JP5481819B2 - サーバ管理装置及び情報処理システム、サーバ管理装置の制御方法並びにプログラム - Google Patents

サーバ管理装置及び情報処理システム、サーバ管理装置の制御方法並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、管理マネージャからの管理情報取得要求に応じて管理情報を送信する機能を有するサーバ管理装置及び情報処理システムサーバ管理装置の制御方法並びにプログラムの分野に関する。
情報処理装置であるサーバを管理する方法の1つとして、Simple Network Management Protocol(SNMP)と呼ばれるプロトコルを用いる方法がある。この方法では、管理される各サーバの管理情報は、オブジェクトと呼ばれ、オブジェクトID(OID:Object IDentificatoin)で識別される。管理されるサーバは、OIDをツリー構造として管理しているManagement Infomation Base(MIB:管理情報ベース)と呼ばれるデータベース(DB)を有している。管理マネージャは、各サーバのエージェントに管理情報取得要求を送信する。各サーバ上で動作するエージェントは、管理情報取得要求を受信すると、管理情報取得要求におけるOIDを基に、MIBを参照して、エージェントが動作するーバの管理情報を取得し、管理マネージャに送信する。これにより、管理マネージャは、サーバの管理情報を得ることができる。
このように、管理マネージャが直接サーバ管理を行う場合、管理マネージャが、管理対象の各サーバ上で動作するとともに、当該サーバを管理する必要がある。そのため、管理マネージャによるサーバ管理が煩雑となる恐れがある。そこで、管理マネージャとサーバとの間にサーバ管理部を設け、サーバ管理部により各サーバのエージェントを一元管理させ、管理マネージャはサーバ管理部へのアクセスのみで各サーバの管理情報を取得する技術が提案されている。
特開平7−334445号公報 特開2002−215479号公報 特開2002−14883号公報 特開平11−65951号公報 特開2006−23922号公報
ところで、サーバ管理部により各サーバを一元管理する1つの方法として、管理マネージャとサーバ管理部との間の通信プロトコルとしてSNMPを用い、サーバ管理部と各サーバとの間の通信プロトコルとしてもSNMPを用いる方法が考えられる。これは、SNMP機能に標準装備されているSNMPプロキシ機能を利用することで実現できる。このSNMPプロキシ(Simple Network Management Protocol Proxy)は、管理マネージャから受信したMIBの問い合わせ内容をプロトコル変換機能を用いて、問い合わせ対象の各OIDに対応するサーバにSNMPとは異なるプロトコルに変換して当該サーバへ問い合わせる機能を有する。又、SNMPプロキシは、その問い合わせに対する当該サーバからの応答をSNMPプロトコルに変換してSNMPマネージャへ返信する機能を有する。この場合、サーバ管理部は、各OIDに対応するサーバのIPアドレスなどが設定されたSNMPプロキシ設定ファイルを有している。サーバ管理部のエージェント(管理部エージェント)が起動すると、SNMPプロキシ設定ファイルからSNMPプロキシ設定が読み出される。管理部エージェントは、管理マネージャから送信された管理情報取得要求を受信すると、SNMPプロキシ設定を用いて、要求されたOIDに対応するサーバのIPアドレス等を取得し、要求されたOIDに対応するサーバのエージェントへSNMPとは異なるプロトコルを用いて管理情報取得要求を送信する。サーバのエージェントは、管理部エージェントより管理情報取得要求を受信すると、当該サーバのMIBを参照して管理情報を取得し、管理エージェントへSNMPプロトコルを用いて送信する。管理部エージェントは、受信した管理情報を管理マネージャへ転送する。
しかしながら、SNMPプロキシでは、管理対象のOIDに対応するサーバに対する問い合わせにおける上記SNMPとは異なるプロトコルとしてトランスポート層のプロトコルとしてUser Datagram Protocol(UDP)が用いられているため、サーバ管理部と各サーバ間の通信は信頼性に乏しいものとなる。また、SNMP非対応のサーバに対してはリアルタイムに管理情報を収集することができない。
さらに、SNMPプロキシ設定ファイルでは、各サーバの起動・停止に伴い、各OIDに対応するサーバのIPアドレスなどの設定の追加や削除といった変更が行われるが、このとき、変更をSNMPプロキシ設定ファイルに反映するため、管理部エージェントが再起動される。
そのため、管理マネージャが、あるサーバの管理情報を取得している最中において、当該管理情報の取得対象のサーバ以外の他のいずれかのサーバの再起動が発生すると、管理部エージェントも再起動してしまい、管理マネージャは管理情報を取得することができなくなる。また、このとき、管理部エージェントの起動及び停止の例外発生を通知するTRAP通知が管理部エージェントから管理マネージャへされる。従って、管理マネージャを用いて監視しているシステム管理者は、システムの仕様をよく理解していない場合、意図しないタイミングで管理部エージェントの停止が発生したと誤認して、不必要な保守作業(エージェントの状態確認、ログ調査等)を行う恐れがある。
また、サーバ管理部により各サーバを一元管理する他の方法として、管理マネージャとサーバ管理部との間の通信プロトコルとしてSNMPを用い、サーバ管理部と各サーバとの間の通信プロトコルとしてSNMP以外の他のプロトコルを用いる方法が考えられる。この場合には、サーバ管理部においてプロトコル変換が行われる。
しかしながら、SNMPプロキシ機能を有しない管理部エージェントがプロトコル変換を行えるようにする場合には、オープンソースとして標準化された機能を有する管理部エージェントに手を加える必要がある。管理部エージェントに手を加えた場合、管理エージェントの動作が変更されることにより、管理部エージェントが元々備えていた機能にも影響が出る可能性がある。そのため、システムの開発効率が低下する恐れがある。
本発明が解決しようとする課題には上記のようなものが一例として挙げられる。本発明は、サーバ管理部と各サーバとの間の通信プロトコルとしてSNMP以外の他のプロトコルを用いることができ、かつ、サーバの管理性及びシステムの開発性を向上させることが可能なサーバの管理装置を提供することを課題とする。
上記課題は、情報処理装置本体に接続されるとともに、当該情報処理装置本体の管理を行う管理装置によって解決され得る。情報処理本体は例えばサーバであり、管理装置は例えばサーバ管理部である。管理装置は、第1の処理部と、第2の処理部と、情報格納部と、を有する。第1の処理部は例えばマスターエージェントであり、第2の処理部は例えばサブエージェントである。情報格納部は例えばサーバ情報データベースである。第1の処理部は、情報処理装置本体と管理装置を有するシステムである第1の情報処理装置に、管理装置を介して接続される管理マネージャなどの第2の情報処理装置から、第1のプロトコルにより情報処理装置本体を識別する識別情報を含むデータ要求を受信する。ここで、第1のプロトコルとは、例えばSNMPプロトコルである。なお、「SNMP」といった場合には、SNMPv1、v2を指し示すものとする。情報格納部は、情報処理装置本体の宛先情報を格納する。第2の処理部は、第1の処理部からデータ要求を受信するとともに、識別情報に基づいて情報格納部から宛先情報を取得し、取得した宛先情報に対応する情報処理装置本体に、第2のプロトコルによりデータ要求を送信する第2の処理部を有する。宛先情報とは、例えば情報処理端末本体を示す識別子であり、第2のプロトコルとは、例えばTransmission Control Protocol/Internet Protocol(TCP/IP)や、Intelligent Platform Management Interface(IPMI)、SNMPv3などのSNMPプロトコル以外のプロトコルである。
