JP5450035B2 - 車両用照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用照明装置に関する。
従来、車両用照明装置として、例えば下記特許文献1および2に記載のものが知られている。特許文献1のものは、コンソールボックスの背面側に照明装置を設けたものである。この照明装置は、LEDが装着されるランプベースと、照明スリットを有するレンズカバーとが一体に組み付けられており、LEDから照射された光が照明スリットを通って外部に発光されるようになっている。
特開2002−104067号公報
上記した照明装置では、レンズカバー側に設けた係止孔に、ランプベース側に設けた爪を係止させているに過ぎないため、例えば側突時に、乗員がコンソールボックスに対して車幅方向から衝突した場合に、その衝撃によってレンズカバーがランプベースから外れやすくなる。特に、レンズカバーなどのエッジが立っている部材が車室内に飛散することは好ましくない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、レンズカバーなどのエッジが立っている部材が車室内に飛散することを効果的に抑制することを目的とする。
本発明の車両用照明装置は、コンソール本体の意匠面側部分に取り付けられる意匠面パネルと、意匠面パネルに取り付けられ、内部に設定された光源からの光を透過させるカバーレンズとを備え、このカバーレンズの周縁に、係合部を有する差込片が設けられ、意匠面パネルは、差込片が差し込まれる差込孔と、この差込孔に差し込まれた差込片に対し、差込片の差し込み方向の移動を規制するように係合部と係合してカバーレンズの周縁を保持する被係合部とを備えている構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、差込孔に差込片を差し込んでカバーレンズを意匠面パネルに取り付けることにより、係合部を被係合部に係合させることができる。すなわち、係合部と被係合部の係合により差込片の差し込み方向の移動が規制され、もって差込片の差し込み方向におけるカバーレンズの外れを防ぐことができる。さらに、差込片が差込孔の内周壁に囲まれているため、差込片の差し込み方向とは異なる方向におけるカバーレンズの外れも防ぐことができる。このため、例えば側突時に、乗員がコンソールボックスに衝突した場合に、レンズカバーなどのエッジが立っている部材が意匠面パネルから外れて車室内に飛散することを効果的に抑制することができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
カバーレンズの周縁に、規制突部がさらに設けられており、コンソール本体に、規制突部と係合してカバーレンズの周縁を保持する規制凹部が設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、規制突部を規制凹部に係合させることにより、カバーレンズをコンソール本体に取り付けることができる。すなわち、カバーレンズを意匠面パネルとコンソール本体との双方に取り付けることができる。したがって、係合部と被係合部のみで係合させている場合よりもレンズカバーの飛散を効果的に抑制することができる。
規制突部は、規制凹部に対し、差込片の差し込み方向に当接する当接部を備えて構成してもよい。
このような構成によると、当接部による当接によって、規制突部と規制凹部を、差込片の差し込み方向に係合させることができる。
規制突部は、規制凹部に対し、差込片の差し込み方向とは交差する方向に係止する突起部をさらに備えて構成してもよい。
このような構成によると、突起部による係止が追加されることにより、規制突部と規制凹部を、差込片の差し込み方向と差込片の差し込み方向とは交差する方向との双方に係合させることができる。したがって、規制突部と規制凹部を、一方向のみで係合させる場合よりも強固に係合させることができる。
被係合部は、係合部に対し、差込片の差し込み方向とは交差する方向から嵌り込んで係止する係止突部からなる構成としてもよい。
このような構成によると、係止突部が係合部に係止することにより、差込片の差し込み方向の移動を規制することができる。
本発明によれば、レンズカバーなどのエッジが立っている部材が車室内に飛散することを効果的に抑制することができる。
