JP5456079B2 - 連結金具の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、建築現場において、足場板を支持するパイプ支柱の交叉部分を結合するクランプ金具に適した連結金具の製造方法に関する。
従来、建築現場で使用される組立足場は、縦横に配置したパイプをクランプ金具により連結することで構成されている。このクランプ金具80は、図5(A)に示すように、パイプ81を挟持するため内側に円弧状のパイプ受け部82、83がそれぞれ設けられた固定部材84と可動部材85の一端をピン86で連結し、他端をねじ機構からなる締着手段87で取り外し可能に緊結できる対となる第1、第2のパイプ固定具88、89を有している。
なお、第1、第2のパイプ固定具88、89は、図5(A)、(B)に示すように、それぞれの固定部材84が、両端にかしめ部90、91を有する連結部材(例えば、管材又はリベット)92によって取付けられ、相対的に回転可能に連結されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
実用新案登録第2535358号公報 実用新案登録第3089350号公報
しかしながら、第1、第2のパイプ固定具88、89の連結には、別個の連結部材92を使用するため、例えば、連結部材92の製造、及び第1、第2のパイプ固定具88、89への連結部材92の取付けが必要になる。このため、製造工程が余分に必要となって複雑になり作業性が悪い。
また、連結部材92が別個に必要となるため、その製造のための製造コストがかかり経済的でない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、製造工程を単純化できて作業性が良く、しかも経済的に製造可能な連結金具の製造方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る連結金具の製造方法は、第1の金物に形成されている短筒状の突出部を、第2の金物に形成されている円形孔に嵌入し、前記突出部の端部をプレス加工して拡径部を形成し、前記第1の金物と前記第2の金物を回転可能に連結する連結金具の製造方法であって、
前記円形孔の片側に傾斜拡径部を形成し、前記円形孔の前記傾斜拡径部が前記突出部の端部方向になるようにして前記突出部を前記円形孔に入れた後、前記拡径部を形成し、
しかも、前記傾斜拡径部の成形は前記円形孔を形成するパンチの根元部分に設けられた傾斜拡径部位によって行われ、前記拡径部の形成は、その一部に前記突出部の内側に嵌入する突入部を備えるカールダイと、前記円形孔に嵌入した前記突出部の端部を外側に折り曲げる曲面かしめ部を有するカールパンチによって行われている。
請求項1、2記載の連結金具の製造方法は、第1の金物に短筒状の突出部を形成し、第2の金物に円形孔を形成し、第2の金物に片側がテーパー状に拡径した円形孔を形成し、円形孔に突出部を円形孔の傾斜拡径部が突出部の端部方向になるようにして入れるので、突出部の端部を半径方向外側に折り曲げる際に折り曲げ易く、しかも折り曲げた際に、突出部の外側と円形孔の内側との摩擦抵抗を、傾斜拡径部を設けない場合よりも小さくできる。これにより、第1の金物と第2の金物との相対的な回転がスムーズになる
(A)は本発明の一実施の形態に係る連結金具の製造方法の嵌合処理工程の説明図、(B)、(C)はかしめ処理工程の説明図である。 (A)〜(C)は同連結金具の製造方法の前処理工程におけるプレス加工Aの説明図である。 同連結金具の製造方法の前処理工程におけるプレス加工Bの説明図である。 同連結金具の製造方法で製造した連結金具を使用したクランプ金具の斜視図である。 (A)は従来例に係るクランプ金具の部分断面図、(B)は連結部材の拡大断面図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1〜図4に示すように、本発明の一実施の形態に係る連結金具の製造方法は、第1の金物10に形成されている短筒状の突出部11を、第2の金物12に形成されている円形孔13に嵌入し、突出部11の端部14をプレス加工して拡径部15を形成し、第1の金物10と第2の金物12を回転可能に連結する連結金具16を製造する方法であり、第1の金物10に突出部11を形成し、第2の金物12に円形孔13を形成する前処理工程と、突出部11を円形孔13に嵌入する嵌合処理工程と、円形孔13に嵌入した状態の突出部11の端部14を半径方向外側に折り曲げるかしめ処理工程を有する。