上記課題は、情報処理装置本体と、当該情報処理装置本体の管理を行う管理装置を有する情報処理装置によって解決され得る。管理装置は、第1の処理部と、情報格納部と、第2の処理部と、を有する。第1の処理部は、情報処理装置本体と管理装置を有する第1の情報処理装置に、管理装置を介して接続される第2の情報処理装置から、第1のプロトコルにより情報処理装置本体を識別する識別情報を含むデータ要求を受信する。情報格納部は、情報処理装置本体の宛先情報と情報処理装置本体との間の通信における第1の通信設定情報を格納する。第2の処理部は、第1の処理部からデータ要求を受信するとともに、識別情報に基づいて情報格納部から宛先情報を取得し、取得した宛先情報に対応する情報処理装置本体に、第2のプロトコルによりデータ要求を送信する。情報処理装置本体は、情報処理装置本体の起動手順実行時又は停止手順実行時に、情報処理装置本体の宛先情報と情報処理装置本体との間の通信における第2の通信設定情報を第2の処理部に送信する設定情報送信部を有する。設定情報送信部は、例えば情報処理本体のエージェントである。
上記課題は、情報処理装置本体に接続されるとともに、情報処理装置本体の管理を行う管理装置の制御方法によっても解決され得る。管理装置の制御方法は、第1の処理部が、情報処理装置本体と管理装置を有する第1の情報処理装置に、管理装置を介して接続される第2の情報処理装置から、第1のプロトコルにより情報処理装置本体を識別する識別情報を含むデータ要求を受信するステップと、第2の処理部が、第1の処理部からデータ要求を受信するとともに、識別情報に基づいて情報格納部から宛先情報を取得し、取得した宛先情報に対応する情報処理装置本体に、第2のプロトコルによりデータ要求を送信するステップを有する。
上記課題は、情報処理装置本体に接続されるとともに、演算処理装置を有し、情報処理装置本体の管理を行う管理装置の制御プログラムによっても解決され得る。管理装置の制御プログラムは、演算処理装置に、第1の処理部が、情報処理装置本体と管理装置を有する第1の情報処理装置に、管理装置を介して接続される第2の情報処理装置から、第1のプロトコルにより情報処理装置本体を識別する識別情報を含むデータ要求を受信するステップと、第2の処理部が、第1の処理部からデータ要求を受信するとともに、識別情報に基づいて情報格納部から宛先情報を取得し、取得した宛先情報に対応する情報処理装置本体に、第2のプロトコルによりデータ要求を送信するステップを実行させる。
以上に説明した管理装置によれば、第2の情報処理装置との通信を行う第1の処理部とは別に設けられるとともに、管理対象の情報処理装置本体との通信を行う第2の処理部においてプロトコル変換が行われるため、第2の処理部と情報処理装置本体との間での通信プロトコルとして、第1のプロトコル以外の第2のプロトコルを用いることができる。また、第2の処理部が、第2のプロトコルで情報処理装置本体にデータ要求を送信するように構成されているので、第1の処理部には、プロトコル変換を行う機能を持たせる必要はなく、第1の処理部及び第2の処理部を互いに独立してアップデートする等、システムの開発性を向上させることができる。また、第1の処理部のプロキシ機能を用いないので、情報処理装置本体の宛先情報の取得が他の情報処理装置本体の状態によって影響を受けることがない。
また、以上説明した管理装置の制御方法及びプログラムによれば、上述した管理装置と同様の効果を享受することができる。
以下では、実施形態の一例について図面を参照しつつ説明する。
(サーバシステム)
まず、実施形態に係るサーバシステムについて図1を参照して説明する。図1は、実施形態に係るサーバシステムの一例を示す構成図である。
図1に示す情報処理システムとしてのサーバシステムは、システム5と管理マネージャ6とを有する。
システム5は、例えばブレードサーバのように、内部にサーバ管理部4と複数のサーバ1〜3とを有している。サーバ管理部4及び複数のサーバ1〜3はそれぞれ、独立した情報処理装置としてのコンピュータである。システム5では、サーバ管理部4が、システム5に属するサーバ1〜3を集中管理するサーバ管理装置として機能する。
管理マネージャ6は、CPU(Central Processing Unit)61と、ディスク62と、メモリ63とを有し、サーバ管理部4とNIC(Network Interface Card)を介して接続されている。管理マネージャ6では、マネージャソフト64が動作している。マネージャソフト64は、CPU61により実行されるプログラムである。管理マネージャ6は、マネージャソフト64を用いて、システム5におけるサーバ管理部4とUDP/SNMP(以下、単に「SNMP」と称する)プロトコルで通信を行う。なお、以下において、「SNMP」といった場合には、特に断りがない限り、SNMPv1又はSNMPv2のことを示すものとする。
サーバ管理部4は、CPU41と、補助記憶装置であるディスク42と、主記憶装置であるメモリ43とを有している。サーバ管理部4は、他のサーバとNICを介して接続されている。
サーバ管理部4では、マスターエージェント44とサブエージェント45とが動作している。マスターエージェント44とサブエージェント45とは、RFC2741(Request For Comments 2741)で規格化されている拡張されたSNMPエージェントである。ここで、エージェントは、CPUがプログラムを実行することにより動作するプロセスである。マスターエージェント44とサブエージェント45とは、CPU41がプログラムを実行することにより動作するプロセスである。マスターエージェント44と管理マネージャ6との間では、SNMPプロトコルで通信が行われる。マスターエージェント44とサブエージェント45との間では、例えば、Agent Extensibility(AgentX)プロトコルで通信が行われる。AgentXプロトコルは、RFC2741で規格化されている拡張されたSNMPエージェントのためのプロトコルである。
ディスク42には、サーバ情報データベース47とMIB46とが記憶されている。サーバ情報データベース47のテーブルには、サーバ1〜3との通信プロトコルを含む、サーバ1〜3との通信に必要な通信設定情報が格納されている。サブエージェント45は、サーバ情報データベース47のテーブルに格納された通信設定情報に基づいて、AgentXプロトコルからTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等の各種プロトコルへとプロトコル変換を行い、サーバ1〜3と通信を行う。
サーバ1は、CPU11と、MIB16が記憶されたディスク12と、メモリ13とを有し、サーバ管理部4とNICを介して接続されている。サーバ1では、エージェント14が動作している。エージェント14は、CPU11がプログラムを実行することにより動作するプロセスである。エージェント14は、通信処理部141と、OID解析部142と、情報取得部143とを有している。エージェント14は、サーバ管理部4のサブエージェント45とTCP/IPで通信を行う。TCPはパケットごとの着信を確認して送信するプロトコルである。それに対し、SNMPのトランスポート層のプロトコルであるUDPはパケットを相手先に送信するだけのプロトコルである。従って、サーバ管理部4とサーバ1との間では、SNMPで通信が行われる場合と比較して、信頼性の高い通信が行われる。
サーバ2は、CPU21と、MIB26が記憶されたディスク22と、メモリ23とを有し、サーバ管理部4とNICを介して接続されている。サーバ2では、エージェント24が動作している。エージェント24は、がプログラムを実行することにより動作するプロセスである。エージェント24は、情報取得部241を有している。エージェント24は、サーバ管理部4のサブエージェント45とIntelligent Platform Management Interface(IPMI)プロトコルで通信を行う。IPMIは、例えば、温度、電圧、ファン動作、および電力供給といったサーバの物理的な状態の監視やリモート制御を行うための情報をやりとりするためのプロトコルである。従って、サーバ管理部4とサーバ2との間のプロトコルをIPMIとすることにより、サーバ2の物理的な状態の監視や、リモート制御を行うための情報をやりとりすることが可能となる。
