JP5446821B2 - 発光素子ヘッドおよび画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子ヘッド、およびこれを利用した画像形成装置に関する。
電子写真方式を採用した、プリンタや複写機、ファクシミリ等の画像形成装置では、一様に帯電された感光体上に、画像情報を光記録手段によって照射することにより静電潜像を得た後、この静電潜像にトナーを付加して可視化し、記録紙上に転写して定着することによって画像形成が行なわれる。かかる光記録手段として、レーザを用いて主走査方向にレーザ光を走査させて露光する光走査方式の他、近年では、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)アレイ光源を主走査方向に多数、配列してなるLEDヘッドを用いた光記録手段が採用されている。
特許文献1には、集積回路を含むSi基板と、この上に形成された層間絶縁膜と、この上に形成された接着層と、この上に形成された導通層と、この上に貼り付けられたLEDエピタキシャルフィルムと、LEDエピタキシャルフィルム上からSi基板の端子領域に至る領域に形成された薄膜の個別配線層とを有する半導体装置が提案されている。
特開2004−207444号公報
ここで、例えばpnpn構造やnpnp構造の発光サイリスタを用いた自己走査型の発光素子アレイチップを列状に多数配列した発光素子ヘッドでは、発光素子の点灯信号は、配列した発光素子アレイチップの数に応じて必要となる。そのために、発光素子アレイチップの数の増加とともに信号線の本数が増加するため、信号線の本数を削減することが求められる。
本発明の目的は、発光素子アレイチップの数が増加しても信号線の本数を抑制することができる発光素子ヘッド等を提供することにある。
請求項1に係る発明は、複数のグループに分割され、発光素子が列状に配された複数の自己走査型発光素子アレイチップと、前記発光素子の点滅を制御するための発光制御信号、および当該発光制御信号が前記グループの中の何れの自己走査型発光素子アレイチップのものかを識別するための識別信号を生成する信号生成手段と、前記発光制御信号および前記識別信号を伝達する信号線と、前記信号線に接続すると共に前記自己走査型発光素子アレイチップ毎に設置され、前記識別信号を判別し前記発光制御信号を前記発光素子に伝達する識別信号判別手段と、を備えることを特徴とする発光素子ヘッドである。
請求項2に係る発明は、前記発光制御信号を伝達する前記信号線は、1つのグループに対し1本接続していることを特徴とする請求項1に記載の発光素子ヘッドである。
請求項3に係る発明は、前記信号生成手段は、前記グループの中の制御を行う自己走査型発光素子アレイチップに対応した前記識別信号を生成するときに、前記発光制御信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の発光素子ヘッドである。
請求項4に係る発明は、前記信号生成手段は、前記識別信号を前記グループの中の自己走査型発光素子アレイチップ毎に順に生成し、制御を行う自己走査型発光素子アレイチップに対応した当該識別信号が生成されたときに前記発光制御信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の発光素子ヘッドである。
請求項5に係る発明は、前記信号生成手段は、前記識別信号をカウンタ信号の積算値により生成することを特徴とする請求項1に記載の発光素子ヘッドである。
請求項6に係る発明は、前記識別信号判別手段は、当該識別信号判別手段が設置されている自己走査型発光素子アレイチップに対応する前記識別信号が伝達されたときは、当該識別信号により当該自己走査型発光素子アレイチップに対し点灯と消灯のトグル動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の発光素子ヘッドである。
請求項7に係る発明は、前記自己走査型発光素子アレイチップは、消灯動作をクロックパルスを使用して行うことを特徴とする請求項に記載の発光素子ヘッドである。
請求項に係る発明は、トナー像を形成させるトナー像形成手段と、前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、前記トナー像を記録媒体に定着する定着手段と、を有し、前記トナー像形成手段は、複数のグループに分割され発光素子が列状に配された複数の自己走査型発光素子アレイチップと、当該発光素子の点滅を制御するための発光制御信号および当該発光制御信号が当該グループの中の何れの自己走査型発光素子アレイチップのものかを識別するための識別信号を生成する信号生成手段と、当該発光制御信号および当該識別信号を伝達する信号線と、当該信号線に接続すると共に当該自己走査型発光素子アレイチップ毎に設置され当該識別信号を判別し当該発光制御信号を当該発光素子に伝達する識別信号判別手段と、を有する発光素子ヘッドを備えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項1の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、より簡単な構成で自己走査型発光素子アレイチップに接続する信号線を削減することができる。また本構成を採用しない場合に比較して、よりその大きさが小さい発光素子アレイチップを製造することができる。
請求項2の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、発光制御信号を伝達する信号線を、複数のグループに分割された自己走査型発光素子アレイチップのグループ毎に1本にすることができる。
請求項3の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、識別信号と発光制御信号を自己走査型発光素子アレイチップに非同期で伝達することができる。
請求項4の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、識別信号と発光制御信号を自己走査型発光素子アレイチップに同期して伝達することができる。
請求項5の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、カウンタ信号を使用して識別信号を生成することができる。
請求項6の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、より高速に自己走査型発光素子アレイチップを駆動することができる。
請求項7の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、より簡単な構成で自己走査型発光素子アレイチップの点灯時間を設定することができる。
請求項の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、より簡単な回路構成を有する画像形成装置が実現できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(実施の形態)について詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。また、使用する図面は、本実施の形態を説明するために使用するものであり、実際の大きさを表すものではない。
