JP5476200B2 - 画像読取装置および画像読取システム - Google Patents

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本発明は、画像読取装置および画像読取システムに関するものである。
端末装置(ホストコンピュータ)と接続して使用される画像読取装置では、端末装置と通信して、画像読取装置が原稿等の画像読取を行い、取得した画像データを端末装置へ送信する。画像データを受信した端末装置は、所定の画像処理を施して、画像ファイルを作成し所定のフォルダに保存する(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−112519号公報
前記した端末装置と画像読取装置とから構成される従来の画像読取システムにおいて、ユーザが画像読取を行う場合の動作は、まず、画像読取装置に原稿、図面、写真等の媒体を載置した後、端末装置側に移動し、端末装置側で、画像読取装置が読み取る画像データの読取条件等の設定および読取指示の操作を行う。そして、その端末装置からの読取指示に従って画像読取装置により原稿等の画像の読取りが行われ、読み取られた画像の画像データが端末装置へ送られ画像処理されて保存されると、ユーザは、再び画像読取装置へ戻り、載置した原稿等を取り除く必要があった。そのため、ユーザは、画像読取装置と端末装置との間を往復する必要があり、また、原稿等を一時画像読取装置に置いてその場を離れるため、重要な書類を扱う場合には注意が必要であった。
また、画像読取システムの他の例として、画像読取装置側に、画像を読み取るための読取設定が行える機能を備えさせ、画像読取装置においてユーザにより入力された読取設定に基づいて原稿等の読取りを実行し、読み取られた画像の画像データを端末装置へ送信して保存させる技術がある。この画像読取システムにおいては、ユーザが、原稿サイズや、カラーモード(カラー、モノクロ等)、解像度等の各種設定を入力してから、読取指示を出す操作が必要であり、特に複数のユーザが画像読取装置を共有するときに、ユーザ毎に各種設定を入力し直す場合があり煩わしいものであった。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、画像読取装置に画像を読み取る媒体を載置したまま端末装置に移動する必要をなくし、読取設定を簡易に選択可能とする画像読取装置および画像読取システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る画像読取装置および画像読取システムは、端末装置に設定された各読取設定の読取設定名称一覧を、画像読取装置が受信する。そして、画像読取装置は、読取設定名称一覧の中からユーザにより選択された読取設定名称に対応する読取条件を、端末装置に保存された読取設定から取得して、操作部からの操作入力に基づいて受信した読取条件を変更し、当該変更された変更読取条件に基づき、媒体画像の読取りを実行することを特徴とする。次に、画像読取装置は、読み取った画像データを端末装置へ送信し、端末装置は、ユーザにより選択された読取設定名称に対応する画像処理方法で画像データの画像処理を行い、記憶部に保存する。
本発明によれば、画像読取装置に読み取る媒体を載置したまま端末装置に移動する必要のない画像読取装置および画像読取システムを提供することができる。
本実施形態に係る画像読取システムの構成例を示す図である。 本実施形態に係る画像読取装置の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像読取システムの構成例を示す図である。 本実施形態に係る画像読取装置および端末装置の構成例を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る端末装置における読取設定登録処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る読取設定の選択画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る読取設定名称一覧の一例を示す図である。 本実施形態に係る読取設定画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る読取設定名称の入力画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像読取システムにおける画像読取装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る画像読取装置の表示部に、端末装置の一覧を表示させた例を示す図である。 本実施形態に係る画像読取装置の表示部に、読取設定名称一覧を表示させた例を示す図である。 本実施形態に係る画像読取装置の表示部に、読取条件を表示させた例を示す図である。 