JP5454109B2 - 色指定制御装置、色指定制御方法および色指定制御プログラム - Google Patents

色指定制御装置、色指定制御方法および色指定制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、色指定制御装置、色指定制御方法および色指定制御プログラムに関する。
画像処理の分野では、スキャナーでカラー画像を読み取ったときなどに、ユーザーに所望の色を指定させ、指定された色に対して強調処理やドロップアウト処理を施すことがある。このような色指定の手法は、主に以下の2通りに分けられる。1つ目の手法は、パーソナルコンピューター(PC)のディスプレーに表示したユーザーインターフェイス(UI)画面において、円グラフ状の色相(色相環)や、直線状のスペクトルや、カラーパレットを表示し、この色相環や、スペクトルや、カラーパレットからユーザー所望の色を指定させる手法である。関連技術として、明度データBRTおよび各色相比ROP,GOP,BOPといった色パラメータ毎の軸画像を画面に表示し、オペレーターのカーソル操作により、各色パラメータの範囲(上限値および下限値)を設定するパラメータ設定方法が知られている(特許文献1参照。)。
2つ目の手法は、UI画面に表示したプレビュー画像内のポイントを、ユーザーに任意に指定させ、当該指定されたポイントに該当する色を指定する手法である。関連技術として、ディスプレーに表示したカラー画像中で、オペレーターにマウスやライトペンで一点を指示させることにより色を指定させ、指定された色に基づく所定の範囲の色を抽出する色指定/抽出装置が知られている(特許文献2参照。)。また、入力RGB画像をHSV(色相、彩度、輝度)に変換した結果を、疑似3次元的にヒストグラム表示し、このヒストグラム画像内をクリックし、クリックされた色に関連する色の集合(ブランチ)を抽出し、このブランチをドロップアウトの色範囲に指定するドロップアウトカラー処理装置が知られている(特許文献3参照。)。
特開平9‐145633号公報 特開平5‐128225号公報 特開2009‐159185号公報
上記1つ目の手法においては、ユーザーは、そのときの周囲の環境(照明等)の影響も受けるため、カラー画像内で本来指定したい色と同一の色を、色相環やスペクトルやカラーパレットから目視で正確に指定することが難しい。つまり、ユーザーとっては、直感的な操作が難しく、意図した効果(意図した色の強調やドロップアウト)を最終的に得るには、操作を繰り返したり、操作に対する熟練度を向上させる必要があった。
また、上記2つ目の手法においては、プレビュー画像内の点を選択するため、プレビュー画像内でユーザーが指定したい対象の色にある程度幅がある場合(指定したい対象の色にむらがある場合)、当該対象全体に必ずしも強調やドロップアウトがされるとは限らず、強調やドロップアウトの処理結果にむらが生じてしまう虞がある。また、上記文献2,3のように、指定された色を含む所定範囲の色を抽出する場合であっても、そのように抽出された色範囲が真にユーザーが望む色範囲であるとは限らないため、ユーザーが満足する強調処理やドロップアウト処理の結果が得られない場合がある。
本発明は上記課題の少なくとも一つを解決するためになされたものであり、ユーザーに従来よりも直感的かつ簡易に、正確な色指定をさせることが可能な色指定制御装置、色指定制御方法および色指定制御プログラムを提供する。
本発明の態様の一つは、色指定制御装置であって、カラー画像を取得する画像取得部と、上記取得したカラー画像のプレビュー画像と、色相の変化を表現した色相スケールと、を少なくとも含むユーザーインターフェイス(UI)画面を所定のディスプレーに表示させるとともに、当該プレビュー画像内で位置又は領域の指定を受付け、当該指定された位置又は領域内の色相を当該プレビュー画像から取得し、当該取得した色相に対応する上記色相スケール内の範囲に対して特定表示を付す表示制御部と、を備える構成としてある。
本発明によれば、ユーザーは、UI画面におけるプレビュー画像内で、色指定したい位置または領域を自由に指定することができる。そして、指定した位置または領域の色相がUI画面における色相スケール内で特定表示として明示されるため、指定した位置または領域の色を、明確に認識することができる。すなわち、ユーザーは従来よりも直感的かつ簡易に、カラー画像内から指定したい色を正確に指定することができる。
上記表示制御部は、上記プレビュー画像内で複数の位置又は領域の指定を受付け可能であり、指定された複数の位置又は領域内の色相をプレビュー画像から取得し、当該指定された複数の位置又は領域毎に取得された各色相に対応する上記色相スケール内の複数の範囲に対して、特定表示を付すとしてもよい。当該構成によれば、ユーザーは、カラー画像から指定したい色を漏れなく正確に指定することができる。なお、上記複数の特定表示の少なくとも一部が重なる場合には、当該重なる複数の特定表示を統合して一つの特定表示とする。このような構成とすることで、色相スケールにおける特定表示が簡易化されて見栄えの良いものとなる。
