JP5459695B2 - インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 - Google Patents
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Description
前記圧力室の容積を拡大するためのDrawパルスと、該Drawパルスの後に前記圧力室の容積を元に戻して前記ノズルからインクを吐出させるReleaseパルスとを有する駆動信号を20kHz以上の駆動周波数で前記記録ヘッドに印加して吐出を行う際、前記Drawパルスを印加する時点での前記ノズルのメニスカス位置の押し出し量が0より大きく、前記開口の直径の30%以下であり、
前記Drawパルスを印加する時点でのノズルの外側に押し出された量に相当する液滴量をVaとし、吐出された1滴の液滴量をVtとしたときに、以下の式を満足することを特徴とするインクジェット記録装置。
0<Va≦Vt/4
前記圧力室の容積を拡大するためのDrawパルスと、該Drawパルスの後に前記圧力室の容積を元に戻して前記ノズルからインクを吐出させるReleaseパルスとを有する駆動信号を20kHz以上の駆動周波数で前記記録ヘッドに印加して吐出を行う際、前記Drawパルスを印加する時点での前記ノズルのメニスカス位置の押し出し量が0より大きく、前記開口の直径の30%以下であり、
前記Drawパルスを印加する時点でのノズルの外側に押し出された量に相当する液滴量をVaとし、吐出された1滴の液滴量をVtとしたときに、以下の式を満足することを特徴とするインクジェット記録方法。
0<Va≦Vt/4
<インクジェット記録装置>
図1は、インクジェット記録装置の概略構成を示す図である。このインクジェット記録装置1において、記録媒体Pは、搬送機構3の搬送ローラ対32に挟持され、更に、搬送モータ33によって回転駆動される搬送ローラ31により図示Y方向に搬送されるようになっている。
0<Va≦Vt/4
Va、Vtは、実験やシミュレーション等によって求めることができる。
Va=Vt−V1
で求められる。
記録ヘッド、プリントの仕様、用いたインクは以下記す。図2に示すシェアモード型の記録ヘッド(チャネル長1.5mm、AL=3μsec、テーパー角6度、ノズルピッチ:180dpi、ノズル数:256、ノズルの開口の直径:25μm、インク滴量:4pl)を2つ用意し、各ヘッドのノズル列が、相互に1/2ピッチずらされ、千鳥状に配置するように貼り合わせ各ヘッドのそれぞれが180dpiのヘッドであるので、ノズルのピッチを互いに1/2ずらせることで、360dpiの記録ヘッドを作製した。評価は3Cycle駆動で吐出した。
記録媒体とノズル面のギャップ間隔:1.0mm
基準のインク滴の初速度:6m/sec
評価項目は、吐出の精度、安定に吐出できる速度の上限である生産性とした。
<吐出の精度>
記録ヘッドを主走査方向に移動させながら、その吐出間隔(画像データを間引いた状態の駆動周波数)とインク滴の液滴量を変えた条件で、静止した記録媒体にインク滴を吐出し、その時の主走査方向の記録媒体上のドット間の間隔を経時的に調べた。なお、正規のドット間隔は、記録ヘッドの移動速度と駆動周波数から求められるので、その定常状態に対するずれを調べた。
○:ドット間隔が定常状態の1.25倍以下
△:ドット間隔が定常状態の1.25倍を越えて1.75倍未満
×:ドット間隔が定常状態の1.75倍以上か吐出不可
<生産性>
インク滴の初速度は6m/secで、駆動周波数を上げて行き、安定に吐出できる、しぶき、ノズル欠などが起こらない最高駆動周波数を評価した。△でも実用上問題ないが○が好ましい。
○:25kHz以上でも吐出可能
△:20〜25kHzで吐出可能
×:20kHz未満以上でも吐出可能ドット間隔が定常状態の1.75倍、以上か吐出不可。
ノズルの開口の直径が27μmである以外は実施例1と同じヘッドを作製し、実施例1と同様にして評価した。
実施例1と同じヘッドで駆動周波数を16kHzで駆動した以外は実施例1と同様にして評価した。
ALが2.5μsec、ノズルの開口の直径を22μmである以外は実施例1と同じヘッドを作製し、駆動周波数を27kHzで駆動した以外は実施例1と同様にして評価した。
ALが2.5μsecである以外は実施例1と同じヘッドを作製し、駆動周波数を27kHzで駆動した以外は実施例1と同様にして評価した。
ALが2.5μsec、ノズルの開口の直径を28μmである以外は実施例1と同じヘッドを作製し、駆動周波数を27kHzで駆動した以外は実施例1と同様にして評価した。
ALが2.5μsecであるである以外は実施例1と同じヘッドを作製し、駆動周波数を30kHzで駆動した以外は実施例1と同様にして評価した。
記録ヘッドのノズルがテーパー7度である以外は実施例1と同じヘッドを作製し、駆動周波数を27kHzで駆動した以外は実施例1と同様にして評価した。
記録ヘッドのノズルが、インク吐出側のテーパー5度と圧力室側のテーパー角45度の2段漏斗型とした以外は実施例1と同じヘッドを作製し、駆動周波数を27kHzで駆動した以外は実施例1と同様にして評価した。
