JP5453670B2 - ブラシ具 - Google Patents

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Description

この発明は、特にマスカラブラシや毛染め用ブラシのように塗布対象毛にマスカラや毛染め液などの塗布液を塗布するための液塗布ブラシ、または通常の歯ブラシによるブラッシングでは歯垢清掃が困難な歯間部分を歯垢清掃するための歯間ブラシ等に用いられるブラシ具に関する。
従来、例えばマスカラブラシとして、特許文献1に開示されているように、ブラシに付着させたマスカラを、まつ毛に塗布するものが用いられている。通常、多数のブラシ毛材を2つ折りとされた芯材で挟み、この芯材を巻き上げて多数のブラシ毛材が芯材から放射状になるように形成し、芯材基端が埋め込み固定されるハンドルから構成されるのが一般的である。
また、歯間ブラシは、主として、通常の歯ブラシでは毛先が届き難い歯と歯の間の狭い場所、つまり隣接歯間を歯垢清掃するための補助清掃用具として使用されるものである。通常、2つ折りとされたワイヤの心材間に合成繊維あるいは天然繊維の束からなるブラシ毛材を複数挟み、心材を捻り加工してブラシ毛材を捻り止めし、このブラシ部材の心 材基端が埋め込み固定されるハンドルから構成されるのが一般的である(例えば、特許文献2,3)。
特開平5−228018号公報 特開昭61−240907号公報 特開2004−242781号公報
例えば、従来のマスカラブラシは、芯材を巻き上げて多数のブラシ毛材が芯材から放射状になるように形成しているために、ブラシ毛材の間に芯材の太さ分の隙間が生じており、この隙間に塗布液がたまる。このため、塗布液を塗布する際には、塗布液がたまっている隙間の部分に数本のまつ毛が入り込み、まつ毛に液玉となって塗布される等の問題がある。
また、歯間ブラシも同様に、芯材を巻き上げて多数のブラシ毛材が芯材から放射状になるように形成しているために、ブラシ毛材の間に芯材の太さ分の隙間が生じており、この隙間によって歯間を確実に洗浄することが困難であった。
この発明は、かかる実情に鑑みてなされたもので、塗布液を多量に、かつ均一に塗布することが可能な液塗布ブラシ、または歯間に存在する歯垢を確実に除去することが可能な歯間ブラシに好適に用いることができるブラシ具を提案しようとするものである。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、多数のブラシ毛材が、芯材を中心に放射状に設けられ、
前記放射状のブラシ毛材の一部を、前記芯材の芯軸方向に沿って治具にて集めて平板状に加圧加熱し、
前記多数のブラシ毛材を、加圧加熱によって前記芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成してなるブラシ部を有し、
前記ブラシ部は、前記芯材を中心とした対称位置に形成され、
前記対称位置に形成された前記ブラシ部の間には、前記治具にて集められないブラシ毛材が前記ブラシ部のブラシ毛材より短く切断されて前記芯材を中心に放射状に設けられていることを特徴とするブラシ具である。
請求項2に記載の発明は、多数のブラシ毛材が、芯材を中心に放射状に設けられ、
前記放射状のブラシ毛材を、前記芯材の芯軸方向に沿って治具にて集めて平板状に加圧加熱し、
前記多数のブラシ毛材を、加圧加熱によって前記芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成してなるブラシ部を有し、
前記ブラシ部は、前記芯材を中心とした対称位置に形成され、
前記対称位置に形成された前記ブラシ部の間には、ブラシ毛材を設けない空間が形成されていることを特徴とするブラシ具である。
請求項3に記載の発明は、多数のブラシ毛材が、芯材を中心に放射状に設けられ、
前記放射状のブラシ毛材を、前記芯材の芯軸方向に沿って治具にて集めて平板状に加圧加熱し、
前記多数のブラシ毛材を、加圧加熱によって前記芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成してなるブラシ部を有し、
前記ブラシ部は、前記芯材を中心とした一方の略半円の領域に複数個形成され、
前記他方の略半円の領域には、前記ブラシ部のブラシ毛材と同じ長さのブラシ毛材が前記芯材を中心に放射状に設けられていることを特徴とするブラシ具である。
請求項4に記載の発明は、多数のブラシ毛材が、芯材を中心に放射状に設けられ、
前記放射状のブラシ毛材を、前記芯材の芯軸方向に沿って治具にて集めて平板状に加圧加熱し、
前記多数のブラシ毛材を、加圧加熱によって前記芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成してなるブラシ部を有し、
前記ブラシ部は、前記芯材を中心とした対称位置に形成され、
