JP5478398B2 - 自動復帰型自動閉鎖装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シャッター装置における自動閉鎖装置に関するものである。
従来、電動シャッターの制御装置として、いわゆる危害防止用連動中継器が知られている。危害防止用連動中継器は、火災時には、火災検知に基づいて、自動閉鎖装置を介して、シャッターカーテンを自重降下させて火災の延焼を防止し、シャッターカーテン自重降下中に障害物を検知した場合には、避難時停止装置を介して、シャッターカーテンの自重降下を停止させる。
危害防止用連動中継器は、通常は商用電源を使用しており、停電時には危害防止用連動中継器に内蔵したバッテリ電源からの電力供給で電動シャッターの各種制御(自動閉鎖装置によるシャッターカーテンの降下を含む)を行うが、通電作動型自動閉鎖装置を使用した場合は、シャッターカーテンの自重降下中も通電状態が維持されているため、その分、バッテリが消耗され易いという不具合がある。
本出願人は、瞬時の通電で作動して開閉機のブレーキを解放させ、また、解放状態のブレーキを復帰させる自動閉鎖装置を提案している(特許文献1)。しかしながら、特許文献1の装置はモータと電磁クラッチ(電磁ブレーキ)を用いることから、複数の駆動回路を必要として構造が複雑化するという問題があった。また、解放状態のブレーキを復帰させる目的の一つは、シャッターカーテン自重降下中に障害物を検知した場合に当該シャッターカーテンの自重降下を緊急停止することであり、よりスムーズなブレーキ復帰動作を行うことが求められていた。
特開2007−77719
本発明は、瞬時の通電で作動して開閉機のブレーキを解放させ、解放状態のブレーキを復帰させるものでありながら、構造が簡単で、かつ、復帰動作が極めてスムーズな自動閉鎖装置を提供することを目的とするものである。
本発明が採用した自動閉鎖装置は、
第1の方向あるいは第2の方向に正逆回転可能なモータ軸を備えたモータと、
モータ軸が第1の方向に回転した時にのみ当該モータ軸と回転伝達状態となる駆動軸を備え、モータ軸の第2の方向の回転により該回転伝達状態が解除されるように構成されたワンウェイクラッチと、
ワンウェイクラッチの駆動軸と一体で回転するピニオンと、
ピニオンと噛合され、ピニオンの回転と共に往復動可能なラックと、
ブレーキを解放する方向あるいはブレーキを復帰させる方向に往復動可能であり、ラックと一体で移動するブレーキレバー解放体と、
ラック及びブレーキレバー解放体の往復動を案内するための主軸と、
前記主軸に外装され、ブレーキレバー解放体がブレーキ解放方向に移動することで、ブレーキを復帰させる方向への力を蓄積する復帰用スプリングと、
ブレーキレバー解放体がブレーキ解放方向に移動してブレーキを解放した時にモータへの通電を遮断する手段と、
を備え、
ブレーキ解放信号によりモータ軸が第1の方向に回転することで、モータ軸の回転が駆動軸に伝達されて、ピニオン、ラックを介して、ブレーキレバー解放体が主軸に沿ってブレーキ解放方向に移動してブレーキ解放を行うと共に、モータへの通電遮断後の非通電状態では、前記駆動軸と回転伝達状態にあるモータ軸の回転が規制されることでブレーキ解放状態が保持され、
ブレーキ復帰信号によりモータが第2の方向に回転することで、モータ軸と駆動軸との回転伝達状態が解除されて、当該駆動軸が前記モータ軸から独立して回転可能となり、前記主軸に外装した復帰用スプリングの力でブレーキレバー解放体が主軸に沿ってブレーキ復帰方向に移動してブレーキが復帰するように構成されている。
1つの態様では、前記主軸には、ラック及びブレーキレバー解放体と共に移動する緩衝用スプリングが外装されており、ブレーキ解放方向に移動するブレーキレバー解放体の移動可能量が、開閉機のブレーキレバーを解放するために必要な移動量よりも大きい場合に、前記緩衝用スプリングが縮んでブレーキレバー解放体の移動量を吸収するように構成されている。