上記表示制御部は、上記プレビュー画像内に位置及びサイズを変更可能な枠を表示するとともに当該枠の位置及び又はサイズの変更を受付け可能であり、当該枠によりプレビュー画像内での位置又は領域の指定を受付けるとしてもよい。当該構成によれば、ユーザーは、マウスなどの入力機器を操作して当該枠の位置やサイズを任意に変更することにより、プレビュー画像内で、色指定したい位置または領域を簡易に指定することができる。
上記色相スケールは無彩色を除く全色相範囲を表現しており、上記表示制御部は、色相スケールの全範囲に相当する上記プレビュー画像内での領域の指定は、受付けを拒否するとしてもよい。当該構成によれば、カラー画像内の無彩色(白、黒、グレー)を除く全ての色相が指定されて色の強調処理やドロップアウト処理の結果が無意味化してしまうことを、未然に防止することができる。
上記表示制御部は、上記カラー画像をグレースケール化した画像であって、上記色相スケール内の特定表示に対応する色相をカラー画像時に有していた箇所を強調処理またはドロップアウトさせたライブプレビュー画像を、上記ユーザーインターフェイス画面に含めて表示させるとしてもよい。当該構成によれば、ユーザーは、ライブプレビュー画像を視認することで、自分がプレビュー画像で位置又は領域を指定した結果が強調処理やドロップアウト処理にどのように反映されるのかをリアルタイムで確認することができる。そのため、所望する処理結果を得るために最適な色の指定を、確実に行なうことができる。
上記表示制御部は、上記色相スケール内における特定表示の範囲の変更を受付け可能であり、当該受付けた特定表示の範囲の変更に応じて、上記ライブプレビュー画像における強調処理またはドロップアウトの適用箇所に変更を生じさせるとしてもよい。当該構成によれば、ユーザーは、特定表示を直接変更することによっても、所望する処理結果を得るために最適な色の指定を行なうことができる。
上記表示制御部は、上記特定表示の範囲の変更に応じて、上記プレビュー画像において上記指定された位置又は領域に変更を生じさせるとしてもよい。当該構成によれば、特定表示を変更させたことに連動して、プレビュー画像で指定されていた位置又は領域にも変更が生じるため、ユーザーは、特定表示を変更させたことでプレビュー画像内でどの色が指定された状態になったのかを、確認することができる。
上記表示制御部は、特定表示の範囲の変更に応じて、プレビュー画像において上記指定された位置又は領域に変更を生じさせた結果、プレビュー画像内に複数の指定領域を生成した場合、プレビュー画像内で最も大きい一つの指定領域のみをプレビュー画像内に表示させるとしてもよい。当該構成によれば、色指定制御装置の処理負担が軽減される。或いは、上記表示制御部は、特定表示の範囲の変更に応じて、プレビュー画像において上記指定された位置又は領域に変更を生じさせた結果、プレビュー画像内に複数の指定位置及び又は指定領域を生成した場合、当該全ての指定位置及び又は指定領域をプレビュー画像内に表示させるとしてもよい。当該構成によれば、ユーザーは、特定表示を変更させたことでプレビュー画像内でどの色が指定された状態になったのかを完全に確認することができる。
本発明の技術的思想は、色指定制御装置以外によっても実現可能である。例えば、上述した色指定制御装置の各部が実行する処理工程を有する色指定制御方法の発明や、上述した色指定制御装置の各部が実行する機能を所定のハードウェア(色指定制御装置が内蔵するコンピューター等)に実行させる色指定制御プログラムの発明をも把握可能である。
本実施形態にかかる装置構成の概略を例示するブロック図である。 色指定制御処理を含む画像処理を例示するフローチャートである。 UI画面の例を示す図である。 UI画面において指定枠により色指定する様子を例示する図である。 UI画面において複数の指定枠により色指定する様子を例示する図である。 複数の特定表示を一つに統合する様子を説明する図である。 特定表示を移動や伸縮させる様子を説明する図である。 ライブプレビュー画像が変化する様子を説明する図である。 UI画面においてプルダウンメニューから指定色を選択した様子を例示する図である。 プレビュー画面内の指定枠が変化する様子を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
1.本実施形態にかかる装置構成の概略
図1は、本実施形態にかかる装置構成の概略をブロック図により例示している。図1においては、デバイス20と、デバイス20を制御するPC10と、PC10によって表示制御されるディスプレー11とを示している。デバイス20は、少なくともスキャナーとして機能する機器であり、本実施形態では、スキャナー機能やコピー機能やプリント機能を備える。具体的には、デバイス20は、画像読取部21や印刷機構部22等を備える。画像読取部21は、デバイス20が備える不図示の原稿台にセットされた原稿を光学センサーで読み取り、原稿の画像データを生成する。画像読取部21によって生成された画像データは、PC10に送信されたり、デバイス20内の所定のメモリーに保存されたり、印刷機構部22に送信されたりする。
印刷機構部22は、PC10から送信された画像データや、画像読取部21から送信された画像データに基づいて、用紙に印刷を実行可能なユニット(いわゆる印刷エンジン)である。さらにデバイス20は、不図示のディスプレー(液晶パネル)や、不図示のボタンやスイッチ等で構成される操作受付部などを備える。むろん、デバイス20は、さらにファクシミリ機能など多種の機能を併せ持つ複合機であってもよいし、逆に、スキャナー機能だけを備えた機器であってもよい。
