JP5453519B2 - 特に画像,映像,及び/又は音声のデジタルファイルを処理する方法 - Google Patents

特に画像,映像,及び/又は音声のデジタルファイルを処理する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5453519B2
JP5453519B2 JP2012502820A JP2012502820A JP5453519B2 JP 5453519 B2 JP5453519 B2 JP 5453519B2 JP 2012502820 A JP2012502820 A JP 2012502820A JP 2012502820 A JP2012502820 A JP 2012502820A JP 5453519 B2 JP5453519 B2 JP 5453519B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
compression
column
values
file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012502820A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012523153A (ja
Inventor
マルク−エリック ジェルヴェ,タン
Original Assignee
アイ−シーイーエス(イノベイティブ コンプレッション エンジニアリング ソリューションズ)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイ−シーイーエス(イノベイティブ コンプレッション エンジニアリング ソリューションズ) filed Critical アイ−シーイーエス(イノベイティブ コンプレッション エンジニアリング ソリューションズ)
Publication of JP2012523153A publication Critical patent/JP2012523153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5453519B2 publication Critical patent/JP5453519B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/593Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving spatial prediction techniques

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Description

発明の詳細な説明
本発明は,特に画像,映像,及び/又は音声のデジタルファイルを処理する方法に関する。
限定はしないが,本発明は特に,当初は元の形式で現れ少なくとも2つの値サブセットを含むファイルの処理に適用される。
より詳細には,元のファイルの値に比べて値の振幅が小さくなった圧縮ファイルを得られる圧縮段階と,その後,該圧縮ファイルから元のファイルの振幅に近い振幅の値を有するファイルを得られる復元段階とを含む処理動作を提案する。
画像又は映像ファイルのサブサンプリングによる圧縮方法が少なくとも3つあることが現在一般に知られている。すなわち,カラーインデックス化(color indexation),YCサブサンプリング(映像用YUVとも呼ばれる),及び,光度基準の低減である。
・ カラーインデックス化方法とは,画像のRGB3色の色成分を,8ビットで符号化された単一成分に減縮したものである。このインデックス化方法によれば,当該システムは元の情報の3分の1だけしか符号化しないので,かなりの圧縮利得を得られる。このインデックス化方法は2種類に分けられる。
― 静的インデックス化方法:帰納型パレット(induced palette)によるインデックス化とも呼ばれ,システムが使用できる256種類の組み合わせのうち1つを各画素に割り当てる。
― 動的インデックス化方法:定義済パレット(built palette)によるインデックス化とも呼ばれ,異なる色の各組み合わせが表す3バイトを8ビットで保存しなければならない。
・ 色圧縮のためのYC(又はYUV)サブサンプリングは以下の3つの異なる信号を用いる。
― いわゆるY輝度信号であり,RGB三原色信号を視感度曲線に合わせて重みづけして得られる。
Y = 0.299R+0.587G+0.114B
― 2つの相補的な,いわゆる色信号であり,C及びC情報は以下のように得られてもよい。
=−0.169R−0.331G+0.500B+128
=0.500R−0.419G−0.080B+128
