JP5477514B2 - 誘導加熱乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の外板の外側から誘導加熱を行う誘導加熱乾燥装置に関する。
従来より、自動車等の車両ボディに塗装を行った後には、この車両ボディを乾燥炉内へ搬送し、乾燥炉内において、バーナの燃焼を行って発生させた熱風をファンによって送風して、車両ボディを加熱して乾燥させている。
一方、乾燥炉を用いて乾燥を行う際には、乾燥炉内の温度分布が不均一になったり、塗膜の外面が内面よりも先に乾くことによって塗装の品質に影響が生じたり、塗装面に埃が付着したりする問題が生じるおそれがある。
そこで、例えば、特許文献1の塗装用乾燥炉においては、自動車ボディのうちロッカー部に対向するように少なくとも1つの電磁誘導加熱コイルを設け、ロッカー部に施した塗膜を乾燥させることが開示されている。これにより、熱風による異物の巻き上げを抑制し、ひいては塗膜に異物が付着するといった品質不良を低減している。
また、例えば、特許文献2の電着塗膜形成方法においては、自動車ボディ等の金属製の立体的被塗物に電着塗装を行って得られた塗膜を、複数の誘導加熱装置により選択的に加熱乾燥することが開示されている。これにより、塗膜を加熱するのに時間がかかる、熱風温度を焼き付け温度以上の高温にするため一部が過剰加熱され塗膜が劣化する、金属とプラスチックを一体化した被塗物の電着塗装・乾燥硬化ができない等の問題を改善している。
特開2005−87819号公報 特開2004−2965号公報
ところで、上記特許文献1等に開示された塗装用乾燥炉においては、自動車ボディの一部のみを局所的に電磁誘導加熱コイルによって加熱している。そのため、電磁誘導加熱コイルによって、塗装を行った後の車両の全体を加熱して乾燥させる場合についての工夫はなされていない。この場合には、車両の各部において温度差が生じ、車両の各部を乾燥する条件にばらつきが生じるおそれがある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、外板の一般部と掛渡外板部との全体をできるだけ均一に加熱し、車両の外板全体をできるだけ均一に乾燥させることができる誘導加熱乾燥装置を提供しようとして得られたものである。
本発明は、車両の外板の外側から誘導加熱を行って、該外板の表面を乾燥させる誘導加熱コイルと、
該誘導加熱コイル上記車両の外板全体において窓部分同士の間に位置する掛渡外板部との間に配置され、上記誘導加熱コイルによって生じる磁界による上記掛渡外板部への加熱を抑制する遮蔽用シートと、を備え
該遮蔽用シートは、磁気を遮断する性質を有するシート形状の磁気シールドシートからなることを特徴とする誘導加熱乾燥装置にある。
上記誘導加熱乾燥装置は、誘導加熱コイルと遮蔽用シートとを備えるものである。遮蔽用シートは、誘導加熱コイルに対する内側に配置され、車両の外板における掛渡外板部と誘導加熱コイルとの間に配置される。車両の外板の掛渡外板部においては、遮蔽用シートによって、誘導加熱コイルに通電を行ったときに生じる磁界の影響を受けにくくなる。
これにより、外板の一般部に比べて流路断面積が縮小し、外板の一般部に比べて渦電流が流れやすい掛渡外板部は、渦電流が流れにくくすることにより、掛渡外板部が過度に加熱されることを防止することができる。
このように、誘導加熱乾燥装置においては、加熱されやすい掛渡外板部は加熱しにくくすることができる。これにより、外板の一般部と掛渡外板部との全体をできるだけ均一に加熱し、車両の外板全体をできるだけ均一に乾燥させることができる。
実施例1にかかる、誘導加熱乾燥装置を示す斜視図。 実施例1にかかる、誘導加熱乾燥装置を示す側面図。 実施例1にかかる、遮蔽用シート部の配置位置を右半分に示し、反射用シート部の配置位置を左半分に示して、誘導加熱乾燥装置を示す正面図。 実施例1にかかる、遮蔽用シート部を配置した位置の誘導加熱コイル及び車両を示す断面図。 実施例1にかかる、反射用シート部を配置した位置の誘導加熱コイル及び車両を示す断面図。 実施例1にかかる、他の誘導加熱乾燥装置を示す側面図。 実施例1にかかる、遮蔽用シート部の配置位置を右半分に示し、反射用シート部の配置位置を左半分に示して、他の誘導加熱乾燥装置を示す正面図。 比較例にかかる、誘導加熱コイル及び車両を示す断面図。 実施例2にかかる、他の誘導加熱乾燥装置を示す側面図。 実施例2にかかる、他の誘導加熱乾燥装置を示す正面図。
