JP5479160B2 - 充電コネクタの共用構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッドカーを含む電気自動車のバッテリを機器接続用のワイヤハーネスの複数種のコネクタを通じて充電可能とした充電コネクタの共用構造に関するものである。
従来、ハイブリッドカーを含む電気自動車のバッテリが上がった(電気がなくなった)場合に、ディーラ等で充電を行うには、バッテリに続くワイヤハーネスのコネクタに充電コネクタを嵌合接続して、充電を行っていた。
しかしながら、新たに、コネクタ嵌合によらずに、図7に示す如く、バッテリ(図示せず)に続くワイヤハーネス53の端末のインバータ接続用コネクタ52をインバータ(機器)54から外して、ボルト締めで端子同士を接続した状態で充電を行う充電コネクタが必要となった。図7で、符号55はインバータ接続用の左右一対の端子、58,59は、インバータ54への固定兼アース用の左右一対のブラケット、67はバッテリへの接続用端子、66は同じくアース用端子をそれぞれ示している。インバータとは交流変換装置のことである。
参考までに、従来、ボルト締めで端子同士を接続するものとして、例えば特許文献1には、機器側のコネクタのバスバー端子にワイヤハーネス側のコネクタの雄端子をボルト締めで接続して、ワイヤハーネスから機器に給電を行うことが記載されている(図示せず)。
また、ボルト締めではなく、挿入嵌合式のコネクタとして、引用文献2には、車両のバッテリ(電池)と別置きの充電器とを充電コネクタを介して接続するものにおいて、充電コネクタの端子を長い端子と短い端子で構成し、充電コネクタの嵌合解除直前に短い端子で充電を停止させて、アークの発生を防ぐことが記載されている(図示せず)。
また、特許文献3には、挿入嵌合式のコネクタとして、両コネクタの種類ごとの誤嵌合を防止するために、一方のコネクタに溝を設け、他方のコネクタに、溝位置に整合する突起を設け、コネクタの種類ごとに溝と突起の位置を変更したものが記載されている。
特開2009−32500号公報(図1) 実開平6−2946号公報(図1) 特開2009−193920号公報(図1)
しかしながら、上記図7に示すワイヤハーネス53のコネクタ52においては、車種ごとのインバータ(機器)54の形状違いに対応して、アース用ブラケット58,59の位置(突出高さ)が二種類設定されており、充電コネクタにおいても、二種類の高さ違いのブラケットに対応する必要があった。
本発明は、上記した点に鑑み、ワイヤハーネスの機器接続用のコネクタにおける二種類の高さ違いのブラケットに対して、一種類の充電コネクタで対応することのできる充電コネクタの共用構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る充電コネクタの共用構造は、接続用端子からの左右一対のアース用ブラケットの高さが二種類の異なる相手コネクタに対する充電コネクタの共用構造であって、該充電コネクタが、左右で高さの異なる段差状の壁部と、該壁部の高い部分のブラケット挿通部とを有する絶縁性のハウジングと、該高い部分に配設されて安全回路の接続部に続く安全回路用の端子と、該安全回路用の端子の上から該壁部に沿って段差状に配設される導電性の端子カバーと、該ハウジング内に配設されて該接続用端子を接続する給電用の端子とを備え、高さの低いアース用ブラケットが該壁部の低い部分で該端子カバーに接触し、高さの高いアース用ブラケットが該壁部の高い部分で該端子カバーに接触することを特徴とする。
上記構成により、第一の相手コネクタの高さの低い左右一対のアース用ブラケットのうちの一方のブラケットがハウジングのブラケット挿通部に挿通されてハウジングとの干渉が防止され、他方のブラケットがハウジングの段差状の壁部の高さの低い部分において端子カバーの高さの低い部分(端子カバーは段差状の壁部の形状に合わせて段差状に形成されている)に接触する。安全回路用の端子は端子カバーの高さの高い部分に予め接触しているので、アース用ブラケットが端子カバーを経て(端子カバーの長手方向に)安全回路用の端子に電気的に接続する。相手コネクタと充電コネクタとの完全結合時に安全回路の接続部が接続されることで、安全回路(安全回路用の端子と端子カバーとブラケットとは安全回路の一部をなす)に微少な信号電流が通電されて、給電用の端子に充電電流が通電可能となる。第一の相手コネクタに代えて、高さの高い左右一対のアース用ブラケットを有する第二の相手コネクタを用いる場合は、高さの高い左右一対のアース用ブラケットのうちの一方のブラケットが安全回路用の端子の上の端子カバーの高い部分に接触して、端子カバーの板厚方向に安全回路用の端子に接続され、他方のブラケットは端子カバーの低い部分の上方に離間して非接触で位置する。