この方法では,輝度Yを広帯域を用いて送信してもよく,その場合CとCで表される色差情報に割り当てられる通過帯域は大幅に縮小する(ユーザに知覚されない細かい詳細にかかわる色差情報の抑制)。
光度基準低減方法では,決定されたスケールにより値の光度レベルを下げ,小さくなった値を圧縮段階から選択された一定の誤差率で元の光度基準で復元する。この方法では,その設計により,その圧縮方法により発生したある種の誤差を訂正することができる。この方法は特に以下の長所がある。
a)例えば,復元値と元の値との誤差の範囲を「−2」から「+2」の誤差に減らす。
b)例えば,エンコーダに送信される値を小さくすることにより,通常のYCサブサンプリングでは24ビットで符号化するところを,18ビットによる値の符号化を可能にする。
c)値の数と値の大きさの低減により,符号化する値の数が減る。さらに色数も減らすことができる。
d)あらゆる種類の静止画及び動画の処理が可能で,特に単一成分又はいくつかの成分からなる画像の処理が可能である。
e)既存の,工程の圧縮シーケンス(compression chain)に組み込むことのできる自己完結的な圧縮方法又はモジュールである。
f)すでにJPEG又はMPEGファイルとして圧縮したファイルを,性能よく「再圧縮」できる。
g)限られた数の操作を用いて圧縮も解凍も行う。
しかしながら,前述の圧縮方法にもいくつかの短所があることがわかる。
よって,特に静的又は動的なインデックス化によるサブサンプリングの限界がよく知られている。
― 静的なインデックス化は大幅な誤差の原因となる。しかも,この圧縮方法は白黒画像の圧縮と同様に,特徴的な成分の大幅な減縮は,該成分を復元できなくなるため困難である。
― 動的なインデックス化は,写真のように多数の色の組み合わせにより定義される画像を扱うには非効率的である。例えば,数十万色のインデックス化には,数十万バイトに画像の色成分数をかけた数の参照色の記憶を要する。
― YCサブサンプリングでは,4つの理由により,画像の圧縮の問題に不完全にしか応えることができない。
a)設計上の限界により,RGB画像の処理にしか使えない。実際に,この方法は,白黒画像や2色画像及びCMJNファイルといった,1,2〜4色の成分からなるファイルの処理用には設計されていない。
b)自己完結的な圧縮プロセスではない。実際に,自己完結的な圧縮プロセスに足る変換ができない。単独で用いた場合,YCサブサンプリングでは低い圧縮率しか得られない。これが既知の規格では他のアルゴリズムステップが加えられている理由である。
c)YCサブサンプリングは,概念的には誤差伝搬ベクトルである。実際に,この方法では,元の値と復元値との間で1対1の関係を確立することはできない。これらの値の間の偏差は,一般に「−1」と「+1」との間に定まる。圧縮系がYC「4.2.2」サブサンプリングを用いた場合,これらの偏差は裸眼でも検出できる。解凍の際は,この方法では補間法を用いて圧縮ファイルの連続する2つの値の間に両圧縮値の平均に等しい追加値を追加し,この追加値が圧縮プロセスで抑制された値の代わりをすることになる。
この解決法では,「−128」から「+128」の間の偏差が生じ,該偏差は「255」に及ぶ場合もある。
d)YCサブサンプリングは,バランスの悪い色の劣化を招く。実際に,1つの成分,すなわち,画像の非可逆的劣化レベルにすぐに達してしまうためあまり大幅に圧縮できないY成分に関する画像の全詳細を一方に集め,より大幅に定量化される「C」及び「C」成分(画像の元の色の合成として理解される)に関する色差情報をもう一方に集めることにより,サブサンプリングは情報を分割処理する。このため可視的な欠陥をより多く復元してしまうことになる。
むしろ,統計的にも概念的にも,カラー画素のサブピクセルを同じ比率で圧縮する方がコスト効率が良いことがわかる。サブピクセル間の光度の違いが見えるリスクは,サブピクセルを分割して定量化する場合よりもかなり小さい。
これがサブサンプリングによる圧縮に対する主な批判である。実際に,網膜の残像により,光度差,特にサブピクセル間の光度差が,欠陥をより視認しやすくする。したがって,サブピクセルの光度は,すべてのサブピクセルについて同じ比率で且つ同じ方向に変化させるべきである(ただし光度は元の光度からさほど異なっていないものとする)。
e)光度基準低減方法による圧縮方法には,以下のような短所がある。
・光度を低減させたファイルの値を隔てる偏差の縮小が十分ではない。この点について,これらの値の間の差を減らすことが圧縮の性能を得るための決定要素の1つであることを思い出されたい。この特性こそが,該方法の多くの積み重ねにもかかわらず,光度基準低減方法に欠けている特性である。
・最大256色の画像を知覚可能な劣化なしに圧縮する目的では設計されていない。
・定義により,この方法は音声ファイルの圧縮には適用できない。
