JP5478398B2 - 自動復帰型自動閉鎖装置 - Google Patents
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Description
第1の方向あるいは第2の方向に正逆回転可能なモータ軸を備えたモータと、
モータ軸が第1の方向に回転した時にのみ当該モータ軸と回転伝達状態となる駆動軸を備え、モータ軸の第2の方向の回転により該回転伝達状態が解除されるように構成されたワンウェイクラッチと、
ワンウェイクラッチの駆動軸と一体で回転するピニオンと、
ピニオンと噛合され、ピニオンの回転と共に往復動可能なラックと、
ブレーキを解放する方向あるいはブレーキを復帰させる方向に往復動可能であり、ラックと一体で移動するブレーキレバー解放体と、
ラック及びブレーキレバー解放体の往復動を案内するための主軸と、
前記主軸に外装され、ブレーキレバー解放体がブレーキ解放方向に移動することで、ブレーキを復帰させる方向への力を蓄積する復帰用スプリングと、
ブレーキレバー解放体がブレーキ解放方向に移動してブレーキを解放した時にモータへの通電を遮断する手段と、
を備え、
ブレーキ解放信号によりモータ軸が第1の方向に回転することで、モータ軸の回転が駆動軸に伝達されて、ピニオン、ラックを介して、ブレーキレバー解放体が主軸に沿ってブレーキ解放方向に移動してブレーキ解放を行うと共に、モータへの通電遮断後の非通電状態では、前記駆動軸と回転伝達状態にあるモータ軸の回転が規制されることでブレーキ解放状態が保持され、
ブレーキ復帰信号によりモータが第2の方向に回転することで、モータ軸と駆動軸との回転伝達状態が解除されて、当該駆動軸が前記モータ軸から独立して回転可能となり、前記主軸に外装した復帰用スプリングの力でブレーキレバー解放体が主軸に沿ってブレーキ復帰方向に移動してブレーキが復帰するように構成されている。
したがって、1種類の自動閉鎖装置で作動ストロークが異なる複数の態様(例えば、1種類の開閉機のブレーキ解放をブレーキレバー解放体またはブレーキ解放ワイヤを用いて行う場合に、両者の移動ストロークが異なる場合、あるいは、作動ストロークが異なる複数の開閉機に適用する場合)に対応することができる。
まず、本発明に係る自動閉鎖装置が採用されるシャッター装置の全体構成について説明する。図1および図2において、1は開口部に建付けられる電動シャッターであって、電動シャッター1を構成するシャッターカーテン2は、両端縁部を開口部両側に設けたガイドレール3、3に案内された状態で上下昇降し、開口部を閉鎖する閉鎖姿勢と、開口部上方の天井裏4に設けたシャッターケース(図示せず)内に巻装されて、開口部を開放する収納姿勢とに変姿可能に構成されている。
[B−1]自動閉鎖装置の構成
自動閉鎖装置8について説明する。シャッター装置の開閉制御において、防災盤10からの火災信号を制御装置(危害防止用連動中継器)12が受信すると、制御装置12が自動閉鎖モードとなって、制御装置12からの通電によって自動閉鎖装置8が作動し、開閉機5のブレーキ部を解放させてシャッター2が降下して防火区域を区画する。自動閉鎖装置8は、モータ80の回転に連動して作動する複数の機械要素によって開閉機5のブレーキ部を解放させ、ブレーキ解放後には、直ちにモータ80への通電を遮断する。
自動閉鎖装置の動作について説明する。
[B−2−1]自動閉鎖装置の解放動作
(1)制御装置(危害防止用連動中継器)12は防災信号を受信すると、ブレーキ解放用の作動信号をモータ80に供給し、モータ軸800が第1の方向に回転し始める。
(2)モータ軸800の回転と一体でワンウェイクラッチ81のホイール810が第1の方向に回転を開始する。
(3)ホイール810が第1の方向に回転すると、ガイド面810Aの第1端部に位置している各ローラ811(位置決め片812Bによって周方向の移動が規制されている)は、ガイド面810Aに案内されながらホイール810の回転中心へ向かって移動を開始し、ホイール810の回転中心を通る駆動軸813の係合部813Aの湾曲凹部に係合し、駆動軸813が第1の方向に回転を開始する。
(4)駆動軸813の第1の方向の回転に伴って、駆動軸813の先端側の連結部813Bに固定されたピニオン82が第1の方向に回転する。
(5)ピニオン82の第1の方向の回転によって、ピニオン82に噛み合うラック83がブレーキ解放方向に移動し始め、ラック83に連結されたブレーキレバー解放体84が主軸85上をブレーキ解放方向に移動して、開閉機ブレーキレバー50を押し始める。これによって、開閉機5のブレーキが解放される。
(6)ブレーキレバー解放体84と一体で移動するスイッチレバー89Aによって、マイクロスイッチ87Aが押されると、制御装置(危害防止連動中継器)への出力が行われ、マイクロスイッチ87Bが押されると、外部機器への出力が行われ、マイクロスイッチ87Cが押されると、モータ80への通電が遮断されてモータ80が停止する。
