JP5458644B2 - 大規模ネットワーク監視方法 - Google Patents

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Description

本発明は、大規模ネットワーク監視方法に関し、特に、広域イーサネット(登録商標)等の通信キャリアの提供するネットワーク上で構築したプライベートネットワークの論理回線の状態監視を行うのに用いると好適である。
従来のネットワーク監視では、利用者自身がネットワーク網を構成し、構成するネットワーク網構成を監視することが前提となっており、そのため、ネットワーク監視装置(NMS:Network Management System)で網内の各ルータ(R:Router)の生死監視を行うことで、各ノード間の通信状況も把握することができた。
図12は、通常のネットワーク監視モデルの接続構成図である。ここで、NMS1、ネットワーク2、及び各ノード1(3)〜ノードN(3)は全てキャリア網内であり、利用者自身がNMS1を用いて、ネットワーク2内の被監視装置であるルータ(R1〜R9)の監視を行う。例えば、NMS1から見てキャリアが提供するネットワーク網内のR4がダウンしていれば、ノード2(3)とノード3(3)の間の通信は不可と判断できる。
本発明が対象とするネットワークモデルは、ネットワークはキャリアの提供であり、利用者にはネットワーク(キャリア網)内部の機器も接続構成も分からない状態となっている。利用者の各ノード間は、キャリア網を通した仮想閉域網(VPN:Virtual Private Network)技術等の論理回線を設定することで、ノード間でのセキュアな通信を行っている。
図13は、本発明が対象とするネットワーク論理回線の状態監視モデルの接続構成図である。
NMS1としては、利用者の各ノード1(3)〜ノードN(3)の生死監視と共に、ノード1(3)〜ノードN(3)間の通信、例えばノード1(3)とノード2(3)の通信等)が正常であるかの監視も行う必要がある。
しかし、通常のネットワーク監視のようにネットワーク内の構成が利用者側であるNMS1では分からないため、従来のやり方(ネットワーク内のどこのネットワーク機器が故障かを見ることで、ノード1(3)〜ノードN(3)間のどこの通信に影響するかを判断するやり方)は使えない。
このため、ノード1(3)〜ノードN(3)間の通信の監視のために、論理回線の状態を監視し、論理回線がダウンしたらその論理回線で接続されるノード1(3)〜ノードN(3)間の通信はダウンしていると判断する必要がある。この場合でも、NMS1とノード1(3)〜ノードN(3)間の論理回線が生きていれば、ノード1(3)〜ノードN(3)へのピング(ping)監視等は正常になるため、ノード1(3)〜ノードN(3)の生死監視でこれを代用することは出来ない。
上記を踏まえた上で、論理回線は、1対1で設定する必要があるため、利用者の全てのノード1(3)〜ノードN(3)間で通信するためには、全てのノード間にメッシュ状に論理回線を設定する必要がある。
このため、全国規模の大規模な利用者ネットワークになると、論理回線は非常に大量の本数になる。NMS1でこれを監視するためには、全てのノード1(3)〜ノードN(3)にアクセスし、全ての論理回線の状態を取得する必要がある。このため、非常に大量なデータ量、大量なトラフィックが、監視のために必要となる。
図14は、図13における論理回線の監視状態を示す説明図である。同図に示すように、論理回線の状態監視には、数万ノードにアクセスして、数万×数万の状態のデータ収集が必要である。但し、ネットワーク機器の生死監視に対しては、実際の物理的ネットワーク構成に合わせたグループ分けを実施し、親ノードに対してのみの監視または1つの機器のみの監視などの方法で対応が可能であるが、論理回線の監視については、一般的に公開されていないキャリア網内の構成情報に依存されるため、物理的なネットワーク構成に合わせたグルーピングや親ノードの設定を行うことができない。