音声ファイルについては,サブサンプリング技術は,「N」平均値の方法によって元の秒単位のサンプルの数を減らす単純な数式に基づいている。例えば,44,100kHzのファイルを22,050kHzのファイルにサブサンプリングする場合,この方法ではサンプルの値の2×2の平均化を実施する。2つのサンプルをもとに1つのサンプルを示す平均値のみが保持される。これにより,チャネルごとに常に16ビットで符号化されるが,元のファイルのバイト数が半分になる。
本発明の目的は,より詳細には,画像や映像の表現や音声の生成に用いる新規の圧縮方法によりもたらされる,より高い品質とより少ない圧縮を要求する新たな課題に対応することである。
この目的のため,本発明は,
何らかの音声,画像及び/又は映像ファイルのデジタルデータを,色層ごと及び/又は音声チャネルごとに整列させる段階と,列Nの各圧縮値(すなわちVC)を元のファイルの同じ列Nの値VNから先に計算された所定数の連続する圧縮値(VCN−1,VCN−2,…)を減算することによって得るアルゴリズムにより,該ファイルの値を連続的に圧縮する圧縮段階と,
列Nの各復元値(すなわちVD)を圧縮ファイルの同じ列の値VCNに所定数の連続する圧縮値(VCN−1,VCN−2,…)を加算することによって得るアルゴリズムにより,該圧縮ファイルの各値を元のファイルの対応する値に近い値に戻す復元段階と,
を含むデジタルファイルの圧縮方法を提案する。
したがって,圧縮アルゴリズムは次式でもよい。
Figure 0005453519
この関係式において,
VCは圧縮ファイルの列Nの値であり,
VCN−1は圧縮ファイルの,先に計算された列N−1の値であり,
VCN−2は圧縮ファイルの,先に計算された列N−2の値であり,
は元のファイルの列Nの値であり,
kとhは求められる圧縮レベルにより異なる圧縮係数であり,例えば,
Figure 0005453519
である。
復旧アルゴリズム(restoration algorithm)は次式でもよい。
Figure 0005453519
この関係式において,
VDは列Nの復元値であり,
VCN−1は列N−1の圧縮値であり,
VCN−2は列N−2の圧縮値である。
したがって,この解決策によれば,ファイルの値の振幅を縮小し,圧縮ファイルの所定数の連続する値を用いて復元ファイルを再構築できる。
特に優れている点として,前述の方法は,連続する値の少なくとも2つのセットを含む,例えば画像,映像,及び/又は音声ファイルなどのファイルの場合に適用できる。この場合,圧縮処理動作は以下の段階を含んでもよい。
― 前記双方のセットから,1つのセットのデジタル値を隔てる平均偏差が他のセットの値を隔てる平均偏差よりも大きいセットを選択する予備段階,
― 前述の圧縮アルゴリズム,例えば以下のアルゴリズム
Figure 0005453519
を用いて,選択したセットを圧縮する段階,
― 第2のセットを以下の各値の計算を含む圧縮アルゴリズムにより圧縮する段階
Figure 0005453519
この式において,
V’は第2のセットの列Nの値であり,
VCN−1は第1のセットの列N−1の圧縮値であり,
VCN−2は第1のセットの列N−2の圧縮値である。
この場合,第1のセットの値の復元は,次式の復旧アルゴリズムにより実施してもよい。
Figure 0005453519
VDは第1のセットの列Nの復元値である。
その後,第2のセットの値の復元は次式のアルゴリズムにより実施してもよい。
Figure 0005453519
VD’は第2のセットの列Nの復元値である。
前述の方法の重要な利点は,マルチサポートマルチメディアデジタルデータの利用が引き起こす問題に対する解決策を見つけられること,そして,該方法は以下のデジタルファイルの特性に適合していることである。
― 8ビット及び16ビットのモノラル音声
― 16ビット以上のマルチチャネル音声
― 1,2,3,4色の成分の画像
― 1,2,3色の成分の映像
― 2D及び3Dの静止画又は動画
さらに以下のように,既存の圧縮プロセスの最適化が引き起こす問題を概ね解決できる。
― LZW型逐次符号化系又は「ハフマン」型の統計的符号化系の圧縮率を上げる自己完結的な圧縮プロセスである。
― 既存の圧縮工程に挿入することができ,圧縮モジュールとして以下の用途に使用できる。
・追加ステップ
・YC変換などの,ある種の既存のステップの代替ステップ
・C変換などの,ある種の既存のステップのある種の段階の代替ステップ
・YC変換又は定量化テーブル型(quantification table type)の変換式に組み込まれる最適化方法
より大きな圧縮利得(音声,画像,又は映像ファイルの元の値と復元値との間には多少の差がある)を得ることが望ましい場合は,本発明に係る処理動作は以下の段階を含んでもよい。
― 次式のアルゴリズムを用いる圧縮段階
Figure 0005453519
iは求められる圧縮レベルに依存する1より大きい係数である,及び
― 次式のアルゴリズムを用いる復元段階