本発明に係る自動閉鎖装置は、モータ軸の第1の方向の回転に連動して力を伝達し、モータ軸の第2の方向の回転によって瞬時にクラッチが外れるワンウェイクラッチを採用することで、モータへの正逆方向への瞬時の通電でブレーキの解放と復帰が行われることになり、作動時の消費電力を低減させ、駆動回路が簡単になると共に、ラック及びブレーキレバー解放体の往復動を案内するための主軸に復帰用スプリングを外装したことで、自動閉鎖装置の復帰動作がスムーズに行われる。
請求項2に記載した発明では、ブレーキレバー解放体の移動量を、開閉機のブレーキレバーを解放するために必要なブレーキレバーの作動ストロークよりも大きく設定した場合であっても、ブレーキ解放方向に移動するブレーキレバー解放体に、開閉機のブレーキレバーを解放する時の力よりも大きい力が作用した時には、前記緩衝用スプリングが縮んでブレーキレバー解放体の移動量を吸収するので、開閉機のブレーキレバーが破損するようなことがない。
したがって、1種類の自動閉鎖装置で作動ストロークが異なる複数の態様(例えば、1種類の開閉機のブレーキ解放をブレーキレバー解放体またはブレーキ解放ワイヤを用いて行う場合に、両者の移動ストロークが異なる場合、あるいは、作動ストロークが異なる複数の開閉機に適用する場合)に対応することができる。
本発明の制御装置を採用した電動シャッターの全体斜視図である。 制御装置の接続状態を示すブロック図である。 本発明に係る自動閉鎖装置を示す図である。 本発明に係る自動閉鎖装置の概略斜視図である。 図4に示す概略斜視図の内部を示す部分図である。 ワンウェイクラッチの分解斜視図である。 本発明に係る自動閉鎖装置の解放動作、復帰動作の説明図である。
[A]シャッター装置の全体構成
まず、本発明に係る自動閉鎖装置が採用されるシャッター装置の全体構成について説明する。図1および図2において、1は開口部に建付けられる電動シャッターであって、電動シャッター1を構成するシャッターカーテン2は、両端縁部を開口部両側に設けたガイドレール3、3に案内された状態で上下昇降し、開口部を閉鎖する閉鎖姿勢と、開口部上方の天井裏4に設けたシャッターケース(図示せず)内に巻装されて、開口部を開放する収納姿勢とに変姿可能に構成されている。
天井裏4には、図示しない巻取シャフトを回転させて、シャッターカーテン2を上下動させる開閉機5が配置されており、開閉機5には、シャッター制御盤5aと、シャッターカーテン2の全開状態及び全閉状態を検知するリミットスイッチ6と、煙感知器7の火災検知により出力される信号に基づいてシャッターカーテン2を自重降下させる自動閉鎖装置8が設けてある。ガイドレール3、3の側方に位置する壁9、9には防災盤10と手動操作部11が配設されている。開閉機5(シャッター制御盤5a)、リミットスイッチ6、自動閉鎖装置8、防災盤10および手動操作部11は、同じく天井裏4に配設された制御装置(危害防止用連動中継器)12にコネクタケーブルを介してそれぞれ接続されており、制御装置12は、シャッター装置の各種開閉制御を司る。制御装置12は、手動操作部11からの操作によってシャッター制御盤5aを介して開閉機5を制御して、シャッターカーテン2の昇降及び停止を行う。さらに、制御装置12は、火災時には、煙検知器7、防災盤10からの信号に基づいて、自動閉鎖装置8を介して、開閉機5のブレーキを解放し、シャッターカーテン2を自重降下させて火災の延焼を防止し、シャッターカーテン2の降下中に障害物を検知した場合には、次に述べるように、有線式の障害物検知によって、シャッターカーテン2の降下を停止させる。