サーバ3は、CPU31と、MIB36が記憶されたディスク32と、メモリ33とを有し、サーバ管理部4とNICを介して接続されている。サーバ3では、マスターエージェント34とサブエージェント35とが動作している。マスターエージェント34とサブエージェント35とは、CPU31がプログラムを実行することにより動作するプロセスである。マスターエージェント34とサブエージェント35との間では、AgentXプロトコルで通信が行われる。マスターエージェント34は、サーバ管理部4のサブエージェント45とUDP/SNMPv3プロトコルで通信を行う。SNMPv3は、SNMPのパケットを認証・暗号化する機能を有するプロトコルである。従って、サーバ管理部4とサーバ3との間では、SNMP(SNMPv1、v2)で通信が行われる場合と比較して、セキュリティ機能が強化された通信が行われる。
次に、図1に示すサーバシステムにおける管理情報の要求及び応答の大まかな流れについて説明する。
管理マネージャ6は、各サーバ1〜3の管理情報の取得要求を示すデータである管理情報の要求データを、SNMPでサーバ管理部4のマスターエージェント44に送信する。ここで、管理情報の要求データは、送信先のサーバ及び取得したい管理情報を指定するOIDを有する。
図2(a)は、管理マネージャ6のMIB66及びサーバ管理部4のMIB46のそれぞれに定義されるOIDのツリー構造の一例である。
管理マネージャは、図2(a)に示されるOIDのツリー構造を有するMIB66を参照して、管理情報の要求データのOIDを指定する。ここで、図2(a)に示すように、管理マネージャ6が指定するOIDは、標準MIBと拡張MIBとに分類される。標準MIBは、管理情報の要求データの送信先のサーバ(ここではサーバ管理部4)が有する標準的なインターフェースや内部情報を取得するために予め定義されたOIDである。拡張MIBは、ベンダーなどが独自に定義可能なように拡張されたOIDである。「enterprises」以下のツリーで示されるOIDは拡張MIBである。マスターエージェント44からサブエージェント45に管理情報の要求データを送信する場合には、管理マネージャ6は、管理情報の要求データのOIDを拡張MIBで指定する。例えば、管理マネージャ6は、サーバ1のオペレーティングシステム(OS)の名前を取得したい場合には、MIB66を参照して、管理情報の要求データのOIDを上記のツリーにおけるパスで指定される、各階層に示される数字をピリオドで区切ることにより、「enterprises.211.1.31.1.2.1.10」と指定する。また、管理マネージャ6は、サーバ1のOSのバージョンの情報を取得したい場合には、MIB66を参照して、同様に管理情報の要求データのOIDを「enterprises.211.1.31.1.2.1.11」と指定する。
なお、図2(b)は、サーバ1〜3のMIB16、26、27のそれぞれに共通に定義されるOIDのツリー構造の一例である。図2(b)で示すように、サーバ1〜3のMIB16、26、27のそれぞれに共通に定義されるOIDでは、図2(a)で示すOIDと異なり、サーバを示す値「1」、「2」、「3」が共通の値「100」に置き換えられている。
マスターエージェント44は、管理情報の要求データのOIDがサーバ1〜3のいずれかのOIDとなっていると判定した場合には、管理情報の要求データをサブエージェント45に送信する。マスターエージェント44は、管理情報の要求データをサブエージェント45に送信する際に、管理情報の要求データのプロトコルをSNMPからAgentXに変換する。
サブエージェント45は、マスターエージェント44より受信した管理情報の要求データをサーバ1〜3に送信する。このとき、サブエージェント45は、管理情報の要求データのOIDを基に、サーバ情報データベース47より送信先のサーバの通信設定情報を取得し、取得した通信設定情報を基に、管理情報の要求データのプロトコル変換を行う。例えば、管理情報の要求データをサーバ1に送信する場合には、サブエージェント45は、管理情報の要求データのプロトコルをAgentXからTCP/IPに変換して送信する。管理情報の要求データをサーバ2に送信する場合には、サブエージェント45は、管理情報の要求データのプロトコルをAgentXからIPMIに変換して送信する。管理情報の要求データをサーバ3に送信する場合には、サブエージェント45は、管理情報の要求データのプロトコルをAgentXからSNMPv3に変換して送信する。
また、このとき、サブエージェント45は、プロトコル変換を行うとともに、図2(a)に示した管理情報の要求データのOIDを、図2(b)に示した各サーバ1〜3のMIB12、26、36で共通に定義されたOIDにプロキシ変換する。例えば、マスターエージェント44より受信した管理情報の要求データのOIDが「enterprises.211.1.31.1.2.1.10」となっている場合、サブエージェント45は、送信先のサーバ1を示す「1」を「100」に置き換える。即ち、サブエージェント45は、管理情報の要求データのOIDを「enterprises.211.1.31.1.2.100.10」に変換してサーバ1に送信する。このようにすることで、送信先の各サーバ1〜3のエージェントはそれぞれ、各サーバ1〜3が有するMIB16、26、36を参照することにより、要求されている管理情報を取得することができる。
サーバ1において、エージェント14は、サーバ管理部4のサブエージェント45より管理情報の要求データを受信すると、受信した管理情報の要求データのOIDを基に、MIB16を参照してサーバ1の管理情報を取得する。そして、エージェント14は、取得したサーバ1の管理情報を応答データとしてサブエージェント45に送信する。具体的には、これらの制御は、エージェント14における通信処理部141、OID解析部142、情報取得部143により行われる。具体的には、通信処理部141は、送受信されるTCP/IPパケットの通信処理を行う。OID解析部142は、MIB16を参照して、管理情報の要求データにおけるOIDの解析を行う。情報取得部143は、OID解析部142の結果を基に、サーバ1の管理情報の取得を行う。
サーバ2において、エージェント24は、サーバ管理部4のサブエージェント45より管理情報の要求データを受信すると、受信した管理情報の要求データのOIDを基に、MIB26を参照してサーバ2の管理情報を取得する。そして、エージェント24は、取得した管理情報を応答データとしてサブエージェント45に送信する。具体的には、これらの制御は、エージェント24における情報取得部241が、受信した管理情報の要求データのOIDを基に、MIB26を参照してサーバ2の管理情報を取得することにより行われる。
サーバ3において、マスターエージェント34は、サーバ管理部4のサブエージェント45より管理情報の要求データを受信すると、当該管理情報の要求データのプロトコルをAgentXに変換してサブエージェント35に送信する。サブエージェント35は、受信した管理情報の要求データのOIDを基に、MIB36を参照してサーバ3の管理情報を取得する。そして、サブエージェント35は、取得した管理情報を応答データとしてマスターエージェント34に送信する。マスターエージェント34は、サブエージェント35より受信した管理情報の応答データのプロトコルを、AgentXからSNMPv3に変換してサーバ管理部4のサブエージェント45に送信する。
サーバ管理部4において、サブエージェント45は、サーバ1〜3より送信されてきた管理情報の応答データのプロトコルを、サーバ1〜3との各種の通信プロトコル(TCP/IP、IPMI、SNMPv3)からAgentXに変換して、マスターエージェント44に送信する。マスターエージェント44は、サブエージェント45より受信した管理情報の応答データのプロトコルを、AgentXからSNMPに変換して、管理マネージャ6に送信する。管理マネージャ6は、受信した管理情報の応答データを基に、各サーバ1〜3の管理情報を得ることができる。
実施形態に係るサーバシステムによれば、管理マネージャ6は、サーバ管理部4とSNMPで通信することにより、サーバ管理部4と接続されたサーバ1〜3の管理情報を取得することができる。
(マスターエージェント及びサブエージェントの構成)
次に、マスターエージェント44及びサブエージェント45の具体的な構成について図3、図4を用いて説明する。
図3は、マスターエージェント44及びサブエージェント45の具体的な構成の一例を示す模式図である。
