JP5445052B2 - 力覚提示装置、携帯端末機器 - Google Patents

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Description

本発明は、人の手や指に力覚を知覚させることが可能な力覚提示装置及びそれを備えた携帯端末機器に関するものである。
マルチモーダル・インターフェースの進展に伴って、視覚や聴覚以外の五感の情報を提供可能な情報提示装置が注目されている。中でも、物体を触ったときの感触(触覚)や物体からの反力(力覚)を情報提供に利用した力覚提示装置は、インターフェースの操作性や情報の知覚・理解を向上する上で有効と考えられており、各種職業技術訓練、バーチャルリアリティ技術、遠隔医療、ゲーム機器などへの応用が期待されている。
一般的に力覚提示装置は様々な方式・構造によるものが提案されているが、特に、液体を媒質として人の手や指に力覚を知覚させることが可能な力覚提示装置としては、特許文献1のような物体に接触している指先にかかる振動感を再現するものが知られている。特許文献1に示された力覚提示装置は、ポンプによって電気粘性流体に脈圧を発生させ、指先への接触面となる導電性ゴムに対して設けられた電極群の電極に与えられる電圧を制御し、電気粘性流体の粘度および脈圧の圧力と周期を制御して接触物体の形状の感覚を提示するものである。また、特許文献2に示された力覚提示装置は、内部に流体が封入された多数の袋体の間に電磁石を配置し、隣り合う電磁石の間に働く引力又は斥力によって袋体の間隔を狭くしたり広くしたりすることで、手や指に接触する部分の形状や表面圧を変化させるものである。
特許第3073712号公報 特開2001−54891号公報
しかしながら、従来の力覚提示装置では、接触した物体の形状や手触り感をアクチュエータの振動により提示しているだけであり、人が力覚として知覚できるほど、アクチュエータにより駆動される力覚提示部の変位は大きくない。また、アクチュエータの振動方向に対して人が力覚提示部を通して感じる“力”の方向も限定される。さらに、アクチュエータの動作が単純であるため、例えば、力覚を提示する位置を順次ずらして進行波的な力覚を提示し、方向提示手段などに応用することも難しい。
本発明の目的は、上述の問題点を解決するために、力覚提示部である圧力板の変位が大きく、圧力板を通して人の手や指が感じる“力”の方向を自由に設定することができ、さらに人の手や指に進行波的な触感覚を提示可能な力覚提示装置及びそれを備えた携帯端末機器を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の力覚提示装置は、圧力板を介して使用者に力覚を知覚させることが可能な力覚提示装置であって、振動するアクチュエータと、前記アクチュエータの振動を伝搬する液体の媒質と、前記媒質中を伝搬する振動によって変形する前記圧力板と、を備え、前記アクチュエータは、前記圧力板を外壁の一部に有する筐体に固定され、前記アクチュエータ、前記筐体、及び前記圧力板によって密閉空間が形成され、前記密閉空間の内部に前記媒質が封入され、前記媒質が封入された前記密閉空間の内部が隔壁によって複数の圧力室に分割され、各圧力室の外壁の一部が前記圧力板によって構成され、前記アクチュエータは、各圧力室に対応した複数の振動領域を有し、前記複数の振動領域のうちの少なくとも2以上の振動領域には、該2以上の振動領域に対して独立に駆動信号を供給するための電気端子が、それぞれ独立に接続され、前記駆動信号として交流電圧が供給されることで、前記アクチュエータは屈曲振動することを特徴とする。
本発明によれば、液体を媒質としてアクチュエータの振動を伝搬するため、人が“力”として感じるほど力覚提示部の変位を大きくすることができ、力覚提示部である圧力板を通して人の手や指が感じる“力”の方向を自由に設定することも可能となる。さらに時間差等を利用して複数の振動領域を駆動することにより進行波的な力覚を感じさせることができ、例えば方向提示手段などに適用することが可能となる。