実施形態1におけるコンソールボックスの斜視図 意匠面パネルの斜視図 意匠面パネルにカバーレンズを装着する前の状態を示した斜視図 コンソール本体に照明装置を装着する前の状態を示した斜視図 照明装置を側方(車幅方向)から見た側面図 照明装置を裏面側から見た底面図 図6におけるA−A線断面図 図6におけるC−C線断面図 図6におけるB−B線断面図 実施形態2における規制突部を示した断面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図9の図面を参照しながら説明する。本実施形態におけるコンソールボックス10は、図1に示すように、車両前後方向に長い形態をなしており、ポリプロピレンなどの合成樹脂からなるコンソール本体20を主体部として構成されている。このコンソールボックス10は、車両における左右のフロントシート間に配置されるものである。コンソール本体20の車両前側は、車両後側よりも上方に突出した形態をなしている。コンソール本体20の車両後方における上部には、上方に開口する箱形をなす収容部21が形成されており、この収容部21は、小物入れとして使用されるようになっている。
コンソール本体20の車両前側における上部には、照明装置30が設けられている。照明装置30は、図4に示すように、コンソール本体20とは別体に設けられ、コンソール本体20に後付けされるようになっている。照明装置30は、車両前後方向に長いライン状をなす一対のライン照明31と、両ライン照明31の一端側に配置されたLED(図示せず)とを備えて構成されている。両ライン照明31に対して一つのLEDが配置されており、一つのLEDから二手に分岐された光は、それぞれ両ライン照明31の一端側に導かれるようになっている。
両ライン照明31は、図2に示す意匠面パネル32の意匠面側における左右両側縁部に凹設された装着凹部33に嵌め込まれて装着されている。意匠面パネル32は、前端がやや下方に垂れ下がった湾曲形状をなしている。これに合わせて両ライン照明31も、意匠面パネル32と同じ湾曲形状をなしている。なお、意匠面パネル32の中央部には、パネル開口が貫通して形成されており、このパネル開口の内側には、操作パネル(図示せず)が配置されるようになっている。
ライン照明31の発光面は、図3に示すように、透明なポリカーボネートからなるカバーレンズ35によって構成されている。カバーレンズ35は、車両前後方向に長い形状をなしている。カバーレンズ35の上縁36には、複数の上側差込片37が設けられている。各上側差込片37には、略門形をなす係止孔41が貫通して設けられている。一方、意匠面パネル32におけるカバーレンズ35との対向壁38には、複数の上側差込片37が差し込まれる複数の上側差込孔39が開口している。複数の上側差込孔39は、対向壁38の上端部に配置されている。複数の上側差込孔39に対して複数の上側差込片37が車幅方向から差し込まれることにより、カバーレンズ35が装着凹部33に取り付けられる。
意匠面パネル32の下面には、図6に示すように、複数の係止突部40が下方に突出して設けられている。具体的には、左右方向に並んで配置された2個の係止突部40が1セットとなって、長手方向に複数セットが配置されている。カバーレンズ35を意匠面パネル32に対して車幅方向から装着すると、図8に示すように、各上側差込片37が各上側差込孔39に差し込まれ、カバーレンズ35が正規の取付位置に至ると、各係止突部40が各係止孔41に嵌り込んで車幅方向に係止することにより、カバーレンズ35の上縁36が正規の取付位置に保持される。
また、カバーレンズ35の下縁44には、図6に示すように、複数の下側差込片48が設けられている。具体的には、車幅方向に並んで配置された2個の下側差込片48が1セットとなって、長手方向に複数セットが配置されている。各下側差込片48の先端には、図8に示すように、下方に突出する係止突起49が設けられている。一方、対向壁38の下端部には、複数の下側差込片48が差し込まれる複数の下側差込孔50が開口している。カバーレンズ35を意匠面パネル32に対して車幅方向から装着すると、図8に示すように、各下側差込片48が各下側差込孔50に差し込まれ、カバーレンズ35が正規の取付位置に至ると、複数の係止突起49が複数の下側差込孔50の孔縁部に対して車幅方向に係止することにより、カバーレンズ35の下縁44が正規の取付位置に保持される。