上述した誘導加熱乾燥装置における好ましい実施の形態につき説明する。
上記車両の各部の外板としては、メインボディにおける各部としてのフェンダー、ルーフ、ピラー等の外板、及びメインボディに組み付けたドア(サイドドア)、フード(ボンネット)、ルーフ、バックドア(トランクリッド)等の外板がある。
また、車両の外板は、各種の自動車用の鋼板とすることができ、例えば、冷間圧延鋼板、冷間高張力鋼板等とすることができる。
上記誘導加熱コイルは、上記車両の前後方向の回りに、該前後方向に位置ずれしながらループして配置するよう形成されており、上記遮蔽用シートは、上記誘導加熱コイルと上記掛渡外板部との間に配置され、磁気を遮断する性質を有するシート形状の磁気シールドシートあってもよい。
この場合には、車両の外板の掛渡外板部においては、誘導加熱コイルに通電を行ったときに生じる磁界は、遮蔽用シートによって、掛渡外板部に直接当たらないように遮断される。これにより、外板の一般部に比べて流路断面積が縮小し、外板の一般部に比べて渦電流が流れやすい掛渡外板部に対しては、誘導加熱コイルによる磁界が直接当たらないようにすることができる。そのため、掛渡外板部が過度に加熱されることを防止することができる。
また、上記誘導加熱乾燥装置において、上記誘導加熱コイルは、上記車両の前後方向の回りに、該前後方向に位置ずれしながらループして配置するよう形成されており、上記誘導加熱乾燥装置は、磁気を遮断する性質を有するシート形状の磁気シールドシートからなり、上記誘導加熱コイルと上記掛渡外板部との間配置する遮蔽用シートと、磁気を遮断する性質を有するシート形状の磁気シールドシートからなり、上記外板のうち上記掛渡外板部以外の一般部に対向する上記誘導加熱コイルの部位の外側に配置する反射用シートと、を備えていてもよい。
この場合には、磁気シールドシートの用い方に工夫を行い、磁気シールドシートを、誘導加熱コイルに対して内側(車両側)に配置するか、誘導加熱コイルに対して外側(車両と反対側)に配置するかによって、遮蔽用シートと反射用シートとに使い分けている。
遮蔽用シートは、誘導加熱コイルに対する内側に配置され、車両の外板における掛渡外板部と誘導加熱コイルとの間に配置される。車両の外板の掛渡外板部においては、誘導加熱コイルに通電を行ったときに生じる磁界は、遮蔽用シートによって、掛渡外板部に直接当たらないように遮断される。これにより、外板の一般部に比べて流路断面積が縮小し、外板の一般部に比べて渦電流が流れやすい掛渡外板部に対しては、誘導加熱コイルによる磁界が直接当たらないようにすることができる。そのため、掛渡外板部が過度に加熱されることを防止することができる。
反射用シートは、車両の外板における一般部の外側において、誘導加熱コイルに対する外側に配置される。車両の外板の一般部においては、誘導加熱コイルに通電を行ったときに生じる磁界は、反射用シートによって多くが反射され、一般部に当てられる。これにより、外板の一般部に対しては、誘導加熱コイルによる磁界が当たりやすくすることができる。そのため、一般部を加熱しやすくすることができる。
このように、誘導加熱乾燥装置においては、加熱されやすい掛渡外板部は加熱しにくくすることができ、加熱されにくい一般部は加熱しやすくすることができる。これにより、外板の一般部と掛渡外板部との全体をできるだけ均一に加熱し、車両の外板全体をできるだけ均一に乾燥させることができる。
また、上記遮蔽用シートと上記反射用シートとは、それぞれ別々のロボットの可動先端部に取り付けられており、かつ、該ロボットの可動先端部の移動によって位置及び姿勢を可変可能に構成されていてもよい。
この場合には、ロボットの可動先端部の移動によって、遮蔽用シートと反射用シートとの位置及び姿勢を可変させることができる。これにより、車両の各部の加熱しにくさと加熱しやすさとを、適宜調整することができる。また、掛渡外板部の位置、大きさが異なる種々の車種の車両に対して、誘導加熱乾燥装置を適用することができる。
