材。
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