JP5458559B2 - 媒体取込機構 - Google Patents

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本発明は、自動取引装置等の設けられて、顧客が取り忘れた帳票や通帳等の媒体を取り込んで収納する媒体取込機構に関する。
従来の媒体取込機構は、顧客との取引後にその取引内容を印字した帳票を放出し、所定時間経過しても帳票が取り去られない場合に取り忘れと判定し、その帳票を取り込み搬送して媒体収納部に集積して回収している(例えば、特許文献1参照。)。
また、媒体取込機構を備える自動取引装置内部の構成に対応し、媒体収納部の容量を確保するために図8に示すように帳票を立位の状態で集積する媒体収納部を備えている媒体取込機構も従来用いられている。
特開平02−171988号公報(第3頁左下欄11行目−同左下欄18行目、第1図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、特に帳票を立位の状態で集積する場合に帳票を搬送していくと、図9に示すように帳票が媒体収納部の壁面に接触すると共に、帳票の先端部が媒体収納部の上面に当たることによる引っ掛かった状態になるため、それが抵抗となって帳票を媒体収納庫内に完全に押し出せずに帳票の後端がフィードローラと従動ローラとの間付近に停滞し、次の帳票が搬送されてきたときに2枚の帳票がぶつかり搬送ジャムの原因となってしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するための手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、媒体を収納する媒体収納部と、該媒体収納部の正面の下部側に設けられた送り込み口と、該送り込み口に近接されて前記媒体収納部外から搬送されてきた媒体を挟持して前記送り込み口から前記媒体収納部に送り込む上下一対のローラと、後端が回転可能に支持されて先端が媒体の送り込み経路を遮るように配置された可動ガイドとを有し、前記媒体収納部へ送り込まれる媒体が前記ローラ間を通過する際に前記可動ガイドの先端は該媒体によって押し上げられ、前記媒体が前記ローラ間を通過した後、前記可動ガイドの先端によって前記媒体の後端を前記下部のローラに押し付け、押し付けた状態で前記下部のローラを回転させ、前記媒体の後端を前記収納部内へ押し出すことを特徴とする。
これにより、本発明は、帳票を立位の状態で集積する場合に、帳票がフィードローラと従動ローラとの間を通過したとき即座に可動ガイドの先端で帳票の後端を従動ローラに押し付け、帳票全体を媒体収納部内へと確実に送り出すことができるため、送り出す帳票によって搬送ジャムが発生するのを防止することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による媒体取込機構の実施例について説明する。
図1は実施例1の媒体取込機構を示す説明図、図2はフィードローラと従動ローラおよび可動ガイドの配置を示す斜視図である。
図1において、1は媒体収納部であり、顧客が自動取引装置を用いて行った取引で取り忘れた振込取引に用いる振込用紙やレシート等の帳票を立位の状態で収納する。
1aは送込み口であり、媒体収納部1の正面の下部側に設けられており、後述する搬送路6により搬送されてきた帳票を媒体収納部1に送り込む入口となる。
2はフィードローラであり、帳票の搬送方向の上流から送込み口1aに近接するように配され、図2に示すフィードローラシャフト2aに複数取付けられ、図示しない駆動機構によってフィードローラシャフト2aが回転することで回転駆動する。
3は従動ローラであり、図2に示すように各フィードローラ2に対向するように従動ローラシャフト3aに複数取付けられ、その従動ローラシャフト3aが図示しないバネ部材によって上方へ付勢力を受けることで、従動ローラ3はフィードローラ2を押圧してフィードローラ2に従動し、フィードローラ2との間に帳票を挟持してその帳票を送り込み口1aから媒体収納部1に送り込む。
4は搬送ローラであり、フィードローラ2よりも媒体の搬送方向上流に配された一対のローラであり、搬送方向の上流から搬送されてきた帳票を挟持し下流に配されているフィードローラ2と従動ローラ3に受け渡す。
5は一対の搬送ガイド板であり、一対の搬送ローラ4およびフィードローラ2と従動ローラ3に挟持された帳票の搬送を案内する。
なお、搬送ガイド板5は帳票の搬送方向の上流から下流および送り込み口1aに向かって徐々に上向きに湾曲するように形成され、これにより媒体収納部1に進入する帳票の前端が上方へと向くようになって帳票が立位の状態で収納される。
上記のフィードローラ2、従動ローラ3、搬送ローラ4および搬送ガイド板5により搬送路6を形成される。
そして、搬送ガイド板5に切り欠きを設けてその切り欠きからフィードローラ2、従動ローラ3、搬送ローラ4が迫り出すように配されることで、搬送路6を通過する帳票の両面に各ローラが接して各ローラが回転することで帳票との接触面に摩擦が発生し、帳票を挟持搬送する。
10は可動ガイドであり、コイルスプリング等のスプリング(付勢手段)12から付勢されてかつ図2に示すようにフィードローラシャフト2aに配されるフィードローラ2間および従動ローラシャフト3aに配される従動ローラ3間に設けられ、その後端はフィードローラ2の送り込み口1a側の近傍で回転支点11により回転可能に支持され、先端は送り込み口1aが設けられている側で帳票の送り込み経路を遮って従動ローラ3と並行する位置まで延びている。