第1実施形態の力覚提示装置の縦断面図である。 第1実施形態の力覚提示装置の平面図である。 図1のA−A断面図である。 第1実施形態の力覚提示装置に用いられる圧電振動子の平面図である。 図4のB−B断面図である。 第1実施形態の力覚提示装置の圧力室に媒質を充填する方法の説明図である。 第1実施形態の力覚提示装置の動作原理を説明する図である。 第1実施形態の力覚提示装置に用いられる圧電振動子の駆動方法を示す図である。 第1実施形態の力覚提示装置に用いられる圧電振動子の他の駆動方法を示す図である。 第1実施形態の力覚提示装置に用いられる圧電振動子の第1の駆動方法と力覚との関係を示す図である。 第1実施形態の力覚提示装置に用いられる圧電振動子の第2の駆動方法と力覚との関係を示す図である。 第1実施形態の力覚提示装置に用いられる圧電振動子の第3の駆動方法と力覚との関係を示す図である。 第1実施形態の力覚提示装置に用いられる圧電振動子の第4の駆動方法と力覚との関係を示す図である。 第2実施形態の力覚提示装置の縦断面図である。 図14のC−C断面図である。 第3実施形態の力覚提示装置に用いられる圧電振動子の平面図である。 図16のD−D断面図である。 第3実施形態の力覚提示装置に用いられる圧電振動子の挙動を示す断面図である。 第3実施形態の力覚提示装置に用いられる圧電振動子の駆動方法と力覚との関係を示す図である。 力覚提示装置を携帯端末機器に組み込んだ状態を示す図である。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態を示す縦断面図、図2は、本発明の第1の実施の形態を示す平面図、図3は、本発明の第1の実施の形態を示すA−A断面図である。また、図4は、本発明の第1の実施の形態に用いられる圧電振動子を示す平面図、図5は、本発明の第1の実施の形態に用いられる圧電振動子のB−B断面図である。ただし、図4では図5に示した電気端子は省略している。
図1において、11はバイモルフ型圧電振動子、12は下部構造体(下部筐体)、13aは下部シールゴム、13bは上部シールゴム、14は上部構造体(上部筐体)、15aは圧力板押さえプレートa、15bは圧力板押さえプレートb、16は圧力板、17は媒質(液体)、18aは下部シールゴム、18bは上部シールゴムである。
図1に示されるように、下部構造体12の上に円環形状の下部シールゴム13aおよび四角柱形状の下部シールゴム18aを介してバイモルフ型圧電振動子11が載置され、その上にOリング形状の上部シールゴム13bおよび四角柱形状の上部シールゴム18bを介して上部構造体14が載置され、ネジ(図示せず)等により締め付け固定されている。この際、Oリング形状の上部シールゴム13bは、バイモルフ型圧電振動子11、下部構造体12、下部シールゴム13a、上部構造体14、下部シールゴム18aの部品寸法公差により、一定量だけ弾性変形することにより、シール性が保持されている。
下部シールゴム13aおよび18a、上部シールゴム13bおよび18bには、例えば、シリコンゴム、フッ素ゴム、ブチルゴム等の材料が用いられるが、これらの材料に限定されるものではない。さらに、上部構造体14の上に圧力板16、その上に圧力板押さえプレート15aおよび15bが載置されて、ネジ(図示せず)等により締め付け固定されている。
図2に示されるように、圧力板16は、円環状の圧力板押さえプレート15aと円板状の圧力板押さえプレート15bで押さえ付けられ、固定されている。媒質(例えば水)17はバイモルフ型圧電振動子11、上部シールゴム13b、上部構造体14、圧力板16で形成される閉空間に封入されるが、図3に示されるように、上部構造体14は隔壁14aにより閉空間が4分割されて、4つの圧力室114a、114b、114c、114dが形成され、それぞれの圧力室に媒質(例えば水)17が封入されている。この際、バイモルフ型圧電振動子11に媒質(例えば水)17が直接触れるため、圧電振動子11の媒質17との接触面に例えばテフロン(登録商標)「シートなどを接着剤等により貼るなどして防水対策を施している。
尚、上部構造体14および圧力板押さえプレートの固定方法についてはネジ締め等に限定されるものではなく、また、上部構造体14、圧力板押さえプレート15a、15b、圧力板16を一体で加工することも可能である。隔壁14aは上部構造体14と同一材料により一体で加工されているが、隔壁14aを上部構造体14と別部材で構成し、接着剤等で上部構造体14と一体に固定しても良い。圧力板16にはシリコン、フッ素等のゴム材料、ステンレスやアルミ等の薄い金属板、PET等の樹脂材料、あるいはPETフィルムにアルミを蒸着したような複合材料などを用いることができるが、これらの材料に限定されるものではない。圧力板16は、各圧力室に対して連続した一枚の板材で構成する必要はなく、圧力室毎に圧力板を分割して設けても良い。また、媒質17として使用する液体は、水、プロピレングリコール等の不凍液などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
