JP5483368B2 - 巻鉄心製造装置 - Google Patents

巻鉄心製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5483368B2
JP5483368B2 JP2011146936A JP2011146936A JP5483368B2 JP 5483368 B2 JP5483368 B2 JP 5483368B2 JP 2011146936 A JP2011146936 A JP 2011146936A JP 2011146936 A JP2011146936 A JP 2011146936A JP 5483368 B2 JP5483368 B2 JP 5483368B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary hand
thin plate
predetermined
core manufacturing
manufacturing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011146936A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011216902A (ja
Inventor
大輔 島尾
克明 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority to JP2011146936A priority Critical patent/JP5483368B2/ja
Publication of JP2011216902A publication Critical patent/JP2011216902A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5483368B2 publication Critical patent/JP5483368B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

本発明は、巻鉄心製造装置であり、特に薄板長尺の材料からなる巻鉄心の製造方法に関する。
トップランナー対応の巻鉄心材料などは、薄く長尺(平板状、幅100〜300、厚さt0.23〜0.35)の形で供給されるため、鉄心を構成する場合には、巻鉄心の形をとるのが普通である。
巻鉄心を製作する際には、従来、特許文献3に示すとおり、材料を送り、切断した後、所定長さ所定枚数を所定のずらし寸法ずつ長手方向に位置をずらしながら複数個積層したものを1つの積層体ブロックとし、水平に積み上げ、内側の枠となる芯金に巻回して、各積層体ブロックの両端をバット接合(突合せ接合)またはラップ接合(重ね合わせ接合)することにより、接合部を1つの継鉄部に階段状に配置した構造の矩形状の巻鉄心を製作する。なお、この工程は、一つの装置にて、一貫して行われるものである。
巻鉄心の材料送り〜積層までの例を図1に示す。従来においては、材料の送り出し時及び、積み重ねる際に材料同士が接触するため、摩擦などにより材料間の抵抗が発生してジャムに至るという問題があった。ジャム発生は、材料の長さが約1100mm以上のものから発生する頻度が高くなる(従来機では2000mm以下まで製造可能である)。
今後、巻鉄心の大型適応に伴い、材料の大型・薄板化に対応する必要があり、最大4000mmまで対応しなければならない。
従来このジャムを防止するためには材料送りの速度を遅くすることや、図2のように作業者が定位置までの送り出しを補助する必要があった。このため、タクトの増大と言った問題があった。
特開平11−345730号公報 特開平9−285987号公報 特開平9−148162号公報
従来の薄板長尺ものの巻鉄心ジャム防止対策としては、特許文献1にあるように、積み重ねる際、材料同士が接触しないよう、コンベアと磁性体を用いて運搬及び、積み重ねを行う方法があるが、コンベアと磁性体では急制動が難しく、また、高速での所定の位置に積み重ねることが困難であり、タクトが掛かってしまう。また、コンベアで保持するまでの区間と落下のための区間を別々に取らないといけないため、装置自体の大型化に繋がってしまう問題があった。また、特許文献2では、材料幅が大きく異なるものについては対応できず、また幅が広いものでは中央部から落下してしまうと言う問題が挙げられる。
本発明は、材料の送り出し、積み重ねユニット部に補助ハンドを2対追加したものである。補助ハンドは、材料送りのNCフィーダと、所定の時間ずらし起動させ、材料送りの途中からスタートさせる。その後、NCフィーダの送り速度と同期を掛け、材料を把持しながら定寸送りを行うものである。また、補助ハンドを2個用意することにより、把持位置から所定の位置への送りまでの移動を交互に動作させるため、大幅な時間短縮が望める。また、補助ハンドのチャック部分は、上下に長爪状の物を持たせた構造になっており、エアシリンダにて前後に動作させ、材料を保持するものである。長尺物を運搬する際は、補助ハンドのチャックにて保持し、NCフィーダで送り出すとともに、補助ハンドにて引っ張り込むものである。また、チャックにて保持はせず、補助ハンドの下の爪に掛ける形にて運搬を行うことも可能である。材料の長さ、幅に合わせ、補助ハンドは上下左右方向に動作することが可能である。