可動ガイド10がスプリング12から受ける付勢力は、帳票の搬送を妨げることが無い程度の付勢力であるため、帳票がフィードローラ2と従動ローラ3との間を通過して媒体収納部1へと至る際に、可動ガイド10の先端は回転支点11を中心に他端が搬送路6を遮る位置から避けるように押し上げられる。
上述した構成の作用について説明する。
図3は可動ガイドが押し上げられている様子を示す説明図である。
一対の搬送ローラ4によって挟持した帳票をフィードローラ2と従動ローラ3との間に受け渡すと、その帳票はフィードローラ2と従動ローラ3によって挟持され、図1の矢印Aで示す取込方向に帳票を搬送する。
搬送される帳票は、図3に示すように可動ガイド10の先端を送り込み口1aから退避させるように押し上げて、その帳票の先端が矢印Bに示す方向に沿うように媒体収納部1内の斜め上方へ向かって進入していく。
そのため、可動ガイド10はその先端が帳票に支えられた状態のまま押し上げられる。
図4は可動ガイドが帳票の後端部を押圧している様子を示す説明図である。
帳票がフィードローラ2と従動ローラ3との間を通過した後、可動ガイド10の先端が帳票の後端部に支持されるような状態となって図4の点線によって丸く囲まれた箇所に示すように可動ガイド10の先端で帳票の後端部を従動ローラ3に押圧している状態となる。
帳票の後端部が従動ローラ3に押し付けられた状態となるため、帳票と従動ローラ3との間で働く摩擦力が増加する。
そして、回転するフィードローラ2に従動して回転する従動ローラ3により帳票をさらに媒体収納部1内へと押し出して、帳票を媒体収納部1に集積する。
なお、上記スプリング12を設ける代わりに、可動ガイド10の自重を帳票が押し上げられる程度の重さとするように可動ガイド10を形成してもよく、その場合には帳票がフィードローラ2と従動ローラ3間を通過したときに可動ガイド10は、自重によってその先端が帳票の後端部を従動ローラ3に押し付けるようになる。
以上説明したように、本実施例では、帳票を立位の状態で集積する場合に、帳票がフィードローラと従動ローラとの間を通過したとき即座に可動ガイドの先端で帳票の後端を従動ローラに押し付け、帳票全体を媒体収納部内へと確実に送り出すことができるため、送り出す帳票によって搬送ジャムが発生するのを防止することができる。
なお、上記実施例1においては可動ガイドを設けた場合を例に説明したが、可動ガイドに限定するものではなく、可動ガイドの代わりに図5の板バネを配した場合を示す説明図に示すような板バネ20を設けるようにしてもよい。
その場合、板バネ20の後端を固定して、先端が送り出し口1aを遮って従動ローラ3に一致するように位置させ、搬送されてきた帳票によって板バネ20を湾曲させると共に、図6に示すようにその湾曲した板バネ20により帳票の後端部を従動ローラ3側に押圧すれば上記実施例1と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施例1においては帳票を立位の状態で集積する場合を例に説明したが、図7に示すように帳票を水平な状態で集積する媒体取込機構に適用してもよい。
実施例1の媒体取込機構を示す説明図 フィードローラと従動ローラおよび可動ガイドの配置を示す説明図 可動ガイドが押し上げられている様子を示す説明図 可動ガイドが帳票の後端を押圧している様子を示す説明図 板バネを配した場合を示す説明図 板バネが帳票の後端を押圧している様子を示す説明図 帳票を水平に収納する媒体取込機構を示す説明図 帳票を立位の状態で集積する従来の媒体取込機構を示す説明図 帳票が媒体収納部で引っ掛かっている様子を示す説明図
符号の説明
1 媒体収納部
1a 送り込み口
2 フィードローラ
3 従動ローラ
4 搬送ローラ
5 搬送ガイド板
6 搬送路
10 可動ガイド
11 回転支点
12 スプリング
20 板バネ

Claims (3)

  1. 媒体を収納する媒体収納部と、該媒体収納部の正面の下部側に設けられた送り込み口と、該送り込み口に近接されて前記媒体収納部外から搬送されてきた媒体を挟持して前記送り込み口から前記媒体収納部に送り込む上下一対のローラと、後端が回転可能に支持されて先端が媒体の送り込み経路を遮るように配置された可動ガイドとを有し、
    前記媒体収納部へ送り込まれる媒体が前記ローラ間を通過する際に前記可動ガイドの先端は該媒体によって押し上げられ、
    前記媒体が前記ローラ間を通過した後、前記可動ガイドの先端によって前記媒体の後端を前記下部のローラの外周面に押し付け、押し付けた状態で前記下部のローラを回転させ、前記媒体の後端を前記収納部内へ押し出すことを特徴とする媒体取込機構。
  2. 請求項1に記載の媒体取込機構において、
    前記可動ガイドは、自重によりその先端で媒体の後端を前記下部のローラに押し付けることを特徴とする媒体取込機構。
  3. 請求項1に記載の媒体取込機構において、
    前記可動ガイドは、付勢手段によって付勢され、その付勢力により先端で媒体の後端を前記下部のローラに押し付けることを特徴とする媒体取込機構。
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