次に、本実施の形態で用いられているバイモルフ型圧電振動子11の形状について説明する。図4および図5に示されるように、圧電振動子11には、圧電セラミック112a、112bの両面に中心角90°の扇形形状に電極111a、111b、111c、111dが形成されている。圧電振動子11において電極111a、111b、111c、111dが形成された部分が振動領域であり、これらの分割された4つの電極111a、111b、111c、111dによって、圧電振動子11が互いに独立に振動を制御可能な4つの振動領域を備えたものとなっている。
圧電セラミック112aと圧電セラミック112bは、シム材113を挟んで接着されている。各電極111a、111b、111c、111dにはそれぞれ独立に電気端子115a、115b、115c、115dが接続されている(115b、115cは図示せず)。各電極111a、111b、111c、111dには、各電気端子115a、115b、115c、115dを介して図示略の駆動制御装置から駆動信号が供給される。そして、各電極111a、111b、111c、111dに対して、それぞれ独立に交流電界を印加することによって、各振動領域の振動を独立に制御することが可能となっている。
本実施形態において圧電振動子11は、本発明のアクチュエータであり、各電極111a、111b、111c、111dに対応する位置、すなわち、アクチュエータの各振動領域に対応する位置には、前記圧力室114a、114b、114c、114dが形成されている。尚、シム材113にはりん青銅、カーボンファイバーなどが用いられるが、これらの材料に限定されるものではない。
次に、媒質17の注入方法について説明する。図6は、本発明の第1の実施の形態において、バイモルフ型圧電振動子11と上部シールゴム13bと上部構造体14と圧力板16で形成される閉空間すなわち圧力室114a、114b、114c、114dに液体を注入するための具体的な方法の一例を示す縦断面図である。
上部構造体14の側面には媒質を注入するための注入口20a、20b、20c、20d(例えば円筒形の穴、ただし、図6には注入口20a、20dのみ図示)が圧力室1つにつき2個ずつ(一方は媒質注入用、他方は媒質吸引用)設けられており、注入口20a、20b、20c、20dそれぞれにはチューブ等を接続するための継手19a、19b、19c、19dが固定されている(各1個のみ図示、19b、19cは図示せず)。バイモルフ型圧電振動子11、上部シールゴム13b、上部構造体14、圧力板16で形成された閉空間に継手19a、19dにチューブ等を介して接続されたポンプ等(図示せず)により媒質17(例えば水)を注入し、空気を完全に抜いて媒質17で満たす。媒質17で満たした後はコックや治具(図示せず)によって媒質の出入りを遮断する。尚、媒質17の注入方法については、ここで述べた方法に限定されるものではない。
次に、本発明の第1の実施の形態における力覚提示装置の動作原理について説明する。バイモルフ型圧電振動子11は電圧を印加すると上に凸または下に凸に変形する性質を有しているため、交流電界を印加すると上に凸の状態と下に凸の状態を繰り返し、振動する(屈曲振動する)。このとき、バイモルフ型圧電振動子11に接している部分の媒質の変位は、密度(体積)の変化を引き起こすので、圧力の変化が生じ、それによって次の瞬間の媒質の変位をもたらすことになる。この過程の連鎖によって、圧力や変位が波として伝搬する。
例えば、図7に示したように一定の断面積で一軸方向に伸びる円筒形の管の中の媒質の振動として考えると、AB間の領域の圧力変化は、pを圧力の変化分とすると、
p=−KΔV/V 式(1)
と表せる。Kは体積弾性率である。
また、管内を伝わる音速vは、密度ρと体積弾性率Kより
v=(K/ρ)1/2
と表せることから、体積弾性率Kは
K=ρv 式(2)
となる。
水中の音速1483m/s、空気中の音速331.45m/s、水の密度1000kg/m、空気の密度1.29kg/mとすると、式(2)より水と空気の体積弾性率はそれぞれ2.2GPa、142kPaとなるため、式(1)より圧力変化は空気中に比べて水中の方が大きいと考えられる。上記の理論に基づいて、バイモルフ型圧電振動子11の振動は媒質17を介して圧力板16に伝搬する。また、バイモルフ型圧電振動子11の駆動周波数を約10Hz程度で駆動させることにより、圧力板16を指や手で触れた時に振動のような感覚ではなく力覚として感じることが可能である。
なお、駆動周波数としては10Hz以下の低周波領域を用いることもできる。振幅が大きく周波数が小さければ、押され感(力覚)が得られる。例えば、1Hz以上10Hz以下の駆動周波数であれば、確実に力覚を知覚させることができる。
