JP5467640B2 - 三方断裁機 - Google Patents

三方断裁機 Download PDF

Info

Publication number
JP5467640B2
JP5467640B2 JP2010022026A JP2010022026A JP5467640B2 JP 5467640 B2 JP5467640 B2 JP 5467640B2 JP 2010022026 A JP2010022026 A JP 2010022026A JP 2010022026 A JP2010022026 A JP 2010022026A JP 5467640 B2 JP5467640 B2 JP 5467640B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press plate
cutting
booklet bundle
plate
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010022026A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011156636A (ja
Inventor
真道 金尾
知則 谷内
孝和 堀
智之 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horizon International Inc
Original Assignee
Horizon International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Horizon International Inc filed Critical Horizon International Inc
Priority to JP2010022026A priority Critical patent/JP5467640B2/ja
Publication of JP2011156636A publication Critical patent/JP2011156636A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5467640B2 publication Critical patent/JP5467640B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

本発明は、三方断裁機、詳細には冊子束を断裁台に押圧するプレスプレートの待機位置の設定に関するものである。
製本機で製本した冊子を三方断裁機に送り、この三方断裁機で製本した冊子の小口、天、地の三方が切り揃えられる場合がある。図3(a、平面図)(b、断面図)は、この場合の三方断裁機の一例の概略構成を示すもので、三方断裁機1は、搬送爪2で背ガイド板3に沿って押し進め、天地位置決め板4に当接して位置決めされた1冊または複数冊積み重ねた冊子束Hの小口を、小口揃え板5を揺動させてその冊子束Hを背ガイド板3に当てて揃える。
天・地および小口を揃えると、冊子束Hの背側で待機するチャック6のクランプ板6aを下降し、その冊子束Hをチャック6の固定機台6bに押し付ける。すなわち、冊子束Hをチャック6のクランプ板6aと固定機台6bで挟圧保持する。冊子束Hを挟圧保持すると、チャック6は断裁台7に向けて冊子束Hの小口近傍の断裁位置が小口刃10の直下となる位置(規定位置)にまで移動して挟圧保持した冊子束Hを断裁台7上に運び込む。この場合、チャック6の固定機台6b上面と搬送路面16および断裁台7の上面は面一とされ、冊子束Hの固定機台6b側の下面は搬送路面16および断裁台7の上面を摺動する。
冊子束Hが断裁台7上に運ばれると、プレスプレート8を待機位置から下降してその冊子束Hを断裁台7へ押圧する。プレスプレート8で冊子束Hを断裁台7へ押圧すると、この押圧で冊子束Hは天・地および小口を揃えた状態が維持されるので、チャック6は冊子束Hを離して待機位置に戻る。一方、天・地刃9および小口刃10を待機位置から下降して断裁台7上の冊子束Hをプレスプレート8で押さえた状態で天・地・小口部を断裁する。
この例の三方断裁機1は、チャック6のクランプ板6aの昇降移動はモータ6cの回転軸に固定された送りネジ6dの回転で、チャック6の直線移動はモータ11の回転軸に固定された送りネジ12の回転で、プレスプレート8の昇降移動はモータ13の回転で回転するナット14と螺合する、先端にプレスプレート8を取付けた送りネジ15の直線移動で行うようにされ、チャック6のクランプ6a、チャック6、プレスプレート8の移動や停止のタイミングは各モータを駆動制御する断裁制御装置のプログラムで行われる。なお、天・地刃9および小口刃10の昇降移動のタイミングもこの断裁制御装置のプログラムで行われることは勿論である。