図1は本実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を示した図である。
図1に示す画像形成装置1は、一般にタンデム型と呼ばれる画像形成装置であって、各色の階調データに対応して画像形成を行う画像プロセス系10、画像プロセス系10を制御する画像出力制御部30、例えばパーソナルコンピュータ(PC)2や画像読取装置(IIT:Image Input Terminal)3に接続され、これらから受信された画像データに対して予め定められた画像処理を施す画像処理部(IPS:Image Processing System)40を備えている。
画像プロセス系10は、水平方向に一定の間隔を置いて並列的に配置される複数のエンジンからなるトナー像形成手段の一例としての画像形成ユニット11を備えている。この画像形成ユニット11は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kから構成されており、夫々、静電潜像を形成してトナー像を形成させる像保持体(感光体)である感光体ドラム12、感光体ドラム12の表面を一様に帯電する帯電器13、帯電器13によって帯電された感光体ドラム12を露光する発光装置である発光素子ヘッド14、発光素子ヘッド14によって得られた潜像を現像する現像器15を備えている。また、画像プロセス系10は、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12にて画像形成された各色のトナー像を記録媒体の一例としての記録用紙に多重転写させるために、この記録用紙を搬送する用紙搬送ベルト21、用紙搬送ベルト21を駆動させるロールである駆動ロール22、感光体ドラム12のトナー像を記録用紙に転写させる転写手段の一例としての転写ロール23を備えている。
各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kは、現像器15に収納されたトナーを除き、ほぼ同様な構成を備えている。PC2やIIT3から入力された画像信号は、画像処理部40によって画像処理が施され、インタフェースを介して各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kに供給される。画像プロセス系10は、画像出力制御部30から供給された同期信号等の制御信号に基づいて動作する。まず、イエローの画像形成ユニット11Yでは、帯電器13により帯電された感光体ドラム12の表面に、画像処理部40から得られた画像信号に基づき、発光素子ヘッド14によって静電潜像を形成する。形成された静電潜像に対して現像器15によってイエローのトナー像を形成し、形成されたイエローのトナー像は、図の矢印方向に回動する用紙搬送ベルト21上の記録用紙に転写ロール23を用いて転写される。同様にして、マゼンタ、シアン、黒のトナー像が各々の感光体ドラム12上に形成され、用紙搬送ベルト21上の記録用紙に転写ロール23を用いて多重転写される。多重転写された記録用紙上のトナー像は、定着手段の一例としての定着器24に搬送されて、熱および圧力によって記録用紙に定着される。
図2は、本実施の形態が適用される発光素子ヘッド14の構成を示した図である。
発光素子ヘッド14は、記録素子(発光素子)として多数のLEDが配列された発光素子アレイ51、発光素子アレイ51を支持すると共に発光素子アレイ51の駆動を制御するための回路が形成されたプリント基板52、各LEDから出射された光出力を感光体ドラム12上に結像させる光学素子であるセルフォックレンズアレイ(SLA:登録商標)53を備え、プリント基板52およびセルフォックレンズアレイ53は、ハウジング54に保持されている。発光素子アレイ51は、LEDが主走査方向に画素数分、配列されたものからなる。例えば、A3サイズの短手(297mm)を主走査方向とする場合、600dpiの解像度では、約42.3μm毎に7040個のLEDが配列されることになる。なお、本実施の形態では、LEDが一直線上に並べられており、実際にはサイドレジずれ等を考慮して7680個のLEDが配列されている。
図3は、発光素子アレイ51の構造を説明した図である。
図3に示した発光素子アレイ51は、複数の発光素子アレイチップ100が主走査方向に千鳥状に配列する。
発光素子アレイチップ100は、矩形形状であり両側に配線等を行うスペースであるボンディングパッド101を備える。このようにボンディングパッド101を配すれば、ほぼボンディングパッド101自体が必要とする幅までチップ幅を小さくできる利点がある。
また発光素子アレイチップ100において両側のボンディングパッド101に挟まれる領域には、発光素子であるLED102が主走査方向である矩形の長辺に沿って直線状に等間隔で配列する。ここで、LED102は、発光素子アレイチップ100の長辺の一方に寄せて配置される。そして奇数番の発光素子アレイチップ100と偶数番の発光素子アレイチップ100とは、LED102が向かい合わせになるように、また、ボンディングパッド101を重ねるようにして配置される。このような配置により全てのLED102を、主走査方向に対し等間隔に並べて配置することができる。
また各LED102上にはマイクロレンズ103が取り付けられている(図4参照)。
図4(a)〜(b)は、発光素子アレイチップ100の構造を説明した図である。
図4(a)は、発光素子アレイチップ100をLED102の光が出射する方向から見た図である。また図4(b)は、図4(a)のA−A断面図である。
上述の通り、発光素子アレイチップ100には、その両側にボンディングパッド101が配され、また両側のボンディングパッド101に挟まれる領域には、LED102が直線状に等間隔で列状に配されている。そして、それぞれのLED102には光が出射する側にマイクロレンズ103が形成されている。このマイクロレンズ103は、LED102から出射した光を集光し、感光体ドラム12(図2参照)に対して、効率よく光を入射させることができる。
このマイクロレンズ103は、光硬化性樹脂等の透明樹脂からなり、より効率よく光を集光するためその表面は非球面形状をとることが好ましい。また、マイクロレンズ103の大きさ、厚さ、焦点距離等は、使用されるLED102の波長、使用される光硬化性樹脂の屈折率等により決定される。
なお、本実施の形態では、発光素子アレイチップ100として自己走査型発光素子アレイチップを使用するのが好ましい。自己走査型発光素子アレイチップは、発光素子アレイチップの構成要素としてpnpn構造を持つ発光サイリスタを用い、発光素子の自己走査が実現できるように構成したものであり、特開平1−238962号公報、特開平2−14584号公報、特開平2−92650号公報、特開平2−92651号公報に開示されている。また、特開平2−263668号公報には、転送素子アレイを転送部として、発光部である発光素子アレイと分離した構造の自己走査型発光素子アレイチップが開示されている。
