JP5471094B2 - 車両傾斜検出装置およびこれを用いたシート荷重検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の前後傾斜角度あるいは左右傾斜角度を検出する車両傾斜検出装置に関し、より詳細には、シート荷重検知装置に用いることができる車両傾斜検出装置に関する。
近年、パワースライドドアやスイングドアなど動力により開閉操作されるドアを装備した自動車が実用化されている。この種の自動車では、ドアの開閉操作力を加減調整するために、車両の傾斜角度を検出することが好ましいとされている。また、傾斜角度の検出は、坂道発進時のパワー制御などにも有用である。車両の傾斜角度を検出するセンサの一例が特許文献1に開示されている。特許文献1の傾斜センサは、V字溝状の案内部に球状の遮光体を挿入し、遮光体の位置を光電素子で検知する構成で、坂道(車両の前後方向の傾斜角度)を判定するようになっている。
一方、自動車に装備されたシートベルトやエアバッグ等の各種安全装置の性能を向上させるため、シートに着座している乗員の体重に合わせてこれらの安全装置の動作をコントロールする場合がある。例えば、乗員がシートに着座してシートベルトを装着しないときに、「シートベルト未装着」のアラームを表示することが一般的になっている。また、北米法規では、助手席に大人が着座している場合には、事故時にエアバッグを展開するように定められている。さらに、助手席にチャイルドシートを後ろ向きに固縛して幼児が運転者と対面するようにした場合には、エアバッグの展開による衝撃が逆効果になるおそれがあるのでこれを禁止するよう定められている。そして、大人であることの判定は小柄な成人女性の体重を判定基準として行い、幼児の判定についても判定基準が定められている。このように、乗員の体重を検知して正しく判定することは、安全性の面で極めて重要である。
乗員の体重すなわちシートの支持部に作用する荷重を測定する装置の一例が、特許文献2の車両用シートの荷重検出構造に開示されている。この荷重検出構造では、シートの支持部となるシート側のロアレールとフロア側のレッグ部材との間4箇所に歪ゲージを利用した荷重検出手段を配設し、4箇所で検出された荷重を加算して乗員の荷重を求めるようになっている。また、乗員の有無および大人か幼児かを判定するために、必ずしも荷重を正確に計測する必要がないので、一部の支持部のみに荷重検出手段を配設して荷重の一部を検知する装置も採用されている。特許文献3のシート重量計測装置は、前側左右と後側中央の3支持部のうち、後側中央のみに荷重センサを配設している。これにより、荷重センサの数量を削減して、部品コストおよび組立・配線コストを低減している。
特開2002−318113号公報 特許第3904913号公報 特開2001−150997号公報
ところで、特許文献3に開示される荷重の一部を検出する装置は、コストを低減できる点では好ましいが、車両の傾斜角度により検出される荷重値が変動するため、特許文献2の全荷重を検出する装置と比較して判定精度が低下しがちである。例えば、特許文献3の如くシートの後方側に配設された荷重センサは、平地よりも下り坂においてシート上の荷重体のより少ない比率を分担するので、荷重を過小に検知するおそれがある。判定精度を向上するために、車両の傾斜角度を検出する傾斜センサを別に設ければ、傾斜センサの分だけコストが増加し、荷重センサを削減した効果が相殺されてしまう。