Figure 0005453519
したがって,本発明に係る方法により,以下のことが提供されることがわかる。
― 値の振幅,該値間の偏差,及び該値の数を減らして,様々な増分を制限することによる,圧縮の原理的な規則に対する改善策。
― 選択した圧縮レベルに依存する圧縮値の一定の範囲の確立,及び,それにより,
― 復元値と復元されるべき値との間の誤差の範囲の厳密な制約であり,該復元されるべき値とは,
・該方法が自己完結型圧縮プロセスとして用いられる場合は元の値であり,
・あるいは本発明に係る方法による介入がなかった場合に既存のシステムの圧縮ステップの1つにより確定されたであろう値。
このような特徴により,本発明に係る方法によれば,特に以下のことが可能となる。
― 逐次的又は統計的エンコーダに送信される値の総数をできる限り減らし,元のファイル又は本発明に係る方法による介入がなかった場合に得られるべきファイルに近いファイルを復元しながら,圧縮ファイルのバイト数をできるだけ小さくし,その際の損失レベルは厳密に事前に決定され,以下の項目にしたがって分類される。
・デジタルファイルの性質
・恒久的(画像)
・時間的依存(映像,音声)
・ファイルの宛先の範囲
・デジタルシネマからモニタービデオまで
・公開する画像から携帯電話のサムネール画像まで
本発明に係る方法の実施形態を,添付図面を参照しつつ,非限定的な例として以下に説明する。
それぞれ赤,緑,青の画像の値の8×8ブロックを3つ(RB,GB,BB)含むファイル。 図1のブロックの値の3つのライン(赤,緑,青)(RL,GL,BL)それぞれにおける構成を示す。 元の画像の値の振幅を表す図。 YC圧縮後の値の振幅を表す図。 本発明に係る方法による圧縮後の値の振幅を表す図。 YC復元後の値の振幅を表す図。 本発明に係る方法による復元後の値の振幅を表す図。
まず,デジタル画像の処理は,慣例的に,画像の3成分,例えばRGB又はYUBの,8×8画素のブロックへの分解を含むことを思い出されたい。
図1は,赤RB,緑GB,青BBの相同するブロックの例を示し,各ブロックには各画素に付与された64の値が示されている。
理解を助けるため,3つの連続する相同な値が枠で示されている。すなわち,赤ブロックRBの値129,138,138,緑ブロックGBの値80,87,90,青ブロックBBの値57,61,63である。
本発明に係る方法の範囲におけるこれらのブロックRB,GB,BBの処理では,まずこれらのブロックRB,GB,BBの値を3つのラインにそれぞれ順次整列させる予備段階を含み,各ラインにおいて値が位置1〜64を占めるとともに,使用するブロックの読み取りモードによって決定される順序に整列される。この実施例においては,交替式の読み取りモードが用いられ,図1に示すように,2つの隣接するラインの連続的な読み取りを互いに反対方向に実施する。
ブロックRB,GB,BBから取得した3つのラインRL,GL,BLを示す図2では,3つの印をつけた値がそれぞれ列40,41,42を占める。
図3〜7に示す図は,列(横軸)に依存して実施される値(縦軸)の振幅を比較できるようになっており,ラインRLに対応する値の列は1〜64,ラインGLに対応する値の列は65〜128,ラインBLに対応する値の列は129〜192である(図2)。
元のRGB画像の値の振幅を示す図3のグラフでは,値は3から188まで変化し,列3,67,131で最大となっている。
元の画像の値のYC型変換後の振幅を示す図4のグラフは,図3のグラフにおける赤の値の変化に似たものを示すが,Yの値(列1〜64を占める)はかなり減衰している。一方,列65〜128と129〜192を占めるCとCの値は,Cは約110前後,及び,Cは約150という2つの連続する平坦部を形成する。これら3成分の値は3から178まで広がっていることがわかる。
図5に示すグラフは,本発明に係る方法により取得した圧縮値が,元の画像(RGBブロック)の対応する値(図3)やYC変換により得られる値(図4)と比較するとさほど高くないレベル(−8から59)にあることを示している。
この性質は, RGBとYCの図である図3及び図4に示した値のピークで特に視認される。
したがって,特に,図3及び図4において列3の値により形成されるピークがそれぞれ188と178に達するのに対し,本発明に係る方法により得られる同じ列の対応する値は約53である(k=1/3,h=1として圧縮式1を用いる(図5))。
一方,処理が終了すると(復元後),復元値(図7)は再び元の画像の値(図3)及び,YC変換した値を復元した後に得られた値(図6)に接近することがわかる。
したがって,本発明に係る方法によれば,当初の画像と比較して復元された画像に視認可能な劣化を引き起こすことなく,圧縮ファイルのバイト数を大きく減らすことができることがわかる。しかも,アルゴリズムによる圧縮及び復元プロセスを簡易にすることにより,相対的に高い処理率を達成しうる。