請求項2に係る充電コネクタの共用構造は、請求項1記載の充電コネクタの共用構造において、前記接続用端子と前記給電用の端子の接続と、前記アース用ブラケットと前記端子カバーの接続とがそれぞれボルト締めで行われることを特徴とする。
上記構成により、接続用端子と給電用端子とがボルト締めで確実に接続固定され、アース用ブラケットと端子カバーとがボルト締めで確実に接続固定される。ハウジングには予めボルト螺合用のナットを配設しておくことが好ましい。
請求項1記載の発明によれば、アース用ブラケットの高さ違いの二種類の相手コネクタの接続を一種類(一つ)の充電コネクタで共通に接続することができるので、相手コネクタに合わせて二種類の充電コネクタを用意するコストがかからず、低コストで相手コネクタ側への充電を行うことができる。また、端子カバーを介して安全回路用の端子をアース用ブラケットに接続し、安全回路の接続部の断続操作で充電作業を安全に行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、アース用ブラケットと安全回路用の端子カバーとをボルト締めで確実に接続固定させて、安全回路の電気的接続の信頼性を高めることができる。同様に、接続用端子と給電用の端子とをボルト締めで接続して、充電回路の電気的接続の信頼性を高めることができ、これら安全回路と充電回路の各接続をボルト締めで同時に効率良く行うことができる。
本発明における充電コネクタとその共用構造の一実施形態を示す分解斜視図である。 同じく充電コネクタの組立状態を示す正面図である。 充電コネクタと第一の相手コネクタとの接続状態を示す斜視図である。 同じく接続状態を示す正面図である。 充電コネクタと第二の相手コネクタとの接続状態を示す斜視図である。 同じく接続状態を示す正面図である。 機器接続用のバッテリ側ワイヤハーネスの一形態(第一の相手コネクタを有する)を示す分解斜視図である。
図1〜図4は、本発明に係る充電コネクタとその共用構造の一実施形態を示すものである。
図1の如く、この充電コネクタ1は、絶縁樹脂製のハウジング2と、ハウジング2の前後方向中間の端子収容部3に収容される給電用の一対の電線付き端子4と、給電用の端子4を押さえる導電金属製の板状の端子カバー5と、ハウジング2の前部の左右段差状の上壁(壁部)6の右側部分(高い部分)6aに配置される安全回路用の一つの電線付き端子7と、安全回路用の端子7を押さえる導電金属製の横長板状で且つ中間部が傾斜して長手方向左右端が段差状に位置した端子カバー8と、安全回路用の電線(安全回路)9,10に接続された一対の小端子(図示せず)を収容して、ハウジング2に装着される絶縁樹脂製のインタロックハウジング(接続部)11と、給電用の電線12を押さえる絶縁樹脂製の電線カバー13と、ハウジング2の端子収容部3の上部開口を開閉すべくハウジング2にスライド式に装着される絶縁樹脂製のハウジングカバー14と、ハウジングカバー14に設けられ、一対の小端子に対するショート端子(図示せず)を収容した小ハウジング(接続部)15とを備えるものである。
ハウジング2は、高く突出した前部16と、フラット状の中間部(端子収容部)3及び後部17とで構成されている。ハウジング前部16は、筒状部18と、筒状部18の上半に一体形成された横長矩形状のブロック部(符号16で代用)とで成り、ブロック部16は右半側の高い水平な上壁面(高い部分)6aと、左端側の低い水平な上壁面(低い部分)6bと、左右の上壁面6a,6bを結ぶ左下がりの傾斜面6cとを有している。右側の上壁面6aにナット19が埋設されると共に、ナット19の右側で安全回路用の端子7を位置決め保持する前後一対のリブ20が設けられ、且つナット19の左側で安全回路用の端子カバー8に対する係止爪21が設けられ、左側の上壁面6bにナット22が埋設され、各ナット19,22の前後において安全回路用の端子カバー8に対する係止突起23が前壁面24と上壁6の孔部25内とに設けられている。
