JP5440253B2 - 切断用定規 - Google Patents

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本発明は、木板や木柱等の被切断物を電動丸鋸等によって切断する際に使用する切断用定規に関する。
従来から木材を所謂電動丸鋸を使用して所定形状に切断する際に使用する切断用定規として、ガイド板の一端部寄りに角度確知板(本件発明の角度確知体に相当)を枢着すると共に、ガイド板と角度確知板とを適宜な角度確知機構を介して連設し、ガイド板の外側縁をガイド縁に設定してガイド板と角度確知板との角度を読み取ることができる目盛を設けた切断用定規が知られている(例えば特許文献1)。
上記切断用定規では、切断する角度を合わせる際、角度確知板上の角度目盛表示と、ガイド板上の角度指示目盛とを見ながら、所定の角度に合わせた後、固定機構によって角度を固定し、丸鋸をガイド板に沿わせて木材等を切断することで、所定の角度での切断を行うことができる。
そして、上記のような切断用定規では、角度を合わせる際に、使用者が目盛りを見ながら固定する必要があり、固定作業が煩雑になる面があった。また、固定角度は、90度、45度、135度といった角度が主として使用されている。
そこで、角度を合わせ易くするため、角度可変な丸鋸用切断定規の角度目盛表示側における所定角度位置に嵌合孔を設け、前記嵌合孔と対応する箇所に該嵌合孔に嵌合自在とした係止突起部を設け、この係止突起部を前記嵌合孔に嵌合することにより所定の角度に固定する機構を設けた角度定規が提案され、この角度定規では、定規部に前記嵌合孔を設け、基準部側の片持ち弾性板に前記突出孔から突出して嵌合孔に密嵌する係止突起部を設け、更に片持ち弾性板を撓ませて係止突起部を嵌合孔から離脱させる押圧操作摘みを基準部本体の表面に突出状態で露出させて設けている(例えば特許文献2)。
特許第2660667号公報 実用新案登録第3112806号公報
上記角度定規では、嵌合孔を板状の定規部に設けており、その嵌合孔は定規部の厚さしか形成されていないため、嵌合孔に対する係止突起部の長さ方向可動範囲が小さく、係止突起部が嵌合孔に密着した状態で嵌り難く、密着状態で嵌らないと厚さ方向に隙間が生じ、ガタツキが起きる虞がある。また、嵌合孔と係止突起部との嵌合を解除する際、押圧操作摘みを押して操作するため、係止突起部が長さ方向に動いた量が分かり難く、目視による解除の確認が難しかった。
さらに、係止突起部が基準部の固定手段から離れているため、基準部を無理に回そうとする力が加わると、係止突起部がぶれる虞があり、正確な角度に設定できなくなることが懸念される。
また、係止突起部を基準部に加締め固定しているから、実際上、係止突起部の交換が難しく、さらに、組立時に係止突起部の位置調整が難しかった。
さらにまた、嵌合孔に係止突起部を嵌合するためには嵌合孔と係止突起部との間には所定のクリアランスが必要となるから、嵌合孔と係止突起部との間に隙間ができ、磨耗などによりその隙間が大きくなると、ガタツキが生じ、正確な角度の固定が行い難いという欠点がある。
解決しようとする問題点は、嵌合部分におけるガタツキを防止し、正確な角度設定が可能で、操作性に優れた切断用定規を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、被切断物の端面に沿って配置する角度確知体と、この角度確知体に回動自在に枢着され前記角度確知体と所定角度を有して交差するガイド板とを備えた切断用定規において、前記ガイド板の所定角度位置に設けた固定嵌合部と、前記角度確知体にスライド可能に設けられ前記固定嵌合部に嵌合するスライド嵌合部と、このスライド嵌合部を前記固定嵌合部に向かって付勢する付勢手段とを備えることを特徴とする切断用定規である。
請求項2の発明は、前記スライド嵌合部は先端に向かって幅狭に形成されていることを特徴とする請求項1記載の切断用定規である。