Claims (7)

  1. 何らかの音声,画像及び/又は映像ファイルのデジタルデータを,色層ごと及び/又は音声チャネルごとに整列させる段階と,列Nの各圧縮値(VC)を,元のファイルの同じ列Nの値Vから,先に計算された所定数の連続する圧縮値(VCN−1,VCN−2,…)を減算することによって得る圧縮アルゴリズムにより,前記ファイルの値を連続的に圧縮する圧縮段階と,
    前記列Nの各復元値(VD)を,圧縮ファイルの同じ列の値VCに所定数の連続する圧縮値(VCN−1,VCN−2,…)を加算することによって得る復旧アルゴリズムにより,前記圧縮ファイルの各値を前記元のファイルの対応する値に近い値に戻す復元段階と,
    を含むことを特徴とする,特に画像,映像及び/又は音声のデジタルファイルを処理する方法。
  2. 前記圧縮アルゴリズムが次式;
    Figure 0005453519
    であり,
    この関係式において,
    VCは前記圧縮ファイルの列Nの値であり,
    VCN−1は前記圧縮ファイルの先に計算された列N−1の値であり,
    VCN−2は前記圧縮ファイルの先に計算された列N−2の値であり,
    は前記元のファイルの列Nの値であり
    kとhは求められる圧縮レベルにより異なる圧縮係数であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. Figure 0005453519
    であることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 前記復旧アルゴリズムが次式;
    Figure 0005453519
    であり,
    この関係式において,
    VDは列Nの復元値,
    VCN−1は列N−1の圧縮値,
    VCN−2は列N−2の圧縮値
    であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の方法。
  5. 値の少なくとも2つのセットを含むファイルを処理するために,
    ― 前記双方のセットから,1つのセットのデジタル値を隔てる平均偏差が他のセットの値を隔てる平均偏差よりも大きなセットを選択する予備段階と,
    ― 次式の圧縮アルゴリズム
    Figure 0005453519
    を用いて,前記選択したセットを圧縮する段階と,
    ― 第2のセットを以下の各値の計算を含む圧縮アルゴリズムにより圧縮する段階であり
    Figure 0005453519
    この式において,
    V’は第2のセットの列Nの値であり,
    VCN−1は第1のセットの列N−1の圧縮値であり,
    VCN−2は第1のセットの列N−2の圧縮値である段階と
    を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 前記第1のセットの復元は次式の復旧アルゴリズム
    Figure 0005453519
    により実施され:
    VDは前記第1のセットの列Nの復元値であり,
    前記第2のセットの値の復元は以下のアルゴリズム
    Figure 0005453519
    により実施され,
    VD’は前記第2のセットの列Nの復元値であることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 次式のアルゴリズム
    Figure 0005453519
    を用い,
    iは求められる圧縮レベルに依存する1より大きい係数である圧縮段階と,
    次式のアルゴリズム
    Figure 0005453519
    を用いる復元段階と
    を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
JP2012502820A 2009-04-03 2009-04-03 特に画像,映像,及び/又は音声のデジタルファイルを処理する方法 Expired - Fee Related JP5453519B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/IB2009/005550 WO2010112957A1 (en) 2009-04-03 2009-04-03 Method for processing a digital file notably of the image, video and/or audio type

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012523153A JP2012523153A (ja) 2012-09-27
JP5453519B2 true JP5453519B2 (ja) 2014-03-26

Family

ID=41529046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012502820A Expired - Fee Related JP5453519B2 (ja) 2009-04-03 2009-04-03 特に画像,映像,及び/又は音声のデジタルファイルを処理する方法

Country Status (12)