また、傾斜角度の検出は、前述したように荷重の補正以外の用途にも利用できる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、シート荷重検知装置に用いることができ、コスト低廉で高精度な車両傾斜検出装置を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決する請求項1に係る車両傾斜検出装置の発明は、車両のシートを支持する複数の支持部のうち少なくとも1つの支持部に設けられて該支持部に作用する荷重を検出する荷重センサと、前記荷重センサの出力に基づいて前記シートに載っている荷重体の荷重の一部を検知して検知荷重値を出力する荷重検知部と、前記シートに荷重体が載っていないときに前記荷重検知部から出力される無荷重時検知荷重値と、前記車両の前後傾斜角度とを対応付ける無荷重時検知荷重値−前後傾斜角度対応手段と、前記荷重検知部から出力された検知荷重値が所定の空席判定値未満のときに、前記シートに前記荷重体が載っていない空席状態と判定する空席判定手段と、前記空席判定手段が前記空席状態を判定すると、前記無荷重時検知荷重値−前後傾斜角度対応手段に基づいて前記荷重検知部から出力された検知荷重値に対応する前記車両の前後傾斜角度を演算する前後傾斜角度演算手段と、を備えることを特徴とする。
上述の請求項1に係る発明では、荷重センサおよび荷重検知部によりシートに載っている荷重体の荷重の一部を検知して検知荷重値を出力することができる。検知荷重値は、車両が傾斜せずかつシートに荷重体が載っていない基準状態で、ゼロ点に校正することができる。この校正を行うと、シートに荷重体が載っていなくとも車両が前後に傾斜すると、シート自体の重心位置が移動して各支持部に作用するシート自重の分担比率が変動し、荷重検知部は非ゼロの無荷重時検知荷重値を出力する。この無荷重時検知荷重値と車両の前後傾斜角度との関係を予め求めて、無荷重時検知荷重値−前後傾斜角度対応手段を構成できる。また、無荷重時検知荷重値の変動範囲よりも高いレベルの空席判定値を設定することができる。すると、空席判定手段は、検知荷重値が空席判定値以上のときにはシートに乗員または荷物などが載っており、空席判定値未満のときに空席状態と判定できる。空席状態と判定された時点で、前後傾斜角度演算手段は、検知された検知荷重値を無荷重時検知荷重値とみなし、無荷重時検知荷重値−前後傾斜角度対応手段に基づいて車両の前後傾斜角度を求めることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記荷重センサは、前記複数の支持部のうち車幅方向に離間して後方に配置された2つの支持部にそれぞれ設けられ、前記荷重検知部は、2つの前記荷重センサの前記出力を加算して前記シートに載っている前記荷重体の荷重の一部を検知することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2において、前記前後傾斜角度演算手段は、演算した前記車両の前後傾斜角度に基づいて前記車両が停車している路面の傾斜状態を、段階的に区分された複数の傾斜状態の中の一傾斜状態であると判定することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記荷重検知部は、前記荷重センサの出力を所定のサンプリング周期で収集して前記シートに載っている前記荷重体の荷重の一部を検知し、前記所定のサンプリング周期は、イグニッションスイッチがオフのときに長くオンのときに短く設定されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか一項において、前記空席判定手段は、前記検知荷重値が前記空席判定値未満であり、かつ前記シートに設けられたシートベルトの装着を検出するバックルスイッチがオフのときに前記空席状態であると判定することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、車両のシートを支持する複数の支持部のうち車幅方向に離間して配置された支持部に作用する荷重をそれぞれ検出する複数の荷重センサと、前記複数の荷重センサの出力に基づいて前記シートに載っている荷重体の荷重の一部を検知して検知荷重値を出力する荷重検知部と、前記荷重検知部から出力された前記検知荷重値が所定の空席判定値未満のときに前記シートに前記荷重体が載っていない空席状態と判定する空席判定手段と、車幅方向の右側および左側の荷重センサの出力の差分である出力差を演算する出力差演算手段と、前記シートに前記荷重体が載っていないときの前記出力差と、前記車両の左右傾斜角度との関係を対応付けるセンサ出力差−左右傾斜角度対応手段と、前記空席判定手段が前記空席状態を判定すると、前記センサ出力差−左右傾斜角度対応手段に基づいて前記出力差演算手段が演算した出力差に対応する前記車両の左右傾斜角度を演算する左右傾斜角度演算手段と、を備えることを特徴とする。