図15は、公開されていないキャリア網内の各端末ノード間の通信状況を示す中継接続図である。図15に示すように、キャリア網内の構成情報は公開されておらず、また、キャリア網内の構成については、トレースルートコマンドなどにより一時的な状態であり、キャリア側の都合にて変更されることがあり、ネットワーク機器の構成が保証されない。
階層化されたデータ処理装置の状態監視方式として、例えば、優先順ごとの監視対象部の階層化された監視を行う監視部を有し、監視対象部の監視の優先度を高めて監視する内容が開示されている。(例えば、特許文献1参照)。
ネットワーク構成要素をマップ表示・管理するネットワーク管理システムとして、パラメータ種別の同一性を判断する事により、構成要素をグループ化し、階層マップを生成し、自動レイアウトする内容が開示されている。(例えば、特許文献2参照)。
特開平08−265395号公報 特開平07−312596号公報
広域インサーネット等の通信キャリアの提供するネットワーク上で、仮想閉域網(VPN)などの技術を使用して構築した大規模プライベートネットワークにおいて、ネットワーク監視システム(NMS)によってネットワーク機器の生死監視と、論理回線の監視を行うには、ネットワークがキャリアの提供であるため、利用者(NMS)にはネットワーク内部の機器も接続構成も分からない状態であり、従来技術の延長線上の技術では解決できない。
特許文献1では、上位から下位へと階層化されて設けられた複数の監視対象部を備えるデータ処理装置の状態監視方式であって、監視対象部の優先順を単に設けただけで、優先度に対する障害時の対応についての発明ではない。
特許文献2では、ネットワーク管理システムで、構成要素をグループ化してカスタマイズ化された監視用ネットワークマップであり、優先度に対する障害時の対応についての発明ではない。
本発明の目的は、
(1). 物理ネットワーク構成に依存しない情報(発生警報件数)を元に全てのノードに
アクセスせずに一部のノードにアクセスすることで、全論理回路の状態監視を可能にする大規模ネットワーク監視方法を提供する。
(2). 論理回線の監視構成をダイナミックに変更を可能とする大規模プライベートネッ
トワーク監視方法を提供する。
上記課題を解決するための第1の発明は、キャリア網を通したネットワークの論理回線を設定して通信を行う複数のノードを複数のグループ単位に分割し、前記グループ単位に1つの前記ノードを代表ノードに設定する第1ステップと、ネットワーク監視装置より各前記代表ノードにアクセスして前記代表ノードから全ての対向するノードとの前記論理回線の論理回線状態を取得する第2ステップと、前記対向するノードごとに、各前記代表ノードで取得された前記論理回線状態を全て調べて、対向ノードとの通信ができない状態かできる状態かにより、前記論理回線状態の異常と正常が混在するか否かを判断し、前記論理回線状態が異常と正常が混在する場合は、前記ネットワーク監視装置から異常となったノードに直接アクセスして前記異常となったノードから全ての前記対向するノードとの前記論理回線状態を取得し、前記ネットワーク監視装置から前記異常となったノードに直接アクセスできない場合は、他のノードを経由して前記異常となったノードの前記論理回線状態を取得する第3ステップと、前記論理回線状態が異常と正常が混在しない場合であり、前記論理回線状態が全て異常の場合は、前記対向するノードそのものが異常と判定する第4ステップと、前記論理回線状態が異常と正常が混在しない場合であり、前記論理回線状態が全て正常の場合は、前記対向するノードそのものが正常と判定する第5ステップと、以下前記対向するノードの全てに対して順次に、前記第3ステップ乃至前記第5ステップを繰り返し実施して前記キャリア網における前記ノードの全ての論理回線の状態を判断するステップとを含んでいる。
この第1の発明によれば、大規模プライベートネットワークの状態監視を全てのノードにアクセスせず、一部のノードにアクセスすることで、全論理回線の状態監視を可能にすることができる。