請求項3の発明は、前記スライド嵌合部をスライド可能に設けるスライドレールと、このスライドレールを前記角度確知体に固定する固定手段とを備えることを特徴とする請求項2記載の切断用定規である。
請求項1の発明によれば、スライド嵌合部を固定嵌合部に向かってスライドさせ、付勢手段によりスライド嵌合部を固定嵌合部に押し付けることにより、嵌合箇所における隙間をなくし、ガイド板を角度確知体に正確な角度で固定することができる。また、スライド嵌合部のスライドにより、角度固定状態と解除状態の確認を目視により簡単に行うことができる。
請求項2の発明によれば、スライド嵌合部の先端が幅狭に形成されているから、固定嵌合部にスライド嵌合部を正確に位置合わせすることができ、ガイド板を角度確知体に正確な角度で固定することができる。
請求項3の発明によれば、スライドレールを固定手段により角度確知体に固定することにより、嵌合部が磨耗した場合などに交換を行うことができ、また、スライドレールの固定を調整することにより、スライド嵌合部の角度などの調整を行うことができる。
本発明の実施例1を示す使用状態の斜視図である。 同上、斜視図である。 同上、ガイド体の要部の断面図である。 同上、角度固定手段の断面図であり、スライド嵌合部の嵌合状態を示す。 同上、角度固定手段の断面図であり、スライド嵌合部の嵌合解除状態を示す。 同上、角度固定手段の要部の平面図であり、スライド嵌合部の嵌合状態を示す。 同上、角度固定手段の要部の平面図であり、スライド嵌合部の嵌合解除状態を示す。 同上、角度固定手段の要部の平面図である。 同上、角度固定手段の分解斜視図である。 本発明の実施例2を示す角度固定手段の要部の平面図であり、スライド嵌合部の嵌合解除状態を示す。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
本発明の実施例1を図1〜図9を参照して説明する。ガイド板1と、後述する被切断物の端面に沿って当接される角度確知体である角度確知板2とを適宜な角度確知機構3を介して枢着し、ガイド板1の外側縁をガイド縁1Aに設定している。このガイド縁1Aを外側縁に形成したガイド板1の内側縁の長側の一端部側に、分度板3Aを一体又は一体的に設ける。この分度板3Aの中心に中心軸3Bを介して角度確知板2を回動自在に枢着する。この分度板3Aには半円状の長窓4,5が2つ形成され、角度確知板2に突設した軸6が外側の長窓5から突出し、この軸6に雌ネジ部材である蝶ネジ7が螺着されている。前記軸6に固定手段である蝶ネジ7をネジ止めすることによりガイド板1と角度確知板2とのネジ式角度固定手段が形成される。内側の長窓4の内側縁にはガイド板1に対する角度確知板2の角度を示す角度目盛8が表示され、また、該長窓4の外側縁にはガイド板1に対する角度確知板2の角度(勾配)を示す勾配目盛9が表示されている。そして、分度板3Aの上面に一体に突設して長窓4に臨む角度表示部10が設けられており、この角度表示部10が指し示す角度目盛8の角度或いは勾配目盛9の勾配となるように、分度板3Aに対してガイド板1が傾斜するようになっている。このように角度確知機構3は、内側の長窓4、長窓4に沿って設けられる角度目盛8並びに勾配目盛9及び長窓4に臨む角度表示部10などにより形成される。
前記角度確知板2の内側縁の中央には突片11が横向きに突設している。また、角度確知板2の内側縁には該角度確知板2の裏側に下方へ突出する第1のガイド片12が長手方向に沿って断続的或いは連続的に設けられ、また、角度確知板2の表面には第2のガイド片13が上向きに設けられる。
ガイド板1は鋼板等の金属製であって分度板3Aを一体又は一体的に設けた平面が細長形状である。また、角度確知板2も鋼板等の金属製である。
このように切断用定規は、後述する被切断物の端面に沿って係止する角度確知板2と、前記被切断物の上面に載置され側縁を切断用のガイド縁1Aに設定すると共に前記角度確知板2と所定角度を有して交差するガイド板1とを備える。
