JP5471533B2 - 来訪者入退管理システム - Google Patents
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Description
来訪者は、来訪当日に受付にて来訪者情報を記帳し、受付オペレータに申請通りの来訪であることを確認して受入担当者を呼出してもらい、受入担当者又はオペレータから入退用IDカードを受け取り、しかる後にセキュリティゲートの通過が可能となっていた。そして、退場時に来訪者が入退用IDカードを受入担当者やオペレータに返却した時点で入退管理が終了となる。
そこで、入退管理に必要な情報を来訪者に低コストで事前配布し回収も不要のバーコードや、RFID(Radio Frequency Identification)の情報を配布できる来訪者自身の携帯情報端末の利用などが考えられている。
このため、受入担当者は、来訪者を完全に信頼できる場合を除けば、来訪者が知らない間に入場して受入担当者と面会する前に不正な行為等を働いていないことを保証するためには、暗号コードに係るバーコード等情報に対して事前に設定された有効期間の開始時刻から来訪者の実際の到着まで、入口で待ち続けなければならないという課題がある。
特許文献4に示された従来技術においては、ICカードであるビジターカードを事前に配布すること自体は可能であるが、入場受付時に受付端末においてカード内の管理番号等の入退情報をカードライターで書き換えるため、ライター装置に係るコストがかさむという課題や紙印刷のバーコードカードやRFID無線タグのように事後書き換えできない安価なカードは使うことができないという課題がある。
図1から図7は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1は来訪者入退管理システムの全体構成を示す図、図2は入退権限レベル設定例を示す図、図3は入退権限レベル間の遷移条件の設定例を示す図、図4は受入担当者呼出し方法の設定例を示す図、図5は来訪者入退管理システムの事前打ち合わせ時における動作を示す図、図6は来訪者入退管理システムの来訪者入場時における動作を示す図、図7は来訪者入退管理システムの来訪者退場時における動作を示す図である。
なお、ここでは、ID情報として2次元バーコード(QRコード(登録商標))等のバーコード印刷物を用いた例で説明する。
そして、受入担当者は、来訪者受入申請の入力を行うための申請入力端末21を用いて、入手した来訪者確認プロフィール情報、来訪時間及びID事前送付情報、並びに、後述する入退権限レベル情報、入退権限レベルの遷移条件及び受入担当者呼出し方法を来訪者受入情報として入力する。
許可操作端末23において申請状態の受入設定情報に対して許可の操作を行うと、これを受けた中央管理CPU10は当該受入設定情報を有効状態として受付ID情報22をID事前送付情報に基づき来訪予定者へと送付する。
また、許可操作端末23において申請状態の受入設定情報に対して不許可の操作を行うと、これを受けた中央管理CPU10は当該受入設定情報を削除する。あるいは、申請を記録として残しておくという運用を行う場合には当該受入設定情報を無効状態とする。
この入退権限レベル情報の具体例を図2に示す。
まず、ここでは、当該来訪者入退管理システムが設けられた会社等の建物のセキュリティ区画は入退ゲートであるフラッパーゲートやドア等により、例えば、次のように区画されているとする。
まず、レベル0は無効状態を示すレベルであっていずれのセキュリティ区画にも入場することができない。
レベル1は初期設定のレベルであって、来訪期間とその前後数十分程度のマージンが加えられたID情報の有効期間の間、玄関のフラッパーゲートXから玄関待合スペースへ入場し、応接スペースへつながるドアA又はドアBを制御する入口端末31にてID情報を読み取らせ、第1受入担当者を呼出す権限のみ有する「受付ID」レベルである。
このレベル1においては、ID情報の有効期間においてフラッパーゲートXを所定の回数(ここでは3回とする)だけ入場可能であり、同有効期間において入口端末31から第1受入担当者を呼出すことが可能である。ドアC、ドアD及びドアEについては1度きりの退出が可能である。
このレベル2においては、フラッパーゲートXについて同有効期間において1度退出可能、ドアA及びドアBについて同有効期間において入退出が可能かつ同有効期間の経過後には1度の退出のみが可能、ドアC、ドアD及びドアEについては同有効期間において区画内アクセス端末32から受入担当者を呼出すこと及び1度の退出が可能である。