まず、本発明の一実施の形態に係る連結金具の製造方法で製造した連結金具16を使用したクランプ金具17について説明した後、本発明の一実施の形態に係る連結金具の製造方法について説明する。
図4に示すように、クランプ金具17は、例えば、鋼又はステンレスで構成され、その表面にめっきが施された対となる第1、第2のパイプ固定具18、19を備えている。
第1のパイプ固定具18は、ピン20によって一端が回動自在に連結され、内側に円弧状のパイプ受け部21、22が設けられた固定部材23と、内側に円弧状のパイプ受け部25、26が設けられた可動部材27と、パイプ(図示しない)を挟持した状態で固定部材23及び可動部材27を締め付け可能なねじ締着手段29を備えている。一方、第2のパイプ固定具19も、第1のパイプ固定具18と同様の構成を有しており、固定部材24と可動部材28と、固定部材24及び可動部材28を締め付け可能なねじ締着手段29を備えている。
このように、第1、第2のパイプ固定具18、19は同様の構成を有しているので、以下、第2のパイプ固定具19側の番号を括弧内に示し、説明を簡略化する。
側面視してL字状の固定部材23(24)には、固定部材23(24)の一端側から他端側へかけて、固定部材23(24)の実質的に直角、又は直角より少し大きい角度で屈曲した底部30(31)に対して、略直角に折り曲げられた一対のパイプ受け部21、22が設けられている。なお、パイプ受け部21、22の内側、即ち上端面の形状は、パイプ固定具18(19)が取付けられるパイプ(例えば、直径が40mm以上50mm以下)の直径と同等か、又はその直径より大きな直径を備えた円弧状となっている。
また、固定部材23(24)に設けられたパイプ受け部21、22の一端部の内側には、可動部材27(28)の底部32の両側に設けられたパイプ受け部25、26の一端部が配置されている。なお、可動部材27(28)のパイプ受け部25、26の内側、即ち上端面の形状は、パイプ固定具18(19)が取付けられる前記したパイプの直径と同等、又はその直径より大きな直径を備えた円弧状になっている。
固定部材23(24)のパイプ受け部21、22の一端部、及び可動部材27(28)のパイプ受け部25、26の一端部には、それぞれ貫通孔33、34が設けられ、この各貫通孔33、34を同一軸心上に配置して各貫通孔33、34にピン20を挿通し、このピン20を固定部材23(24)に固定している。
これにより、可動部材27(28)を固定部材23(24)に対し、ピン20を軸心として開状態とした場合は、可動部材27(28)の底部32の外側が、固定部材23(24)の内側端部に当接するので、固定部材23(24)に対する可動部材27(28)の回動が制御される。
この可動部材27(28)の他端部には、溝状となった係止部35が、可動部材27(28)の底部32に対して突出した状態で設けられている。この係止部35の底部36には、係止部35の先端に向けて開口したU字状溝37が設けられ、係止部35が二股状となっている。
固定部材23(24)のパイプ受け部21、22の他端部には、ねじ締着手段29の基部が回動自在に取付けられている。このねじ締着手段29は、パイプ受け部21、22の他端部内側に取付けられる緊締ボルト38と、この緊締ボルト38に螺着し係止部35に着脱可能な緊締ナット39とを有している。
なお、緊締ボルト38の基部は、例えば、頭付きボルト40とこれに螺合するナット41を用いて、固定部材23(24)のパイプ受け部21、22に形成された各貫通孔42に回動自在に取付けられているが、例えば、リベットを用いて回動自在に取付けてもよい。
第1のパイプ固定具18の固定部材23の底部30と、第2のパイプ固定具19の固定部材24の底部31の連結側は略平坦になっており、この部分に連結金具16が形成されている。即ち、この連結金具16は、第2のパイプ固定具19の固定部材24の底部31に設けられた円形孔13と、第1のパイプ固定具18の固定部材23の底部30に設けられ、円形孔13に回転自在に嵌め込まれた突出部11とで構成されている。これにより、クランプ金具17の使用時には、第1、第2のパイプ固定具18、19の相対的な角度を、目的の角度に任意に調節できる。
