JP5461130B2 - レンジフード - Google Patents

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Description

本発明は、調理時に発生した油煙等を捕集するレンジフードに関する。
従来から調理時に発生した油煙等を捕集するレンジフードとしては、フードと送風機を備え、その送風機を駆動することでフード内に油煙を捕集し、その捕集した油煙等をフィルタを通して屋外に排出するようにしたレンジフードが知られている。
そして、前述のレンジフードにおいては、そのフード内面やフィルタ等のフード内部を洗浄できるようにした洗浄機能付きのレンジフードが種々に提案されている。
例えば、特許文献1に開示されたように、フード内面、フィルタに、水道水を洗浄水として吹きつけて洗浄する洗浄機能付きのレンジフードが提案されている。
前述した洗浄機能付きのレンジフードは、フード内面、フィルタ等を手で洗う必要がないため、レンジフードを常に清潔な状態に容易に保つことができ、さらに洗浄時に手やシンクを油で汚すこともない、非常に便利なものであった。
しかも、洗浄水として水道水を用いているので、面倒な洗浄水の補給作業が必要ない。
特開2001−324184号公報
前述した従来の洗浄機能付きのレンジフードは、洗浄水として水道水を用いているために、特に冬場などの気温が低い季節には水道水の温度が非常に低温になり、この低温の水道水で洗浄を行うと、フード内面、フィルタ等に付着している油脂分は凝固してしまい、十分に洗浄しきれない場合があった。
本発明の目的は、季節に関係なくフード内部を十分に洗浄することができるようにしたレンジフードとすることである。
本発明は、フード1と、ハウジング20内にファン21を設け、そのファン21をモータ22で回転駆動する送風機2を備えたレンジフード本体3と、
この送風機2の内部を洗浄する洗浄装置4よりなるレンジフードであって、
前記洗浄装置4は、送風機2のハウジング20内に、その送風機2の内部を洗浄するための洗浄水を、前記フード1の外部から供給する給水部4bと、この給水部4bに温水を供給する温水発生器4cと、前記送風機2の内部を洗浄した洗浄水を、そのハウジング20内から排水する排水部4dを備え、
前記給水部4bに止水弁46を設け、この止水弁46は洗浄時には開放状態となると共に、洗浄終了後は閉鎖状態となるようにし、
前記送風機2の内部を洗浄する洗浄動作時に、その送風機2のハウジング20内に洗浄剤を供給する洗浄剤供給装置5を設け、
洗浄動作が開始されると第1の設定時間t1の間は、温水と洗浄剤により送風機2の内部を洗浄し、前記第1の設定時間t1経過後には、洗浄剤の供給を停止して第2の設定時間t2の間は温水のみで洗浄し、その第2の設定時間t2経過後に温水の供給を停止する構成としたことを特徴とするレンジフードである。
本発明は、フード1と、ハウジング20内にファン21を設け、そのファン21をモータ22で回転駆動する送風機2を備えたレンジフード本体3と、
この送風機2の内部を洗浄する洗浄装置4よりなるレンジフードであって、
前記洗浄装置4は、送風機2のハウジング20内に、その送風機2の内部を洗浄するための洗浄水を、前記フード1の外部から供給する給水部4bと、この給水部4bに温水を供給する温水発生器4cと、前記送風機2の内部を洗浄した洗浄水を、そのハウジング20内から排水する排水部4dを備え、
前記給水部4bに止水弁46を設け、この止水弁46は洗浄時には開放状態となると共に、洗浄終了後は閉鎖状態となるようにし、
前記送風機2の内部を洗浄する洗浄動作時に、その送風機2のハウジング20内に洗浄剤を供給する洗浄剤供給装置5を設け、
洗浄動作終了後は、設定時間の間、送風機2を駆動し、その設定時間経過後に送風機2を停止するようにしたことを特徴とするレンジフードである。
本発明においては、前記温水発生器4cは温水の温度を制御できるものとし、
