JP5448606B2 - コンタクトおよびこのコンタクトを用いたソケット - Google Patents

コンタクトおよびこのコンタクトを用いたソケット Download PDF

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Description

本発明は、コンタクトおよびこのコンタクトを用いたソケットに係り、さらに詳しくは、プリント配線基板の配線パターンに圧接接触される接続部を有するコンタクトおよびこのコンタクトが組込まれたソケットに関するものである。
近年、ポータブルオーディオプレーヤー、例えば、デジタルオーディオプレーヤー、ポータブルCDプレーヤー、MDレコーダー、ポータブルカセットプレーヤー、ポータブルカセットレコーダおよびマイクロカセットレコーダーなどのオーディオプレーヤーが広く普及して来ている。これらのポータブルオーディオプレーヤーは、通常、イヤホンを接続して、個々人での使用で音楽などを楽しむことができるものとなっている。
これらのオーディオプレーヤーとイヤホンとの接続は、通常、イヤホンが接続されたプラグとオーディオプレーヤーに実装されたジャックとによりなされている。プラグは現在、その直径が2.5mmのものと3.5mmのものとがあり、概ね、3.5mmのプラグが主流になっている。ジャックもこれらのプラグに適合する差込口を有するものとなっている。
ジャックは、別名ソケットとも呼ばれているが、通常、オーディオプレーヤーの筐体内に収容されるプリント配線基板に固定される。このプリント配線基板とジャックとの固定はこれまで半田接続によって行われていたが、筐体内での取付けの自由度を上げるために、半田を使用しないで、ジャック内に組込んだコンタクトをプリント配線基板の配線パターンに圧接接触することにより電気接続するものが開発されている(例えば、下記特許文献1、2参照)。
例えば、下記特許文献1にはジャックの接続構造が開示されている。この接続構造は、
ジャックの端子を直接メイン基板の導通部に圧接させて接続する構造となっている。この接続構造によれば、半田付け工程が不要となりプリント配線基板と機器筐体との位置ずれ吸収が可能になり、組立性が良くなると共に設計にも自由度を持たせられる。
また、下記特許文献2には、同様のジャックが名称をオーディオジャックとして開示されている。
オーディオジャック(以下、ジャックという)20は、図15に示すように、複数本のコンタクト21〜24と、これらのコンタクトを収容するハウジング25を有し、ハウジング25は一端にプラグが差込まれる差込口および他端側に複数本のコンタクトが装着される装着溝などが形成されたものとなっている。複数本のコンタクトは、不図示のプラグの電極に接続されて所定の信号が伝送されるコンタクト(以下、信号コンタクトという)と、このプラグの差込みにより作動するスイッチコンタクトとなっている。信号コンタクトは、形状の異なる複数本のコンタクトで構成されている。以下に、そのうちの1本の信号コンタクト21を説明する。この信号コンタクト21は、ハウジング25に固定されるハウジング固定部21aと、このハウジング固定部の一端辺から該固定部側へ折り曲げられてプラグ電極と接続されるプラグ接続部を設けた弾性アーム21bと、同様にハウジング固定部の他端辺から略直角に折曲されて端部に基板接続部21を設けた比較的長尺な弾性尾部21cとで構成されている。他の信号コンタクトも類似した構成となっている。これらの信号およびコンタクトは、それぞれ基板接続部21が設けられて、これらの基板接続部が同一平面に位置するようにしてハウジング内に組込まれる。この構成のジャックによれば、機器筐体にとりつけたハウジングをプリント配線基板に押付け固定することにより、ソケットがその間に挟まれて該ソケットの各コンタクトの基板接続部が配線パターンにそれぞれ電気的接続される。
特開平11−185899号公報(段落〔0017〕、図2) 米国特許第6368156号明細書(3欄中段、図1)
上記特許文献1、2のジャックは、いずれも、ジャックをプリント配線基板に載置して、機器筐体で押し当てることによって、ジャックに組込まれたコンタクトが配線パターンに電気的に接続される構成を備え、上記の特徴を有するものとなっている。