次に、本発明の第1の実施の形態における力覚提示装置に用いられているバイモルフ型圧電振動子11の駆動方法と力覚との関係について説明する。バイモルフ型圧電振動子11は、図4及び図5に示したように円板状の圧電セラミック112a,112bに4つの扇形の電極111a,111b,111c,111dを形成し、圧電セラミックの振動領域を4つに分割して形成したものである。各振動領域のそれぞれには電気端子115a,115b,115c,115d(図5では、115a,115dのみ示し、115b,115cの図示は省略する)を設けてあるため、各振動領域のそれぞれに交流電界を印加することにより各振動領域を独立に屈曲振動させることができる。
図8に圧電振動子の各振動領域に印加する電圧波形の一例を示す。例えば、図8に示した振動領域Aに相当する部分の電極のみに交流電界を印加すると、振動領域Aのみ屈曲振動し、媒質中を圧力が伝搬し、振動領域Aに相当する部分の圧力板を通して指や手に力覚を感じさせることができる。振動領域B、振動領域C、振動領域Dそれぞれに相当する部分の電極のみに交流電界を印加した場合も同様である。
次に、時間差によるバイモルフ型圧電振動子11の駆動方法と力覚との関係について、図8を用いて説明する。振動領域A、振動領域B、振動領域C、振動領域Dは時計回りに配列されており、各振動領域の配列順序に従って同一波形の駆動信号が時計回りに順番に供給される。具体的には、時刻T1に正弦波1波長分の電圧を振動領域Dに印加し、時刻T1から3/4波長相当時間経過後(時刻T2)に正弦波1波長分の電圧を振動領域Aに印加し、同様に時刻T2から3/4波長相当時間経過後(時刻T3)に正弦波1波長分の電圧を振動領域Bに印加し、時刻T3から3/4波長相当時間経過後(時刻T4)に正弦波1波長分の電圧を振動領域Cに印加し、時刻T4から3/4波長相当時間経過後(時刻T5)に正弦波1波長分の電圧を振動領域Dに印加する。このサイクルを連続して繰り返すことにより、圧力板を通して指や手に、振動領域A、振動領域B、振動領域C、振動領域Dの配列順序に従って時計回りに振動領域D→振動領域A→振動領域B→振動領域C→振動領域Dの順に力覚を感じさせることができる。すなわち、振動領域D→振動領域A→振動領域B→振動領域C→振動領域Dの順に変位が移動するような進行波的な力覚を感じさせることが可能である。
同様に、図9に示したように円板状の圧電セラミックの振動領域を8つの扇形の電極によって8分割した場合も、各振動領域それぞれに電気端子を設け、各振動領域それぞれに交流電界を印加することにより独立に屈曲振動させることができる。また、4分割の場合と同様に3/4波長相当時間間隔で正弦波1波長分の電圧を振動領域A、振動領域B、振動領域C、振動領域D、振動領域E、振動領域F、振動領域G、振動領域Hの配列順序(時計回りに配列された配列順序)に従って、振動領域H→振動領域A→振動領域B→振動領域C→振動領域D→振動領域E→振動領域F→振動領域G→振動領域Hの順に印加し、このサイクルを連続して繰り返すことにより、圧力板を通して指や手に、振動領域H→振動領域A→振動領域B→振動領域C→振動領域D→振動領域E→振動領域F→振動領域G→振動領域Hの順に変位が時計回りに移動するような進行波的な力覚を感じさせることが可能である。
また図10(a)に示したように、正弦波1波長分の電圧を印加する順序を振動領域A、振動領域B、振動領域C、振動領域Dの配列順序(時計回りの配列順序)に従って、振動領域D→振動領域A→振動領域B→振動領域C→振動領域Dとした場合、時計回りの進行波的な力覚を感じさせることができ、逆に図10(b)に示したように、電圧を印加する順序を振動領域D、振動領域C、振動領域B、振動領域Aの配列順序(反時計回りの配列順序)に従って、振動領域A→振動領域D→振動領域C→振動領域B→振動領域Aとした場合、反時計回りの進行波的な力覚を感じさせることができる。
振動領域を8分割した場合も同様に、図11(a)に示したように、正弦波1波長分の電圧を印加する順序を振動領域A、振動領域B、振動領域C、振動領域D、振動領域E、振動領域F、振動領域G、振動領域Hの配列順序(時計回りの配列順序)に従って、振動領域H→振動領域A→振動領域B→振動領域C→振動領域D→振動領域E→振動領域F→振動領域G→振動領域Hとした場合、時計回りの進行波的な力覚を感じさせることができ、逆に図11(b)に示したように、電圧を印加する順序を振動領域H、振動領域G、振動領域F、振動領域E、振動領域D、振動領域C、振動領域B、振動領域Aの配列順序(反時計回りの配列順序)に従って、振動領域A→振動領域H→振動領域G→振動領域F→振動領域E→振動領域D→振動領域C→振動領域B→振動領域Aとした場合、反時計回りの進行波的な力覚を感じさせることができる。