また、上記遮蔽用シートと上記反射用シートとには、周囲の温度を測定する温度センサが配置されており、該温度センサによる測定温度が所定の温度になるまで、上記誘導加熱コイルによる加熱を行うよう構成されていてもよい。
この場合には、温度センサによって、遮蔽用シートの周辺の温度と、反射用シートの周辺の温度とを測定し、誘導加熱コイルによって加熱を行う車両の各部の温度を、予め設定した所定の温度にすることができる。
また、上記誘導加熱コイルは、上記車両の前後方向の回りに、該前後方向に位置ずれしながらループして配置するよう形成されており、上記誘導加熱乾燥装置は、上記遮蔽用シートの代わりに、環形状の銅板を備えており、該環形状の銅板は、上記車両の前後方向の回りにループして配置されていてもよい
この場合には、掛渡外板部に対向する部位の全周においては、誘導加熱コイルによって生じる磁界とは逆向きの磁界を、環形状の銅板に発生させることができる。これにより、掛渡外板部に対向する部位の全周においては、誘導加熱コイルによる磁界によって発生させる渦電流を、環形状の銅板によって発生させる渦電流によって打ち消すことができる。そのため、掛渡外板部に対向する部位の全周は、できるだけ加熱しないようにすることができる。なお、掛渡外板部に対向する部位の全周に対し、外板における掛渡外板部以外の一般部は、誘導加熱コイルによる渦電流によって加熱することができる。
こうして、加熱されやすい掛渡外板部は加熱しにくくすることができ、加熱されにくい一般部は加熱しやすくすることができる。これにより、外板の一般部と掛渡外板部との全体をできるだけ均一に加熱し、車両の外板全体をできるだけ均一に乾燥させることができる。
また、環形状の銅板に渦電流を効果的に流すことができ少ないコストで、車両の外板全体をできるだけ均一に乾燥させることができる。
また、環形状の銅板は、誘導加熱コイルと同様に、前後方向に位置ずれしながらループするコイル形状に形成することもできる。この場合、コイル形状の銅板の両端には、誘導加熱コイルに印加する交流電圧に対して、位相が180°ずれる(逆位相の)交流電圧を印加することができる。これにより、掛渡外板部に対向する部位の全周においては、誘導加熱コイルへの通電により発生する渦電流を、コイル形状の銅板への通電により発生する渦電流によって効果的に打ち消すことができる。
また、上記掛渡外板部は、フロントガラスとサイドガラスとの間、サイドガラス同士の間、サイドガラスとリヤガラスとの間、サンルーフとフロントガラス、サイドガラス又はリヤガラスとの間に形成された部分の少なくともいずれかであってもよい。
この場合には、遮蔽用シート又は環形状の銅板によって、掛渡外板部としての上記いずれかの部分(ピラー)を加熱しにくくすることができる。
以下に、誘導加熱乾燥装置にかかる実施例につき、図面を参照して説明する。
(実施例1)
本例の誘導加熱乾燥装置1は、図1、図2に示すごとく、車両5の外板(アウターパネル)51の外側から誘導加熱を行って、外板51の表面を乾燥させる誘導加熱コイル2と、磁気を遮断する性質を有するシート形状の磁気シールドシート3とを備えている。
磁気シールドシート3は、図3に示すごとく、車両5の外板51の全体のうち窓部分54同士の間に位置する掛渡外板部53において、掛渡外板部53と誘導加熱コイル2との間に配置する遮蔽用シート3A,3Bと、外板51の全体のうち掛渡外板部53以外の一般部52において、誘導加熱コイル2の外側に配置する反射用シート3Cとを有している。
以下に、本例の誘導加熱乾燥装置1につき、図1〜図8を参照して詳説する。
本例の遮蔽用シート3A,3Bは、誘導加熱コイル2によって生じる磁界によって掛渡外板部53が加熱されにくくするため役割を果たすものである。
本例の誘導加熱乾燥装置1は、電着塗装等の塗装を行った後の車両5の各部の外板51を加熱し、各部の外板51における塗装膜を加熱して乾燥させるために用いる。車両5は、搬送ラインによって塗装工程から乾燥工程まで搬送されるようになっている。
ここで、車両5の各部の外板51とは、メインボディ50における各部としてのフェンダー、ルーフ、ピラー等の外板51、及びメインボディ50に組み付けた開閉部としてのドア(サイドドア)、フード(ボンネット)、ルーフ、バックドア(トランクリッド)等の外板51のことをいう。外板51は、鉄を用いた自動車用の鋼板である。