第2の発明は、キャリア網を通したネットワークの論理回線を設定して通信を行う複数のノードを複数のグループ単位に分割し、前記グループ単位に1つの前記ノードを優先度1のノードに設定する第1ステップと、ネットワーク監視装置より各前記優先度1のノードにアクセスして前記優先度1のノードから全ての対向するノードとの前記論理回線の論理回線障害回数を取得する第2ステップと、前記第2ステップで取得した前記論理回線障害回数値の大小に応じて、品質レベルのグループ単位を小規模単位から大規模単位までにグループを組み直す第3ステップと、複数の前記ノードを前記小規模単位から前記大規模単位に組み直した新しいグループの中の1つの前記ノードを新たな優先度1に設定する第4ステップと、前記ネットワーク監視装置より前記新たな優先度1のノードにアクセスして前記新たな優先度1のノードから全ての対向するノードとの論理回線状態を取得し、対向ノードとの通信ができない状態かできる状態かにより、前記論理回線状態の異常と正常が混在するか否かを判断する第5ステップと、前記第5ステップで取得された前記論理回線状態が異常と正常が混在する場合は、前記ネットワーク監視装置から前記異常となったノードに直接アクセスして前記論理回線状態を取得し、前記ネットワーク監視装置から前記異常となったノードに直接アクセスできない場合は、他のノードを経由して前記異常となったノードの前記論理回線状態を取得する第6ステップと、前記第5ステップで取得された前記論理回線状態が異常と正常が混在しない場合であり、前記論理回線状態が全て異常の場合は、前記対向するノードそのものが異常と判定する第7ステップと、前記第5ステップで取得された前記論理回線状態が異常と正常が混在しない場合であり、前記論理回線状態が全て正常の場合は、前記対向するノードそのものが正常と判定する第8ステップと、以下前記対向するノードの全てに対して順次に、前記第6ステップ乃至前記第8ステップを繰り返し実施して前記キャリア網における前記ノードの全ての論理回線の状態を判断する第9ステップとを含んでいる。
この第2の発明によれば、優先度のつけ方によりアクセス対象とならなかったノード間の論理回線の障害検知について、1時間に1回など長い間隔にて過去のノード間での論理回線障害回数を全ノードから収集し、品質レベルに合わせた優先度の設定を実施できる。
以上、開示の技術によれば、大規模ネットワークの状態監視を全てのノードにアクセスせず、一部のノードにアクセスすることで、全論理回線の状態監視を可能にすることができる。また、ネットワーク機器の生死監視の判定を行うことができる。
本願発明の一実施形態におけるネットワークの監視方法を示す説明図(その1)である。 本願発明の一実施形態におけるネットワークの監視方法を示す説明図(その2)である。 本願発明の一実施形態におけるネットワークの監視方法を示す説明図(その3)である。 本願発明の一実施形態におけるネットワークの監視方法を示す説明図(その4)である。 本発明の一実施形態における論理回線の状態監視のフローチャートである。 本願発明の一実施形態における論理回線の優先度設定方法を示す説明図(その1)である。 本願発明の一実施形態における論理回線の優先度設定方法を示す説明図(その2)である。 本願発明の一実施形態における論理回線の優先度設定方法を示す説明図(その3)である。 本願発明の一実施形態における論理回線の優先度設定方法を示す説明図(その4)である。 本願発明の一実施形態における論理回線の優先度設定方法を示す説明図(その5)である。 本願発明の一実施形態における論理回線の優先度設定方法のフローチャートである。 通常のネットワーク監視モデルの接続構成図である。 本発明が対象とするネットワーク論理回線の状態監視モデルの接続構成図である。 図13における論理回線のデータ収集を示す説明図である。 公開されていないキャリア網内の各端末ノード間の通信状況を示す中継接続図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら説明する。
図1は、本願発明の一実施形態におけるネットワークの監視方法を示す説明図(その1)であり、ネットワーク監視装置(NMS)がノードより収集した情報内容を示す。