ところで、チャック6のクランプ板6aおよびプレスプレート8の上方待機位置(断裁時の待機位置)を、この三方断裁機1で断裁できる最大の冊子束Hの厚み高さよりも充分高い位置に設定すれば、チャック6へ搬入する冊子束Hの厚み高さにかかわらず、その冊子束Hとクランプ6aとの衝突、断裁台7へ搬入する冊子束Hとプレスプレート8との衝突は避けられる。しかし、断裁する冊子の束数は、例えば糊付け製本の場合には糊の効果状態などによってしばしば変更され、断裁する冊子束H数が少なく、厚み高さが低い冊子束Hに変更されたときには、上記の設定ではクランプ板6aおよびプレスプレート8の締付けおよび押圧に至るまでの移動距離がより大きくなり、クランプ板6aおよびプレスプレート板8での締付けおよび押圧に多くの時間を要し、断裁処理速度が低下する。
そこで、この断裁処理速度を高めるために、チャック6のクランプ板6aを昇降移動するモータ6cおよびプレスプレート8を昇降移動するモータ13をエンコーダなどの回転位置を検出する検出器を備えたサーボモータとし、冊子束Hをチャック6へ搬送する搬送路に、冊子束Hの厚み高さを計測する計測器を設け、この計測器で計測した冊子束Hの厚み高さの計測値に基づいて、チャック6のクランプ板6aおよびプレスプレート8の待機位置の設定値を変更するようにしている。このようにクランプ板6aおよびプレスプレート板8の待機位置を搬入する冊子束Hの厚み高さに応じた最適位置に設定することにより、冊子束Hの厚み高さにかかわらず、チャック6のクランプ板6aおよびプレスプレート8は常に最小の一定量移動するだけで済み、クランプ板6aおよびプレス板8での締付に要する時間が短縮されるので、前述のような断裁処理速度の低下を防ぐことができる。
特開2002−127077号公報
ところで、断裁機では、断裁する冊子束を効果的に押圧できる厚みのプレスプレートに交換するし、また、プレスプレートに、冊子束に押し跡がつかないように作業者が任意にボール板やスポンジ板などの緩衝板を貼り付けている。一方、プレスプレートの待機位置の基礎設定は、プレスプレートの厚み高さの入力に基づいて行われている。そのために、プレスプレートを交換したり、プレスプレートに緩衝板を貼り付けた場合には、交換したプレスプレートの厚み高さ、緩衝板を貼り付けたプレスプレートの厚み高さを入力する必要がある。
この入力は、作業者の目測によるプレスプレートの厚み高さ(プレスプレート自体の正確な厚みも分からない。)に目測による誤差分を加えて行われるため、入力したプレスプレートの厚み高さが実際の厚み高さと異なる場合がある。入力したプレスプレートの厚み高さが実際の厚み高さより高い場合には、その高い分余計に移動することとなり断裁処理速度が低下する。また、入力したプレスプレートの厚み高さが実際の厚み高さより低い場合には、プレスプレートと断裁する冊子束を搬送するチャックのクランプ板が衝突して機械を破損するといった問題があった。
発明が解決しようとする課題は、プレスプレートの交換やプレスプレートに緩衝板を貼付けなどでプレスプレートの厚みを変更しても、自動的にプレスプレートと断裁する冊子束との間隔を最適にできるようにし、斯かる問題を解消する点にある。
上記の課題を解決するために、本発明は、断裁する冊子束を断裁台上に搬送するチャックと、前記チャックにより断裁台上に置かれた冊子束を押圧するプレスプレートと、前記プレスプレートにより押圧された冊子束の天・地・小口側の所定の位置を断裁する断裁刃と、前記プレスプレートの待機位置を設定する設定手段とを備え、前記設定手段に設定した待機位置からプレスプレートを下降して前記断裁台上に置かれた冊子束を押圧してなる三方断裁機において、 前記プレスプレートを前記断裁台まで下降して前記プレスプレートの厚み高さを測定する測定手段を設け、冊子束の断裁に際し、前記測定手段で測定したプレスプレートの厚み高さ分に基づいて、前記プレスプレートの待機位置を設定するように構成している。
本発明では、冊子束の断裁に際し、プレスプレートを断裁台まで下降してプレスプレートの厚み高さを測定して、その測定値に基づいてプレスプレートの待機位置を自動的に最適位置に設定するので、プレスプレートの厚み高さの作業者による入力が不要となり、その入力に基づいて発生する断裁処理速度の低下や、プレスプレートとチャックのクランプ板の衝突による機械の破損をなくすることができる。
本発明の実施例に係る三方断裁機の制御装置の一部のブロック図である。 図1に示す制御装置の効果を説明する説明図である。 三方断裁機の一例の構成を示す構成図で(a)は平面図、(b)は断面図である。