本実施形態に係る画像読取システムにおける端末装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態の変形例に係る画像読取装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態の変形例に係る画像読取装置の表示部に、読取条件を端末装置に保存させるための保存釦を備えた読取条件設定画面を表示させた例を示す図である。 本実施形態の変形例に係る端末装置の処理の流れを示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る画像読取システム100の構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像読取システム100は、画像読取装置1と、端末装置2とが、USBケーブル等のデータ伝送路やLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークのような、通信回線3で接続され構成される。
画像読取装置(複合機)1は、例えば、図2に示すようなMFP(Multifunction Peripheral:多機能周辺装置)やスキャナ等の装置であり、少なくとも、原稿等を載置し、画像を読み取る読取部16と、読取設定を入力する操作部13と、読取設定を表示する表示部14と、装置全体の制御を司る制御部(CPU)10と、外部装置(端末装置2)との情報の送受信を行う通信部15とを備えている(具体的な構成は、後記する図4参照)。なお、読み取った画像を印刷用紙に形成する印刷部(画像形成部)17を備えていてもよい。また、端末装置2は、コンピュータ装置であり、画像読取装置1が出力する画像データの処理を制御する読取アプリケーションソフト200(図1および後記する図4参照)が組み込まれている。
なお、本実施形態に係る画像読取システム100は、1つの画像読取装置1に対して、複数の端末装置2が接続されていてもよい。また、図3に示すように、複数の画像読取装置1(1A,1B,1C)に対して、複数の端末装置2(2A,2B,2C)が接続されていてもよい。ここで、各画像読取装置1(1A,1B,1C)と複数の端末装置2(2A,2B,2C)とは、LAN等の通信回線3を介して通信可能であるものとする。
次に、本実施形態に係る画像読取システム100を構成する、画像読取装置1と端末装置2の具体的な構成について説明する。
図4は、本実施形態に係る画像読取装置1および端末装置2の構成例を示す機能ブロック図である。
(画像読取装置)
画像読取装置1は、載置された原稿等の媒体を画像データとして読み込む装置であり、CPU(Central Processing Unit)10、メモリ部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、および読取部16を含んで構成される。
CPU(制御部)10は、画像データの読取りに関する制御を司る読取制御部101と、読み取った画像をデジタル化する変換部102と、通信部15を介して外部装置(端末装置2)への情報の送信の制御を行う送信制御部103と、通信部15を介して外部装置(端末装置2)からの情報の受信の制御を行う受信制御部104とを含んで構成される。このCPU10が備える、読取制御部101、変換部102、送信制御部103、および受信制御部104の各機能は、画像読取装置1の記憶部12に記憶されたプログラムが、メモリ部11上に展開することで実現される。
ここで、画像読取装置1の読取制御部101が行う処理について具体的に説明する。
読取制御部101は、自己の画像読取装置1に接続されている端末装置2、または、画像読取装置1が読み取った画像の保存対象として予め登録されている端末装置2の一覧を表示部14に表示させ、ユーザに画像データを保存したい端末装置2を選択させる。そして、読取制御部101は、選択された端末装置2に対して、読取設定取得要求を送信し、送信した端末装置2に設定された読取設定220に関する読取設定名称221の一覧(読取設定名称一覧)を端末装置2から取得する。次に、読取制御部101は、ユーザにより所望の読取設定名称221が選択されると、その読取設定名称221に対応する読取条件(対応読取条件)222の取得要求である読取条件取得要求を、端末装置2に送信する。続いて、読取制御部101は、端末装置2から読取条件222を受信し、その読取条件に従った設定で、原稿等を読み取る制御を行う。また、読取制御部101は、読取部16が読み取った画像データを変換部102へ渡し、変換部102によりデジタル化された画像データを送信制御部103を介して端末装置2に送信させる制御を行う。
次に、メモリ部11は、例えばRAM(Random Access Memory)等の揮発性の記憶手段から構成され、CPU10の処理に必要な情報を一時的に記憶する。また、記憶部12は、例えば、ハードディスク等の不揮発性の記憶手段から構成される。操作部13は、操作釦やタッチパネル等の入力手段から構成される。表示部14は、画像読取装置1の操作内容や、画像読込の設定内容を表示する表示手段であり、液晶ディスプレイ等から構成される。通信部15は、外部装置との間で情報の送受信を行う通信デバイスから構成される。読取部16は、載置台に載置された原稿等を走査して画像を読み取る読取手段から構成される。