シャッターカーテン2の最下端に設けた座板2aは、座板スイッチ2bを有しており、下降作動中のシャッターカーテン2の下方に障害物が存在する場合に、これを座板スイッチ2bへの当接で検出し、障害物検知信号を信号線2cによって制御装置12に送信し、シャッター制御盤を介して、シャッターカーテン2の下降を停止する。シャッターカーテン2が自重降下中の場合には、障害物検知信号に基づいて解放状態のブレーキが復帰する。障害物が取り除かれた後は、シャッターカーテン2は再び降下を開始する。なお、座板スイッチ2bに接続される信号線2cは、開口部上端に位置して取り付けられたコードリール13内に巻き取り方向への付勢力を保持して巻装されており、シャッターカーテン2の昇降駆動に伴って、信号線2cがコードリール13に巻き取られ、あるいは、繰り出されるようになっている。
制御装置12には、通常時の商用電源とは別に停電時の制御動作を確保するためにバッテリ電源14が内蔵されており、火災時に、停電で商用電源が遮断されるような緊急状態であっても、バッテリ電源14によって、火災検知信号に基づいて、自動閉鎖装置8を介して、シャッターカーテン2の下降を行えるようになっている。
手動操作部11は、図2に示すように、縦長方形状の前面部15と、前面部15内に設けたパネル15aとを有する。前面部15の下方部位に、「押す」と表記されたプラスチックカバー16が設けてあり、その上方位置に開閉自在なキー付開閉扉17が設けてある。プラスチックカバー16の内部側には非常作動スイッチが配設されている。パネル15aは開閉扉17で隠蔽されるようになっており、パネル15aには、上昇スイッチ18、下降スイッチ19および停止スイッチ20が配設されていると共に、これらのスイッチの側方には、防災盤10からの防災信号入力を受けて自動閉鎖モードに切り替わった電動シャッター1の制御装置12を、通常の手動操作モードに復旧させるための復旧スイッチ21と、発光部としての発光LED22が配設されている。発光LED22にバッテリ電源14の電圧状態を表示させる。キー付開閉扉17には、発光LED22に対応する位置に、透明窓17aが形成されており、透明窓17aを通して、発光LED22の発光状態を当該キー付開閉扉17の閉鎖時においても確認できるようになっている。このようにして、手動操作部11に、バッテリチェッカーとしての機能を持たせてある。
[B]自動閉鎖装置
[B−1]自動閉鎖装置の構成
自動閉鎖装置8について説明する。シャッター装置の開閉制御において、防災盤10からの火災信号を制御装置(危害防止用連動中継器)12が受信すると、制御装置12が自動閉鎖モードとなって、制御装置12からの通電によって自動閉鎖装置8が作動し、開閉機5のブレーキ部を解放させてシャッター2が降下して防火区域を区画する。自動閉鎖装置8は、モータ80の回転に連動して作動する複数の機械要素によって開閉機5のブレーキ部を解放させ、ブレーキ解放後には、直ちにモータ80への通電を遮断する。
図3、図4に示すように、自動閉鎖装置8は、箱型のケーシング8aを備えており、ケーシング8a内には複数の機械要素が設けてある。具体的には、自動閉鎖装置8を構成する機械要素は、モータ80、ワンウェイクラッチ81、ワンウェイクラッチ81を介してモータ80と伝動連結されるピニオン82、ピニオン82と噛合するラック83、ラック83の移動に伴って移動するブレーキレバー解放体84、ブレーキレバー解放体84を軸方向に案内する主軸85、ブレーキレバー解放体84を挟んでそれぞれ主軸85に外装された2本の圧縮バネ(緩衝用スプリング86A、復帰用スプリング86B)、ブレーキレバー解放後に入る3つのマイクロスイッチ87A、87B、87C、を含んでいる。
3つのマイクロスイッチ87A、87B、87Cはリレー基板88に搭載されており、ラック83の移動に伴ってブレーキレバー解放体84と共に移動するスイッチレバー89Aが接触することでスイッチが入る。マイクロスイッチ87Aが入ると、制御装置(危害防止連動中継器)への出力が行われ、当該出力をもってブレーキ解放が行われたとことを確認し、マイクロスイッチ87Bが入ると、外部機器(自動閉鎖装置によるブレーキ解放と連動して作動するように予め設定されている装置等)への出力が行われ(マイクロスイッチ87Bの使用は任意である)、マイクロスイッチ87Cが入ると、モータ80への通電が遮断される。
