JP5482363B2 - 画像処理システム、画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理システム、画像処理装置及び画像処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像データを処理する画像処理システム、画像処理装置及び画像処理方法に関する。
近年、多くの企業において、多機能複合機などの画像入出力機器のネットワーク上への配置・接続が進んでいる。画像入出力機器は、業務の効率化を図る手段として大きな役割を担っている。特に、紙文書の電子化と配布を効率的に行う配信管理システムが重要になっている。配信管理システムを構成する大きな要素は、画像入力機器(例えばスキャナなど)と配信管理サーバである。配信管理サーバには、あらかじめさまざまな業務・用途にあわせた複数の配信処理メニューが登録されている。利用者は、スキャナのオペレーションパネル(操作部)から、業務に適した処理メニューを選択してスキャンを行う。
例えば、特開2006−018640号公報には、配信処理や画像変換処理をプラグイン化し、ユーザや管理者がそれらプラグインを任意に組み合わせて入力、画像変換、出力のワークフローを作成し、作成されたワークフローを利用して画像データの配信処理を行う技術が開示されている。また、前述した配信管理を行う配信管理サーバの機能を組み込んだ画像形成装置は、CPUの処理負荷やメモリ量の制限により、処理ができないアプリケーションがある。
一方、オフィス複合機をインタフェースとしたASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)のサービスを提供する技術がある。例えば、特開2002−252732号公報には、画像形成装置において、処理できない機能については、サービス提供側に電子情報を送信することで、サービス提供側で所望のサービスを実施し、サービス結果を取得することで、処理可能とする技術が開示されている。
しかしながら、サービス提供側では無制限に処理を可能とするのは一般的ではなく、所定の機器に処理権限を与える仕組みが考えられる。ここで、サービス提供側でログインに成功した機器に認証チケットを与えることが考えられるが、これは、サービス利用側とサービス提供側との通信に有効であり、サービス提供側での内部通信において毎回ユーザ認証を行なう場合は処理負荷が大きい。また、内部通信において何のチェックもなしにデータ通信を行う場合は、セキュリティ上問題がある。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、サービス提供側において処理負荷を軽減して通信を行なう画像処理システム、画像処理装置及び画像処理方法を提供することを第1の目的とする。また、サービス提供側において、セキュリティを考慮しつつ処理負荷を軽減して通信を行なう画像処理システム、画像処理装置及び画像処理方法を提供することを第2の目的とする。
本発明における一局面の画像処理システムは、ネットワークを介して画像形成装置と1又は複数の画像処理装置とを接続し、画像処理を行う画像処理システムであって、画像形成装置からのログインを管理し、ログインした画像形成装置に認証チケットを発行するユーザ管理手段と、前記認証チケットを付加して画像データを含む画像処理要求を前記画像処理装置に行うタスク要求手段と、前記画像処理要求の不正を検出する検出手段と、正当な前記画像処理要求を受信した後、前記ユーザ管理手段にユーザ情報を問い合わせて取得したユーザ情報に、当該画像処理システム内部からの通信であることを示す識別情報を付加して、前記画像処理要求を行うタスク処理手段と、前記識別情報により内部通信であることを確認した後、前記タスク処理手段から取得した画像処理要求をタスクキューに保存し、前記1又は複数の画像処理手段から前記画像処理要求に対する問合せを受けるタスク管理手段と、前記タスクキューに保存された画像処理要求に対し、処理可能な画像処理要求を取得して画像処理を行う1又は複数の画像処理手段と、前記画像処理手段により処理された画像データを格納する格納手段と、前記画像データの格納場所を指定して前記画像データを取得する取得手段と、を備える。
また、本発明における他の局面の画像処理装置は、ネットワークを介して接続される画像形成装置からの画像処理要求を管理する画像処理装置であって、画像形成装置からのログインを管理し、ログインした画像形成装置に認証チケットを発行するユーザ管理手段と、正当な認証チケットを含む前記画像処理要求を受信した後、前記ユーザ管理手段にユーザ情報を問い合わせて取得し、該ユーザ情報を含めて前記画像処理要求を行うタスク処理手段と、前記タスク処理手段から取得した画像処理要求をタスクキューに保存し、1又は複数の画像処理手段から前記画像処理要求に対する問合せを受けるタスク管理手段と、を備える。
また、本発明における他の局面の画像処理方法は、ネットワークを介して画像形成装置と1又は複数の画像処理装置とを接続し、画像処理を行う画像処理システムにおける画像処理方法であって、画像形成装置からのログインを管理し、ログインした画像形成装置に認証チケットをユーザ管理手段により発行する発行ステップと、前記認証チケットを付加して画像データを含む画像処理要求を前記画像処理装置に行うタスク要求ステップと、前記画像処理要求の不正を検出する検出ステップと、正当な前記画像処理要求を受信した後、前記ユーザ管理手段にユーザ情報を問い合わせて取得したユーザ情報に、当該画像処理システム内部からの通信であることを示す識別情報を付加して、前記画像処理要求を行うタスク処理ステップと、前記識別情報により内部通信であることを確認した後、前記タスク処理ステップにより要求された画像処理要求をタスクキューに保存し、前記1又は複数の画像処理手段から前記画像処理要求に対する問合せを受けるタスク管理ステップと、前記タスクキューに保存された画像処理要求に対し、処理可能な画像処理要求を取得して画像処理を行う1又は複数の画像処理ステップと、前記画像処理手段により処理された画像データを格納手段に格納する格納ステップと、前記処理された画像データの格納場所を指定して前記画像データを取得する取得ステップと、を有する。
本発明によれば、サービス提供側において処理負荷を軽減して通信を行なうことができる画像処理システム、画像処理装置及び画像処理方法を提供することができる。
実施例1に係る画像処理システムの一例を示す図。 実施例1に係るMFPのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 実施例1に係る画像処理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 実施例1における画像処理システムの機能構成の一例を示すブロック図。 実施例1における画像処理システムの他の機能構成の一例を示すブロック図。 実施例1における画像処理サービスが提供するサービスの一例の概要を示す図。 実施例1におけるユーザ管理、認証処理の一例の概要を示す図。 ユーザマネジメントで管理する各種テーブルの一例を示す図。 画像処理サービスを構成する機器の一例を示す図。 実施例1における画像処理サービスを利用した画像処理の一例を示すシーケンス図。 認証チケット取得に係るリクエストとレスポンスの一例を示す図。 ファイルアップロードに係るリクエストとレスポンスの一例を示す図。 タスク登録に係るリクエストとレスポンスの一例を示す図。 タスクのステータス取得に係るリクエストとレスポンスの一例を示す図。 出力ファイル取得に係るリクエストの一例を示す図。 引き取り終了通知に係るリクエストとレスポンスの一例を示す図。 実施例2における画像処理システムの機能構成の一例を示すブロック図。 MFPにおける表示画面の一例を示す図。 実施例2におけるサービスの一例の概要を説明する図。 変形例における画像処理システムの機能構成の一例を示すブロック図。 発注に関する管理データの一例を示す図。