PC10は、外部接続インターフェイス(I/F)13、CPU12aやROM12bやRAM12c等を備えた制御部12、マウスやキーボード等、ユーザーがPC10に対する入力操作に用いる各種入力機器としての入力部14、ハードディスク(HD)15等を備える。外部接続I/F13は、制御部12に制御されることでデータや信号をデバイス20に送信したり、デバイス20から送信されたデータや信号を受信したりする。制御部12はPC10内の各部等と接続している。制御部12では、CPU12aが、RAM12cを適宜ワークエリアとして利用しながら、ROM12bやHD15に格納された所定のプログラムやドライバーを実行することにより、PC10の各部を始めとして、ディスプレー11や、デバイス20を制御する。HD15には、例えば、デバイス20を駆動制御するためのスキャナードライバー15aが格納されている。
以下では、PC10(制御部12)が、スキャナードライバー15aが提供するUI画面上で、ユーザーに色指定をさせる処理(色指定制御処理)を例に、本実施形態を説明する。色指定制御処理を実行する点で、スキャナードライバー15aを搭載したPC10は色指定制御装置の一例に該当する。スキャナードライバー15aは、色指定制御プログラムの機能を兼ね備える。ただし、色指定制御処理は、デバイス20が実行してもよい。つまり、デバイス20自身が色指定制御装置となり、ユーザーからの入力操作に応じて、デバイス20が備える液晶パネル等に、以下に説明するようなUI画面30を表示しつつ、ユーザーによる色指定を受付けるとしてもよい。
2.色指定制御処理を含む画像処理
図2は、色指定制御処理を含む、制御部12が実行する画像処理のフローチャートを例示している。当該フローチャートは制御部12がスキャナードライバー15a等に従って実行する。ステップS100では、制御部12は、カラー画像データを取得する。つまり、ユーザーが入力部14を操作してスキャナードライバー15aを立ち上げ、所定の読込指示を行うことにより、制御部12がデイバス20の駆動制御を開始する。すると、デバイス20では、画像読取部21によって原稿をスキャンすることによりカラー画像データを生成し、このカラー画像データをPC10に送信する。PC10側では、制御部12が外部接続I/F13を介してカラー画像データを取得する。カラー画像データは、例えば、画素毎にRGBの各階調値を有するビットマップデータである。当該ステップS100を実行可能な点で、制御部12は、画像取得部として機能すると言える。
ステップS110では、制御部12は、ディスプレー11を制御することにより、ディスプレー11に所定のUI画面を表示させるとともに、UI画面を介してユーザーからの色指定を受付ける。つまり、ステップS110が色指定制御処理に該当する。ステップS110の処理内容については後に詳述する。
ステップS120では、制御部12は、カラー画像データを構成する一つの画素について、その色相が、上記ステップS110で設定された指定色(色相あるいは色相範囲)に該当するか否かの判定を行うことにより、当該一つの画素を対象画素(指定色に該当する画素)か、対象画素以外の画素(非対象画素)かに分ける。制御部12は、対象画素と判定した場合にはステップS130に進み、非対象画素と判定した場合にはステップS160に進む。
ステップS130では、制御部12は、対象画素に対して実行する処理の種類を決定する。本実施形態では、対象画像に対して強調処理とドロップアウト処理とのいずれかを実行するものとし、強調処理とドロップアウト処理とのいずれを実行するかは、ステップS100やステップS110の過程で既にユーザーの入力操作により設定されているものとする。制御部12は、かかるユーザーによる設定に従って、強調処理かドロップアウト処理かを決定する。制御部12は、強調処理に決定した場合にはステップS140に進み、一方、ドロップアウト処理に決定した場合にはステップS150に進む。
ステップS140では、制御部12は、対象画素について、その輝度を低下させてグレースケール化する。この場合、制御部12は、対象画素を、RGBの階調値を有するカラー画素から、輝度情報(1チャンネルの階調値)のみ有するモノクロ画素であってその輝度を最小値(黒)あるいは最小値に近い所定値まで低下させたモノクロ画素に変換する。
一方、ステップS150では、制御部12は、対象画素について、その輝度を背景領域の輝度に置換してグレースケール化する。背景領域の輝度の決定方法については特に限定しないが、制御部12は、例えば、上記入力したカラー画像内からユーザーに上記ステップS110の過程等で予め背景として指定させた領域の平均輝度を背景領域の輝度として決定してもよい。あるいは、予め背景領域の輝度として設定されている輝度(例えば、紙白を示す所定の高輝度値)を背景領域の輝度として決定してもよい。制御部12は、対象画素を、カラー画素から、輝度情報のみ有するモノクロ画素であってその輝度を上記背景領域の輝度としたモノクロ画素に変換する。
ステップS160では、制御部12は、非対象画素をグレースケール化することにより、その輝度に応じたモノクロ画素に変換する。