前記対称位置に形成された前記一方のブラシ部のブラシ毛材は、前記他方のブラシ部のブラシ毛材より長さが短いことを特徴とするブラシ具である。
請求項5に記載の発明は、多数のブラシ毛材が、芯材を中心に放射状に設けられ、
前記放射状のブラシ毛材を、前記芯材の芯軸方向に沿って治具にて集めて平板状に加圧加熱し、
前記多数のブラシ毛材を、加圧加熱によって前記芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成してなるブラシ部を有し、
前記ブラシ部は、前記芯材を中心とした螺旋状に形成されていることを特徴とするブラシ具である。
請求項6に記載の発明は、多数のブラシ毛材が、芯材を中心に放射状に設けられ、
前記放射状のブラシ毛材を、前記芯材の芯軸方向に沿って治具にて集めて平板状に加圧加熱し、
前記多数のブラシ毛材を、加圧加熱によって前記芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成してなるブラシ部を有し、
前記ブラシ部と前記櫛または成形型の塗布部とが前記芯材の軸方向に対して互いに並行になるように設けられていることを特徴とするブラシ具である。
請求項7に記載の発明は、前記ブラシ部は、前記多数のブラシ毛材により形成された平板状の厚さが、前記芯材の直径より大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のブラシ具である。
請求項8に記載の発明は、前記ブラシ部は、前記多数のブラシ毛材の先端部が平面状に
なるように揃えられていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のブラシ具である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明では、ブラシ部が多数のブラシ毛材を加圧加熱によって芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成され、ブラシ部は、芯材を中心とした対称位置に形成されているから、液塗布ブラシとして用いる場合には、ブラシ毛材に塗布液を付着させるために、液容器にブラシ本体を入れて塗布液を付着させて取り出すことがあるが、このとき液容器の口部に設けられたパッキン等でブラシ部がしごかれてブラシ部に塗布液の液溜りがなく、芯材を中心に短いブラシ毛材の部分に塗布液のしごき残りの塗布液が溜まり、短いブラシ毛材によって例えばまつ毛に多量塗布ができ、塗布後にはブラシ部によってまつ毛を1本1本梳くようにして塗布液を均一に塗布することができる。また、歯間ブラシとして用いる場合には、歯の間の隙間にブラシ毛材が密集したブラシ部を挿入して歯間を確実に歯垢清掃することができ、また対称位置に形成されたブラシ部の間には、ブラシ部のブラシ毛材より短いブラシ毛材が芯材を中心に放射状に設けられているから、この短いブラシ毛材でも歯垢清掃することができる。
請求項2に記載の発明では、ブラシ部が多数のブラシ毛材を加圧加熱によって芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成され、ブラシ部は、芯材を中心とした対称位置に形成されているから、液塗布ブラシとして用いる場合には、ブラシ毛材に塗布液を付着させるために、液容器にブラシ本体を入れて塗布液を付着させて取り出すことがあるが、このとき液容器の口部に設けられたパッキン等でブラシ部がしごかれてブラシ部に塗布液の液溜りがなく、芯材を中心にブラシ毛材を設けない空間に塗布液のしごき残りの液溜りができ、この液溜りで例えばまつ毛に多量塗布ができ、塗布後にはブラシ部によってまつ毛を1本1本梳くようにして塗布液を均一に塗布することができる。また、歯間ブラシとして用いる場合には、歯の間の隙間にブラシ毛材が密集したブラシ部を挿入して歯間を確実に歯垢清掃することができ、また対称位置に形成されたブラシ部の間には、ブラシ毛材を設けない空間が形成されているから、空間に歯垢が溜まり除去することができ、狭い歯間を確実に歯垢清掃することができる。
請求項3に記載の発明では、ブラシ部が多数のブラシ毛材を加圧加熱によって芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成され、かつブラシ部は、芯材を中心とした一方の略半円の領域に複数個形成され、他方の略半円の領域には、ブラシ部のブラシ毛材と同じ長さのブラシ毛材が芯材を中心に放射状に設けられているから、液塗布ブラシとして用いる場合には、ブラシ毛材に塗布液を付着させるために、液容器にブラシ本体を入れて塗布液を付着させて取り出すことがあるが、このとき液容器の口部に設けられたパッキン等でブラシ部がしごかれて一方の略半円の領域の複数のブラシ部に液溜りがなく、他方の略半円の領域のブラシ毛材に付着した塗布液を例えばまつ毛に多量塗布でき、複数のブラシ部によってまつ毛を1本1本梳くようにして塗布液を均一に塗布することができる。また、歯間ブラシとして用いる場合には、1個ずつブラシ部のブラシ毛材を歯間に挿入して確実に歯垢清掃することができ、また歯の根元から先端間に広い隙間がある場合には、他方の略半円の領域のブラシ毛材と複数個のブラシ部を挿入して歯間を確実に歯垢清掃することができる。