以下、添付図面を参照して、本発明にかかる画像処理システム、画像形成装置、画像処理装置(又は画像処理サーバ)、画像処理方法、プログラム及び記録媒体の実施例を詳細に説明する。
また、以下に示す実施例では、画像データを入力する画像入力装置として、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を一つの筐体に搭載した複合機を例にあげて説明しているが、これに限定されるものではなく、画像データを入力可能であれば、スキャナ装置、ファクシミリ装置、コピー装置などいずれにも適用することができる。
[実施例1]
<システム構成とハードウェア構成>
図1は、実施例1に係る画像処理システムの一例を示す図である。図1に示すように、画像処理システムは、ネットワークを介してMFP(Multifunction Peripheral)10、MFP20、画像処理装置(画像処理サーバ)30、画像管理サーバ40、データベース(DB)50が接続されている。以下、画像形成装置はMFPを例にして説明する。
MFP10、20は、スキャン機能、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能などを一つの筐体に搭載したものである。MFP10、20は、スキャナ機能により紙媒体等をスキャン処理して画像データを生成し、生成された画像データを画像処理サーバ30に送信する。MFPの詳細については後述する。また、画像データは、文書の画像データを含む。
また、MFP10、20は、スキャンされた画像データを受信して、指定されたワークフローに従って種々の処理や配信処理を実行するワークステーション等のコンピュータである。ワークフローは、1又は複数の処理が規定された一連の処理フローをいい、メール送信、FAX送信、フォルダ配信などがある。
また、MFP10、20は、入力された画像データに基づいてワークフローを実行し、ユーザによって構築されたワークフローに従って文書の蓄積又は配信処理を実行する。
画像処理サーバ30は、各MFPにはない機能を管理し、また、各MFPからの画像処理要求を管理する。なお、画像処理サーバは機能毎に備えてもよく、詳細は後述する。
画像管理サーバ40は、MFPから配信された画像データを蓄積、管理するサーバである。また、画像管理サーバ40は、蓄積した画像データに対して画像タイプを登録したり、検索を行ったりすることもできる。
DB50は、各MFPから送信されてきた画像データを保存し、また、画像処理装置により画像処理された画像データを保存する。なお、画像処理装置は、画像処理システムに複数接続されていてもよい。
実施例1に係るMFP10と画像処理サーバ30とのハードウェア構成について説明する。図2は、実施例1に係るMFP10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、MFP10は、制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、外部記憶装置I/F部14、ネットワークI/F部16、操作部17、表示部18、エンジン部19を含む。
制御部11は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部11は、主記憶部12に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部12は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部11が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
外部記憶装置I/F部14は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記憶媒体15(例えば、フラッシュメモリなど)と当該MFPとのインタフェースである。
また、記憶媒体15に、所定のプログラムを格納し、この記憶媒体15に格納されたプログラムは外部記憶装置I/F部14を介してMFP10にインストールされ、インストールされた所定のプログラムはMFP10により実行可能となる。
ネットワークI/F部16は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と当該MFP10とのインタフェースである。
操作部17や表示部18は、キースイッチ(ハードキー)とタッチパネル機能(GUIのソフトウェアキーを含む:Graphical User Interface)を備えたLCD(Liquid Crystal Display)とから構成され、MFP10が有する機能を利用する際のUI(User Interface)として機能する表示及び/又は入力装置である。
エンジン部19は、実際に画像形成に係る処理を行うプロッタ、スキャナ等の機構部分である。
図3は、実施例1に係る画像処理サーバ30のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、画像処理サーバ30は、制御部31、主記憶部32、補助記憶部33、外部記憶装置I/F部34、ネットワークI/F部36を含む。
制御部31は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部31は、主記憶部32に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部32は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部31が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部33は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
外部記憶装置I/F部34は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記憶媒体15(例えば、フラッシュメモリなど)と画像処理サーバ30とのインタフェースである。
また、記憶媒体15に、所定のプログラムを格納し、この記憶媒体15に格納されたプログラムは外部記憶装置I/F部34を介して画像処理サーバ30にインストールされ、インストールされた所定のプログラムは画像処理サーバ30により実行可能となる。
ネットワークI/F部36は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と画像処理サーバ30とのインタフェースである。
<機能構成>
図4は、実施例1における画像処理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示す例では、MFP10は、取得した画像(例えば、スキャン画像)に対し、ワークフロー101に従って配信を行う。このとき、MFP10は、ワークフローに含まれる画像変換機能を有していないとする。よって、画像変換プラグイン(タスク要求手段、取得手段)102は、サービス提供システム(以下、画像処理サービスともいう)に画像処理(たとえば、OCR)を依頼する。画像変換プラグイン102は、以下、単にプラグイン102ともいう。