ステップS170では、制御部12は、カラー画像データを構成する全画素について、ステップS120以下の処理を終えたか否か判定し、未処理の画素が残っている場合にはステップS120に戻り、一つの未処理の画素について、ステップS120以下の処理を繰り返す。一方、カラー画像データを構成する全画素についてステップS120以下の処理を終えた場合には、制御部12は、ステップS180において、それまでの処理により得られた各モノクロ画素からなるモノクロ画像を生成する。従って、上述したようにユーザーにより強調処理の実行が設定されていた場合には、当該ステップS180の結果、指定色であった各対象画素が強調された(濃くなった)モノクロ画像データが得られる。一方、ユーザーによりドロップアウト処理の実行が設定されていた場合には、当該ステップS180の結果、指定色であった各対象画素が画像内の背景と同化した(ドロップアウトした)モノクロ画像データが得られる。
その後、制御部12は、例えば、上記ステップS180で生成したモノクロ画像データをディスプレー11に表示させたり(ステップS190)、当該モノクロ画像データを二値化した上で(ステップS200)、デバイス20に出力して(ステップS210)、デバイス20に当該モノクロ画像を印刷させたりすることができる。
3.色指定制御処理
図3〜図9は、本実施形態において制御部12が上記ステップS110の過程でディスプレー11に表示させるUI画面30(あるいはUI画面30の一部分)を例示している。ディスプレー11を制御してUI画像30を表示させる点で、制御部12は、表示制御部として機能すると言える。制御部12は、例えば、UI画面30よりも一つ前のタイミングでディスプレー11に表示させるUI画面(UI画面30の親画面)を介して、強調処理とドロップアウト処理とのいずれを実行するかをユーザーの入力操作に応じて設定し、親画面を介した設定がなされた後に、図3に示すUI画面30を表示させる。図3に示すように、UI画面30は、プレビュー画像31と色相スケール32とを少なくとも含んでいる。また、UI画面30には、ライブプレビュー画像33が含まれる。さらにUI画面30には、指定色保存/削除欄34、追加ボタン35、削除ボタン36、OKボタン37、キャンセルボタン38等が含まれる。指定色保存/削除欄34は、名称保存/選択枠34a、プルダウンボタン34a1、保存ボタン34b、削除ボタン34cを含んでいる。ユーザーは、入力部14を操作して、キャンセルボタン38を操作(クリック)することにより、UI画面30の表示を消して上記親画面に戻ることができる。
プレビュー画像31は、上記ステップS100で取得したカラー画像データの縮小画像(サムネイル画像)であり、カラー表示されている。一方、ライブプレビュー画像33は、当該縮小画像をグレースケール化した画像(モノクロ画像)である。ライブプレビュー画像33内では、後述するように、ユーザーによる色指定操作に連動してリアルタイムで強調処理またはドロップアウト処理の効果が表される。色相スケール32は、色相の変化(グラデーション)を表現した直線状のスペクトルであり、無彩色(白、黒、グレー)を除く全色相範囲をカラーで表現している。このようなUI画面30上において、ユーザーは、入力部14を操作して、例えば、追加ボタン35を操作することにより、プレビュー画像31内に指定枠Wを表示させることができる。
図4では、制御部12が上記ユーザーによる操作に基づいてプレビュー画像31内に指定枠W(鎖線)を表示させた様子等を例示している。指定枠Wは、例えば矩形で表される。ただし指定枠Wは円形等であってもよい。ユーザーは入力部14を操作することにより、プレビュー画像31内において指定枠Wの位置変更(移動)およびサイズ変更(拡大・縮小)を自由に行なうことができる。なお、ユーザーが指定枠Wを最小サイズまで縮小させた場合、制御部12はその指定枠Wを点(単座標としての位置)として認識する。つまり制御部12は、指定枠Wにより、プレビュー画像31内での位置又は領域の指定を受付ける。
また図4に示すように、色相スケール32には、指定枠W内の色相に該当する色相範囲を覆うように、特定表示32aが付される。特定表示32aのデザインは特に限定されないが、例えば図示したように、該当する色相範囲の長さを示す両矢印状のデザインとすることができる。制御部12は、現在プレビュー画像31内に存在する指定枠W内の画素を解析することにより、プレビュー画像31における指定枠W内の各画素が有している色相全てを抽出し、その抽出した全ての色相に対応する色相スケール32内の色相範囲に特定表示32aを表示させる処理を、入力部14を介して受付けた指定枠Wの位置やサイズの変更に連動して実行する。制御部12は、指定枠Wが最小サイズまで縮小されている場合には、指定枠Wの位置の色相に該当する色相スケール32内の位置に特定表示32aを付す。本実施形態では、色相スケール32において特定表示32aが示している色相(色相範囲)を、適宜、指定色と呼ぶ。
例えば、図4においては、指定枠Wは、プレビュー画像31内における赤系の色で描かれた画像領域A1内に存在しており、その結果、特定表示32aも、色相スケール32内の赤系の色相範囲に付されているものとする。指定枠W内の赤系の色にむらが少ないほど(色の変化が少ないほど)、特定表示32aが覆う色相範囲は狭くなり、逆に、指定枠W内の赤系の色が変化に富んでいるほど、特定表示32aが覆う色相範囲は長くなる。また、指定枠W内に赤系や青系など種々の色が含まれている場合には、色相スケール32内において、離れた複数の位置(赤系の色相範囲や青系の色相範囲)に複数の特定表示32aが付されることになる。
