JP5474317B2 - 半導体デバイスの製造方法及び基板処理装置 - Google Patents

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本発明は処理する基板処理方法に関するものであり、特に、基板をセラミックヒータ、石英ヒータ等の抵抗加熱ヒータを被処理基板の加熱に用いて基板を処理する基板処理方法に関するものである。
図3は、従来の基板処理装置を示し、基板を処理するための処理室1に基板支持具としてサセプタ2が設けられる。
サセプタ2には、被処理基板3が水平に載置され、サセプタ4内には、熱伝導により、被処理基板3を面内均一に昇温できるように抵抗加熱ヒータ(以下、ヒータという)4が内蔵されている。
処理ガスを供給するためのガス供給ユニット5は、処理室1に接続されており、処理室1内を真空排気するガス排気ユニット6は、処理室1の圧力を調節する圧力制御弁(例え
ば、APCバルブ(APC:Auto Pressure Controllerバルブ)7を介して処理室1に接続されている。
また、基板処理装置には、ヒータ4の温度を検出する熱電対8と、ヒータ4に電力を供給して加熱する複数のヒータ用電力調節器9,10とが設けられている。
熱電対8はヒータ4が加熱する加熱ゾーンを複数に区分したゾーン毎に設けられており、ヒータ用電力調節器もヒータ4のゾーン毎に設けられている。
ヒータ用電力調節器9,10は、ヒータ用制御出力比率調節器11から出力された電力操作量に基づいてヒータ4への供給電力を調節することでゾーン別にヒータ4の温度を調節するようになっている。ヒータ用制御出力比率調節器11及び複数の熱電対8は、温度調節器12に接続されており、温度調節器12は、ヒータの目標温度とヒータのランプレート値とに基づいてヒータ4のランピング設定温度(℃/min)をゾーン毎に算出すると共に、ランピング設定温度に対応した電力操作量を算出してヒータ用制御出力比率調節器に出力するようになっている。
ヒータ4のランプレート値及び処理工程の最終目標温度は、プロセスレシピを参照して制御装置から温度調節器12に送信される。
なお、ランピング設定温度とは、ヒータのランプレート値から一義的に定まる所定時間当たりの設定温度(℃/min)のことをいう。また、「目標温度」とは、ヒータの初期設定温度から最終の目標温度(処理工程の処理温度)までの間を複数段に分けてステップ的に温度を変化させる場合の各段の温度のことをいう。
図4は、従来の基板処装置のヒータ温度制御方法を示す。
このヒータ温度制御方法は、被処理基板3を処理室1に搬入する工程と、処理室1を減圧するとともに加熱した後、被処理基板3を処理室1の減圧加熱雰囲気下で処理する処理工程と、処理工程の終了後、被処理基板を処理室1から搬出する搬出工程とを含む基板処理方法、特に、処理工程において被処理基板3を処理温度に昇温する方法として用いられる。
まず、ヒータ昇降温制御指定判定分岐処理S20を実行し、ヒータ4の昇降温指令の有無を判定する。
ヒータ4の昇降温指令が有る場合、すなわち、ヒータ4を昇温又は降温の指示がある場
合は、判定結果がYESとなる。また、ヒータ4の昇降温指令がない場合は、判定結果がNOとなる。
ヒータの昇降温指令が有る場合、すなわち、YESの場合は、次のエラー発生監視分岐処理30に進む。
エラー発生監視分岐処理S30では、ヒータ4を保護するためのヒータ温度の昇降温レートの監視、ヒータ4のパワー供給状態(電力供給状態)を監視するためのヒータ温度又は温度調節器12の制御出力量、すなわち、ヒータ用制御出力比率調節器11に出力する電力操作量の監視、ヒータ4の断線等がある。
エラー発生監視分岐処理S30で判定結果がYES、すなわち、エラーが発生していない場合(NO)は、設定データ判定分岐処理ステップS21に進む。
設定データ判定分岐処理ステップS21では、制御装置に接続されているディスプレイの複数の操作画面のうち、ヒータ4の目標温度及びランプレート値(例えば、1分当りの昇降温レート(℃/min))の操作画面から入力された設定状態を監視し、その設定データである目標温度、ランプレート値が新規設定時かどうか及び変更時かどうかを判定する。
設定データ判定分岐処理ステップS21で判定結果がYES、すなわち、設定データである目標温度、ランプレート値が新規設定時及び変更時の場合は、ヒータ制御ステータス(昇降温中)セット処理22に進む。