洗浄動作時に供給する温水の温度を設定した温度設定記憶部62を有した制御部60を設け、
洗浄動作時には前記温度設定記憶部62に設定した設定温度に基づいて、温度設定信号を制御部60から温水発生器4cに発信し、その温水発生器4cから供給される温水の温度を設定温度とするようにできる。
このようにすれば、設定した温度の温水でフード1の内部を洗浄することができる。
本発明においては、前記給水部4bの上流側に、水道水供給管70を接続して温水発生器4cからの温水と水道水を混合して洗浄部4aに供給するようにし、
前記温水と水道水の混合比を調整して洗浄部4aに供給する温水の温度を設定温度とするようできる。
このようにすれば、温水発生器4cは温水の温度を制御できない単純なものを使用できる。
本発明によれば、送風機2の内部を温水で洗浄するので、送風機2の内部に付着した油脂分などの汚れが落ち易く、季節に関係なく送風機2の内部を十分に洗浄できる。
送風機2の内部を洗浄した洗浄水は排水部4dから排水され、送風機2内に溜まることがない。
前記給水部4bに止水弁46を設け、この止水弁46は洗浄時には開放状態となると共に、洗浄終了後は閉鎖状態となるようにできるので、止水弁46を閉鎖状態とすることにより、温水発生器4cから温水が出力されていても洗浄部4aに温水が供給されることがない。
したがって、温水発生器4cを既存の給湯器とすることができ、専用の温水発生器4cが必要なくなる。
前記送風機2の内部を洗浄する洗浄動作時に、そのハウジング20内に洗浄剤を供給する洗浄剤供給装置5を設けたので、温水と洗浄剤で送風機2の内部を十分に洗浄することができる。
洗浄動作が開始されると第1の設定時間t1の間は、温水と洗浄剤により送風機2の内部を洗浄し、前記第1の設定時間t1経過後には、洗浄剤の供給を停止して第2設定時間t2の間は温水のみで洗浄し、その第2の設定時間t2経過後に温水の供給を停止するので、温水と洗浄剤で送風機2の内部を洗浄した後に、送風機2の内部に残留した洗浄液を温水で流し落すので、洗浄動作後に洗浄剤が送風機2の内部に残ることがない。
また、本発明は、洗浄動作終了後は、設定時間の間、送風機2を駆動し、設定時間経過後に送風機2を停止するようにしたので、洗浄動作終了後に送風機2の内部に空気を流通し、乾燥を促すことができる。
本発明の実施の形態を示す構成説明図である。 制御部の説明図である。 第2の実施の形態を示す構成説明図である。 第3の実施の形態を示す正面図である。 図4の縦断面図である。
図1に示すように、フード1と送風機2を備えたレンジフード本体3と、そのフード1の内部を洗浄する洗浄装置4でレンジフードとしてある。
前記洗浄装置4は、フード1の内部を洗浄水で洗浄するための洗浄部4aと、フード1の外部から洗浄部4aに洗浄水を供給する給水部4bと、この給水部4bに温水を供給する温水発生器4cと、前記フード1の内部を洗浄した洗浄水を、そのフード1内から排水する排水部4dを備えている。
このようであるから、フード1の内部を温水で洗浄するので、フード1の内部に付着している油脂分が凝固することなく、その油脂分などの汚れが落ち易く、季節に関係なくフード1の内部を十分に洗浄することができる。
しかも、フード1の内部を洗浄した洗浄水(温水)は排水部4dから排水され、フード1内に溜まることがない。
前述の説明で洗浄水で洗浄する洗浄部4aとは、洗浄水をフード1の内部に吹きつけたり、フード1の内部に沿って洗浄液を流すための手段である。
前述の説明で、フード1の内部とは、フード1の内面、フード1内に設けた内部設備、又はその両方である。つまり、フード1の内面及び/又はフード内部設備である。
前記内部設備としては、フィルタ、送風機、整流板などである。
前述の説明で、温水発生器4cは水道水を加熱して温水とする機器、例えば給湯器である。
前記フード1は、上面板10と、周面板11と、その周面板11に設けた洗浄水受けパネル12を有し、この洗浄水受けパネル12に空気取入れ用開口部13が形成されている。