請求項4に記載の発明では、ブラシ部が多数のブラシ毛材を加圧加熱によって芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成され、かつブラシ部は、芯材を中心とした対称位置に形成され、対称位置に形成された一方のブラシ部のブラシ毛材は、他方のブラシ部のブラシ毛材より長さが短いから、液塗布ブラシとして用いる場合には、ブラシ毛材に塗布液を付着させるために、液容器にブラシ本体を入れて塗布液を付着させて取り出すことがあるが、このとき液容器の口部に設けられたパッキン等でブラシ部がしごかれてブラシ部に塗布液の液溜りがなく、短いブラシ部の部分にしごき残りの液溜りができ、この液溜りで例えばまつ毛に多量塗布ができ、塗布後にはブラシ部によってまつ毛を1本1本梳くようにして塗布液を均一に塗布することができる。また、歯間ブラシとして用いる場合には、歯の間の隙間にブラシ毛材が密集したブラシ部を挿入して歯間を確実に歯垢清掃することができ、また対称位置に形成されたブラシ部の短いブラシ毛材でも歯垢清掃することができる。
請求項5に記載の発明では、ブラシ部が多数のブラシ毛材を加圧加熱によって芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成され、ブラシ部は、芯材を中心とした螺旋状に形成されているから、液塗布ブラシとして用いる場合には、ブラシ毛材に塗布液を付着させるために、液容器にブラシ本体を入れて塗布液を付着させて取り出すことがあるが、このとき液容器の口部に設けられたパッキン等でブラシ部がしごかれてブラシ部に塗布液の液溜りがなく、螺旋状のブラシ部の間の部分にしごき残りの塗布液が溜まりができ、この液溜りで例えばまつ毛に多量塗布ができ、塗布後にはブラシ部を回転操作してまつ毛を1本1本梳くようにして塗布液を均一に塗布することができる。また、歯間ブラシとして用いる場合には、歯の間の隙間にブラシ毛材が密集したブラシ部を挿入して歯間を確実に歯垢清掃することができ、また螺旋状のブラシ部の間によって歯垢を排除でき確実に歯垢清掃することができる。
請求項6に記載の発明では、ブラシ部が多数のブラシ毛材を加圧加熱によって芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成され、ブラシ毛材は芯軸方向の隙間が軽減され、ブラシ部は、塗布液を塗布する櫛または成形型の塗布部と軸方向に組み合わせた構成であるから、液塗布ブラシとして用いる場合には、ブラシ毛材に塗布液を付着させるために、液容器にブラシ本体を入れて塗布液を付着させて取り出すことがあるが、このとき液容器の口部に設けられたパッキンでブラシ部がしごかれてブラシ部に塗布液の液溜りがなく、櫛または成形型の塗布部を用いて例えばまつ毛に多量塗布し、ブラシ部によってまつ毛を1本1本梳くようにして塗布液を均一に塗布することができる。また、歯間ブラシとして用いる場合には、歯の間の隙間にブラシ毛材が密集したブラシ部を挿入して歯間を確実に歯垢清掃することができる。
請求項7に記載の発明では、ブラシ部は、多数のブラシ毛材により形成された平板状の厚さが、芯材の直径より大きいことで、液塗布ブラシとして用いる場合には、まつ毛を多数のブラシ毛材によって1本1本梳くようにして塗布液をより均一に塗布することができ、歯間ブラシとして用いる場合には、歯の間の隙間に多数のブラシ毛材を挿入して歯間をより確実に歯垢清掃することができる。
請求項8に記載の発明では、ブラシ部は、多数のブラシ毛材の先端部が平面状になるように揃えられており、液塗布ブラシとして用いる場合には、多数のブラシ毛材の長さが揃っていることで多くの多数のブラシ毛材によってまつ毛を1本1本梳くようにして塗布液をより均一に塗布することができ、歯間ブラシとして用いる場合には、多数のブラシ毛材を歯の間の隙間に挿入して歯間をより確実に歯垢清掃することができる。
第1の実施の形態のブラシ具を説明する図である。 ブラシ具の製造方法を説明する図である。 ブラシ具を液塗布ブラシとして用いる場合を説明する図である。 ブラシ具を歯間ブラシとして用いる場合を説明する図である。 第2の実施の形態のブラシ具を説明する図である。 ブラシ具の製造方法を説明する図である。 第3の実施の形態のブラシ具を説明する図である。 ブラシ具の製造方法を説明する図である。 他の実施の形態を説明する図である。 他の実施の形態を説明する図である。 他の実施の形態を説明する図である。 他の実施の形態を説明する図である。 他の実施の形態を説明する図である。
以下、この発明のブラシ具の実施の形態について説明する。この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。