まず、マスターエージェント44の構成について説明する。マスターエージェント44は、SNMP通信部441と、OID判定部442と、プロトコル変換部443と、AgentX通信部444とを有する。
SNMP通信部441は、管理マネージャ6とSNMPプロトコルで通信を行う。具体的には、SNMP通信部441は、管理マネージャ6より管理情報の要求データを受信するとともに、処理の依頼のあった管理情報の応答データを管理マネージャ6に送信する。
OID判定部442は、管理マネージャ6より受信した管理情報の要求データのOIDを基に、当該管理情報の要求データをどこに送信するかを判定する。例えば、OID判定部442は、管理マネージャ6より受信した管理情報の要求データのOIDが標準MIBとなっている場合には、サーバ管理部4の管理情報が要求されているものと判断して、情報取得部445に処理を依頼する。この場合、情報取得部445は、管理情報の要求データのOIDを基に、MIB46を参照してサーバ管理部4の管理情報を取得し、取得した管理情報を応答データとして処理をSNMP通信部441に依頼する。
ここで、メモリ43には、各サーバ1〜3を識別可能なように定義されたOIDが登録されている。OID判定部442は、管理情報の要求データのOIDが、拡張MIBで、かつ、メモリ43に登録された各サーバ1〜3のいずれかのOIDとなっている場合には、各サーバ1〜3についての管理情報が要求されているものと判断する。この場合、OID判定部442は、当該管理情報の要求データの送信先をサブエージェント45と決定し、当該管理情報の要求データの処理をプロトコル変換部443に依頼する。
一方、OID判定部442は、管理情報の要求データのOIDが、拡張MIBで、かつ、メモリ43に登録された各サーバ1〜3のいずれかのOIDに該当しない場合には、標準MIBでは定義されていないサーバ管理部4の管理情報を取得するものと判断する。この場合、OID判定部442は、管理情報の要求データの送信先を、サブエージェント45とは異なる別のサブエージェント45aと決定し、当該管理情報の要求データの処理をプロトコル変換部443に依頼する。ここで、サブエージェント45aは、標準MIBで定義されていないサーバ管理部4の管理情報を取得するためのエージェントであり、各サーバ1〜3に対して管理情報の要求データを転送するためのサブエージェント45とは全く異なる役割を有する。
プロトコル変換部443は、管理情報の要求データのプロトコルをSNMPからAgentXへと変換してパケットを生成し、生成したパケットの処理をAgentX通信部444に依頼する。また、プロトコル変換部443は、AgentX通信部444で受信した管理情報の応答データのプロトコルをAgentXからSNMPへと変換してパケットを生成し、生成したパケットの処理をSNMP通信部441に依頼する。
AgentX通信部444は、サブエージェント45、45aとAgentXプロトコルで通信を行う。AgentX通信部444は、処理の依頼のあった管理情報の要求データを、OID判定部442において決定された送信先に基づいて、サブエージェント45、45aのいずれかに送信する。また、AgentX通信部444は、サブエージェント45、45aからの管理情報の応答データを受信する。
サブエージェント45aは、受信した管理情報の要求データを基に、MIB46を参照して、標準MIBで定義されていないサーバ管理部4の管理情報を取得し、取得した管理情報を応答データとしてマスターエージェント44に送信する。
次に、サブエージェント45の構成について説明する。サブエージェント45は、AgentX通信部451と、OID登録部452と、転送先情報取得部453と、サーバ状態確認部454と、データ変換部455と、サーバ通信部456と、サーバ情報収集部457とを有する。
AgentX通信部451は、マスターエージェント44とAgentXプロトコルで通信を行う。AgentX通信部451は、マスターエージェント44より管理情報の要求データを受信するとともに、処理の依頼のあった管理情報の応答データをマスターエージェント44に送信する。
OID登録部452は、サブエージェント45の起動時において、各サーバ1〜3を識別可能なように定義されたOIDをメモリ43に登録する処理を行う。これにより、マスターエージェント44のOID判定部442は、各サーバ1〜3を識別することが可能となり、各サーバ1〜3の管理情報の要求データを管理マネージャ6より受信した場合に、当該要求データをサブエージェント45へ送信することが可能となる。
転送先情報取得部453は、サーバ情報データベース47のテーブルより、管理情報の要求データのOIDに示されるサーバについてのサーバ情報を取得する処理を行う。
ここで、サーバ情報データベース47のテーブルに格納されるサーバ情報について、図4を用いて説明する。
図4は、サーバ情報データベース47のテーブルに格納されるサーバ情報の一例を示す図表である。
図4に示す例では、サーバ情報データベース47のテーブルには、サーバ情報として、「識別子」、「OID」、「状態情報」、「IPアドレス」、「通信方式」、「認証方式」、「暗号化方式」、「アカウント」、「パスワード」の各項目についての情報が格納されている。
「識別子」とはサーバ管理部4と接続されている各サーバ1〜3の名称を示し、「OID」とは各サーバ1〜3のOIDを示している。「識別子」と「OID」に格納される情報は、予め、互いに対応付けられてファイルに記録されており、サブエージェント45の起動時に当該ファイルから取得され、サーバ情報データベース47のテーブルに格納される。
「状態情報」、「IPアドレス」、「通信方式」、「認証方式」、「暗号化方式」、「アカウント」、「パスワード」の各項目についての情報は、各サーバ1〜3の「OID」と対応付けられて、サーバ情報データベース47のテーブルに格納されている。
「状態情報」とは、各サーバ1〜3が起動しているか、又は、停止しているかの状態を示す情報である。図4に示す例では、「状態情報」の情報として、各サーバ1〜3が起動している場合には「RUNNING」が格納され、各サーバ1〜3が停止している場合には「OFF」が格納される。従って、図4に示す例では、サーバ1、3が起動中であり、サーバ2が停止していることが分かる。
「IPアドレス」は、各サーバ1〜3のNICに設定されたIPアドレスを示している。「通信方式」は、サーバ管理部4と各サーバ1〜3との間の通信プロトコルを示している。「認証方式」、「暗号化方式」はそれぞれ、サーバ管理部4と各サーバ1〜3との間における通信の認証方式、暗号化方式を示している。「アカウント」、「パスワード」は、サブエージェント45が各サーバ1〜3にアクセスする際におけるアカウント情報を示している。つまり、「IPアドレス」、「通信方式」、「認証方式」、「暗号化方式」、「アカウント」、「パスワード」の各情報は、サブエージェント45が各サーバ1〜3と通信を行うのに必要な通信設定情報である。つまり、サーバ情報データベース47のテーブルに格納されているサーバ情報は、サーバの状態を示す状態情報と、サブエージェント45が各サーバ1〜3と通信を行うのに必要な通信設定情報とに大別される。
図3に戻り、説明を続けると、サーバ状態確認部454は、転送先情報取得部453により取得されたサーバ情報における「状態情報」を基に、管理情報の要求データのOIDに示されるサーバの状態を確認する処理を行う。サーバ状態確認部454は、当該サーバが停止していると判定した場合には、当該サーバが停止していることを示すエラー応答データを生成し、生成したエラー応答データの処理をAgentX通信部451に依頼する。一方、サーバ状態確認部454は、当該サーバが起動中であると判定した場合には、管理情報の要求データの処理をデータ変換部455に依頼する。
データ変換部455は、取得されたサーバ情報における「通信方式」を基に、管理情報の要求データを、AgentXプロトコルから、求められた通信方式のプロトコルにプロトコル変換してパケットを生成する。その際、データ変換部455は、サーバ情報における「通信方式」以外の通信設定情報、即ち、「IPアドレス」、「認証方式」、「暗号化方式」、「アカウント」、「パスワード」の各情報を付加して当該パケットを生成する。また、このとき、データ変換部455は、図2(a)で示されている管理情報の要求データのOIDを、図2(b)に示した各サーバ1〜3のMIBで共通に定義されたOIDにプロキシ変換する。そして、データ変換部455は、変換された管理情報の要求データの処理をサーバ通信部456に依頼する。