つまり、カバーレンズ35は、上下の各差込片37,48が上下の各差込孔39,50に差し込まれているため、この差し込み方向(車幅方向)と交差する方向(上下方向および車両前後方向など)において移動することが規制されている。また、カバーレンズ35は、係止突部40が係止孔41の孔縁部に対して車幅方向に係止し、かつ、係止突起49が下側差込孔50の孔縁部に対して車幅方向に係止しているため、車幅方向において移動することが規制されている。このため、車両の側突時に、乗員がコンソール本体20に対して車幅方向から衝突した場合、その衝撃によってカバーレンズ35が意匠面パネル32から外れることを効果的に抑制できるとともに、カバーレンズ35全体を正規の取付位置に保持することができる。
対向壁38は、図7に示すように、その下端部からカバーレンズ35側に延出され、その延出端部には下方に突出する形態の保持突部42が形成されている。保持突部42は、図5に示すように、車両前後方向に複数設けられている。一方、コンソール本体20の上部には、複数の保持突部42と対応する位置に複数の保持孔22が設けられている。保持突部42は、図7に示すように、保持孔22の孔縁部に対して上下方向に係止するようになっている。これにより、意匠面パネル32がコンソール本体20の上部に対して正規の取付位置に保持される。
なお、保持突部42の近傍には、図5に示すように、ガイド片46が設けられている。ガイド片46は、複数の保持突部42と対応して車両前後方向に複数設けられている。ガイド片46の先端外縁部は、テーパ状に形成されており、このテーパ状の部分が保持孔22の孔縁に摺接するようになっている。これにより、意匠面パネル32が正規の取付位置に案内されるとともに、保持突部42が保持孔22の内部に案内される。
ライン照明31の内部には、図3に示すように、対向壁38に沿って車両前後方向に延びる棒状の導光体34が配設されている。導光体34はアクリルで構成されており、その一端側から内部に導入された光を他端側へ導くことができる導光部材の一つである。導光体34の表面には、当該導光体34の内部に導入された光を外部に向けて透過させつつ散光させることのできるフッ素処理(透過散光処理)が施されている。このため、導光体34の一端側から導光体34の内部に導入された光は、他端側へ向かう途中で外部に発光され、カバーレンズ35の発光面全体が発光することになる。すなわち、導光体34は、本発明でいう「光源」に相当する。
装着凹部33の車両前後方向両端部には、図2に示すように、一対の孔47が形成されている。この両孔47には、図3および図6に示すように、導光体34の両端部が差し込まれるようになっている。導光体34の両端部が、装着凹部33の両孔47から意匠面パネル32の下面側(非意匠面側)に差し込まれることにより、導光体34は、意匠面パネル32に仮止めされる。これにより、カバーレンズ35を意匠面パネル32に装着する際に、導光体34が装着凹部33から外れないように手で押さえる必要がなくなる。
図8に示すように、導光体34の下側には、導光体34と同様に、車両前後方向に長い板状をなす反射部材43が予め敷設されている。反射部材43は、導光体34の外周下面に密着する弧状面を有している。このため、導光体34を上下方向および車幅方向に対して良好に取り付け固定できるようになっている。
また、反射部材43は、白色のポリプロピレンによって構成されている。つまり、反射部材43は、導光体34から外部に発光された光を反射する機能を有している。このため、反射部材43側に発光された光については、反射部材43で反射されてカバーレンズ35側に集光されるため、カバーレンズ35の発光面における照度をより高くできる。また、反射部材43を設けたことにより、導光体34の両端部と中央部との明暗の差を少なくすることができる。
さて、装着凹部33に仮止めされた導光体34に対してカバーレンズ35を車幅方向から装着すると、図7に示すように、導光体34が、反射部材43と一体になって意匠面パネル32の対向壁38とカバーレンズ35との間に挟み込まれた状態で保持される。詳細には、導光体34は、カバーレンズ35の内面と対向壁38の外面とにほぼ接触状態とされ、反射部材43を介してカバーレンズ35に接触状態とされている。つまり、カバーレンズ35は、導光体34を覆う形態とされており、対向壁38側に開口する略門形の断面形状を有している。これにより、導光体34は、カバーレンズ35と対向壁38との間で三方向から押さえ込まれた状態となって正規の取付位置に保持される。