このレベル3においては、フラッパーゲートXについて同有効期間において1度退出可能、ドアA及びドアB並びにドアC及びドアDについて同有効期間において入退出が可能かつ同有効期間の経過後には1度の退出のみが可能、ドアEについては同有効期間において区画内アクセス端末32から受入担当者を呼出すこと及び1度の退出が可能である。
このレベル3においては、フラッパーゲートXについて同有効期間において1度退出可能、ドアA及びドアB並びにドアC及びドアDについて同有効期間において入退出が可能かつ同有効期間の経過後には1度の退出のみが可能、ドアEについても同有効期間において入退出が可能かつ同有効期間の経過後には1度の退出のみが可能である。
そして、受入担当者は申請入力端末21を用いた受入申請において申請入力端末21へと受入設定情報を入力する際に、当該来訪予定者に対する入退権限レベルをレベル1から3のうちから適正に選択するか、カスタム設定(C1)を行って申請する。
この入退権限レベル遷移条件情報の具体例を図3に示す。
この図3に示すように、各権限レベルにおいて、どのような条件が満足されるとどのレベルへと遷移するのか、が設定されたものである。
レベル2においては、第1の受入担当者が2回目の本人確認を行うとレベル3へと遷移し、第1の受入担当者及び第2の受入担当者の両方により本人確認が行われるとレベルC1へと遷移し、ドアA及びドアBを退出するとレベル1へと遷移する。
レベルC1においては、ドアA及びドアBを退出するとレベル1へと遷移する。
また、いずれのレベルにおいても、ID情報の有効期間外(時間外)となるとレベル0へと遷移する。
このカメラインタホン兼バーコードリーダ33には、カメラインタホン兼バーコードリーダ33が有するカメラ部に来訪者が所持する受付ID情報22のバーコードパターンをかざすと、このバーコードパターンを認識して受付ID情報22を読み取るバーコード認識機能34が備えられている。
また、入口端末31には、入口ドア31aであるドアA及びドアBの施解錠を制御する制御装置35も備えられている。
このカメラインタホンS/W端末41の操作画面には、カメラインタホン部41a、申請情報表示部42、許可ボタン43及び不許可ボタン44が表示される。
なお、図1において、入口端末31のカメラインタホン兼バーコードリーダ33とカメラインタホンS/W端末41のカメラインタホン部41aとを接続する通信線については、その図示を省略している。
受入担当者呼出し方法は、入退権限レベル遷移条件において来訪者の本人確認を行うこととなっている受入担当者を呼出す方法であって、換言すれば、入退権限レベル遷移条件において関連付けられた認証操作を行う人物である受入担当者を特定する方法のことである。
受入担当者呼出し方法の設定情報には呼出しの対象である担当者と呼出しの手段である呼出し端末が呼出し実行順序に関連付けられて規定されており、これらの呼出方法のいずれかが成功するまで、呼出し実行順序に従って順序の上位から下位へと順に呼出しが実行される。
(A)は簡潔な定型的設定の具体例である。
呼出し実行順序の1位には主担当者である第1の受入担当者の机上PCが、呼出し実行順序の2位には同じく主担当者である第1の受入担当者の構内携帯電話端末が、呼出し実行順序の3位には代理担当者である第3の受入担当者の机上PCが、呼出し実行順序の4位には万一受付担当者がすべて応対不能の場合にその旨を来訪者に伝え一般的な応対をするための総務部門一般受付担当者の机上PCが、それぞれ担当者及び呼出し端末として設定されている。
通常の場合においては、この(A)ような定型設定パターンから選択し、第1及び第3の受入担当者に実際の担当者を割り当てればよい。
ここでは、図2及び図3で例示した入退権限レベル及びこの遷移条件における第2の受入担当者(受入担当者2)には初回(1回目)の来訪者本人確認の認証を行う権限がないため、第1の受入担当者による1回目の来訪者本人確認の前であるのか後であるのかによって、各呼出し実行順序における担当者及び呼出し端末を変えるようにしたものである。
そして、第1の受入担当者による1回目の来訪者本人確認の後(第2条件)においては、呼出し実行順序の1位には第1の受入担当者又は第2の受入担当者の机上PCが、呼出し実行順序の1位には第1の受入担当者又は第2の受入担当者の内線携帯端末が、それぞれ担当者及び呼出し端末として設定されており、呼出し実行順序の3位及び4位には、特に担当者及び呼出し端末は設定されていない。