前記したように構成することで、クランプ金具17の使用にあっては、パイプに固定部材23(24)のパイプ受け部21、22を当接させ、パイプを挟み込むように可動部材27(28)を回動させた後、可動部材27(28)の係止部35に向かって緊締ボルト38を回動させる。このように、固定部材23(24)と可動部材27(28)でパイプを挟持した状態で、二股となった係止部35のU字状溝37に緊締ボルト38を係合して、緊締ナット39を、例えば、スパナ又はモンキースパナ(自在スパナ)を使って回し、固定部材23(24)と可動部材27(28)を締め付ける。なお、緊締ナット39を締め付けた後は、係止部35に緊締ナット39が引っ掛かり、係止部35からの緊締ナット39の外れを防止できる。
これにより、第1、第2のパイプ固定具18、19を、それぞれパイプの外周に押圧した状態で取付け、組立足場を組み立てることができる。
続いて、本発明の一実施の形態に係る連結金具の製造方法について、発明の理解を容易にするため、前記した第1のパイプ固定具18の固定部材23を第1の金物10として、第2のパイプ固定具19の固定部材24を第2の金物12として、以下説明する。
まず、鋼材又はステンレス材を使用して、第1の金物10と第2の金物12を製造する。なお、連結金具16の製造前の第1、第2の金物10、12は、実質的に同一形状であり、しかも第1の金物10の厚みT1と、第2の金物12の厚みT2は同じであるが、形状及び厚みのいずれか一方又は双方が異なっていてもよい。
次に、第1の金物10に短筒状の突出部11を形成するプレス加工Aと、第2の金物12に円形孔13を形成するプレス加工Bとを有する前処理工程を行う。
プレス加工Aは、図2(A)〜(C)に示すように、まず、第1の金物10に下孔50を形成し、その後、第1のダイ51と、第1のダイ51に嵌入する第1のパンチ52を用いて、第1の金物10に突出部11を形成する加工である。
第1のダイ51は、形成する突出部11の外径を設定するものであり、その内径(D1)が、例えば、25mm以上35mm以下(ここでは、28mm)程度である。
一方、第1のパンチ52は、第1のダイ51に嵌入し、下孔50が形成された第1の金物10を折り曲げ突出部11を形成するものであり、その外径が(D1−2×T1)である。ここで、第1の金物10の厚みT1は、例えば、2mm以上4mm以下(ここでは、2.8mm以上3.5mm以下)程度である。
第1のパンチ52の先部には、補助パンチ53が設けられ、第1のダイ51には、補助パンチ53と対となる補助ダイ54が設けられている。
補助パンチ53は、第1のパンチ52の下端面に突出して設けられ、補助ダイ54に嵌入するものである。一方、補助ダイ54の内径(d)は、形成する突出部11の突出長さに基づいて設定するものであり、その内径が、例えば、第1のダイ51の内径の10%以上40%以下(ここでは、8mm)程度である。なお、補助ダイ54は、第1のダイ51と第1のパンチ52により引き続き行われる突出部11の形成に際しては、第1のパンチ52の下降と共に、下方へ下降する機構(例えば、ばね材)を備えている。
これにより、図2(A)に示すように、第1のパンチ52を下降させることで、図2(B)に示すように、補助パンチ53と補助ダイ54により、第1の金物10に下孔50を形成する。なお、下孔は、第1の金物10を第1のダイ51と第1のパンチ52へ運ぶ前に形成してもよい。
そして、図2(C)に示すように、第1のパンチ52を更に下降させることで、第1のダイ51と第1のパンチ52により、下孔50を拡径して拡径下孔55を形成すると共に、突出部11を形成する。このとき、第1のダイ51の内面56と第1のパンチ52の外面57との間に、第1の金物10の厚み相当の隙間が形成されるので、突出部11の形成をスムーズに実施できる。
この第1の金物10に形成した突出部11は、その折り曲げ角度を、折り曲げ前の状態を基準(0度)として85度以上90度未満(好ましくは、87度以上90度未満)に設定している。これにより、後述する嵌合処理工程において、第2の金物12の円形孔13への突出部11の挿入をスムーズに実施できる。