近年、デジタルオーディオプレーヤー、ポータブルCDプレーヤーおよびMDレコーダーなどのポータブルオーディオプレーヤーは、ソフトウエア面において音楽、映像および録音など様々なジャンルで使用されており、且つそれらの機能も多く、いわゆる多機能化され、しかも高性能化される傾向がある。また、ハードウエア面においては、ポータブルであるが故の利便性から更なる小型化の傾向にある。このようなポータブルオーディオプレーヤーの多機能・高性能化および小型化が進むなかで、これに伴って、これらに使用されるプラグ、ジャック(以下、これらを総称してコネクタともいう)も、同様の小型化、特に低背化および薄型化が要請されている。ところが、コネクタの低背、薄型化の設計を進めたところ、これまでの従来技術、例えば上記特許文献のジャック技術を採用して背低、薄型および小型化を実現しようとすると、以下の課題があることが判明した。
(a)その課題の一つは、上記特許文献2のジャックでは、複数本のコンタクトが、それぞれの形状および大きさが異なり、しかも、信号コンタクトがその形状が複雑で大型なものになっている。例えば、信号コンタクト21は、ハウジングに固定されるハウジング固定部21aと、このハウジング固定部の一端辺から該固定部側へ折り返されプラグ電極と接続されるプラグ接続部を設けた弾性アーム21bと、同ハウジング固定部の他端辺から略直角に折曲されて比較的長尺な弾性尾部21cとからなり、これらの形状が複雑で全体が比較的大型になっている。このために、このコンタクトの作製が面倒になり、しかも、ハウジングは、このような大型のコンタクトを収容しなければならないので、内部にそのための空間が必要となり、ハウジングの小型化、すなわちジャックの小型化が困難となっている。
(b)また、他の課題は、信号コンタクト21においてはプラグ接続部および基板接続部が同一面になく、異なる面に位置する構成となっているので、両接続部間の距離があき長く、すなわち大きく電路が長くなるので、電気抵抗値が増加し、伝送ロスおよび電圧降下が大きくなる。
(c)さらに、プラグ接続部および基板接続部が別々の面でプラグ電極および配線パターンに電気的接続されるので、コンタクトに振動・衝撃が加わると、これらの接続部が瞬間的に切離する、いわゆる瞬断が発生する確率が高くなる。
(d)さらにまた、信号コンタクトの形状が複雑なので、ハウジングの形状も複雑になり、このハウジングへの組込み、すなわち組立ても面倒になる。
(e)さらにまた、近年は、直径3.5mmのプラグが2.5mmのものに比べて、電圧を高くしかも電流容量を大きくすることが可能であり、多機能および高性能化にマッチするので、3.5mmプラグが主流になりつつある。一方で、小型化に対しては、2.5mm用ジャックの大きさで、3.5mmのプラグ用ジャックを実現して欲しいと言う要請が出されている。しかしながらこのような要請は、上記特許文献1.2の技術で実現することが極めて困難である。なお、上記特許文献1、2に記載されたジャックは、別名ソケットとも呼ばれているので、以下の説明では、ソケットという。
そこで、本発明は、このような従来技術が抱える課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ソケットの低背・薄型化に適したコンタクトおよびこのコンタクトを用いたソケットを提供することにある。具体的には、これまでの2.5mm用ソケットの大きさ、すなわちサイズで、3.5mmプラグに適用できるコンタクトおよびこのコンタクトを用いたソケットを提供することにある。
前記目的は、以下の手段によって達成できる。本願の特許請求の範囲の請求項1に記載のコンタクトに係る発明は、ソケットハウジングに固定されるハウジング固定部、プラグに接続されるプラグ接続部およびプリント配線基板の配線パターンに圧接接続される基板接続部とを有し、全体が良導電性の金属板材料からなるコンタクトにおいて、前記ハウジング固定部から所定幅長で比較的長い弾性を有する基板接触片が延設されて、前記基板接触片は、先端部の一面に前記配線パターンに圧接接続される前記基板接続部および該先端部から前記ハウジング固定部側へ離れて該基板接続部が設けられた面と反対側の面に前記プラグ接続部が設けられ、前記ハウジング固定部との連結部分に前記プリント配線基板面に接触される基板接触部が設けられて、前記基板接続部と前記基板接触部との中間部に前記プラグ接続部が位置して、前記プラグ接続部が設けられた部分が前記基板接続部と前記基板接触部と接触する同一仮想面より上方に湾曲されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1に記載のコンタクトにおいて、前記プラグ接続部は、前記基板接触片の長手方向と直交する方向に該基板接触片の表面を***させた少なくとも1本の線状突起を有していることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1又は2に記載のコンタクトにおいて、前記基板接触片は、前記プラグ接続部分の前記基板接触片の長手方向と直交する方向の側端辺、すなわち、プラグが挿入される側端辺にガイド部が設けられていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載のコンタクトにおいて、前記ガイド部は、反対端辺にも設けられていることを特徴とする。