尚、各時刻間隔を3/4波長相当時間としているが、これに限定されるものではなく、自由に設定可能である。また、印加電圧波形を正弦波としているが、矩形波や三角波等でもかまわない。
次に、位相差によるバイモルフ型圧電振動子11の駆動方法と力覚との関係について、図12を用いて説明する。バイモルフ型圧電振動子11は、上で述べたのと同様、図4および図5に示したように円板状の圧電セラミックの振動領域を4分割し、各振動領域それぞれに電気端子を設けてあるため、各振動領域それぞれに交流電界を印加することにより独立に屈曲振動させることができるものとする。
図12(a)に示したように、例えば印加電圧波形を正弦波とし、振動領域A、振動領域B、振動領域C、振動領域Dの配列順序に従って、振動領域A→振動領域B→振動領域C→振動領域Dの順に各振動領域に印加する正弦波電圧の位相を90°ずつずらして駆動した場合、圧力板を通して指や手に、振動領域A→振動領域B→振動領域C→振動領域Dの順に変位が移動するような時計回りの進行波的な力覚を感じさせることができる。逆に図12(b)に示したように、振動領域D、振動領域C、振動領域B、振動領域Aの配列順序に従って、振動領域D→振動領域C→振動領域B→振動領域Aの順に各振動領域に印加する正弦波電圧の位相を90°ずつずらして駆動した場合、圧力板を通して指や手に、振動領域D→振動領域C→振動領域B→振動領域Aの順に変位が移動するような反時計回りの進行波的な力覚を感じさせることができる。
図13には振動領域を8分割した場合の駆動方法を示している。振動領域を8分割した場合も、振動領域を4分割した場合と同様に、各振動領域それぞれに電気端子を設けており、各振動領域それぞれに交流電界を印加することにより独立に屈曲振動させることができるものとする。例えば図13(a)に示したように、印加電圧波形を正弦波とし、振動領域A、振動領域B、振動領域C、振動領域D、振動領域E、振動領域F、振動領域G、振動領域Hの配列順序に従って、振動領域A→振動領域B→振動領域C→振動領域D→振動領域E→振動領域F→振動領域G→振動領域Hの順に各振動領域に印加する正弦波電圧の位相を45°ずつずらして駆動した場合、圧力板を通して指や手に、振動領域A→振動領域B→振動領域C→振動領域D→振動領域E→振動領域F→振動領域G→振動領域Hの順に変位が移動するような時計回りの進行波的な力覚を感じさせることができる。逆に図13(b)に示したように、振動領域H、振動領域G、振動領域F、振動領域E、振動領域D、振動領域C、振動領域B、振動領域Aの配列順序に従って、振動領域H→振動領域G→振動領域F→振動領域E→振動領域D→振動領域C→振動領域B→振動領域Aの順に各振動領域に印加する正弦波電圧の位相を45°ずつずらして駆動した場合、圧力板を通して指や手に、振動領域H→振動領域G→振動領域F→振動領域E→振動領域D→振動領域C→振動領域B→振動領域Aの順に変位が移動するような反時計回りの進行波的な力覚を感じさせることができる。
尚、印加電圧波形を正弦波としているが、これに限定されるものではなく、矩形波や三角波等でもかまわない。また、振動領域は4つや8つに限らず、少なくとも3つ以上であれば、進行波的な力覚を感じさせることができる。また、複数の振動領域を圧電セラミックの外周に沿って時計回り又は反時計回りに配列したが、この配列順序はこれに限定されず、例えば一方向に直線状に配列した場合でも、該配列順序に従って各振動領域に順番に同一波形の駆動信号を供給すれば、配列方向に沿った進行波的な力覚を感じさせることができる。
以上説明したように、本実施形態の力覚提示装置によれば、液体を媒質としてアクチュエータの振動を伝搬するため、人が“力”として感じるほど力覚提示部の変位を大きくすることができ、力覚提示部である圧力板を通して人の手や指が感じる“力”の方向を自由に設定することも可能となる。さらに時間差を利用して複数の振動領域を駆動することにより進行波的な力覚を感じさせることができ、例えば方向提示手段などに適用することが可能となる。
[第2の実施の形態]
図14は、本発明の第2の実施の形態の力覚提示装置の縦断面図であり、図15は、図14の力覚提示装置のC−C断面図である。図14および図15において、21はバイモルフ型圧電振動子、22は下部構造体、23aは下部シールゴム、23bは上部シールゴム、24は上部構造体、25aは圧力板押さえプレートa、25bは圧力板押さえプレートb、26は圧力板、27は媒質(液体)、28aは下部シールゴム、28bは上部シールゴムである。