図2、図3に示すごとく、誘導加熱コイル2は、電源から所定の周波数の交流電圧を両端に印加して、コイルに発生する渦電流により金属製の外板51を加熱するよう構成してある。誘導加熱コイル2は、周波数、交流電圧等を変化させて、通電条件を変更可能である。本例の誘導加熱コイル2は、車両5の前後方向Lの回りに、前後方向Lに位置ずれしながらループして配置するよう形成されている。誘導加熱コイル2は、車両5の前後方向Lに連続して繋がる複数のループによって形成されている。
図2に示すごとく、本例の掛渡外板部53は、サイドガラス同士の間に形成されたピラーである。本例の車両5におけるピラーは、フロントガラス541と前側サイドガラス542との間のAピラー531、前側サイドガラス542と中間サイドガラス543との間のBピラー532、中間サイドガラス543と後側サイドガラス544との間のCピラー533、後側サイドガラス544とリヤガラス545との間のDピラー534とからなる。
そして、図1、図2に示すごとく、本例の遮蔽用シート3A,3Bは、Bピラー532と誘導加熱コイル2との間、Cピラー533と誘導加熱コイル2との間に配置される。また、遮蔽用シート3A,3Bは、上下に長く形成されており、Bピラー532とその下側に位置するドア部分52とに配置される。遮蔽用シート3A,3Bと、反射用シート3Cとは、車両5の両側の側面にそれぞれ別々に配置されている。
図4には、誘導加熱コイル2に対する内側(車両5側)に磁気シールドシート3を配置して、遮蔽用シート3A,3Bを形成した状態を、誘導加熱コイル2及び車両5を断面にして示す。ここで、磁気シールドシート3がない場合には、誘導加熱コイル2の回りには、放射状に磁力線(磁束)Xが形成される(図8参照)。
これに対し、図4に示すごとく、誘導加熱コイル2に対する内側に磁気シールドシート3を配置して遮蔽用シート3A,3Bを形成した場合には、遮蔽用シート3A,3Bに衝突する磁力線Xは、遮蔽用シート3A,3Bを通過せずに誘導加熱コイル2の側に反射される。これにより、遮蔽用シート3A,3Bの周辺においては、車両5の外板51における掛渡外板部53へ磁力線Xが直接通過せず、渦電流が直接的に発生しない。
なお、磁気シールドシート3は、磁気を遮蔽するフィルム状の基材31の両面に対して、樹脂フィルム層32を形成してなる。基材31は、鉄(Fe)に対して、シリコン(Si)、ボロン(B)等を含有したものとすることができる。基材31は、高透磁率であるナノ結晶軟磁性材から構成することができる。樹脂フィルム層32は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂から構成し、これを接着剤によって基材31に接着することができる。
図5には、誘導加熱コイル2に対する外側(車両5と反対側)に磁気シールドシート3を配置して、反射用シート3Cを形成した状態を、誘導加熱コイル2及び車両5を断面にして示す。そして、誘導加熱コイル2に対する外側に磁気シールドシート3を配置して反射用シート3Cを形成した場合には、反射用シート3Cに衝突する磁力線Xは、反射用シート3Cを通過せずに車両5の側に反射される。そして、反射用シート3Cの周辺においては、車両5側へ磁力線Xを集中させ、車両5における一般部52へ磁力線Xを直接通過させ、車両5における一般部52に渦電流をより効果的に直接的に発生させることができる。
図1に示すごとく、本例の遮蔽用シート3A,3Bと反射用シート3Cとは、それぞれ別々のロボット4の可動先端部41に取り付けられている。本例の誘導加熱乾燥装置1は、車両5の側面においてBピラー532の形成箇所の上下全長にわたって配置した第1遮蔽用シート3Aと、車両5の側面においてBピラー532の形成箇所とCピラー533の形成箇所との間のドア部分の上下全長にわたって配置した反射用シート3Cと、車両5の側面においてCピラー533の形成箇所の上下全長にわたって配置した第2遮蔽用シート3Bとを備えている。
各遮蔽用シート3A,3B及び反射用シート3Cは、車両5の両側の側面に配置されている。車両5の両側に配置される各遮蔽用シート3A,3B及び反射用シート3Cは、ロボット4の可動先端部41の移動によって位置及び姿勢を可変可能に構成されている。