自動閉鎖装置8は、さらに、ラック83の移動に伴ってブレーキレバー解放体84と共に移動するワイヤ固定用ブラケット89Bを備えている。必要に応じて、ブレーキレバー解放体84に代えて、ワイヤ固定用ブラケット89Bに端部を固定したブレーキ解放ワイヤ89Cを引くことでブレーキ解放を行うような仕様とすることができる。1つの態様では、ブレーキ解放時のブレーキレバー解放体84の移動ストロークが14mmであるのに対して、ブレーキ解放ワイヤ89Cの移動ストロークは20mmであり、両者の移動ストロークが異なっている。図示の態様ではスイッチレバー89Aとワイヤ固定用ブラケット89Bは同じ板材を折り曲げて形成しているが、別部材から構成してもよい。また、スイッチレバー89A及びワイヤ固定用ブラケット89Bを、ブレーキレバー解放体84と同じ部材から一体的に形成してもよい。
ブレーキレバー解放体84は、ラック83の往復動によって、ブレーキを解放する方向とブレーキを復帰させる方向との間で、主軸85上を往復動自在となっている。ケーシング8aの底面には主軸85の下方に位置してラック83及びブレーキレバー解放体84の移動方向に延びる長孔80aが形成されており、開閉機5のブレーキ部を解放するブレーキレバー50が長孔80aから上方(図4の態様において)に延びている。ブレーキレバーが、長孔80aの長さ方向にブレーキ解放方向(図4、図5では右方向)に移動することで開閉機5のブレーキが解放され、ブレーキ解放方向と反対のブレーキ復帰方向(図4、図5では左方向)に移動することで開閉機5のブレーキが復帰する。ブレーキレバー50は、図示しないスプリングによってブレーキが復帰する方向に付勢されている。なお、本実施形態において、ブレーキレバー50は図1に示す開閉機5の下側に突出しており、自動閉鎖装置8は図4に示す態様を上下反対にした態様で開閉機5の下側に取り付けられている。また、ブレーキレバー50は、開閉機5に自動閉鎖装置8を接続して火災時にシャッターを自重降下させる場合に使用するだけでなく、自動閉鎖装置8の接続が不要、つまり、火災時に閉鎖する必要の無いシャッターなどにおいては、修理点検時等に、作業者がブレーキレバー50を手指で押して操作してシャッターカーテンを自重降下させ、適当な位置で手を離すとブレーキが復帰するので、特に停電時などにシャッターカーテンを適当な高さまで自重降下させて閉鎖するのに使用され得る。
図5に示すように、主軸85は、第1固定部850と第2固定部851間に水平状に延びている。ブレーキレバー解放体84は、立ち上がり状の第1片840、第2片841、第1片840と第2片841を連結する底片842と、から側面視コ字状に形成されており、第1片840及び第2片841に設けた挿通孔を介して主軸85上を往復動可能となっている。ブレーキレバー解放体84はラック83に連結されており、ブレーキレバー解放体84とラック83は一体で往復動するようになっている。主軸85には、第1固定部850と第1片840との間に位置して復帰用スプリング86Bが、ラック83に一体形成された当接部852と第2片841との間に位置して緩衝用スプリング86Aが、それぞれ外装されている。
図6に示すように、ワンウェイクラッチ(ローラクラッチ)81は、モータ80のモータ軸800と一体で回転するホイール810と、ホイール810の内周面に沿って周方向に略等間隔を存して配置した複数のローラ811と、ホイール810が回転した時にローラ811の周方向の位置がずれないように位置決め保持するクラッチガイド812と、モータ軸800の回転が入り切り可能に伝達される駆動軸813と、からなる。
ホイール810は短筒状の形状を備えており、一側の面部にはモータ軸800を回転伝達可能な状態に受け入れる連結孔810aが形成されており、他側は開放状となっている。ホイール810の連結孔810aにはモータ軸800が一体で回転するように連結されており、モータ軸800の正逆回転に連動してホイール810が正逆回転するようになっている。すなわち、モータ軸800が第1の方向(図6に示すA方向)に回転するとホイール810も第1の方向に回転する。モータ軸800が第1の方向と反対の第2の方向(図6に示すB方向)に回転するとホイール810も第2の方向Bに回転する。