(7)モータ80の通電遮断後においても、ワンウェイクラッチ81の駆動軸813がモータ80のモータ軸800と回転伝達状態にあり、モータ80の増速起動トルクによってモータ軸800の回転が規制されることによって、ブレーキ解放状態の保持状態が維持される。
(1)制御装置(危害防止用連動中継器)12は障害物検知信号を受信すると、ブレーキ復帰用の作動信号を所定時間だけ(例えばタイマーによって3秒間程度)モータ80に供給し、モータ軸800が第2の方向に回転し始める。
(2)モータ軸800の回転と一体でワンウェイクラッチ81のホイール810が第2の方向に回転を開始する。
(3)ホイール810が第2の方向に回転すると、ガイド面810Aの第2端部に位置している各ローラ811(位置決め片812Bによって周方向の移動が規制されている)は、ガイド面810Aに案内されながらホイール810の回転中心から離れる方向へ移動し、駆動軸13の係合部813Aの湾曲凹部との係合状態が瞬時に外れて、駆動軸813がフリーとなる。
(4)ブレーキ解放状態の保持状態の時に圧縮されていた復帰用スプリング86Bの力で、ブレーキレバー解放体84及びラック83がブレーキ復帰方向に押されて移動して、瞬時に元の位置に戻る。復帰スプリング(図示せず)によって、開閉機ブレーキレバー50も復帰してブレーキが復帰する。ブレーキ復帰用の作動信号が入力されてからブレーキが復帰するまでの作動は、1秒未満で行われる。往復動を行うラック83及びブレーキレバー解放体84と、復帰用スプリング86Bを同一の軸(主軸85)に設けたため、復帰用スプリング86Bの力がブレーキレバー解放体84及びラック83に的確に伝達され、スムーズな復帰動作が行われる。なお、ラック83及びブレーキレバー解放体84の復帰は、ブレーキレバー50の復帰スプリング(図示せず)に依拠することなく、復帰用スプリング86Bの力のみで行われる設定となっており、本実施形態では、図3の左側の側面図に示す位置が、ブレーキレバー50と、ブレーキレバー解放体84の復帰位置(作動前の位置)である。開閉機5のブレーキレバー50の復帰と、自動閉鎖装置8(ブレーキレバー解放体84)の復帰は独立した動作となっており、装置が干渉し合うことで発生し得る不具合を防止している。
8 自動閉鎖装置
80 モータ
800 モータ軸
81 ワンウェイクラッチ
82 ピニオン
83 ラック
84 ブレーキレバー解放体
85 主軸
86B 復帰用スプリング
12 制御装置(危害防止用連動中継器)
Claims (2)
- 第1の方向あるいは第2の方向に正逆回転可能なモータ軸を備えたモータと、
モータ軸が第1の方向に回転した時にのみ当該モータ軸と回転伝達状態となる駆動軸を備え、モータ軸の第2の方向の回転により該回転伝達状態が解除されるように構成されたワンウェイクラッチと、
ワンウェイクラッチの駆動軸と一体で回転するピニオンと、
ピニオンと噛合され、ピニオンの回転と共に往復動可能なラックと、
ブレーキを解放する方向あるいはブレーキを復帰させる方向に往復動可能であり、ラックと一体で移動するブレーキレバー解放体と、
ラック及びブレーキレバー解放体の往復動を案内するための主軸と、
前記主軸に外装され、ブレーキレバー解放体がブレーキ解放方向に移動することで、ブレーキを復帰させる方向への力を蓄積する復帰用スプリングと、
ブレーキレバー解放体がブレーキ解放方向に移動してブレーキを解放した時にモータへの通電を遮断する手段と、
を備え、
ブレーキ解放信号によりモータ軸が第1の方向に回転することで、モータ軸の回転が駆動軸に伝達されて、ピニオン、ラックを介して、ブレーキレバー解放体が主軸に沿ってブレーキ解放方向に移動してブレーキ解放を行うと共に、モータへの通電遮断後の非通電状態では、前記駆動軸と回転伝達状態にあるモータ軸の回転が規制されることでブレーキ解放状態が保持され、
ブレーキ復帰信号によりモータが第2の方向に回転することで、モータ軸と駆動軸との回転伝達状態が解除されて、当該駆動軸が前記モータ軸から独立して回転可能となり、前記主軸に外装した復帰用スプリングの力でブレーキレバー解放体が主軸に沿ってブレーキ復帰方向に移動してブレーキが復帰するように構成されている自動閉鎖装置。 - 前記主軸には、ラック及びブレーキレバー解放体と共に移動する緩衝用スプリングが外装されており、
ブレーキ解放方向に移動するブレーキレバー解放体の移動可能量が、開閉機のブレーキレバーを解放するために必要な移動量よりも大きい場合に、前記緩衝用スプリングが縮んでブレーキレバー解放体の移動量を吸収するように構成されている、請求項1に記載の自動閉鎖装置。
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