請求項のソケットに係る発明は、一側面に前記プラグが差込まれる差込口および内部に該差込口に連通してコンタクトが収容される大きさの空間を設けたソケットハウジングを備え、前記空間内に、請求項1〜のいずれかのコンタクトが該コンタクトの基板接続部及びプラグ接続部が該ソケットハウジングの前記プリント配線基板面と当接する面に位置するようにして収容されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、基板接続部およびプラグ接続部を有するコンタクトにおいて、基板接触片の表裏面のいずれかの一方の面に基板接続部、他方の面にプラグ接続部が設けられるので、基板接続部とプラグ接続部との距離を短縮できる。この構成によると、プラグとの接続時に、プラグとプリント配線基板の配線パターンとを最短距離で接続することが可能になり、伝送損失および電圧降下を小さくできる。また、材料の節約、作成が容易になり、ソケットへの組込みも容易になる。さらに、このコンタクトをハウジングに装着するときに、基板接触部および、プラグ接続部をハウジングの底壁面側の同一壁面側に配設できるので、ハウジングを小型化でき、結果としてソケットを低背化、薄型化できる。さらにまた、このコンタクトは、複数本同じ構成のものを使用でき、これらを収容するハウジングの空間形状が小さくて済むので小型化が可能になる。さらにまた、このコンタクトは構成がシンプルなので、ハウジングへの組込みも簡単になる。
また、プラグ接続部が基板接続部と基板接触部との間に位置し、しかもこれらの基板接続部と基板接触部とが接触する同一仮想面より上方に湾曲されているので、プラグとの接続時に撓み量が増し、プラグ電極との良好な電気的接続が保持される。すなわち、コンタクトは、その表裏からプラグ電極及び配線パターンに接続されるので、接続状態が安定に保持されて、例えば振動、衝撃が加わっても切離することがない、いわゆる瞬断し難いものとなる。
請求項の発明によれば、***突起を利用して、プラグ電極との電気的接続を確実かつ良好にできる。
請求項3、4の発明によれば、ガイド部を設けたのでプラグの挿入、離脱が容易になる。
請求項の発明によれば、上記のコンタクトがソケットハウジングに組込まれるので、ソケットを低背・薄型化、すなわち小型化できる。例えば、これまでの2.5mm用ソケットの大きさで、3.5mmプラグに適用できるコンタクトおよびこのコンタクトを用いたソケットを提供できる。

図1は本発明の実施形態に係るソケットの斜視図である。 図2は図1のソケットを所定の方向からみたもので、図2Aは正面図、図2Bは図2Aの左側面図、図2Cは図2Aの右側面図、図2Dは背面図、図2Eは上面図、図2Fは底面図、図2Gは図2Fの底面を別の角度からみた底面図である。 図3Aは図2Fの底面を90度回転して拡大した拡大底面図、図3Bはソケットに組込まれるコンタクトの概略回路図である。 図4は本発明の実施形態に係るソケットと従来技術のソケットとの大きさを説明するソケットの正面図である。 図5は図2のソケットを分解した斜視図である。 図6は図5のコンタクトの斜視図である。 図7は図5の一本のコンタクトの斜視図である。 図8は図7のコンタクトを所定の方向からみたもので、図8Aは長手方向からみた側面図、図8Bは図8Aの左側面図、図8Cは図8Aの右側面図、図8Dは上面図、図8Eは背面図である。 図9は図7のコンタクトの変形例を示す斜視図である。 図10は他の変形例のコンタクトを示し、図10Aは他の変形例のコンタクトの斜視図、図10Bは図10Aのコンタクトとプラグとの接触する状態を説明する側面図、 図11はまた他の変形例のコンタクトを示し、図11Aはまた他の変形例のコンタクトの斜視図、図11Bは図11Aのコンタクトとプラグとの接触する状態を説明する側面図である。 図12は機器筐体を用いてソケットをプリント配線基板に取付ける取付け説明図である。 図13はプラグをソケットへ接続する接続説明図である。 図14は図12、図13に関連してコンタクトとプリント配線基板との接触状態を説明する説明図である。 図15は従来技術のジャックの斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するためのコンタクトおよびこのコンタクトを組込んだソケットを例示するものであって、本発明をこれに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