図5は、分離タイプの自己走査型発光素子アレイチップの等価回路図である。この自己走査型発光素子アレイチップは、転送用サイリスタT,T,T,…、書き込み用発光サイリスタL,L,L,…からなる。転送部の構成は、ダイオード接続を用いている。VGKは電源(通常5V)であり、電源ライン72から各負荷抵抗Rを経て各転送用サイリスタのゲート電極G,G,G,…に接続されている。また、転送用サイリスタのゲート電極G,G,G,…は、書き込み用発光サイリスタのゲート電極にも接続される。転送用サイリスタTのゲート電極にはスタートパルスφが加えられ、転送用サイリスタのアノード電極には、交互に転送用クロックパルスφ1,φ2が加えられる。これらクロックパルスφ1,φ2は、クロックパルスライン74,76を経て供給される。書き込み用発光サイリスタのアノード電極には、書き込み信号ライン78を経て、書き込み信号φが加えられている。
次に動作を簡単に説明する。まず転送用クロックパルスφ1の電圧がハイレベルで転送用サイリスタTがオン状態であるとする。このとき、ゲート電極Gの電位はVGKの5Vからほぼ0Vにまで低下する。この電位降下の影響はダイオードDによってゲート電極Gに伝えられ、その電位を約1V(ダイオードDの順方向立上り電圧(拡散電位に等しい))に設定する。しかし、ダイオードDは逆バイアス状態であるためゲート電極Gへの電位の接続は行われず、ゲート電極Gの電位は5Vのままとなる。書き込み用発光サイリスタのオン電位は、ゲート電極電位+pn接合の拡散電位(約1V)で近似されるから、次の転送用クロックパルスφ2のHレベル電圧は約2V(転送用サイリスタTをオンさせるために必要な電圧)以上でありかつ約4V(転送用サイリスタTをオンさせるために必要な電圧)以下に設定しておけば転送用サイリスタTのみがオンし、これ以外の転送用サイリスタはオフのままにすることができる。従って2本の転送用クロックパルスでオン状態が転送されることになる。
スタートパルスφは、このような転送動作を開始させるためのパルスであり、スタートパルスφをLレベル(約0V)にすると同時に転送用クロックパルスφ2をHレベル(約2〜約4V)とし、転送用サイリスタTをオンさせる。その後すぐ、スタートパルスφはHレベルに戻される。
いま、転送用サイリスタTがオン状態にあるとすると、ゲート電極Gの電位は、VGK(ここでは5Vと想定する)より低下し、ほぼ0Vとなる。したがって、書き込み信号φの電圧が、pn接合の拡散電位(約1V)以上であれば、発光素子Lを発光状態とすることができる。
これに対し、ゲート電極Gは約5Vであり、ゲート電極Gは約1Vとなる。したがって、発光素子Lの書き込み電圧は約6V、発光素子Lの書き込み電圧は約2Vとなる。これから、発光素子Lのみに書き込める書き込み信号φの電圧は、1〜2Vの範囲となる。発光素子Lがオン、すなわち発光状態に入ると、発光強度は書き込み信号φに流す電流量で決められ、任意の強度にて画像書き込みが可能となる。また、発光状態を次の発光素子に転送するためには、書き込み信号φラインの電圧を一度0Vまでおとし、発光している発光素子をいったんオフにしておく必要がある。
ここで、自己走査型発光素子アレイチップを発光素子アレイチップ100として使用する場合は、クロックパルスφ1,φ2は、複数の発光素子アレイチップ100に対し共通のクロックパルスライン74,76を使用することで伝達することができる。しかし、発光素子の点滅を制御する書き込み信号φを流す書き込み信号ライン78については、発光素子アレイチップ100毎に配線する必要がある。例えば、発光素子アレイチップ100を60個使用する発光素子アレイ51の場合は、60本の書き込み信号ライン78が必要となる。このような多数の書き込み信号ライン78を通すためには、発光素子アレイチップ100を設置するプリント基板幅を広くする必要がある。また、多層基板を使用することも考えられるが、この場合は、コストアップ要因となる。
図6(a)は、本実施の形態で使用する発光素子アレイチップ100とその周囲に配される信号線を説明した配線図の第1の例である。
図6(a)で示した配線図では、複数の発光素子アレイチップ100が主走査方向に列状に配列する。また、発光素子アレイチップ100に電気的に接続され種々の信号を発光素子アレイチップ100に伝達する信号線が配列する。この信号線は、クロックパルスφ1を発光素子アレイチップ100に伝達するクロックパルスライン74と、クロックパルスφ2を発光素子アレイチップ100に伝達するクロックパルスライン76と、発光制御信号としての書き込み信号φiを発光素子アレイチップ100に伝達する書き込み信号ライン80と、識別信号Anを発光素子アレイチップ100に伝達する識別信号ライン82a,82b,82cとからなる。
発光素子アレイチップ100は、上述の自己走査型発光素子アレイチップである。なお正確には、発光素子アレイチップ100は、図3で説明したように千鳥状に配列するが、ここでは説明の簡略化のため一列に配列するように図示している。発光素子アレイチップ100は、例えば60個配列するが、ここでは、そのうちの8個をB=0〜7までの番号を付与して図示し、それぞれをB0,B1,B2,B3,B4,B5,B6,B7の発光素子アレイチップ100としている。また、他の発光素子アレイチップ100もこのように8個を1つのグループとして分割されるため、60個の発光素子アレイチップ100は、全部で8グループに分かれている。
クロックパルスライン74,76は、上述の通り、全ての発光素子アレイチップ100で共通に使用できる線であり、この2本の信号線で発光素子アレイ51(図3参照)中の全ての発光素子アレイチップ100を制御することができる。
書き込み信号ライン80は、発光素子アレイチップ100の各発光素子の書き込み信号φiを伝達する。本実施の形態の場合、書き込み信号ライン80は、分割された1つのグループに対し1本接続される。即ち、本実施の形態では、発光素子アレイチップ100は、8グループに分かれているので、発光素子アレイ51全体では、書き込み信号ライン80は、8本存在する。また本実施の形態では、書き込み信号ライン80は、図5で説明を行った書き込み信号ライン78とは直接には接続しない。書き込み信号ライン80は、各発光素子アレイチップ100毎に設置され、識別信号を判別し発光制御信号を発光素子であるLED102に伝達する識別信号判別手段としての識別信号判別回路(図示せず)を介して、書き込み信号ライン78と互いに接続する。
識別信号ライン82a,82b,82cは、識別信号Anを生成する識別信号生成回路(図示せず)から送られた識別信号Anを発光素子アレイチップ100に伝達する。この識別信号Anは、B=0〜7の何れの発光素子アレイチップ100かを識別するための信号である。本実施の形態では、3本の識別信号ライン82a,82b,82cは、1ビットの信号であるA0,A1,A2の各信号を伝達することができる。そのため合計3ビットの信号を伝達することができる。よって、0〜7までの識別信号を伝達できる。この識別信号ライン82a,82b,82cは、分割された発光素子アレイチップ100のグループ毎に3本の信号線が配線される。即ち、本実施の形態では、発光素子アレイチップ100は、8グループに分かれているので、発光素子アレイ51全体では、24本存在する。