以下、本発明の実施例に係る三方断裁機について、図1、図2を参照して説明する。なお、三方断裁機の構造自体は図3に示す三方断裁機と同様であり、 図3に示す三方断裁機と同一または対応する部分には同一の符号を付している。
すなわち、図1において、7は断裁台、8は緩衝板8aを貼付けたプレスプレート、13はプレスプレート8を駆動するモータ、14はモータ13の回転で回転する位置固定のナット、15はナット14の回転で昇降移動する送りネジであり、プレスプレート8はこの送りネジ15の下端に取り付けられており、プレスプレート8の位置決めは、この下端位置の位置決めによって決められる。したがって、プレスプレート8の冊子束を押さえる押さえ面の位置は、入力されたプレスプレート8の厚み高さを加算した下方位置となる。
17は断裁制御装置、18はモータ13のコントローラである。断裁制御装置17は、演算処理装置(CPU)17aと演算処理を実行するプログラムやデータを格納するメモリ17bを備え、断裁運転開始指令信号を入力して、メモリ17bに格納したプログラムにしたがい断裁運転を実行する。メモリ17bには送りネジ15の下端の上限位置を設定する領域(設定値メモリ)17cを具えている。
設定値メモリ17cには、当初、送りネジ15の下端が最上方の位置(以下、この位置を原点位置という。)にあるときの断裁台7からの高さに設定されている。そして、プレスプレート8の厚み高さが入力されると、その厚み高さが原点位置に加算され、加算された下方位置がプレスプレート8の冊子束に当接する面の、この場合最上限位置となる。この状態で断裁する冊子束の厚み高さが入力されると、冊子束の厚み高さに押さえるために必要な高さ分(マージン)を加えた高さ位置にプレスプレート8の冊子束に当接する面が位置するように設定値メモリ17cの設定値を書き換える。
コントローラ18は、送りネジ15の下端の断裁台からの位置を記録するメモリを有し、モータ13の回転軸に連結したエンコーダの出力から送りネジ15の下端の原点位置からの下降量を逐次求め、エンコーダの出力が停止した時点における送りネジ15の下端の断裁台からの位置(原点位置と断裁台との距離から下降距離を減算した位置)をそのメモリに格納するとともに、必要に応じて断裁制御装置17へ出力する。
断裁制御装置17に断裁運転開始指令信号(テスト指令信号でもよい。)が入力されると、まず、コントローラ18にプレスプレート8を下降する信号を出力する。この信号を入力したコントローラ18はモータ13を駆動しプレスプレート8を下降する。その下降で図2(a)に示すようにプレスプレート8が断裁台上に当接してプレスプレート8の下降は停止する。この停止した時点における送りネジ15の下端の位置に対応する断裁台からの位置をそのメモリに格納して断裁制御装置17へ出力する。その出力を入力した断裁制御装置17はプレスプレート8の厚み高さの入力としている。
実際の断裁時は、以上のように書き換えた設定値メモリ17cの設定値(プレスプレート8の冊子束に当接する面の高さ位置)をコントローラ18に出力し、その設定値を入力したコントローラ18はモータ13を駆動しプレスプレート8をその設定値まで下降して停止させ、その停止位置をプレスプレート8の待機位置とし、この待機位置から所定のタイミング(断裁台上に冊子束が置かれたタイミング)で下降し、所定のタイミング(断裁刃による断裁が終わったタイミング)で上昇して待機位置にもどることとなる。
このようにプレスプレートの厚み高さを、三方断裁機が備える部材や機能を利用して実測して入力するので、正確なプレスプレートの厚み高さが入力され、プレスプレートに貼り付けた緩衝板の枚数、プレスプレート本体の厚みを変更しても、図2(b、緩衝板を重ね貼りした場合)(c、緩衝板を1枚貼りした場合)(d、プレスプレートの重量を増加した場合)に示すようにプレスプレートの冊子束に当接する面を同一の高さに保持することができる。
なお、以上の実施例ではプレスプレートの昇降をモータで行っているが、プレスプレートの昇降を液圧シリンダのピストンロッドで行う場合もあり、この場合にはピストンロッドの移動を回転エンコーダで検出するようにすればよい。また、冊子束の厚み高さの入力は、従来と同様に、冊子束をチャックへ搬送する搬送路に設けた、冊子束の厚み高さ計測器で計測した冊子束の厚み高さを入力するようにすると、より一層断裁処理速度を高めることができる。
1 三方断裁機
7 断裁台
8 プレスプレート
8a 緩衝板
13 モータ
14 位置固定のナット
15 送りネジ
17 断裁制御装置
17a 演算処理装置(CPU)
17b メモリ
17c 設定値メモリ
18 モータのコントローラ