右側のナット19の下側においてブロック部16の前壁面24から水平方向にスリット状の扁平な孔部(ブラケット挿通部)26すなわち後述の相手コネクタ52の高さの低いアース用ブラケット58に対する逃がし部が貫通して設けられ、図2の如く、孔部26の下面26aはブロック部16の左側の上壁面6bと同一平面に位置している。図2で鎖線27はハウジングカバー14(図1)の上部後壁を示す。ブロック部16の右側の上壁面6aから傾斜面6cにかけて横長の切欠溝28が設けられ、切欠溝28の上に安全回路用の端子カバー8が小さな接触面積で配置される。
ブロック部16の右側の上壁面6aは筒状部18よりも高く位置し、左側の上壁面6bは図2の如く筒状部18の上部内面よりもやや低く位置し、中間の傾斜面6cは筒状部18の左半上部に位置している。孔部26の下側でブロック部16の右側部分にインタロックハウジング11を収容する矩形状の孔部(装着部)29が前後方向に貫通して設けられている。インタロックハウジング11は突起や係合枠片といった係止手段で装着部29内に係止される。装着部29の外側(ブロック部16の右端)には安全回路用の一方の電線9を巻き付けて余長吸収する周溝30が設けられている。インタロックハウジング11と小端子とでインタロックコネクタが構成される。
図1の如く、安全回路用の端子7は、給電用の端子4と同様にボルト挿通孔7aを有する丸型板状の電気接触部7bと、一対の電線圧着片を有する電線接続部7cとを有する導電金属製の丸型板端子であり、図1,図2の如く電線接続部7cに接続された電線9は溝30に矩形状に巻かれて(巻き部を符号9aで示す)、インタハウジング11内の一方の細長板状の小端子(図示せず)に続いている。他方の小端子は安全回路用の他方の電線10に接続されてハウジング2の底面に沿って、給電用の端子4に接続された電線12と共に充電器側のワイヤハーネス31(図3)として導出されている。安全回路用の端子7の電気接触部7bは右側のナット19の上に配置され、電線接続部7cが一対のリブ20で位置決めされる。
給電用の一対の端子4は、ハウジング2の底壁32と左右の側壁33と後壁34と中間の隔壁35とで区画された端子収容部3内に収容され、底壁32は筒状壁18の中心付近の高さに水平に位置し、底壁32に設けられた枠状の各リブ36(図2)で給電用の各端子4の電気接触部4bが位置決めされ、リブ36に続く後側の左右一対の高いリブ37の前端に電気接触部4bの後部が当接して抜け止めされ、後側の一対のリブ37間がハウジング後部17の電線ガイド溝38に連通し、ガイド溝38は樋状部39に続き、電線ガイド溝38と樋状部39に電線カバー13が組み付け係止され、電線カバー13の電線押さえ板40の前端壁41が電線ガイド溝38の前部開口を塞いで後壁34と同一面に位置する。
給電用の端子カバー5はボルト挿通孔5aと係止孔5bとを有して、図2の端子収容部3内の左右のガイド壁42に沿って水平に挿入され且つ係止ランスで係止孔5bを係止されて、給電用の端子4の上に位置する。筒状部18内の空間は端子収容部3に連通している。給電用の端子4の下側においてナット(図示せず)がハウジング2に固定されている。
安全回路用の端子カバー8は、右側の長い水平板部8aと、左側の短い水平板部8bと、左右の水平板部8a,8bを連結する傾斜板部8cと、各水平部8a,8bに設けられたボルト挿通孔44と、各水平部の前後に略逆L字状に突設された可撓性の係止枠片45と、右側の水平部8aに設けられた係止孔46とを有している。
図2の如く、安全回路用の端子7がハウジング2のブロック部16の右側の上壁面6aに配置され、安全回路用の端子7の上から安全回路用の端子カバー8がブロック部16の上壁面6に装着される。ブロック部16の左右のナット19,22(図1)の上に端子カバー8の左右の水平部8a,8bと各孔部44(図1)が位置し、ナット19,22の前後で係止枠片45が係止突起23に係合し、右側の水平部8aが安全回路用の端子7の電気接触部7bをナット19に押し付けて固定する。右側のナット19の雌ねじ孔と電気接触部7bの孔7aと端子カバー8の右側の孔44とは同心に位置し、端子カバー8の左側の孔44と左側のナット22の雌ねじ孔とは同心に位置する。各ナット19,22はブロック部16に固定されている。
図1の如く、ハウジング2の中間部3と後部17との左右の側壁33の下端部に、ハウジングカバー14の左右の側壁47の下端の内向きの鍔部48に対するスライド用のガイド溝49が設けられている。中間部3の前後長さと後部17の前後長さはハウジングカバー14の前後長さにほぼ等しい。符号50はハウジングカバー固定用のナット、51は同じくボルトである。ハウジングカバー14の右側にインタロックハウジング11に対向して相手側の小ハウジング15が一体形成されている。小ハウジング15と内側のショート端子とで小コネクタが構成される。