次に、このような発光素子アレイチップ100と各信号線からなる回路の動作の説明を行う。
B=0〜7の何れかの発光素子アレイチップ100を点灯したい場合、まず、識別信号生成回路(図示せず)で、識別信号が生成される。この識別信号は、上述の通り3ビットの信号である。この識別信号は、識別信号ライン82a,82b,82cを介して、8個の各発光素子アレイチップ100に備えられた図示しない識別信号判別回路に伝達される。また、同じタイミングで書き込み信号生成回路(図示せず)により、書き込み信号φiが生成され、書き込み信号ライン80を介して、8個の各発光素子アレイチップ100に伝達される。なお、本実施の形態において、識別信号生成回路と書き込み信号生成回路は、信号生成手段として捉えることができる。この信号生成手段は、グループの中の制御を行う発光素子アレイチップに対応した識別信号を生成するときに、発光制御信号を生成する。これにより識別信号Anと書き込み信号φiは非同期で送られることになる。
識別信号判別回路は、0〜7までの識別信号Anを判別することができる。例えば、識別信号として、「An=0」を意味する信号を受け取ったとすると、B0に設置された識別信号判別回路は、自己の発光素子アレイチップ100に対する識別信号Anであると判別する。一方、他のB1〜B7に設置された識別信号判別回路は、他の発光素子アレイチップ100に対する識別信号Anであると判別する。このB0に設置された識別信号判別回路は、同じタイミングで書き込み信号ライン80を介して送られてきた書き込み信号φiを、図5で説明を行った書き込み信号ライン78に書き込み信号φとして伝達する。その結果、B0の発光素子アレイチップ100の各発光素子は、書き込み信号φiに従い順次点灯する。なお、本実施の形態において、再び、識別信号として、「An=0」を意味する信号を受け取った場合は、今度は消灯を意味する信号となる。よってこの場合、発光素子アレイチップ100の各発光素子は、この識別信号に従い消灯する。即ち点灯と消灯のトグル動作が行なわれる。
図6(b)は、この場合の書き込み信号φiおよび識別信号Anのタイミングチャートを説明した図である。
図6(b)で示した例では、まず、識別信号Anとして、「An=0」が送られる。それと共に書き込み信号φiがONとなり、この2つの信号を受け取ったB0の発光素子アレイチップ100は、点灯動作を行う。一定時間後、今度は、識別信号として、「An=2」と「An=5」が順次送られる。それと共に書き込み信号がONとなるため、この2つの信号を受け取ったB2とB5の発光素子アレイチップ100は、順次点灯動作を行う。次に、識別信号として、「0」が送られ、それと共に書き込み信号がONとなるが、このB0の発光素子アレイチップ100は、既に点灯動作を行っているので、トグル動作を行い、今度は、B0の発光素子アレイチップ100は、消灯動作を行うことになる。更に識別信号として、「An=2」が送られ、それと共に書き込み信号がONとなると、この信号を受け取ったB2の発光素子アレイチップ100は、既に点灯動作を行っているので、今度は消灯動作を行う。
図6(c)は、識別信号判別回路の一例を説明した図である。
図6(c)に示した識別信号判別回路は、識別信号Anと発光素子アレイチップ100に付与された番号と同じ番号の信号Bnとの排他的論理和をとるXORゲート92と、XORゲート92から出力された信号とφi信号との論理和をとるORゲート94と、トグル動作を行うためのフリップフロップ96と、φ1信号とφ2信号との論理和をとるORゲート99とからなる。
XORゲート92は、識別信号Anと信号Bnとの排他的論理和をとることにより、識別信号Anと信号Bnが一致するか否かを判別する。一致すれば、XORゲート92はONの信号をORゲート94へ送り、一致しなければOFFのまま待機する。識別信号Anと信号Bnが一致した場合、ORゲート94は、XORゲート92から出力された信号と書き込み信号φiとの論理和をとることで、この書き込み信号φiをフリップフロップ96へ送ることができる。即ち、本実施の形態では、AnとBnの数値が一致した場合、書き込み信号φiがフリップフロップ96へ到達する。
フリップフロップ96は、本実施の形態ではD型フリップフロップである。この場合、クロック入力CKの立ち上がりタイミングの時の入力Dの信号状態が、出力Qに出力され保持される。即ち、クロックの立ち上がりの瞬間に入力Dが「ON」であるとすると、出力Qも「ON」に、入力Dが「OFF」であるとすると出力Qも「OFF」になる。そして、次のクロックの立ち上がりが入力されるまで、入力Dの状態に関係なく出力は保持される。本実施の形態では、フリップフロップ96へ到達した書き込み信号φiは、クロック入力CKに入力される。その結果、Qバーが「OFF」であった場合は、Qバーを「ON」とし、同時にDも「ON」となる。その結果、出力Qも「ON」になる。よって書き込み信号φiは、出力Qより出力される。この出力Qは、発光素子アレイチップ100の書き込み信号ライン78とつながっているため、φi信号はφ信号として伝達され、発光素子アレイチップ100が発光動作を行うことになる。
また、再び、AnとBnの数値が一致した場合、書き込み信号φiがフリップフロップ96へ到達する。その結果、再び書き込み信号φiが、クロック入力CKに入力され、Qバーは「OFF」となり、同時にDも「OFF」となる。そして、出力Qも「OFF」になる。そのため発光素子アレイチップ100は、消灯動作を行う。即ち、上述した点灯と消灯のトグル動作が行われることになる。
またフリップフロップ96のRST端子には、ORゲート99からφ1信号とφ2信号との論理和が入力される。本実施の形態で発光素子アレイチップ100として自己走査型発光素子アレイチップを使用した場合、転送時にはφ1信号とφ2信号が共に「L」となる。このときORゲート99からの出力が「ON」となるため、このタイミングでフリップフロップ96をリセットする。そして出力Qを、強制的にL−levelとする。
本実施の形態のように信号線を構成することで、信号線の本数を削減することができる。ここで、元の書き込み信号ラインの本数を「削減前の本数」とし、本実施の形態の場合の書き込み信号ライン80の本数(φiの本数)および識別信号ライン82a,82b,82cの本数(Anの本数)の合計を「削減後の本数」とする。発光素子アレイチップ100を複数のグループに分割する際の1グループ当たりの個数を「分割数」とすると、削減後の本数は、
(削減後の本数)=[(削減前の本数)/(分割数)]小数切り上げ×((φiの本数)+(Anの本数))
の計算式により算出することができる。本実施の形態の場合は、φiの本数は1であり、またAnの本数は、分割数8のとき(8時分割)は3、分割数4のとき(4時分割)は2、分割数2のとき(2時分割)は1とすることができる。
表1に、本実施の形態における削減前の本数を60および40としたときの、削減後の本数を上記計算式により算出した結果を示す。
Figure 0005446821