第2の実施の形態の、第1の実施の形態と相違する点は、第1の実施の形態では、下部構造体12の上に下部シールゴム13aおよび18aを介してバイモルフ型圧電振動子11が載置されているのに対して、本実施の形態では、図14に示したように、下部構造体22の上に円環形状の下部シールゴム23aおよび四角柱形状のシールゴム28aを介して扇形形状の圧電振動子21が固定されているダイヤフラム29が載置されている点である。本実施形態では、ダイヤフラム29とその上に固定された4つの扇形形状の圧電振動子21とが本発明のアクチュエータであり、ダイヤフラム29において圧電振動子21によって振動する領域が本発明の振動領域である。
本実施の形態において、図15に示したように、ダイヤフラム29に中心角90°の扇形形状の圧電振動子21が4個接着等により固定されている。本実施の形態において、媒質(例えば水)27はダイヤフラム29、Oリング形状の上部シールゴム23bおよび四角柱形状の上部シールゴム28b、隔壁24aを有する上部構造体24、圧力板26で形成される閉空間に封入されており、本実施の形態のような構造にすることにより、圧電振動子21は媒質(例えば水)27に直接触れることがないため、第1の実施の形態で述べたように圧電振動子21にテフロン(登録商標)シートを貼るといった防水対策を施す必要がない。また、本実施の形態においても、各振動領域の圧電振動子21それぞれに電気端子を設けてあるため(図示せず)、各振動領域それぞれに交流電界を印加することにより独立に屈曲振動させることができる。尚、媒質の注入方法については第1の実施の形態と同様の方法で行うものとする。
第1の実施の形態で説明したのと同じ動作原理に基づいて、本実施の形態においても、バイモルフ型圧電振動子21の振動がダイヤフラム29、媒質27を介して、圧力板26に伝搬し、媒質が空気の場合に比べて水の方がより大きな圧力変化を生じる。また、第1の実施の形態と同様に、バイモルフ型圧電振動子21の駆動周波数を約10Hz程度で駆動させることにより、圧力板26を指や手で触れた時に振動のような感覚ではなく力覚として感じさせることが可能となる。さらに、第1の実施の形態と同様に、各振動領域の配列順序に従って、各振動領域に印加する電圧に時間差(例えば3/4波長相当時間)を与えることにより、時計回りまたは反時計回りの進行波的な力覚を感じさせることが可能である。また、時間差ではなく、位相差(例えば90°)を与えることによっても時計回りまたは反時計回りの進行波的な力覚を感じさせることが可能である。
尚、時間差は3/4波長相当時間に限定されるものではなく、自由に設定可能であり、位相差も90°としているが、この値に限定されるものではない。また、印加電圧波形を正弦波としているが、矩形波や三角波等でもかまわない。また、本実施の形態において、圧電振動子21の形状を中心角90°の扇形形状としたが、この形状に限定されるものではなく、円形や四角形でもよい。さらに屈曲振動するアクチュエータであれば圧電振動子以外でもよい。
[第3の実施の形態]
図16は、本発明の第3の実施の形態に用いられる圧電振動子を示す平面図であり、図17は、図16の圧電振動子のD−D断面図である。
第3の実施の形態の、第1の実施の形態および第2の実施の形態に用いられている圧電振動子と相違する点は、第1および第2の実施の形態では、分割された圧電振動子の分極方向がすべて同一方向であったのに対して、本実施の形態では、図16に示したように、圧電振動子31の分極方向が圧電振動子31の振動領域A,Bと振動領域C,Dで反転している点である。尚、図16中に示した+、−の意味は分極方向を示しており、+はZ軸+方向、−はZ軸−方向を表している。
本実施の形態において、図16に示したように、4分割された振動領域A,Bの分極方向が+、振動領域C,Dの分極方向が−となっている。図17に示したように、上下両面に電極131aが形成されている振動領域Aの2枚の圧電セラミック132aと上下両面に電極131cが形成されている振動領域Cの2枚の圧電セラミック132cと上下両面に電極131bが形成されている振動領域Bの2枚の圧電セラミック132bと上下両面に電極131dが形成されている振動領域Dの2枚の圧電セラミック132dがそれぞれシム材133を挟んで1枚の圧電振動子31を形成している(電極131b、131d、圧電セラミック132b、132dは図示せず)。