図1、図2を参照して、本発明の実施形態に係るソケットの概要を説明する。なお、図1は本発明の実施形態に係るソケットとこのソケットに差込まれるプラグの斜視図である。
本発明の実施形態に係るソケット1は、正面にプラグ16が差込まれる差込口3を有するソケットハウジング2と、このソケットハウジングに装着された複数本のコンタクトとで構成されている。本発明の実施形態に係るコンタクトは、このソケットハウジング2内に組込まれている。
プラグ16は、複数の電極を設けた電極部16aと、この電極部を支持固定するプラグハウジング16bと、このプラグハウジングの後方に固定されて前記電極に接続されるリード線16cとを有している。電極部16aは、複数の第1〜第4の電極16〜16からなり、これらの電極16〜16のうち、第1〜第3の電極16〜16は、所定の直径および長さ方向に所定の長さを有し内部に貫通孔を設けた筒状電極体からなり、これの筒状電極体は良導電体の金属材で形成されている。また、先端の第4の電極16は、砲弾型の先端電極部と、この電極部から後方へ延びた細棒の棒状導体とを有し、良導電体の金属材で形成されている。
図2〜図5を参照して、本発明の実施形態に係るソケットを説明する。なお、図2は図1のソケットを所定の方向からみたもので、図2Aは正面図、図2Bは図2Aの左側面図、図2Cは図2Aの右側面図、図2Dは背面図、図2Eは上面図、図2Fは底面図、図2Gは図2Fの底面を別の角度からみた底面図、図3Aは図2Fの底面を90度回転して拡大した拡大底面図、図3Bはソケットに組込まれるコンタクトの概略回路図、図4は本発明の実施形態に係るソケットと従来技術のソケットとの大きさを説明するソケットの正面図、図5は図2のソケットを分解した斜視図である。
ソケット1は、図5に示すように、正面にプラグ16が差込まれる差込口3を設けたソケットハウジング(以下、ハウジングという)2と、このハウジングに装着された複数本のコンタクト10A〜10Cおよび11〜14とで構成されている。以下、これらの部品を詳述する。
ハウジング2は、図2、図5に示すように、所定の幅長および長さを有し長方形状の底壁面2aと、この底壁面の周囲から所定高さ立設した側壁面2b〜2eと、これらの側壁面の頂部を繋ぐ上壁面2fとを有する直方体形状のブロックからなり、電気絶縁性の合成樹脂成型体で形成されている。
これらの側壁面2b〜2eのうち、側壁面2dは、ソケット1がポータブルオーディオプレーヤー(以下、携帯機器又は機器という)などに取付けられたときに、この携帯機器の筐体の外壁面に設けた開口から露出する正壁面となっている。この側壁面、すなわち正面壁2dは、底壁面2aから上壁面2fに向かって所定角度、例えば80°前後の角度に傾斜した傾斜面で形成されている。この傾斜面の角度は、携帯機器などの筐体形状に合わせて決められている。この正面壁2dには、プラグ16の電極部16aが差込まれる差込口3が形成されている。このハウジング2は、内部にこの差込口に連通した所定大きさの空間が形成されている。差込口3は直径3.5mmとなっており、この差込口に3.5mmのプラグが差込まれる。
正面壁2dは、この大きさの差込口が設けられるが、その面積は従来技術の直径3.5mm用プラグの差込口を設けたものより極端に小さく、直径2.5mm用プラグの差込口を設けたものと略同じになっている。そのために、差込口と上底壁面との距離および左右側壁面との距離が極端に短くなり、その結果、ハウジングの小型化、特に背低化、薄型化が可能になっている。この小型化については後述する。