以上のように、多くの場合、信号線の本数は削減できていることがわかる。
図7(a)は、本実施の形態で使用する発光素子アレイチップ100とその周囲に配される信号線を説明した配線図の第2の例である。
図7(a)で示した配線図は、発光素子アレイチップ100、クロックパルスライン74と、クロックパルスライン76、書き込み信号ライン80、識別信号ライン82a,82b,82cの配置は、図6(a)で示した配線図と同様である。但し、図6(a)で示した配線図の場合は、識別信号ライン82a,82b,82cは、分割された発光素子アレイチップ100のグループ毎に3本の信号線が配線されていた。そのため8グループで合計24本存在していたが、図7(a)で示した配線図では、各グループで、識別信号ライン82a,82b,82cは、共通化されている。そのため8グループ全体でも識別信号ラインは、この3本しか存在しない。なお、書き込み信号ライン80は、分割された1つのグループに対し1本接続される。即ち、各グループ毎に1本ずつ設けられており、そのため8グループ全体では8本存在する。
このような発光素子アレイチップ100と各信号線からなる回路の動作の説明を行う。
識別信号生成回路(図示せず)で生成される識別信号Anは、An=0〜7までを全て生成し、このAn=0〜7の識別信号を繰り返して識別信号ライン82a,82b,82cに順次送る。それと共に書き込み信号生成回路(図示せず)により生成された書き込み信号φiが書き込み信号ライン80を介して送られるが、この書き込み信号φiが送られるのは、点灯したい発光素子アレイチップ100の識別信号Anが送られるときである。つまり、識別信号生成回路と書き込み信号生成回路からなる信号生成手段は、識別信号をグループの中の発光素子アレイチップ毎に順に生成し、制御を行う発光素子アレイチップに対応した識別信号が生成されたときに発光制御信号を生成する。これにより点灯したい発光素子アレイチップ100の識別信号Anに同期して書き込み信号φiが送られることになる。
各発光素子アレイチップ100に備えられた図示しない識別信号判別回路は、0〜7までの識別信号Anを判別する。例えば、識別信号として、「An=0」を意味する信号を受け取ったとすると、B0に設置された識別信号判別回路は、自己の発光素子アレイチップ100に対する識別信号Anであると判別する。そして、これと共に書き込み信号φiが送られてきた場合は、B0の発光素子アレイチップ100の各発光素子は、書き込み信号φiに従い順次点灯する。但し、識別信号Anと共に書き込み信号φiが送られてこなかった場合は、B0の発光素子アレイチップ100の各発光素子は、点灯動作を行わない。
なお、点灯動作を行った後、再び、識別信号として、「An=0」を意味する信号を受け取り、これに同期して書き込み信号φiを受け取った場合は、今度は消灯を意味する信号となる。よってこの場合、発光素子アレイチップ100の各発光素子は、この識別信号に従い消灯する。即ち点灯と消灯のトグル動作が行なわれる。
なお、書き込み信号ライン80は、各グループ毎に1本ずつ設けられているため、グループ毎に各発光素子アレイチップ100の制御が可能である。
図7(b)は、書き込み信号φiおよび識別信号Anのタイミングチャートを説明した図である。
図7(b)で示した例では、まず、識別信号Anとして、「An=0」が送られる。それと共に書き込み信号φiが同期して送られる。この2つの信号を受け取ったB0の発光素子アレイチップ100は、点灯動作を行う。一定時間後、今度は、識別信号として、「An=2」と「An=5」が順次送られる。それと共に書き込み信号がONとなるため、この2つの信号を受け取ったB2とB5の発光素子アレイチップ100は、順次点灯動作を行う。次に、識別信号として、「0」が送られ、それと共に書き込み信号φiが送られるが、このB0の発光素子アレイチップ100は、既に点灯動作を行っているので、トグル動作を行い、今度は、B0の発光素子アレイチップ100は、消灯動作を行うことになる。更に識別信号として、「An=2」が送られ、それと共に書き込み信号がONとなると、この信号を受け取ったB2の発光素子アレイチップ100は、既に点灯動作を行っているので、今度は消灯動作を行う。
なお、点灯時間を調整したい場合は、Anが一定値を取っている範囲でφの立ち上げタイミングを調整することで可能となる。
図7(c)は、識別信号判別回路の一例を説明した図である。
図7(c)に示した識別信号判別回路は、図6(c)に示した識別信号判別回路と同様の構成を有し、動作も同様となる。
ここで、元の書き込み信号ラインの本数を「削減前の本数」とし、本実施の形態の場合の書き込み信号ライン80および識別信号ライン82a,82b,82cの本数(Anの本数)の合計を「削減後の本数」とする。発光素子アレイチップ100を複数のグループに分割する際の1グループ当たりの個数を「分割数」とすると、削減後の本数は、
(削減後の本数)=[(削減前の本数)/(分割数)]小数切り上げ+(Anの本数)
の計算式により算出することができる。本実施の形態の場合は、Anの本数は、分割数8のとき(8時分割)は3、分割数4のとき(4時分割)は2、分割数2のとき(2時分割)は1とすることができる。
表2に、本実施の形態における削減前の本数を60および40としたときの、削減後の本数を上記計算式により算出した結果を示す。
Figure 0005446821
以上のように、何れの場合も信号線の本数は削減できている。また削減の効果は表1に示した場合より大きいことがわかる。
図8(a)は、本実施の形態で使用する発光素子アレイチップ100とその周囲に配される信号線を説明した配線図の第3の例である。
図8(a)で示した配線図は、発光素子アレイチップ100、クロックパルスライン74と、クロックパルスライン76、書き込み信号ライン80については、図6(a)〜(b)で示した配線図と同様に配置される。但し、識別信号ライン82a,82b,82cは、配置されずその代わりにカウンタ信号ライン84が配置されている。このカウンタ信号ライン84は、各グループで共通化されている。そのため8グループ全体でもカウンタ信号ライン84は、この1本しか存在しない。なお、書き込み信号ライン80は、分割された1つのグループに対し1本接続される。即ち、各グループ毎に1本ずつ設けられており、そのため8グループ全体では8本存在する。
このような発光素子アレイチップ100と各信号線からなる回路の動作の説明を行う。
まず、カウンタ信号生成回路(図示せず)によりカウンタ信号φcが生成され、カウンタ信号ライン84を通じて、各発光素子アレイチップ100に送られる。それと共に書き込み信号生成回路(図示せず)により生成された書き込み信号φiが書き込み信号ライン80を介して送られるが、この書き込み信号φiが送られるのは、カウンタの積算値Qnが予め定められた値となった場合である。即ち、点灯したい発光素子アレイチップ100の番号とカウンタの積算値Qnが一致した場合に同期して書き込み信号φiが送られる。