また、前記角度確知板2は前記ガイド板1に対して角度固定手段21により所定角度で固定される。前記角度固定手段21は、前記ガイド板1に設けた固定嵌合部たる複数の切欠き部22と、前記角度確知板2に設けられ、それら切欠き部22に選択的に嵌合するスライド嵌合部たる嵌合突起部23と、この嵌合突起部23を前記切欠き部22に向かって付勢する付勢手段たるコイルスプリング24とを備え、前記嵌合突起部23は前記中心軸3Bに向かって進退する。
前記分度板3Aの外周部3Gは、前記中心軸3Bを中心とした略半円状に形成され、ガイド縁1Aに対して角度確知板2が45度、90度、135度の位置に前記切欠き部22が形成され、この切欠き部22は略半円形に形成され、前記切欠き部22の両側は前記外周部3Gとは小さな凸状湾曲部22Aにより連結されている。尚、前記切欠き部22は前記中心軸3Bから放射状の位置に設けられている。
前記嵌合突起部23は、前記角度確知板2の長さ方向に長いスライド体25の先端に設けられ、前記切欠き部22と略同一形状をなし、該切欠き部22内に嵌入する。前記スライド体25は、スライドレール26に沿ってスライド可能に設けられ、このスライドレール26は固定手段たる複数のネジ27,28により前記角度確知板2に固定され、これにより前記嵌合突起部23は前記中心軸3Bに向かってスライド可能に設けられている。尚、図6及び図7では、説明のために操作体41とカバー体42を外した状態を示す。
前記スライド体25は前記角度確知板2の上面に沿って摺動し、前記スライドレール26は前記スライド体25を前記角度確知板2の上面との間に挟むようにして該角度確知板2に固定されている。前記スライド体25の前後には、長さ方向の案内孔29,30を形成し、これら案内孔29,30に係入する案内突条31,32を前記スライドレール26の下面に形成し、これら案内孔29,30と案内突条31,32の係合によりスライドレール26に沿ってスライド体25がスライドする。
また、前記スライドレール26には、その前側(先端側)に前記ビス27を挿通する透孔33を穿設すると共に、後側(基端側)に前記ビス28を挿通する長孔34を穿設し、この長孔34はスライドレール26の幅方向に長く形成されている。さらに、前側の前記ネジ27は皿ネジであり、その頭部27Aに対応して前記透孔33の上部にはテーパー部33Aが形成され、このテーパー部33Aに前記頭部37Aが係入した状態で、前記ネジ27を角度確知板2に螺着し、一方、後側のネジ28を長孔34に挿通して前記角度確知板2に螺着している。
したがって、ネジ28に対する長孔34の位置を調整することにより、スライド体25の向きを変えることができ、これにより前記嵌合突起部23の位置を調整することができ、それらスライド体25及びネジ27,28により、嵌合突起部23の位置調整手段35を構成している。尚、ネジ28はワッシャ28Aに挿通して使用される。また、固定状態で前記ネジ27の頭部27Aはテーパー部33Aに収納されるか、頭部27Aの上面がスライトレール26の上面と略面一となる。
また、前記角度固定手段21は、前記嵌合突起部23を操作する操作体41と、この操作体41を前記スライドレール26に装着するカバー体42とを備える。前記操作体41は前記スライド体25の前側上部に外装され、その操作体41の下部の左右には、突起状の係合部43,43が突設され、この係合部43,43が係合する凹溝状の係合受部44,44が、前記スライド体25の左右に形成されている。また、前記操作体41の上面には操作部たる幅方向の突条部45が設けられている。尚、この突条部45は前記カバー体42の先端に当接してストッパとしても作用する。さらに、前記操作体41の後部には、前記コイルスプリング24の前端部に当接する当接部46が形成され、また、前記スライドレール26の上面にコイルスプリング24の下部を挿入する挿入溝47を形成し、この挿入溝47の後端部47Aに前記コイルスプリング24の後端の下部を当接し、さらに、前記カバー体42の下面には、前記後端部47Aに対応して、前記前記コイルスプリング24の後端の上部を当接する当接部48を形成している。また、前記カバー体42は前記スライド体25の側部を覆う側面部49,49を有すると共に、前記スライドレール26の後部を覆い、ネジ50によりスライドレール26に固定される。