底壁面2aには、図3に示すように、正面壁2d側から背面壁2e側に向かって、順番に接地コンタクト10Aが装着される接地コンタクト装着溝(以下、GNDコンタクト装着溝という)4、プラグ16の右耳イヤホン用の電極に接続される右耳コンタクト10Bが装着される右耳コンタクト装着溝(以下、Rコンタクト装着溝という)5、左耳コンタクト10Cが装着される左耳コンタクト装着溝(以下、Lコンタクト装着溝という)6、第1スイッチコンタクト11が装着される第1スイッチコンタクト装着溝(以下、SW1コンタクト装着溝という)7、マイクロホンコンタクト12が装着されるマイクコンタクト装着溝(以下、MICコンタクト装着溝という)9、第2スイッチコンタクト13が装着される第2スイッチコンタクト装着溝(以下、SW2コンタクト装着溝という)8、およびロックコンタクト14が装着されるロックコンタクト装着溝15がそれぞれ形成されている。それぞれの装着溝は、後述するコンタクトのハウジング固定部が嵌入される嵌入溝と、この嵌入溝に繋がってコンタクトの基板接触片などが収容される収容溝となっている。例えば、GNDコンタクト装着溝4は、コンタクトのハウジング固定部が嵌入される嵌入溝4aと、基板接触片の収容溝4bからなっている。また、他のRコンタクト装着溝5、Lコンタクト装着溝6、SW1コンタクト装着溝7、SW2コンタクト装着溝8及びMICコンタクト装着溝9も同様に嵌入溝5a〜9aと、基板接触片の収容溝5b〜9bからなっている。また、上壁面2fには、ロックコンタクト装着溝15が形成されている。
これらの装着溝4〜9および15にそれぞれ所定のコンタクトが装着される。これらのコンタクトは、図5、図6に示すように、接地コンタクト(以下、GNDコンタクトという)10A、右耳コンタクト(以下、Rコンタクトという)10B、左耳コンタクト(以下、Lコンタクトという)10C、第1スイッチコンタクト(以下、SW1コンタクトという)11、マイクロホンコンタクト(以下、MICコンタクトという)12、第2スイッチコンタクト13(以下、SW2コンタクトという)およびロックコンタクト14となっている。
これらのコンタクトのうち、GNDコンタクト10A、Rコンタクト10BおよびLコンタクト10Cは、それぞれプラグ16の各電極と接続されるプラグ接続部およびプリント基板と接続される基板接続部とを有し、これらのプラグ接続部および基板接続部がハウジング2の底壁面2a側に位置するようにしてハウジング2内に配設される構成となっている。これらのコンタクト10A〜10Cは、ハウジングへの装着箇所が異なるのみで、実質的に同じ構成となっている。GNDコンタクト10Aは、ハウジング固定部10aの一部10a'が切除されている。この切除部分10a'(図6参照)は、ハウジングの正面壁2dが傾斜面となっているのでこの傾斜面の形状に合わせた形状となっているが、その他の構成は他のコンタクトと同じになっている。
これらのコンタクト10A〜10Cは、それぞれプラグ接続部および基板接続部を有し、これらのプラグ接続部および基板接続部が従来の技術では異なる面に位置するのに対し、ハウジング2の同一壁面に位置するようにして、ハウジング内に配設される。したがって、これらのコンタクト10A〜10Cは、ソケットの低背化および薄型化に適した構成を備えたものとなっている。
これらのGNDコンタクト10A、Rコンタクト10BおよびLコンタクト10Cを説明する。これらのコンタクトを代表してコンタクト10で表し、このコンタクト10を図7、図8を参照して説明する。なお、図7はコンタクトの全体斜視図、図8は図7のコンタクトを所定の方向からみたもので、図8Aは長手方向の側面図、図8Bは図8Aの左側面図、図8Cは図8Aの右側面図、図8Dは上面図、図8Eは背面図である。
コンタクト10は、図7に示すように、ハウジングの嵌入溝に嵌入固定されるハウジング固定部10aと、このハウジング固定部の一辺の略中央部から一方向へ所定幅長で且つ直線状に比較的長く延設された弾性を有する帯状の基板接触片10bとを有し、基板接触片10bに、それぞれプラグ接続部10および基板接続部10が設けられて、良導電性の板状体の打ち抜き折曲加工により形成されている。
ハウジング固定部10aは、所定長さおよび幅長を有し所定面積の矩形状の板状片で形成されている。この板状片は、ハウジングの嵌入溝の形状に合わせたものとなっている。このハウジング固定部10aは、基板接触片10bとの繋ぎ目から直角に起立して、ハウジング2の嵌入溝に嵌入固定される。また、このハウジング固定部10aは、基板接触片10bより幅広に形成されている。幅広にすることにより、ハウジングへの固定が安定になる。
基板接触片10bは、図7、図8Aに示すように、このハウジング固定部の一辺の略中央部から一方向へ所定幅長で且つ直線状に比較的長く延設された所定幅長の表裏面a、bを有し、しかもハウジング固定部10aの繋ぎ目から先端部に向かって、図8Aにみられるように下方に緩やかに屈曲し、先端部が上方へ跳ね上がった形状の基板接触片となっている。この基板接触片10bは、先端部の裏面bに基板接続部10、略中間部の表面a