以下、キャリアが所有しているルータをネットワークエレメント(NE:Network Element)と呼び、拠点と他をつなぐルータを、他と区別するためにノード(ルータ)と呼ぶ。 この例では、NMSは、優先度1(代表)のノードにアクセスし、対向全ノードとの論理回線状態を取得する。その結果、ノード1、ノード6およびノード11が選択されて、対向ノード(ノード1〜ノードN)との論理回線の監視結果を示す。○印は正常、×印は異常を示す。
図2は、本願発明の一実施形態におけるネットワークの監視方法を示す説明図(その2)であり、ノード12と接続する論理回線の状態を評価ロジック1での評価を示す図である。
評価ロジック1は、優先度1のノードで収集した対向ノードの論理回線情報で、正常と異常が混在する場合(図2の例では、ノード12の場合)、NMSよりそのノードに対し直接状態収集を行い、論理回線状態を収集する。
もしも、NMSとそのノードの論理回線が断で通信が不可の場合、他のノードを経由して該当ノードの論理回線状態の収集を行う。(図2の例では、ノード12との論理回線状態が正常なノード1等を経由して状態収集を行う。)
その結果、ノード12から対向ノード6、ノード7およびノード8との論理回線の監視で、異常が発見された状態を示す。
図3は、本願発明の一実施形態におけるネットワークの監視方法を示す説明図(その3)であり、ノード7と接続する論理回線の状態を評価ロジック2での評価を示す図である。 評価ロジック2は、優先度1のノードで収集した対向ノードの論理回線情報で、全て異常(断)となる場合(図3のノード7の場合)、そのノードまたはアクセス回線に障害が発生しており、接続する論理回線もまた全て異常(断)と判断する。図3の例では、ノード7は、ノード1、6、11の情報収集で全て異常(断)となるため、ノード7に接続する全ての論理回線は異常(断)と判断する。
図4は、本願発明の一実施形態におけるネットワークの監視方法を示す説明図(その4)であり、他のノードと接続する論理回線の状態を評価ロジック3での評価を示す図である。
評価ロジック3は、優先度1のノードで収集した対向ノードの論理回線情報で、全て正常となる場合(図4のノード7,12以外の場合)、その対向ノードに接続する論理回線は全て正常と判断する。図4の例では、ノード7、12以外は、ノード1、6、11の情報収集で全て正常となるため、接続する全ての論理回線は正常と判断する。
前述した評価ロジック1〜評価ロジック3を用いて、評価ロジック1→評価ロジック2→評価ロジック3の順で論理回線の状態を評価し、全論理回線の状態を判断する。
図5は、本発明の一実施形態における論理回線の状態監視のフローチャートであり、短期間繰り返し動作する部分(例えば、10秒毎)で結果表示する実現手段である。
以下に、論理回線の状態監視の動作を図1〜図4を用いて説明する。
S1.物理ネットワーク構成に依存しない情報(発生警報件数)を元に論理的(後述の論理回線の品質レベルに合わせた優先度の設定方法)に優先度付けを行う。
初回は、優先度付けがないので、品質レベル3(5台単位)でグループを組みにその中の1台を優先度1と設定する。その結果、ノード1、ノード6およびノード11が優先度1となった。
グループ内で順番に論理回線の状態監視を実施して行くと、初回は、5台グループであるが、長周期で見直しが入り、障害がないと1グループの台数が多いため、結果として周期が長くなり、障害があると1グループの数が少ないので周期が短くなる。
S2.優先度1の全てのノードより、全対向ノードの論理回線状態を取得する。その結果、図1に示す情報が得られた。即ち、ノード1、ノード6、ノード11にアクセスして対向ノードの論理回線の監視を行ったところ、ノード7との論理回線状態が全て不良であり、ノード12との論理回線状態が一部で不良であることを示している。
以下、全ノードを対象に以下の処理を実施する。即ち、図1に示す対応ノードの論理回線の監視(縦軸)からノード毎の状態を判定し、結果を判断して行く。