すなわち、本発明は、長尺の薄板を所定寸に切断し、所定のピッチでずらして積層し、鉄心状に成形する巻鉄心製造装置において、所定寸に切断し積層する際に、切断した所定寸の薄板を把持しながら該薄板の搬送速度で移動する補助ハンドを有する巻鉄心製造装置である。
また、本発明は、上述の巻鉄心製造装置において、前記補助ハンドは、把持する薄板の両サイドに1個ずつ設けており、一の補助ハンドが搬送方向への送り動作を行う際に、他の補助ハンドは把持せずに戻し動作を行う巻鉄心製造装置である。
そして、本発明は、上述の巻鉄心製造装置において、前記補助ハンドは、把持する薄板の両サイドに1個ずつ設けており、両サイドの補助ハンドは、搬送方向への送り動作を行う際に、一緒に行う巻鉄心製造装置である。
更に、本発明は、上述の巻鉄心製造装置において、前記補助ハンドは、搬送する薄板に対し直交する方向へ、該薄板を把持しながら持ち上げる動作が可能である巻鉄心製造装置である。
本発明によれば、薄板で長尺物の材料を高速で送り出し切断した後、所定長さ、所定枚数を所定のずらし寸法ずつ長手方向に位置をずらしながら、水平に積み上げ、複数枚を重ね合わせることが可能である。補助ハンドにて材料送り及び、所定位置への移動をガイドするので、高速動作においてもジャムの発生を激減することができる。その事により、ジャム発生時のメンテナンス時間がなくなるものである。最終的に、ジャムの防止及び、タクトを減少させることができる。
実施例の巻鉄心製造装置の平面図。 実施例の巻鉄心製造装置の側面図。 実施例における動作のタイムチャートの説明図。 実施例における補助ハンド1の鳥瞰図。 実施例における補助ハンド2の鳥瞰図。 実施例における補助ハンド把持の説明図。 実施例における補助ハンド支えの説明図。
本発明を実施するための最良形態を説明する。
本発明の巻鉄心製造装置の実施例について、図面を用いて説明する。
実施例1を説明する。本実施例について、図面により説明する。図1は本実施例によるトップランナー対応巻鉄心製造装置の平面図である。また、図2は本装置の側面図である。図3に本装置の動作タイムチャートを示す。材料を置くための架台8の左右に、補助ハンド1と補助ハンド2を設けた機構となっている。材料ある長尺物の薄板6を前工程よりNCフィーダ3にて高速かつ所定長さ送り出し、所定の時間経過すると補助ハンド1及び補助ハンド2が動作を開始し、NCフィーダ3の送り速度と同期を取りながら動作するものである。その後、所定寸法に達すると、切断ユニット4にて薄板6を切断し、補助ハンド1及び補助ハンド2のどちらかが所定のずらし寸法ずつ長手方向に位置をずらしながら所定枚数を架台8に水平に積み上げて行き、所定位置へ積み上げられた薄板は押えユニット7にて薄板6が材料同士の影響でずれが発生するのを防ぐために、抑えるものである。このとき、補助ハンド1及び補助ハンド2は所定材料掴み位置と所定積み上げ位置間を交互に動作するものである。
このユニットはトップランナー対応巻鉄心製造装置の1部のユニットであり、トップランナー対応巻鉄心製造装置の全体としては、架台8へ薄板6を複数枚重ね合わせた後、後工程送り用ハンドにて後工程に送り出し、巻鉄心上に巻くものである。
補助ハンド1の詳細について説明する。図4は補助ハンド1の鳥瞰図を示す。本装置においては、材料が補助ハンド1側を基準としてNCフィーダ3より材料送り動作が行われる。そのため、補助ハンド1は補助ハンド2に比べ、動作が少ないものとなっている。
補助ハンド1の動作は、以下に示す通りである。材料送り出し(搬送)方向Yに対する動作は、LMガイド9a及びLMガイド9bにてガイドされ、モータ部10及びラック11にてY軸方向の動作を得るものである。補助ハンド1の材料を保持するための動作としては、まず、材料送り出しガイド5と架台8の段差に対するZ軸の動作として、シリンダ12が使用される。材料把持部14をX軸方向に送り出し、材料をよける動作を行うために、シリンダ13が使用される。最後に、材料を保持するために、シリンダ14にてチャック部15を開閉するものである。
続いて、補助ハンド2の詳細について説明する。図5は補助ハンド2の鳥瞰図を示す。本装置において補助ハンド2は材料の所定幅に合わせた位置を得るために、補助ハンド1に比べ、動作が多くなっている。
補助ハンド2の動作を以下に示す。材料送り出し方向Yに対する動作は、LMガイド16a及びLMガイド16bにてガイドされ、モータ部17及びラック18にてY軸方向の動作を得るものである。また、所定の材料幅に合わせた位置へ補助ハンド2を動作させるために、LMガイド19a及びLMガイド19bをガイドとし、モータ20にてX軸方向へ動作するものである。補助ハンド2の材料を保持するための動作としては、まず、材料送り出しガイド5と架台8の段差に対するZ軸の動作として、シリンダ21が使用される。材料チャック部24をX軸方向に送り出し、薄板6を避ける動作を行うために、シリンダ22が使用される。最後に、薄板6を保持するために、シリンダ23にてチャック部24を開閉するものである。
本装置において、2ユニット分の補助ハンドを持たせているが、補助ハンドは1ユニットのみでもジャム発生を防止することができる。しかし、1ユニットのみにした場合においては、ユニットが掴み位置と所定位置までを往復するため、タクトが倍掛かってしまう。
補助ハンドのチャック部において、図6のように薄板6を保持した状態にて薄板6を送り、ガイドを行うことが可能だが、図7のようにチャック部を開けた状態で手を添えるような形にてガイドを行うことも可能である。