また、データ変換部455は、サーバ通信部456で受信した管理情報の応答データを、各サーバ1〜3の通信設定情報を基に、各種のプロトコル(TCP/IP、IPMI、SNMPv3)からAgentXに変換してパケットを生成する。そして、データ変換部455は、生成した管理情報の応答データのパケットの処理をAgentX通信部451に依頼する。
サーバ通信部456は、処理の依頼のあった管理情報の要求データのパケットを各サーバ1〜3へ送信するとともに、各サーバ1〜3からの管理情報の応答データを受信する処理を行う。また、サーバ通信部456は、各サーバ1〜3の起動時及び停止時において、それぞれのサーバより通知されるサーバ情報を受信する処理も行う。具体的には、各サーバ1〜3のエージェントは、それぞれのサーバのブートシーケンスにおいて、サーバの起動を示す状態情報や通信設定情報をサーバ情報のデータとしてサーバ通信部456に送信する。各サーバ1〜3のエージェントは、それぞれのサーバのシャットダウンシーケンスにおいて、サーバが完全に停止する前にサーバの停止を示す状態情報をサーバ情報のデータとしてサーバ通信部456に送信する。サーバ通信部456は、これらのサーバ情報のデータを受信する。
サーバ情報収集部457は、サーバ通信部456が受信したサーバ情報を、サーバ情報データベース47のテーブルに格納する処理を行う。これにより、サーバ情報データベース47のテーブルにおけるサーバ情報は動的に更新される。
(管理情報取得要求時におけるサブエージェントの制御処理)
次に、管理マネージャ6より各サーバ1〜3の管理情報取得要求時におけるサブエージェント45の制御処理について図5を用いて説明する。
図5は、管理情報取得時におけるサブエージェントの制御処理を示すフローチャートである。
まず、サーバ1の管理情報取得要求時におけるサブエージェント45の制御処理について説明する。ここでは、サーバ1のOS名情報の取得を要求する例について説明する。この場合、先にも述べたように、管理マネージャ6は、図2(a)に示すOIDのツリー構造を有するMIB66を参照して、OIDを「enterprises.211.1.31.1.2.1.10」と指定した管理情報の要求データを、サーバ管理部4のマスターエージェント44へ送信する。マスターエージェント44は、受信した管理情報の要求データのプロトコルを、SNMPからAgentXへと変換してサブエージェント45へ送信する。サブエージェント45は、AgentX通信部451にて管理情報の要求データを受信する(ステップS101)。
AgentX通信部451が管理情報の要求データを受信すると、転送先情報取得部453はサーバ情報データベース47のテーブルに排他ロックをかける(ステップS102)。
これは、転送先情報取得部453によるサーバ情報の取得の最中に、サーバ情報収集部457により更新が行われてデータ矛盾が生じるのを防ぐためである。転送先情報取得部453は、サーバ情報データベース47のテーブルに排他ロックをかけた後、管理情報の要求データのOIDに対応する転送先のサーバ情報を、サーバ情報データベース47のテーブルを検索することにより取得する(ステップS103)。ここでは、転送先情報取得部453は、管理情報の要求データのOIDたる「enterprises.211.1.31.1.2.1.10」と、サーバ情報データベース47のテーブルにおける各サーバ1〜3の「OID」とを比較する。そして、転送先情報取得部453は、管理情報の要求データのOIDにおけるサーバを示す部分(enterprises.211.1.31.1.2.1)と一致したサーバ1のサーバ情報を検出して取得する。この場合、転送先情報取得部453は、サーバ1における、「状態情報」、「IPアドレス」、「暗号化方式」、「パスワード」の各情報を取得する(図4参照)。転送先情報取得部453は、管理情報の要求データのOIDに対応するサーバ情報を検出した後、サーバ情報データベース47のテーブルの排他ロックを解除する(ステップS104)。
サーバ状態確認部454は、転送先情報取得部453により取得されたサーバ情報における「状態情報」を基に、転送先のサーバの状態を確認する(ステップS105)。サーバ状態確認部454は、転送先のサーバの状態が起動していると判定した場合には(ステップS106:Yes)、ステップS107の処理へ進む。一方、サーバ状態確認部454は、転送先のサーバの状態で停止していると判定した場合には(ステップS106:No)、ステップS111の処理へ進む。ここでは、サーバ1の「状態情報」が「RUNNING」となっているので、サーバ状態確認部454は、サーバ1が起動中であると判定して、ステップS107の処理へ進む。
ステップS107において、データ変換部455は、転送先情報取得部453により取得されたサーバ情報を基に転送先の通信方式を確認し、管理情報の要求データをAgentXから転送先の通信方式にプロトコル変換してパケットを生成する。ここでは、データ変換部455は、サーバ情報の「通信方式」より転送先の通信方式がTCP/IPであることを確認して、管理情報の要求データのプロトコルをAgentXからTCP/IPに変換してパケットを生成する。その際、データ変換部455は、「IPアドレス」、「暗号化方式」、「パスワード」の各情報を付加して当該パケットを生成する。また、データ変換部455は、当該パケットを生成する際に、管理情報の要求データのOIDを各サーバ1〜3共通のOIDにプロキシ変換する。具体的には、データ変換部455は、管理情報の要求データのOID「enterprises.211.1.31.1.2.1.10」におけるサーバ1を示す「1」を各サーバ共通の「100」に置き換えることで「enterprises.211.1.31.1.2.100.10」に変換する。
サーバ通信部456は、データ変換部455にて生成されたパケットを転送先のサーバへ送信する(ステップS108)。ここでは、サーバ通信部456は、管理情報の要求データのパケットをサーバ1へ送信する。サーバ1のエージェント14は、サーバ管理部4からの管理情報の要求データのパケットを通信処理部141にて受信すると、管理情報の要求データのOIDの解析をOID解析部142にて行う。OID解析部142は、管理情報の要求データのOIDである「enterprises.211.1.31.1.2.100.10」を基に、MIB16を参照して、要求されているのが「os name」であることを検出する。そして、情報取得部143は、サーバ1のOS名情報をOSより取得し、取得したOS名情報を管理情報の応答データとして通信処理部141に応答依頼を行う。通信処理部141は、管理情報の応答データをTCP/IPでサーバ管理部4へ送信する。
サーバ通信部456は、サーバ1より送信された管理情報の応答データを受信する(ステップS109)。その後、データ変換部455は、転送先情報取得部453により取得されたサーバ情報を基に転送先の通信方式を確認し、管理情報の応答データを転送先の通信方式からAgentXにプロトコル変換してパケットを生成する(ステップS110)。ここでは、データ変換部455は、管理情報の応答データをTCP/IPからAgentXにプロトコル変換してパケットを生成する。当該パケットが生成された後、データ変換部455は、AgentX通信部451に対し、生成された管理情報の応答データのパケットの処理依頼を行う。AgentX通信部451は、管理情報の応答データをマスターエージェント44へ送信して(ステップS112)、サブエージェント45による制御処理は終了する。この後、マスターエージェント44は、サブエージェント45より受信した管理情報の応答データを管理マネージャ6に送信する。これにより、管理マネージャ6は、目的の管理情報、ここでは、サーバ1のOS名情報を取得することができる。