前記空気取入れ用開口部13の上部に整流板14が設けられ、この整流板14と空気取入れ用開口部13の周縁部との間の隙間からフード1内に空気が流れ込む。
前記フード1の内部を洗浄した洗浄水は、前記洗浄水受けパネル12に沿って流れ、排水穴15から液溜め部16に流れ込み、排水管17で排水される。例えば、排水管17を図示しない流し台のシンクの排水パイプに接続し、その排水パイプを通って下水道管に排水する。なお、排水管17を下水道管に直接に接続しても良いし、排水管17を前述の排水穴15に接続しても良い。
前記排水穴15、液溜め部16、排水管17が前述の排水部4dである。
前記送風機2は、ハウジング20内にファン21を設け、そのファン21をモータ22で回転駆動するようにしてある。
前記ハウジング21がフード1の上面板10の取り付けられ、その吸込口2aが上面板10の開口部18と連通していると共に、吐出口2bに排気ダクト23が接続してある。
前記ファン21に回転体24が取付けてある。この回転体24は前記ハウジング20の開口部25、上面板10の開口部18からフード1内に突出し、その突出部分の外周面に洗浄水受け部26が周方向に連続して形成してある。
この洗浄水受け部26に供給された洗浄水は、回転体24が回転することで周囲に飛散し、フード1の内部に吹きつけられて洗浄する。
つまり、回転体24に設けた洗浄水受け部26が前述の洗浄部4aで、この洗浄部4aはフード1の内部に洗浄水を吹きつける。
前記温水発生器4cは給湯器で、以下の説明では給湯器4cとする。その入口はパイプ40で図示しない上水道管に連通し、水道水を加熱して温水とする。
前記給湯器4cの出口には給湯器接続ユニット41が接続してある。
この給湯器接続ユニット41は、主管路42と補助管路43を有し、その主管路42は管路44で流し台の蛇口などの給湯ヶ所に接続している。
前記補助管路43は給水管45に接続し、その給水管45の先端部45aが前記洗浄水受け部26の上方と対向している。例えば、送風機2のハウジング20から洗浄水受け部26と対向している。
これにより、給水管45の先端部45aから温水がファン21に向けて供給され、その温水は回転体24の外周面と開口部25との間の隙間を流れて洗浄水受け部26に供給される。
つまり、補助管路43、給水管45が前述の給水部4bである。
前記補助管路43には止水弁46が設けてある。
この止水弁46は閉鎖状態と開放状態に切り換えられ、閉鎖状態であると給水管45に温水が供給されず、開放状態であると給水管45に湯水が供給される。
例えば、止水弁46は電磁開閉弁で、通電されないときには閉鎖状態となり、通電されると開放状態となる。
このようであるから、止水弁46を閉鎖状態とすれば、給湯器4cを、給湯ヶ所に給湯するものとして使用できるし、前記止水弁46を開放状態とすれば、給湯器4cの温水をフード1の内部洗浄として使用できる。
したがって、給湯ヶ所に給湯する既存の給湯器4cに給水管45を接続することが可能となり、専用の給湯気4cが必要なくなる。
つまり、止水弁46が無い場合には、給湯器4cが作動すると洗浄部4aに温水が必ず供給されるので、この場合には洗浄部4aにのみ温水を供給する専用の給湯器4cが必要となる。
前述のように、フード1の内部を洗浄する洗浄動作時に、そのフード1の内部に洗浄剤を供給する洗浄液供給装置5が設けてある。
この洗浄剤供給装置5は、洗浄剤タンク50と、その洗浄剤タンク50内の洗浄剤を吐出するポンプ51と、このポンプ51の吐出口に接続した供給管52を備え、その供給管52の先端部52aが前記洗浄水受け部26と相対向している。
このようにすれば、洗浄水受け部26に洗浄剤が供給され、回転体24の回転で洗浄剤がフード1の内面に吹きつけられるので、フード1の内部をより十分に洗浄することができる。