また、MFP10のプラグイン102は、画像処理サービスにアクセスする前に、ユーザマネジメント402から認証用のチケットを取得する。プラグイン102は、取得した認証チケットを付加して画像処理サービスに画像処理を要求する。
図4に示すように画像処理サービス側では、ファイアウォール401、ユーザマネジメント402、ストレージ403、タスクフロント404、タスクマスタ405、タスクキュー406、OCRワーカー407、バーコードワーカー408、サービスログ409、Webサービス410、サービスモニタリング411の機能を有する。
ファイアウォール(検出手段)401は、不正アクセスを検出するためのファイアウォールでもあり、さらに、負荷分散を行うためのロードバランサーでもある。ロードバランサーは、外部ネットワークからの要求を一元的に管理し、同等の機能を持つ複数のサーバに要求を転送する機能を有する。
ユーザマネジメント(ユーザ管理手段)402は、タスクフロント404、ストレージ403、サービスログ409にシングルサインオンできる機能を提供するアプリケーションである。
ストレージ403は、各種アプリケーションが共通で使用できる格納手段である。ストレージ403は、画像処理サービスにおいて、処理前ファイル、処理済ファイルを一時的に格納するウェブアプリケーションの役割を担う。また、MFP10のプラグイン102は、処理前のファイルをストレージ403にアップロードしたり、処理済のファイルをダウンロードしたりする。また、ファイルは例えば画像データのことをいう。
タスクフロント(タスク処理手段)404は、MFP10のプラグイン102から、ファイルやタスク情報を受け付けたり、プラグイン102にタスクの処理結果情報を返したりするウェブアプリケーションである。
タスクマスタ(タスク管理手段)405は、タスクフロント404や他のアプリケーションから例えばOCRなどの処理タスクを受け付けるウェブアプリケーションである。たま、タスクマスタ405は、タスクキュー406、タスクワーカー(OCRワーカー407、バーコードワーカー408など)を管理する。
タスクキュー406は、プラグイン102から依頼された処理タスクを先入れ先出し(FIFO)により保存する。
OCRワーカー407は、タスクマスタ405から仕事を受け取り、OCRのタスクを処理するサービスプログラムである。
バーコードワーカー408は、タスクマスタ405から仕事を受け取り、バーコード読取のタスクを処理するサービスプログラムである。なお、タスクマスタ405からの仕事は、例えば、OCR407の処理後にバーコードワーカー408の処理を行うなど、複数の処理を行ってもよい。
また、OCRワーカー407やバーコードワーカー408の上位であるタスクワーカー(画像処理手段)は、タスクマスタ405から仕事を受け取り、各種画像処理を行うサービスプログラムである。タスクマスタ405が管理するタスクキュー406によって、タスクワーカーが動くサーバインスタンスは増減する。
サービスログ409は、各種アプリケーションのログを一括して保存するウェブアプリケーションである。画像処理サービスでは、例えばOCRタスクのログを閲覧することができる。
Webサービス410は、インターネット上で提供されていて、XMLベースのプロトコルでアクセスできる機能を有する。Webサービス410の例として翻訳処理などがある。なお、実施例1では、OCRワーカー407によるOCR処理後にWebサービス410による翻訳処理を行ってもよい。サービスモニタリング411は、各サーバのサービス、リソースを監視する。
また、MFP10のプラグイン102は、HTTPSによる通信で画像処理サービスにファイル(例えば画像データ)をアップロードし、処理結果を受け取る。なお、画像処理サービス内の通信を内部通信といい、画像処理サービス内の機器又はアプリケーションとMFP10との通信を外部通信という。
図5は、実施例1における画像処理システムの他の機能構成の一例を示すブロック図である。図5に示す例では、MFP10で処理することができないOCRプラグイン501、バーコードプラグイン502から、画像処理サービスは画像処理依頼を受ける。
図5に示す例では、共通のコンポーネント群として、タスクフロント404、タスクマスタ405、ストレージ403、サービスログ409、タスクワーカー412を含む。共通コンポーネント群は、ドキュメントソリューションで共通に利用できるコンポーネント群である。画像配信機能を有さないMFPや画像処理の種類に対応できるよう、柔軟なウェブAPIにより構成される。また、ストレージ403やサービスログ409は、画像処理以外のアプリケーションでも利用することができる。また、共通コンポーネント群は、処理量に応じて、容易にスケールアウトできる仕組みになっている。
また、図5に示す例では、インフラストラクチャ群として、ファイアウォール401、ユーザマネジメント402、サービスモニタリング411、アクセスマネジメント413を含む。インフラストラクチャ群は、画像処理サービスの機能実現、セキュリティの保護、管理を行う。
アクセスマネジメント413は、契約アカウントがどのアプリケーションをどれぐらい利用できるかを管理する。ユーザマネジメント402と連携して、利用制限をファイアウォール内のウェブアプリケーションが容易に確認できる仕組みを提供する。
また、図5に示す例では、プラットフォームとして、Webサービス410を含む。プロットフォームは、Webサービス410のプラットフォームを提供する。
なお、前述した構成では、タスクフロント404と、タスクマスタ405とを別構成とすることで、MFP10からのアクセスと、タスクワーカー412からのアクセスとを分散させることができる。また、タスクフロント404を拡張可能とする構成にすることで、MFPの増加や、アクセスするアプリケーションの増加にも対応することができる。
<画像処理サービスの概要>
図6は、実施例1における画像処理サービスが提供するサービスの一例の概要を示す図である。まず、MFP10のOCRプラグイン501は、ユーザマネジメント402に対し、認証チケットの取得を試みる(1)。
OCRプラグイン501は、認証チケットを取得した場合は、HTTPSリクエストのヘッダに認証チケットを含ませて、OCR処理前のファイル(画像データ)をストレージ403にアップロードする(2)。なお、ファイルのアップロードは、タスクフロント404を介して行ってもよい。
また、OCRプラグイン501は、ファイルを保存したストレージ403の場所を示す位置情報を含むOCR処理要求(タスク)をタスクフロント404に行う(3)。次に、画像処理サービス側では、タスクフロント404は、OCR処理要求のタスクをタスクマスタ405に通知し、タスクキュー406にタスクを登録する(3.1)。
OCRワーカー407が、自身が処理できるタスクがないかをタスクマスタ405に問い合わせて(ポーリングして)、処理可能なタスクがあればタスクを取得する(3.2)。OCRワーカー407は、タスクからファイルの位置情報を取得し、ストレージ403から処理前のファイルを取得する(3.3)。
OCRワーカー407は、取得したファイルに対し、OCR処理を施し、処理済のファイルをストレージ403に保存する(3.4)。このとき、OCRワーカー407は、処理済のファイルを保存したストレージ403の場所を示す位置情報を記憶する。OCRワーカー407は、処理済のファイルの位置情報を含めてタスク終了通知をタスクマスタ405に行う(3.5)。
タスクマスタ405は、OCRワーカー407からタスク終了通知を受けると、サービスログ409に正常にタスクが終了したことをログとして残す(3.6)。
タスクマスタ405は、タスクログの保存が終了すると、タスク終了通知をタスクフロント404に行う(3.7)。
OCRプラグイン501は、タスクフロント404に対し、OCR処理が終了したかを問い合わせて(ポーリングして)、処理済ファイルのURL(位置情報)を取得する(4)。
OCRプラグイン501は、HTTPSリクエストに認証チケットを含めてストレージ403にアクセスし、位置情報が示す場所に保存される処理済ファイルを取得する(5)。
OCRプラグイン501は、ファイル取得の確認を行なった後、HTTPSリクエストに認証チケットを含めてタスクフロント404にアクセスし、タスクの削除申請を行う(6)。
これにより、MFP10は、自身ではCPUやメモリの制約上処理できない処理(例えばOCR)を、OCRプラグイン501を用いて画像処理サービスにOCR処理を依頼し、OCR処理済のファイル(画像データ)を取得することができる。このとき、画像処理サービス側ではユーザの処理は介在しない。
<ユーザ管理、認証処理の概要>
図7は、実施例1におけるユーザ管理、認証処理の一例の概要を示す図である。まず、MFP10は、ユーザマネジメント402にログインする(1)。ログイン情報としては組織情報「BB」、ユーザ名情報「CCC」、パスワードを含む。
図8は、ユーザマネジメント402で管理する各種テーブルの一例を示す図である。図8に示すように、ユーザマネジメント402は、組織テーブル、ユーザテーブル、ライセンステーブル、サービステーブル、セッションテーブルを管理する。
組織テーブルは、組織ID、組織名、住所を関連付けて記憶する。ユーザテーブルは、ユーザID、組織ID、ログイン名、パスワードを関連付けて記憶する。ライセンステーブルは、ライセンスID、ユーザID、サービスID、状態を関連付けて記憶する。
また、サービステーブルは、サービスIDとサービス名を関連付けて記憶する。セッションテーブルは、セッションIDとユーザIDとを関連付けて記憶する。
ユーザマネジメント402は、ログインしたMFP10に対し、認証トークン(セッションID)、組織ID(OrgID)、ユーザID(UserID)を含む認証チケットを送信する(2)。
このとき、ユーザマネジメント402は、ユーザIDと組織IDとを付加してハッシュを計算し、計算したハッシュをセッションIDとする。また、ハッシュ生成には、秘密鍵を利用することで改ざんを防ぐことができる。ここでは、ユーザID「15」と組織ID「3」とからハッシュを計算し、「abcdefgh」を認証トークンとする。ここで、ユーザマネジメント402は、図8に示すように、計算されたセッションIDとユーザIDとをセッションテーブルに記憶する。
MFP10のプラグイン102は、画像処理を画像処理サービスに依頼する場合、HTTPSリクエストに認証チケットを含めて、タスクフロント404にアクセスする(3)。
このとき、MFP10から画像処理サービスへの通信(外の通信)は、認証トークンを用いる。また、一意性だけが必要なアプリケーションは、IDを使い、ユーザマネジメント402への問合せを減らす(例えば、閲覧権限が作成者のみ)。
また、認証チケットは、HTTPSで暗号化されている上、ハッシュを計算してファイアウォール401により不正か否かチェックされる。よって、組織IDなどを変えた場合には改ざんを検知することができる。つまり、ファイアウォール401は、不正な認証チケットを含むアクセスを検出することができる。
次に、タスクフロント404は、認証チケットを用いて、ユーザ情報をユーザマネジメント402に問い合わせる(4)。このとき、タスクフロント404は、図8に示すライセンステーブルに対して、サービス利用の状態を問合せてもよい。
また、認証チケットには組織IDとユーザIDとが含まれているので、他の情報が必要なければ、タスクフロント404は、ユーザマネジメント402に問い合わせる必要はない。
ユーザマネジメント402は、タスクフロント404からユーザ情報の問合せがあった場合、組織名、ユーザ名を含むユーザ情報をタスクフロント404に出力する(5)。
タスクフロント404は、ユーザマネジメント402からユーザ情報を取得した場合、組織名、ユーザ名のユーザ情報そのものを画像処理サービス内の通信(内部通信)におけるHTTPリクエストのヘッダに付加する。さらに、内部通信であることを明確にするため、自身のアプリケーション名を付加する。タスクフロント404は、ユーザ情報そのものと、自身の識別情報(例えば、アプリケーション名、又はアプリケーションを実行する装置の識別情報など)をヘッダに追加してタスクの登録要求(リクエスト)をタスクマスタ405に行う(6)。
これにより、ユーザ情報そのものをやりとりするため、内部通信の度にユーザマネジメント402に問い合わせる必要がない。また、セキュリティを考慮して自身の識別情報を付加するため、リクエストを受信したアプリケーションは、ヘッダに含まれる識別情報をチェックすることで、内部からの通信であるかを判断することができる。このとき、画像処理サービス内部のアプリケーションは、内部の各アプリケーションの識別情報を保持しておく。
次に、OCRワーカー407は、タスクマスタ405から、(6)と同様の通信を行なって、タスクを取得し、ユーザ情報を取得する(7)。
OCRワーカー407は、取得した組織名「BB」、ユーザ名「CCC」の権限で、ストレージ403からファイルを取得し、処理後のファイルをストレージ403に書き込む(8)。なお、OCRワーカー407とストレージ403との通信においても(6)と同様の通信を行なう。
これにより、MFP10と画像処理サービスとの通信(外部通信)については、認証チケットを用いて安全に通信を行なうことができる。また、画像処理サービス内部の通信(内部通信)については、生のユーザ情報をHTTP拡張ヘッダに含めることで、ユーザマネジメント402への問合せを軽減でき、さらに、アプリケーションの識別情報をHTTP拡張ヘッダに含めることで、内部からの通信であるかをチェックでき、セキュリティを守ることができる。
<画像処理サービスの構成例>
図9は、画像処理サービスを構成する機器の一例を示す図である。図9に示す例では、ロードバランサー401とSSL暗号通信機能を有する情報処理装置61、サービスモニタリング411機能を有する情報処理装置62、ユーザマネジメント402、ストレージ403、タスクフロント404、タスクマスタ405、サービスログ409機能を有する情報処理装置63、64、DB651を備えるDBサーバ65、タスクワーカー412を備える情報処理装置66、67により、画像処理サービスを構成する。
DB651は、ユーザマネジメント402、ストレージ403、タスクフロント404、タスクマスタ405、サービスログ409の各テーブルを管理する。また、DB651は、各Webアプリケーションのバックエンドで機能するDBである。
なお、図9に示す例に限られることはなく、例えば、情報処理装置63、64はいずれか1つでもよく、また、3つ以上であってもよい。また、DBサーバ65は、2つ以上あってもよい。
<動作>