Country Link
US (1) US8429139B2 (ja)
EP (1) EP2415271A1 (ja)
JP (1) JP5453519B2 (ja)
CN (1) CN102369734A (ja)
AU (1) AU2009343438A1 (ja)
CA (1) CA2756884A1 (ja)
IL (1) IL215403A0 (ja)
MX (1) MX2011010334A (ja)
RU (1) RU2510150C2 (ja)
SG (1) SG175016A1 (ja)
WO (1) WO2010112957A1 (ja)
ZA (1) ZA201107210B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2636148A1 (en) * 2010-11-02 2013-09-11 I-CES (Innovative Compression Engineering Solutions) Method for compressing digital values of image, audio and/or video files
CN108848383A (zh) * 2018-06-16 2018-11-20 武汉宝辉科技有限公司 一种视频、图像数据的压缩方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550738A (en) * 1978-10-05 1980-04-12 Nec Corp Decoding method of adaptability forecasting type differential pulse code and its unit
JPS61205093A (ja) * 1985-03-08 1986-09-11 Mitsubishi Electric Corp カラ−静止画像高能率符号化装置
US5471207A (en) * 1994-02-23 1995-11-28 Ricoh Company Ltd. Compression of palettized images and binarization for bitwise coding of M-ary alphabets therefor
JPH08102907A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 丸め符号化器及び丸め復号化器
NZ515527A (en) * 2001-11-15 2003-08-29 Auckland Uniservices Ltd Method, apparatus and software for lossy data compression and function estimation
EP2988499B1 (en) * 2006-01-23 2017-03-22 Max-Planck-Gesellschaft zur Förderung der Wissenschaften e.V. High dynamic range codecs
WO2007132539A1 (ja) * 2006-05-17 2007-11-22 Fujitsu Limited 画像圧縮装置、圧縮方法及びプログラム並びに画像復元装置、復元方法及びプログラム
US7881544B2 (en) * 2006-08-24 2011-02-01 Dell Products L.P. Methods and apparatus for reducing storage size

Also Published As

Publication number Publication date
RU2011144503A (ru) 2013-05-10
RU2510150C2 (ru) 2014-03-20
AU2009343438A1 (en) 2011-10-20
CN102369734A (zh) 2012-03-07
MX2011010334A (es) 2012-01-12
WO2010112957A1 (en) 2010-10-07
EP2415271A1 (en) 2012-02-08
SG175016A1 (en) 2011-11-28
CA2756884A1 (en) 2010-10-07
US20120078861A1 (en) 2012-03-29
ZA201107210B (en) 2012-12-27
IL215403A0 (en) 2011-12-29
US8429139B2 (en) 2013-04-23
JP2012523153A (ja) 2012-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9058639B2 (en) Multi-compatible low and high dynamic range and high bit-depth texture and video encoding system
US8509310B2 (en) Method, medium, and system encoding and/or decoding an image
US6639945B2 (en) Method and apparatus for implementing motion detection in video compression
KR101025847B1 (ko) 이진 영상을 효과적으로 압축하고 복원하는 방법 및 장치
KR20200040317A (ko) 영상 부호화, 복호화 방법 및 장치
US6584226B1 (en) Method and apparatus for implementing motion estimation in video compression
US10887616B2 (en) Image processing devices having enhanced frame buffer compressors therein
US20120170663A1 (en) Video processing
JP5453519B2 (ja) 特に画像,映像,及び/又は音声のデジタルファイルを処理する方法
JP3462867B2 (ja) 画像圧縮方法および装置、画像圧縮プログラムならびに画像処理装置
CN107925778A (zh) 像素预处理和编码
Banerjee et al. An efficient image compression algorithm for almost dual-color image based on k-means clustering, bit-map generation and RLE
US8379715B2 (en) System and method for video compression using non-linear quantization and modular arithmetic computation
US20030113029A1 (en) Skim encoding method for compression of a two dimensional array of data
US10390019B2 (en) Method and device for encoding a multidimensional digital signal, in particular an image signal, and corresponding method and device for decoding
CN103369312B (zh) 图像压缩方法和装置
CN106296754B (zh) 显示数据压缩方法及显示数据处理***
US6751355B1 (en) Wavelet image compression using quantization based on frequency ranges and absolute values in wavelet image compression
JP5108514B2 (ja) デジタルオーディオファイル,イメージファイル,又はビデオファイルのサイズ縮小方法
JP2002290744A (ja) 画像圧縮方式
JP3845206B2 (ja) 画像圧縮装置および画像伸張装置
JP2000078410A (ja) 画像圧縮装置および画像伸張装置
KR20080076072A (ko) 그래픽 압축 장치 및 방법, 그래픽 osd 처리 장치 및방법
GB2455341A (en) Method for compressing sampled image data

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5453519

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees