JP5444929B2 - シャシーダイナモメータシステム - Google Patents

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Description

本発明は、H∞制御またはμ設計法により設計されたローラ角速度推定器を用いたシャシーダイナモメータシステムに関するものである。
動力計計測システムの負荷側または駆動側で、動力計測対象の機械慣性成分を電気的に補償するために電気慣性制御方式が採られている。この電気慣性制御方式としては、特許文献1が公知となっている。
シャシーダイナモメータシステムやドライブトレインベンチシステムの動力計システムでは、機械系の共振特性以外の軸トルク検出特性、動力計角速度検出特性及びインバータ応答特性なども存在し、これらによる軸トルクの検出遅れあるいは速度検出遅れ要素なども考慮しないと、より高応答で安定した制御ができない。
上述した特性を考慮し、一般化プラントモデルを用いて高応答な電気慣性制御回路の設計を行えるようにしたものが、例えば特許文献2に記載されている。
特開2004−361255号公報 特開2008−286614号公報
従来の課題を図13を用いて説明する。
図13は、シャシーダイナモメータシステムであり、動力計101、動力計の速度検出器102、軸103、軸トルクメータ104、ローラ105、制御部106、およびインバータ107を備えている。動力計101とローラ105に連結された軸103を介してローラ105を回転させるものである。
速度検出器102は、動力計101に取り付けられ、動力計101の回転数を検出するものである。単位時間当たりの回転数から角速度が求められる。
軸トルクメータ104は、軸103に働く軸トルクを、例えばねじれ方向の歪み量から検出する軸トルク計である。
制御部106は、速度検出器102、軸トルクメータ104の検出信号に基づいて演算した結果をインバータ107に制御信号を出力するものである。
インバータ107は、図示しない直流電源からの直流電力を、図示しないIGBT等のスイッチング素子を用いて交流電力に変換するものであり、制御部106からの信号に基づいて所定の交流電力を動力計101に供給するものである。
図13に示すシャシーダイナモメータシステムは、何らかの理由により、動力計101のみにしか速度検出器102が取り付けられない状態を示している。このような場合、動力計角速度の信号には、詳細については後述する***振点が存在する。そのため、動力計角速度を用いたASR(速度制御)あるいは電気慣性制御によるALR(走行抵抗制御)などの高応答化が困難である。
本発明は、前記課題に基づいてなされたものであり、高応答な速度制御および走行抵抗制御のシャシーダイナモメータシステムを提供することにある。
本発明は、前記課題の解決を図るために、ローラ、前記ローラと共通な軸を回転させることで前記ローラを回転させる動力計、前記軸のトルクを検出する軸トルク検出器、前記動力計の角速度を検出する動力計角速度検出器、および前記動力計に電力を供給するインバータの制御を行う制御手段を備えたシャシーダイナモメータシステムにおいて、前記制御手段は、前記軸トルク検出器が検出した軸トルク検出信号および前記動力計角速度検出器が検出した動力計角速度検出信号に基づいて前記ローラの推定角速度であるローラ角速度推定信号を生成するローラ角速度推定回路と、前記ローラ角速度推定信号および前記ローラが到達すべき角速度であるローラ角速度指令の差分にPID制御を行って前記動力計が出力すべきトルクである動力計トルク指令を生成する速度制御回路と、を備え、シャシーダイナモメータの機械系モデルと、前記ローラの表面駆動力に相当する信号に重み付けする第1の重み関数と、前記動力計が出力すべきトルクである動力計トルク指令に相当する信号に重み付けする第2の重み関数と、前記軸トルク検出器の観測ノイズである軸トルク観測ノイズに相当する信号に重み付けする第3の重み関数と、前記動力計角速度検出器の観測ノイズである動力計観測ノイズに相当する信号に重み付けする第4の重み関数と、前記第1および第2の重み関数が重み付けした各信号に基づいて生成された前記ローラの角速度に相当する信号と、前記第1〜第4の重み関数が重み付けした各信号に基づいて生成された前記ローラの推定角速度との差分信号に重み付けする第5の重み関数と、前記第1および第2の重み関数が重み付けした各信号に基づいて生成された前記軸の捩れトルクに相当する信号に重み付けする第6の重み関数と、前記第1および第2の重み関数が重み付けした各信号に基づいて生成された前記動力計の角速度に相当する信号に重み付けする第7の重み関数と、前記ローラの角速度に相当する信号に重み付けする第8の重み関数とを用い、前記シャシーダイナモメータの機械系モデルは、前記ローラの慣性モーメントの特性を有する第1の伝達関数、前記軸のばね剛性の特性を有する第2の伝達関数、および前記動力計の慣性モーメントの特性を有する第3の伝達関数を備え、前記第1〜第3の伝達関数は、前記第1および第2の重み関数が重み付けした各信号に基づいた信号が入力され、前記ローラの角速度に相当する信号は、前記第1の伝達関数および前記第2の伝達関数を用いて生成され、前記軸の捩れトルクに相当する信号は、前記第1の伝達関数、前記第2の伝達関数および前記第3の伝達関数を用いて生成され、前記動力計の角速度に相当する信号は、前記第2の伝達関数および前記第3の伝達関数を用いて生成され、前記ローラの表面駆動力に相当する信号、前記動力計が出力すべきトルクである動力計トルク指令に相当する信号、前記軸トルク検出器の観測ノイズである軸トルク観測ノイズに相当する信号および前記動力計角速度検出器の観測ノイズである動力計観測ノイズに相当する信号を外乱入力とし、前記第5〜第8の重み関数の各重み付け出力を制御量とする一般化プラントにおいて、前記第1〜第8の重み関数を用いてコントローラの状態方程式の係数をH∞制御またはμ設計法と呼称される制御系設計方法によって求めることで、軸トルク検出信号および動力計角速度検出信号に基づいてローラ角速度を推定するローラ角速度推定器を設計し、該設計されたローラ角速度推定器を前記ローラ角速度推定回路に適用し、前記コントローラは、前記第3の重み関数出力に前記軸の捩れトルクに相当する信号を加えて得た前記軸トルク検出信号に相当する信号と、前記第4の重み関数出力に前記動力計の角速度に相当する信号を加えて得た前記動力計角速度検出信号に相当する信号とを制御入力とし、前記ローラの推定角速度を観測量として出力し、前記第5の重み関数出力である制御量は、前記ローラの角速度に相当する信号と前記コントローラから出力されたローラの推定角速度信号との偏差であり、前記ローラ角速度推定回路は前記コントローラから出力されたローラの推定角速度をローラ角速度推定信号として出力することを特徴とする。
上記構成によれば、ローラ角速度推定回路が、軸トルクおよび動力計角速度に基づいて推定したローラの角速度である、ローラ角速度推定信号が速度制御回路に入力されている。そして、速度制御回路がローラ角速度推定信号に基づいて生成する動力計トルク指令により、インバータが制御されることでシャシーダイナモメータの速度制御は***振点の影響を受けにくくなる。このため、高応答なシャシーダイナモメータシステムの速度制御が可能となる。
また、一般化プラントモデルにおいて、第1〜第8の重み関数を用いてローラ角速度推定器の状態方程式の係数をH∞制御またはμ設計法により求めている。これにより、軸トルク検出および動力計角速度検出の2信号に基づいてローラ角速度を推定するローラ角速度推定器を設計し、このローラ角速度推定器を適用したローラ角速度推定回路を構成することができる。
また、前記制御手段は、前記速度制御回路が生成した信号および前記軸トルク検出信号の差分にPID制御を行って生成した信号を動力計トルク指令とする、共振抑制特性を有する軸トルク制御回路を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、共振抑制特性を有する軸トルク制御回路が速度制御回路の出力信号に基づいて動力計トルク指令を生成することで共振点が抑制される。すなわち、***振点の影響を受けにくくなることに加えて共振点が抑制されるので、更に高応答なシャシーダイナモメータシステムの速度制御が可能となる。
また、前記制御手段は、前記生成されたローラ角速度推定信号から前記軸トルク検出信号を差し引いて、前記ローラの推定表面駆動力であるローラ表面駆動力推定信号を生成するローラ表面駆動力推定回路と、前記ローラ表面駆動力推定信号と車両の走行抵抗の指令値である走行抵抗指令との差分信号に基づいてローラ角速度指令を生成する慣性設定回路と、を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、ローラ角速度推定回路が生成したローラ角速度推定信号が、ローラ表面駆動力推定回路に入力され、ローラ表面駆動力推定回路およびEIC(車両慣性相当である設定慣性値演算)回路を介してローラ角速度指令が生成されている。そして、速度制御回路が、そのローラ角速度指令およびローラ角速度推定信号に基づいて生成する動力計トルク指令によりインバータが制御されることで、シャシーダイナモメータの電気慣性制御は***振点の影響を受けにくくなる。このため、高応答なシャシーダイナモメータシステムの電気慣性制御による走行抵抗制御が可能となる。
請求項1の発明によれば、ローラ角速度推定回路が、軸トルクおよび動力計角速度に基づいて推定したローラの角速度である、ローラ角速度推定信号が速度制御回路に入力されている。そして、速度制御回路がローラ角速度推定信号に基づいて生成する動力計トルク指令により、インバータが制御されることでシャシーダイナモメータの速度制御は***振点の影響を受けにくくなる。このため、高応答なシャシーダイナモメータシステムの速度制御が可能となる。
また、一般化プラントモデルにおいて、第1〜第8の重み関数を用いてローラ角速度推定器の状態方程式の係数をH∞制御またはμ設計法により求めている。これにより、軸トルク検出および動力計角速度検出の2信号に基づいてローラ角速度を推定するローラ角速度推定器を設計し、このローラ角速度推定器を適用したローラ角速度推定回路を構成することができる。
請求項2の発明によれば、共振抑制特性を有する軸トルク制御回路が速度制御回路の出力信号に基づいて動力計トルク指令を生成することで共振点が抑制される。すなわち、***振点の影響を受けにくくなることに加えて共振点が抑制されるので、更に高応答なシャシーダイナモメータシステムの速度制御が可能となる。
請求項3の発明によれば、ローラ角速度推定回路が生成したローラ角速度推定信号が、ローラ表面駆動力推定回路に入力され、ローラ表面駆動力推定回路およびEIC(車両慣性相当である設定慣性値演算)回路を介してローラ角速度指令が生成されている。そして、速度制御回路が、そのローラ角速度指令およびローラ角速度推定信号に基づいて生成する動力計トルク指令によりインバータが制御されることで、シャシーダイナモメータの電気慣性制御は***振点の影響を受けにくくなる。このため、高応答なシャシーダイナモメータシステムの電気慣性制御による走行抵抗制御が可能となる。
伝達関数G1(s)のボード線図。 伝達関数G2(s)のボード線図。 本発明におけるローラ角速度推定回路の設計に用いる一般化プラントモデルの構成図。 一般化プラントモデル内の機械系モデルの構成図。 本発明における設計されたローラ角速度推定回路のブロック図。 従来における速度制御回路のブロック図。 実施例1における速度制御回路のブロック図。 実施例2における速度制御回路のブロック図。 従来における電気慣性制御回路のブロック図。 ローラ表面駆動力推定回路の内部ブロック図。 実施例3における電気慣性制御回路のブロック図。 実施例4における電気慣性制御回路のブロック図。 シャシーダイナモメータシステムの構成図。
以下、本発明の実施の形態におけるシャシーダイナモメータシステムを図面等に基づいて詳細に説明する。
<***振点について>
前述したように***振点の影響によりASRおよびALRの高応答化が困難となる。これについて、図13のようなシャシーダイナモメータから得られる、動力計101の慣性モーメント、軸103の捩れトルク(軸トルク)およびローラ105の慣性モーメントの3つの機械系パラメータからなる2慣性系モデルを用いて説明する。
2慣性系モデルの運動方程式は、Jrollerを前記ローラ105の慣性モーメント、Jdyを前記動力計101の慣性モーメント、Kshを軸103の捩れ剛性、Tdyを動力計101のトルク、ωrollerをローラ105の角速度、ωdyを動力計101の角速度、Tshを前記軸103の捩れトルクと定義すると、
Figure 0005444929
Figure 0005444929
Figure 0005444929
となる。
式(1)〜(3)をラプラス変換すると、式(1)〜(3)はそれぞれ、
Figure 0005444929
Figure 0005444929
Figure 0005444929
のように式(4)〜(6)となり(以下も含めて伝達関数のsはラプラス演算子)、ローラ105の角速度ωroller、動力計101の角速度ωdyについてそれぞれ解くと、
動力計トルク101のTdyの入力に対してローラ105の角速度ωrollerを出力する伝達関数G1(s)(以下、G1(s)と称す。)は、
Figure 0005444929
となり、動力計101のトルクTdyの入力に対して動力計101の角速度ωdyを出力する伝達関数G2(s)(以下、G2(s)と称す。)は、
Figure 0005444929
となる。
図1にG1(s)のボード線図を示し、図2にG2(s)のボード線図を示す。図1,2共に、1〜100Hzの周波数に対し、上段がMagnitude(dB)の変化であり、下段がPhase(deg)の変化を示している。
図1の場合、周波数が上昇するにしたがって、Magnitudeは−63dB付近から下降し、Phaseは略−90degと一定になっている。しかし、50Hz付近からは、75Hzに近づくにしたがってMagnitudeは−55dB付近まで急上昇し、75Hz付近を超えてからは急下降しており、75Hz付近で共振点が現れている。また、Phaseは75Hz付近を境に略−90degから略−270degへと略−180deg変化している。
一方、図2の場合、Magnitudeは、10Hzまでの変化および75Hz付近で共振点が現れていることは図1と同様である。しかし、Magnitudeは、11.2Hz付近でおよそ−135dBまで急下降した後急上昇しており、11.2Hz付近で***振点が現れている。また、Phaseは***振点が現れる11.2Hz付近を境に略−90degから略90degへと略180deg変化し、Phaseは75Hz付近を境に略90degから略−90degへと略−180deg変化している。
ここで、共振点と***振点について説明する。正弦波で加振したときのボード線図では、応答振幅(Magnitude)は、山(共振点)と谷(***振点)を繰り返すような特性になる。共振点では、何らかの物体の入力に信号を加えると、出力信号は入力信号より大きな信号になるが、***振点では、入力に信号を加えると、出力信号は入力信号より小さな信号となる。そのため、共振点では力を加えると振動が生じるが、***振点では力が伝達しにくい特性になる。
ASRあるいはALR(走行抵抗制御)にて動力計角速度を使用する場合、このような***振点の影響により、高応答な制御が困難となる。
この***振点の影響を少なくするため、本発明では、軸トルクおよび動力計角速度の信号に基づいてローラ角速度を推定するローラ角速度推定回路を用いており、その基礎となるローラ角速度推定器の設計方法を以下に説明する。
<ローラ角速度推定器の設計方法>
速度検出器102および軸トルクメータ104からの信号に基づいてローラ105の角速度を推定する、H∞制御またはμ設計法により設計されるローラ角速度推定器の設計方法を図3,4を用いて説明する。
図3は、ローラ角速度推定器の設計に用いる一般化プラントモデルの全体図である。
この一般化プラントモデルは、Gw1(s)〜Gw4(s)と表される重み関数11〜14,Gz1(s)〜Gz4(s)と表される重み関数21〜24、コントローラ10,Gmec(s)と表される2慣性機械系モデル15、Gtm(s)と表される伝達関数16,Genc(s)と表される伝達関数17、加算器18,19、および減算器20により構成される。また、w1〜w4は外乱であり、z1〜z4は制御量であり、u1およびu2が制御入力であり、y1が観測量である。
外乱w1はローラ表面駆動力、外乱w2は動力計トルク指令、外乱w3は軸トルク観測ノイズ、外乱w4は動力計角速度ノイズである。
ここで、ローラ表面駆動力とは、ローラ105の表面にかかる車両駆動力に相当する信号である。また、動力計トルク指令とは、動力計101が出力すべきトルクに相当する信号である。また、軸トルク観測ノイズとは、軸トルクメータ104が軸103の軸トルクを観測する際のノイズに相当する信号である。また、動力計角速度観測ノイズとは、速度検出器102が動力計101の角速度を観測する際のノイズに相当する信号である。
重み関数11は、所定の定数の伝達関数とし、外乱w1に重み付けを行い、ローラ105の表面にかかる車両駆動力によるローラ105の回転モーメントトルクJ1.Tとして後述する2慣性機械系モデル15に出力する。
重み関数12は、所定の定数の伝達関数とし、外乱w2に重み付けを行い、動力計101のトルクJ2.Tとして2慣性機械系モデル15に出力する。
重み関数13は、所定の定数、または、高域でゲインが高くなる特性を有する伝達関数とし、外乱w3に重み付けを行い、加算器18に出力する。
重み関数14は、所定の定数、または、高域でゲインが高くなる特性を有する伝達関数とし、外乱w4に重み付けを行い、加算器19に出力する。
2慣性機械系モデル15は、シャシーダイナモメータの機械特性を伝達関数で表現したものであり、前述したJ1.TおよびJ2.Tが入力され、ローラ105の角速度であるJ1.w、動力計101とローラ105とを結合する軸103の捩れトルクであるK12.T、および動力計101の角速度であるJ2.wを出力する。
図4を用いて2慣性機械系モデル15の説明をさらに行う。その構成は、加算器15a、減算器15b,15cおよび伝達関数15d〜15fからなる。
加算器15aは、重み関数11から出力された、ローラ105の回転モーメントトルクに相当する信号であるJ1.Tと、後述する伝達関数15eからの信号とを加算し伝達関数15dに出力する。
伝達関数15dは、1/(J1・s)と表され、J1はローラ慣性モーメントである。加算器15aから出力された信号にその伝達関数の処理を行い、ローラ105の角速度に相当する信号であるJ1.wとして出力すると共に減算器15cに出力する。
減算器15bは、重み関数12から出力された、J2.Tの信号から後述する伝達関数15eの信号を減算し伝達関数15fに出力する。