[第1の実施の形態]
(ブラシ具の構成)
この第1の実施の形態を、図1に基づいて説明する。図1(a)はブラシ具の側面図、図1(b)はブラシ具の断面図である。ブラシ具1は、握り部2と、この握り部2の先端に全体の外観形状として手元側から先端側まで断面がほぼ長方形形状に成形されたブラシ本体3を有する。ブラシ本体3は、2個のブラシ部4を有する。このブラシ部4は、多数のブラシ毛材5が、芯材6を中心に放射状に設けられており、この放射状のブラシ毛材5は、芯材6の厚さに集めて加圧加熱することによって、芯材6の芯軸方向L1に沿って平板状に形成されている。
2個のブラシ部4は、芯材6を中心として直線状になるような対称位置にあり、このブラシ部4は、多数のブラシ毛材5により形成された平板状の厚さH1が、芯材6の直径D1より大きく形成されている。平板状の厚さH1が、芯材6の直径D1と略同じ大きさであると、狭い隙間に塗布したり歯垢清掃することができ、直径D1より略3倍程度大きく形成されていると、広い隙間に塗布したり歯垢清掃することができる。
また、ブラシ部4は、多数のブラシ毛材5の先端部5aが平面状になるように揃えられ、かつ図1に示すように、手元から先端まで芯材6の芯軸方向L1に沿って平行になっている。また、2個のブラシ部4は、芯材6を中心として対称位置にあるが、この2個のブラシ部4の間に位置するブラシ毛材7は短く切断され、先端部7aは、円形に沿うようになっている。このように、2個のブラシ部4は、芯材6を中心とした対称位置に形成され、対称位置に形成されたブラシ部4の間には、ブラシ部4のブラシ毛材5より短いブラシ毛材7が芯材6を中心に放射状に設けられている。
(ブラシ具の製造方法)
次に、ブラシ具1の製造方法を、図2に基づいて説明する。この実施の形態の場合、ブラシ本体3は、0.1〜2.0〔mmφ〕の太さの2本になるように折り曲げたステンレス線材の心材6間に、その延長方向に多数のブラシ繊維材料のブラシ毛材5を配列するように挟み込んだ状態において(図2(a))、心材6にねじり加工を施すことにより、ねじり加工された芯材6を中心として、直線的に外方にブラシ毛材5を突出するように植毛し、多数のブラシ毛材5が、芯材6を中心に放射状に設けられた状態になる(図2(b))。
ブラシ繊維材料は、0.028〜0.3〔mmφ〕の合成樹脂材料(ナイロン、テトロン、ポリエステル、ポリプロピレンなど)の繊維素材を用いることができ、心材6やブラシ毛材5の材質、大きさ、形状等はブラシ具の使用用途によって自由に選定される。
多数のブラシ毛材5が、芯材6を中心に放射状に設けられた状態では、芯材6の芯軸方向から見ると、多数のブラシ毛材5が真円形状になっており、この真円形状から楕円形状になるように切断し(図2(c))、これによりブラシ毛材5より短いブラシ毛材7が芯材6を中心に放射状に設けられる。4個の楔形治具50を芯材6方向に差し込み(図2(d))、この4個の楔形治具50を用いて楕円形状の長軸側に放射状のブラシ毛材5が芯材6を中心になるように集め、4個の楔形治具50に熱を与えて集めた放射状のブラシ毛材5を平板状に加圧加熱する(図2(e))。このように、図1に示すように、多数のブラシ毛材5を、加圧加熱によって芯材6の芯軸方向に沿って平板状に形成してなるブラシ部4が形成される。このブラシ部4は、芯材6を中心とした対称位置に形成され、対称位置に形成されたブラシ部4の間には、ブラシ部4のブラシ毛材5より短いブラシ毛材7が芯材6を中心に放射状に設けられる。
(液塗布ブラシとして用いる場合)
このブラシ具1を液塗布ブラシとして用いる場合を、図3に基づいて説明する。ブラシ具1のブラシ部4は、多数のブラシ毛材5を加圧加熱によって芯材6の芯軸方向に沿って平板状に形成されている。
したがって、液塗布ブラシとして用いる場合には、ブラシ毛材に塗布液を付着させるために、塗布液を貯留した液容器にブラシ本体3を入れ、ブラシ部4に塗布液を付着させて取り出すことがあるが、この取り出すときに液容器の口部に設けられたパッキン等でブラシ部4のブラシ毛材5がしごかれる。このしごき後には、ブラシ部4のブラシ毛材5に塗布液の液溜りがなく、芯材6を中心にしごき残りの塗布液の液溜りができる。この液溜りでまつ毛6に多量塗布ができ、塗布後にはブラシ部4のブラシ毛材5によってまつ毛60を1本1本梳くようにして塗布液を均一に塗布することができる。
また、直線状になるように対称位置に形成されたブラシ部4の間には、ブラシ部4のブラシ毛材5より短いブラシ毛材7が芯材を中心に放射状に設けられているから、ブラシ部4の間の短いブラシ毛材7の部分にしごき残りの塗布液が溜まり、塗布液の多量塗布を短いブラシ毛材7によって簡単、かつ確実に行なうことができる。
また、ブラシ部4は、多数のブラシ毛材5により形成された平板状の厚さH1が、芯材6の直径D1より大きいことで、液塗布ブラシとして用いる場合には、まつ毛60をブラシ部4のより多数のブラシ毛材5によって1本1本梳くようにして塗布液をより均一に塗布することができる。