にプラグ接続部10がそれぞれ設けられて、略弓状に湾曲されている。すなわち、中間部のプラグ接続部10は、先端の基板接続部10と固定部の略真下の基板接触部10との間にあって、両基板接続部10および基板接触部10に接触する仮想平面より上方へ若干高くなるように湾曲されている。この湾曲により、コンタクト10が装着されたソケット1がプリント配線基板に固定されると、基板接続部10と基板接触部10がプリント配線基板面にそれぞれ接触し、中間部のプラグ接続部10が基板面から上方へ持ち上がった状態となる。この固定により、弾力性が付与されたコンタクト10が基板面に安定した状態で接触し、しかもプラグ接続部10の持ち上がりにより、プラグ接続時の弾性力が増加されてプラグ電極との接触が良好になり、この状態が維持される。また、プラグ接続部10は、基板接触片10bの長手方向に沿って、表面の一部を***させた一条の***突起10で形成されている。この***突起10は、裏面の一部を凹ませて形成されている。プラグ16の筒状電極とは、この***突起10と交差、すなわち、基板接触片10bの長手方向と直交する方向で接触される。この接触は、筒状電極と***突起との点接触となるので、電気的接続が確実になる。
このコンタクト10は、上記の構成を備えることにより、以下の特徴を有している。
(a)コンタクト10、すなわち3本のコンタクト10A〜10Cはそれぞれ同じ構成を有し、各コンタクトの基板接触片10bは、その表裏面にプラグ接続部10および基板接続部10が設けられるので、従来の技術であるプラグ接続部と基板接続部を別々に設けるものに比べ材料長を短長にして、且つ各接続部間の距離を短縮できる。基板接触片が短長になることから、材料の節約、加工が容易になり、ハウジングへの装着が容易になる、しかも耐振動性、耐衝撃性がアップされる。すなわち、従来技術の課題を解決できる。
(b)コンタクトをハウジング2に装着したときに、これらのプラグ接続部10は底壁面2a側の同一壁面側に配設される。その結果、ソケットの小型化、特に、低背及び薄型化が可能になる。すなわち、基板接続部およびプラグ接続部は、略同一面上にあるので、ハウジングに組込んだときに、該ハウジングを小型化でき、結果としてソケットを低背化、薄型化できる。また、コンタクト10、すなわち3本のコンタクト10A〜10Cは同じ構成となっており、これらを収容するハウジングの空間形状が小さくて済むので小型化が可能になる。さらに、これらのコンタクト10A〜10Cは、構成がシンプルなので、ハウジングへの組込みも簡単になる。
この低背、薄型化を図4を参照して説明する。なお、図4Aは従来技術の3.5mmプラグ用ソケットの正面図、図4Bは本発明の3.5mmプラグ用ソケットの正面図および図4Cは従来技術の2.5mm用ソケットの正面図である。
これらの図4A〜図4Cから明らかなように、本発明のソケット1は、従来技術の2.5mmプラグ用ソケットの大きさで、3.5mmプラグに適用することができる。すなわち、従来技術の3.5mmプラグ用ソケット1Aは、横幅W1および高さH1であるのに対して、本発明のソケット1の横幅Wおよび高さHは、W1>W、H1>Hとなり、従来技術2.5mmプラグ用ソケット1Bと略同じにできる。例えば、W1を9.0mm、H1を5.2mmとすると、Wは7.2mm、Hは4.2mmとなり、正面壁2dだけでもその面積を10%以上小さくでき、全体もこの比率で小型になる。
(c)コンタクト10を組込んだソケット1をプリント配線基板に固定すると、基板接続部10と基板接触部10とがプリント配線基板面にそれぞれ接触し、中間部のプラグ接続部10が基板面から上方へ持ち上がった状態となる。これにより、弾性力が付与されたコンタクト10が基板面に安定した状態で接触し、しかもプラグ接続部10の持ち上がりにより、プラグ接続時の弾性力が増加されてプラグ電極との接触が良好になり、この状態が維持される。
(d)したがって、このコンタクトは、その表裏からプラグ電極及び配線パターンに接続されるので、振動、衝撃が加わっても切離することがない、いわゆる瞬断し難いものとなる。
(e)***突起を利用して、プラグ電極との電気的接続が確実、良好にできる。
(f)後述するガイド耳片を設けることにより、プラグの挿入、離脱が容易になる。