伝達関数15fは、1/(J2・s)と表され、J2は動力計慣性モーメントである。減算器15bから出力された信号にその伝達関数の処理を行い、動力計101の角速度に相当する信号であるJ2.wとして出力すると共に減算器15cに出力する。
減算器15cは、伝達関数15fの信号から伝達関数15dの信号を減算し、伝達関数15eに出力する。
伝達関数15eは、K12/sと表され、K12は軸103のばね剛性である。減算器15cから出力された信号にその伝達関数の処理を行い、軸103の捩れトルクに相当する信号であるK12.Tとして出力すると共に加算器15aおよび減算器15bに出力する。
図3に戻り、伝達関数16は、軸トルクを検出する際の軸トルクメータ104の特性であり、2慣性機械系モデル15からの信号であるK12.Tにその伝達関数の処理を行い、加算器18に出力する。
伝達関数17は、動力計角速度を検出する速度検出器102の特性であり、2慣性機械系モデル15からの信号であるJ2.wにその伝達関数の処理を行い、加算器19に出力する。
加算器18は、重み関数13からの信号と伝達関数16からの信号とを加算し、軸トルクメータ104の検出信号に相当する信号である軸トルク検出を制御入力u1としてコントローラ10に出力する。
加算器19は、重み関数14からの信号と伝達関数17からの信号とを加算し、速度検出器102の検出信号に相当する信号である動力計角速度検出を制御入力u2としてコントローラ10に出力する。
コントローラ10は、制御入力u1である軸トルク検出と制御入力u2である動力計角速度検出とに基づいてローラ105の角速度の推定値である観測量y1を生成し,減算器20に出力する。また、内部の状態方程式の係数は、重み関数11〜14および後述する重み関数21〜24により決定される。
減算器20は、2慣性機械系モデル15の信号であるJ1.wからコントローラ10の信号であるローラ角速度推定値の信号を減算して重み関数21に出力する。
重み関数21は、所定の定数、または、高域でゲインが低くなる特性を有する伝達関数とし、減算器20からの信号にこの伝達関数の処理を行い、制御量z1である重みつきローラ速度Observer偏差を生成する。
重み関数22は、所定の定数、または、高域でゲインが高くなる特性を有する伝達関数とし、2慣性機械系モデル15からの信号であるK12.Tにこの伝達関数の処理を行い、制御量z2である重みつき軸トルクを生成する。
重み関数23は、所定の定数、または、高域でゲインが高くなる特性を有する伝達関数とし、2慣性機械系モデル15からの信号であるJ2.wにこの伝達関数の処理を行い、制御量z3である重みつき動力計角速度を生成する。
重み関数24は、所定の定数、または、高域でゲインが高くなる特性を有する伝達関数とし、2慣性機械系モデル15からの信号であるJ1.wにこの伝達関数の処理を行い、制御量z4である重みつきローラ角速度を生成する。
このような一般化プラントモデルにおいて、重み関数11〜14,21〜24を用いてコントローラ10の状態方程式の係数をH∞制御またはμ設計法により求めることで、軸トルク検出および動力計角速度検出の2信号に基づいてローラ角速度を推定するローラ角速度推定器を設計することができる。また、このようにして設計されたローラ角速度推定器を適用することで、ローラ角速度推定回路を構成することができる。
また、コントローラ10の状態方程式の係数を決定する際に、重み関数11〜14,21〜24だけでなく、他の、2慣性機械系モデル15の伝達関数および/または検出器の伝達関数16,17を用いてもよい。このようにすることで、シャシーダイナモメータの機械系の共振特性、速度検出器102の検出特性、軸トルクメータ104の検出特性等を考慮したローラ角速度推定器を設計することができる。
図5は、ローラ角速度推定回路50のブロック図である。ローラ角速度推定回路50には、軸トルク検出および動力計角速度検出が入力され、ローラ推定角速度が出力される。このローラ角速度推定回路50を用いた各実施例を以下に説明する。
ここで、以下図5〜図12において図示される2慣性系機械構成は、図13の符号101〜105および107で示される各構成要素を備えたシャシーダイナモメータのブロック図であり、その他のASR等は制御部106内に備えられる制御回路のブロック図である。
本実施例は、シャシーダイナモメータシステムの速度制御についてのものである。本実施例を従来例である図6と比較して説明する。図6は、シャシーダイナモメータシステムの速度制御における回路構成のブロック図であり、ASR51および2慣性系機械構成52を備えている。なお、ASR51が速度制御回路に相当する。