ヒータ制御ステータス(昇降温中)セット処理22では、制御装置の操作画面等に表示する現在の表示ステータスを、「昇降温中」を示す表示にセットし、目標温度転送処理S23に進む。
目標温度転送処理S23では、制御装置が温度調節器12に目標温度を転送して次のランプレート転送処理S24に進む。
ランプレート転送処理S24では、制御装置が温度調節器12にランプレート値を送信し、次の温度制御処理S25に進む。
温度制御処理S25では、制御装置から送信されたヒータ4の加熱ゾーン別の目標温度とランプレート値とに基づいて各ゾーンのランピング設定温度(℃/min)を算出すると共に、ランピング設定温度に対応した電力操作量を算出してそれぞれ対応するヒータ用制御出力比率調節器11に出力する。温度制御処理S25を終了すると、次に、目標温度到達分岐処理S26に進む。
目標温度到達分岐処理S26では、ヒータ4のモニタ温度が最終目標温度に到達したかどうかを判定する。ヒータ4が最終目標温度に到達した場合は、判定結果がYES、到達しない場合は、NOとなる。判定結果がYES、すなわち、最終目標温度に到達した場合は、ヒータ昇降制御テータス(昇降温完了)セット処理S27に進む。
ヒータ昇降制御テータス(昇降温完了)セット処理S27では、操作画面等に表示されている制御ステータスの「昇降温中」の代わりに「昇降温完了」の表示を表示させる。これにより、ヒータ4全体が目最終標温度に加熱され、サセプタ2に載置された被処理基板3全体が最終目標温度に加熱される。オペレータは、この「昇降温完了」の表示により、ヒータ4の加熱終了を確認する。
目標温度到達分岐処理S26で判定結果がNOの場合は、ヒータ昇降温制御指定判定分
岐処理S20に戻り、ヒータ4のモニタ温度が最終目標温度となるまでヒータ制御ステータス(昇降温中)セット処理22〜温度制御処理S25のルーチンを繰り返す。そして、設定データ変更判定分岐処理S21で判定結果がNOのとき、すなわち、設定データである目標温度、ランプレート値がそのまま保持される場合に、ヒータ4の加熱が終了したものとして、ヒータ昇降制御テータス(昇降温完了)セット処理S27に進み、操作画面等に表示されている制御ステータスの「昇降温中」の代わりに「昇降温完了」の表示を表示させる。
ヒータ昇降温制御指定判定分岐処理S20の判定結果がNOの場合及びエラー発生監視分岐処理S30の判定結果がYESの場合は、ヒータ制御停止処理S28に進む。
ヒータ制御停止処理S28では、温度調節器12を停止してヒータ制御ステータスセット(OFF)処理を実行する。
このヒータ制御ステータスセット(OFF)処理では、操作画面等に表示する制御ステータスの「昇降中」の表示の代わりに「OFF」等、温度調節器12が停止した旨の表示を表示させる。
オペレータやメンテナンス作業者は、温度調節器12が停止した旨の表示が表示されたときは、エラー原因の解析と復旧を行う。
このように従来のヒータ温度制御方法では、エラーを監視し、エラーの発生時にヒータの加熱を停止するので、ヒータの損傷を防止することができるが、ヒータの停止後、ヒータを再起動時に、ヒータの急激な温度の上昇によってヒータ、特に、セラミックや石英を用いた抵抗加熱式ヒータに損傷が発生する可能性がある。
すなわち、ヒータの加熱の際に、ヒータへの出力電力が過大となってエラーが発生し、これを原因としてヒータが停止することがある。
このとき、ヒータは自動又は手動によって再起動されるが、ヒータ停止後、再起動時は、ヒータからの放熱量が大きく、ヒータの温度が急激に低下する。これにより、ヒータのランプレート値が大きくなる。その後、ヒータの放熱が停止し、ヒータの温度が安定すると、今度は、ヒータの温度が急激に上昇してしまい、ヒータの熱負荷が突然に大きくなる。これにより、ヒータの損傷又はヒータの再度のエラーが発生し、ヒータが突然に停止することがある。
そこで、本発明は、ヒータ停止後、再起動時に、ヒータの損傷防止及びエラーによる停止防止を可能にすることを目的とする。
本発明の好ましい態様は、被処理物を処理室に搬入する工程と、処理室を減圧するとともに抵抗加熱ヒータにより加熱した後、被処理基板を被処理室の減圧加熱雰囲気下で処理する処理工程と、処理工程の終了後、被処理基板を処理室から搬出する搬出工程と、を含む基板処理方法であって、抵抗加熱ヒータの停止時の再起動時に、ヒータの初期設定値を自動設定するようにした基板処理方法を提供する。
本発明によれば、抵抗加熱ヒータの停止後、再起動時のヒータの急激な温度変化を抑制することができるので、ヒータの損傷、ヒータのエラーに起因したヒータの停止を防止することができる。また、ヒータの使い勝手が大幅に向上する。