振動領域Aの電極131aと振動領域Cの電極131cをそれぞれシム材側およびシム材と反対側の結線を束ね、同様に振動領域Bの電極131bと振動領域Dの電極131dもそれぞれシム材側およびシム材と反対側の結線を束ねると電気端子の数は全部で4端子となり(図17では、電極131aと電極131cに接続される2つの電気端子135aのみ図示する)、第1の実施の形態および第2の実施の形態の8端子と比べて電気端子の数が半分となる。例えば、振動領域Aと振動領域Cに共通の電気端子135aを通じて同一波形の正弦波電圧(駆動信号)を印加すると、図18に示したように振動領域Aと振動領域Cは180°位相が反転して屈曲振動を行う。同様に、振動領域Bと振動領域Dに共通の電気端子を通じて同一波形の正弦波電圧(駆動信号)を印加すると、振動領域Bと振動領域Dも位相が180°反転して屈曲振動を行う(図示せず)。
そこで、第1の実施の形態で説明した駆動方法のように、4分割された各振動領域A、B、C、Dに印加する正弦波電圧の位相差を90°とする場合に、振動領域Aと振動領域Cで結線を束ねた電気端子に印加する電圧と、振動領域Bと振動領域Dで結線を束ねた電気端子に印加する電圧の位相を90°ずらすと、振動領域Aと振動領域Bは90°位相がずれた電圧印加、振動領域Aと振動領域Cは分極が反転しているので180°位相がずれた電圧印加、また振動領域Bと振動領域Dも分極が反転しているため位相が180°ずれるので、振動領域Aと振動領域Dは270°ずれた電圧印加となり、同様の駆動方法を実現することができる。すなわち、第1の実施の形態の半分の端子数で4分割された各振動領域A、B、C、Dに印加する正弦波電圧の位相差を90°とする駆動が可能となり、制御が容易となる。
次に、バイモルフ型圧電振動子31の駆動方法と力覚との関係について説明する。振動領域Bと振動領域Dに印加する電圧を振動領域Aと振動領域Cに印加する電圧に対して90°位相を進ませると、振動領域Cが振動領域Aに対して、振動領域Dが振動領域Bに対して180°位相がずれているため、駆動電圧と振動子変位の関係は図19(a)に示したようになり、第1の実施の形態で説明したのと同様に時計回りの進行波的な力覚を感じることができる。また逆に、振動領域Bと振動領域Dに印加する電圧を振動領域Aと振動領域Cに印加する電圧に対して90°位相を遅らせると、振動領域Cが振動領域Aに対して、振動領域Dが振動領域Bに対して180°位相がずれているため、駆動電圧と振動子変位の関係は図19(b)に示したようになり、第1の実施の形態で説明したのと同様に反時計回りの進行波的な力覚を感じることができる。
以上説明したように、本実施の形態では、第1の実施の形態の端子数の半分の端子数で位相差を利用した進行波的な力覚を提示することが可能である。本実施形態では、印加電圧波形を正弦波としているが、矩形波や三角波等でもかまわない。また、振動領域は4つに限らず、6つや8つなど偶数個の振動領域であれば、同様の方法により端子数を減らしつつ進行波的な力覚を感じさせることができる。例えば、所定の配列順序で配列された2m(mは2以上の整数)個の振動領域を設けた場合、これらの振動領域を前記配列順序に従って分極方向が反転した2m個の圧電振動子によって構成する。そして、2m個の振動領域のうち前記配列順序において1番目と(m+1)番目の振動領域には、同一波形の第1駆動信号を供給し、2番目と(m+2)番目の振動領域には第1駆動信号と同一波形の第2駆動信号を前記第1駆動信号の供給タイミングと異なるタイミングで供給し、3番目と(m+3)番目の振動領域には第1駆動信号と同一波形の第3駆動信号を前記第2駆動信号の供給タイミングと異なるタイミングで供給し、…というふうに1番目と(m+1)番目の振動領域、2番目と(m+2)番目の振動領域、3番目と(m+3)番目の振動領域、…に、前記振動領域の配列順序に従って順番に同一波形の駆動信号を供給することにより、その配列方向に沿った進行波的な力覚を提示することができる。
[携帯端末機器]
第1の実施の形態または第2の実施の形態の力覚提示装置1001を携帯端末機器1000に搭載した例を図20に示す。図20の携帯端末機器1000は、本発明の力覚提示装置1001を用いることにより、例えば、ダイヤルキーのクリック感のような感触を使用者に提示することが可能となる。また、GPSと連動させ、各振動領域を駆動させることにより使用者に進行方向を提示することが可能となり、方向提示ナビとして利用できる。あるいは、時計回りの進行波的な力覚を右方向提示、反時計回りの進行波的な力覚を左方向提示といった方法で方向を提示することも可能である。
図20は力覚提示部分である圧力板が端末表面(ディスプレイおよびキーがある面)にある場合を示している。図20には示していないが、圧力板が端末裏面の方向にあってもよい。尚、図20には本発明の第1の実施の形態または第2の実施の形態の力覚提示装置1001を携帯端末機器1000に搭載した例を示したが、力覚提示装置単独で方向提示ナビとして用いてもよい。