また、ブラシ部4は、多数のブラシ毛材5の先端部5aが平面状になるように揃えられており、液塗布ブラシとして用いる場合には、多数のブラシ毛材5の長さが揃っていることで、多くのまつ毛60を1本1本梳くようにして塗布液をより均一に塗布することができる。
(歯間ブラシとして用いる場合)
このブラシ具1を歯間ブラシとして用いる場合を、図4に基づいて説明する。ブラシ具1のブラシ部4は、多数のブラシ毛材5を加圧加熱によって芯材6の芯軸方向に沿って平板状に形成されており、歯61間に狭い隙間S1がある場合には、ブラシ部4のブラシ毛材5を狭い隙間S1に挿入すると、先端部5aが歯61間の根元まで届き歯間を確実に歯垢清掃することができ(図4(a))、また歯61の根元間に狭い隙間S2がある場合には、狭い隙間S2にブラシ毛材5の先端部5aを挿入して歯間を確実に歯垢清掃することができ(図4(b))、また歯61の根元から先端間に広い隙間S3がある場合には、芯材6と共に広い隙間S3にブラシ毛材5を挿入し、短いブラシ毛材7でも歯間を確実に歯垢清掃することができる(図4(c))。
また、ブラシ部4は、多数のブラシ毛材5により形成された平板状の厚さH1が、芯材6の直径D1より大きいことで、歯間ブラシとして用いる場合には、歯61の間の狭い隙間に多数のブラシ毛材5を挿入して歯間をより確実に歯垢清掃することができる。
また、ブラシ部4は、多数のブラシ毛材5の先端部5aが平面状になるように揃えられており、歯間ブラシとして用いる場合には、多数のブラシ毛材5の長さが揃っていることで、多数のブラシ毛材5の先端部5aを歯61の間の狭い隙間に挿入して歯間をより確実に歯垢清掃することができる。
[第2の実施の形態]
(ブラシ具の構成)
この第2の実施の形態を、図5に基づいて説明する。図5(a)はブラシ具の側面図、
図5(b)はブラシ具の断面図である。この実施の形態で、第1の実施の形態と同じ構成は、同じ符号を付して説明を省略する。この実施の形態のブラシ具1は、ブラシ本体3が2個のブラシ部4を有している。このブラシ部4は、芯材6を中心とした略直線状になるように対称位置に形成され、対称位置に形成されたブラシ部4の間には、ブラシ毛材を設けない空間Wが芯材6の周りに形成されている。
次に、ブラシ具1の他の製造方法を、図6に基づいて説明する。この実施の形態の場合、ブラシ本体3は、同様に多数のブラシ毛材5が、芯材6を中心に放射状に設けられた状態で芯材6の芯軸方向から見ると、多数のブラシ毛材5が真円形状になっており(図6(a))、楔形治具などによって放射状のブラシ毛材5を左右に分けて集めて加熱した一対の加圧治具51の間に挿入する(図6(b))。この一対の加圧治具51によって放射状のブラシ毛材5を平板状に加圧加熱し(図6(c),(d))、多数のブラシ毛材5を加圧加熱によって芯材6の芯軸方向に沿って平板状に形成してなるブラシ部4が形成される。
(液塗布ブラシとして用いる場合)
この実施の形態では、2個のブラシ部4が多数のブラシ毛材5を加圧加熱によって芯材6の芯軸方向に沿って平板状に形成され、ブラシ部4は、芯材6を中心とした直線状になるように対称位置に形成されているから、液塗布ブラシとして用いる場合には、液容器にブラシ本体3を入れて塗布液を付着させて取り出すことがあるが、このとき液容器の口部に設けられたパッキン等でブラシ部4のブラシ毛材5がしごかれてブラシ部4のブラシ毛材5に塗布液の液溜りがなく、芯材6を中心にブラシ毛材を設けない空間Wに塗布液のしごき残りの液溜りができ、この液溜りで例えばまつ毛に多量塗布ができ、塗布後にはブラシ部4のブラシ毛材5によってまつ毛を1本1本梳くようにして塗布液を均一に塗布することができる。
(歯間ブラシとして用いる場合)
歯間ブラシとして用いる場合には、歯の間の隙間にブラシ毛材5が密集したブラシ部4を挿入して歯間を確実に歯垢清掃することができ、また直線状になるように対称位置に形成されたブラシ部4の間には、ブラシ毛材を設けない空間Wが形成されているから、空間Wに歯垢が溜まり除去することができ、狭い歯間を確実に歯垢清掃することができる。
[第3の実施の形態]
(ブラシ具の構成)
この第3の実施の形態を、図7に基づいて説明する。図7(a)はブラシ具の側面図、図7(b)はブラシ具の断面図である。この実施の形態で、第1の実施の形態と同じ構成は、同じ符号を付して説明を省略する。この実施の形態のブラシ具1は、ブラシ本体3が2個のブラシ部4を有している。このブラシ部4は、芯材6を中心とした一方の略半円の領域E10に複数個形成され、この実施例では2個鋭角の位置にある。他方の略半円の領域E11には、ブラシ部5のブラシ毛材5と同じ長さのブラシ毛材8が芯材6を中心に放射状に設けられている。
(ブラシ具の製造方法)