本発明の好ましい実施の形態では、ヒータ停止後の再起動時に、ヒータの放熱が停止し、ヒータ温度が安定するまでヒータの加熱を停止し、ヒータの温度が安定したときに、ヒータの初期設定値を決定する。また、ヒータの降温レートが大きいときもヒータの温度が安定した後に、初期設定値を更新する。そして、この後に、目標温度とヒータのランプレートに基づいてヒータのランピング温度を決定する。このため、ヒータを適正な電力にて処理工程の処理温度に加熱することができ、ヒータの損傷、ヒータのエラーに起因したヒータの停止を防止する。これにより従来と比較してヒータの使い勝手が大幅に向上する。
以下、本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態では基板処理装置としてプラズマ処理炉を用いる。
プラズマ処理炉は、電界と磁界により高密度プラズマを生成できる変形マグネトロン型プラズマ源(Modified Magnetron Typed Plasma Source)を用いてウエハ等の基板をプラズマ処理する基板処理炉(以下、MMT装置と称する)である。
このMMT装置は、気密性を確保した処理室に基板を設置し、処理室をある一定の圧力に保ちながら反応ガスを処理室にシャワーヘッドを介して導入する。そして、放電用電極に高周波電力を供給して電界を形成するとともに磁界を形成し、マグネトロン放電を起こす。
放電用電極から放出された電子がドリフトしながらサイクロイド運動を続けて周回することにより長寿命となって電離生成率を高めるので高密度プラズマを生成することができる。
従って、MMT装置を用いると、反応ガスを励起分解させて基板表面を酸化または窒化等の拡散処理、または基板表面に薄膜を形成する、または基板表面をエッチングする等、基板へ各種のプラズマ処理を施すことができる。
図1にこのようなMMT装置の概略構成図を示す。
MMT装置は、処理容器203を有する。
処理容器203は、第1の容器であるドーム型の上側容器210と第2の容器である碗型の下側容器211によって形成され、上側容器210が下側容器211上に被せられる。上側容器210は、例えば、酸化アルミニウム又は石英等の非金属材料で形成されており、下側容器211は、例えば、アルミニウムで形成されている。また後述するヒータ一体型の基板保持具(基板保持手段)であるサセプタ217を窒化アルミニウムや、セラミックス又は石英等の非金属材料で構成することによって、処理の際に膜中に取り込まれる金属汚染を低減している。
シャワーヘッド236は、処理室201の上部に設けられ、キャップ状の蓋体233と、ガス導入口234と、バッファ室237と、開口238と、遮蔽プレート240と、ガス吹出口239とを備えている。バッファ室237は、ガス導入口234より導入されたガスを分散するための分散空間として設けられる。
ガス導入口234には、ガスを供給するガス供給管232が接続されており、ガス供給管232は、開閉弁であるバルブ243a、流量制御器(流量制御手段)であるマスフローコントローラ241を介して図中省略の処理ガス230のガスボンベに繋がっている。シャワーヘッド236から処理ガス(反応ガス)230が処理室201に供給され、また、サセプタ217の周囲から処理室201の底方向へ基板処理後のガスが流れるように下側容器211の側壁にガスを排気するガス排気口235が設けられている。ガス排気口235にはガスを排気するガス排気管231が接続されており、ガス排気管231は、圧力調整器であるAPC242、開閉弁であるバルブ243bを介して排気装置である真空ポ
ンプ246に接続されている。
また、処理室201に供給される処理ガス230を励起させる放電機構(放電手段)として、筒状、例えば円筒状に形成された第1の電極である筒状電極215が設けられる。筒状電極215は処理容器203(上側容器210)の外周に設置されて処理室201内のプラズマ生成領域224を囲んでいる。筒状電極215には高周波電力を印加する高周波電源273がインピーダンスの整合を行う整合器272を介して接続されている。
また、筒状、例えば円筒状に形成された磁界形成機構(磁界形成手段)である筒状磁石216は筒状の永久磁石となっている。
筒状磁石216は、筒状電極215の外表面の上下端近傍にそれぞれ配置される。上下の筒状磁石216、216は、処理室201の半径方向に沿った両端(内周端と外周端)に磁極を持ち、上下の筒状磁石216、216の磁極の向きが逆向きに設定されている。従って、内周部の磁極同士が異極となっており、これにより、筒状電極215の内周面に沿って円筒軸方向に磁力線を形成するようになっている。