図3,図4の如く、相手コネクタ(第一の相手コネクタ)52すなわち図7のバッテリ側ハーネス53のインバータ(機器)接続用コネクタが、ディーラ等でバッテリの充電時にインバータ54から外されて、充電コネクタ1に接続される。相手コネクタ52の高さ方向中央の方向に突出した左右一対のボルト挿通孔を有する板状の端子(接続用端子)55が、給電用の端子カバー5(図2)の上に配置され、下側の給電用の端子4と共にボルト(図示せず)で下側のナット(図示せず)に締付固定される。
本例の相手コネクタ52は、導電金属製のアース用カバー56の後端の垂直な鍔部57の上部に一体に左右一対の同一高さの低く突出したアース用ブラケット58,59を有している。各ブラケット58,59は、鍔部57と同一平面の垂直板部58a,59aと、垂直板部から後向きに直角に折り曲げられた水平板部58b,59bとで成り、水平板部58,59がボルト挿通孔60を有する。
例えば、鍔部57がアース用カバー56の環状部61に直交し、環状部61の前壁61aに筒壁62が直交し、筒壁62内に絶縁性のインナハウジングが位置し、インナハウジングに左右一対の電線63の先端側の板状の端子55(図7)が貫通し、筒壁62にワイヤハーネス53の導電金属製の編組が接続され、編組がワイヤハーネス53の他端側のアース用端子66(図7)に続いている。
右側のブラケット58の水平板部58bがハウジング2のブロック部16の水平な孔部26内に挿通され、左側のブラケット59の水平板部59bが安全回路用の端子カバー8の左側の水平板部8bの上に重なって配置される。この状態で左側のブラケット59がボルト64でブロック部16内のナット22(図1)に締付固定され、安全回路用の端子カバー8と電気的に接触する。端子カバー8の右側の水平板部8aは下側の安全回路用の端子7に電気的に接触しているので、安全回路用の端子7が端子カバー8を介してブラケット58すなわちアース用カバー56に接続され、アース用カバー56はコネクタ52内でワイヤハーネス53の導電性の編組に接続され、編組は図7のアース用端子66に接続されているので、安全回路用の電線9,10がアース用端子7でバッテリ側にアース接続される。
ハウジングカバー14はハウジング2の前方にスライドして閉じられているので、ハウジングカバー14の小ハウジング15(図1)内のU字状のショート端子(図示せず)がハウジング側のインタロックハウジング11内の一対の小端子を相互に接続し、二本の安全回路用の電線9,10が接続されることで、図3の矢印の如く一方の電線9は端子カバー8と左側のブラケット59と編組とを経てバッテリ側にアースされ、他方の電線10はハウジング2に沿って充電器側に接続されて、安全回路がオンして両電線9,10に微少な信号電流が流され、充電器側のリレー又はトランジスタといったスイッチ機構(図示せず)が作動(オン)して、充電器から給電用の電線付き端子4を経てバッテリ側ワイヤハーネス53の二本の電線63に充電電流が通電されて、バッテリが充電される。
右側のブラケット58は何ら安全回路用の端子カバー8に接触しておらず、ブロック部16内の右側のナット19は右側のブラケット58の上側に位置しているので、右側のブラケット58をボルト締めすることはできない。アース用カバー56の鍔部57はハウジング2のブロック部16の前壁24に当接する。
給電用の端子4のボルト締め作業や緩め作業は、ハウジングカバー14を後方に開いた状態で行うので、インタロックハウジング11内の一対の小端子が遮断されて安全回路がオフし、給電用の電線12への充電電流の通電が遮断されて、作業が安全に行われる。ハウジングカバー14の閉じ操作は給電用のボルト(図示せず)と安全回路用のボルト64との締付を完了した後に行う。
図5,図6は、相手コネクタ52’のアース用カバー56’の形状違い(第二の相手コネクタ52’)に対応して、上記図1〜図4の充電コネクタ1を共通使用した形態例を示すものである。
図5,図6の如く、このアース用カバー56’は図3,図4の例よりも突出高さの高い左右一対のアース用ブラケット58’,59’を有している。左右のブラケット58’,59’の突出高さは同一である。ブラケット58’,59’の垂直板部58a,59aの長さが図3,図4の例よりも長く、水平板部58b,59bの長さは図3,図4の例と同じである。ブラケット56’の形状が異なる以外は、相手コネクタ52’の構成は図3,図4の例と同じである。