さらに図4に示すように、ライブプレビュー画像33内では、色相スケール32内の特定表示32aに対応する色相をカラー画像時に有していた箇所が、ドロップアウト処理されている。つまり制御部12は、プレビュー画像31において指定枠Wで囲われている領域と同じ領域の他、当該指定枠W内の色相と同じ色相(指定枠W内に複数の色相が混在している場合には当該複数の色相のうちのいずれか一つと同じ色相)をカラー画像時に有していた箇所をドロップアウトさせたライブプレビュー画像33を表示させる。例えば、図4に示すように、プレビュー画像31内にて指定枠Wが画像領域A1の一部領域を囲んでおり、画像領域A1内の他の領域や、プレビュー画像31内の画像領域A1とは異なる画像領域A2が、当該指定枠Wで囲われた領域と同じ色相である場合、ライブプレビュー画像33では、画像領域A1および画像領域A2がドロップアウト処理される。なお、ここでは上記親画面においてドロップアウト処理が設定されていたものとし、そのためUI画面30のライブプレビュー画面33ではドロップアウトの効果が表れている。むろん、上記親画面において強調処理が設定されていた場合には、ライブプレビュー画面33では強調処理の効果が表される。
ユーザーは、追加ボタン35を操作することにより、プレビュー画像31内に指定枠Wを追加し、それぞれの指定枠Wによりプレビュー画像31内の所望の位置または領域を指定することができる。
図5は、制御部12がプレビュー画像31に複数の指定枠W(指定枠W1,W2)を表示した様子を例示している。この場合、それぞれの指定枠W1,W2に対応して、色相スケール32内で特定表示32a(特定表示32a1,32a2)が表示される。むろんライブプレビュー画像33では、各指定枠W1,W2が対応する各特定表示32a1,32a2にかかる各色相範囲に該当する箇所が、ドロップアウト処理(又は強調処理)されている。
図6は、色相スケール32内で一部が重なった特定表示32a1と特定表示32a2とを統合する様子を例示している。上述したようにユーザーがプレビュー画像31に複数の指定枠Wを任意に設定した場合、各指定枠Wに含まれる色相次第で、各特定表示32aが色相スケール32内で重なる場合もある。図6の上段では、上記指定枠W1に対応する特定表示32a1と、上記指定枠W2に対応する特定表示32a2とをそのまま別々に色相スケール32に表示した場合であって、それらの一部が重なった様子を示している。そこで制御部12は、複数の特定表示32aの少なくとも一部が重なる場合には、当該重なる複数の特定表示32aを統合して一つの特定表示32aとする。つまり、図6の下段に示すように、制御部12は、特定表示32a1と特定表示32a2とを統合した一つの特定表示32aを色相スケール32内に表示させる。当該構成とすれば、色相スケール32における特定表示32aの見栄えがすっきりとしたものになり好適である。なお図6の上段のように複数の特定表示32aが重なった様子は、実際にはUI画面30には表示されない。
ユーザーは、例えば、削除ボタン36を操作することにより、プレビュー画像31内に設定した指定枠Wを削除することができる。この場合、制御部12は、プレビュー画像31内に表示中のいずれかの指定枠Wに対する選択をマウスのクリック操作等により受付けた上で、削除ボタン36の操作を受付けた場合、当該選択された指定枠Wをプレビュー画像31から削除する。制御部12は、この削除と同時に、削除の対象となった指定枠Wに対応する特定表示32aも色相スケール32内から削除するとともに、当該削除した特定表示32aの色相に対応するライブプレビュー画像33内の箇所のドロップアウト処理(又は強調処理)を解除する。このように本実施形態によれば、ユーザーは、指定枠Wを自由に追加したり削減したりして、プレビュー画像31内の所望の位置や領域を指定することができる。
図7は、色相スケール32における特定表示32aが直接操作される様子を例示している。本実施形態では、ユーザーは、上記のようにプレビュー画像31内に指定枠Wを設定するだけでなく、入力部14を用いて特定表示32aを直接操作することによっても色指定を行なうことができる。ユーザーは、図7に示すように、例えばマウスで特定表示32aをクリックアンドドラッグすることにより、色相スケール32内での特定表示32aの位置を移動させたり、特定表示32aが覆う色相範囲の長さを伸縮させたりすることができる。更には、ユーザーは、入力部14を操作することで、特定表示32aを消去したり、色相スケール32内の特定表示32aが表示されていない場所をドラッグすることで、その場所に新たな特定表示32aを生成することができる。
制御部12は、入力部14を介してこのような色相スケール32内における特定表示32aの範囲変更の操作を受付け可能である。制御部12は、当該受付けた範囲変更(移動や伸縮や増減等)に応じて、ライブプレビュー画像33におけるドロップアウト処理(又は強調処理)の適用箇所に変更(適用箇所の移動、拡大・縮小、増減)を生じさせる。