処理室201の底側中央には、被処理基板であるウエハ200を保持するための基板保持具(基板保持手段)としてサセプタ217が配置されている。サセプタ217は、例えば窒化アルミニウムやセラミックス、又は石英等の非金属材料で形成され、内部に加熱機構(加熱手段)としてのヒータ4が一体的に埋め込まれており、ウエハ200を加熱できるようになっている。ヒータ4は電力が印加されてウエハ200を500℃程度にまで加熱できるようになっている。ヒータ4はセラミックヒータ又は石英ヒータ等の抵抗加熱ヒータで構成されている。
また、サセプタ217の内部には、さらにインピーダンスを変化させるための電極である第2の電極も装備されており、この第2の電極がインピーダンス可変機構274を介して接地されている。インピーダンス可変機構274は、コイルや可変コンデンサから構成され、コイルのパターン数や可変コンデンサの容量値を制御することによって、上記電極及びサセプタ217を介してウエハ200の電位を制御できるようになっている。
ウエハ200をマグネトロン型プラズマ源でのマグネトロン放電により処理するための処理炉202は、少なくとも処理室201、処理容器203、サセプタ217、筒状電極215、筒状磁石216、シャワーヘッド236、及びガス排気口235から構成されており、処理室201でウエハ200をプラズマ処理することが可能となっている。
筒状電極215及び筒状磁石216の周囲には、この筒状電極215及び筒状磁石216で形成される電界や磁界を外部環境や他処理炉等の装置に悪影響を及ぼさないように、電界や磁界を有効に遮蔽する遮蔽板223が設けられている。
サセプタ217は下側容器211と絶縁され、サセプタ217を昇降させるサセプタ昇降機構(昇降手段)268が設けられている。またサセプタ217には貫通孔217aが設けられ、下側容器211底面にはウエハ200を突上げるためのウエハ突上げピン266が少なくとも3箇所に設けられている。そして、サセプタ昇降機構268によりサセプタ217が下降させられた時にはウエハ突上げピン266がサセプタ217と非接触な状態で貫通孔217aを突き抜けるような位置関係となるよう、貫通孔217a及びウエハ突上げピン266が配置される。
また、下側容器211の側壁には仕切弁となるゲートバルブ244が設けられ、開いている時には図中省略の搬送機構(搬送手段)により処理室201に対してウエハ200を搬入、または搬出することができ、閉まっている時には処理室201を気密に閉じること
ができる。
また、制御部(制御手段)としてのコントローラ121は信号線Aを通じてAPC242、バルブ243b、真空ポンプ246を、信号線Bを通じてサセプタ昇降機構268を、信号線Cを通じてゲートバルブ244を、信号線Dを通じて整合器272、高周波電源273を、信号線Eを通じてマスフローコントローラ241、バルブ243aを、さらに図示しない信号線を通じてサセプタに埋め込まれたヒータやインピーダンス可変機構274をそれぞれ制御するよう構成されている。
なお、本実施の形態では、前記ガス供給ユニット5は、ガス供給管232と、開閉弁からなるバルブ243aと、流量制御手段としてのマスフローコントローラ241と、処理ガス230のガスボンベ(図示せず)とから構成され、前記ガス排気ユニット6は、ガス排気管231とバルブ243bと、真空ポンプ246とから構成されている。
MMT装置には、ヒータ4の温度を検出するため熱電対8が設けられる。熱電対8はヒータ4の加熱ゾーンを複数に区分したゾーン毎に温度を検出するため、複数、設けられる。
また、MMT装置には、ヒータ4を制御するため、電源(図示せず)からヒータ4の各加熱ゾーンへの供給電力を調節する複数のヒータ用電力調節器9,10と、各ヒータ用電力調節器9,10へのヒータ制御出力比率を調節することで電源からヒータ4の各加熱ゾーンへの電力供給量を制御するヒータ用制御出力比率調節器11と、このヒータ用制御出力比率調節器11のヒータ制御出力比率(制御操作量)を制御する温度調節器12とが設けられる。
ヒータ用制御出力比率調節器11は、温度調節器12からの基準操作出力値に、ヒータ4の各ゾーンの温度に応じた制御比率係数を掛けた値をヒータ制御出力比率とする。また、温度調節器12は、コントローラ121内の制御部(図示せず)に接続されており、コントローラ121により統括制御されるものとする。