モータ80は、ケーシング8a内に設けた取付台801の立ち上がり状のプレート801aの一側に固定されており、モータ軸800はプレート801aを貫通して他側に延びており、ワンウェイクラッチ81のホイール810に伝動連結されており、プレート801aの他側にワンウェイクラッチ81が設けられることになる。
ホイール810の内周面には、各ローラ811に対応して3つのガイド面810Aが周方向に亘って形成されている。各ガイド面810Aは、周方向の一側(第1端部)から他側(第2端部)に向かって、ホイール810の回転中心からの距離が周方向に徐々に小さくなるような湾曲面(すなわち縮径している)ないし傾斜面である。例えば、図6、図7に示す態様では、ガイド面810Aはホイール810の回転中心からの距離が第2の方向(図6に示すB方向)に徐々に小さくなるような湾曲面である。各ローラ811が各ガイド面810Aの第1端部にある状態(図6)において、ホイール810がA方向に回転することで、ガイド面810Aによって各ローラ811が径方向に中心に向かって案内される。
クラッチガイド812は、リング状の本体812Aと、本体812Aの周方向に形成した3つの円弧状の位置決め片812Bと、からなり、周方向に隣位の円弧状の位置決め片812B間の間隔はローラ811の直径よりも少し大きい寸法となっている。別の言い方をすると、各円弧状の位置決め片812Bの周方向の長さは、各ローラ811間の周方向の間隔よりも少し小さい寸法となっている。ホイールの810の開放状の他側は図示しない蓋体(駆動軸813の挿通孔を備えている)によって塞がれており、クラッチガイド812の本体812Aの他方の端部(位置決め片812Bが形成されている側と反対側の端部)は図示しないOリングを介して当該蓋体の内壁に圧接されており、クラッチガイド812の回転は規制されている。
3つのローラ811は周方向に略等間隔の位置でクラッチガイド812の位置決め片812Bにより周方向の移動が規制されており、各ローラ811が各ガイド面810Aの第1端部にある状態でホイール810が第1の方向(A方向)に回転することで、各ローラ811は、位置決め片812Bによって周方向の移動が規制されながら、ガイド面810Aによって径方向にホイール810の回転中心に向かって案内される。
駆動軸813は、基端側の星型状の係合部813Aと、先端側の連結部813Bと、中間の大径部813Cと、からなり、ホイール810の回転中心に沿って延びている。係合部813Aの周面は、周方向に連続状に形成された複数の湾曲凹部から形成されており、各湾曲凹部はローラ811の径に一致しており、ローラ811が係合可能なようになっている。係合部813Aの径、すなわち係合部813Aの周面の外接仮想円の径は、ローラ811がガイド面810Aの第1端部(ホイール810の回転中心から遠い側)に位置する時には、ローラ811と接触しないような寸法に形成されており、ホイール810のA方向への回転によりガイド面810Aを介してローラ811が径方向に中心に向かって案内されると、ローラ811がガイド面810Aの第2端部(ホイール810の回転中心から近い側)に移動して、ローラ811が係合部813Aの湾曲凹部に係合してクラッチが入るようになっている。
ローラ811がガイド面810Aの第2端部(ホイール810の回転中心から近い側)に位置する状態において、ホイール810の第2の方向(B方向)への回転によりローラ811に接触しているガイド面810Aと駆動軸813の中心からの距離が大きくなり、ローラ811と係合部813Aの湾曲凹部が離間して係合状態が解除されてクラッチが切れて、駆動軸813がフリーとなる。