各発光素子アレイチップ100に備えられた図示しない識別信号判別回路は、カウンタの積算値Qnを算出し、それを識別信号とする。例えば、カウンタの積算値Qnが「0」である場合は、B0に設置された識別信号判別回路は、自己の発光素子アレイチップ100に対する識別信号であると判別する。そして、これと共に書き込み信号φiが送られてきた場合は、B0の発光素子アレイチップ100の各発光素子は、書き込み信号φiに従い順次点灯する。但し、識別信号Anと共に書き込み信号φiが送られてこなかった場合は、B0の発光素子アレイチップ100の各発光素子は、点灯動作を行わない。
なお、点灯動作を行った後、再び、カウンタの積算値Qnが、「0」を意味する信号を受け取り、これに同期して書き込み信号φiを受け取った場合は、今度は消灯を意味する識別信号となる。よってこの場合、発光素子アレイチップ100の各発光素子は、この識別信号に従い消灯する。即ち点灯と消灯のトグル動作が行なわれる。
なお、書き込み信号ライン80は、各グループ毎に1本ずつ設けられているため、グループ毎に各発光素子アレイチップ100の制御が可能である。
図8(b)は、書き込み信号φi、カウンタ信号φc、およびカウンタの積算値Qnのタイミングチャートを説明した図である。
図8(b)で示した例では、カウンタ信号φcは一定の時間間隔で送られる。このカウンタ信号φcは積算されカウンタの積算値Qnとなる。ここでカウンタの積算値Qnは、「0」より開始し、「7」まで積算した後は、再び0に戻るものとし、これを繰り返す。
本実施の形態では、カウンタの積算値Qnが「0」のとき、それと共に書き込み信号φiが同期して送られる。この2つの信号を受け取ったB0の発光素子アレイチップ100は、点灯動作を行う。一定時間後、今度は、カウンタの積算値Qnが「2」と「5」のときに書き込み信号φiが同期して送られる。この2つの信号を受け取ったB2とB5の発光素子アレイチップ100は、順次点灯動作を行う。次に、カウンタの積算値Qnが「0」のときに書き込み信号φiが同期して送られるが、このB0の発光素子アレイチップ100は、既に点灯動作を行っているので、トグル動作を行い、今度は、B0の発光素子アレイチップ100は、消灯動作を行うことになる。更にカウンタの積算値Qnが「2」のときに書き込み信号φiが同期して送られると、この信号を受け取ったB2の発光素子アレイチップ100は、既に点灯動作を行っているので、今度は消灯動作を行う。
図8(c)は、カウンタを積算する積算器と識別信号判別回路の一例を説明した図である。
図8(c)に示した積算器98は、カウンタ信号ライン84を通じて送られたカウンタ信号φcを積算し、識別信号として識別信号判別回路に送る。ここでカウンタ信号φcの積算は、「0」より開始し、「7」まで積算した後は、再び0に戻るものとし、これを繰り返す。本実施の形態の場合、積算器98は、識別信号を生成する信号生成手段として捉えることができ、識別信号をカウンタ信号の積算値により生成する。また本実施の形態の識別信号判別回路の積算器98以外の部分は、識別信号判別手段として捉えることができる。
識別信号判別回路は、カウンタの積算値と発光素子アレイチップ100に付与された番号と同じ番号の信号Bnとの排他的論理和をとるXORゲート92と、XORゲート92から出力された信号とφi信号との論理和をとるORゲート94と、トグル動作を行うためのフリップフロップ96と、φ1信号とφ2信号との論理和をとるORゲート99とからなる。即ち、図6(c)に示した識別信号判別回路と同様の構成を有し、動作も同様となる。
ここで、元の書き込み信号ラインの本数を「削減前の本数」とし、本実施の形態の場合の書き込み信号ライン80の本数およびカウンタ信号ライン84の本数(φcの本数)の合計を「削減後の本数」とする。発光素子アレイチップ100を複数のグループに分割する際の1グループ当たりの個数を「分割数」とすると、削減後の本数は、
(削減後の本数)=[((削減前の本数)/(分割数)]小数切り上げ+(φcの本数)
の計算式により算出することができる。本実施の形態の場合は、φcの本数は、1とすることができる。
表3に、本実施の形態における削減前の本数を60および40としたときの、削減後の本数を上記計算式により算出した結果を示す。
Figure 0005446821
以上のように、何れの場合も信号線の本数は削減できている。また削減の効果は表1および表2に示した場合より更に大きいことがわかる。
図9(a)は、本実施の形態で使用する発光素子アレイチップ100とその周囲に配される信号線を説明した配線図の第4の例である。
図9(a)で示した配線図は、発光素子アレイチップ100、クロックパルスライン74と、クロックパルスライン76、書き込み信号ライン80、識別信号ライン82a,82b,82cの配置は、図6(a)で示した配線図と同様である。
このような発光素子アレイチップ100と各信号線からなる回路の動作については、点灯動作に関しては、図6(a)で説明を行った点灯動作と同様である。但し、消灯動作に関しては、クロックパルスφ1,φ2の信号を利用して、B0〜B7の発光素子アレイチップ100の全てを同時に消灯する動作を行わせる。
図9(b)は、この場合の書き込み信号φi、クロックパルスφ1,φ2、および識別信号Anのタイミングチャートを説明した図である。
図9(b)で示した例では、まず、識別信号Anとして、「An=0」が送られる。それと共に書き込み信号φiがONとなり、この2つの信号を受け取ったB0の発光素子アレイチップ100は、点灯動作を行う。一定時間後、今度は、識別信号として、「An=2」と「An=5」が順次送られる。それと共に書き込み信号がONとなるため、この2つの信号を受け取ったB2とB5の発光素子アレイチップ100は、順次点灯動作を行う。
また消灯したいときは、クロックパルスφ1,φ2を利用して消灯動作を行わせることができる。この場合、B0,B2,B5の各発光素子アレイチップ100の点灯時間は、識別信号を受け取ってから、消灯動作を行うクロックパルスφ1,φ2を受け取るまでの時間となる。
図9(c)は、識別信号判別回路の一例を説明した図である。
図9(c)に示した識別信号判別回路は、識別信号Anと発光素子アレイチップ100に付与された番号と同じ番号の信号Bnとの排他的論理和をとるXORゲート92と、XORゲート92から出力された信号とφi信号との論理和をとるORゲート94と、フリップフロップ96と、φ1信号とφ2信号との論理和をとるORゲート99とからなる。
XORゲート92は、識別信号Anと信号Bnとの排他的論理和をとることにより、識別信号Anと信号Bnが一致するか否かを判別する。一致すれば、XORゲート92はONの信号をORゲート94へ送り、一致しなければOFFのまま待機する。識別信号Anと信号Bnが一致した場合、ORゲート94は、XORゲート92から出力された信号と書き込み信号φiとの論理和をとることで、この書き込み信号φiをフリップフロップ96へ送ることができる。即ち、本実施の形態では、AnとBnの数値が一致した場合、書き込み信号φiがフリップフロップ96へ到達する。