また、前記外周部3Gには、角度確知板2がガイド板1Aに沿う側に、収納位置用凹部51を形成し、この凹部51は前記嵌合突起部23より大きく、前記凹部51に嵌合突起部23が非接触状態で遊挿される。この場合、凹部51は前記切欠き部23より深く形成されているが、少なくとも案内孔29,30の一方の後端が案内突条31,32に当接することにより、嵌合突起部23の最大突出量が規定され、これにより嵌合突起部23の先端と凹部51との間に隙間が発生する。また、前記凹部51の両側と前記外周部3Gとは大きな凸状湾曲部51Aにより連結されている。
そして、図2に示すように、嵌合状態において、前記ネジ27と嵌合突起部23の先端との間隔Ksは、前記中心軸3Bと嵌合突起部23の先端の間隔Kより小さいから、ガイド板1を回す力が加わっても、嵌合突起部23がぶれ難い構造が得られる。
次に、前記切断用定規の使用方法について説明する。軸6に設けられた蝶ネジ7を緩め、角度確知板2の角度表示部10を所定角度の角度目盛8や勾配目盛9に合わせる途中で角度確知板2に対してガイド板1を所定角度Zに設定し、そして蝶ネジ7を締めることによって固定する。
ここで汎用的に使用する角度には切欠き部22が形成されており、嵌合突起部23が凹部51に位置する状態から、角度確知板2を回すと、スライド体25が後退してコイルスプリング24を圧縮し、嵌合突起部23が外周部3Gに摺動しながら移動し、切欠き部22に至ると、コイルスプリング24の弾性復元力によりスライド体25が前進し、嵌合突起部23が切欠き部23に嵌入することにより、切欠き部23に対して嵌合突起部23が位置合わせされ、これによりガイド板1に対して角度確知板2が正確な所定角度Zに設定される。また、切欠き部23に嵌合突起部23が嵌合した状態では、コイルスプリング24の付勢により角度確知板2を回すことはできず、他の切欠き部22に嵌合する場合は、突条部45などを使ってスライド体25を後退させ、嵌合状態を解除した状態で、所望の切欠き部22に嵌合突条部23を嵌合し、ここで上述したように蝶ネジ7を締めることによって固定する。
また、蝶ネジ7を締める前に、仮に、角度確知板2を回そうとする力が加わっても、支点であるネジ27の位置と嵌合突起部23とが近接しているから、嵌合突起部23に大きな力が加わることを抑制できる。
次に、角度確知板2の第1のガイド片12を被切断物52の端面52Aに係止させるようにしてガイド板1を被切断物52の上面52Bに載置する。これによってガイド縁1Aの全長にわたって上面52B上に所定角度Zをあらわすように設定される。したがって、このガイド縁1Aに丸鋸(図示せず)を沿わせて電動丸鋸(図示せず)を移動させることによってガイド縁1Aの全長にわたって被切断物52の上面52Bを所定角度Zで切断することができる。
このように本実施例では、被切断物52の端面52Aに沿って配置する角度確知体たる角度確知板2と、この角度確知板2に回動自在に枢着され角度確知板2と所定角度Zを有して交差するガイド板1とを備えた切断用定規において、角度確知板2の所定角度位置に設けた固定嵌合部たる切欠き部22と、角度確知板2にスライド可能に設けられ切欠き部22に嵌合するスライド嵌合部たる嵌合突起部23と、この嵌合突起部23を切欠き部22に向かって付勢する付勢手段たるコイルスプリング24とを備えるから、嵌合突起部23を切欠き部22に向かってスライドさせ、コイルスプリング24により嵌合突起部23を切欠き部22に押し付けることにより、嵌合箇所における隙間をなくし、ガイド板1を角度確知板2に正確な角度で固定することができる。また、嵌合突起部23のスライドにより、角度固定状態と解除状態の確認を目視により簡単に行うことができる。
また、このように本実施例では、嵌合突起部23は先端に向かって幅狭に形成されているから、切欠き部22に嵌合突起部23を正確に位置合わせすることができ、ガイド板1を角度確知板2に正確な角度で固定することができる。