以上添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施の形態例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。例えば、上記の実施の形態では、アクチュエータとしてバイモルフ型圧電振動子を用いたが、これ以外の原理、構造を有するアクチュエータを用いてもよい。アクチュエータおよび圧力板を固定する筐体の構造は、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
1,2…力覚提示装置、11…圧電振動子(アクチュエータ)、12…下部構造体(筐体)、13a…下部シールゴム、13b…上部シールゴム、14…上部構造体(筐体)、14a…隔壁、15a,15b…圧力板押さえプレート、16…圧力板、17…媒質、18a…下部シールゴム、18b…上部シールゴム、19a,19d…継手、20a,20b…注入口、21…圧電振動子、22…下部構造体(筐体)、23a…下部シールゴム、23b…上部シールゴム、24…上部構造体(筐体)、24a…隔壁、25a,25b…圧力板押さえプレート、26…圧力板、27…媒質、28a…下部シールゴム、28b…上部シールゴム、29…ダイヤフラム、31…圧電振動子、111a,111b,111c,111d…電極、112a,112b、113…シム材、114a,114b,114c,114d…圧力室、115a,115d…電気端子、131a,131c…電極、132a,132c…圧電セラミック、133…シム材、135a…電気端子、1000…携帯端末機器、1001…力覚提示装置、A,B,C,D,E,F,G,H…振動領域

Claims (8)

  1. 圧力板を介して使用者に力覚を知覚させることが可能な力覚提示装置であって、
    振動するアクチュエータと、前記アクチュエータの振動を伝搬する液体の媒質と、前記媒質中を伝搬する振動によって変形する前記圧力板と、を備え、
    前記アクチュエータは、前記圧力板を外壁の一部に有する筐体に固定され、
    前記アクチュエータ、前記筐体、及び前記圧力板によって密閉空間が形成され、
    前記密閉空間の内部に前記媒質が封入され、
    前記媒質が封入された前記密閉空間の内部が隔壁によって複数の圧力室に分割され、
    各圧力室の外壁の一部が前記圧力板によって構成され、
    前記アクチュエータは、各圧力室に対応した複数の振動領域を有し、
    前記複数の振動領域のうちの少なくとも2以上の振動領域には、該2以上の振動領域に対して独立に駆動信号を供給するための電気端子が、それぞれ独立に接続され
    前記駆動信号として交流電圧が供給されることで、前記アクチュエータは屈曲振動することを特徴とする力覚提示装置。
  2. 前記複数の振動領域には、所定の配列順序で配列された3つの振動領域が含まれ、
    前記3つの振動領域には、同一波形の駆動信号が前記配列順序に従って順番に供給されることを特徴とする請求項1に記載の力覚提示装置。
  3. 前記複数の振動領域には、所定の配列順序で配列された4つの振動領域が含まれ、
    前記4つの振動領域は、前記配列順序に従って分極方向が反転した4つの圧電振動子によって構成され、
    前記4つの振動領域のうち前記配列順序において1番目と3番目の振動領域には、同一波形の第1駆動信号が供給され、2番目と4番目の振動領域には、前記第1駆動信号と同一波形の第2駆動信号が、前記第1駆動信号の供給タイミングと異なるタイミングで供給されることを特徴とする請求項1に記載の力覚提示装置。
  4. 前記アクチュエータは、交流電界の印加により屈曲振動することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の力覚提示装置。
  5. 前記アクチュエータはバイモルフ型圧電振動子であることを特徴とする請求項4に記載の力覚提示装置。
  6. 前記隔壁は、前記筐体と一体に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の力覚提示装置。
  7. 前記圧力板は、前記圧力室毎に分割して設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の力覚提示装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の力覚提示装置を搭載していることを特徴とする携帯端末機器。
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