請求項7に係るシート荷重検知装置の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載された車両傾斜検出装置を用い、前記シートに載っている前記荷重体の荷重の一部を検知するシート荷重検知装置において、前記シートに前記荷重体が載っているときに前記荷重検知部から出力された検知荷重値を前記前後傾斜角度に応じて補正する検知荷重値補正手段を備えることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、車両の前後傾斜角度を求める際に、荷重センサおよび荷重検知部を用いており、これらはシート荷重検知装置と共用できて、総合的にコスト低廉な車両傾斜検出装置を提供できる。
請求項2に係る発明では、荷重センサが車幅方向に離間して後方に配置された2つの支持部にそれぞれ設けられ、荷重検知部は2つの荷重センサの出力を加算してシートに載っている荷重体の荷重の一部を検知する。したがって、無荷重時検知荷重値としてシート自重のうち後方の支持部に作用する分を検知するので、車両の前後傾斜角度に依存する前後の分担比率の変化を高感度に検知でき、前後傾斜角度の検出精度が高い。また、左右に離間する荷重センサの出力を加算するので、仮に左右傾斜角度が複合していても検知荷重値に影響せず、正確に前後傾斜角度を演算できる。
請求項3に係る発明では、前後傾斜角度演算手段は、演算した車両の前後傾斜角度に基づいて車両が停車している路面の傾斜状態を、段階的に区分された複数の傾斜状態の中の一傾斜状態であると判定する。車両の前後傾斜角度は、概ね等しい路面の傾斜状態に読み替えることができる。このとき、必要とされる精度に応じて路面の傾斜状態を段階的に区分し、その中の一傾斜状態であると判定でき、以降の演算や処理が簡易で効率的となる。
請求項4に係る発明では、荷重検知部は所定のサンプリング周期で動作し、所定のサンプリング周期はイグニッションスイッチがオフのときに長くオンのときに短く設定されている。したがって、イグニッションスイッチがオフされたとき、サンプリング周期を長くして荷重センサを間欠的に動作させ、省電力とすることができる。
請求項5に係る発明では、空席判定手段は、荷重検知部で検知した検知荷重値が所定の空席判定値未満であり、かつシートベルトの装着を検出するバックルスイッチがオフのときに空席状態であると判定する。したがって、シートベルトが装着されていないことが必要条件となって、空席状態の判定精度が向上する。
請求項6に係る発明では、車幅方向に離間して配置された複数の荷重センサと、荷重検知部と、空席判定手段と、出力差演算手段と、センサ出力差−左右傾斜角度対応手段と、左右傾斜角度演算手段と、を備える。これにより、空席状態における左右の荷重センサの出力差を演算して、車両の左右傾斜角度を求めることができる。
請求項7に係る発明では、請求項1〜5のいずれか一項に記載された車両傾斜検出装置にさらに検知荷重値補正手段を備えることにより、シート荷重検知装置を構成できる。この検知荷重値補正手段は、検知荷重値を傾斜角度に応じて補正するので、シートに載っている荷重体の荷重の一部を高精度に検知できる。
本発明の第1実施形態の車両傾斜検出装置を装備する助手席のシートの図である。 第1実施形態の車両傾斜検出装置の構成図である。 図2の構成において、無荷重時検知荷重値−前後傾斜角度対応手段の一例を示す特性グラフである。 第1実施形態の車両傾斜検出装置の車両停止時傾斜演算フローの図である。 第2実施形態の車両傾斜検出装置の構成図である。 図5の構成において、センサ出力差−左右傾斜角度対応手段の一例を示す特性グラフである。