また、このように本実施例では、嵌合突起部23をスライド可能に設けるスライドレール26と、このスライドレール26を角度確知板2に固定する固定手段たるネジ27,28とを備えるから、スライドレール26を固定手段により角度確知板2に固定することにより、嵌合突起部23が磨耗した場合などに交換を行うことができ、また、スライドレール26の固定を調整することにより、嵌合突起部23の角度などの調整を行うことができる。
また、実施例上の効果として、固定手段たるネジ27,28の少なくとも一方をスライドレール26の長孔34に挿入し、この長孔34が外周部3Gの方向に形成されているから、長孔34におけるネジ28の位置を調整することにより、スライドレール26とこれにスライド可能に設けたスライド体25の向きを調整でき、これにより嵌合突起部23の位置調整を簡便に行うことができる。さらに、切欠き部22の両側には凸状湾曲部22Aを設けたから、切欠き部22に嵌合突起部23をスムーズに案内することができ、正確な角度設定を行うことができる。
図10は本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、前記スライド体25の先端にスライド嵌合部たる切欠き部122を設け、ガイド縁1Aに対して角度確知板2が45度、90度、135度の位置に凹部状の切欠き部122が形成され、この切欠き部122は略半円形に形成され、
前記外周部3Gに固定嵌合部たる嵌合突起部123を設け、この嵌合突起部123は前記切欠き部と略同形で、前記切欠き部122内に嵌合突起部123が嵌入する。また、外周部3Gには収納位置用凹部に代えて収納位置凸部53を設け、この凸部53は前記嵌合突起部123より小さく、前記切欠き部122内に遊挿される。
このように本実施例では、角度確知体たる角度確知板2の所定角度位置に設けた固定嵌合部たる嵌合突起部123と、角度確知板2にスライド可能に設けられ嵌合突起部123に嵌合するスライド嵌合部たる切欠き部122と、このスライド嵌合部122を嵌合突起部123に向かって付勢する付勢手段たるコイルスプリング24とを備えるから、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
尚、本発明は、本実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、嵌合突起部の形状は略半円形に限らず、略三角形や台形などのように先端に向かって幅狭に形成されていればよい。
以上のように本発明に係る切断用定規は、各種の用途に適用できる。
1 ガイド板
1A ガイド縁
2 角度確知板(角度確知体)
3B 中心軸(回転中心)
21 角度固定手段
22 切欠き部(固定嵌合部)
23 嵌合突起部(スライド嵌合部)
24 コイルスプリング(付勢手段)
26 スライドレール
27 ネジ(固定手段)
28 ネジ(後)(固定手段)
35 位置調整手段
K 間隔
Ks 間隔
52 被切断物
52A 端面
52B 上面
122 切欠き部(スライド嵌合部)
123 嵌合突条部(固定嵌合部)

Claims (3)

  1. 被切断物の端面に沿って配置する角度確知体と、この角度確知体に回動自在に枢着され前記角度確知体と所定角度を有して交差するガイド板とを備えた切断用定規において、前記ガイド板の所定角度位置に設けた固定嵌合部と、前記角度確知体にスライド可能に設けられ前記固定嵌合部に嵌合するスライド嵌合部と、このスライド嵌合部を前記固定嵌合部に向かって付勢する付勢手段とを備えることを特徴とする切断用定規。
  2. 前記スライド嵌合部は先端に向かって幅狭に形成されていることを特徴とする請求項1記載の切断用定規。
  3. 前記スライド嵌合部をスライド可能に設けるスライドレールと、このスライドレールを前記角度確知体に固定する固定手段とを備えることを特徴とする請求項2記載の切断用定規。
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