(端末装置)
端末装置2は、画像読取装置1が読み取る画像についての読取設定を行い、また、画像読取装置1が読み取った画像データを保存するコンピュータ装置であり、CPU(端末制御部)20、メモリ部21、記憶部22、端末操作部23、端末表示部24、および端末通信部25を含んで構成される。
ここで、メモリ部21、記憶部22、および端末通信部25は、画像読取装置1のメモリ部11、記憶部12、および通信部15と同様の機能を備えるため説明を省略する。また、端末操作部23は、マウスやキーボード等の入力手段からなる。端末表示部24は、画像読取装置1から取得した画像データの画像を表示する表示手段であり、液晶ディスプレイ等から構成される。
CPU(端末制御部)20は、端末装置2の制御を行うための基本ソフトとしてのOS(Operating System)201と、画像読取装置1が読み取る画像の画像データの処理を制御する読取アプリケーションソフト200と、送信制御部203と、受信制御部204とを含んで構成される。送信制御部203および受信制御部204は、画像読取装置1の送信制御部103および受信制御部104と同様の機能を備えるため、説明は省略する。また、読取アプリケーションソフト200、送信制御部203、および受信制御部204は、記憶部22に記憶されたプログラムがOS201を介してメモリ部21上に展開することで実現される。
読取アプリケーションソフト200は、設定管理部210と画像処理部230とを含んで構成される。設定管理部210は、複数の読取設定220(220a,220b,220c)を管理する。この読取設定220は、読取設定名称221、読取条件222、および画像処理方法223が一組として設定されるものである。なお、読取条件222と画像処理方法223において設定される具体的な設定項目は、後記する図8において説明する。また、設定管理部210は、この読取設定220の登録や更新の制御を行い、画像読取装置1からの読取設定取得要求(後記する図10参照)や、読取条件取得要求(図10参照)等を受信して、要求のあった読取設定220に関する情報を送信する。また、画像処理部230は、画像読取装置1から取得した画像データを、設定管理部210に記憶された画像処理方法223に基づき画像処理を行い、記憶部22に記憶させる。
次に、本実施形態に係る端末装置2における読取設定登録処理について図4を参照しつつ、図5を用いて詳細に説明する。この読取設定登録処理は、画像読取装置1において原稿等の画像読取を行う前に、端末装置2側において事前に行っておく処理である。
図5は、本実施形態に係る端末装置2における読取設定登録処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ユーザにより端末装置2の読取アプリケーションソフト200が起動され、読取設定モードが選択される(ステップS101)。
次に、読取アプリケーションソフト200の設定管理部210は、読取設定を「新規に設定」するか、「既存の設定を編集」するかの選択画面を端末表示部24に表示させ、ユーザに選択させる(ステップS102)。図6に、読取設定の選択画面の一例を示す。ここで、「新規に設定」が選択されると、設定管理部210は、端末表示部24に読取設定画面(後記する図8参照)を表示させる(ステップS103)。一方、「既存の設定を編集」が選択されると、処理は、次のステップS104に進む。
ステップS104において、設定管理部210は、自身が管理する各読取設定220(220a,220b,220c)の読取設定名称221(221a,221b,221c)を取得して読取設定名称一覧を生成し、端末表示部24に表示させる。例えば、図7に示すように、端末装置2に設定された読取設定220の読取設定名称221の一覧が表示される。そして、ユーザにより、編集したい読取設定名称221が読取設定名称一覧の中から選択される(ステップS105)。
続いて、設定管理部210は、ステップS105で選択された読取設定名称221に対応する設定内容(読取条件222および画像処理方法223)を読み出し、読み出した設定内容を読取設定画面として、端末表示部24に表示させる(ステップS106)。
図8は、本実施形態に係る読取設定画面の一例を示す図である。本実施形態に係る読取設定画面は、図8に示すように、読取条件222および画像処理方法223の各設定項目が表示されるものである。
ここで、読取条件222は、例えば、読取方法(Scan Method)や、原稿サイズ(Paper Size)、カラーモード(Color Mode)、解像度(Resolution)等の設定項目で示される情報である。読取方法とは、例えば、フラットベッド読取、ADF(Auto Document Feeder)読取、原稿両面読取等である。原稿サイズ(Paper Size)とは、例えば、A4サイズ、Letterサイズ、自動決定サイズ、自動設定サイズ(ユーザが任意の縦、横幅を入力)等である。カラーモード(Color Mode)とは、例えば、カラー、モノクロ、グレースケール、ハーフトーン等である。解像度とは、例えば、100dpi、300dpi等で設定される。