本発明を実施するための第1実施形態を、図1〜図4を参考にして説明する。図1は、本発明の第1実施形態の車両傾斜検出装置を装備する助手席のシート9の図である。図示されるように、シート9は、車両の前後方向に延在する一対のロアレール91およびアッパレール92からなるスライド機構により、前後に移動可能とされている。また、シート9のクッションに覆われた下部フレーム93は、その下面の4隅で支持部94〜97を介してアッパレール92に支持されている。車幅方向に離間して前方に配置された2支持部94、95は単に荷重を支える構造であり、車幅方向に離間して後方に配置された2支持部96、97には、作用する荷重を検出する後方左荷重センサ1Lおよび後方右荷重センサ1Rが配設されている。
次に、図2は、第1実施形態の車両傾斜検出装置1の構成図である。車両傾斜検出装置はシート荷重検知装置を兼ねており、シート9に乗員などの荷重体が載っていない空席状態で車両の前後傾斜角度を検出し、荷重体が載っている状態でその荷重の一部を検出するものである。図示されるように、車両傾斜検出装置1は、後方左荷重センサ1Lおよび後方右荷重センサ1R、バックルスイッチ2、荷重検知ECU3で構成されている。
両荷重センサ1L、1Rは歪みゲージ式のセンサであり、それぞれの電気出力EL、ERは、荷重検知ECU3の荷重検知部4に取り込まれている。両荷重センサ1L、1Rの電源PWは、荷重検知ECU3の電源供給部31から供給されるようになっている。また、シート9に設けられたシートベルトを装着するためのバックルには、着脱状態を検出するバックルスイッチ2が配設されており、出力されるバックル情報BSWも荷重検知ECU3に取り込まれている。荷重検知ECU3は、演算部、記憶部、入力部、出力部、などを備えてソフトウェアで動作する電子制御装置である。以降に説明する荷重検知部4、無荷重時検知荷重値−前後傾斜角度対応手段5、空席判定手段6、前後傾斜角度演算手段7、検知荷重値補正手段8の各機能手段は、ソフトウェアを主体にして実現されている。
荷重検知部4は、荷重検知ECU3の入力部にあってA/D変換器を有し、両荷重センサ1L、1Rの電気出力EL、ERを加算するとともに、所定の工学変換式により検知荷重値WA(単位Nまたはkgw)を求めて出力するようになっている。
ここで、予め荷重検知部4および検知荷重値WAのゼロ点校正を行う。ゼロ点校正時には、車両が傾斜せずかつシート9に荷重体が載っていない基準状態において、両荷重センサ1L、1Rにシート9の自重の一部が作用している。そして、このときの電気出力EL、ERがゼロとなるようにレベル調整する。あるいは、電気出力EL、ERは非ゼロのままで検知荷重値WAがゼロとなるように、荷重検知部4の工学変換式の諸定数を定める。ゼロ点校正を行うことにより、検知荷重値WAは、シート自重を除外した荷重体のみに相当する量となる。
ゼロ点校正に続いて、予め無荷重時検知荷重値−前後傾斜角度対応手段5を求めておく。これは、シート9に荷重体が載っていない空席状態で車両を前後に傾斜させ、検知荷重値WAを得ることにより求められる。つまり、このときの検知荷重値WAは無荷重時検知荷重値WA0であり、前後傾斜角度A1との関係を例えば対応マップあるいは関数式の形態で記憶部内に保持することにより、無荷重時検知荷重値−前後傾斜角度対応手段5とすることができる。本実施形態においては、車両の前方が低く傾斜するほど、シート9の自重の分担比率が前方の支持部94、95に偏り、後方の支持部96、97の両荷重センサ1L、1Rの電気出力EL、ERが減少して、無荷重時検知荷重値WA0は負側に減少する。逆に、車両の前方が高く傾斜するほど、シート9の自重の分担比率が後方の支持部96、97に偏り、無荷重時検知荷重値WA0は正側に増加する。