ASR51は、図6に示すPID制御により速度制御を行うものである。ASR51には、動力計101が到達すべき角速度である動力計角速度指令および2慣性系機械構成52からの信号である動力計角速度検出信号が入力される。そして、ASR51は、これらの差分信号にPID制御を行い、インバータ107すなわち2慣性系機械構成52に動力計トルク指令として出力する。
2慣性系機械構成52は、ASR51から出力された動力計トルク指令に基づいて制御されるインバータ107からの交流電力により動力計101が動作し、その際の速度検出器102により検出される動力計101の角速度である動力計角速度検出信号をASR51に出力する。
次に、図7を用いて本実施例の説明を行う。
図6の構成と大きく相違するのは、上述したローラ角速度推定回路50を備えていることである。これにより、ASR51および2慣性系機械構成52は次のようになる。
ASR51は、2慣性系機械構成52からの動力計角速度検出信号の代わりに、ローラ角速度推定回路50からの信号が入力される。また、この場合の角速度指令は、ローラ105が到達すべき角速度であるローラ角速度指令である。
2慣性系機械構成52は、動力計101の角速度である動力計角速度検出に加えて、軸トルクメータ104が検出する軸103のトルクである軸トルク検出も出力する。これらの信号は、ローラ角速度推定回路50に出力される。
ローラ角速度推定回路50は、2慣性系機械構成52からの信号である軸トルク検出および動力計角速度検出に基づいてローラ105の推定角速度であるローラ角速度推定信号を生成し、ASR51に出力する。
このようにローラ角速度推定回路50が、2慣性系機械構成52からの軸トルク検出および動力計角速度検出に基づいてローラ105の角速度を推定し、そのローラ角速度推定信号がASR51に入力されている。そして、ASR51がローラ角速度推定信号に基づいて生成する動力計トルク指令により、動力計101に電力を供給するインバータ107が制御されることで動力計101は***振点の影響を受けにくくなる。このため、高応答なシャシーダイナモメータシステムの速度制御が可能となる。
本実施例についてもシャシーダイナモメータシステムの速度制御についてのものである。本実施例を図8を用いて説明する。実施例1と同一のものには同一の符号を付して説明を省略する。なお、ATR53が軸トルク制御回路に相当する。
実施例1の構成と大きく相違するのは、ATR53を備えていることである。
ATR53は、共振抑制特性を有し、PID制御により軸トルク制御を行うものである。ATR53には、ASR51から出力される実施例1においての動力計トルク指令と2慣性系機械構成52から出力される軸トルク検出信号とが入力される。そして、その差分信号にPID制御を行い、2慣性系機械構成52に動力計トルク指令として出力する。
ここで、共振抑制特性とは、動力計トルク指令から軸トルク検出までの周波数特性の場合、共振周波数帯域のゲインが0dBとなるような特性に制御されていることをいう。
このようにローラ角速度推定回路50を用いて、ASR51に入力される角速度の信号をローラ角速度推定信号とすることにより、動力計101は、***振点の影響を受けにくくなる。更に、共振抑制特性を有するATR53が、ASR51の出力信号および軸トルク検出に基づいて動力計トルク指令を生成することで共振点が抑制される。このため、***振点の影響を受けにくくなることに加えて共振点が抑制されるので、実施例1のものよりも更に高応答なシャシーダイナモメータシステムの速度制御が可能となる。
本実施例は、シャシーダイナモメータシステムの走行抵抗制御についてのものである。本実施例を従来例である図9と比較して説明する。図9は、シャシーダイナモメータシステムの走行抵抗制御における回路構成のブロック図であり、ASR51、2慣性系機械構成52、ローラ表面駆動力推定回路54、減算器55、およびEIC56を備えている。ASR51および2慣性系機械構成52は、実施例1と同一のものであるため説明を省略する。なお、EIC56が慣性設定回路に相当する。
ローラ表面駆動力推定回路54は、2慣性系機械構成52からの信号である動力計角速度検出および軸トルク検出からローラ105の推定表面駆動力の信号であるローラ表面駆動力推定信号を生成するものである。ローラ表面駆動力推定回路54について、図10を用いて更に説明する。図10は、ローラ表面駆動力推定回路54を伝達関数を用いて表したものであり、ローラ表面駆動力推定回路54は伝達関数54a,54bおよび減算器54cを備えている。
伝達関数54aは、Jroller・s/G(s)と表される。Jrollerは、ローラ105の慣性モーメントであり、G(s)は相対次数1次以上の任意の伝達関数である。また、伝達関数54aは、2慣性系機械構成52からの動力計角速度検出信号にこの伝達関数の処理を行い、減算器54cに出力する。