フリップフロップ96は、本実施の形態ではRS型フリップフロップである。この場合、入力PRの立ち上がりタイミングの時の信号状態が、出力Qに出力され保持される。本実施の形態では、フリップフロップ96へ到達した書き込み信号φiは、入力PRに入力される。その結果、書き込み信号φiは、出力Qより出力される。この出力Qは、発光素子アレイチップ100の書き込み信号ライン80とつながっているため、φi信号はφ信号として伝達され、発光素子アレイチップ100が発光動作を行うことになる。
また、消灯動作を、クロックパルスφ1,φ2を使用してフリップフロップ96のリセットで行うため図9(c)に示した識別信号判別回路とは関係なく行うことができる。
そしてフリップフロップ96のRST端子には、ORゲート99からφ1信号とφ2信号との論理和が入力される。本実施の形態で発光素子アレイチップ100として自己走査型発光素子アレイチップを使用した場合、転送時にはφ1信号とφ2信号が共に「L」となる。このときORゲート99からの出力が「ON」となるため、このタイミングでフリップフロップ96をリセットする。そして出力Qを、強制的にL−levelとする。
ここで、元の書き込み信号ラインの本数を「削減前の本数」とし、本実施の形態の場合の書き込み信号ライン80の本数(φiの本数)および識別信号ライン82a,82b,82cの本数(Anの本数)の合計を「削減後の本数」とする。発光素子アレイチップ100を複数のグループに分割する際の1グループ当たりの個数を「分割数」とすると、削減後の本数は、
(削減後の本数)=[(削減前の本数)/(分割数)]小数切り上げ×((φiの本数)+(Anの本数))
の計算式により算出することができる。本実施の形態の場合は、φiの本数は1であり、またAnの本数は、分割数8のとき(8時分割)は3、分割数4のとき(4時分割)は2、分割数2のとき(2時分割)は1とすることができる。
表4に、本実施の形態における削減前の本数を60および40としたときの、削減後の本数を上記計算式により算出した結果を示す。
Figure 0005446821
以上のように、多くの場合、信号線の本数は削減できていることがわかる。
図10(a)は、本実施の形態で使用する発光素子アレイチップ100とその周囲に配される信号線を説明した配線図の第5の例である。
図10(a)で示した配線図は、発光素子アレイチップ100、クロックパルスライン74と、クロックパルスライン76、書き込み信号ライン80、識別信号ライン82a,82b,82cの配置は、図7(a)で示した配線図と同様である。即ち、識別信号ライン82a,82b,82cは、発光素子アレイ51に配置された発光素子アレイチップ100で共通化され、1本しか存在しない。更に、このような発光素子アレイチップ100と各信号線からなる回路の動作については、点灯動作に関しては、図7(a)で説明を行った点灯動作と同様である。但し、消灯動作に関しては、クロックパルスφ1,φ2の信号を利用して、B0〜B7の発光素子アレイチップ100の全てを同時に消灯する動作を行わせる。
図10(b)は、この場合の書き込み信号φi、クロックパルスφ1,φ2、および識別信号Anのタイミングチャートを説明した図である。
図10(b)で示した例では、まず、識別信号Anとして、「An=0」が送られる。それと共に書き込み信号φiが同期して送られる。この2つの信号を受け取ったB0の発光素子アレイチップ100は、点灯動作を行う。一定時間後、今度は、識別信号として、「An=2」と「An=5」が順次送られる。それと共に書き込み信号がONとなるため、この2つの信号を受け取ったB2とB5の発光素子アレイチップ100は、順次点灯動作を行う。また消灯したいときは、図9(b)で説明した場合と同様にクロックパルスφ1,φ2を利用して消灯動作を行なう。
図10(c)は、識別信号判別回路の一例を説明した図である。
図10(c)に示した識別信号判別回路は、識別信号Anと発光素子アレイチップ100に付与された番号と同じ番号の信号Bnとの排他的論理和をとるXORゲート92と、XORゲート92から出力された信号とφi信号との論理和をとるORゲート94と、トグル動作を行うためのフリップフロップ96と、φ1信号とφ2信号との論理和をとるORゲート99とからなり、図9(c)で示した場合と同様である。また動作についても同様となる。
ここで、元の書き込み信号ラインの本数を「削減前の本数」とし、本実施の形態の場合の書き込み信号ライン80および識別信号ライン82a,82b,82cの本数(Anの本数)の合計を「削減後の本数」とする。発光素子アレイチップ100を複数のグループに分割する際の1グループ当たりの個数を「分割数」とすると、削減後の本数は、
(削減後の本数)=[((削減前の本数)/(分割数)]小数切り上げ+(Anの本数)
の計算式により算出することができる。本実施の形態の場合は、Anの本数は、分割数8のとき(8時分割)は3、分割数4のとき(4時分割)は2、分割数2のとき(2時分割)は1とすることができる。
表5に、本実施の形態における削減前の本数を60および40としたときの、削減後の本数を上記計算式により算出した結果を示す。
Figure 0005446821
以上のように、何れの場合も信号線の本数は削減できている。また削減の効果は表4に示した場合より大きいことがわかる。
図11(a)は、本実施の形態で使用する発光素子アレイチップ100とその周囲に配される信号線を説明した配線図の第6の例である。
図11(a)で示した配線図は、発光素子アレイチップ100、クロックパルスライン74と、クロックパルスライン76、書き込み信号ライン80について、図8で説明した配線図と同様に配置される。
このような発光素子アレイチップ100と各信号線からなる回路の動作については、点灯動作に関しては、図8(a)で説明を行った点灯動作と同様である。但し、消灯動作に関しては、クロックパルスφ1,φ2の信号を利用して、B0〜B7の発光素子アレイチップ100の全てを同時に消灯する動作を行わせる。
図11(b)は、書き込み信号φi、クロックパルスφ1,φ2、カウンタ信号φc、およびカウンタの積算値Qnのタイミングチャートを説明した図である。
図11(b)で示した例では、カウンタ信号φcは一定の時間間隔で送られる。このカウンタ信号φcは積算されカウンタの積算値Qnとなる。ここでカウンタの積算値Qnは、「0」より開始し、「7」まで積算した後は、再び0に戻るものとし、これを繰り返す。
本実施の形態では、カウンタの積算値Qnが「0」のとき、それと共に書き込み信号φiが同期して送られる。この2つの信号を受け取ったB0の発光素子アレイチップ100は、点灯動作を行う。一定時間後、今度は、カウンタの積算値Qnが「2」と「5」のときに書き込み信号φiが同期して送られる。この2つの信号を受け取ったB2とB5の発光素子アレイチップ100は、順次点灯動作を行う。
また消灯したいときは、クロックパルスφ1,φ2を利用して消灯動作を行わせることができる。この場合、B0,B2,B5の各発光素子アレイチップ100の点灯時間は、識別信号を受け取ってから、消灯動作を行うクロックパルスφ1,φ2を受け取るまでの時間となる。
図11(c)は、カウンタを積算する積算器と識別信号判別回路の一例を説明した図である。