図3は、図2の構成において無荷重時検知荷重値−前後傾斜角度対応手段5の一例を示す特性グラフである。図中の縦軸は無荷重時検知荷重値WA0を示し、横軸は下り坂で車両の前方が低くなる前後傾斜角度A1を示しており、特性グラフは10点の実測データをつないで作成されている。実測データのうち原点Oは、上述のゼロ点校正を行ったことを示している。図3から分かるように、無荷重時検知荷重値WA0と前後傾斜角度A1とは、概ね比例関係にある。
さらに、無荷重時検知荷重値WA0の変動範囲よりも高いレベルの空席判定値W0を予め設定しておく。空席判定値W0をゼロとしない理由は、上り坂に車両が停止して空席状態で無荷重時検知荷重値WA0が正値となり空席を判定できなくなることを避けるためである。
空席判定手段6は、荷重検知部4から出力された検知荷重値WAおよびバックルスイッチ2のバックル情報BSWを入力として、シート9の空席状態を判定する手段である。判定ロジックは、バックル情報BSWがオフであることからシートベルトが未装着で、かつ検知荷重値WAが空席判定値W0未満であるときに空席状態と判定する。
前後傾斜角度演算手段7は、空席判定手段6が空席状態を判定したときに、無荷重時検知荷重値−前後傾斜角度対応手段5に基づいて荷重検知部4から出力された検知荷重値WAに対応する前記車両の前後傾斜角度A1を演算する手段である。演算とは、例えば、対応マップを検索して検知荷重値WAに対応する前後傾斜角度A1を求めること、あるいは関数式に検知荷重値WAを代入して前後傾斜角度A1を算出することである。さらに本実施形態では、前後傾斜角度演算手段7は、車両の傾斜角度に概ね等しい路面の傾斜状態を、図3に示されるように緩勾配判定値R1および急勾配判定値R2を用いて3段階に区分している。つまり、検知荷重値WAが正値からゼロを含み下りの緩勾配判定値R1を越えていれば「平地」、下りの緩勾配判定値R1以下で急勾配判定値R2を越えていれば「緩勾配」、下りの急勾配判定値R2以下であれば「急勾配」と、いずれかの一傾斜状態に区分する。
検知荷重値補正手段8は、シート9に荷重体が載っているときに荷重検知部4から出力された検知荷重値WAを前後傾斜角度A1に応じて補正する手段である。検知荷重値補正手段8は、補正を行うために、「緩勾配」に対応する緩勾配補正荷重値H1、および「急勾配」に対応する急勾配補正荷重値H2を保持している。そして、検知荷重値WAに対して、「平地」であれば補正を行わず、「緩勾配」であれば緩勾配補正荷重値H1を加え、「急勾配」であれば急勾配補正荷重値H2を加える補正を行う。この補正により、車両の前方が低く傾斜するほどシート9自重と同様に荷重体の分担比率が後方の支持部96、97で減少することを補償し、路面の勾配の影響を低減できる。
次に、第1実施形態の車両傾斜検出装置1の動作、演算処理内容について、図4の車両停止時傾斜演算フローを参考にして説明する。この傾斜演算フローは、車両が停止したときに車両の前後傾斜角度A1を検出し、停車している路面の勾配を3段階の中の一傾斜状態に区分するものである。
図4に示されるように、まず、ステップS0でイグニッションスイッチIGがオフされると、荷重検出ECU3における傾斜演算フローの動作が開始される。ステップS1で、空席判定手段6はバックルスイッチ2のバックル情報BSWを確認する。バックル情報BSWがオフ状態であれば、空席状態を判定するステップS2に移行する。バックル情報BSWがオン状態であれば乗員の着座などでシート9に荷重体が載っていると判断し、所定のサンプリング周期T1でバックル情報BSWの確認を繰り返す。