コンタクト10は、上記の特徴を有しているが、一部の構成を変更することによって、さらに、特徴の追加が可能になる。
以下、図9〜図11を参照して、コンタクト10のいくつかの変形例を説明する。なお、図9は変形例のコンタクトの斜視図、図10は他の変形例のコンタクトを示し、図10Aはこの変形例のコンタクトの斜視図、図10Bは図10Aのコンタクトとプラグとの接触する状態を説明する側面図、図11はまた他の変形例のコンタクトを示し、図11Aはこの変形例のコンタクトの斜視図、図11Bは図11Aのコンタクトとプラグとの接触する状態を説明する側面図である。
これら変形例のコンタクト100、101および102は、上記コンタクト10と共通の構成を有しているので、共通の構成には同じ符号を付して重複説明を省略し、異なる構成を説明する。
コンタクト100は、図9に示すように、基板接触片10bの幅長をコンタクト10に比べて幅広にして、長手方向の中央部の一部に幅狭のスリット10b'を設け、さらに、***突起を追加して2条にしたものである。このコンタクトによれば、基板接触片の幅長の拡大および***突起の増設により、プリント配線基板との接触およびプラグ16と接触が良好になる。
他のコンタクト101は、図10Aに示すように、***突起10を幅広にするとともに、プラグ16の差込みで最初に接触する箇所の側辺にガイド耳片10を設けたものである。このコンタクト101によれば、プラグ16の差込み時に、先端の電極16との接触がスムーズになり、完全に差込まれた状態では、各電極との電気的接続が良好に維持される。
また、他のコンタクト102は、図11に示すように、基板接触片の幅長を拡大して***突起を大きくし、しかも、両辺縁にそれぞれガイド耳片10、10Lを設けたものである。このコンタクト102によれば、プラグ16との差込みおよび引き抜きを容易にでき、また、完全に差込まれた状態では、各電極との電気的接続が良好に維持される。
図5、図6に戻って、コンタクト10A〜10C以外のコンタクト、すなわちSW1コンタクト11、MICコンタクト12、SW2コンタクト13およびロックコンタクト14を説明する。
SW1コンタクト11は、ハウジングの装着溝に差込固定されるハウジング固定部11aと、このハウジング固定部から一方向へ所定幅長で且つ直線状に比較的長く延設された弾性を有する帯状のスイッチ片11bと、他方向へ比較的長く延設された弾性を有する帯状の基板接触片11cとを有し、良導電性の板状体を打ち抜き折曲加工により形成されている。
MICコンタクト12は、コンタクト10と略同じ構成となっている。すなわち、ハウジングの嵌入溝に嵌入固定されるハウジング固定部12aと、このハウジング固定部の一辺の略中央部から一方向へ所定幅長で且つ直線状に比較的長く延設された弾性を有する帯状の基板接触片12bとを有し、基板接触片12bに、それぞれプラグ接続部12および基板接続部12が設けられて、良導電性の板状体の打ち抜き折曲加工により形成されている。
SW2コンタクト13は、SW1コンタクト11と対となるもので、このコンタクトと長さおよび配置場所が異なるが略同じ構成となっている。すなわち、ハウジング固定部13a、スイッチ片13bおよび基板接触片13cで構成されている。
ロックコンタクト14は、対向する一対のハウジング固定部14a、14bと、これらの固定部を結合する連結部14cからなり、各ハウジング固定部14a、14bの対向する面に、弾性接触部14、14が形成されている。
ソケット1の組立ては、ハウジング2のそれぞれの装着溝4〜9および15にそれぞれのコンタクト10A〜10Cおよび11〜14を嵌入し、固定することにより行われる。それぞれのコンタクトがハウジングに組込まれると、それらの基板接触片がハウジング2の底壁面2aの各収容溝内に収容されて、各基板接続部が底壁面から突出した状態になる。
図12〜図14を参照して、ソケットの機器筐体への取付けと、プラグとの接続を説明する。なお、図12は機器筐体を用いてソケットをプリント配線基板に取付ける取付け説明図、図13はプラグをソケットへ接続する接続説明図、図14は図12、図13に関連してコンタクトとプリント配線基板との接触状態を説明する説明図である。なお、図14のコンタクト10は、コンタクト10A〜10Cを総称したものとなっている。