図8は、上記図7に示した特定表示32aの移動および伸張に連動して、制御部12がライブプレビュー画像33を変化させる様子を例示している。つまり図8の上段に示したライブプレビュー画像33が、特定表示32aの移動および伸張に連動して、図8の下段に示したような、ドロップアウトの箇所が移動かつ増加したライブプレビュー画像33に変化している。このように本実施形態によれば、ユーザーは、指定枠Wをプレビュー画像31内に任意に設定して色相スケール32内に特定表示32aを表示させた上で、さらに特定表示32aの範囲を直接調整することで、真に指定したい色相範囲を確実に指定することができる。
ユーザーは、例えば、OKボタン37を操作することにより、当該ステップS110の処理を終えることができる。つまり制御部12は、OKボタン37に対する操作を受付けた時点で色相スケール32において特定表示32aが示している色相又は色相範囲(指定色)を、対象画素を判定するための指定色として設定し、ステップS120に移行する。
本実施形態では、ユーザーは、指定色保存/削除欄34に対する操作を行なうことにより、指定色を名前を付けて保存することができる。具体的には、ユーザーは、指定枠Wの設定や、特定表示32aの調整や、ライブプレビュー画像33の確認により色相スケール32の所望範囲に特定表示32aを表示させることができた時点で、指定色保存/削除欄34内の名称保存/選択枠34aに、キーボード等を操作することにより任意に名称を入力する。そして保存ボタン34bを操作する。名称の入力と保存ボタン34bへの操作を受付けた制御部12は、当該入力された名称と過去に保存済みの各名称との一致が無いことを確認した上で、その時点での指定色を、当該入力された名称に関連付けて所定のメモリーに記憶する。このような保存後にOKボタン37がユーザーによって押された場合、制御部12は、当該保存した指定色を、対象画素を判定するための指定色として設定し、ステップS120に移行する。
またユーザーは、指定色保存/削除欄34に対する操作を行なうことにより、過去に保存された指定色の中から任意に指定色を選択することができる。
図9に例示するように、制御部12は、名称保存/選択枠34a内に設けられたプルダウンボタン34a1に対する操作を受付けることによりプルダウンメニューMを表示させる。プルダウンメニューMには、過去に保存した指定色毎の名称がリスト形式で表示されている。ユーザーは、入力部14を操作することにより、プルダウンメニューMから任意に名称を選択(例えば「ドロップアウト赤&青」という名称を選択)するとともに、OKボタン37を操作する。すると制御部12は、このように選択された名称に関連付けて過去に保存した指定色を、対象画素を判定するための指定色として設定し、ステップS120に移行する。なお、プルダウンメニューMから名称が選択された時点で、制御部12は、図9に示すように、当該選択された名称に関連付けて保存済みの指定色について、その色相範囲を色相スケール32内で特定表示32aとして表示するとともに、ライブプレビュー画像33においてその色相範囲に該当する箇所をドロップアウト処理(又は強調処理)して表示する。
またユーザーは、指定色保存/削除欄34に対する操作を行なうことにより、過去に保存された指定色の中から任意に指定色を削除することができる。つまり、ユーザーは、入力部14を操作することにより、プルダウンメニューM内から任意に名称を選択するとともに、削除ボタン34cを操作する。すると制御部12は、このように選択された名称および当該名称に関連付けて過去に保存した指定色にかかる情報を消去する。
このように本実施形態によれば、制御部12は、UI画面30を介してユーザーに色指定をさせる工程で、移動やサイズ変更が自在な指定枠Wをプレビュー画像31内に表示し、指定枠Wによってユーザー所望の位置または領域を指定させ、かつ、指定枠W内の画像の色相に該当する色相範囲を、色相スケール32において特定表示32aにより明示するとした。さらには、ライブプレビュー画像33をプレビュー画像31および色相スケール32とともにUI画面30に表示することにより、指定色を対象とした強調処理またはドロップアウト処理の結果を、上記指定枠Wを用いた指定と連動して表示するとした。従ってユーザーは、指定色として選びたい色を、従来よりも直感的かつ容易に指定することができるとともに、色相スケール32やライブプレビュー画像33を視認することにより、そのときの指定色や、指定色を対象としたドロップアウト等の効果を明確に認識することができる。そのため、ユーザーは、カラー画像内から指定したい色を過不足なく正確に指定することができる。また、その結果、指定色を設定した後の強調処理やドロップアウト処理においては、ユーザーが強調処理あるいはドロップアウト処理の対象としたかった色を、過不足無く正確に強調あるいはドロップアウトすることができる。
4.変形例
本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能であり、以下のような各変形例も可能である。むろん、上記実施形態や各変形例を組み合わせた構成も、本発明の範囲となる。
上記ステップS110の過程において、制御部12は、色相スケール32の全範囲に相当するプレビュー画像31内での領域の指定は、受付けを拒否するとしてもよい。色相スケール32の全範囲が指定色として設定された場合には、後の強調処理またはドロップアウト処理の効果が実質的に無意味化する(全色相が強調されてしまう、あるいは全色相が背景と同化してしまう)からである。