ステップS2で、荷重検知部4は、電源供給部31から両荷重センサ1L、1Rに電源PWを供給し、両荷重センサ1L、1Rの電気出力EL、ERを取り込んで加算し検知荷重値WAを出力する。空席判定手段6は、検知荷重値WAを複数回サンプリングし、検知荷重値WAが空席判定値W0以下で安定したときに空席状態と判定して、車両の前後傾斜角度を演算するステップS3に移行する。検知荷重値WAが空席判定値W0を超過していれば、シート9に乗員などの荷重体が残っていると判断して、所定のサンプリング周期T1で検知荷重値WAのサンプリングを繰り返す。また、ステップ2を実施している途中で、バックル情報BSWがオン状態に変化したときは、シート9に新たな荷重体が載ったものと判断してステップS1に戻る。
ステップS3で、前後傾斜角度演算手段7は、検知荷重値WAを緩勾配判定値R1および急勾配判定値R2と大小比較する。そして、ステップS4で、比較結果に基づいて、「平地」、「緩勾配」、「急勾配」のうち一傾斜状態を仮判定する。ステップS3およびS4による仮判定は、繰り返して行なわれる。ステップ5では、仮判定の結果が同一の傾斜状態となった継続回数Nをカウントアップし、規定回数N0に達した時点で路面の勾配を確定させる。継続回数Nが規定回数N0に達していなければステップS3に戻る。なお、ステップS3〜S5の繰り返しの途中で、検知荷重値WAが空席判定値W0を超過した場合には、空席状態が解消されたものと判断してステップS3に戻る。また、バックル情報BSWがオン状態に変化したときにはステップS1に戻る。
以上の傾斜演算フローにより路面の勾配が確定すれば、荷重検出ECUは動作を終了する。確定した路面の勾配は、検知荷重値補正手段8に受け渡され、次にシート9に載る荷重体の荷重を検知する際の補正に利用される。
また、バックル情報BSWがオフ状態にならず、あるいは検知荷重値WAが空席判定値W0以下にならずに所定時間を経過したときには、荷重検出ECUは路面の勾配を求めることなく動作を終了する。つまり、車両が停止してもシート9に乗員または荷物が載ったままのときには、空席状態が生ぜず前後傾斜角度を検知できないので、省電力のために動作を打ち切る。
なお、路面の勾配の判定は、イグニッションスイッチIGがオンの状態でも、シート9が空席状態であれば実施できる。この場合、車両発進までの短時間に路面の勾配を確定させるために、検知荷重値WAのサンプリング周期T2を短く設定している。一方、図4に示されるイグニッションスイッチIGがオフの場合は、比較的長い所定時間にわたり動作することを考慮し、サンプリング周期T1を長く設定して(T1>T2)、車載バッテリの放電を抑制できる省電力としている。
また、前後傾斜角度A1を路面の3段階の傾斜状態に置き換えずに、例えば、図3に示される特性グラフそのものを対応マップや関係式で扱うように、前後傾斜角度演算手段7および検知荷重値補正手段8を構成してもよい。
第1実施形態の車両傾斜検出装置1は、シート荷重検知装置と共用できる後方左荷重センサ1Lおよび後方右荷重センサ1R、バックルスイッチ2、荷重検知ECU3で構成されているので、総合的なコストが低廉である。
また、車幅方向に離間して後方の左右に後方左荷重センサ1Lおよび後方右荷重センサ1Rが配設されているので、車両の前後傾斜角度A1に依存するシート9自重の前後の分担比率の変化を高感度に検知でき、前後傾斜角度A1の検出精度が高い。また、両荷重センサ1L、1Rの出力を加算するので、仮に左右傾斜角度が複合していても検知荷重値WAに影響せず、正確に前後傾斜角度A1を演算できる。
さらに、前後傾斜角度演算手段7は、車両が停車している路面の傾斜状態を「平地」、「緩勾配」、「急勾配」の中の一傾斜状態と判定するので、検知荷重値補正手段8以降での演算や処理が簡易で効率的となる。
また、荷重検知部4は、イグニッションスイッチがオフのときに長いサンプリング周期T1で動作するので、両荷重センサ1L、1Rを間欠的に動作させ、省電力とすることができる。一方、荷重検知部4は、イグニッションスイッチがオンのときに短いサンプリング周期T2で動作するので、車両発進までの短時間に路面の勾配を検出できる。
さらに、空席判定手段6の判定ロジックにおいて、シートベルトが装着されていないことを必要条件としているので、空席状態の判定精度が高い。