ソケット1は、図12に示すように、プリント配線基板PWBに載置して、このソケットを機器筐体17でプリント配線基板PWBに押し付けることにより固定される。プリント配線基板PWBは、所定の大きさを有し、その表面に各コンタクト10A〜10Cおよび11〜13の各基板接続部に対応する箇所に配線パターンが形成されている。機器筐体17は、略箱型形状をなし、一側壁面にソケット1の正面壁2d部分が入り込む大きさのコ字型の開口17aが形成されている。
ソケット1のプリント配線基板PWBへの取付けは、まず、ソケット1は、各コンタクト10A〜10Cおよび11〜13のそれぞれの基板接続部をプリント配線基板PWBの配線パターンに接触するようにして配置する(12B参照)。この状態では、コンタクト10は、図14A、14Bに示すように、基板接触片10bがハウジング固定部10aから徐々に下方へ屈曲したフリーな状態にある。すなわち、基板接触片10bがハウジング固定部10aの繋ぎ目から徐々に下方へ屈曲したばね片となっている。この状態から、機器筐体17を上方から力を加えてソケット1をプリント配線基板PWBに押し付ける(図12C、12D、図14C参照)。この押付けにより、コンタクト10は、図14Dに示すように、基板接触片10bの基板接続部10が配線パターンに当接し、同時に基板接触部10がプリント配線基板PWBの面に接触し、プラグ接続部10が基板面から円弧状に持ち上がり、この部分は差込口3の奥部において、該差込口3内へ突出した状態になる(図12D参照)。したがって、機器筐体17とプリント配線基板PWBとは、間にソケット1を挟んだ状態で固定されて、ソケットの実装が完了する。
プラグ16が機器筐体17へ実装されたソケット1に差込まれると、プラグ16の電極がコンタクト10のプラグ接続部10に接触して、このプラグ接続部10部分を押し下げる(図14E参照)。この押し下げにより、円弧状に持ち上がっていたプラグ接続部10の部分が潰れて、プラグ16の電極とプラグ接続部10とがこの潰れによる弾性力を利用して確実な電気的接続がなされ、一方、基板接続部10が配線パターン上をスライド移動し、プラグ16の電極と配線パターンとが確実に電気接続される。
1 ソケット
2 ソケットハウジング
3 差込口
4〜9、15 装着溝
10、10A〜10C、101、102 コンタクト
10a ハウジング固定部
10b 基板接触片
10 プラグ接続部
10 基板接続部
10 基板接触部
10R、10L ガイド耳片
11、13 スイッチコンタクト
12 マイクロホンコンタクト
14 ロックコンタクト
16 プラグ
17 機器筐体
PWB プリント配線基板

Claims (5)

  1. ソケットハウジングに固定されるハウジング固定部、プラグに接続されるプラグ接続部およびプリント配線基板の配線パターンに圧接接続される基板接続部とを有し、全体が良導電性の金属板材料からなるコンタクトにおいて、
    前記ハウジング固定部から所定幅長で比較的長い弾性を有する基板接触片が延設されて、前記基板接触片は、先端部の一面に前記配線パターンに圧接接続される前記基板接続部および該先端部から前記ハウジング固定部側へ離れて該基板接続部が設けられた面と反対側の面に前記プラグ接続部が設けられ、前記ハウジング固定部との連結部分に前記プリント配線基板面に接触される基板接触部が設けられて、前記基板接続部と前記基板接触部との中間部に前記プラグ接続部が位置して、前記プラグ接続部が設けられた部分が前記基板接続部と前記基板接触部と接触する同一仮想面より上方に湾曲されていることを特徴とするコンタクト。
  2. 前記プラグ接続部は、前記基板接触片の長手方向と直交する方向に該基板接触片の表面を***させた少なくとも1本の線状突起を有していることを特徴とする請求項1に記載のコンタクト。
  3. 前記基板接触片は、前記プラグ接続部分の前記基板接触片の長手方向と直交する方向の側端辺、すなわち、プラグが挿入される側端辺にガイド部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンタクト。
  4. 前記ガイド部は、反対端辺にも設けられていることを特徴とする請求項に記載のコンタクト。
  5. 一側面に前記プラグが差込まれる差込口および内部に該差込口に連通してコンタクトが収容される大きさの空間を設けたソケットハウジングを備え、前記空間内に、請求項1〜のいずれかのコンタクトが該コンタクトの基板接続部及びプラグ接続部が該ソケットハウジングの前記プリント配線基板面と当接する面に位置するようにして収容されていることを特徴とするソケット。
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