例えば、制御部12は、プレビュー画像31に設定された単数あるいは複数の指定枠Wに含まれる画像が、色相スケール32の全範囲の色相を含むような画像である場合には、指定枠Wの設定が不適切である旨の警告メッセージをUI画面30に表示させ、そのとき特定表示32aで示された色相範囲(色相スケール32の全範囲)は、OKボタン37が押されたとしても指定色として設定しない。また制御部12は、特定表示32aに対する直接の操作により特定表示32aが色相スケール32の全範囲を覆うように伸張された場合にも、上記警告メッセージを表示させ、そのような特定表示32aで示された色相範囲をOKボタン37が押されたとしても指定色として設定しない。
上記ステップS110の過程において、制御部12は、特定表示32aの範囲変更に応じて、プレビュー画像31において指定枠Wに変更を生じさせる表示制御処理を行なうとしてもよい。つまり制御部12は、特定表示32aに対するユーザーの操作により、特定表示32aの位置や長さ(範囲)や数が変更された場合、当該変更に連動してライブプレビュー画像33の表示を変更する(図8参照)だけでなく、同時にプレビュー画像31内の指定枠Wを移動したり拡大・縮小したり増減したりすることで、特定表示32aがカバーする色相を、指定枠Wが含む状態を保つ。
図10は、上記図7に示した特定表示32aの移動および伸張に連動して、制御部12がプレビュー画像31内の指摘枠Wを変更させる様子を例示している。つまり図10の上段に示したプレビュー画像31では、上記移動および伸張前の特定表示32aに対応する指定枠Wは一つでありサイズも小さい。一方、特定表示32aの上記移動および伸張に連動して、プレビュー画像31における指摘枠Wは、図10の下段に示すように、その位置、サイズ、および数が変化している。このように制御部12は、特定表示32aの変更に応じて指定枠Wに変更を生じさせた結果、プレビュー画像31内に複数の指定枠W(指定位置及び又は指定領域)を生成した場合、当該全ての指定枠W(図10の下段の例では指定枠W3,W4,W5)を、プレビュー画像31内にユーザー視認可能に表示させる。当該構成とすれば、ユーザーは、特定表示32aを直接変更した場合、変更後の特定表示32aの色相範囲が、カラー画像であるプレビュー画像31内でどのように分布しているかを明確に把握することができるため、より希望に沿った色指定を行なうことができる。
ただし制御部12は、特定表示32aの変更に応じて上記のように指定枠Wに変更を生じさせた結果、プレビュー画像31内に複数の指定領域(指定枠W)を生成した場合、プレビュー画像31内で最も大きい一つの指定枠Wのみをプレビュー画像31内に、ユーザー視認可能に表示させるとしてもよい。図10の下段の例を用いて説明すると、制御部12は、複数生成された指定枠W(指定枠W3,W4,W5)のうち、最大の一つの指定枠Wのみを表示するとしてもよい。つまり、ユーザーによる自由な特定表示32aへの変更操作に、指定枠Wの位置、大きさ、数の変更を完全に追従させて全ての指定枠Wをプレビュー画像31内に表示することは制御部12の処理負担が大きい。そのため、代表的な(最も大きい)指定枠Wのみをユーザーに提示するとしてもよい。
制御部12は、特定表示32aの変更に応じて指定枠Wを変更させる場合、指定枠Wの矩形形状は維持したまま(縦幅、横幅は変更するが矩形であることを保ったまま)で、その大きさ、位置、数を変更させてもよい。あるいは、制御部12は、特定表示32aの変更に応じて指定枠Wを変更させる場合、特定表示32aの色相範囲と同じ色相のプレビュー画像31上での分布に完全一致するように指定枠Wを変形等させるとしてもよい。
なお上記では、UI画面30を介しての色指定制御処理は、指定色の強調処理またはドロップアウト処理の前に実行されるものとして説明した。しかし、UI画面30を介しての色指定制御処理は、強調処理やドロップアウト処理以外にも、例えば、指定色の色補正等、種々の処理のために実行することが可能である。
10…PC、11…ディスプレー、12…制御部、12a…CPU、12b…ROM、12c…RAM、13…外部接続I/F、14…入力部、15…HD、15a…スキャナードライバー、20…デバイス、21…画像読取部、22…印刷機構部、30…UI画面、31…プレビュー画像、32…色相スケール、32a,32a1,32a2…特定表示、33…ライブプレビュー画像、34…指定色保存/削除欄、34a…名称保存/選択枠、34a1…プルダウンボタン、34b…保存ボタン、34c…削除ボタン、35…追加ボタン、36…削除ボタン、37…OKボタン、38…キャンセルボタン

Claims (9)

  1. カラー画像を取得する画像取得部と、
    上記取得したカラー画像のプレビュー画像と、色相の変化を表現した色相スケールと、を少なくとも含むユーザーインターフェイス画面を所定のディスプレーに表示させるとともに、当該プレビュー画像内で位置又は領域の指定を受付け、当該指定された位置又は領域内の色相を当該プレビュー画像から取得し、当該取得した色相に対応する上記色相スケール内の範囲に対して特定表示を付す表示制御部と、を備え