このように、機械式のワンウェイクラッチにおいて、ホイール810と駆動軸813は、複数のローラ811を介して係脱可能となっており、ローラ811を介したクラッチ810と駆動軸813の係脱は、モータ軸800及びクラッチ810を正逆回転(第1の方向あるいは第2の方向)させることで行う。ホイール810と駆動軸813がローラ811を介して係合した状態では、モータ軸800及びホイール810の回転に伴って、駆動軸813が一体で回転する。すなわち、この状態では、モータ軸800と駆動軸813は回転伝達状態にある。ホイール810と駆動軸813が非係合状態にある場合には、駆動軸813は、モータ軸800及びクラッチ810から独立したフリーな状態にある。この状態では、モータ軸800と駆動軸813との回転伝達状態が解除されて、駆動軸813がモータ軸800及びクラッチ軸810から独立して(より具体的には、モータ軸800及びクラッチ軸810から回転を受けることなく、また、不動状態にあるモータ軸800及びクラッチ軸810により当該駆動軸813の回転が規制されることなく)回転可能となる。
駆動軸813の先端側の連結部813Bにはピニオン82が一体で回転するように連結されており、駆動軸813の回転に伴ってピニオン82が回転する。ピニオン82のA方向の回転によって、ピニオン82と噛合しているラック83がブレーキ解放方向に直進移動する。ラック83には、ブレーキレバー解放体84が固定されており、ラック83の移動に伴って、ブレーキレバー解放体84が開閉機5のブレーキレバー50を押し始める。ブレーキレバー解放体84が所定量移動すると、ブレーキレバー解放体84と一体で移動するスイッチレバー89Aとの接触によってマイクロスイッチ87Aが入ると、制御装置(危害防止連動中継器)への出力が行われ、マイクロスイッチ87Bが入ると、外部機器への出力が行われ、マイクロスイッチ87Cが入ると、モータ80への通電が遮断される。
ラック83及びブレーキレバー解放体84がブレーキ解放方向に移動する時に、ラック83に一体形成された当接部852及びブレーキレバー解放体の第2片841がブレーキ解放方向に移動するが、開閉機のブレーキレバー50に当接するブレーキレバー解放体の第1片840に通常のブレーキ解放時の抵抗を越える抵抗が生じた場合、すなわち、ブレーキ解放方向に移動するブレーキレバー解放体84の移動可能量が、開閉機のブレーキレバー50を解放するために必要な移動量よりも大きい場合には、ブレーキレバー解放体84のブレーキ解放方向への移動量を、当接部852と第2片841との間に設けた緩衝用スプリング86Aが吸収するようになっている。したがって、本実施形態に係る自動閉鎖装置を、ブレーキレバー50のブレーキ解放ストロークが異なる複数種類の開閉機に適用する場合には、ラック83及びブレーキレバー解放体84の移動量を最もストロークが大きい開閉機に合わせて設計する必要があるが、そのような自動閉鎖装置をストロークが小さい開閉機に用いた場合には、ラック83の移動に伴うブレーキレバー解放体84の必要以上の移動量を緩衝用スプリング86Aが吸収するため、無理に開閉機のブレーキレバー50を押して開閉機のブレーキレバー50を破損させてしまうようなことがない。
自動閉鎖装置8のモータ80への通電が遮断された状態において、ワンウェイクラッチ81の駆動軸813がモータ80のモータ軸800と回転伝達状態にあり、かつ、モータ80(本実施形態においては、減速機付きモータ)の増速起動トルクが、復帰用スプリング86Bのバネ力及びブレーキレバー50(開閉機に内蔵された図示しない復帰用スプリング)の復帰力に打ち勝って、ピニオン82の回転、ラック83の移動は規制されており、ブレーキ解放状態が保持される。この状態において、障害物検知信号を受信した制御装置12からモータ80に作動信号が送信されると、モータ80が第2の方向(B方向)に回転して、ワンウェイクラッチ81のホイール810が第2の方向(B方向)に回転して、駆動軸813が瞬時にフリーとなって回転可能となり、復帰用スプリング86Bの復帰力で、ラック83、ブレーキレバー解放体84がブレーキ復帰方向に移動し、開閉機5のブレーキレバー50が復帰スプリング(図示せず)によって復帰して、開閉機5のブレーキが復帰する。