形成した突出部11は、第1の金物10と第2の金物12との連結を行うためのものであるため、その突出長さLを、例えば、第2の金物12の厚みT2の2倍以上10mm以下(ここでは、7mm)程度とすることが好ましい。
なお、突出部は、かしめ処理工程において、その端部を半径方向外側に折り曲げるので、折り曲げ易くするように、その厚みを先細り(断面先細り形状)としてもよい。ここで、突出部の基端部の厚みをT1(第1の金物10の厚み)とした場合、突出部の先端部の厚みt1を、T1の70%以上100%未満(好ましくは、70%以上90%以下、更には75%以上85%以下)に設定することが好ましい。このように、突出部の厚みを先細りに形成する方法としては、第1のダイの内面と第1のパンチの外面との間に形成される隙間を、第1のパンチの先側へかけて狭く(例えば、第1のダイの内径を第1のパンチの押圧方向へ向けて縮径)すればよい。
以上に示したプレス加工Aにより、第1の金物10に拡径下孔55を有する突出部11を形成する。
また、プレス加工Bは、図3に示すように、第2のダイ60と、第2のダイ60と対となって第2のダイ60に嵌入する第2のパンチ61を用いて、第2の金物12に円形孔13を形成する加工である。
第2のダイ60は、形成する円形孔13の内径を設定するものであり、その内径(D2)が、突出部11の外径より僅か、例えば、0.1mm以上2mm以下(ここでは、1mm)程度大きくなっている。
一方、外径が(D2)の第2のパンチ61は、根元部分を除く部分が第2のダイ60に嵌入するものである。なお、実際は、第2のパンチ61の外径は、第2のダイ60の内径よりも僅かに(例えば、0.1mm以上0.5mm以下程度)小さくなっている。また、第2のパンチ61の根元部分には、第2のパンチ61の押圧方向とは反対方向に拡径する傾斜拡径部位62が設けられている。
以上に示したプレス加工Bにより、第2の金物12に、片側、即ち第1の金物10の突出部11の挿入方向がテーパー状に拡径した傾斜拡径部63を備える最小内径が(D2)の円形孔13を形成する。
なお、図1(A)に示すように、傾斜拡径部63を形成する厚み方向の領域R1は、例えば、第2の金物12の厚みT2の0.2倍以上0.5倍以下、水平方向の領域R2は、円形孔13の最小内径(D2)から半径方向外側へ向かって、第2の金物12の厚みT2の0.2倍以上0.6倍以下である。また、傾斜拡径部の角部は、面取りして断面円弧状とすることが好ましい。
そして、図1(A)に示すように、前処理工程で第2の金物12に形成された円形孔13に第1の金物10の突出部11を、円形孔13の傾斜拡径部63が突出部11の先端部方向になるようにして入れる嵌合処理工程を行う。これにより、第1の金物10の底部外面64と第2の金物12の底部外面65とを当接させる。
次に、円形孔13に挿入した突出部11の端部14を、半径方向外側に折り曲げて拡径部15を形成し、第1の金物10と第2の金物12を回転可能に連結するかしめ処理工程を行う。なお、このかしめ処理工程では、図1(B)、(C)に示すように、カールダイ70とカールパンチ71を使用する。
カールダイ70は、その先側周辺部が断面円弧状に窪んで形成されており、第2の金物12の円形孔13に嵌入した状態の突出部11の下部内側72に当接し、その一部が短筒状の突出部11内側に嵌入する突入部73を有している。なお、突入部73の嵌入長さは、少なくとも第1の金物10の厚み程度の長さがあればよい。
一方、カールパンチ71は、円形孔13に嵌入した突出部11の端部14を外側に折り曲げる曲面かしめ部74、及び曲面かしめ部74の外側にあってプレス終了時に第2の金物12に近接する環状当接部75を有している。
この曲面かしめ部74は、カールパンチ71の先側周辺部を、突出部11の折り曲げ形状に対応させ、断面円弧状に窪んで形成している。また、カールパンチ71は、その先端部76が、突出部11の先端内径よりも僅かに(例えば、0.1mm以上0.5mm以下程度)小さくなっており、カールパンチ71の押圧方向とは逆方向に、徐々に拡径している。