    上記表示制御部は、上記カラー画像をグレースケール化した画像であって、上記色相スケール内の特定表示に対応する色相をカラー画像時に有していた箇所を強調処理またはドロップアウトさせたライブプレビュー画像を、上記ユーザーインターフェイス画面に含めて表示させ、かつ、上記色相スケール内における特定表示の範囲の変更を受付け可能であり、当該受付けた特定表示の範囲の変更に応じて、上記ライブプレビュー画像における強調処理またはドロップアウトの適用箇所に変更を生じさせ、かつ、当該受付けた特定表示の範囲の変更に応じて、上記プレビュー画像において上記指定された位置又は領域に変更を生じさせる、ことを特徴とする色指定制御装置。
  2. 上記表示制御部は、上記プレビュー画像内で複数の位置又は領域の指定を受付け可能であり、指定された複数の位置又は領域内の色相をプレビュー画像から取得し、当該指定された複数の位置又は領域毎に取得された各色相に対応する上記色相スケール内の複数の範囲に対して、特定表示を付すことを特徴とする請求項1に記載の色指定制御装置。
  3. 上記複数の特定表示の少なくとも一部が重なる場合には、当該重なる複数の特定表示を統合して一つの特定表示とすることを特徴とする請求項2に記載の色指定制御装置。
  4. 上記表示制御部は、上記プレビュー画像内に位置及びサイズを変更可能な枠を表示するとともに当該枠の位置及び又はサイズの変更を受付け可能であり、当該枠によりプレビュー画像内での位置又は領域の指定を受付けることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の色指定制御装置。
  5. 上記色相スケールは無彩色を除く全色相範囲を表現しており、上記表示制御部は、色相スケールの全範囲に相当する上記プレビュー画像内での領域の指定は、受付けを拒否することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の色指定制御装置。
  6. 上記表示制御部は、上記プレビュー画像において上記指定された位置又は領域に変更を生じさせた結果プレビュー画像内に複数の指定領域を生成した場合、プレビュー画像内で最も大きい一つの指定領域のみをプレビュー画像内に表示させることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の色指定制御装置。
  7. 上記表示制御部は、上記プレビュー画像において上記指定された位置又は領域に変更を生じさせた結果プレビュー画像内に複数の指定位置及び又は指定領域を生成した場合、当該全ての指定位置及び又は指定領域をプレビュー画像内に表示させることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の色指定制御装置。
  8. カラー画像を取得する画像取得工程と、
    上記取得したカラー画像のプレビュー画像と、色相の変化を表現した色相スケールと、を少なくとも含むユーザーインターフェイス画面を所定のディスプレーに表示させるとともに、当該プレビュー画像内で位置又は領域の指定を受付け、当該指定された位置又は領域内の色相を当該プレビュー画像から取得し、当該取得した色相に対応する上記色相スケール内の範囲に対して特定表示を付す表示制御工程と、を備え
    上記表示制御工程では、上記カラー画像をグレースケール化した画像であって、上記色相スケール内の特定表示に対応する色相をカラー画像時に有していた箇所を強調処理またはドロップアウトさせたライブプレビュー画像を、上記ユーザーインターフェイス画面に含めて表示させ、かつ、上記色相スケール内における特定表示の範囲の変更を受付け可能であり、当該受付けた特定表示の範囲の変更に応じて、上記ライブプレビュー画像における強調処理またはドロップアウトの適用箇所に変更を生じさせ、かつ、当該受付けた特定表示の範囲の変更に応じて、上記プレビュー画像において上記指定された位置又は領域に変更を生じさせる、ことを特徴とする色指定制御方法。
  9. カラー画像を取得する画像取得機能と、
    上記取得したカラー画像のプレビュー画像と、色相の変化を表現した色相スケールと、を少なくとも含むユーザーインターフェイス画面を所定のディスプレーに表示させるとともに、当該プレビュー画像内で位置又は領域の指定を受付け、当該指定された位置又は領域内の色相を当該プレビュー画像から取得し、当該取得した色相に対応する上記色相スケール内の範囲に対して特定表示を付す表示制御機能と、をコンピューターに実行させ
    上記表示制御機能は、上記カラー画像をグレースケール化した画像であって、上記色相スケール内の特定表示に対応する色相をカラー画像時に有していた箇所を強調処理またはドロップアウトさせたライブプレビュー画像を、上記ユーザーインターフェイス画面に含めて表示させ、かつ、上記色相スケール内における特定表示の範囲の変更を受付け可能であり、当該受付けた特定表示の範囲の変更に応じて、上記ライブプレビュー画像における強調処理またはドロップアウトの適用箇所に変更を生じさせ、かつ、当該受付けた特定表示の範囲の変更に応じて、上記プレビュー画像において上記指定された位置又は領域に変更を生じさせる、ことを特徴とする色指定制御プログラム。
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