また、検知荷重値補正手段8を備えて検知荷重値WAを補正することにより、路面の勾配の影響を低減できて、シートに載っている荷重体の荷重の一部を高精度に検知できる。
次に、車両の左右傾斜角度を検出する第2実施形態について、図5および図6参考にして主として第1実施形態と異なる部分を説明する。図5は、第2実施形態の車両傾斜検出装置10の構成図であり、図6は、図5の構成においてセンサ出力差−左右傾斜角度対応手段55の一例を示す特性グラフである。図5を図2と比較すれば分かるように、第2実施形態の車両傾斜検出装置10は出力差演算手段45を備え、また無荷重時検知荷重値−前後傾斜角度対応手段5に代えてセンサ出力差−左右傾斜角度対応手段55を備え、前後傾斜角度演算手段7に代えて左右傾斜角度演算手段75を備え、検知荷重値補正手段8は備えていない。
出力差演算手段45は、荷重検知部4の後段にあって、後方左荷重センサ1Lの電気出力ELから後方右荷重センサ1Rの電気出力ERを差し引いて出力差Dを演算するようになっている(D=EL−ER)。ここで、車両の左側が低く傾斜するほど、シート9の自重の分担比率が後方左荷重センサ1Lに偏り、出力差Dは正側に増加する。逆に、車両の左側が高く傾斜するほど、シート9の自重の分担比率が後方右荷重センサ1Rに偏り、出力差Dは負側に増加する。このような出力差Dと車両の左右傾斜角度A2との対応関係を予め求めたものがセンサ出力差−左右傾斜角度対応手段55であり、その一例が図6の特性グラフである。左右前後傾斜角度演算手段75は、空席判定手段6が空席状態を判定したときに、センサ出力差−左右傾斜角度対応手段55に基づいて、出力差Dに対応する前記車両の左右傾斜角度A2を演算するようになっている。
第2実施形態の車両傾斜検出装置10では、空席判定手段6が第1実施形態と同様にして空席を判定したときに、左右前後傾斜角度演算手段75が、左右傾斜角度A2を演算する。その動作、演算処理フローは図3に類似しているため、詳細な説明は省略する。
なお、第1実施形態および第2実施形態は、荷重検知ECU3内の機能手段のみが異なるため、ソフトウェアを入れ替えれば同一のハードウェア構成で実現可能である。また、一つの装置で荷重を検知するとともに、前後傾斜角度および左右傾斜角度の両方を検出することもできる。
さらに、第1実施形態において、車両傾斜検出装置1は、必ずしもシート9の後方の左右にそれぞれ配設された2つの荷重センサ1L、1Rを具備していなくてもよく、例えばシート9の後方の中央部に配設された1つの荷重センサを具備する構成や、シート9の前方および後方の左右にそれぞれ配設された4つの荷重センサを具備する構成となっていてもよい。また、第2実施形態においても、車両傾斜検出装置10は、左右2つの荷重センサ1L、1Rを具備するとは限らず、シート9の前方および後方の左右にそれぞれ配設された4つの荷重センサを具備していてもよい。なお、第2実施形態においては、シートの左右に対称に偶数個の荷重センサを具備することがより望ましい。
また、求められた前後または左右傾斜角度は、荷重の補正だけでなく、パワースライドドアやスイングドアなどの開閉操作力の加減調整などにも利用できる。このように、本発明は様々な応用が可能である。
1:車両傾斜検出装置(第1実施形態)
1L:後方左荷重センサ EL:電気出力
1R:後方右荷重センサ ER:電気出力
2:バックルスイッチ BSW:バックル情報
3:荷重検知ECU 31:電源供給部
4:荷重検知部
5:無荷重時検知荷重値−前後傾斜角度対応手段
6:空席判定手段
7:前後傾斜角度演算手段
8:検知荷重値補正手段
9:助手席のシート 94〜97:支持部
10:車両傾斜検出装置(第2実施形態)
45:出力差演算手段
55:センサ出力差−左右傾斜角度対応手段
75:左右傾斜角度演算手段
WA:検知荷重値 W0:空席判定値
A1:前後傾斜角度 A2:左右傾斜角度

Claims (7)