次に、サーバ2の管理情報取得要求時におけるサブエージェント45の制御処理について説明する。ここでも、サーバ2のOS名情報の取得を要求する例について説明する。この場合、管理マネージャ6は、図2(a)に示すOIDのツリー構造を有するMIB66を参照して、OIDを「enterprises.211.1.31.1.2.2.10」と指定した管理情報の要求データを、サーバ管理部4のマスターエージェント44へ送信する。マスターエージェント44は、受信した管理情報の要求データのプロトコルを、SNMPからAgentXへと変換してサブエージェント45へ送信する。サブエージェント45は、AgentX通信部451にて管理情報の要求データを受信する(ステップS101)。
AgentX通信部451が管理情報の要求データを受信すると、転送先情報取得部453はサーバ情報データベース47のテーブルに排他ロックをかける(ステップS102)。そして、転送先情報取得部453は、管理情報の要求データのOIDたる「enterprises.211.1.31.1.2.2.10」と、サーバ情報データベース47のテーブルにおける各サーバ1〜3の「OID」とを比較することにより、サーバ2(enterprises.211.1.31.1.2.2)のサーバ情報を検出して取得する。転送先情報取得部453は、管理情報の要求データのOIDに対応するサーバ情報を検出した後、サーバ情報データベース47のテーブルの排他ロックを解除する(ステップS104)。
サーバ状態確認部454は、転送先情報取得部453により取得されたサーバ情報を基に、転送先のサーバの状態を確認し(ステップS105)、転送先のサーバの状態が起動しているか否かを判定する(ステップS106)。ここでは、サーバ状態確認部454は、サーバ2の「状態情報」が「OFF」となっているので(図4参照)、サーバ2は停止中であると判定して、ステップS111の処理へ進む。
サーバ状態確認部454は、サーバ2が停止していることを示すエラー応答データを生成して(ステップS111)、AgentX通信部451へ応答依頼を行う。AgentX通信部451は、エラー応答データをマスターエージェント44へ送信して(ステップS112)、サブエージェント45による制御処理は終了する。この後、マスターエージェント44は、サブエージェント45より受信したエラー応答データを管理マネージャ6に送信する。これにより、管理マネージャ6は、サーバ2が停止していることを認識することができる。
次に、サーバ3の管理情報取得要求時におけるサブエージェント45の制御処理について説明する。ここでも、サーバ3のOS名情報の取得を要求する例について説明する。
この場合、管理マネージャ6は、図2(a)に示すOIDのツリー構造を有するMIB66を参照して、OIDを「enterprises.211.1.31.1.2.3.10」と指定した管理情報の要求データを、サーバ管理部4のマスターエージェント44へ送信する。マスターエージェント44は、受信した管理情報の要求データのプロトコルを、SNMPからAgentXへと変換してサブエージェント45へ送信する。サブエージェント45は、AgentX通信部451にて管理情報の要求データを受信する(ステップS101)。
AgentX通信部451が管理情報の要求データを受信すると、転送先情報取得部453はサーバ情報データベース47のテーブルに排他ロックをかける(ステップS102)。そして、転送先情報取得部453は、管理情報の要求データのOIDたる「enterprises.211.1.31.1.2.3.10」と、サーバ情報データベース47のテーブルにおける各サーバ1〜3の「OID」とを比較することにより、サーバ3(enterprises.211.1.31.1.2.3)のサーバ情報を検出して取得する(ステップS103)。具体的には、転送先情報取得部453は、サーバ3における、「状態情報」、「IPアドレス」、「認証方式」、「暗号化方式」、「アカウント」、「パスワード」の各情報を取得する。転送先情報取得部453は、管理情報の要求データのOIDに対応するサーバ情報を検出した後、サーバ情報データベース47のテーブルの排他ロックを解除する(ステップS104)。
サーバ状態確認部454は、転送先情報取得部453により取得されたサーバ情報を基に、転送先のサーバの状態を確認し(ステップS105)、転送先のサーバの状態が起動しているか否かを判定する(ステップS106)。サーバ状態確認部454は、サーバ3の「状態情報」が「RUNNING」となっているので(図4参照)、サーバ3は起動中であると判定して、ステップS107の処理へ進む。
データ変換部455は、サーバ情報の「通信方式」より転送先の通信方式がSNMPv3であることを確認して、管理情報の要求データをAgentXからSNMPv3にプロトコル変換してパケットを生成する。その際、データ変換部455は、「IPアドレス」、「認証方式」、「暗号化方式」、「アカウント」、「パスワード」の各情報を付加して当該パケットを生成する。また、データ変換部455は、当該パケットを生成する際、マスターエージェント44より受信した管理情報の要求データのOID「enterprises.211.1.31.1.2.3.10」をサーバに共通のOID「enterprises.211.1.31.1.2.100.10」にプロキシ変換する。
サーバ通信部456は、データ変換部455にて生成された管理情報の要求データのパケットをサーバ3へ送信する(ステップS108)。サーバ3のマスターエージェント34は、サーバ管理部4からの管理情報の要求データのパケットを受信すると、サーバ3のサブエージェント35に送信する。サブエージェント35は、管理情報の要求データのOID「enterprises.211.1.31.1.2.100.10」を基に、MIB36を参照して、要求されている管理情報が「os name」であることを検出する。そして、サブエージェント35は、サーバ3のOS名情報をOSより取得し、取得したOS名情報を管理情報の応答データとしてマスターエージェント34へ送信する。マスターエージェント34は、サブエージェント35より送信された管理情報の応答データをSNMPv3でサーバ管理部4へ送信する。
サーバ通信部456は、サーバ3より送信された管理情報の応答データを受信する(ステップS109)。その後、データ変換部455は、管理情報の応答データをSNMPv3からAgentXにプロトコル変換してパケットを生成する(ステップS110)。当該パケットが生成された後、データ変換部455は、AgentX通信部451に対し、生成された管理情報の応答データのパケットの処理依頼を行う。AgentX通信部451は、管理情報の応答データのパケットをマスターエージェント44へ送信して(ステップS112)、サブエージェント45による制御処理は終了する。この後、マスターエージェント44は、管理情報の応答データを管理マネージャ6に送信する。これにより、管理マネージャ6は、目的の管理情報、ここでは、サーバ3のOS名情報を取得することができる。
以上に述べたことから分かるように、実施形態に係るサーバシステムでは、サーバ管理部4と各サーバ1〜3との送受信時にプロトコル変換が行われる。そのため、実施形態に係るサーバシステムでは、サーバ管理部4と各サーバ1〜3との間の通信プロトコルとして、SNMP以外の他のプロトコルを使用することができる。例えば、実施形態に係るサーバシステムでは、SNMPと比較して、信頼性の高いTCP/IPや、拡張性の高いIPMI、セキュリティ機能が強化されたSNMPv3を用いることができる。また、サブエージェント45がプロトコル変換を行うため、マスターエージェント44にプロトコル変換機能を持たせる必要はなくなり、システムの開発性を向上させることができる。さらに、サブエージェント45がプロキシ変換を行うため、マスターエージェント44のSNMPプロキシ機能を用いる必要はなくなり、サーバの管理情報を取得する際において、当該サーバ以外の他のサーバの起動・停止による影響を受けずに済む。
また、実施形態に係るサーバシステムでは、サーバ情報データベース47に格納される通信設定情報として、通信プロトコルだけでなく、IPアドレスやアカウント情報といった情報も含まれている。サブエージェント45は、サーバ情報データベース47より取得した通信設定情報を基に、管理情報の要求データに対し、プロトコル変換を行うだけでなく、IPアドレスなどやアカウント情報の各情報も付加して、各サーバ1〜3に送信する。サーバ管理部と各サーバとの間でプロトコル変換が行われる一般的なサーバシステムでは、サーバ管理部と各サーバとの間の通信の際のIPアドレスやアカウント情報といった情報は、管理マネージャにより管理される。これに対し、実施形態に係るサーバシステムでは、これらのIPアドレスやアカウント情報といった情報は、サブエージェント45により管理される。従って、実施形態に係るサーバシステムでは、一般的なサーバシステムと比較して、管理マネージャ6のサーバ管理を簡素化することができる。