次に上記のような構成の処理炉を用いて、半導体デバイスの製造工程の一工程として、ウエハ200表面に対し、又はウエハ200上に形成された下地膜の表面に対し所定のプラズマ処理を施す方法について説明する。なお、以下の説明において、基板処理装置を構成する各部の動作はコントローラ121により制御される。
ウエハ200は処理炉202を構成する処理室201の外部からウエハ200を搬送する搬送機構(図示せず)によって処理室201に搬入され、サセプタ217上に搬送される。この搬送動作の詳細は次のようになる。
まず、サセプタ217が基板搬送位置まで下降し、ウエハ突上げピン266の先端がサセプタ217の貫通孔217aを通過する。このときサセプタ217表面よりも所定の高さ分だけ突き上げピン266が突き出された状態となる。
次に、下側容器211に設けられたゲートバルブ244が開かれ、図中省略の搬送機構によってウエハ200をウエハ突上げピン266の先端に載置する。搬送機構が処理室201外へ退避すると、ゲートバルブ244が閉じられる。
サセプタ217がサセプタ昇降機構268により上昇すると、サセプタ217上面にウエハ200を載置することができ、更にウエハ200を処理する位置まで上昇する。
サセプタ217に埋め込まれたヒータ4は予め加熱されており、搬入されたウエハ200を室温〜500℃の範囲の内、所定のウエハ処理温度に加熱する。真空ポンプ246、及びAPC242を用いて処理室201の圧力を0.1〜100Paの範囲の内、所定の圧力に維持する。
ウエハ200の温度が処理温度に達し、安定化したら、ガス導入口234から遮蔽プレート240のガス吹出口239を介して、処理ガスN、O230を処理室201に配置されているウエハ200の上面(処理面)に向けて導入する。このときのガス流量は0.1〜1000sccmの範囲の内、所定の流量とする。同時に筒状電極215に高周波電源273から整合器272を介して高周波電力を印加する。印加する電力は、150〜200Wの範囲の内、所定の出力値を投入する。このときインピーダンス可変機構274は予め所望のインピーダンス値となるように制御しておく。
筒状磁石216、216の磁界の影響を受けてマグネトロン放電が発生し、ウエハ200の上方空間に電荷をトラップしてプラズマ生成領域224に高密度プラズマが生成される。そして、生成された高密度プラズマにより、サセプタ217上のウエハ200の表面にプラズマ処理が施される。プラズマ処理を終了したウエハ200は、図示略の搬送機構を用いて、基板搬入と逆の手順で処理室201外へ搬送される。
本実施形態に係るヒータ温度制御方法は、ウエハ200を処理室201に搬入する工程と、処理室201を減圧するとともに加熱した後、ウエハ200を処理室201の減圧加熱雰囲気下で処理する処理工程と、処理工程の終了後、ウエハ200を処理室201から搬出する搬出工程とを含む基板処理方法、特に、処理工程においてウエハ200を処理温度に昇温する方法として用いられる。
なお、本実施の形態では、ヒータ4のゾーン加熱を採用するため複数の温度センサ、例えば、熱電対8によりヒータ4の温度をゾーン別にモニタし、ヒータ4の温度をゾーン毎に制御することによってウエハ200の面内温度分布を均一化するが、以下の説明では便宜のため、各ゾーンが同じ温度であるものとして説明する。
本実施の形態の基板処理方法に係るヒータ温度制御方法は、ウエハ200を処理室201に搬入する搬入工程と、処理室201を減圧するとともにウエハ200を抵抗加熱ヒータにより加熱した後、ウエハ200を処理室201の減圧加熱雰囲気下で処理する処理工程と、処理工程の終了後、ウエハ200を処理室201から搬出する搬出工程とを含む基板処理方法において、プロセス開始時の被処理基板3の加熱に用いられる。
図2は、ヒータ温度制御方法に係るフローチャート図である。
図2に示すように、まず、ヒータ昇降温制御指定判定分岐処理S20を実行する。
ヒータ昇降温制御指定判定分岐処理S20では、温度調節器12がコントローラ121のプロセスレシピの設定条件を参照し、ヒータ4の昇降温指令の有無を判定する。ヒータ4の昇降温指令がある場合、判定はYESとなり、昇降温指令がない場合、判定はNOとなる。判定結果がYESの場合、次のエラー発生監視分岐処理S30に進み、NOの場合は、ヒータ制御停止処理S28に進む。
エラー発生監視分岐処理S30では、ヒータ4を保護するためのヒータ温度の昇降温レートの監視、ヒータ4のパワー供給状態(電力供給状態)を監視するためのヒータ温度又は温度調節器12の制御出力操作量、すなわち、ヒータ用制御出力比率調節器11に出力する電力操作量の監視、ヒータ4の断線等がある。