また、両サイドの補助ハンドを搬送方向への送り動作を一緒に行うことにより、搬送する薄板が重くても適用可能であり、また、薄板を把持しながら持ち上げる動作を可能とすることにより、積層した薄板の厚さの変化にも対応してその上に積層することができる。
以上実施例で説明したように、本発明は、薄板、長尺の金属材料を定寸に切断し、積み重ねることに流用できる。
1 補助ハンド1
2 補助ハンド2
3 NCフィーダ
4 切断ユニット
5 ガイド
6 材料(薄板、長尺)
7 押えユニット
8 架台
9 補助ハンド1LMガイド
10 補助ハンド1X軸動作用モータ
11 補助ハンド1X軸動作用ラック
12 補助ハンド1チャック部上下シリンダ
13 補助ハンド1チャック部前後シリンダ
14 補助ハンド1チャック部開閉シリンダ
15 補助ハンド1チャック部
16 補助ハンド2LMガイド
17 補助ハンド2X軸動作用モータ
18 補助ハンド2X軸動作用ラック
19 補助ハンド2材料幅合わせLMガイド
20 補助ハンド2材料幅合わせモータ
21 補助ハンド2チャック部上下シリンダ
22 補助ハンド2チャック部前後シリンダ
23 補助ハンド2チャック部開閉シリンダ
24 補助ハンド2チャック部

Claims (2)

  1. NCフィーダで送り出された長尺の薄板を所定寸に切断し、所定のピッチでずらして積層し、鉄心状に成形する巻鉄心製造装置において、
    所定寸に切断し積層する際に、前記切断した所定寸の薄板を把持しながら該薄板を前記NCフィーダで送り出される薄板の搬送速度と同期した速度で移動する補助ハンドを把持する薄板の両サイドに1個ずつ設け
    前記補助ハンドは、前記NCフィーダによる薄板の搬送速度と同期を掛け、薄板を把持しながら定寸送りを行うことを特徴とする巻鉄心製造装置。
  2. 請求項1記載の巻鉄心製造装置において、
    所定位置へ積み上げられた薄板を、当該薄板同士の影響でずれが発生するのを防ぐために、薄板押えユニットにて抑える
    ことを特徴とする巻鉄心製造装置。
JP2011146936A 2011-07-01 2011-07-01 巻鉄心製造装置 Active JP5483368B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011146936A JP5483368B2 (ja) 2011-07-01 2011-07-01 巻鉄心製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011146936A JP5483368B2 (ja) 2011-07-01 2011-07-01 巻鉄心製造装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006297951A Division JP4884165B2 (ja) 2006-11-01 2006-11-01 巻鉄心製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011216902A JP2011216902A (ja) 2011-10-27
JP5483368B2 true JP5483368B2 (ja) 2014-05-07

Family

ID=44946267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011146936A Active JP5483368B2 (ja) 2011-07-01 2011-07-01 巻鉄心製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5483368B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3490511B2 (ja) * 1994-10-25 2004-01-26 株式会社ダイヘン 鉄心用鋼板の段積み方法及び装置
JP3727425B2 (ja) * 1995-09-20 2005-12-14 株式会社ダイヘン 鉄心用非晶質磁性合金薄帯の段積み方法及び装置
JP4331805B2 (ja) * 1998-09-29 2009-09-16 株式会社ダイヘン 巻鉄心の製造方法及び製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011216902A (ja) 2011-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6082822B2 (ja) 金属板積込/積出および切断方法ならびにシステム
JP5882541B2 (ja) 鋼板の組合せせん断のための方法およびシステム
JP5518639B2 (ja) 変圧器鉄心の製造装置および製造方法
JP6354869B2 (ja) シート積層装置およびシート積層方法
JP6189428B2 (ja) 積み重ねられた被加工物の一番上から略平らな被加工物を取り出す方法及び装置
US9550307B2 (en) Discharging workpieces
WO2013157347A1 (ja) 板材搬送設備およびそれを使用した板材加工システム
JP5667127B2 (ja) シート体の搬送装置及び積層電池の製造装置
WO2016067702A1 (ja) 順送加工方法
JP6605352B2 (ja) 積層コア形成用の積層材製造装置
WO2016051657A1 (ja) ワークの積載方法
CN114188142A (zh) 一种变压器铁芯的自动剪切叠片装置及方法
JP2014162502A (ja) 積層体の供給装置
JP4884165B2 (ja) 巻鉄心製造装置
JP5483368B2 (ja) 巻鉄心製造装置
KR101897382B1 (ko) 프리프레그 절단 적층 장치
JP5820260B2 (ja) バッチシート給紙装置
JP2012214297A (ja) 積層体形成装置
JP2016023045A (ja) ワーク搬送方法及びワーク搬送システム
JP7130244B2 (ja) 積層コア形成用の積層材製造装置
JP4964180B2 (ja) 電気銅板の切断システム及び電気銅板の切断方法
JP6063533B2 (ja) 順送加工方法
JP6010670B2 (ja) 順送加工方法
KR200371667Y1 (ko) 변압기코어용 강판 자동적재장치
US20220111577A1 (en) Arrangement for supplying a semi-finished product to a thermoforming machine, arrangement for thermoforming, and method

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20130528

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20130729

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140212

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Country of ref document: JP

Ref document number: 5483368

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150