次に、ブラシ具1の製造方法を、図8に基づいて説明する。この実施の形態の場合、ブラシ本体3は、多数のブラシ毛材5が、芯材6を中心に放射状に設けられた状態であり、芯材6の芯軸方向から見ると、多数のブラシ毛材5が真円形状になっている(図8(a))。真円形状の多数のブラシ毛材5には、3個の楔形治具50を略90度間隔で芯材6方向に差し込み(図8(b))、両側の楔形治具50を中央の楔形治具50に向けて移動させて3個の楔形治具50に熱を与えて集めた放射状のブラシ毛材5を平板状に加圧加熱する(図8(c))。このように、多数のブラシ毛材5を、加圧加熱によって芯材6の芯軸方向に沿って平板状に形成してなる2個のブラシ部4が、図7に示すように形成される。
(液塗布ブラシとして用いる場合)
このブラシ具1を液塗布ブラシとして用いる場合は、他方の略半円の領域S11には、ブラシ部4のブラシ毛材5と同じ長さのブラシ毛材8が芯材6を中心に放射状に設けられているから、液塗布ブラシとして用いる場合には、液容器にブラシ本体3を入れて塗布液を付着させて取り出すことがあるが、このとき液容器の口部に設けられたパッキン等でブラシ部4がしごかれて一方の略半円の領域E10の複数のブラシ部5のブラシ毛材5に液溜りがなく、他方の略半円の領域E11のブラシ毛材8に付着した塗布液を例えばまつ毛に多量塗布でき、複数のブラシ部4のブラシ毛材5によってまつ毛を1本1本梳くようにして塗布液を均一に塗布することができる。
(歯間ブラシとして用いる場合)
このブラシ具1を歯間ブラシとして用いる場合は、歯61の先端間に狭い隙間がある場合には、1個ずつブラシ部4のブラシ毛材5を狭い隙間に挿入して歯間を確実に歯垢清掃することができ、また歯の根元から先端間に広い隙間がある場合には、芯材6と共に広い隙間にブラシ毛材8と2個のブラシ部4を挿入して歯間を確実に歯垢清掃することができる。
この実施の形態のブラシ具1は、ブラシ本体3が2個のブラシ部4を有しているが、このブラシ部4は、芯材6を中心として半面側の中央の位置に1個設け、このブラシ部4に対して半面側には、多数のブラシ毛材8が放射状に設けるようにしてもよい。
[その他の実施の形態]
その他の実施の形態を、図9乃至図13に基づいて説明するが、この実施の形態で、第1の実施の形態と同じ構成は、同じ符号を付して説明を省略する。
まず、図9に示す実施の形態を説明する。図9(a)の実施の形態では、ブラシ本体3が2個のブラシ部4を対称位置に有しているが、先端部に向けて先細りになっており、図9(b)の実施の形態では、手元から先端部に向けて先細りになっており、図9(c)の実施の形態では、中央部が細くなっており、これらはブラシ部4の変化した部分を利用して効果的に塗布したり歯垢清掃することができる。
図9(d)の実施の形態では、中央部から先端側は図9(c)の実施の形態と同様であるが、中央部から手元側はブラシ毛材5が放射状になっており、図9(e)の実施の形態では、ブラシ本体3が4個のブラシ部4を中央部から先端側の対称位置に有し、先端部に向けて先細りになっており、中央部から手元側はブラシ部4より短いブラシ毛材5が放射状になっており、図9(f)の実施の形態では、ブラシ本体3が4個のブラシ部4を中央部から手元側の対称位置に有し、対応する一対のブラシ部4が対向する他の一対のブラシ部4より短くなっており、中央部から先端側はブラシ部4より短いブラシ毛材5が放射状になっている。図9(g)の実施の形態では、ブラシ本体3が4個のブラシ部4を中央部から手元側の対称位置に有し、図9(f)の実施の形態と同様に構成されているが、中央部から先端側はブラシ部4と同じ長さから先細りになるようにブラシ毛材5が放射状になっており、これらはブラシ部4とブラシ毛材5が放射状の部分とを利用して効果的に塗布したり歯垢清掃することができる。
図9(h)の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に構成されているが、対称位置に形成された一方のブラシ部4のブラシ毛材9は、他方のブラシ部4のブラシ毛材5より長さが短いから、液塗布ブラシとして用いる場合には、液容器にブラシ本体3を入れて塗布液を付着させて取り出すことがあるが、このとき液容器の口部に設けられたパッキン等でブラシ部4のブラシ毛材5がしごかれてブラシ部4のブラシ毛材5に塗布液の液溜りがなく、短いブラシ部4のブラシ毛材9の部分にしごき残りの液溜りができ、この液溜りで例えばまつ毛に多量塗布ができ、塗布後にはブラシ部4のブラシ毛材5によってまつ毛を1本1本梳くようにして塗布液を均一に塗布することができる。また、歯間ブラシとして用いる場合には、歯の間の隙間にブラシ毛材5が密集したブラシ部4を挿入して歯間を確実に歯垢清掃することができ、また対称位置に形成されたブラシ部4の短いブラシ毛材9でも歯垢清掃することができる。