ロボット4の可動先端部41の移動によって、各遮蔽用シート3A,3Bと反射用シート3Cとの位置及び姿勢を可変させることにより、車両5の外板51の各部の加熱しにくさと加熱しやすさとを、適宜調整することができ、車両5の外板51の各部における加熱温度をできるだけ均等にすることができる。また、掛渡外板部53の位置、大きさが異なる種々の車種の車両5に対して、誘導加熱乾燥装置1を適用することができる。
図1、図3に示すごとく、各遮蔽用シート3A,3Bと反射用シート3Cとには、周囲の温度を測定する温度センサ42を配置しておくことができる。誘導加熱乾燥装置1は、温度センサ42による測定温度が所定の温度になるまで、誘導加熱コイル2による加熱を行うよう構成することができる。
本例の誘導加熱乾燥装置1においては、次のようにして、遮蔽用シート3A,3Bと反射用シート3Cとを使用することができる。
誘導加熱コイル2に通電を行って、塗装後の車両5を乾燥させる際には、サーモカメラ等の非接触温度検出手段を用いて、車両5の外板51の各部の温度を測定することができる。
次いで、車両5の外板51の各部の温度を測定した後、温度が高い部分と温度が低い部分とを確認する。この温度が高い部分は、主にBピラー532の周辺及びCピラー533の周辺となり、温度が低い部分は、車両5の前後方向LにおいてBピラー532の下方位置を除く、フロントフェンダー付近、フロントドア、スライドドア(リヤドア)、リヤフェンダー付近の一般部52となる。
Bピラー532の周辺とCピラー533の周辺との温度が高くなる理由は次のように考える。
誘導加熱コイル2によって車両5を加熱する際には、誘導加熱コイル2から発生する磁界によって、車両5に渦電流が流れる。このとき、渦電流は、外板51がない部分であるサイドガラスには流れない。そのため、車両5の天井部とドア部とに流れる渦電流は、外板51としてのBピラー532及びCピラー533を経由して、天井部とドア部とを流れることになる。これにより、Bピラー532の周辺及びCピラー533の周辺が過剰に加熱されると考えられる。
一方、Bピラー532の下方位置を除く、ドア、フェンダー等の一般部52においては、渦電流が通過しにくく、加熱されにくいと考えられる。
次いで、図1〜図3に示すごとく、各ロボット4の可動先端部41の移動によって、第1遮蔽用シート3Aを誘導加熱コイル2の内側であってBピラー532の形成箇所の外側に配置し、第2遮蔽用シート3Bを誘導加熱コイル2の内側であってBピラー532の形成箇所の外側に配置する。また、他のロボット4の可動先端部41の移動によって、反射用シート3Cを車両5の前後方向LにおいてBピラー532とCピラー533との間の下方に位置する一般部52に対向する位置であって誘導加熱コイル2の外側に配置する。
このとき、各遮蔽用シート3A,3Bを配置したBピラー532の形成箇所及びCピラー533の形成箇所においては、各遮蔽用シート3A,3Bによって車両5への磁力線Xが弱められる。これにより、車両5の天井部とドア部(一般部)52とに流れる渦電流が減少し、Bピラー532の周辺とCピラー533の周辺とが加熱されにくくなる。
また、このとき、反射用シート3Cを配置したドア部(一般部)52においては、反射用シート3Cによって車両5への磁力線Xが強められる。これにより、ドア部52に流れる渦電流が増加し、ドア部52が加熱されやすくなる。
また、ロボット4の可動先端部41を移動させて、反射用シート3Cを配置するドア部(一般部)52を、フロントフェンダー付近、フロントドア付近、スライドドア(リヤドア)付近、リヤフェンダー付近と、適宜変更することができる。
そして、各遮蔽用シート3A,3B及び反射用シート3Cに配置した温度センサ42による測定温度が所定の温度になるまで、誘導加熱コイル2による加熱を継続する。また、温度センサ42によって各遮蔽用シート3A,3Bの周囲及び反射用シート3Cの周囲の温度を測定する際には、各ロボット4の可動先端部41を移動させて、各遮蔽用シート3A,3B及び反射用シート3Cを、車両5の側方に近づけたり、車両5の側方から遠ざけたりすることができる。
その後、車両5の全体が目標とする温度に加熱され、塗装膜が乾燥したときには、誘導加熱コイル2による加熱を終了することができる。