また、受入担当者呼出し方法の設定は、通常、来訪者の受入申請時から来訪当日までの間に、受入担当者によって事前になされているものであるが、受入担当者が、自身の居場所に応じて各設定の有効無効や優先順位を動的に切り替えることが可能である。
来訪者が入口端末31のカメラインタホン兼バーコードリーダ33のカメラ部にバーコードパターンをかざし事前送付された受付ID情報22を読み取らせると、入口端末31は受入担当者を呼出すため認識した受付ID情報22を中央管理CPU10に送信し、中央管理CPU10は受付ID情報22を受け取ると、当該受付ID情報22に係る有効な受入設定情報を設定データベース11の受入設定情報管理データベースから検索する。
また、受入担当者の呼出し後、来訪者確認手段12は、当該受入担当者のカメラインタホンS/W端末41の申請情報表示部42に、当該検索された受付ID情報22に係る有効な受入設定情報を表示させ、受入担当者による許可ボタン43及び不許可ボタン44を介した認証操作の結果を受け取ると、その結果をレベル遷移手段13へと出力する。
そして、入退権限レベルの遷移に伴い、入口端末31及び区画内アクセス端末32の制御装置35の制御設定を遷移後のレベルに応じたものになるように更新する。
すなわち、まず、受入担当者は面会相手である来訪予定者の来訪者確認プロフィール情報、来訪時間及びID事前送付情報を入手し、申請入力端末21に、これらの情報とともに、来訪時のセキュリティ区画の各出入口に対する入退権限レベルの設定及び来訪者到着時における受入担当者の呼出し方法の設定に関する情報(以上を合わせて来訪者受入情報)を入力する(ステップS1)。
続くステップS3において受入許可部門が許可操作端末23を用いて当該受入申請に対する受入許可操作を行うと、ステップS4においてこのステップS3の受入許可操作により当該受入申請が許可されたか否かについて判定される。
そして、ステップS6へと移り、この受付ID情報22の送付を受けた来訪予定者は、受付ID情報22のバーコードパターンを、例えば紙に印刷し又は自身の携帯情報端末に転送して画面に表示できるように事前準備を行う。
そして、このステップS7又はステップS6の後、ステップS8へと至り一連の動作フローは終了する。
すなわち、来訪者は、来訪するとまず玄関のフラッパーゲートXを通って玄関待合スペースへ入場し、例えば応接スペースへつながる入口ドア31aであるドアA(又はドアB)の入口端末31のカメラインタホン兼バーコードリーダ33のカメラ部に事前送付された受付ID情報22のバーコードパターンをかざす(ステップS101)。
ここで、前述したように、カメラインタホン兼バーコードリーダ33はバーコード認識機能34を内蔵しカメラ部をインタホンと共用している。
また、受付ID情報22を一度フラッパーゲートXの入場に用いると、退場時にも受付ID情報22をかざさない限り、同一の受付ID情報22での再入場はできないという設定もなされている。さらに、昼食時や忘れ物等による再入場を想定し、例えば最大3回のフラッパーゲートX入場が許可されており、その回数を過ぎると有効期間満了を待たずレベル0(無効状態)に格下げされる。なお、無効状態での使用が検知された場合には不正入退のアラームと記録がなされる。
そして、ステップS302において、中央管理CPU10の来訪者確認手段12は、この受付ID情報22に係る受入設定情報内の受入担当者呼出し方法の設定に沿って、設定データベース11の受入担当者呼出し方法の設定情報を参照しながら呼出し実行順序に従って受入担当者の呼出し処理を実行する。なお、ここでは、受入担当者呼出し方法として図4の(B)の設定がなされているとする。
そして、来訪者確認手段12は、受入担当者の呼出しに成功するとステップS303において来訪者呼出し処理を実行し、入口端末31のカメラインタホン兼バーコードリーダ33のスピーカ部等を用いて来訪者の呼出しを行う(ステップS203)。
そして、ステップS403において受入担当者が許可ボタン43押下によって本人確認操作を行うと、ステップS304において入退管理CPU10のレベル遷移手段13は図3の入退権限レベル遷移条件に従って受入設定情報の「受付ID(レベル1)」をレベル2の「入退ID」に格上げして入口端末31や区画内アクセス端末32が備える制御装置35の認証制御設定を更新する。
この場合、来訪者が入口の内線電話から通常のダイヤル操作で受入担当者の構内携帯電話端末を呼出し通話する場合と比較して、来訪者に電話番号を開示することなく通話による本人確認が可能である、携帯電話端末のボタンがそのままシステムの確認操作のボタンとなるため携帯電話端末以外の端末の持ち歩きが不要である、等のメリットがある。