また、画像処理方法223は、例えば、出力の拡大縮小率(Output Scale)や、JPEG、GIFF、PDF等の保存する画像データのフォーマット(Save File Format)、画像の外枠部分の消去する幅を示す枠消去サイズ(Edge Erase)、消去する中央のラインの幅を示す中央消去サイズ(Center Erase)、画像の輪郭などを強調するシャープネス(Sharpness)、背景消去(Backimage Remove)、フォントスムーシング(Font Smoothing)等がある。また、詳細設定(More Detail)釦を押下することにより、例えば、明るさやコントラスト等のさらに詳細な画像処理方法223の項目を設定することも可能である。
図5に戻り、ステップS103およびステップS106で表示された読取設定画面(図8参照)に対して、ユーザによる端末操作部23からの操作により、所望する読取条件222および画像処理方法223が入力される(ステップS107)。なお、ステップS102において、「既存の設定を選択」した場合は、ユーザにより変更する必要のある項目が選択され、その選択された項目が変更されて入力される。
また、画像処理方法223の設定において、画像処理した画像データを記憶部22に記憶させる保存フォルダがユーザにより指定される(不図示)。画像処理方法223の設定項目である、JPEG等の画像データの保存フォーマット(Save File Format)と、この保存フォルダの指定が、保存条件として、読取設定220に登録される。なお、この保存条件は、読取条件222に含めて設定するようにしてもよい。
続いて、設定管理部210は、当該設定内容(読取条件222および画像処理方法223)の読取設定名称221の入力をユーザに促す画面を端末表示部24に表示し、ユーザに入力させる(ステップS108)。図9に、読取設定名称221の入力画面の一例を示す。なお、「既存の設定を編集」を選択した場合は、当該読取設定220の読取設定名称221を表示し、ユーザが読取設定名称221を変更したい場合には、ユーザにより新たな名称が入力される。
そして、設定管理部210は、入力された、読取設定名称221、読取条件222および画像処理方法223を1組として設定管理部210に保存して(ステップS109)、読取設定登録処理を終える。
次に、本実施形態の画像読取システム100による画像読取処理が行われる場合の、画像読取装置1および端末装置2の動作を説明する。
図10は、本実施形態に係る画像読取システム100における画像読取装置1の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、画像読取装置1において、原稿等を読み取りその読み取った画像を端末装置2に保存するモードが、ユーザにより選択される(ステップS201)。
次に、画像読取装置1の読取制御部101は、画像読取装置1に接続されている端末装置2、または、画像読取装置1が読み取った画像の保存対象として予め登録されている端末装置2の一覧を表示部14に表示させる(ステップS202)。
図11は、本実施形態に係る画像読取装置1の表示部14に、端末装置2の一覧を表示させた例を示す図である。図11に示す例においては、画像読取装置1に複数の端末装置2(2A,2B,2C,…)が接続されている場合に、その複数の端末装置2(2A,2B,2C,…)を識別する名称(例えば、「aaaaaaaa」)が示されている。
図10に戻り、ステップS203において、操作部13を介して、ユーザにより、画像データを保存したい端末装置2が選択される。次に、読取制御部101は、選択された端末装置2に対して、その端末装置2に設定される読取設定220の読取設定名称221の一覧を要求する読取設定取得要求を、送信制御部103を介して送信する(ステップS204)。そして、読取設定取得要求を送信した端末装置2から、読取設定名称一覧が送信されるのを待つ。
続いて、読取制御部101は、読取設定取得要求を送信した端末装置2から、読取設定名称一覧を受信したか否かを判定する(ステップS205)。ここで、読取設定名称一覧を受信できなかった場合には(ステップS205→No)、ステップS214へ進み、表示部14にエラーを表示して、処理を終了する。
一方、読取設定名称一覧を受信した場合には(ステップS205→Yes)、読取制御部101は、表示部14に受信した読取設定名称一覧を表示させる(ステップS206)。
図12は、本実施形態に係る画像読取装置1の表示部14に、読取設定名称一覧を表示させた例を示す図である。図12に示すように、ステップS203で選択された端末装置2(例えば、端末装置「aaaaaaaa」)に設定された読取設定220の読取設定名称221の一覧が表示される。読取設定名称221は、例えば、「通常カラー」、「通常モノクロ」等として、ユーザにより登録されていることを示している。