エラー発生監視分岐処理S30で、エラーが発生していた場合は、判定がYES、エラーが発生していない場合は判定がNOとなる。そして、エラーが発生していた場合は、ヒータ制御停止処理S28に進み、エラーが発生していない場合はヒータ初期設定処理実行判定分岐処理S50に進む。
ヒータ初期設定処理実行判定分岐処理S50は、ヒータ昇降温制御指定判定分岐処理S
20の判定結果がYES、且つ、エラー発生監視分岐処理S30の判定結果がNOのときに実行され、ヒータ初期設定を実行したかどうかを判定する。判定は、ヒータ初期設定処理の実行が既に終了しているときYESとなり、ヒータ初期設定処理を初めて実行するときはNOとなる。判定がYESの場合、設定データ変更判定分岐処理S21に進み、判定がNOの場合、ヒータ初期設定実行フラグセット処理S51に進む。
ヒータ初期設定実行フラグセット処理S51では、この温度制御のフローにおいて、一度だけヒータの初期設定値設定を許可するフラグが自動的にセットされる。
ヒータ初期設定実行フラグセット処理S51を終了すると、現在温度取得処理(1)S52に進む。
現在温度取得処理(1)S52では、ヒータ4の現在のモニタ温度(SV1)を取得してコントローラ121のメモリに記憶させ、次に、昇降温動作判定分岐処理S53に進む。
昇降温動作判定分岐処理S53では、プロセスレシピを参照して得られる処理工程の処理温度、すなわち、ヒータ4の最終目標温度とヒータ4の現在温度(熱電対8のモニタ温度)とを比較し、ヒータ4の現在値が処理工程における最終目標温度よりも小さいときは、ヒータ4の動作を、ヒータ4から熱を放出する降温時の動作と判定し(YES)、現在のモニタ値が処理工程における最終目標温度と等しいか、大きいときは、昇温時の動作と判定する(NO)。
昇降温動作判定分岐処理S53で、ヒータ4の動作が昇温時の動作のとき(NO)は、設定データ生成処理S54に進み、ヒータ4の動作が降温時の動作のとき(YES)のときは、設定データ変更判定分岐処理S21に進む。
設定データ生成処理S54では、次式により、温度調節器12の設定温度データを生成する。設定データ生成処理54を終了すると、次の初期設定値転送処理S55に進む。
SV=SV1+α×t
ただし、SV:ランピング設定温度(ヒータ動作時の処理設定温度℃)
SV1:現在温度取得処理S52で取得したヒータ4の現在の温度(PV)
α:ヒータの仕様で決定されている昇温レート(℃/min)
t:時間(min)
初期設定値転送処理S55では、設定データ生成処理54で算出したランピング設定温度を温度調節器12に送信する初期設定値転送処理を実行する。送信先は、温度調節器12である。この処理を終了すると、現在温度取得処理(2)S56に進む。
現在温度取得処理(2)S56では、ヒータ4の現在温度PVを取得して判定データとし、メモリに記憶する。メモリの記憶を終了すると、現在温度判定分岐処理S57に進む。
現在温度判定分岐処理S57では、現在温度取得処理(2)S56で取得したヒータ4の現在温度PVと現在温度取得処理(1)S52で所得したヒータ4の現在温度SV1とを比較し、現在温度取得処理(2)S56で取得したPVが、現在温度取得処理(1)S52で所得したSV1よりも小さいかどうかを判定する。
PVがSV1よりも小さい場合は、ヒータ4からの放熱量が大きく降温レートが高いと判定する(YES)。
また、PVがSV1以上の場合は、ヒータ4からの放熱が停止しているものと判定する(NO)。
そして、放熱レートが高い場合(YES)は、ヒータ4の放熱が停止するまで、言い換
えると、ヒータ4の温度が安定するまで、現在温度取得処理(1)S52から現在温度判定分岐処理S57までの処理を繰り返す。ヒータ4の温度が安定したときは(NO)、ヒータ温度低下判定分岐処理S58に進む。
ヒータ温度低下判定分岐処理S58では、SV≦PVか否かによって現在のヒータ4の状態を判定する。
SVがPV以下の場合は、ヒータ4からの放熱が停止していないと判定(YES)して、設定データ変更判定分岐処理S21に進み、SVがPVを越える場合は、放熱が停止し、ヒータ温度が安定したものとして(NO)、現在温度取得処理S56に移行させ、現在温度取得処理S56及び現在温度判定分岐処理S57を繰り返す。