他の誘導加熱乾燥装置1として、図6、図7に示すごとく、各遮蔽用シート3A,3B及び反射用シート3Cは、誘導加熱コイル2に対して固定して設けることもできる。そして、各遮蔽用シート3A,3B及び反射用シート3Cは、車両5の前後方向Lの回りに一巡して形成することができる。図7においては、右半分に遮蔽用シート3A,3Bを配置した断面を示し、左半分に反射用シート3Cを配置した断面を示す。
また、図示は省略するが、誘導加熱コイル2は、車両5の前後方向Lの回りにループして形成する以外にも、種々の構成とすることができる。例えば、誘導加熱コイル2は、車両5の左右の側面、車両5の天面、車両5の前面、車両5の後面に対して、それぞれ別々に対向するように形成することができる。
本例の誘導加熱乾燥装置1は、誘導加熱コイル2と磁気シールドシート3とを備えるものである。そして、磁気シールドシート3の用い方に工夫を行い、磁気シールドシート3を、誘導加熱コイル2に対して内側(車両5側)に配置するか、誘導加熱コイル2に対して外側(車両5と反対側)に配置するかによって、遮蔽用シート3A,3Bと反射用シート3Cとに切り分けている。
遮蔽用シート3A,3Bは、誘導加熱コイル2に対する内側に配置され、車両5の外板51における掛渡外板部53(Bピラー532及びCピラー533)と誘導加熱コイル2との間に配置される。車両5の外板51の掛渡外板部53においては、誘導加熱コイル2に通電を行ったときに生じる磁界は、遮蔽用シート3A,3Bによって、掛渡外板部53に直接当たらないように遮断される。これにより、外板51の一般部52に比べて流路断面積が縮小し、外板51の一般部52に比べて渦電流が流れやすい掛渡外板部53に対しては、誘導加熱コイル2による磁界が直接当たらないようにすることができる。そのため、掛渡外板部53が過度に加熱されることを防止することができる。
反射用シート3Cは、車両5の外板51における一般部52の外側において、誘導加熱コイル2に対する外側に配置される。車両5の外板51の一般部52においては、誘導加熱コイル2に通電を行ったときに生じる磁界は、遮蔽用シート3A,3Bによって多くが反射され、一般部52に当てられる。これにより、外板51の一般部52に対しては、誘導加熱コイル2による磁界が当たりやすくすることができる。そのため、一般部52を加熱しやすくすることができる。
このように、誘導加熱乾燥装置1においては、加熱されやすい掛渡外板部53は加熱しにくくすることができ、加熱されにくい一般部52は加熱しやすくすることができる。これにより、外板51の一般部52と掛渡外板部53との全体をできるだけ均一に加熱し、車両5の外板51の全体をできるだけ均一に乾燥させることができる。
(実施例2)
本例は、図9、図10に示すごとく、上記実施例1に示した磁気シールドシート3を用いずに、誘導加熱コイル2によって生じる磁界による掛渡外板部53への加熱を抑制するための環形状の銅板3Xを形成した例である。
本例の誘導加熱コイル2は、上記実施例1と同様に、車両5の前後方向Lの回りに、前後方向Lに位置ずれしながらループして配置するよう形成されている。
そして、本例の環形状の銅板3Xは、誘導加熱コイル2と外板51との間であって、掛渡外板部53(Bピラー532及びCピラー533)に対向する部位において、前後方向Lの回りにループして配置される。
環形状の銅板3Xは、誘導加熱コイル2による渦電流と逆向きの渦電流を流すために、誘導加熱コイル2の前後方向Lの一部分の内周側にループして形成されている。本例の環形状の銅板3Xは、車両5を横方向に切断したときの略四角断面形状に応じて、四角環形状に形成されている。また、渦電流を効果的に流すために、環形状の銅板3Xは、絶縁体等を介して誘導加熱コイル2の内周側に配設されている。より具体的には、環形状の銅板3Xは、ループを形成する周方向における複数箇所において、誘導加熱コイル2の内周側に配設した絶縁体等によって誘導加熱コイル2に取り付けられている。
掛渡外板部53へ流れる渦電流の量は、環形状の銅板3Xの厚み、環形状の銅板3Xと外板51との距離、環形状の銅板3Xと誘導加熱コイル2との距離を変更することによって調整することができる。
また、環形状の銅板3Xは、車両5の両側面に位置する掛渡外板部53に対向する両側部の前後方向Lの幅を大きく形成し、車両5の上面及び下面に対向する上部及び下部の前後方向Lの幅を小さくして形成することもできる。