なお、増速起動トルクとは、モータを無負荷の状態で出力側から起動させるために必要なトルクの意味で使用している。すなわち、非通電状態にあるモータにおいて、モータ軸の回転は増速起動トルクによって規制されている。また、モータ80の増速起動トルクが小さい場合には、モータの通電が遮断されると同時に復帰動作するおそれがあるため、減速機構をウォームギアとする構成、モータに常時一定の制動力を与えるカーボンブレーキ等を付加する構成、を採用してもよい。
[B−2]自動閉鎖装置の動作
自動閉鎖装置の動作について説明する。
[B−2−1]自動閉鎖装置の解放動作
(1)制御装置(危害防止用連動中継器)12は防災信号を受信すると、ブレーキ解放用の作動信号をモータ80に供給し、モータ軸800が第1の方向に回転し始める。
(2)モータ軸800の回転と一体でワンウェイクラッチ81のホイール810が第1の方向に回転を開始する。
(3)ホイール810が第1の方向に回転すると、ガイド面810Aの第1端部に位置している各ローラ811(位置決め片812Bによって周方向の移動が規制されている)は、ガイド面810Aに案内されながらホイール810の回転中心へ向かって移動を開始し、ホイール810の回転中心を通る駆動軸813の係合部813Aの湾曲凹部に係合し、駆動軸813が第1の方向に回転を開始する。
(4)駆動軸813の第1の方向の回転に伴って、駆動軸813の先端側の連結部813Bに固定されたピニオン82が第1の方向に回転する。
(5)ピニオン82の第1の方向の回転によって、ピニオン82に噛み合うラック83がブレーキ解放方向に移動し始め、ラック83に連結されたブレーキレバー解放体84が主軸85上をブレーキ解放方向に移動して、開閉機ブレーキレバー50を押し始める。これによって、開閉機5のブレーキが解放される。
(6)ブレーキレバー解放体84と一体で移動するスイッチレバー89Aによって、マイクロスイッチ87Aが押されると、制御装置(危害防止連動中継器)への出力が行われ、マイクロスイッチ87Bが押されると、外部機器への出力が行われ、マイクロスイッチ87Cが押されると、モータ80への通電が遮断されてモータ80が停止する。
(7)モータ80の通電遮断後においても、ワンウェイクラッチ81の駆動軸813がモータ80のモータ軸800と回転伝達状態にあり、モータ80の増速起動トルクによってモータ軸800の回転が規制されることによって、ブレーキ解放状態の保持状態が維持される。
[B−2−2]自動閉鎖装置の復帰動作
(1)制御装置(危害防止用連動中継器)12は障害物検知信号を受信すると、ブレーキ復帰用の作動信号を所定時間だけ(例えばタイマーによって3秒間程度)モータ80に供給し、モータ軸800が第2の方向に回転し始める。
(2)モータ軸800の回転と一体でワンウェイクラッチ81のホイール810が第2の方向に回転を開始する。
(3)ホイール810が第2の方向に回転すると、ガイド面810Aの第2端部に位置している各ローラ811(位置決め片812Bによって周方向の移動が規制されている)は、ガイド面810Aに案内されながらホイール810の回転中心から離れる方向へ移動し、駆動軸13の係合部813Aの湾曲凹部との係合状態が瞬時に外れて、駆動軸813がフリーとなる。