S3.前述のS2で収集した情報において、正常と異常が混在するか否かを判断する。(論理ロジック1)
S4.前述のS3にて、正常と異常が混在しない場合(ノード12以外が該当)で、前述のS2で収集した状態が全て異常か否かを判断する。(論理ロジック2)
S5.前述のS4にて、全て異常ではない場合(ノード7,12以外が該当)で、該当ノードに接続する全ての論理回線を正常と判断する。(論理ロジック3)
S6.前述のS4にて、全て異常の場合(ノード7が該当)で、該当ノードに接続する全ての論理回線を異常と判断する。
S7.前述のS3にて、正常と異常が混在する場合(ノード12が該当)で、該当装置との論理回線が断か否かを判断する。
S8.前述のS7にて、断でない場合、直接該当ノードの論理回線状態を収集する。
S9.前述のS7にて、断である場合、他のノードを経由して該当ノードの論理回線状態を収集する。
以下、全ノードに対しての処理が終了すると、前述のS6とS7を障害として表示する。
以上、説明した論理回線の状態監視方法における課題として、優先度のつけ方によりアクセス対象とならなかったノード間の論理回線の障害について、検知することが難しい点が上げられる。本件の対応として、1時間に1回など長い間隔にて過去のノード間での論理回線障害回数を全ノードから収集し、品質レベルに合わせた優先度の設定を実施する。
図6は、本発明の一実施形態における論理回線の優先度設定方法を示す説明図(その1)であり、初期時の論理回線状態の監視を示す。
初期設定として、ランダムに抜き出したノードに対する優先度付けを行う。この例では、図1と同じく、ノード1、ノード6およびノード11が選択されて、対向ノード(ノード1〜ノードN)との論理回線の監視結果を示す。○印は正常、×印は異常を示す。
図7は、本発明の一実施形態における論理回線の優先度設定方法を示す説明図(その2)であり、一回目の論理回線の障害回数収集結果を示す。
NMSは,短間隔でのアクセス対象を限定した論理回線の状態収集を行うのとは別に、長い間隔(1時間に1回)で全ノードから1時間当たりのノード間での論理回線の障害回数を収集し、以下の品質レベルの設定を行う。
品質レベル1は、今回周期のノード間での論理回線障害数が最低値であり、問題なしのノードであって、大規模(例えば100台)単位にその中のノード1台について優先度1を設定する。
品質レベル2は、今回周期のノード間での論理回線障害数が閾値以下であり、前回周期のノード間での論理回線障害数に対し、今回周期のノード間での論理回線障害数が削減している改善中のノードであって、中規模(例えば50台)単位に、その中のノード1台について優先度1を設定する。なお、閾値はネットワークレベルにより決定される。
品質レベル3は、今回周期のノード間での論理回線障害数が閾値以下である。前回周期のノード間での論理回線障害数に対し、今回周期のノード間での論理回線障害数が増加している悪化中のノードであって、小規模(例えば5台)単位に、その中のノード1台について優先度1を設定する。なお、閾値はネットワークレベルにより決定される。
品質レベル4は、今回周期のノード間での論理回線障害数が閾値以上であり、優先度1を設定する。なお、閾値はネットワークレベルにより決定される。
その結果、ノード7は品質レベル4、ノード4とノード12とノード14は品質レベル3、その他のノードは品質レベル1の設定を行い、新優先度によるアクセス箇所としてノード1、ノード4、ノード7・・・を決定する。
図8は、本発明の一実施形態における論理回線の優先度設定方法を示す説明図(その3)であり、一度収集を実施した後の設定を示す。
新優先度によるアクセス箇所の決定に基づき新たな論理回線の状態監視は、一回目の論理回線の障害回数収集結果に基づいて、各品質レベル中の1台について、優先度1を設定して論理回線の状態監視を行う。
図9は、本発明の一実施形態における論理回線の優先度設定方法を示す説明図(その4)であり、二回目の論理回線の障害回数集計結果を示す。