図10に戻り、表示された読取設定名称一覧の中から、ユーザにより所望の読取設定名称221が、操作部13を介して選択されると(ステップS207)、読取制御部101は、選択された読取設定名称221に対応する読取条件(対応読取条件)222の取得要求(以下、「読取条件取得要求」という)を、ステップS203で選択された端末装置2に送信する(ステップS208)。そして、読取条件取得要求を送信した端末装置2から、読取条件222が返信されるのを待つ。
続いて、読取制御部101は、読取条件取得要求を送信した端末装置2から、読取条件222を受信したか否かを判定する(ステップS209)。ここで、読取条件222を受信できなかった場合には(ステップS209→No)、ステップS214へ進み、表示部14にエラーを表示させ、処理を終了する。
一方、読取条件222を受信した場合には(ステップS209→Yes)、読取制御部101は、受信した読取条件222を図13に例示するような画面で表示部14に表示させ(ステップS210)、ユーザに読取開始指示を促す。
図13は、本実施形態に係る画像読取装置1の表示部14に、読取条件222を表示させた例を示す図である。ステップS207において、読取設定名称221として「通常カラー」が選択された場合の読取条件222の例を図13は示している。
図10に戻り、ステップS211において、ユーザにより、原稿等が画像読取装置1の読取部16に載置され、操作部13を介して読取開始指示が出される。次に、読取制御部101は、設定された読取条件222に従った設定で、載置された原稿等を読取部16に読み取らせ、変換部102が、読み取った画像をデジタル化して画像データとし、送信制御部103を介して、選択された端末装置2へ送信する(ステップS212)。そして、送信が完了すると、読取制御部101は、表示部14に画像データの送信が完了したことを表示させ(ステップS213)、処理を終了する。
次に、端末装置2側の処理について説明する。図14は、本実施形態に係る画像読取システム100における端末装置2の処理の流れを示すフローチャートである。
端末装置2における読取アプリケーションソフト200の設定管理部210は、画像読取装置1から読取設定取得要求を受信したか否かを判定する(ステップS301)。ここで、読取設定取得要求を受信していなければ(ステップS301→No)、受信するまで待つ。一方、画像読取装置1から読取設定取得要求を受信した場合には(ステップS301→Yes)、次のステップS302へ進む。
ステップS302において、設定管理部210は、保存されている各読取設定220(220a,220b,220c)の読取設定名称221(221a,221b,221c)を取得して、読取設定名称一覧を生成し、読取設定取得要求を送信した画像読取装置1へ送信する。そして、設定管理部210は、読取条件取得要求を受信する待機状態に入る(ステップS303)。
次に、設定管理部210は、画像読取装置1からユーザにより選択された読取設定名称221に対応する読取条件(対応読取条件)222の取得要求(読取条件取得要求)を、受信したか否かを判定する(ステップS304)。ここで、読取条件取得要求を受信できなければ(ステップS304→No)、ステップS309に進み、設定管理部210は、端末表示部24にエラーを表示させ、処理を終了する。
一方、読取条件取得要求を受信した場合には(ステップS304→Yes)、設定管理部210は、受信した読取条件取得要求に示される読取設定名称221に対応する読取条件222を取得し、読取条件取得要求を送信した画像読取装置1に送信する(ステップS305)。そして、この読取条件222を送信したことを契機として、読取アプリケーションソフト200の画像処理部230が、画像データの受信待機状態に入る(ステップS306)。
次に、画像処理部230は、読取条件222を送信した画像読取装置1から、画像データを正常に受信したか否かを判定する(ステップS307)。ここで、画像データを正常に受信できなかった場合は(ステップS307→No)、画像処理部230は、端末表示部24にエラーを表示して処理を終了する(ステップS309)。
一方、画像データを正常に受信できた場合には(ステップS307→Yes)、画像処理部230は、画像読取装置1から受信した画像データに、選択された読取設定220に対応する画像処理方法223で画像処理を実行し、記憶部22に保存して(ステップS308)、処理を終える。
このようにすることで、本実施形態に係る画像読取システム100は、画像読取装置1に読み取る原稿等を載置したまま端末装置2に移動する必要をなくすことができる。つまり、読取りを実行する度に、ユーザが端末装置2と画像読取装置1との間を往復する必要がなくなる。よって、画像読取装置1に読み取らせようとする原稿等を、常にユーザの管理下で扱うことが可能となる。また、本実施形態に係る画像読取システム100によれば、望ましい読取設定220(読取条件222および画像処理方法223)を、簡易に選択可能とすることが可能となる。このことは、特に、複数のユーザが画像読取装置1を共用するような利用形態の場合、各ユーザが固有の読取設定220を簡易に選択し、保存できるため、利便性が高まる。