(4)ブレーキ解放状態の保持状態の時に圧縮されていた復帰用スプリング86Bの力で、ブレーキレバー解放体84及びラック83がブレーキ復帰方向に押されて移動して、瞬時に元の位置に戻る。復帰スプリング(図示せず)によって、開閉機ブレーキレバー50も復帰してブレーキが復帰する。ブレーキ復帰用の作動信号が入力されてからブレーキが復帰するまでの作動は、1秒未満で行われる。往復動を行うラック83及びブレーキレバー解放体84と、復帰用スプリング86Bを同一の軸(主軸85)に設けたため、復帰用スプリング86Bの力がブレーキレバー解放体84及びラック83に的確に伝達され、スムーズな復帰動作が行われる。なお、ラック83及びブレーキレバー解放体84の復帰は、ブレーキレバー50の復帰スプリング(図示せず)に依拠することなく、復帰用スプリング86Bの力のみで行われる設定となっており、本実施形態では、図3の左側の側面図に示す位置が、ブレーキレバー50と、ブレーキレバー解放体84の復帰位置(作動前の位置)である。開閉機5のブレーキレバー50の復帰と、自動閉鎖装置8(ブレーキレバー解放体84)の復帰は独立した動作となっており、装置が干渉し合うことで発生し得る不具合を防止している。
上述のように、本発明に係る自動閉鎖装置8は、モータ軸800の第1の方向の回転に連動して力を伝達し、モータ軸800の第2の方向の回転によって瞬時にクラッチが外れるワンウェイクラッチ81を採用することで、モータ80に対する正逆方向への瞬時の通電でブレーキの解放と復帰が行われることになり、作動時の消費電力を大幅に低減させ、駆動回路が簡単になるとともに、ラック83及びブレーキレバー解放体84の往復動を案内するための主軸85に復帰用スプリング86Bを外装したことで、自動閉鎖装置8の復帰動作がスムーズに行われる。
本発明は、電動シャッターにおける自動閉鎖装置として利用することができる。
2 シャッターカーテン
8 自動閉鎖装置
80 モータ
800 モータ軸
81 ワンウェイクラッチ
82 ピニオン
83 ラック
84 ブレーキレバー解放体
85 主軸
86B 復帰用スプリング
12 制御装置(危害防止用連動中継器)

Claims (2)

  1. 第1の方向あるいは第2の方向に正逆回転可能なモータ軸を備えたモータと、
    モータ軸が第1の方向に回転した時にのみ当該モータ軸と回転伝達状態となる駆動軸を備え、モータ軸の第2の方向の回転により該回転伝達状態が解除されるように構成されたワンウェイクラッチと、
    ワンウェイクラッチの駆動軸と一体で回転するピニオンと、
    ピニオンと噛合され、ピニオンの回転と共に往復動可能なラックと、
    ブレーキを解放する方向あるいはブレーキを復帰させる方向に往復動可能であり、ラックと一体で移動するブレーキレバー解放体と、
    ラック及びブレーキレバー解放体の往復動を案内するための主軸と、
    前記主軸に外装され、ブレーキレバー解放体がブレーキ解放方向に移動することで、ブレーキを復帰させる方向への力を蓄積する復帰用スプリングと、
    ブレーキレバー解放体がブレーキ解放方向に移動してブレーキを解放した時にモータへの通電を遮断する手段と、
    を備え、
    ブレーキ解放信号によりモータ軸が第1の方向に回転することで、モータ軸の回転が駆動軸に伝達されて、ピニオン、ラックを介して、ブレーキレバー解放体が主軸に沿ってブレーキ解放方向に移動してブレーキ解放を行うと共に、モータへの通電遮断後の非通電状態では、前記駆動軸と回転伝達状態にあるモータ軸の回転が規制されることでブレーキ解放状態が保持され、
    ブレーキ復帰信号によりモータが第2の方向に回転することで、モータ軸と駆動軸との回転伝達状態が解除されて、当該駆動軸が前記モータ軸から独立して回転可能となり、前記主軸に外装した復帰用スプリングの力でブレーキレバー解放体が主軸に沿ってブレーキ復帰方向に移動してブレーキが復帰するように構成されている自動閉鎖装置。
  2. 前記主軸には、ラック及びブレーキレバー解放体と共に移動する緩衝用スプリングが外装されており、
    ブレーキ解放方向に移動するブレーキレバー解放体の移動可能量が、開閉機のブレーキレバーを解放するために必要な移動量よりも大きい場合に、前記緩衝用スプリングが縮んでブレーキレバー解放体の移動量を吸収するように構成されている、請求項1に記載の自動閉鎖装置。
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