本例においては、掛渡外板部53に対向する部位の全周においては、誘導加熱コイル2によって生じる磁界とは逆向きの磁界を、環形状の銅板3Xに発生させることができる。これにより、掛渡外板部53に対向する部位の全周においては、誘導加熱コイル2による磁界によって発生させる渦電流を、環形状の銅板3Xによって発生させる渦電流によって打ち消すことができる。そのため、掛渡外板部53に対向する部位の全周は、できるだけ加熱しないようにすることができる。なお、掛渡外板部53に対向する部位の全周に対し、外板51における掛渡外板部53以外の一般部52は、誘導加熱コイル2による渦電流によって加熱することができる。
こうして、加熱されやすい掛渡外板部53は加熱しにくくすることができる。これにより、外板51の一般部52と掛渡外板部53との全体をできるだけ均一に加熱し、車両5の外板51の全体をできるだけ均一に乾燥させることができる。
本例においても、誘導加熱乾燥装置1のその他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。

Claims (8)

  1. 車両の外板の外側から誘導加熱を行って、該外板の表面を乾燥させる誘導加熱コイルと、
    該誘導加熱コイル上記車両の外板全体において窓部分同士の間に位置する掛渡外板部との間に配置され、上記誘導加熱コイルによって生じる磁界による上記掛渡外板部への加熱を抑制する遮蔽用シートと、を備え
    該遮蔽用シートは、磁気を遮断する性質を有するシート形状の磁気シールドシートからなることを特徴とする誘導加熱乾燥装置。
  2. 請求項1に記載の誘導加熱乾燥装置において、上記外板のうち上記掛渡外板部以外の一般部に対向する上記誘導加熱コイルの部位の外側に配置する反射用シートを備えており、
    該反射用シートは、磁気を遮断する性質を有するシート形状の磁気シールドシートからなることを特徴とする誘導加熱乾燥装置。
  3. 請求項2に記載の誘導加熱乾燥装置において、上記遮蔽用シートと上記反射用シートとは、それぞれ別々のロボットの可動先端部に取り付けられており、かつ、該ロボットの可動先端部の移動によって位置及び姿勢を可変可能に構成されていることを特徴とする誘導加熱乾燥装置。
  4. 請求項2又は3に記載の誘導加熱乾燥装置において、上記遮蔽用シートと上記反射用シートとには、周囲の温度を測定する温度センサが配置されており、
    該温度センサによる測定温度が所定の温度になるまで、上記誘導加熱コイルによる加熱を行うよう構成されていることを特徴とする誘導加熱乾燥装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載の誘導加熱乾燥装置において、上記遮蔽用シートと上記反射用シートとは、上記車両の前後方向の回りにループして配置されていることを特徴とする誘導加熱乾燥装置。
  6. 車両の外板の外側から誘導加熱を行って、該外板の表面を乾燥させる誘導加熱コイルと、
    該誘導加熱コイルと上記車両の外板全体において窓部分同士の間に位置する掛渡外板部との間に配置され、上記誘導加熱コイルによって生じる磁界による上記掛渡外板部への加熱を抑制する環形状の銅板と、を備え、
    該環形状の銅板は、上記車両の前後方向の回りにループして配置されていることを特徴とする誘導加熱乾燥装置
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の誘導加熱乾燥装置において、上記誘導加熱コイルは、上記車両の前後方向の回りに、該前後方向に位置ずれしながらループして配置されていることを特徴とする誘導加熱乾燥装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の誘導加熱乾燥装置において、上記掛渡外板部は、フロントガラスとサイドガラスとの間、サイドガラス同士の間、サイドガラスとリヤガラスとの間、サンルーフとフロントガラス、サイドガラス又はリヤガラスとの間に形成された部分の少なくともいずれかであることを特徴とする誘導加熱乾燥装置。
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