右側のブラケット58’の水平板部58bが安全回路用の端子カバー8の右側の水平板部8aの上に重なって位置し、左側のブラケット59’の水平板部59bは端子カバー8の左側の水平板部8bの上方に高く離間して非接触で位置する。右側のブラケット58’がボルト65で下側のナット19(図1)に締付固定され、右側のブラケット58’と安全回路用の端子カバー8及び端子7とが相互に接続される(端子カバー8はブラケット58’と安全回路用の端子7との間に板厚方向に介在される)。
図5の矢印の如く、安全回路用の端子7から右側のブラケット58’とアース用カバー56’とワイヤハーネス53の編組を経てバッテリ側のアース用端子66(図7)に信号電流の通電が行われる。安全回路用の端子7に続く一方の電線9は一対の小端子とショート端子を介して他方の電線10に接続され、他方の電線10は充電器側に接続され、両電線9,10とワイヤハーネス53に矢印の如く前記信号電流が通電される。
充電後はハウジングカバー14を開けて安全回路をオフさせ、充電電流を遮断して、給電用と安全回路用の各ボルトを緩め外して、充電コネクタ1から相手コネクタ52’を離脱させ、相手コネクタ52’をインバータ54(図7)にボルト締めで接続させる。
なお、上記実施形態において、安全回路用の端子7をボルト挿通孔7aなしで板状に形成して安全回路用の端子カバー8で押さえて固定することも可能である。また、給電用の端子4と相手コネクタ52の端子55とをボルト締めではなく雄・雌端子として挿入嵌合させ、両コネクタ1,52にロック部を設けて抜け止めすることも可能である。また、給電用の端子4と相手端子55とを接続固定した状態あるいは両コネクタ1,52をロックさせた状態で、ブラケット58,59を安全回路用の端子カバー8にボルト締めではなく押圧のみで接触させることも可能である。
また、給電用の端子7と相手端子55とを雄雌形状で挿入接続させる場合は、安全回路の断続をハウジングカバー14の開閉によらずに、給電用の端子4の挿入完了時に接続される接続部(図示せず)の断続で行わせることも可能である。また、ハウジング2のブラケット挿通用の孔部26は溝部や切欠凹部や貫通しない穴部等であってもよい。また、ハウジング2の前部16の上壁6を右上がりではなく左上がりに(左側を高く)形成して、左側に安全回路用の端子7を配置し、端子カバー8も同様に左上がりに形成することも可能である。
本発明は、充電コネクタの共用構造として以外に、充電コネクタとして、あるいは相手コネクタに対するコネクタ接続構造や接続方法、充電方法等としても有効なものである。
本発明に係る充電コネクタの共用構造は、ハイブリッドカーを含む電気自動車の機器接続用のワイヤハーネスのコネクタのアース用ブラケットを車種に応じて相違させた場合に、一種類の充電コネクタで機器接続用のワイヤハーネスのコネクタを通じてバッテリに充電するために利用することができる。
1 充電コネクタ
2 ハウジング
4 給電用の端子
6 段差状の壁部
6a 右側の上壁面(高い部分)
6b 左側の上壁面(低い部分)
7 安全回路用の端子
8 端子カバー
9,10 電線(安全回路)
11 インタロックハウジング(接続部)
26 孔部(ブラケット挿通部)
55 相手端子(接続用端子)
58,59,58’,59’ アース用ブラケット
52,52’ 相手コネクタ
64,65 ボルト

Claims (2)

  1. 接続用端子からの左右一対のアース用ブラケットの高さが二種類の異なる相手コネクタに対する充電コネクタの共用構造であって、該充電コネクタが、左右で高さの異なる段差状の壁部と、該壁部の高い部分のブラケット挿通部とを有する絶縁性のハウジングと、該高い部分に配設されて安全回路の接続部に続く安全回路用の端子と、該安全回路用の端子の上から該壁部に沿って段差状に配設される導電性の端子カバーと、該ハウジング内に配設されて該接続用端子を接続する給電用の端子とを備え、高さの低いアース用ブラケットが該壁部の低い部分で該端子カバーに接触し、高さの高いアース用ブラケットが該壁部の高い部分で該端子カバーに接触することを特徴とする充電コネクタの共用構造。
  2. 前記接続用端子と前記給電用の端子の接続と、前記アース用ブラケットと前記端子カバーの接続とがそれぞれボルト締めで行われることを特徴とする請求項1記載の充電コネクタの共用構造。
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