ここで、もし受入担当者がまだ区画内ドア32aに居なければ、ステップS111において、先のステップS101と同様にして今度は区画内アクセス端末32のカメラ部にバーコードパターンをかざして、区画内アクセス端末32はバーコード認識機能34により、かざされたバーコードパターンから受付ID情報22を読み取る(ステップS211)。
その後、前述したステップS401、S402、S303、S203、S102、S204、S205及びS103と同様の処理を経て、図4の担当者呼出し方法に沿ったインタホン機能の利用を通じた受入担当者の呼出し、及び、来訪者の本人確認が行われる。
このドア端末による来訪者の確認操作機能としては、例えば、来訪者が受付ID情報22をドア端末に読み取らせた直後、所定の時間内に受入担当者のIDカードを読み取らせたり、ドア端末から暗証番号をキー入力するような等の方法を採用してもよいし、従来の技術を流用してもよい。
この場合、確認操作が第1の受入担当者によってなされた場合には、その後、計算機サーバスペースへ入室する場合には第2の受入担当者の確認操作も必要となる。
まず、来訪者の退場時になり、ステップS491において、受入担当者が不許可ボタン44を押下する等の所定の終了操作を行うと、ステップS391へと移行して、管理CPU10のレベル遷移手段13は、受付ID情報22(入退ID情報)に係る入退権限レベルをレベル2、3又はC1の状態から、当該受付ID情報22の有効期間内であればレベル1に、有効期間外であればレベル0に変更し、当該受付ID情報22を「入退ID」から「受付ID」に格下げする。
来訪者は入口端末31の出口側端末が備えるカメラ部にバーコードパターンを提示し(ステップS191)、入口端末31の出口側端末のバーコード認識機能34が受付ID情報22を読み取り(ステップS293)、入口ドア31aが解錠されて(ステップS293)、来訪者は入口ドア31aを通過して応接スペースより外に出場する。
なお、以上において、来訪者が入口ドア31aや区画内ドア32a等を実際に入退した事実(入退時間等)については、中央管理CPU10の設定データベース11に入退記録として保存される。
また、玄関のフラッパーゲートXからの退場後も2回までは入場権限が残っているため、来訪者にとっても便利である。完全に受付ID情報22のバーコードパターンが不要になれば来訪者はそれを廃棄する。
また、この場合、携帯情報端末に直接、受付ID情報22(入退ID情報)を送信したり、動的にその情報を変更したりすることによってセキュリティレベルをさらに上げた構成も可能である。ただし、このような携帯情報端末への直接送付を行うには電話番号や端末のメールアドレス等の来訪者の個人情報に属する情報を得る必要があり、不特定多数の来訪者に適用する際は本人の許可を得る必要がある点には留意が必要である。
さらにまた、受付ID情報22(入退ID情報)として通常のプラスチック製RFIDカードやRFIDタグ埋め込みの紙製カード等を用いることができることはいうまでもない(この場合、郵送等の手段で事前に来訪予定者に当該カードを送付しておく等の運用が必要となる)。
さらに、入退権限レベルがドア毎・権限毎・時間毎に管理されているため、不慣れな見学者が引率者からはぐれ建物内部で迷子になったような場合にも、通行権限のないドアの端末に対して図2のように呼出し機能だけは有効としておき、加えてその呼出し機能が使われた場合には引率者を呼出すように呼出し手順を設定しておけば、迷子となった見学者は通行可能なドアや引率者を呼出す電話番号等を知らずとも、周囲にあるドアの端末にID情報を読み取らせれば引率者と連絡がとれる、という使い方も可能である。
さらにまた、不正なドア通行を試みた場合にも引率者に呼出しがかかるため、不正通行の試みを知ることができる。
図8及び図9は、この発明の実施の形態2に係るもので、図8は顔認証機能付き端末の構成を示す図、図8は来訪者入退管理システムの来訪者顔認証時における動作を示す図である。
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1の構成に加えて、入口端末や区画内アクセス端末の備えるカメラ部を用いて来訪者の顔を撮影し、その顔画像を入退記録や顔認証に利用するようにしたものである。