(本実施形態に係る画像読取システムの変形例)
次に、本実施形態に係る画像読取システム100の変形例について説明する。本実施形態の変形例の構成は、本実施形態に係る画像読取システム100の構成と同じである。ただし、画像読取装置1の読取制御部101は、読取条件222の設定を変更する機能と、ユーザにより変更された読取条件(変更読取条件)222を含む読取条件保存要求を端末装置2に送信する機能とをさらに備える。そして、端末装置2の設定管理部210は、受信した読取条件保存要求に基づき、読取条件222の設定内容を変更して保存する機能をさらに備えることを特徴とする。
図15は、本実施形態の変形例に係る画像読取装置1の処理の流れを示すフローチャートである。図10のステップS201〜ステップS210、およびステップS211〜ステップS214までの処理は、同じであるため、説明を省略する。
ステップS209で、画像読取装置1の読取制御部101が、読取条件222を受信した場合(ステップS209→Yes)、読取制御部101は、受信した読取条件222を図13に例示するような画面で表示部14に表示させる(ステップS210)。
次に、読取制御部101は、読取条件222を変更するか否かの選択画面を表示部14に表示させ、ユーザにより、読取条件222を変更するか否かが選択される(ステップS401)。この選択は、例えば、読取条件222の表示画面の一部に、条件変更する/しないの釦を設け、ユーザにより、この条件変更する/しないの釦が押下されることにより、条件変更をするか否かが決定される。
ここで、ユーザにより、読取条件222の変更をしないことが選択された場合には(ステップS401→No)、次のステップS211において、ユーザによる読取開始指示が出される。
一方、読取条件222の変更が選択された場合には(ステップS401→Yes)、操作部13を介してユーザにより、読取条件222が変更される(ステップS402)。
次に、読取制御部101は、図16に例示するように、変更された読取条件(変更読取条件)222を端末装置2に保存するための保存釦(「読取条件を保存」)を表示部14に表示し、ユーザにより保存釦が押下された場合には(ステップS403→Yes)、変更後の読取条件222を読取条件保存要求として端末装置2に送信して(ステップS404)、次のステップS211へ進む。一方、ユーザにより保存釦が押下されなかった場合には(ステップS403→No)、変更後の読取条件222を端末装置2に送信せずに、次のステップS211へ進む。これ以降は、図10のステップS212およびステップS213と同様の処理を行い、画像読取処理を終了する。
次に、端末装置2側の処理について説明する。図17は、本実施形態の変形例に係る端末装置2の処理の流れを示すフローチャートである。図14のステップS301〜S305、およびステップS307〜S309の処理は、同じであるため、説明を省略する。
ステップS305において、設定管理部210が、受信した読取条件取得要求に示される読取設定名称221に対応する読取条件222を、画像読取装置1に送信すると、次に、設定管理部210は、読取条件保存要求を受信する待機状態に入り、また、画像処理部230は、画像データの受信待機状態に入る(ステップS501)。
次に、設定管理部210は、画像読取装置1から、読取条件保存要求か、または、画像データを受信したか否かを判定する(ステップS502)。ここで、読取条件保存要求を受信した場合には、受信した読取条件222の変更内容を、設定管理部210の該当する読取設定220に保存し(ステップS503)、ステップS501へ戻る。
一方、設定管理部210が、ステップS502において、画像データを受信したと判定した場合には、画像処理部230を起動させ、ステップS307において、画像処理部230が、画像データを正常に受信したか否かを判定して、ステップS308の処理へ進める。
このようにすることで、本実施形態に係る画像読取システム100の変形例においては、画像読取装置1側で、読取条件222の設定を変更することができる。また、その変更した読取条件(変更読取条件)222を端末装置2へ送信し、設定内容を変更して読取条件222を保存することができる。よって、端末装置2に設定された読取条件222を、画像読取装置1側において変更し、原稿等の画像読取を実行することができる。つまり、読取条件222の変更のため、ユーザが画像読取装置1と端末装置2との間を往復する必要をなくすことができる。また、読取条件222を変更するために、再度端末装置2を操作することなく、変更した読取条件222を簡易に保存することが可能となる。