伝達関数54bは、1/G(s)と表され、G(s)は伝達関数54aのものと同じである。2慣性系機械構成52からの軸トルク検出信号にこの伝達関数の処理を行い、減算器54cに出力する。
減算器54cは、伝達関数54aの信号から伝達関数54bの信号を差分し、ローラ表面駆動力推定信号を生成して減算器55に出力する。
減算器55は、ローラ表面駆動力推定信号から車両の走行抵抗の指令値である走行抵抗指令を差分し、EIC56に出力する。
EIC56は、1/(EIC_J・s)と表され、EIC_Jは車両の慣性相当である設定慣性値である。EIC56に入力された信号には、1/EIC_Jが乗算され、さらに積分される。減算器55からの信号にこの伝達関数の処理を行い、動力計角速度指令としてASR51に出力する。
次に、図11を用いて本実施例の説明を行う。
図9の構成と大きく相違するのは、上述したローラ角速度推定回路50を備えていることである。これにより、ローラ表面駆動力推定回路54、EIC56およびASR51は次のようになる。
ローラ表面駆動力推定回路54は、2慣性系機械構成52から出力される動力計角速度検出が入力される代わりに、ローラ角速度推定回路50が出力するローラ角速度推定信号が入力される。
EIC56は、ローラ角速度指令を生成する。
また、ASR51も同様に、2慣性系機械構成52から出力される動力計角速度検出信号が入力される代わりに、ローラ角速度推定回路50が出力するローラ角速度推定信号が入力される。
このようにローラ角速度推定回路50が、2慣性系機械構成52からの軸トルク検出および動力計角速度検出に基づいてローラ角速度を推定し、そのローラ角速度推定信号がASR51およびローラ表面駆動力推定回路54に入力されている。そして、ローラ表面駆動力推定回路54、EIC56等を介してローラ角速度指令が生成されている。さらに、ASR51が、ローラ角速度指令およびローラ角速度推定信号に基づいて生成する動力計トルク指令により、動力計101に電力を供給するインバータ107が制御されることで動力計101は***振点の影響を受けにくくなる。このため、高応答なシャシーダイナモメータシステムの電気慣性制御による走行抵抗制御が可能となる。
本実施例についてもシャシーダイナモメータシステムの走行抵抗制御についてのものである。本実施例を図12を用いて説明する。実施例3と同一のものには同一の符号を付して説明を省略する。
実施例3の構成と大きく相違するのは、ATR53を備えていることである。ATR53は実施例2で説明したものと同一である。また、実施例3で説明したものと同一のものには同一の符号を付して説明を省略する。
ATR53には、ASR51から出力される実施例3においての動力計トルク指令と2慣性系機械構成52から出力される軸トルク検出信号とが入力される。そして、その差分信号にPID制御を行い、2慣性系機械構成52に動力計トルク指令として出力する。また、ATR53は、前述したように共振抑制特性を有しており、これにより共振点の抑制が図られる。
このようにローラ角速度推定回路50を用いて、ASR51およびローラ表面駆動力推定回路54に入力される角速度の信号をローラ角速度推定信号とすることにより、***振点の影響を受けにくくなる。更に、共振抑制特性を有するATR53が、ASR51の出力信号および軸トルク検出信号に基づいて動力計トルク指令を生成することで共振点が抑制される。このため、***振点の影響を受けにくくなることに加えて共振点が抑制されるので、実施例3のものよりも更に高応答なシャシーダイナモメータシステムの電気慣性制御による走行抵抗制御が可能となる。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
10…コントローラ
11〜14,21〜24…重み関数
15…2慣性機械系モデル
15d,15e,15f,16,17,54a,54b…伝達関数
15a,18,19…加算器
15b,15c,20,54c,55…減算器
50…ローラ角速度推定回路
51…ASR
52…2慣性系機械構成
53…ATR
54…ローラ表面駆動力推定回路
56…EIC
101…動力計
102…速度検出器
103…軸
104…軸トルクメータ
105…ローラ
106…制御部
107…インバータ

Claims (3)

  1. ローラ、前記ローラと共通な軸を回転させることで前記ローラを回転させる動力計、前記軸のトルクを検出する軸トルク検出器、前記動力計の角速度を検出する動力計角速度検出器、および前記動力計に電力を供給するインバータの制御を行う制御手段を備えたシャシーダイナモメータシステムにおいて、
    前記制御手段は、