前述した洗浄剤は単独でフード1の内部に吹きつけても良いが、洗浄剤と洗浄水を混合して同時にフード1の内部に吹きつけても良い。
例えば、洗浄水受け部26に洗浄水と洗浄剤を同時に供給し、回転体24の回転によって洗浄水を洗浄剤を混合して同時にフード1の内部に吹きつける。
または、供給管52の先端部52aを給水管45の途中に接続し、給水管45内で洗浄水と洗浄液が混合し、その状態で洗浄水受け部26に供給するようにする。
次に、レンジフードの制御装置について説明する。
図2に示すように、前記送風機2のモータ22、止水弁46、ポンプ51のモータ51aなどは制御部60で動作制御される。
例えば、レンジフード起動スイッチ61aを操作して起動信号を制御部60に送ると、制御部60はモータ22に通電して駆動してファン21を回転し、調理時に発生した油煙などをフード1内に捕集し、排気ダクト23を通して屋外に排出する。
このとき、止水弁46は閉鎖状態、モータ51aは停止している。
レンジフードを停止するには、レンジフード停止スイッチ61bを操作して制御部60に停止信号を送り、モータ22を停止する。
前記制御部60は、前記給湯器(温水発生器)4cの温水の温度を設定する温度設定記憶部62を有し、洗浄スイッチ63を操作して制御部60に洗浄信号を送ったときに、制御部60は温度設定記憶部62に記憶されている設定温度に基づいた温度設定信号を給湯器4cに送り、給湯器4cから供給される温水の温度を設定温度に制御する。
このようにすれば、フード1の内部を洗浄するときに、設定温度の温水をフード1の内部に吹きつけて洗浄できるから、フード1の内部を十分に洗浄できる。
前述の温水の温度は高い方が洗浄力は増すが、あまり温度が高すぎるとフード1の内部機器への影響が懸念されるので、温水の温度は40〜60℃程度が好適である。
前記制御部60は、洗浄信号が送られたときに、前記モータ22、モータ51aに通電して駆動すると共に、止水弁46を開放状態とし、給湯器4cが停止している場合には給湯器4cを起動する。
これによって、設定した温度の温水をフード1の内部に吹きつけて洗浄することができる。
前記制御部60から給湯器4cへの温度設定信号は、有線によって通信しても良いし、無線によって通信しても良い。
また、温度設定記憶部62に記憶されている設定温度を変更できるようにすることができる。例えば、温度設定スイッチ64から制御部60に設定温度を送り、温度設定記憶部62に、その設定温度を記憶するようにする。
前述のように、制御部60に洗浄信号が送られて洗浄動作が開始されると、制御部60の第1設定部65に設定された第1の設定時間t1の間は、モータ22、モータ51aを駆動し続けると共に、止水弁46を開放状態として、給湯器4cから供給される温水と、ポンプ51から供給される洗浄剤でフード1の内部を洗浄し続ける。
そして、前記の第1の設定時間t1が経過後には、ポンプ51のモータ51aへの通電と止めてポンプ51を停止し、洗浄剤の供給を停止することで、温水のみでフード1の内部を洗浄する。
前記第1の設定時間t1が経過してから第2設定部66に設定された第2の設定時間t2が経過したら、制御部60は止水弁46を閉鎖状態とし、温水の供給を停止して洗浄動作を終了する。
つまり、第1の設定時間t1だけ温水と洗浄剤でフード1の内部を洗浄し、第1の設定時間経過後は第2の設定時間t2だけ温水のみでフード1の内部を洗浄する。
このようにすれば、洗浄開始時には温水と洗浄剤でフード1の内部を十分に洗浄できるし、洗浄終了近くにはフード1の内部に残留した洗浄剤を温水で流し落すので、洗浄動作後に洗浄剤がフード1の内部に残ることがない。
前述のように、洗浄動作終了後(第2の設定時間t2経過後)に、第3設定部67に設定された第3の設定時間t3の間はモータ22へ通電し続け、送風機2を駆動し続ける。
そして、第3の設定時間t3が経過した後にモータ22への通電を止めて送風機2を停止する。