設定データ判定分岐処理ステップS21では、コントローラ121に接続されているディスプレイの複数の操作画面のうち、ヒータ4の目標温度及びランプレート値(例えば、1分当りの昇降温レート(℃/min))の操作画面から入力された設定状態を監視し、その設定データである目標温度、ランプレート値が新規設定時かどうか及び変更時かどうかを判定する。
設定データ判定分岐処理ステップS21で判定結果が、YES、すなわち、設定データである目標温度、ランプレート値に変更がない場合は、ヒータ4を最終目標温度、すなわち、処理工程の処理温度に昇温するため、ヒータ制御ステータス(昇降温中)セット処理S22に進み、判定結果がNOの場合、すなわち、目標温度、ランプレート値に変更がある場合は、目標温度到達分岐処理S26に進む。
ヒータ制御ステータス(昇降温中)セット処理S22では、コントローラ121の操作画面等に表示させる現在の表示ステータスを、「昇降温中」を示す表示にセットし、目標温度転送処理S23に進む。
目標温度転送処理S23では、コントローラ121から温度調節器12に目標温度を転送する。転送を終了すると次のランプレート転送処理S24に進む。
ランプレート転送処理S24では、コントローラ121が温度調節器12にランプレート値を転送し、次の温度制御処理S25に進む。
温度制御処理S25では、温度調節器12がコントローラ121から転送されたヒータ4の加熱ゾーン別の目標温度とランプレート値とに基づいて各ゾーンのランピング設定温度(℃/min)を算出する。その後、ランピング設定温度に対応した電力操作量を算出してヒータ用制御出力比率調節器11に出力する。これにより、電力操作量に対応した電力がヒータ4に供給され、ヒータ4の温度が上昇する。
目標温度到達分岐処理S26では、モニタ温度と最終目標温度との比較により、モニタ温度が最終温度に到達したかどうかを判定する。
ヒータ4の温度が最終目標温度に到達した場合は、判定がYESとなり、到達しない場合はNOとなる。判定がYES、すなわち、最終目標温度に到達した場合は、ヒータ昇降制御テータス(昇降温完了)セット処理S27に進む。
これにより、ヒータ4全体が最終目標温度に加熱され、サセプタ2に載置された被処理基板3全体が最終目標温度に加熱される。
最終目標温度に到達しない場合は、ヒータ昇降温制御指定判定分岐処理S20に移行してヒータ昇降温制御指定判定分岐処理S20以降の処理を繰り返す。
ヒータ昇降制御テータス(昇降温完了)セット処理S27では、操作画面等に表示され
ている制御ステータスの「昇降温中」の代わりに「昇降温完了」の表示を表示させる。
オペレータは、この「昇降温完了」の表示により、ヒータ4の加熱終了を確認する。
ヒータ昇降温制御指定判定分岐処理S20で判定結果がNOのとき及びエラー発生監視分岐処理S30で判定結果がYESの場合は、ヒータ制御停止処理S28に進む。
ヒータ制御停止処理S28では、温度調節器12を停止し、ヒータ4の加熱を停止するヒータ制御ステータスセット(OFF)処理を実行する。
ヒータ制御ステータスセット(OFF)処理では、操作画面等に表示する制御ステータスを「昇降中」の表示を解除し、代わりに「OFF」等、温度調節器12が停止した旨の表示を表示させる。
オペレータやメンテナンス作業者は、温度調節器12が停止した旨の表示を認識し、対応する処理、例えば、エラー原因の解析と復旧とを行う。
ヒータ制御停止処理S28を終了すると、ヒータ初期設定実行フラグリセット処理を実行し、フラグをクリアして今回のヒータ温度制御を終了する。
[実施形態の効果]
このように本実施の基板処理方法では、ヒータ停止後の再起動時に、ヒータの放熱が停止し、ヒータ温度が安定した後に、ヒータの初期設定値を決定する。また、目標温度とヒータのランプレートに基づいてヒータのランピング温度を決定する。このため、従来のヒータの温度制御のように、ヒータ停止後、再起動時に、ヒータに供給する電力が過大とならず、ヒータが適正な電力にて加熱される。これにより、ヒータの損傷、ヒータのエラーに起因したヒータの停止を防止することができる。
また、ヒータのゾーン別にヒータの温度制御を実行するので半導体装置の歩留まりが大幅に向上させることができる。
また、従来と比較してヒータの使い勝手が大幅に向上する。
[付記]
以下、本発明の好ましい態様を示す。
[付記1]
被処理物を処理室に搬入する工程と、処理室を減圧するとともに抵抗加熱ヒータにより加熱した後、被処理基板を被処理室の減圧加熱雰囲気下で処理する処理工程と、処理工程の終了後、被処理基板を処理室から搬出する搬出工程と、を含む基板処理方法であって、抵抗加熱ヒータの停止時の再起動時に、ヒータの初期設定値を自動設定するようにした基板処理方法。