図11(c)に示した積算器98は、カウンタ信号ライン84を通じて送られたカウンタ信号を積算し、識別信号として識別信号判別回路に送る。ここでカウンタ信号の積算は、「0」より開始し、「7」まで積算した後は、再び0に戻るものとし、これを繰り返す。本実施の形態の場合、積算器98は、識別信号を生成する信号生成手段としてとらえることができる。
識別信号判別回路は、カウンタの積算値と発光素子アレイチップ100に付与された番号と同じ番号の信号Bnとの排他的論理和をとるXORゲート92と、XORゲート92から出力された信号とφi信号との論理和をとるORゲート94と、フリップフロップ96と、φ1信号とφ2信号との論理和をとるORゲート99とからなり、図9(c)で示した場合と同様である。また動作についても同様となる。
ここで、元の書き込み信号ラインの本数を「削減前の本数」とし、本実施の形態の場合の書き込み信号ライン80の本数およびカウンタ信号ライン84の本数(φcの本数)の合計を「削減後の本数」とする。発光素子アレイチップ100を複数のグループに分割する際の1グループ当たりの個数を「分割数」とすると、削減後の本数は、
(削減後の本数)=[(削減前の本数)/(分割数)]小数切り上げ+(φcの本数)
の計算式により算出することができる。本実施の形態の場合は、φcの本数は、1とすることができる。
表6に、本実施の形態における削減前の本数を60および40としたときの、削減後の本数を上記計算式により算出した結果を示す。
Figure 0005446821
以上のように、何れの場合も信号線の本数は削減できている。また削減の効果は表4および表5に示した場合より更に大きいことがわかる。
本実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を示した図である。 本実施の形態が適用される発光素子ヘッドの構成を示した図である。 発光素子アレイの構造を説明した図である。 発光素子アレイチップの構造を説明した図である。 分離タイプの自己走査型発光素子アレイチップの等価回路図である。 本実施の形態で使用する発光素子アレイチップとその周囲に配される信号線を説明した配線図の第1の例と、書き込み信号および識別信号のタイミングチャートと、識別信号判別回路の一例を説明した図である。 本実施の形態で使用する発光素子アレイチップとその周囲に配される信号線を説明した配線図の第2の例と、書き込み信号および識別信号のタイミングチャートと、識別信号判別回路の一例を説明した図である。 本実施の形態で使用する発光素子アレイチップとその周囲に配される信号線を説明した配線図の第3の例と、書き込み信号、カウンタ信号、およびカウンタの積算値のタイミングチャートと、カウンタを積算する積算器と識別信号判別回路の一例を説明した図である。 本実施の形態で使用する発光素子アレイチップとその周囲に配される信号線を説明した配線図の第4の例と、書き込み信号、クロックパルス、および識別信号のタイミングチャートと、識別信号判別回路の一例を説明した図である。 本実施の形態で使用する発光素子アレイチップとその周囲に配される信号線を説明した配線図の第5の例と、書き込み信号、クロックパルス、および識別信号Anのタイミングチャートと、識別信号判別回路の一例を説明した図である。 本実施の形態で使用する発光素子アレイチップとその周囲に配される信号線を説明した配線図の第6の例と、書き込み信号、クロックパルス、カウンタ信号、およびカウンタの積算値のタイミングチャートと、カウンタを積算する積算器と識別信号判別回路の一例を説明した図である。
1…画像形成装置、11K,11C,11M,11Y…画像形成ユニット、14…発光素子ヘッド、23…転写ロール、24…定着器、51…発光素子アレイ、74,76…クロックパルスライン、78,80…書き込み信号ライン、82a,82b,82c…識別信号ライン、84…カウンタ信号ライン、92…XORゲート、94…ORゲート、96…フリップフロップ、98…積算器、100…発光素子アレイチップ、101…ボンディングパッド、102…LED

Claims (8)

  1. 複数のグループに分割され、発光素子が列状に配された複数の自己走査型発光素子アレイチップと、
    前記発光素子の点滅を制御するための発光制御信号、および当該発光制御信号が前記グループの中の何れの自己走査型発光素子アレイチップのものかを識別するための識別信号を生成する信号生成手段と、
    前記発光制御信号および前記識別信号を伝達する信号線と、
    前記信号線に接続すると共に前記自己走査型発光素子アレイチップ毎に設置され、前記識別信号を判別し前記発光制御信号を前記発光素子に伝達する識別信号判別手段と、
    を備えることを特徴とする発光素子ヘッド。
  2. 前記発光制御信号を伝達する前記信号線は、1つのグループに対し1本接続していることを特徴とする請求項1に記載の発光素子ヘッド。
  3. 前記信号生成手段は、前記グループの中の制御を行う自己走査型発光素子アレイチップに対応した前記識別信号を生成するときに、前記発光制御信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の発光素子ヘッド。
  4. 前記信号生成手段は、前記識別信号を前記グループの中の自己走査型発光素子アレイチップ毎に順に生成し、制御を行う自己走査型発光素子アレイチップに対応した当該識別信号が生成されたときに前記発光制御信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の発光素子ヘッド。
  5. 前記信号生成手段は、前記識別信号をカウンタ信号の積算値により生成することを特徴とする請求項1に記載の発光素子ヘッド。
  6. 前記識別信号判別手段は、当該識別信号判別手段が設置されている自己走査型発光素子アレイチップに対応する前記識別信号が伝達されたときは、当該識別信号により当該自己走査型発光素子アレイチップに対し点灯と消灯のトグル動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の発光素子ヘッド。
  7. 前記自己走査型発光素子アレイチップは、消灯動作をクロックパルスを使用して行うことを特徴とする請求項に記載の発光素子ヘッド。
  8. トナー像を形成させるトナー像形成手段と、
    前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
    前記トナー像を記録媒体に定着する定着手段と、を有し、
    前記トナー像形成手段は、
    複数のグループに分割され発光素子が列状に配された複数の自己走査型発光素子アレイチップと、当該発光素子の点滅を制御するための発光制御信号および当該発光制御信号が当該グループの中の何れの自己走査型発光素子アレイチップのものかを識別するための識別信号を生成する信号生成手段と、当該発光制御信号および当該識別信号を伝達する信号線と、当該信号線に接続すると共に当該自己走査型発光素子アレイチップ毎に設置され当該識別信号を判別し当該発光制御信号を当該発光素子に伝達する識別信号判別手段と、を有する発光素子ヘッドを備えることを特徴とする画像形成装置。
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