JP5468452B2 - 紙葉類取扱装置、現金自動取扱装置、および、紙葉類取扱方法 - Google Patents
紙葉類取扱装置、現金自動取扱装置、および、紙葉類取扱方法 Download PDFInfo
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Description
A1.全体構成:
図1は、本発明の一実施例としての紙葉類取扱装置を搭載した現金自動取引装置の外観の構成を示す説明図である。現金自動取引装置10(以降、「ATM」とも呼ぶ。)は、前面に、カードスロット101と、タッチパネル201と、入出金口321とを備えている。カードスロット101は、種々のカード(例えば、クレジットカードやキャッシュカード)の挿入を受け付けるための挿入排出口である。タッチパネル201は、利用者に対して操作案内画面を表示する表示機能と、入力操作を受け付ける入力機能を有している。入出金口321は、利用者から紙葉類(以下、「紙幣」とも呼ぶ。)を受け付け、また、利用者に対して紙幣の排出を行うための紙幣受渡・受取口である。また、ATM10は、外周を覆う装置筐体20の内部に、金庫筺体30と、紙幣取扱機構300とを備えている。金庫筺体30は、装置筐体20よりも頑強に形成されており、不正なアクセス(壁の破壊等)に対してより耐性の高い構造(例えば、厚さ数十mm程度の鉄板)を有している。紙幣取扱機構300についての詳細は後述する。
ATM10による入金処理について説明する。ATM10による入金処理の一部には搬送路確認処理が含まれている。図5は、入金処理の流れを示すフローチャートである。利用者により入出金機構部320に紙幣が投入されると、紙幣取扱制御部310は、回線制御部311により上位装置であるATM10の本体制御部600から入金指示を受ける。紙幣取扱制御部310は、入金指示を受け付けると紙幣取扱機構300の各部を起動させる(ステップS501)。具体的には、紙幣取扱制御部310は、第1搬送路361、第2搬送路362、および、第3搬送路363の図示しない駆動モータを制御して、搬送路上の紙幣を一時保管庫340へ搬送する方向に駆動させる。また、紙幣取扱制御部310は、ゲート365を制御して、紙幣を入出金機構部320から紙幣判別部330へ搬送する方向に切り替える。また、紙幣取扱制御部310は、センサ366による紙幣の通過の監視を開始する。また、紙幣取扱制御部310は、一時保管庫340を紙幣の集積が可能な状態に制御する。
第1実施例では、入金処理における搬送路確認処理について説明したが、第2実施例では、出金処理における搬送路確認処理について説明する。ATM10の全体構成は第1実施例と同様であるため説明を省略する。第2実施例において第1実施例と同様の符号を付した機能部は、第1実施例と同様の機能を備えている。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
図10は、変形例に係る紙幣取扱機構300の概略構成を示す説明図である。本実施例では、第1搬送路361は、リジェクト庫345、および、収納庫350とそれぞれ接続され、第1搬送路361上に紙幣判別部330、センサ366a、および、センサ366bが配置されている構成として説明したが、図10に示すように、第2搬送路362がリジェクト庫345、および、収納庫350まで延伸して、リジェクト庫345、および、収納庫350と接続され、第2搬送路362上に紙幣判別部330、センサ366a、および、センサ366bが配置され、第1搬送路361は、入出金機構部320と、第2搬送路362と、を接続する構成であってもよい。この場合であっても、上述した入金処理もしくは出金処理において搬送路確認処理を用いることができる。また、この場合、リジェクト搬送路監視処理をセンサ366bのかわりにセンサ366aを用いておこなうことができる。すなわち、リジェクト搬送路監視処理は、紙幣判別部330を跨ぐ2つのセンサ(センサ366aと、センサ366cもしくはセンサ366d)を用いてもおこなうことができる。
本実施例では、紙幣の搬送状態を確認するための搬送路確認処理を説明したが、搬送する紙葉類は紙幣に限定されず、証券やチケットなど他の紙葉類であってもよい。
本実施例では、リジェクト紙幣搬送経路上において搬送異常が検出されたときにリジェクト搬送路監視処理をおこなう構成として説明しているが、搬送路の監視処理は、リジェクト紙幣搬送経路に限定されず、正常紙幣搬送経路においてもリジェクト搬送路監視処理と同様の処理である正常搬送路監視処理をおこなう構成であってもよい。この場合であっても、搬送異常を誤検出した場合に生じる処理効率の低下の抑制を図ることができる。なお、本発明の搬送路の監視処理は、異常確認用の紙幣を搬送異常が生じている搬送路に搬送するため、搬送後集積された紙幣の計数が問題とならない経路において用いることが望ましい。すなわち、正常紙幣搬送経路よりもリジェクト紙幣搬送経路において用いることがより望ましい。
20…装置筐体
30…金庫筺体
100…カード明細票処理機構
101…カードスロット
200…顧客操作部
201…タッチパネル
300…紙幣取扱機構
310…紙幣取扱制御部
311…回線制御部
312…入出金機構制御部
313…紙幣判別制御部
314…格納庫制御部
315…搬送路制御部
316…センサ制御部
317…搬送監視部
318…搬送路確認制御部
320…入出金機構部
321…入出金口
322…シャッター
330…紙幣判別部
333…紙幣投入ホッパー
334…リジェクトスタッカー
340…一時保管庫
345…リジェクト庫
350…収納庫
351…第1収納庫
352…第2収納庫
353…第3収納庫
360…搬送路
361…第1搬送路
362…第2搬送路
363…第3搬送路
365…ゲート
366…センサ
400…インタフェース部
500…係員操作部
600…本体制御部
700…外部記憶装置
800…電源部
Claims (6)
- 紙葉類取扱装置であって、
紙葉類を搬送するための第1の搬送路と、
前記第1の搬送路と接続されている第2の搬送路と、
前記第2の搬送路における紙葉類の搬送異常を検出する検出部と、
前記第1の搬送路および前記第2の搬送路による紙葉類の搬送を制御する搬送制御部と、
前記第1の搬送路に接続され、前記第1の搬送路に紙葉類を繰り出す繰り出し部と、
前記第2の搬送路に接続され、前記第2の搬送路上の紙葉類を集積するための集積部と、を備え、
前記搬送制御部は、
前記検出部により搬送異常が検出されると、前記第1の搬送路上に紙葉類がある場合は、前記紙葉類を異常確認用の紙葉類として前記第2の搬送路に搬送し、前記第1の搬送路上に紙葉類がない場合には、前記繰り出し部から紙葉類を繰り出し、繰り出した前記紙葉類を異常確認用の紙葉類として前記第2の搬送路に搬送し、
前記異常確認用の紙葉類を前記第2の搬送路により搬送したときに、前記検出部により、搬送異常が検出された場合には、前記第1の搬送路および前記第2の搬送路による紙葉類の搬送を停止し、搬送異常が検出されなかった場合には、前記第1の搬送路および前記第2の搬送路による紙葉類の搬送を継続し、
前記繰り出し部および集積部は、紙葉類を前記紙葉類取扱装置から出し入れするための入出金部の少なくとも一部を構成する紙葉類取扱装置。 - 請求項1に記載の紙葉類取扱装置はさらに、
前記第1の搬送路上に配置され、前記第1の搬送路により搬送される紙葉類を識別するための識別部と、
前記集積部と前記第1の搬送路との間における前記第2の搬送路と接続されている第3の搬送路と、
前記第3の搬送路に接続され、前記第3の搬送路上の紙葉類を保管するための保管部と、を備え、
前記搬送制御部は、前記第3の搬送路による紙葉類の搬送を制御し、前記識別部による紙葉類の識別結果に基づいて、判別された紙葉類を前記集積部もしくは保管部に搬送する紙葉類取扱装置。 - 請求項1または請求項2に記載の紙葉類取扱装置において、
前記検出部は、前記第2の搬送路上の紙葉類の通過を検出する2以上のセンサを含み、第1のセンサが紙葉類の通過を検出した後に、所定の時間内に第2のセンサが紙葉類の通過を検出しない場合に搬送異常を検出する紙葉類取扱装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の紙葉類取扱装置において、
前記検出部は、前記第2の搬送路上の紙葉類の通過を検出する2以上のセンサを含み、搬送方向上流側の第1のセンサが紙葉類の通過を検出してないときに、下流側の第2のセンサが紙葉類の通過を検出した場合に搬送異常を検出する紙葉類取扱装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の紙葉類取扱装置において、
搬送異常とは、紙葉類のジャムを含む紙葉類取扱装置。 - 現金自動取扱装置であって、
請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の紙葉類取扱装置を備える現金自動取扱装置。
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