新たな論理回線の状態監視は、一度収集を実施した後の設定に基づいて、更なる新優先度によるアクセス箇所としてノード7、ノード4、ノード404、ノード505、ノード3・・を決定する。
図10は、本発明の一実施形態における論理回線の優先度設定方法を示す説明図(その5)であり、二度収集を実施した後の設定を示す。
更なる新優先によるアクセス箇所の決定に基づき新たな論理回線の状態監視を行う。
図11は、本発明の一実施形態における論理回線の優先度の設定方法のフローチャートであり、長期間繰り返し動作する部分(例えば、1時間毎)で結果表示する実現手段である。
以下に、論理回線の状態監視の動作を図6〜図10を用いて説明する。
S10.初回は、優先度付けがないので品質レベル3(5台単位)でグループの組に、その中の1台を優先度1とする。その結果、ノード1、ノード6およびノード11が優先度1となった。
S11.優先度1の全てのノードより、全対向ノードの論理回線障害回数を取得する。その結果、図7に示す障害回数が得られた。
以下、全ノードを対象に以下の処理を実施する。即ち、図7の対応ノードから収集した各ノードの障害回数をノード毎に収集し、障害回数を判定して結果を判断する。
S12.障害回数が最低値(例えば、10回以下)のものを選択する。
S13.品質レベル1と判断し、品質レベル1のノードにより大規模(例えば100台単位)でグループを組みなおす。
S14.今回の障害回数が閾値(例えば100回)以下であるが、前回の障害回数と比べて減少しているもの(改善中)を選択する。
S15.品質レベル2と判断し、品質レベル2のノードにより中規模(例えば50台単位)でグループを組みなおす。
S16.今回の障害回数が閾値(例えば100回)以下であり、前回の障害回数と比べて増加しているもの(悪化中)を選択する。
S17.品質レベル3と判断し、品質レベル3のノードにより小規模(例えば5台単位)でグループを組みなおす。
S18.障害回数が閾値(例えば100回)以上のものを選択する。
S19.品質レベル4と判断し、品質レベル4のノードにより例えば1台単位でグループを組みなおす。
S20.以上の結果を元に、新しいグループで、短周期の情報収集で状態監視を実施する。
本発明は、非公開のキャリア網内の論理回線状態を、全てのノードにアクセスしなくても全論理回線の状態監視を可能にできるので、大規模プライベートネットワークを経由するノード間の通信が正常であるか否かの保守作業に利用できる。
1 ネットワーク監視システム(NMS:Network Management System)
2 ネットワーク(キャリア網)
〜3 ノード1〜ノードN

Claims (5)

  1. キャリア網を通したネットワークの論理回線を設定して通信を行う複数のノードを複数のグループ単位に分割し、前記グループ単位に1つの前記ノードを代表ノードに設定する第1ステップと、
    ネットワーク監視装置より各前記代表ノードにアクセスして前記代表ノードから全ての対向するノードとの前記論理回線の論理回線状態を取得する第2ステップと、
    前記対向するノードごとに、各前記代表ノードで取得された前記論理回線状態を全て調べて、対向ノードとの通信ができない状態かできる状態かにより、前記論理回線状態の異常と正常が混在するか否かを判断し、前記論理回線状態が異常と正常が混在する場合は、前記ネットワーク監視装置から異常となったノードに直接アクセスして前記異常となったノードから全ての前記対向するノードとの前記論理回線状態を取得し、前記ネットワーク監視装置から前記異常となったノードに直接アクセスできない場合は、他のノードを経由して前記異常となったノードの前記論理回線状態を取得する第3ステップと、
    前記論理回線状態が異常と正常が混在しない場合であり、前記論理回線状態が全て異常の場合は、前記対向するノードそのものが異常と判定する第4ステップと、
    前記論理回線状態が異常と正常が混在しない場合であり、前記論理回線状態が全て正常の場合は、前記対向するノードそのものが正常と判定する第5ステップと、