このように、洗浄動作終了後に、第3の設定時間だけ送風機2を駆動することで、洗浄後にフード1の内部に空気が流通し、フード1の内部の乾燥を促すことができる。
前述の第1・第2・第3設定部65,66,67の設定時間は変更できるようにしてある。
前述の洗浄動作時に、洗浄水が排気ダクト23に流れ込まないようにしてある。
例えば、排気ダクト23にシャッタ27を設け、洗浄動作時には、このシャッタ27を閉じることで送風機2の吐出口2bを閉じて洗浄水が排気ダクト23内に流れ込まないようにする。
前記送風機2を駆動して調理時に発生した油煙等を捕集して屋外に排出する時には、前記シャッタ27を開放して送風機2の吐出口2bを開放し、油煙等を排気ダクト23内に吐出する。
前記シャッタ27を前述のように開閉動作するには、次のようにすれば良い。
前記シャッタ27をモータ27aで開閉動作する電動シャッタとし、該電動シャッタは通電により開き動作し、完全に開いた状態になると内部に備えられている電磁クラッチ(ブレーキ)に通電してモータの回転をロックするものとする。そして、このモータ27aを前述の制御部60で通電制御する。
前記洗浄スイッチ63を操作して洗浄信号を制御部60に送ると、制御部60はモータ27aの電磁クラッチ(ブレーキ)への通電を遮断してシャッタ27のロックを解除する。
これにより、シャッタ27は、ばね等により閉じ動作する。
前述の第1、第2の設定時間t1,t2が経過した時(洗浄動作終了後)に、モータ27aに通電しないようにしてシャッタ27をばね等で開き動作する。
次に、他の実施の形態を説明する。
図3に示すように、前記給水部4bの上流側、例えば給水管45の止水弁46よりも先端部45a寄りに、水道水供給管70を混合栓71で接続し、給水管45に水道水を供給する。
前記水道水供給管70に流量制御弁72を設け、この流量制御弁72の流量を制御することで給水管45に供給する水道水の量を制御して温水と水道水の混合比を調整し、給水管45の先端部45aから供給される温水の温度を設定温度とする。
このようにすれば、温水発生器(給湯器)4cの温度を制御しなくとも良いと共に、制御部60と通信させる必要がないため、特殊な給湯器でなくとも使用可能である。
例えば、給水管45の先端部45aから供給される温水の温度をセンサで検出し、その検出した温度を制御部60に送り、制御部60は検出した温度が設定温度となるように流量制御弁72の流量を制御する。
なお、流量制御弁72を用いずに混合栓71を、温水と水道水の混合比を調整可能なものとし、その混合比を制御部60で制御して給水管45の先端部45aから供給される温水の温度を設定温度となるようにしても良い。
前述の実施の形態では、洗浄部4aを回転体24に設けた洗浄水受け部26としたが、これに限ることはない。
例えば、フード1の内面、フィルタ、送風機2に洗浄水を吹きつけるノズルでも良い。
また、フィルタを縦向きに設け、そのフィルタの上部に洗浄水タンクを設け、その洗浄水タンクから洗浄水をフィルタに落下するようにして洗浄部としても良い。
前述の実施の形態では、調理器具の上方にフード1と送風機2を設置するレンジフードとしたが、調理器具の下方に送風機2を設置するレンジフードとしても良い。
例えば、図4と図5に示すように、フード1を、空気取入れ用開口部13と整流板14を有する上部フード1aと、この上部フード1aと連続した縦向きの中間部フード1bと、この中間部フード1bと連続した下部フード1cで縦長の形状とし、その下部フード1cを調理器具6の架台7の背面側に位置すると共に、上部フード1aを調理器具6の上方に位置して設置する。
前記下部フード1c内に送風機2を設け、その送風機2を駆動することで調理時に発生した油煙等を上部フード1a、中間部フード1b、下部フード1cを通して送風機2で吸い込み、排気ダクト23で屋外に排出するようにする。
前記洗浄装置4は、上部フード1aの内面に洗浄水を吹きつける第1の洗浄部4a、例えばノズルと、下部フード1cから送風機2のハウジング20、ファン21に洗浄水を吹き付ける第2の洗浄部4a、例えばノズルを有している。