すなわち、この顔認証機能付端末36は、実施の形態1の入口端末31や区画内アクセス端末32と同様、映像を撮影するカメラ部及びマイク・スピーカ部を有するカメラインタホン兼バーコードリーダ33が設けられており、このカメラインタホン兼バーコードリーダ33には、カメラインタホン兼バーコードリーダ33が有するカメラ部に来訪者が所持する受付ID情報22のバーコードパターンをかざすと、このバーコードパターンを認識して受付ID情報22を読み取るバーコード認識機能34が備えられている。
この顔認証処理部36aは、従来周知の技術を採用して構成することができる。ここでは例えば、カメラ画像から顔の画像や顔特徴点である生体特徴量を抽出する生体特徴量抽出手段、及び、この生体特徴量の照合を行う生体特徴量照合手段を有しており、この特徴量照合手段による特徴量照合の結果として、バーコードパターンの場合の受付ID情報22に相当する情報である、その人(来訪者)に固有なID情報を得ることができる。
また、設定データベース11に保存された入退記録として、さらに来訪者の顔24の顔画像を追加して保存する。
なお、他の構成は実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
なお、この図9において、ステップS101、S102、S201からS204、S2000、S301からS303、S401、S402については、実施の形態1の図6における同じ符号のステップの動作と同一であるため、その説明は省略する。
また、このステップS103において、来訪者がカメラインタホン兼バーコードリーダ33のカメラ部に正対して来訪者の顔24をカメラ部に向けることにより顔画像を撮影し、ステップS205のインタホンによる通話中に、顔認証機能付端末36(入口端末31)の顔認証処理部36aは、顔画像から来訪者の顔24を検出してこの来訪者の顔24から生体特徴量を抽出する(ステップS501)。
この認証設定更新情報及び顔特徴点情報を受信した入口端末31は、ステップS206において、制御装置35の設定が更新され、既に再提示で確認済みの受付ID情報22(入退ID情報)によって入口ドア31a(ドアA、B)を解錠し、来訪者は入口ドア31aを通って応接スペースに入場する(ステップS104)。
そして、ステップS222において、受付ID情報22と生体特徴量のそれぞれについて照合がなされ、受付ID情報22が通行許可済みであり、かつ、この受付ID情報22に対応する顔特徴点(生体特徴量)も配信済み情報と一致した場合、以降、許可された入退権限レベルに応じて入口ドア31a(ドアA、B)の入退が可能となる(ステップS122)。
さらにまた、本システムの適用目的に対して生体情報の信頼性が十分高い場合には、一度生体情報を取得した後はバーコードパターンを用いたID認証を行うことなく、生体情報のみを用いたID認証だけで通行許可するようにしてもよい。
なお、他の動作(事前打ち合わせ時や来訪当日の退場時等)については実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
11 設定データベース
12 来訪者確認手段
13 レベル遷移手段
20 事前打ち合わせ時
21 申請入力端末
22 受付ID情報
23 許可操作端末
24 来訪者の顔
30 来訪当日(来訪者)
31 入口端末
31a 入口ドア
32 区画内アクセス端末
32a 区画内ドア
33 カメラインタホン兼バーコードリーダ
34 バーコード認識機能
35 制御装置
36 顔認証機能付端末
36a 顔認証処理部
40 来訪当日(受入担当者)
41 カメラインタホンS/W端末
41a カメラインタホン部
42 申請情報表示部
43 許可ボタン
44 不許可ボタン
Claims (9)
- 一時入退用の来訪者用ID情報を用い、入退ゲートで来訪者が提示した前記来訪者用ID情報に基づいてセキュリティ区画への入退を管理する来訪者入退管理システムであって、
中央管理手段と、
来訪者確認プロフィール情報、前記来訪者用ID情報を来訪者に事前送付する手段を規定するID事前送付情報、来訪者の前記来訪者用ID情報を用いた前記セキュリティ区画の入退権限を規定する2以上の入退権限レベル、及び、前記来訪者用ID情報に係る前記入退権限レベル間の遷移条件を規定する入退権限レベル遷移条件を含む来訪者受入情報を、来訪の事前に入力し申請するための来訪者受入申請入力手段と、
前記来訪者受入申請入力手段に入力された前記来訪者受入情報、及び、入力された前記来訪者受入情報に関連付けられて来訪の事前に前記中央管理手段により発行された前記来訪者用ID情報を受入設定情報として保存する受入設定情報保存手段と、