    以下前記対向するノードの全てに対して順次に、前記第3ステップ乃至前記第5ステップを繰り返し実施して前記キャリア網における前記ノードの全ての論理回線の状態を判断するステップと、
    を有することを特徴とする大規模ネットワーク監視方法。
  2. 請求項1記載の大規模ネットワーク監視方法において、
    前記第3ステップにて、前記論理回線状態が前記異常と前記正常が混在する場合は、前記ネットワーク監視装置から前記異常となったノードに直接アクセスして前記論理回線状態を取得し、前記ネットワーク監視装置から前記異常となったノードに直接アクセスできない場合は、前記代表ノードに設定され、後に前記第5ステップにて前記全ての論理回線状態は正常と判定された前記ノードを経由して前記異常となったノードの前記論理回線状態を取得することを特徴とする大規模ネットワーク監視方法。
  3. キャリア網を通したネットワークの論理回線を設定して通信を行う複数のノードを複数のグループ単位に分割し、前記グループ単位に1つの前記ノードを優先度1のノードに設定する第1ステップと、
    ネットワーク監視装置より各前記優先度1のノードにアクセスして前記優先度1のノードから全ての対向するノードとの前記論理回線の論理回線障害回数を取得する第2ステップと、
    前記第2ステップで取得した前記論理回線障害回数値の大小に応じて、品質レベルのグループ単位を小規模単位から大規模単位までにグループを組み直す第3ステップと、
    複数の前記ノードを前記小規模単位から前記大規模単位に組み直した新しいグループの中の1つの前記ノードを新たな優先度1に設定する第4ステップと、
    前記ネットワーク監視装置より前記新たな優先度1のノードにアクセスして前記新たな優先度1のノードから全ての対向するノードとの論理回線状態を取得し、対向ノードとの通信ができない状態かできる状態かにより、前記論理回線状態の異常と正常が混在するか否かを判断する第5ステップと、
    前記第5ステップで取得された前記論理回線状態が異常と正常が混在する場合は、前記ネットワーク監視装置から前記異常となったノードに直接アクセスして前記論理回線状態を取得し、前記ネットワーク監視装置から前記異常となったノードに直接アクセスできない場合は、他のノードを経由して前記異常となったノードの前記論理回線状態を取得する第6ステップと、
    前記第5ステップで取得された前記論理回線状態が異常と正常が混在しない場合であり、前記論理回線状態が全て異常の場合は、前記対向するノードそのものが異常と判定する第7ステップと、
    前記第5ステップで取得された前記論理回線状態が異常と正常が混在しない場合であり、前記論理回線状態が全て正常の場合は、前記対向するノードそのものが正常と判定する第8ステップと、
    以下前記対向するノードの全てに対して順次に、前記第6ステップ乃至前記第8ステップを繰り返し実施して前記キャリア網における前記ノードの全ての論理回線の状態を判断する第9ステップと、
    を有することを特徴とする大規模ネットワーク監視方法。
  4. 請求項3記載の大規模ネットワーク監視方法において、
    前記第6ステップにて、前記異常と正常が混在する場合は、前記ネットワーク監視装置から異常となったノードに直接アクセスして前記論理回線状態を取得し、前記ネットワーク監視装置から前記異常となったノードに直接アクセスできない場合は、前記優先度1のノードに設定され、後に前記第8ステップにて前記全ての論理回線状態は正常と判定された前記ノードを経由して前記異常となったノードの前記論理回線状態を取得することを特徴とする大規模ネットワーク監視方法。
  5. 請求項3記載の大規模ネットワーク監視方法において、
    前記第3ステップの品質レベルは、前記論理回線障害回数値に一定の閾値を設け、取得した前記論理回線障害回数値が前記閾値との比較により決定し、品質レベルの優劣に応じてグループ単位の規模を大規模から小規模に振り分けることを特徴とする大規模ネットワーク監視方法。
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