  1. 車両のシートを支持する複数の支持部のうち少なくとも1つの支持部に設けられて該支持部に作用する荷重を検出する荷重センサと、
    前記荷重センサの出力に基づいて前記シートに載っている荷重体の荷重の一部を検知して検知荷重値を出力する荷重検知部と、
    前記シートに荷重体が載っていないときに前記荷重検知部から出力される無荷重時検知荷重値と、前記車両の前後傾斜角度とを対応付ける無荷重時検知荷重値−前後傾斜角度対応手段と、
    前記荷重検知部から出力された検知荷重値が所定の空席判定値未満のときに、前記シートに前記荷重体が載っていない空席状態と判定する空席判定手段と、
    前記空席判定手段が前記空席状態を判定すると、前記無荷重時検知荷重値−前後傾斜角度対応手段に基づいて前記荷重検知部から出力された検知荷重値に対応する前記車両の前後傾斜角度を演算する前後傾斜角度演算手段と、
    を備えることを特徴とする車両傾斜検出装置。
  2. 請求項1において、前記荷重センサは、前記複数の支持部のうち車幅方向に離間して後方に配置された2つの支持部にそれぞれ設けられ、
    前記荷重検知部は、2つの前記荷重センサの前記出力を加算して前記シートに載っている前記荷重体の荷重の一部を検知することを特徴とする車両傾斜検出装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記前後傾斜角度演算手段は、演算した前記車両の前後傾斜角度に基づいて前記車両が停車している路面の傾斜状態を、段階的に区分された複数の傾斜状態の中の一傾斜状態であると判定することを特徴とする車両傾斜検出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、前記荷重検知部は、前記荷重センサの出力を所定のサンプリング周期で収集して前記シートに載っている前記荷重体の荷重の一部を検知し、
    前記所定のサンプリング周期は、イグニッションスイッチがオフのときに長くオンのときに短く設定されていることを特徴とする車両傾斜検出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、前記空席判定手段は、前記検知荷重値が前記空席判定値未満であり、かつ前記シートに設けられたシートベルトの装着を検出するバックルスイッチがオフのときに前記空席状態であると判定することを特徴とする車両傾斜検出装置。
  6. 車両のシートを支持する複数の支持部のうち車幅方向に離間して配置された支持部に作用する荷重をそれぞれ検出する複数の荷重センサと、
    前記複数の荷重センサの出力に基づいて前記シートに載っている荷重体の荷重の一部を検知して検知荷重値を出力する荷重検知部と、
    前記荷重検知部から出力された前記検知荷重値が所定の空席判定値未満のときに前記シートに前記荷重体が載っていない空席状態と判定する空席判定手段と、
    車幅方向の右側および左側の荷重センサの出力の差分である出力差を演算する出力差演算手段と、
    前記シートに前記荷重体が載っていないときの前記出力差と、前記車両の左右傾斜角度との関係を対応付けるセンサ出力差−左右傾斜角度対応手段と、
    前記空席判定手段が前記空席状態を判定すると、前記センサ出力差−左右傾斜角度対応手段に基づいて前記出力差演算手段が演算した出力差に対応する前記車両の左右傾斜角度を演算する左右傾斜角度演算手段と、
    を備えることを特徴とする車両傾斜検出装置。
  7. 請求項1〜5のいずれか一項に記載された車両傾斜検出装置を用い、前記シートに載っている前記荷重体の荷重の一部を検知するシート荷重検知装置において、
    前記シートに前記荷重体が載っているときに前記荷重検知部から出力された検知荷重値を前記前後傾斜角度に応じて補正する検知荷重値補正手段を備えることを特徴とするシート荷重検知装置。
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