図9(i)の実施の形態では、ブラシ部4が芯材6を中心に螺旋状になるように形成され、ブラシ部4を種々の形状に変化させている。このように、ブラシ部4は、芯材6を中心とした螺旋状に形成されているから、液塗布ブラシとして用いる場合には、液容器から取り出すときに液容器の口部に設けられたパッキン等でブラシ部4のブラシ毛材5がしごかれ、このしごき後には、ブラシ部4のブラシ毛材5に塗布液の液溜りがなく、螺旋状のブラシ部4の間の部分に塗布液が溜まりができる。この液溜りでまつ毛6に多量塗布ができ、塗布後にはブラシ部4のブラシ毛材5を回転操作してまつ毛を1本1本梳くようにして塗布液を均一に塗布することができる。また、歯間ブラシとして用いる場合には、歯の間の隙間にブラシ毛材5が密集したブラシ部4を挿入して歯間を確実に歯垢清掃することができ、また螺旋状のブラシ部4の間によって歯垢を排除でき確実に歯垢清掃することができる。
次に、図10に示す実施の形態を説明する。図10(a)の実施の形態では、2個のブラシ部4が平板状になっているが、芯材6を中心に交互に同じ波形が突出するように形成され、図10(b)の実施の形態では、芯材6を中心に両側に同じ波形に突出するように形成され、図10(c)の実施の形態では、芯材6を中心に交互に同じ波形が対称位置で突出するように形成され、図10(d)の実施の形態では、芯材6を中心に両側に同じ波形が対称位置で突出するように形成され、ブラシ部4を種々の波形形状に変化させることで、効果的に塗布したり歯垢清掃することができる。
図10(e)の実施の形態では、一対のブラシ部4を対称位置に有し平面形状になっているが、互いに違いに角度を変化させて芯材6に沿って設け、図10(f)の実施の形態では、一対のブラシ部4を、角度を変化させて対称位置に有しているが、図10(e)の実施の形態のように互いに違いに角度を変化させて芯材6に沿って設け、ブラシ部4を複数個設け、かつ角度を変化させることで、効果的に塗布したり歯垢清掃することができる。
図10(g)の実施の形態では、一対のブラシ部4を対称位置に有しているが、手元側から先端側に厚みが小さくなるようになっており、図10(h)の実施の形態では、手元側から先端側に厚みが大きくなるようになっており、図10(i)の実施の形態では、中央部から手元側及び先端側に厚みが小さくなるようになっており、一対のブラシ部4の長手方向の厚みを変化させることで、効果的に塗布したり歯垢清掃することができる。
次に、図11及び図12に示す実施の形態を説明する。図11(a)乃至(f)の実施の形態では、2個のブラシ部4が平板状になっているが、芯材6を種々の形態に曲げたものであり、さらにブラシ毛材5の向きを変化させたり、屈曲させたりしており、この芯材6を種々の形態を利用して、効果的に塗布したり歯垢清掃することができる。
また、図11(g)乃至(n)の実施の形態では、2個のブラシ部4が平板状になっているが、芯材6を直線したものであり、さらにブラシ毛材5の向きを変化させたり、屈曲させたりしており、ブラシ毛材5の形状を変化させることで、効果的に塗布したり歯垢清掃することができる。
図12(a)乃至(c)の実施の形態は、1本のブラシ毛材5の先端部5aの切断形状を示し、図12(d)乃至(i)の実施の形態は、1本のブラシ毛材5の先端部5aの種々の曲げ形状を示し、これらは先端部5aの形状を利用して、効果的に塗布したり歯垢清掃することができる。
次に、図13に示す実施の形態を説明する。図13(a)の実施の形態では、ブラシ本体3が2個のブラシ部4を対称位置に有し、成形型の軸部70に芯材6が位置するように配置され、ブラシ本体3の先端は軸部70から先方へ突出し、軸部70には突起70aが多数形成されている。ブラシ本体3の先端は、2個のブラシ部4が先き細りになっている。
図13(b)の実施の形態では、図13(a)の実施の形態と同様に成形型の軸部70に芯材6が位置するように配置され、軸部70には溝70bが軸方向に多数連続して形成されている。図13(c)の実施の形態では、ブラシ本体3が1個のブラシ部4を有し、芯材6が成形型の半円の軸部70に配置され、ブラシ本体3の先端は軸部70から先方へ突出し、軸部70には溝70bが軸方向に多数連続して形成されている。
図13(d)の実施の形態では、ブラシ本体3が1個のブラシ部4を有し、芯材6が成形型の半円の軸部70に配置され、軸部70には突起70aが多数形成されている。図13(e)の実施の形態では、ブラシ本体3が1個のブラシ部4を有し、芯材6が成形型の半円の軸部70に配置され、軸部70には櫛72が形成されている。図13(f)の実施の形態では、ブラシ本体3が1個のブラシ部4を有し、芯材6が左右の櫛72の間に位置するように配置されている。
このように、ブラシ部4は、塗布液を塗布する櫛または成形型の塗布部と軸方向に組み合わせた構成であるから、液塗布ブラシとして用いる場合には、液容器にブラシ本体を入れて塗布液を付着させて取り出すことがあるが、このとき液容器の口部に設けられたパッキン等でブラシ部4のブラシ毛材5がしごかれてブラシ部4に塗布液の液溜りがなく、櫛または成形型の塗布部を用いて例えばまつ毛に多量塗布し、ブラシ部4のブラシ毛材5によってまつ毛を1本1本梳くようにして塗布液を均一に塗布することができる。また、歯間ブラシとして用いる場合には、歯の間の隙間にブラシ毛材5が密集したブラシ部4を挿入して歯間を確実に歯垢清掃することができる。