ALが2.5μsecである以外は実施例1と同じヘッドを作製し、駆動周波数を24kHzで駆動し、以下の評価項目を加えた以外は実施例1と同様にして評価した。
<しぶきの評価>
しぶきが起こらないきれいな吐出であるかをY、M、C、Kで文字を最大濃度で印刷して目視評価した。△でも実用上問題ないが○が好ましい。
○:目視ではみえない。
△:目視でやや見える。
×:目視で目立つ
(実施例8)
ノズルの開口の直径を23μmである以外は実施例7と同じヘッドを作製し、実施例7と同様にして評価した。
ノズルの開口の直径を27μmである以外は実施例7と同じヘッドを作製し、駆動周波数を21kHzで駆動した以外は実施例7と同様にして評価した。
2 記録ヘッド
3 搬送機構
4 ガイドレール
5 キャリッジ
6 フレキシケーブル
7、8 インク受け器
21 インクチューブ
22 ノズル形成部材
23 ノズル
24 カバープレート
25 インク供給口
26 基板
27 隔壁
28 チャネル
31 搬送ローラ
32 搬送ローラ対
33 搬送モータ
100 駆動信号発生部
P 記録媒体
PS 記録面
Claims (14)
- インクを吐出する開口を有するノズルに連通する圧力室が複数隣接し、駆動信号の印加により前記圧力室の容積を変化させる電気・機械変換手段を備える記録ヘッドを有するインクジェット記録装置であって、
前記圧力室の容積を拡大するためのDrawパルスと、該Drawパルスの後に前記圧力室の容積を元に戻して前記ノズルからインクを吐出させるReleaseパルスとを有する駆動信号を20kHz以上の駆動周波数で前記記録ヘッドに印加して吐出を行う際、前記Drawパルスを印加する時点での前記ノズルのメニスカス位置の押し出し量が0より大きく、前記開口の直径の30%以下であり、
前記Drawパルスを印加する時点でのノズルの外側に押し出された量に相当する液滴量をVaとし、吐出された1滴の液滴量をVtとしたときに、以下の式を満足することを特徴とするインクジェット記録装置。
0<Va≦Vt/4 - 前記圧力室の音響的共振周期の1/2が1μsec以上、3μsec以下であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記駆動信号は圧力波の残響をキャンセルするキャンセルパルスを含み、前記Drawパルスが最初に印加されることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記ノズルは、インク吐出側から前記圧力室側に向かって断面積が徐々に大きくなるテーパー部を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記テーパー部のテーパー角が6度以上であることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
- 前記テーパー部が2段の異なるテーパー角を有することを特徴とする請求項4または5に記載のインクジェット記録装置。
- 前記インクの粘度が5mPa・s以上であることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
- インクを吐出する開口を有するノズルに連通する圧力室が複数隣接し、駆動信号の印加により前記圧力室の容積を変化させる電気・機械変換手段を備える記録ヘッドを用いたインクジェット記録方法であって、
前記圧力室の容積を拡大するためのDrawパルスと、該Drawパルスの後に前記圧力室の容積を元に戻して前記ノズルからインクを吐出させるReleaseパルスとを有する駆動信号を20kHz以上の駆動周波数で前記記録ヘッドに印加して吐出を行う際、前記Drawパルスを印加する時点での前記ノズルのメニスカス位置の押し出し量が0より大きく、前記開口の直径の30%以下であり、
前記Drawパルスを印加する時点でのノズルの外側に押し出された量に相当する液滴量をVaとし、吐出された1滴の液滴量をVtとしたときに、以下の式を満足することを特徴とするインクジェット記録方法。
0<Va≦Vt/4 - 前記圧力室の音響的共振周期の1/2が1μsec以上、3μsec以下であることを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録方法。
- 前記駆動信号は圧力波の残響をキャンセルするキャンセルパルスを含み、前記Drawパルスが最初に印加されることを特徴とする請求項8または9に記載のインクジェット記録方法。
- 前記ノズルは、インク吐出側から前記圧力室側に向かって断面積が徐々に大きくなるテーパー部を有することを特徴とする請求項8〜10の何れか1項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記テーパー部のテーパー角が6度以上であることを特徴とする請求項11に記載のインクジェット記録方法。
- 前記テーパー部が2段の異なるテーパー角を有することを特徴とする請求項11または12に記載のインクジェット記録方法。
- 前記インクの粘度が5mPa・s以上であることを特徴とする請求項8〜13の何れか1項に記載のインクジェット記録方法。
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