ここで、曲面かしめ部74の曲率半径R3は、例えば、第1の金物10の厚みT1の1.2倍以上2.5倍以下(好ましくは、1.5倍以上2.5倍以下)にしている。なお、曲面かしめ部74の形成は、カールパンチ71の先端部76の角を基準(0度)とし、基準から130度以上180度以下(好ましくは、130度以上170度以下)の範囲内の設定値にかけて行う。
また、環状当接部75の下端位置77は、曲面かしめ部74の最大凹み点78よりも、下方へ突出している。なお、この環状当接部は、面取りして断面円弧状とすることが好ましい。
この環状当接部は、プレス終了時に第2の金物12に当接する突出長さに形成してもよい。この場合、環状当接部の突出長さを調整することで、カールパンチの下降下限位置を設定できるので、突出部の端部の折り曲げを過剰に行うことなく、突出部と円形孔との接触抵抗を低減、更には無くすことができる。
これにより、第1の金物10の突出部11を、曲面かしめ部74の表面に沿って、半径方向外側に開きながら折り曲げ、第1の金物10と第2の金物12を回転可能に連結する。
このように、連結金具16を製造した後、これを図4に示すクランプ金具17に使用する場合、第1、第2の金物10、12をそれぞれ固定部材23、24とし、それぞれの一端部に形成された貫通孔33を、別途製造した可動部材27、28の貫通孔34と軸心を合わせてピン20を挿通し、このピン20を固定部材23、24に固定する。また、固定部材23、24のそれぞれの他端部に形成された貫通孔42にねじ締着手段29の緊締ボルト38を取付ける。
これにより、クランプ金具17が製造できる。
以上、本発明を、一実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組合せて本発明の連結金具の製造方法を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
10:第1の金物、11:突出部、12:第2の金物、13:円形孔、14:端部、15:拡径部、16:連結金具、17:クランプ金具、18:第1のパイプ固定具、19:第2のパイプ固定具、20:ピン、21、22:パイプ受け部、23、24:固定部材、25、26:パイプ受け部、27、28:可動部材、29:ねじ締着手段、30〜32:底部、33、34:貫通孔、35:係止部、36:底部、37:U字状溝、38:緊締ボルト、39:緊締ナット、40:頭付きボルト、41:ナット、42:貫通孔、50:下孔、51:第1のダイ、52:第1のパンチ、53:補助パンチ、54:補助ダイ、55:拡径下孔、56:内面、57:外面、60:第2のダイ、61:第2のパンチ、62:傾斜拡径部位、63:傾斜拡径部、64:底部外面、65:底部外面、70:カールダイ、71:カールパンチ、72:下部内側、73:突入部、74:曲面かしめ部、75:環状当接部、76:先端部、77:下端位置、78:最大凹み点

Claims (2)

  1. 第1の金物に形成されている短筒状の突出部を、第2の金物に形成されている円形孔に嵌入し、前記突出部の端部をプレス加工して拡径部を形成し、前記第1の金物と前記第2の金物を回転可能に連結する連結金具の製造方法であって、
    前記円形孔の片側に傾斜拡径部を形成し、前記円形孔の前記傾斜拡径部が前記突出部の端部方向になるようにして前記突出部を前記円形孔に入れた後、前記拡径部を形成し、
    しかも、前記傾斜拡径部の成形は前記円形孔を形成するパンチの根元部分に設けられた傾斜拡径部位によって行われ、前記拡径部の形成は、その一部に前記突出部の内側に嵌入する突入部を備えるカールダイと、前記円形孔に嵌入した前記突出部の端部を外側に折り曲げる曲面かしめ部を有するカールパンチによって行われていることを特徴とする連結金具の製造方法。
  2. 請求項1記載の連結金具の製造方法において、前記傾斜拡径部が形成されている厚み方向の領域は、前記第2の金物の厚みの0.2倍以上0.5倍以下の範囲であって、前記傾斜拡径部が形成されている水平方向の領域は、前記円形孔の最小内径から半径方向外側に向かって前記第2の金物の厚みの0.2倍以上0.6倍以下の範囲であることを特徴とする連結金具の製造方法。
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