    前記軸トルク検出器が検出した軸トルク検出信号および前記動力計角速度検出器が検出した動力計角速度検出信号に基づいて前記ローラの推定角速度であるローラ角速度推定信号を生成するローラ角速度推定回路と、
    前記ローラ角速度推定信号および前記ローラが到達すべき角速度であるローラ角速度指令の差分にPID制御を行って前記動力計が出力すべきトルクである動力計トルク指令を生成する速度制御回路と、を備え、
    シャシーダイナモメータの機械系モデルと、前記ローラの表面駆動力に相当する信号に重み付けする第1の重み関数と、前記動力計が出力すべきトルクである動力計トルク指令に相当する信号に重み付けする第2の重み関数と、前記軸トルク検出器の観測ノイズである軸トルク観測ノイズに相当する信号に重み付けする第3の重み関数と、前記動力計角速度検出器の観測ノイズである動力計観測ノイズに相当する信号に重み付けする第4の重み関数と、前記第1および第2の重み関数が重み付けした各信号に基づいて生成された前記ローラの角速度に相当する信号と、前記第1〜第4の重み関数が重み付けした各信号に基づいて生成された前記ローラの推定角速度との差分信号に重み付けする第5の重み関数と、前記第1および第2の重み関数が重み付けした各信号に基づいて生成された前記軸の捩れトルクに相当する信号に重み付けする第6の重み関数と、前記第1および第2の重み関数が重み付けした各信号に基づいて生成された前記動力計の角速度に相当する信号に重み付けする第7の重み関数と、前記ローラの角速度に相当する信号に重み付けする第8の重み関数とを用い、
    前記シャシーダイナモメータの機械系モデルは、前記ローラの慣性モーメントの特性を有する第1の伝達関数、前記軸のばね剛性の特性を有する第2の伝達関数、および前記動力計の慣性モーメントの特性を有する第3の伝達関数を備え、前記第1〜第3の伝達関数は、前記第1および第2の重み関数が重み付けした各信号に基づいた信号が入力され、前記ローラの角速度に相当する信号は、前記第1の伝達関数および前記第2の伝達関数を用いて生成され、前記軸の捩れトルクに相当する信号は、前記第1の伝達関数、前記第2の伝達関数および前記第3の伝達関数を用いて生成され、前記動力計の角速度に相当する信号は、前記第2の伝達関数および前記第3の伝達関数を用いて生成され、
    前記ローラの表面駆動力に相当する信号、前記動力計が出力すべきトルクである動力計トルク指令に相当する信号、前記軸トルク検出器の観測ノイズである軸トルク観測ノイズに相当する信号および前記動力計角速度検出器の観測ノイズである動力計観測ノイズに相当する信号を外乱入力とし、前記第5〜第8の重み関数の各重み付け出力を制御量とする一般化プラントにおいて、
    前記第1〜第8の重み関数を用いてコントローラの状態方程式の係数をH∞制御またはμ設計法と呼称される制御系設計方法によって求めることで、軸トルク検出信号および動力計角速度検出信号に基づいてローラ角速度を推定するローラ角速度推定器を設計し、該設計されたローラ角速度推定器を前記ローラ角速度推定回路に適用し、
    前記コントローラは、前記第3の重み関数出力に前記軸の捩れトルクに相当する信号を加えて得た前記軸トルク検出信号に相当する信号と、前記第4の重み関数出力に前記動力計の角速度に相当する信号を加えて得た前記動力計角速度検出信号に相当する信号とを制御入力とし、前記ローラの推定角速度を観測量として出力し、
    前記第5の重み関数出力である制御量は、前記ローラの角速度に相当する信号と前記コントローラから出力されたローラの推定角速度信号との偏差であり、
    前記ローラ角速度推定回路は前記コントローラから出力されたローラの推定角速度をローラ角速度推定信号として出力することを特徴とするシャシーダイナモメータシステム。
  2. 前記制御手段は、前記速度制御回路が生成した信号および前記軸トルク検出信号の差分にPID制御を行って生成した信号を動力計トルク指令とする、共振抑制特性を有する軸トルク制御回路を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシャシーダイナモメータシステム。
  3. 前記制御手段は、前記生成されたローラ角速度推定信号から前記軸トルク検出信号を差し引いて、前記ローラの推定表面駆動力であるローラ表面駆動力推定信号を生成するローラ表面駆動力推定回路と、
    前記ローラ表面駆動力推定信号と車両の走行抵抗の指令値である走行抵抗指令との差分信号に基づいてローラ角速度指令を生成する慣性設定回路と、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のシャシーダイナモメータシステム。
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