なお、本発明の実施形態においては、原稿等の読取りに関する設定(読取設定220)を、各端末装置2に保存して利用する形態として説明した。しかし、この読取設定220の保存先として1つのサーバ装置を設け、このサーバ装置に、各ユーザ毎の読取設定220を保存し、読取アプリケーションソフト200を組み込むことで、画像読取装置1が読取条件222を取得する先を、このサーバ装置1つに限定することも可能である。
また、本実施形態に係る画像読取システム100は、原稿等の読取設定220を端末装置2に保存して、画像読取装置1が原稿等を読み込んだ画像データを、端末装置2で画像処理して電子ファイルとして保存するものとした。しかし、この画像読取装置1が、例えば複写機能を併せ持つ装置であれば、複写機能の設定についても、各端末装置2に読取設定220と併せて保存し、利用可能とすることで、画像読取に関する機能以外についても利便性を高めることができる。
1 画像読取装置
2 端末装置
3 通信回線
10,20 CPU
11,21 メモリ部
12,22 記憶部
13 操作部
14 表示部
15 通信部
16 読取部
17 印刷部(画像形成部)
23 端末操作部
24 端末表示部
25 端末通信部
100 画像読取システム
101 読取制御部
102 変換部
103,203 送信制御部
104,204 受信制御部
200 読取アプリケーションソフト
201 OS
210 設定管理部
220 読取設定
221 読取設定名称
222 読取条件
223 画像処理方法
230 画像処理部

Claims (6)

  1. 端末装置に通信回線を介して接続され、媒体の画像を読み取る読取部を備えた画像読取装置であって、
    前記端末装置から前記読取部が前記媒体の画像を読み取る際の読取条件を受信し、前記受信した読取条件に基づき、前記媒体の画像の読取りを前記読取部に実行させる読取制御部と、
    ユーザからの操作入力を受け付ける操作部とを備え、
    前記読取制御部は、前記操作部からの操作入力に基づいて、前記受信した読取条件を変更し、当該変更された変更読取条件に基づき、前記媒体の画像の読み取りを前記読取部に実行させる
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 記読取制御部は、
    前記読取条件に付された読取設定名称の一覧を前記端末装置から受信し、前記読取設定名称の一覧の中から、前記操作部を介して前記ユーザにより選択された前記読取設定名称に対応する対応読取条件を、前記端末装置から取得して、当該取得した対応読取条件を前記操作入力に基づいて変更し、
    前記変更読取条件は、前記変更された対応読取条件である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記読取制御部は、
    前記操作部を介して前記変更読取条件を受け付けた場合に、前記変更読取条件を前記端末装置に送信すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 画像データの読取条件が予め記憶された端末装置と、媒体の画像を読み取る読取部を備えた画像読取装置とが通信回線を介して接続される画像読取システムであって、
    前記端末装置は、
    前記読取条件を前記画像読取装置に送信する設定管理部を備え、
    前記画像読取装置は、
    前記端末装置から前記読取条件を受信し、前記受信した読取条件に基づき、前記媒体の画像の読取りを前記読取部に実行させる読取制御部と、
    ユーザからの操作入力を受け付ける操作部とを備え、
    前記読取制御部は、前記操作部からの操作入力に基づいて、前記受信した読取条件を変更し、当該変更された変更読取条件に基づき、前記媒体の画像の読み取りを前記読取部に実行させる
    ことを特徴とする画像読取システム。
  5. 前記端末装置に記憶される前記読取条件には、前記読取条件ごとに読取設定名称が付されて記憶されており
    記端末装置の前記設定管理部は、
    前記読取条件ごとに付された前記読取設定名称の一覧を前記画像読取装置に送信し、
    前記画像読取装置の読取制御部は、
    前記読取設定名称の一覧を前記端末装置から受信し、前記読取設定名称の一覧の中から、前記操作部を介して前記ユーザにより選択された前記読取設定名称に対応する対応読取条件を、前記端末装置から取得して、当該取得した対応読取条件を前記操作入力に基づいて変更し、
    前記変更読取条件は、前記変更された対応読取条件である
    ことを特徴とする請求項に記載の画像読取システム。
  6. 前記画像読取装置の前記読取制御部は、
    前記操作部を介して前記変更読取条件を受け付けた場合に、前記変更読取条件を前記端末装置に送信し、
    前記端末装置の設定管理部は、
    前記画像読取装置から受信した前記変更読取条件を記憶部に記憶すること
    を特徴とする請求項4又は請求項5に記載の画像読取システム。
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