この場合、「被処理基板を被処理室の減圧加熱雰囲気下で処理する」とは、本実施の形態のようにサセプタを介して被処理基板を処理するだけではなく、縦型、横型の基板処理装置のように、処理室内雰囲気下で被処理基板を処理する形態も含まれるものとする。
この場合、好ましくは、抵抗加熱ヒータ、停止時の再起動時に、ヒータ初期設定値で一旦、安定させるようにするとよい。
また、より、好ましくは、ヒータ停止時の降温レートが所定の降温レートよりも大きいかどうかを判定し、ヒータ停止時の降温レートが大きい場合は、ヒータ初期設定値を自動更新するとよい。
さらに、好ましくは、ヒータ温度安定後に、最終目標温度(処理工程の処理温度)に向けて昇温度を開始するようにするとよい。
また、抵抗加熱ヒータはセラミックヒータか又は石英ヒータとするとよい。
なお、本実施の形態では、ヒータにより、ウエハの温度を制御する説明をしたが、補助
加熱装置としてランプヒータを設け、ウエハの温度を制御するようにしてもよい。
また、前記したヒータの温度制御では、各ヒータの加熱ゾーン別にヒータの温度制御(昇降制御)を実行するため、ヒータ用電力調節器をゾーン数、用い説明をしたが、ヒータの温度を正確に検出でき、ヒータによりウエハを温度分布にむらが生じることがなく、加熱できる場合は、ヒータ用電力調節器を単数とし、本実施形態と同様のヒータの温度制御を実施するようにしてもよい。
さらに、熱電対に代えて放射温度計を用いてヒータ4の温度を検出するようにしてもよい。
このように、本発明は種々の変形が可能であり、この変形された発明に本発明が及ぶことは当然である。
本発明に係る基板処理装置とヒータの温度制御するためのヒータの温度制御装置を示す解説図である。 本発明に係る基板処理方法における抵抗加熱ヒータの温度制御方法を示すフローチャート図である。 従来の基板処理装置の構成を示す概略図である。 従来の基板処理方法における抵抗加熱ヒータの温度制御方法を示すフローチャート図である。
符号の説明
4 ヒータ(抵抗加熱ヒータ)
121 コントローラ
200 ウエハ(被処理基板)
201 処理室

Claims (4)

  1. ヒータで基板を加熱する工程と、
    前記ヒータによる基板の加熱を停止する工程と、
    前記ヒータによる基板の加熱を停止した後、前記ヒータの温度を測定する第1のステップと、前記第1のステップで測定した温度と前記ヒータの昇温レートとを基に算出される設定データを温度調節器に送信する第2のステップと、前記設定データを基に前記温度調節器が前記ヒータを制御する第3のステップと、前記ヒータの温度を再び測定する第4のステップと、をこの順に行うサイクルを、前記第4のステップで測定した温度が前記第1のステップで測定した温度以上の温度になるまで繰り返すことで、前記ヒータの温度を安定化させる工程と、
    前記ヒータの温度が安定した後、前記ヒータを処理温度まで昇温する工程と、
    を有する半導体デバイスの製造方法。
  2. 前記ヒータの温度を安定化させる工程は、当該ヒータの降温レートが所定の降温レートよりも小さくなるまで行う請求項1に記載の半導体デバイスの製造方法。
  3. 前記ヒータの温度を安定化させる工程は、当該ヒータの放熱が停止するまで行う請求項1又は2に記載の半導体デバイスの製造方法。
  4. 基板を加熱するヒータと、
    前記ヒータの温度を検出する温度検出手段と、
    前記ヒータで基板を加熱する処理と、前記ヒータによる前記基板の加熱を停止する処理と、前記ヒータによる基板の加熱を停止した後、前記ヒータの温度を測定する第1のプロセスと、前記第1のプロセスで測定した温度と前記ヒータの昇温レートとを基に算出される設定データを温度調節器に送信する第2のプロセスと、
    前記設定データを基に前記温度調節器が前記ヒータを制御する第3のプロセスと、前記ヒータの温度を再び測定する第4のプロセスと、をこの順に行うサイクルを、前記第4のプロセスで測定した温度が前記第1のプロセスで測定した温度以上の温度になるまで繰り返すことで、前記ヒータの温度を安定化させる処理と、前記ヒータの温度が安定した後、前記ヒータを処理温度まで昇温する処理と、を行うように、前記ヒータ前記温度検出手段および前記温度調節器を制御する制御部と、
    を有する基板処理装置。
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