また、図9に示すように、カバーレンズ35の下縁44には、下方に突出する規制突部45が設けられている。規制突部45は、図5に示すように、複数の保持突部42と対応して車両前後方向に複数設けられている。各規制突部45は、各保持突部42に隣り合う配置とされている。このため、各規制突部45は、対応する各保持突部42と同じ保持孔22に差し込まれる。つまり、保持孔22は、隣り合う規制突部45と保持突部42の双方が差し込まれる共用の孔とされている。
規制突部45は、図9に示すように、保持孔22を構成する内壁に対して車幅方向に係止しており、これによりカバーレンズ35の下縁44が保持孔22から外れて側方に開くことが規制されている。例えば、導光体34がやや大きめの径を有している場合には、導光体34が対向壁38とカバーレンズ35の双方に対して接触するとともに、カバーレンズ35の下縁44を側方に押し出す方向に作用することが考えられる。その場合においても、規制突部45が保持孔22の内壁に係止しているため、導光体34が正規の取付位置に保持されるとともに、カバーレンズ35の下縁44の開きが規制される。
また、車両の側突時に、コンソール本体20が乗員から車幅方向に衝撃を受けた場合には、その衝撃によって各差込片37,48が各差込孔39,50から抜けてカバーレンズ35が車室内に飛散することが考えられる。しかしながら、カバーレンズ35の下縁44は、規制突部45によって保持孔22に保持されているため、カバーレンズ35が車室内に飛散することを回避できる。また、側突時に受ける衝撃の方向によっては、カバーレンズ35が導光体34を中心として回転しながら上方に抜けようとする場合も考えられる。しかしながら、その場合であっても、規制突部45が保持孔22に対してカバーレンズ35の回転方向にも係止しているため、カバーレンズ35が回転しながら外れることも回避できる。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。まず、照明装置30の組み立て方法について簡単に説明する。図2に示す意匠面パネル32の装着凹部33に反射部材43を装着しておき、その反射部材43の上に導光体34を装着する。すると、図3に示すように、導光体34の両端部が両孔47に差し込まれた状態となり、導光体34が反射部材43とともに装着凹部33に仮止めされる。この状態から、カバーレンズ35を装着凹部33に対して車幅方向から取り付ける。このとき、上下の各差込片37,48が上下の各差込孔39,50に差し込まれることでカバーレンズ35全体の取り付け動作が案内され、係止突部40と係止孔41の内壁とが車幅方向に係止するとともに係止突起49と下側差込孔50の孔縁部とが車幅方向に係止する。これにより、カバーレンズ35の上縁36および下縁44が意匠面パネル32に対して固定され、図4に示すように、照明装置30が完成する。
次に、この照明装置30をコンソール本体20の車両前方側における上部に取り付ける。まず、ガイド片46の先端外縁部が保持孔22の孔縁に摺接することで、照明装置30が正規の取付位置へ案内される。これにより、保持突部42が保持孔22に案内されるとともに、規制突部45も保持孔22に案内される。照明装置30が正規の取付位置に至ると、図7に示すように、保持突部42が保持孔22に嵌り込んで保持孔22の孔縁部に対して上下方向に係止することにより、照明装置30がコンソール本体20に固定される。また、図9に示すように、規制突部45が保持孔22に嵌り込んでカバーレンズ35の下縁44の開きが規制される。この結果、導光体34および反射部材43は一体となって、意匠面パネル32の対向壁38とカバーレンズ35との間に挟み込まれた状態となり、上下方向および車幅方向に移動することが規制され、正規の取付位置に保持される。
以上のように本実施形態によると、上下の各差込片39,48を上下の各差込孔39,50に対して車幅方向から差し込んで、これらを車幅方向に係合させるようにしたから、車幅方向のみならず、これと交差する方向(上下方向、車両前後方向など)においてもカバーレンズ35が外れることを規制できる。したがって、カバーレンズ35などのエッジが立っている部材が車室内に飛散することを回避できる。