次に、実施例1における画像処理システムの動作について説明する。図10は、実施例1における画像処理サービスを利用した画像処理の一例を示すシーケンス図である。図10に示すステップS101において、プラグイン102が、認証チケットの取得を要求する。
なお、プラグイン102と画像処理サービスとの通信はHTTPSで行なわれる。よって、他のHTTPSリクエストを行う前に、認証チケット取得要求を行う。以降のリクエストを行なう場合は、リクエストに含まれるCookieヘッダに必ず認証チケットを含める。Cookieとは、HTTPにおけるWebサーバとウェブブラウザ間で状態を管理するプロトコルであり、また、そこで用いられるWebブラウザに保存された情報のことをいう。なお、前述した通り、画像処理サービス内部での通信には認証チケットは使わず、ユーザ情報そのものと例えばアプリケーション名とを用いる。
ステップS102において、プラグイン102は、ユーザマネジメント402から認証チケットを取得する。
ここで、図11は、認証チケット取得に係るリクエストとレスポンスの一例を示す図である。図11(A)は認証チケットの取得リクエストの一例を示す。図11(A)に示すように、リクエストのパラメータとして、組織名、ログイン名、パスワードが含まれる。図11(B)は、認証チケットの取得レスポンスの一例を示す。図11(B)に示すように、成功時には、Cookieに「service_tkt」が設定される。
図10に戻り、ステップS103において、タスクワーカー412は、タスクマスタ405に対し、自身の処理中以外は定期的にタスクの取得を試みる。ステップS104において、タスクマスタ405にタスクがなければ、タスクマスタ405は、タスクなしの通知をタスクワーカー412に行う。
ステップS105において、プラグイン102は、処理対象のファイルをタスクフロント404に出力し、ファイルのアップロードを要求する。ステップS106において、タスクフロント404は、ファイルをストレージ403にアップロードする。
ステップS107において、タスクフロント404は、アップロードしたファイルの情報を取得する。ファイルの情報には、ファイルの位置情報(ロケーション)が含まれる。ステップS108においてタスクフロント404は、プラグイン102に対し、ファイルのロケーションを通知する。
ここで、図12は、ファイルのアップロードに係るリクエストとレスポンスの一例を示す図である。図12(A)は、ファイルのアップロードに係るリクエストの一例を示す。図12(A)に示すように、リクエストのパラメータとして、ファイルコンテンツ、送信するファイル数、クライアントのジョブを特定する情報が含まれる。
図12(B)は、ファイルのアップロードに係るレスポンスの一例を示す。図12(B)に示すように、アップしたファイルのロケーションがレスポンスに含まれる。
なお、ファイルをアップロードする際、レスポンスで得られたファイルのロケーションは後述するタスク登録時に指定する。ファイル数が多い場合は、一回のタスク登録のために何回もファイルをアップロードすることが可能とする。
ファイルアップロードのアクセス制限として、タスクフロント404は、
・ 契約していない会社のアカウントではアップロード不可
・ アップロードされたファイルは、アップロードしたアカウントのみアクセス可
・ 有効期限の切れたファイルはアクセス不可
を設定することもできる。
図10に戻り、S109において、プラグイン102は、画像処理のタスクの登録要求をタスクフロント404に行う。
ステップS110において、タスクフロント404は、ユーザマネジメント402に対し、ユーザ情報、認可情報の取得要求を行う。ステップS111において、ユーザマネジメント402は、取得要求に対するユーザ情報、認可情報をタスクフロント404に出力する。
ステップS112−1において、タスクフロント404は、ユーザ情報とタスクが認可されているとの情報を取得した場合、タスクマスタ405にタスクを登録する。ステップS112−2において、タスクフロント404は、認可されないとの情報を取得した場合、プラグイン102にエラー通知を行う。
ステップS113において、タスクマスタ405は、登録したタスクの情報(タスク情報)をタスクフロント404に出力する。
ステップS114において、タスクフロント404は、プラグイン102に対し、タスク情報に含まれるタスクのロケーションを通知する。
ここで、図13は、タスク登録に係るリクエストとレスポンスの一例を示す図である。図13(A)は、タスク登録に係るリクエストの一例を示す。図13(A)に示すように、パラメータとして、アップロードしたファイルのロケーション、処理を行う画像処理のサービス名、画像処理の設定値を含む。また、ログ用として、ログインしているユーザ名やジョブID、クライアントの画像処理におけるアプリケーション名やバージョンなどをパラメータに含めてもよい。
図13(B)は、タスク登録に係るレスポンスの一例を示す。図13(B)に示すように、レスポンスは、登録タスクのロケーション、タスクの処理状況、タスク処理サービス名、タスク登録時間を含む。また、エラーの種類、エラーメッセージはタスク登録のエラー時にはレスポンスに含まれる。
なお、タスクを登録する際、タスクフロント404は、ファイルのロケーション、画像処理を行うためのオプション(例えば設定値など)、ログに必要な情報をタスクマスタ405に送信する。
タスク登録のアクセス制限として、タスクフロント404は、
・ 契約していない会社のアカウントではタスク登録不可
・ 契約アカウントが利用可能なサービスのみ登録可(ただし、利用制限枚数内)
・ 入力ファイルのURLがその会社のストレージをさしてない場合は登録不可
を設定することもできる。
図10に戻り、ステップS115において、プラグイン102は、タスクフロント404に対し、タスク終了まで定期的に状況をポーリングする。ステップS116において、プラグイン102は、タスクフロント404から、タスクの状況を取得する。
ここで、図14は、タスクのステータス取得に係るリクエストとレスポンスの一例を示す図である。図14(A)は、タスクのステータス取得に係るリクエストの一例を示す。図14(A)に示すように、タスクフロント404からタスクの処理状況を取得するリクエストが発行される。
図14(B)は、タスクのステータス取得に係るレスポンスの一例を示す。図14(B)に示すように、レスポンスは、登録タスクのロケーション、タスクの処理状況(処理中、成功して終了、処理エラーのいずれか)、出力ファイルのロケーション、タスク処理サービス名、タスク登録時間、タスク情報更新時間を含む。図14(B)に示す例では、処理中、成功して終了、処理エラーそれぞれの場合のレスポンスを示す。
プラグイン102は、登録したタスクの状況を定期的にポーリングし、タスク処理が終了するのを待つ。タスク処理が終了した場合には、出力ファイルのロケーションがレスポンスに含まれる。
タスクのステータス取得に係るアクセス制限として、タスクフロント404は、
・ 登録したアカウントではないアカウントではアクセス不可
・ 有効期限が切れたタスクへはアクセス不可
を設定することもできる。
図10に戻り、ステップS117において、タスクワーカー412は、タスクマスタ405に対してタスクの取得要求を行う。ステップS118において、タスクマスタ405は、タスク情報をタスクワーカー412に出力する。
ステップS119において、タスクワーカー412は、タスク情報に含まれるファイルのロケーションに基づいて、ストレージ403に対し、ファイルの取得要求を行う。ステップS120において、タスクワーカー412は、ロケーションが示すストレージ403の位置にある処理対象のファイルを取得する。ステップS121において、タスクワーカー412は、画像処理中に、タスク処理中の通知を定期的にタスクマスタ405に行う。
ステップS122において、プラグイン102は、タスクフロント404に対し、タスクの状況をポーリングする。ステップS123において、プラグイン102は、タスクフロント404から、タスクの状況を取得する。
ステップS124において、タスクワーカー412は、ファイルの画像処理が終了すると、処理済ファイルをストレージ403にアップロードする。ステップS125において、タスクワーカー412は、処理済ファイルのロケーションを取得する。
ステップS126において、タスクワーカー412は、タスク処理結果をタスクマスタ405に通知する。ステップS127において、タスクマスタ405は、タスクの処理結果をタスクフロント404に通知する。ステップS128において、タスクフロント404は、タスクマスタ405に対し、結果の登録が完了したことを通知する。
ステップS129において、タスクマスタ405は、タスクの終了をサービスログ409に記憶する。ステップS130、S131において、サービスログ409は、もし月初めであれば、ユーザマネジメント402から利用制限枚数を取得する。
ステップS132において、サービスログ409は、もし制限枚数を超えた場合は、認可ステータスを不可に変更する通知をユーザマネジメント402に行う。ステップS133において、サービスログ409は、ログを登録した場合、タスクマスタ405にログ登録が完了したことを通知する。
ステップS134において、タスクマスタ405は、ログ登録のOK/NG、又は次のタスク情報をタスクワーカー412に出力する。
ステップS135において、プラグイン102は、タスクフロント404に対し、タスクの状況をポーリングする。ステップS136において、プラグイン102は、タスクフロント404から、タスクの状況を取得する。ここでは、プラグイン102は、「成功して終了」のタスク結果を取得する。
ステップS137、S138において、プラグイン102は、タスク結果に含まれる出力ファイルのロケーションにある処理済ファイルをストレージ403から取得する。
ここで、図15は、出力ファイル取得に係るリクエストの一例を示す図である。図15に示すように、プラグイン102からタスク情報で指定されたURLにある処理済ファイルを取得するリクエストが発行される。この場合のレスポンスは処理済ファイルになる。
なお、出力ファイルの取得に係るアクセス制限として、ストレージ403は、
・ タスクを登録したアカウントでないアカウントでのアクセス不可
・ 有効期限が切れたファイルへのアクセス不可
を設定することもできる。
図10に戻り、ステップS139において、プラグイン102は、処理済ファイルの引き取り終了通知をタスクフロント404に行う。ステップS140において、タスクフロント404は、タスクマスタ405に対し、引き取り終了通知を行う。
ステップS141において、タスクマスタ405は、サービスログ409に対し、引き取りログを記録する。ステップS142において、サービスログ409は、ログ登録OKの通知をタスクマスタ405に行う。
ステップS143において、タスクフロント404は、ストレージ403に保存されている処理済ファイルに対し、有効期限の再登録を行う。
ステップS144において、タスクマスタ405は、タスクフロント404に対し、引き取り処理が完了したことを通知する。ステップS145において、タスクフロント404は、プラグイン102に対し、引き取り処理が完了したことを通知する。
ここで、図16は、引き取り終了通知に係るリクエストとレスポンスの一例を示す図である。図16(A)は、引き取り終了通知に係るリクエストの一例を示す図である。図16(A)に示すように、リクエストのパラメータとして、ステータスとファイル削除の期間を含む。
図16(B)は、引き取り終了通知に係るレスポンスの一例を示す図である。図16(B)に示すように、レスポンスは、登録タスクのロケーション、タスクの処理状況(received)、出力ファイルのロケーション、タスク処理サービス名、タスク登録時間、タスク情報更新時間を含む。
また、プラグイン102は、処理済ファイルを確実に取得できた場合、引き取り終了通知を行う。この処理を行うことで、すぐにタスク情報及びファイルを削除することができる。この引き取り通知がない場合は、予め決められた期間後にタスク情報及びファイルを削除するようにすればよい。
なお、引き取り終了通知に係るアクセス制限として、タスクフロント404は、
・ 登録したアカウントでないアカウントではアクセス不可
・ 処理終了前のタスクへのアクセス不可
・ 有効期限が切れたタスクへのアクセス不可
を設定することもできる。
以上、実施例1によれば、サービス提供側においてセキュリティと処理負荷とを考慮した通信を行なうことができる。また、実施例1によれば、MFP側で処理Aを実行する際、処理AにMFP側で処理できない処理Bを含んでいても、サービス提供側ではユーザは介在せずに処理Bを行う。MFPは、処理Bが実行されたデータを取得することで、処理Aを完了することができる。つまり、MFP側で実行した処理がサービス提供側でも処理が切れずに(ユーザが介在せずに)処理を完了させることができる。
[実施例2]
次に、実施例2における画像処理サービスについて説明する。実施例2では、サービス提供システムは、ストレージを含む蓄積管理装置を備える構成となっている。
<機能構成>
図17は、実施例2における画像処理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。図17に示すように、実施例2では、サービス提供システム内に、蓄積管理装置701を備える。蓄積管理装置701は、ユーザマネジメント402、ストレージ403、タスクフロント404、タスクマスタ405を含む。蓄積管理装置701は、OCRワーカー407を含んだりしてもよい。MFP10は、スキャナ721、プリントユニット722を含む。
図17に示す例では、MFP10は、取得した画像(例えば、スキャン画像)に対し、ワークフロー710に従って配信を行う。ワークフロー710は、例えば、画像処理を行って、印刷をするワークフローとする。画像処理は、例えば、スキャン画像に対してOCR処理を行って文書データに変換し、変換後の文書データに文書処理(例えば言語変換処理)を行う処理とする。このとき、MFP10は、ワークフローに含まれる画像処理機能を有していないとする。
まず、MFP10では、オペレーションパネル(例えば操作部17及び表示部18)でスキャン画像の送信先と、スキャン画像の処理内容とを選択させる画面を表示させる。図18は、MFPにおける表示画面の一例を示す図である。図18に示す画面領域801では、スキャン画像の送信先を選択させる選択ボックスが表示される。画面領域803では、スキャン画像に対する処理内容(例えば、ワークフロー)を選択させる選択ボックスが表示される。ユーザは、これらの画面領域から所望の選択先と処理内容とを選択する。図18に示す画面は、例えばワークフロー710がユーザに選択された後に表示される。このとき、変換後の言語は、画面領域803又は他の画面領域で選択されるようにしてもよい。また、選択された送信先は、蓄積管理装置701とする。