前記温水発生器4cの出口に吸水管45を接続し、この給水管45を前記第1、第2の洗浄部4a、4aに止水弁46を介してそれぞれ連通する。
前記下部フード1cの底面に配水管17を接続して排水部4dとしてある。
1…フード、2…送風機、3…レンジフード本体、4…洗浄装置、4a…洗浄部、4b…給水部、4c…温水発生器、4d…排水部、5…洗浄剤供給装置、22…モータ、24…回転体、26…洗浄水受け部、41…給湯器接続ユニット、42…主管路、43…補助管路、45…給水管、45a…先端部、46…止水弁、50…洗浄剤タンク、51…ポンプ、52…供給管、52a…先端部、60…制御部、62…温度設定記憶部、70…水道水供給管、71…混合栓、72…流量制御弁。

Claims (4)

  1. フード1と、ハウジング20内にファン21を設け、そのファン21をモータ22で回転駆動する送風機2を備えたレンジフード本体3と、
    この送風機2の内部を洗浄する洗浄装置4よりなるレンジフードであって、
    前記洗浄装置4は、送風機2のハウジング20内に、その送風機2の内部を洗浄するための洗浄水を、前記フード1の外部から供給する給水部4bと、この給水部4bに温水を供給する温水発生器4cと、前記送風機2の内部を洗浄した洗浄水を、そのハウジング20内から排水する排水部4dを備え、
    前記給水部4bに止水弁46を設け、この止水弁46は洗浄時には開放状態となると共に、洗浄終了後は閉鎖状態となるようにし、
    前記送風機2の内部を洗浄する洗浄動作時に、その送風機2のハウジング20内に洗浄剤を供給する洗浄剤供給装置5を設け、
    洗浄動作が開始されると第1の設定時間t1の間は、温水と洗浄剤により送風機2の内部を洗浄し、前記第1の設定時間t1経過後には、洗浄剤の供給を停止して第2の設定時間t2の間は温水のみで洗浄し、その第2の設定時間t2経過後に温水の供給を停止する構成としたことを特徴とするレンジフード。
  2. フード1と、ハウジング20内にファン21を設け、そのファン21をモータ22で回転駆動する送風機2を備えたレンジフード本体3と、
    この送風機2の内部を洗浄する洗浄装置4よりなるレンジフードであって、
    前記洗浄装置4は、送風機2のハウジング20内に、その送風機2の内部を洗浄するための洗浄水を、前記フード1の外部から供給する給水部4bと、この給水部4bに温水を供給する温水発生器4cと、前記送風機2の内部を洗浄した洗浄水を、そのハウジング20内から排水する排水部4dを備え、
    前記給水部4bに止水弁46を設け、この止水弁46は洗浄時には開放状態となると共に、洗浄終了後は閉鎖状態となるようにし、
    前記送風機2の内部を洗浄する洗浄動作時に、その送風機2のハウジング20内に洗浄剤を供給する洗浄剤供給装置5を設け、
    洗浄動作終了後は、設定時間の間、送風機2を駆動し、その設定時間経過後に送風機2を停止するようにしたことを特徴とするレンジフード。
  3. 前記温水発生器4cは温水の温度を制御できるものとし、
    洗浄動作時に供給する温水の温度を設定した温度設定記憶部62を有した制御部60を設け、
    洗浄動作時には前記温度設定記憶部62に設定した設定温度に基づいて、温度設定信号を制御部60から温水発生器4cに発信し、その温水発生器4cから供給される温水の温度を設定温度とするようにした請求項1又は2記載のレンジフード。
  4. 前記給水部4bの上流側に、水道水供給管70を接続して温水発生器4cからの温水と水道水を混合して洗浄部4aに供給するようにし、
    前記温水と水道水の混合比を調整して洗浄部4aに供給する温水の温度を設定温度とするようにした請求項1又は2記載のレンジフード。
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