なお、サーバ管理部4と各サーバ1〜3との間で用いられる通信プロトコルとしては、TCP/IP、IPMI、SNMPv3に限られるものではない。TCP/IP、IPMI、SNMPv3はそれぞれ、SNMPと比較して、信頼性、拡張性、セキュリティといった点で有利なプロトコルの一例を示したものに過ぎない。従って、サーバ管理部4と各サーバ1〜3との間で用いられる通信プロトコルとしては、他の各種の通信プロトコル(例えば、Hypertext Transfer Protocol(HTTP)など)を用いることも可能であるのは言うまでもない。
(サーバの起動時又は停止時におけるサブエージェントの制御処理)
次に、サーバの起動時又は停止時におけるサブエージェント45の制御処理について図6、図7を用いて説明する。
まず、一例としてサーバ1の起動時におけるサブエージェント45の制御処理について図6のフローチャートを用いて説明する。
図6は、サーバ1の起動時におけるサブエージェント45の制御処理の一例を示すフローチャートである。
まず、サーバ1が起動するとブートシーケンスにてサーバ1上のエージェント14が起動する。起動したエージェント14は、パス接続のための接続信号をサーバ管理部4に送信する。サーバ管理部4のサブエージェント45は、サーバ通信部456にて当該接続信号を受信する(ステップS151)。そして、サーバ通信部456は、サーバ1との間でTCP/IPによる通信の接続を確立する(ステップS152)。
サーバ通信部456は、TCP/IPによる通信の接続を確立した後、サーバ1のエージェント14より、サーバ1の起動を示す状態情報や通信設定情報を含むサーバ情報を有するデータを受信する(ステップS153)。そして、サーバ通信部456は、当該データの受信を完了すると、サーバ1のエージェント14に対し受信完了を応答する(ステップS154)。それと平行して、サブエージェント45のサーバ情報収集部457は、サーバ1から受信した受信データを解析してサーバ情報を得る(ステップS155)。
サーバ情報収集部457は、サーバ情報データベース47のテーブルに対し排他ロックをかける(ステップS156)。これは、サーバ情報収集部457によるテーブルの更新の最中において、転送先情報取得部453によりサーバ情報が取得されてデータ矛盾が生じるのを防ぐためである。サーバ情報収集部457は、サーバ情報データベース47のテーブルに対し排他ロックをかけた後、サーバ情報データベース47のテーブルにサーバ情報を格納して、当該テーブルの更新を行う(ステップS157)。この場合、図4に示すように、サーバ情報収集部457は、サーバ情報データベース47のテーブルに対し、「状態情報」に「RUNNING」を格納し、「IPアドレス」、「認証方式」、「暗号化方式」、「アカウント」、「パスワード」にサーバ情報に含まれる通信設定情報を格納する。
サーバ情報収集部457によるサーバ情報データベース47のテーブルの更新が完了すると、サーバ通信部456は、サーバ1に対してデータベース更新完了通知を行う(ステップS158)。サーバ通信部456が、データベース更新完了通知に対するサーバ1からの応答を受信すると(ステップS159)、サーバ情報収集部457は、サーバ情報データベース47のテーブルの排他ロックを解除する(ステップS160)。この後、サブエージェント45は、本制御処理を終了する。
このようにすることで、サーバ状態確認部454は、転送先情報取得部453により取得されたサーバ1のサーバ情報の状態情報を基に、サーバ1が起動中であることを判定することが可能となる。また、データ変換部455は、転送先情報取得部453により取得されたサーバ2のサーバ情報の通信設定情報を基に、サーバ1の管理情報の要求データに対し、プロトコル変換及びサーバ1との通信に必要な情報の付加を行うことができる。
次に、一例としてサーバ2の停止時におけるサブエージェント45の制御処理について図7のフローチャートを用いて説明する。
図7は、サーバ2の停止時におけるサブエージェント45の制御処理の一例を示すフローチャートである。
まず、サーバ2が停止するとシャットダウンシーケンスにてサーバ2上のエージェント24が停止する。エージェント24は、停止の際に、サーバ2の停止を示す状態情報を含むサーバ情報のデータをサーバ管理部4のサブエージェント45へ送信し、サブエージェント45のサーバ通信部456は当該データを受信する(ステップS201)。
サブエージェント45のサーバ通信部456は、サーバ2のエージェント24に対し受信完了を応答する(ステップS202)。それと平行して、ステップS203において、サブエージェント45のサーバ情報収集部457は、サーバ2から受信した受信データを解析してサーバ情報を得る(ステップS203)。
サーバ情報収集部457は、サーバ情報データベース47のテーブルに対し排他ロックをかける(ステップS204)。その後、サーバ情報収集部457は、サーバ情報データベース47のテーブルにサーバ情報を格納して、サーバ情報データベース47のテーブルの更新を行う(ステップS205)。この場合、図4に示すように、サーバ情報収集部457は、サーバ情報データベース47のテーブルに対し、「状態情報」に「OFF」を格納し、「IPアドレス」、「認証方式」、「暗号化方式」、「アカウント」、「パスワード」の情報を消去する。
サーバ情報収集部457によるサーバ情報データベース47のテーブルの更新が完了すると、サーバ通信部456は、サーバ2に対してデータベース更新完了通知を行う(ステップS206)。サーバ通信部456は、データベース更新完了通知に対するサーバ2からの応答を受信すると(ステップS207)、サーバ情報収集部457は、サーバ情報データベース47のテーブルの排他ロックを解除する(ステップS208)。それと平行して、サーバ通信部456は、サーバ2からの接続パス切断の信号を受信した後(ステップS209)、サーバ2との接続パスを切断する(ステップS210)。この後、サブエージェント45は、本制御処理を終了する。
このようにすることで、サーバ状態確認部454は、転送先情報取得部453により取得されたサーバ2のサーバ情報の状態情報を基に、サーバ2が停止中であることを判定することが可能となる。
以上に述べたことから分かるように、実施形態に係るサーバシステムでは、サーバ情報収集部457は、サーバ通信部456で受信したサーバ情報を基に、サーバ情報データベース47のテーブルに状態情報を格納する。これにより、サーバ状態確認部454は、管理情報の要求データのOIDに示されるサーバの状態情報を、サーバ情報データベース47のテーブルより得ることができ、当該サーバの起動又は停止を確認することが可能となる。
また、実施形態に係るサーバシステムでは、サーバ管理部4におけるサブエージェント45は、各サーバ1〜3の起動時又は停止時において、各サーバ1〜3よりサーバ情報を受信し、受信したサーバ情報を、サーバ情報データベース47のテーブルに格納する処理を行う。これにより、サーバ情報データベース47のテーブルにおけるサーバ情報、即ち、状態情報及び通信設定情報は動的に更新される。
なお、実施形態は、上述した実施形態の例に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能である。
実施形態に係るサーバシステムの一例を示す構成図である。 OIDの構成例を示している。 サブエージェントの具体的な構成の一例を示す模式図である。 サーバ情報データベースのテーブルに格納されるサーバ情報の一例を示す図表。 管理情報取得時におけるサブエージェントの制御処理を示すフローチャート。 サーバの起動時におけるサブエージェントの制御処理を示すフローチャート。 サーバの停止時におけるサブエージェントの制御処理を示すフローチャート。
符号の説明
1、2、3 サーバ
4 サーバ管理部
5 システム
6 管理マネージャ
44 マスターエージェント
45 サブエージェント

Claims (8)