図17に戻り、MFP10から送信されたスキャン画像を処理要求と共にサービス提供システムに送信する。送信されたスキャン画像と処理要求は、ファイアウォール401を通過して蓄積管理装置701のストレージ403に格納される。蓄積管理装置701では、格納したスキャン画像に対して、処理要求に含まれるOCR処理及び言語変換処理のタスクをタスクキュー406に登録する。
OCRワーカー407は、タスクマスタ405に処理を問合せ、ストレージ403に蓄積されたスキャン画像を取得し、OCR処理を行ってスキャン画像を文書データに変換する。OCRワーカー407は、処理された文書データをストレージ403に格納する。なお、OCRワーカー407は、蓄積管理装置701に含まれる構成であってもよい。
トランスレーションワーカー702は、タスクマスタ405に処理を問合せ、ストレージ403から処理された文書データを取得し、言語変換処理を行って、言語変換された文書データをストレージ403に格納する。このとき、格納された位置情報は、タスクマスタ405を介してタスクフロント404に通知される。また、実施例2では、言語変換処理を、Webサービス410を用いて行ってよい。
タスクフロント404は、要求された画像処理の完了を保持する。このとき、タスクフロント404は、処理後のデータの位置情報を完了通知と共に関連付けて保持しておく。
次に、MFP10は、サービス提供システムに対し、処理が完了したかを問い合わせる(ポーリング)。具体的には、画像処理プラグイン711は、タスクフロント404に対して問合せを行い、処理されたデータが格納される位置情報(例えばURL)を取得する。
画像処理プラグイン711は、処理されたデータを取得し、印刷プラグインに出力する。MFP10は、印刷プラグインを実行することで、処理されたデータをプリントユニット(印刷手段)722により印刷する。
<サービスの概要>
図19は、実施例2におけるサービスの一例の概要を説明する図である。図19に示す例では、まず、MFP10は、オペレーションパネル上に、スキャン画像の送信先と、処理内容を表示する(図18参照)。
ここで、ユーザは、送信先としてサービス提供システム内の蓄積管理装置701、処理内容としてOCR後に言語変換を含むワークフローを選択したとする。次に、ユーザは文書をセットしてスキャンの実行ボタンを押下する。
スキャナ721は、スキャンの実行ボタンが押下されると、文書を読み取り、スキャン画像901を生成する。MFP10は、スキャン画像901が生成されると、ネットワークI/F部16(通信手段)を用いて、スキャン画像901と処理内容とをサービス提供システムに送信する。
サービス提供システムは、取得したスキャン画像901を処理内容に応じて処理を実行する。ここでは、サービス提供システムは、スキャン画像901に対しOCR処理を実行し、文書データ903を生成する。さらに、サービス提供システムは、文書データ903に対し、文書処理(例えば、言語変換処理)を実行する。例えば、サービス提供システムは、言語変換処理を実行する場合、日本語の文書データを英語の文書データに変換する。言語変換処理は、言語変換ソフトを用いたり、Webサービスの言語変換アプリケーションを用いたりして実行できる。
変換された文書データ905は、MFP10によりネットワークI/F部16を用いて取得される。MFP10は、取得した文書データ905に対しプリントユニット722を実行し、印刷データ907を出力する。
これにより、MFP10は、要求した処理に対して自装置で処理できない場合でもサービス提供システム側で処理を行わせることができ、このときユーザの介在を必要としない。また、MFP10は、要求した画像処理が行われたデータをサービス提供システムから自動で取得することができ、さらに取得したデータを自動で印刷することも可能になる。
<他のサービスの概要>
次に、実施例2におけるサービスの一つであるバックアップ処理について説明する。サービス提供システムに対し、記憶部の容量が少なく、CPUの処理能力が高くないなどのリソースが乏しいMFPが接続されることが考えられる。そこで、他のサービスでは、このようなMFP10の場合、MFP10内部では画像データを大量に保存できないため、他装置の格納部にバックアップをとるサービスを提供する。
MFP10は、例えばバックアップのワークフローが選択されると、バックアップ先のDB(データベース)をユーザに選択させる。DBはウェブサーバであってもよい。MFP10は、文書をスキャナ721によりスキャンし、スキャン画像を生成する。次に、MFP10は、サービス提供システムにスキャン画像と格納先の情報とを送信する。
サービス提供システムは、MFP10から取得したスキャン画像を、選択されたDBに送信する。DBは、受信したスキャン画像を格納する。サービス提供システムは、DBへの格納が完了しても、スキャン画像を保持しておく。
MFP10は、定期的に処理が完了したかをサービス提供システムに問合せ(ポーリング)、処理が完了していた場合、スキャン画像をサービス提供システムから取得する。MFP10は、取得されたスキャン画像に対しプリントユニット722を用いて、印刷データを出力する。
これにより、リソースが乏しいMFPを使用する場合でも、実施例2におけるサービスを利用すればスキャン画像のバックアップをとることができる。なお、リソースが乏しいMFP以外でも上述したバックアップサービスは適用可能である。
[変形例]
次に、画像処理システムの変形例について説明する。変形例では、実施例1や実施例2のサービス提供システムを直接的にまたは間接的に基幹システムに接続する。以下、実施例2のサービス提供システムを例にして変形例を説明する。基幹システムとは、企業の情報システムのうち、業務内容と直接に関わる販売や在庫管理、財務などを扱うシステムである。基幹システムでは、大量のデータを扱うため、迅速にデータを処理する必要がある。
<機能構成>
図20は、変形例における画像処理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。図20に示すように、画像処理システムは、基幹システム1001、サーバ1003、MFP10、サービス提供システムを含む。変形例では、基幹システム1001で注文を受けて発注したデータの管理の仕方の例について説明する。
図20に示す基幹システム1001で、製品の注文を受けたとする。基幹システム1001は、注文を受けた製品を関係部門へ発注する。このとき、基幹システム1001は、発注データにID(例えば発注番号)を付与してサーバ1003に送信する。発注データには、例えば注文日、発注日、顧客ID、製品番号などが含まれる。
サーバ1003は、発注データを取得すると、サービス提供システムに送信する。このとき、サーバ1003は、データの改ざんを防ぐため、QRコードなどに発注データを変更して送信してもよい。
また、基幹システム1001は、発注データに基づく発注書1005を作成し、関係部門でプリントアウトする。プリントアウトされた発注書は、MFP10によりスキャンされてワークフロー101に基づきサービス提供システムに送信される。また、MFP10は、配信サーバを用いて、発注書のスキャン画像をサービス提供システムに送信するようにしてもよい。
サービス提供システムに含まれる蓄積管理装置701は、サーバ1003から取得した発注データと、MFP10から取得した発注書のスキャン画像を関連付けて管理する。具体的には、蓄積管理装置701は、発注書のスキャン画像に対してOCR処理を行い、発注番号を取得する。蓄積管理装置701は、スキャン画像から取得した発注番号と、サーバ1003から取得した発注データに付与される発注番号との照合を行う。