また、カバーレンズ35の下縁44に規制突部45を設け、この規制突部45を保持孔22に対して上下方向から嵌め込み、規制突部45と保持孔22の内壁とを車幅方向に当接させて係合するようにしたから、カバーレンズ35が車幅方向に外れたり、また、カバーレンズ35が導光体34を中心として回転しながら外れたりすることを規制できる。さらに、カバーレンズ35は、意匠面パネル32のみならず、コンソール本体20にも取り付けられるため、車室内への飛散を確実に規制することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図10の図面を参照しながら説明する。本実施形態は、実施形態1における規制突部45の構成を一部変更したものであって、実施形態1と同じ構成には同一の符号を付すものとし、実施形態1と重複する構成、作用、および効果についてはその説明を省略する。すなわち、本実施形態の規制突部51は、保持孔22の内壁に対して車幅方向に当接する当接部52と、保持孔22の孔縁部に対して上下方向に係止する突起部53とを備えて構成されている。実施形態1の規制突部45は、本実施形態の当接部52のみを備えて構成であり、両規制突部45,51の相違点は、突起部53の有無である。このため、実施形態2の規制突部51による係合は、実施形態1の規制突部45による係合よりも強固である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では上側差込片37に係止孔41を設け、意匠面パネル32に係止突部40を設けているものの、本発明によると、上側差込片37に係止突部を設け、意匠面パネル32に係止孔を設けてもよい。また、差込片37をカバーレンズ35と一体に設ける必要はなく、別体のクリップなどをカバーレンズ35に取り付け、このクリップを差込孔39に差し込んで固定してもよい。
(2)上記実施形態では上下一対の差込片37,48を備えたカバーレンズ35を例示しているものの、本発明によると、いずれか一方のみを備えたカバーレンズとしてもよいし、3つ以上の差込片を備えたカバーレンズとしてもよい。ただし、下側差込片48のみを備えたカバーレンズとした場合には、規制突部45をカバーレンズ35の上縁36に設定することが望ましい。
(3)上記実施形態では規制突部45を保持孔22に嵌め込むようにしているものの、本発明によると、規制突部45が嵌り込む孔を保持孔22とは別に設けてもよい。
(4)上記実施形態では保持孔22を貫通孔としているものの、本発明によると、保持孔を有底の凹部として形成してもよい。
(5)上記実施形態では左右一対のフロントシート間に配置されるコンソールボックスに本発明を適用しているものの、車室内の天井面に配置されるオーバーヘッドコンソールに本発明を適用してもよい。
20…コンソール本体
22…保持孔(規制凹部)
30…照明装置
32…意匠面パネル
34…導光体(光源)
35…カバーレンズ
36…上縁(周縁)
37…上側差込片
39…上側差込孔
40…係止突部(被係合部)
41…係止孔(係合部)
44…下縁(周縁)
45…規制突部
48…下側差込片
49…係止突起(係合部)
50…下側差込孔
51…規制突部
52…当接部
53…突起部

Claims (2)

  1. コンソール本体の上部に取り付けられる意匠面パネルと、
    前記コンソール本体の上部に取り付けられるとともに、前記意匠面パネルの車幅方向における側部に取り付けられ、内部に設定された光源からの光を透過させるカバーレンズとを備え、
    前記カバーレンズの周縁には、係合部を有する差込片が設けられ、
    前記差込片は、車幅方向に沿うとともに、前記カバーレンズの前記周縁から前記意匠面パネルに向かって延びており、
    前記意匠面パネルは、
    前記意匠面パネルにおける前記カバーレンズとの対向壁に貫通形成され、前記差込片が車幅方向の外側から差し込まれる差込孔と、
    前記差込孔に差し込まれた前記差込片に対し、車幅方向の移動を規制するように前記係合部と係合して前記カバーレンズの前記周縁を保持する被係合部とを備え
    前記カバーレンズの下縁には、下方に突出する規制突部が設けられており、
    前記コンソール本体における前記カバーレンズとの対向壁には、前記規制突部が上方から差し込まれることで保持される保持孔が形成され、
    前記規制突部は、前記保持孔の内面に当接することで、車幅方向の外側への移動が規制されていることを特徴とする車両用照明装置。
  2. 前記規制突部は、前記保持孔の孔縁部に対し、前記差込片の差し込み方向とは交差する方向に係止する突起部をさらに備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用照明装置。
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