Claims (1)

  1. 断裁する冊子束を断裁台上に搬送するチャックと、前記チャックにより断裁台上に置かれた冊子束を押圧するプレスプレートと、前記プレスプレートにより押圧された冊子束の天・地・小口側の所定の位置を断裁する断裁刃と、前記プレスプレートの待機位置を設定する設定手段とを備え、前記設定手段に設定した待機位置からプレスプレートを下降して前記断裁台上に置かれた冊子束を押圧してなる三方断裁機において、 前記プレスプレートを前記断裁台まで下降して前記プレスプレートの厚み高さを測定する測定手段を設け、冊子束の断裁に際し、前記測定手段で測定したプレスプレートの厚み高さ分に基づいて、前記プレスプレートの待機位置を設定することを特徴とする三方断裁機。
JP2010022026A 2010-02-03 2010-02-03 三方断裁機 Active JP5467640B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010022026A JP5467640B2 (ja) 2010-02-03 2010-02-03 三方断裁機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010022026A JP5467640B2 (ja) 2010-02-03 2010-02-03 三方断裁機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011156636A JP2011156636A (ja) 2011-08-18
JP5467640B2 true JP5467640B2 (ja) 2014-04-09

Family

ID=44589067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010022026A Active JP5467640B2 (ja) 2010-02-03 2010-02-03 三方断裁機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5467640B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5950346B2 (ja) * 2012-08-31 2016-07-13 ホリゾン・インターナショナル株式会社 三方断裁機
CN113815037A (zh) * 2021-08-30 2021-12-21 闳诚科技有限公司 一种裁切机加工用集料收料装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011156636A (ja) 2011-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4532895B2 (ja) 板状物の切削装置
JP2002127077A (ja) 三方断裁機
JP2002539424A (ja) 試料又は切断刃のミクロトームの切断面への送り方法
US20100076589A1 (en) Numerical control device
CN203357565U (zh) 一种木材切割加工自动进料机
JP5467640B2 (ja) 三方断裁機
CN112020404A (zh) 工件加工设备、特别是板材分割锯,运行工件加工设备的方法以及控制装置
CN206683983U (zh) 一种刀具锋利度检测装置
JP2005324260A (ja) 両頭側面フライス盤
CN216229939U (zh) 一种环保型家具板材的切割装置
US8813620B2 (en) Main body vise device in band saw machine
JP2020533215A (ja) ブックブロック綴じのためのシステム及び装置並びにブックブロック綴じの方法
CN211072029U (zh) 一种高精度钢管精准截断设备
CN104646750B (zh) 具有锯切尺寸标示装置的桌锯机
CN209062263U (zh) 具尾料判断***的锯切结构
JP3136841U (ja) スライドテーブルソー
CN211941261U (zh) 一种木材等距切割装置
JP5467639B2 (ja) 干渉防止機能付き三方断裁機
CN106078862A (zh) 一种汽车用橡胶工件的精准切割控制***
JP2005313574A (ja) 板材切断装置
JP2020093324A (ja) ワーク高さ測定装置を具えた両頭フライス装置
CN109580311B (zh) 制样机及制样机的使用方法
CN218083162U (zh) 一种防偏移控制桌加工推台锯
JPWO2012066618A1 (ja) 製本装置
CN207414480U (zh) 一种双头带锯床

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5467640

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250