来訪時に、前記入退ゲートに接近した来訪者が提示する前記来訪者用ID情報を読み取るID情報読取手段を有し、読み取った前記来訪者用ID情報を前記中央管理手段に送信するとともに、読み取った前記来訪者用ID情報と前記中央管理手段から配信された前記入退ゲートの制御情報とに基づいて前記入退ゲートの開閉を制御し、来訪者に対して前記セキュリティ区画の入退制御を実行する入退ゲート端末制御手段と、を備え、
前記入退権限レベル遷移条件は、前記入退権限レベル間の遷移条件として受入担当者による人的な来訪者の認証操作の結果を含み、
前記来訪者受入情報は、前記入退権限レベル遷移条件に含まれる前記認証操作を行う受入担当者を特定する受入担当者特定情報をさらに含み、
前記中央管理手段は、来訪の事前に前記来訪者用ID情報を来訪者へと前記受入設定情報保存手段に保存された前記ID事前送付情報に基づいて送付するとともに、前記入退ゲート端末制御手段から送信された前記来訪者用ID情報に係る前記受入設定情報を前記受入設定情報保存手段から取得し、取得した前記受入設定情報に含まれる前記入退権限レベル遷移条件と受入担当者による前記認証操作の結果とに基づいて前記来訪者用ID情報に係る入退権限レベルを変更し、この変更した入退権限レベルに対応する前記制御情報を各前記入退ゲート端末制御手段へと配信することを特徴とする来訪者入退管理システム。 - 前記入退権限レベルは、受入担当者の呼出し権限をさらに規定し、
前記入退ゲート端末制御手段は、読み取った前記来訪者用ID情報と前記制御情報とに基づいて来訪者に対する受入担当者の呼出しの制御をさらに行うことを特徴とする請求項1に記載の来訪者入退管理システム。 - 前記入退ゲート端末制御手段により読み取られた前記来訪者用ID情報に係る前記受入設定情報を前記受入設定情報保存手段から取得し、取得した前記受入設定情報に含まれる受入担当者特定情報に基づいて受入担当者を呼出し、前記取得した前記受入設定情報に含まれる前記来訪者確認プロフィール情報を受入担当者に提供するとともに、受入担当者が前記認証操作を行うための来訪者認証手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の来訪者入退管理システム。
- 前記来訪者受入情報は、来訪時の受入担当者を呼出すための複数の呼出し方法からなる呼出し方法設定情報をさらに含み、
前記入退ゲート端末制御手段により読み取られた前記来訪者用ID情報に係る前記受入設定情報に含まれる前記呼出し方法設定情報に基づいて、前記複数の呼出し方法を、受入担当者の呼出しに成功するまで所定の順序で行う来訪者確認手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載の来訪者入退管理システム。 - 前記入退ゲート端末制御手段は、来訪者の画像及び音声の少なくとも一方を取得するインタホン子機機能をさらに有し、
前記来訪者認証手段は、前記インタホン子機機能により取得された前記画像及び/又は前記音声を受入担当者に利用させるためのインタホン親機機能をさらに有することを特徴とする請求項3又は請求項4のいずれかに記載の来訪者入退管理システム。 - 前記来訪者受入申請入力手段に前記来訪者受入情報が入力されることにより行われる来訪者受入申請を、受入担当者以外の第三者が確認し、許可、修正又は不許可とする操作を行うための受入申請許可操作手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の来訪者入退管理システム。
- 前記来訪者用ID情報は、バーコードパターン又は使い捨てのRFIDタグにより来訪者に送付されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の来訪者入退管理システム。
- 前記入退ゲート端末制御手段は、来訪者の生体情報を取得する生体情報取得手段をさらに有し、
来訪時に前記生体情報取得手段により前記生体情報を来訪者から取得して、前記来訪者確認プロフィール情報に追加するとともに、前記生体情報を来訪者の入退記録として保存することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の来訪者入退管理システム。 - 前記入退ゲート端末制御手段は、前記生体情報取得手段により来訪者から取得した前記生体情報を当該来訪者の本人確認に用いることを特徴とする請求項8に記載の来訪者入退管理システム。
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