  1. 複数のサーバに接続されるとともに、前記複数のサーバの管理を行うサーバ管理装置において、
    前記複数のサーバに、前記サーバ管理装置を介して接続される管理マネージャから、第1のプロトコルにより前記複数のサーバを識別する識別情報を含む複数のデータ要求を受信する第1の処理部と、
    前記複数のサーバの宛先情報と前記各宛先情報に対応するプロトコル情報を格納し、前記宛先情報に対応する複数種の前記プロトコル情報を有する情報格納部と、
    前記第1の処理部から前記複数のデータ要求を受信するとともに、前記識別情報に基づいて前記情報格納部から宛先情報および前記宛先情報に対応する前記複数種のプロトコル情報を取得し、前記取得した宛先情報に対応する前記複数のサーバに、前記複数種のプロトコル情報に対応する第2のプロトコルにより前記複数のデータ要求を送信する第2の処理部を有し、
    前記情報格納部は前記複数のサーバの各々との通信に使う前記複数種のプロトコルを前記第2のプロトコルとして対応させて格納するテーブルをさらに有し、
    前記第1の処理部は、
    前記第1のプロトコルによる前記複数のデータ要求を、前記第2のプロトコルとは異なる第3のプロトコルによる前記複数のデータ要求に変換して前記第2の処理部に送信し、
    前記第2の処理部は、
    前記第1の処理部から受信した前記第3のプロトコルによる前記複数のデータ要求を、前記第2のプロトコルによる前記複数のデータ要求に変換することを特徴とするサーバ管理装置。
  2. 前記情報格納部はさらに、
    前記複数のサーバとの間の通信における第1の通信設定情報を前記テーブルに格納し、
    前記第2の処理部は、
    前記第1の通信設定情報に基づいて、前記複数のサーバに、前記第2のプロトコルにより前記複数のデータ要求を送信することを特徴とする請求項1記載のサーバ管理装置。
  3. 前記複数のサーバは、
    前記複数のサーバの起動手順実行時又は停止手順実行時に、前記複数のサーバの宛先情報と前記複数のサーバとの間の通信における第2の通信設定情報を前記第2の処理部に送信する設定情報送信部を有し、
    前記第2の処理部は、
    前記複数のサーバから受信した前記第2の通信設定情報を前記情報格納部の前記テーブルに格納することを特徴とする請求項1又は2記載のサーバ管理装置
  4. 複数のサーバと、前記複数のサーバの管理を行うサーバ管理装置を有する情報処理システムにおいて、
    前記サーバ管理装置は、
    前記複数のサーバと前記サーバ管理装置を有するシステムに、前記サーバ管理装置を介して接続される管理マネージャから、第1のプロトコルにより前記複数のサーバを識別する識別情報を含む複数のデータ要求を受信する第1の処理部と、
    前記複数のサーバの宛先情報と、前記宛先情報に対応する複数種のプロトコル情報と、前記複数サーバとの通信における第1の通信設定情報を格納する情報格納部と、
    前記第1の処理部から前記複数のデータ要求を受信するとともに、前記識別情報に基づいて前記情報格納部から宛先情報を取得し、前記取得した宛先情報に対応する前記複数のサーバに、前記複数種のプロトコル情報に対応する第2のプロトコルにより前記複数のデータ要求を送信する第2の処理部を有し、
    前記複数のサーバは、
    前記複数のサーバの起動手順実行時又は停止手順実行時に、前記複数のサーバの宛先情報と、前記宛先情報に対応する前記複数種のプロトコル情報を第2通信設定情報として前記第2の処理部に送信する設定情報送信部を有し、
    前記情報格納部は前記複数のサーバの各々と通信に使う前記第2のプロトコルを対応させて格納するテーブルをさらに有し、
    前記第1の処理部は、
    前記第1のプロトコルによる前記複数のデータ要求を、前記第2のプロトコルとは異なる第3のプロトコルによる前記複数のデータ要求に変換して前記第2の処理部に送信し、
    前記第2の処理部は、
    前記第1の処理部から受信した前記第3のプロトコルによる前記複数のデータ要求を、第2のプロトコルによる前記複数のデータ要求に変換することを特徴とする情報処理システム。
  5. 複数のサーバに接続されるとともに、前記複数のサーバの管理を行うサーバ管理装置の制御方法において、
    第1の処理部が、前記複数のサーバと前記サーバ管理装置を有するシステムに、前記サーバ管理装置を介して接続される管理マネージャから、第1のプロトコルにより前記複数のサーバを識別する識別情報を含む複数のデータ要求を受信するステップと、
    第2の処理部が、前記第1の処理部から前記複数のデータ要求を受信するとともに、前記識別情報に基づいて前記複数のサーバの宛先情報と、前記宛先情報に対応する複数種のプロトコル情報と、前記複数サーバとの通信における第1の通信設定情報をテーブルに格納する情報格納部から宛先情報および前記宛先情報に対応する複数種のプロトコル情報を取得し、前記取得した宛先情報に対応する前記複数のサーバに、前記複数種のプロトコル情報に対応する第2のプロトコルを前記テーブルから取得し、用いることにより前記複数のデータ要求を送信するステップを有し、
    前記第1の処理部は、
    前記第1のプロトコルによる前記複数のデータ要求を、第3のプロトコルによる前記複数のデータ要求に変換して前記第2の処理部に送信し、
    前記第2の処理部は、
    前記第1の処理部から受信した前記第3のプロトコルによる複数のデータ要求を、第2のプロトコルによる複数のデータ要求に変換することを特徴とするサーバ管理装置の制御方法。
  6. 前記複数のサーバは、
    前記複数のサーバの起動手順実行時又は停止手順実行時に、前記複数のサーバの宛先情報と、前記宛先情報に対応する前記複数のプロトコル情報と、前記複数のサーバとの間の通信における第2の通信設定情報を前記第2の処理部に送信する設定情報送信部を有し、
    前記サーバ管理装置の制御方法はさらに、
    前記第2の処理部が、前記複数のサーバから受信した前記第2の通信設定情報を前記情報格納部に格納するステップを有することを特徴とする請求項5記載のサーバ管理装置の制御方法。
  7. 複数のサーバに接続されるとともに、演算処理装置を有し、前記複数のサーバの管理を行うサーバ管理装置の制御プログラムにおいて、
    前記演算処理装置に、
    第1の処理部が、前記複数のサーバと前記サーバ管理装置を有するシステムに、前記サーバ管理装置を介して接続される管理マネージャから、第1のプロトコルにより前記複数のサーバを識別する識別情報を含む複数のデータ要求を受信するステップと、
    第2の処理部が、前記第1の処理部から前記複数のデータ要求を受信するとともに、前記識別情報に基づいて前記複数のサーバの宛先情報と、前記宛先情報に対応する複数種のプロトコル情報と、前記複数サーバとの通信における第1の通信設定情報をテーブルに格納する情報格納部から宛先情報および前記宛先情報に対応する複数種のプロトコル情報を取得し、前記取得した宛先情報に対応する前記複数のサーバに、前記複数種のプロトコル情報に対応する第2のプロトコルを前記テーブルから取得し、用いることにより前記複数のデータ要求を送信するステップを実行させ、
    前記第1の処理部は、
    前記第1のプロトコルによる前記複数のデータ要求を、第3のプロトコルによる前記複数のデータ要求に変換して前記第2の処理部に送信し、
    前記第2の処理部は、
    前記第1の処理部から受信した前記第3のプロトコルによる前記複数のデータ要求を、第2のプロトコルによる前記複数のデータ要求に変換することを特徴とするサーバ管理装置の制御プログラム。
  8. 前記複数のサーバは、
    前記複数のサーバの起動手順実行時又は停止手順実行時に、前記第1のサーバの宛先情報と前記複数のサーバとの間の通信における第2の通信設定情報を前記第2の処理部に送信する設定情報送信部を有し、
    前記サーバ管理装置の制御方法はさらに、前記演算処理装置に、
    前記第2の処理部が、前記複数のサーバから受信した前記第2の通信設定情報を前記情報格納部に格納するステップを実行させることを特徴とする請求項7記載のサーバ管理装置の制御プログラム。
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