この発明は、特にマスカラブラシや毛染め用ブラシのように塗布対象毛にマスカラや毛染め液などの塗布液を塗布するための液塗布ブラシ、または通常の歯ブラシによるブラッシングでは歯垢清掃が困難な歯間部分を歯垢清掃するための歯間ブラシ等に用いられるブラシ具に適用でき、ブラシ毛材の隙間を軽減することで液塗布ブラシ、または歯間ブラシに好適に用いることが可能である。
1 ブラシ具
2 握り部
3 ブラシ本体
4 ブラシ部
5 ブラシ毛材
5a ブラシ毛材5の先端部
6 芯材

Claims (8)

  1. 多数のブラシ毛材が、芯材を中心に放射状に設けられ、
    前記放射状のブラシ毛材の一部を、前記芯材の芯軸方向に沿って治具にて集めて平板状に加圧加熱し、
    前記多数のブラシ毛材を、加圧加熱によって前記芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成してなるブラシ部を有し、
    前記ブラシ部は、前記芯材を中心とした対称位置に形成され、
    前記対称位置に形成された前記ブラシ部の間には、前記治具にて集められないブラシ毛材が前記ブラシ部のブラシ毛材より短く切断されて前記芯材を中心に放射状に設けられていることを特徴とするブラシ具。
  2. 多数のブラシ毛材が、芯材を中心に放射状に設けられ、
    前記放射状のブラシ毛材を、前記芯材の芯軸方向に沿って治具にて集めて平板状に加圧加熱し、
    前記多数のブラシ毛材を、加圧加熱によって前記芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成してなるブラシ部を有し、
    前記ブラシ部は、前記芯材を中心とした対称位置に形成され、
    前記対称位置に形成された前記ブラシ部の間には、ブラシ毛材を設けない空間が形成されていることを特徴とするブラシ具。
  3. 多数のブラシ毛材が、芯材を中心に放射状に設けられ、
    前記放射状のブラシ毛材を、前記芯材の芯軸方向に沿って治具にて集めて平板状に加圧加熱し、
    前記多数のブラシ毛材を、加圧加熱によって前記芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成してなるブラシ部を有し、
    前記ブラシ部は、前記芯材を中心とした一方の略半円の領域に複数個形成され、
    前記他方の略半円の領域には、前記ブラシ部のブラシ毛材と同じ長さのブラシ毛材が前記芯材を中心に放射状に設けられていることを特徴とするブラシ具。
  4. 多数のブラシ毛材が、芯材を中心に放射状に設けられ、
    前記放射状のブラシ毛材を、前記芯材の芯軸方向に沿って治具にて集めて平板状に加圧加熱し、
    前記多数のブラシ毛材を、加圧加熱によって前記芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成してなるブラシ部を有し、
    前記ブラシ部は、前記芯材を中心とした対称位置に形成され、
    前記対称位置に形成された前記一方のブラシ部のブラシ毛材は、前記他方のブラシ部のブラシ毛材より長さが短いことを特徴とするブラシ具。
  5. 多数のブラシ毛材が、芯材を中心に放射状に設けられ、
    前記放射状のブラシ毛材を、前記芯材の芯軸方向に沿って治具にて集めて平板状に加圧加熱し、
    前記多数のブラシ毛材を、加圧加熱によって前記芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成してなるブラシ部を有し、
    前記ブラシ部は、前記芯材を中心とした螺旋状に形成されていることを特徴とするブラシ具。
  6. 多数のブラシ毛材が、芯材を中心に放射状に設けられ、
    前記放射状のブラシ毛材を、前記芯材の芯軸方向に沿って治具にて集めて平板状に加圧加熱し、
    前記多数のブラシ毛材を、加圧加熱によって前記芯材の芯軸方向に沿って平板状に形成してなるブラシ部を有し、
    前記ブラシ部と前記櫛または成形型の塗布部とが前記芯材の軸方向に対して互いに並行になるように設けられていることを特徴とするブラシ具。
  7. 前記ブラシ部は、前記多数のブラシ毛材により形成された平板状の厚さが、前記芯材の直径より大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のブラシ具。
  8. 前記ブラシ部は、前記多数のブラシ毛材の先端部が平面状になるように揃えられていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のブラシ具。
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