蓄積管理装置701は、照合の結果、発注番号が一致した発注データとスキャン画像とを関連付けて記憶、管理する。蓄積管理装置701は、発注データ、又はスキャン画像のいずれか一つしかないデータをエラーデータとして蓄積、管理する。蓄積管理装置701は、エラーデータを管理者にメール送信したりすることができる。
図21は、発注に関する管理データの一例を示す図である。図21に示すように、管理データは、発注番号をキーとして、注文日、発注日、製品ID、顧客ID、画像が関連付けられる。なお、注文日、発注日、製品ID、顧客IDは発注データから取得され、画像は、スキャン画像を示す。スキャン画像のデータ形式は、TIFF、PDFなどの画像データや、OCR処理後の文書データでもよい。
また、蓄積管理装置701は、発注データがQRコードなどにデータ変換されている場合、バーコードワーカー408などにデータを読み取らせて発注番号を取得すればよい。
以上、変形例では、基幹システムにサービス提供システムを接続し、基幹システムから出力されるデータの管理を容易にかつ確実に行うことができる。
なお、実施例の画像処理サーバは、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置などの装置を備えており、ワークステーションや通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
実施例の画像処理サーバやMFPで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施例の画像処理サーバやのMFPで実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施例の画像処理サーバやMFPで実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、実施例の画像処理サーバやMFPで実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
実施例の画像処理サーバやMFPで実行されるプログラムは、前述した各手段を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各手段が主記憶装置上にロードされ、上記各手段が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、本発明は、上記実施例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。
10、20 MFP
30 画像処理サーバ
40 画像管理サーバ
50 DB
101 ワークフロー
102 プラグイン
401 ファイアウォール
402 ユーザマネジメント
403 ストレージ
404 タスクフロント
405 タスクマスタ
406 タスクキュー
407 OCRワーカー
408 バーコードワーカー
409 サービスログ
410 Webサービス
411 サービスモニタリング
特開2006−018640号公報 特開2002−252732号公報

Claims (6)

  1. ネットワークを介して画像形成装置とサービス提供システムとを接続し、画像処理を行う画像処理システムであって、
    画像形成装置からのログインを管理し、ログインした画像形成装置に認証チケットを発行するユーザ管理手段と、
    前記認証チケットを付加して画像データを含む画像処理要求を前記サービス提供システムに行うタスク要求手段と、
    前記画像処理要求の不正を検出する検出手段と、
    正当な前記画像処理要求を受信した後、前記ユーザ管理手段にユーザ情報を問い合わせて取得したユーザ情報に、前記サービス提供システムからの内部通信であることを示す識別情報を付加して、前記画像処理要求を行うタスク処理手段と、
    前記識別情報により内部通信であることを確認した後、前記タスク処理手段から取得した画像処理要求を示すタスクをタスクキューに保存し、1又は複数の画像処理手段から前記タスクに対する問合せを受けるタスク管理手段と、
    前記タスクキューに保存されたタスクが示す画像処理要求に対し、処理可能な画像処理要求を取得して画像処理を行う1又は複数の画像処理手段と、
    前記画像処理手段により処理された画像データを格納する格納手段と、
    前記処理された画像データの格納場所を指定して前記画像データを取得する取得手段と、
    を備える画像処理システム。
  2. 前記ユーザ管理手段は、
    前記認証チケットに、ユーザID、セッションIDを含め、
    前記タスク処理手段からの問合せに対し、セッションIDが正しければ、ユーザIDに対応するユーザ名を前記ユーザ情報に含める請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記タスク処理手段は、
    前記ユーザ情報と前記識別情報を拡張ヘッダに含めたHTTPリクエストを用いて前記タスク管理手段に前記画像処理要求を行う請求項2記載の画像処理システム。
  4. 前記画像処理手段は、
    前記タスク管理手段から前記HTTPリクエストに含まれる前記ユーザ情報を取得し、取得したユーザ権限により、画像処理を行った画像データを前記格納手段に格納する請求項3記載の画像処理システム。
  5. ネットワークを介して接続される画像形成装置からの画像処理要求を管理する画像処理装置であって、
    画像形成装置からのログインを管理し、ログインした画像形成装置に認証チケットを発行するユーザ管理手段と、
    正当な認証チケットを含む前記画像処理要求を受信した後、前記ユーザ管理手段にユーザ情報を問い合わせて取得し、該ユーザ情報を含めて前記画像処理要求を行うタスク処理手段と、
    前記タスク処理手段から取得した画像処理要求を示すタスクをタスクキューに保存し、1又は複数の画像処理手段から前記タスクに対する問合せを受けるタスク管理手段と、
    を備える画像処理装置。
  6. ネットワークを介して画像形成装置とサービス提供システムとを接続し、画像処理を行う画像処理システムにおける画像処理方法であって、
    画像形成装置からのログインを管理し、ログインした画像形成装置に認証チケットをユーザ管理手段により発行する発行ステップと、
    前記認証チケットを付加して画像データを含む画像処理要求を前記サービス提供システムに行うタスク要求ステップと、
    前記画像処理要求の不正を検出する検出ステップと、
    正当な前記画像処理要求を受信した後、前記ユーザ管理手段にユーザ情報を問い合わせて取得したユーザ情報に、当該サービス提供システム内部からの通信であることを示す識別情報を付加して、前記画像処理要求を行うタスク処理ステップと、
    前記識別情報により内部通信であることを確認した後、前記タスク処理ステップにより要求された画像処理要求を示すタスクをタスクキューに保存する保存ステップと、
    前記タスクキューに保存されたタスクが示す画像処理要求に対し、処理可能な画像処理要求を取得して画像処理を行う画像処理ステップと、
    前記画像処理ステップにより処理された画像データを格納手段に格納する格納ステップと、
    前記処理された画像データの格納場所を指定して前記画像データを取得する取得ステップと、
    を有する画像処理方法。
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