JP5438390B2 - 画像処理装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は画像処理装置およびその制御方法、特に、画素データに近傍画素を参照した演算を施す画像処理装置およびその制御方法に関する。
ディスプレイに表示するための映像信号には、高画質化を目的として種々のディジタル処理が施されている。しかし、入力される映像信号の解像度やストリーム数は、アプリケーションに応じてさまざまである。このため、解像度やストリーム数に応じて最適な処理が可能である、柔軟な画像処理装置が求められている。画像処理装置に求められる柔軟性の一例として、実行時における処理速度と画質のトレードオフが挙げられる。これにより、例えばデータ数が多い場合は高速に処理し、データ量が少ない場合には、より画質を重視して処理するといった切り替えができる。また、人間の注視メカニズムの研究などにより、画像内における重要な領域(ROI)の抽出技術が進んでいる。ROIに対して画質を重視した処理を施し、その他の領域に速度を重視した処理を施す事によって、少ない演算量で主観画質の高い画像処理の実現が期待できる。従来、映像の高画質化処理として、1枚のフレーム内における近傍画素を参照して処理を施す2次元近傍画素参照演算や,複数のフレームの近傍画素を参照して処理を施す3次元近傍画素参照演算が広く知られている。前者は、例えばノイズ除去やエッジ強調、解像度変換などである。後者は、例えば特許文献1や特許文献2のように、動き検出を用いた適応的な補正処理やIP変換などである。これらの処理は、一般に参照画素数、参照フレーム数が多いほど,より画質の向上を図ることができる。上記処理は演算量が大きいため、例えばディスプレイといったリアルタイム性を要求されるアプリケーションなどでは、ハードウェアにより実装される。この時、それぞれの処理を別モジュールとして実装するのが一般的であった。
図17は、従来の画像処理装置の構成例を示すブロック図である。図中、10はIP変換モジュール、20は解像度変換モジュール、30はエッジ強調モジュールである。上記構成に対し、例えばラスタ順に画素を入力し、モジュール間をハンドシェーク通信により画素を送り、パイプライン的に処理することによって、高画質化処理が実現できる。また、例えばエッジ強調モジュール30のフィルタ係数をファームウェアから設定できるようにすることによって、例えばエッジの強調度を変更したり、処理内容をノイズ除去処理に変更したりできる。
一方、特許文献3では、フィルタにフィードバック系を設け、画素データへフィルタ処理を施す回数を変更可能としている。これにより、フィルタ処理の柔軟性を向上させている。
特開2006−304019公報 特開2006−311061公報 特開平9−297842号公報
しかしながら、上記特許文献1や2の構成では、動作モードに応じて変更できるのはフィルタ係数などわずかであり、柔軟性に乏しい。また、特許文献3の構成であっても、動作モードに応じて変更できるのはループ回数とフィルタ係数などであり、なお柔軟性が低いという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、小さい回路で柔軟性の高い近傍画素参照演算を行う画像処理装置およびその制御方法を提供する。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、画素ごとに該画素が属するグループを示すグループ識別情報を含む属性データが付属した画素データであって、該画素のグループ識別情報が、該画素が属する画像データのフレーム単位で設定されている、若しくは列単位もしくは行単位で周期的に設定されている該画素データを入力する入力手段と、
複数の2次元近傍参照演算手段と、
前記画像データを構成するそれぞれの前記画素データを規定の走査順序で走査し、該走査された画素データに付属した属性データに含まれるグループ識別情報に基づいて、前記複数の2次元近傍参照演算手段のいずれかに割り振る割り振り手段と、
前記複数の2次元近傍参照演算手段からの全てもしくは一部の出力を入力とする1次元近傍参照演算手段と、
前記複数の2次元近傍参照演算手段からの出力と前記1次元近傍参照演算手段からの出力とを選択して選択画素データとして出力する選択手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、動作モードに応じて、ある画素に対してどの演算部がどの順番で処理するかという画素ごとの多様な経路を選択可能である。例えば、複数フレームの画素データを参照した3次元フィルタ処理や、複数の2次元フィルタの並列処理および順次処理、参照領域の大きな2次元フィルタ処理などが、経路の選択により変更可能である。これにより、動作モードに応じて処理速度と画質のトレードオフが可能な柔軟性の高い画像処理装置が実現できる。さらに、演算部を複数の経路で共用するため、小さい回路で実現可能である。
実施形態1における画像処理装置の構成例を示す図である。 実施形態1又は2における入力画素データのフォーマット例を示す図である。 実施形態1における画素の走査順序を説明する図である。 実施形態1における行遅延部の構成例を示す図である。 実施形態1における行遅延部の動作を説明する図である。 実施形態1における行遅延部の動作を説明する図である。 実施形態1における列遅延部の構成例を示す図である 実施形態1における演算部の一構成例を示す図である。 実施形態1における演算部の他の構成例を示す図である。 実施形態1の経路IIIを説明する図である。 実施形態1における画素の走査順序の他例を説明する図である。 実施形態2における画像処理装置の構成例を示す図である。 実施形態2における演算部の一構成例を示す図である。 実施形態2における演算部の他の構成例を示す図である。 実施形態2の具体例における画素の走査順序を説明する図である。 実施形態2の具体例における画素の演算方法を説明する図である。 実施形態2の具体例における画素の演算方法を説明する図である。 従来の画像処理装置の構成例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
[実施形態1] 図1Aは、実施形態1の画像処理装置の構成例を示す図である。図中、100が本画像処理装置である。画像処理装置100は、図1Aに示すようなサブモジュール120,140,150,160,170を具備する。なお、サブモジュール120,140,150,160,170を結ぶ信号には、各サブモジュールの参照符号にさらに符号を付加した参照符号を付している。これにより、以下の各サブモジュールの構成を説明する図において、同じ信号を同じ参照番号で示し、接続を明瞭にしている。200は、かかるサブモジュール120,140,150,160,170を制御して、画像処理装置100を種々のモードで動作するように画素データの経路を制御する画像処理制御部である。画像処理制御部200は、例えば、演算処理用のCPU、CPUの処理手順のプログラムを記憶するROM、ワークエリアとして使用する一時記憶用のRAMを少なくとも有している。110は、画像処理装置100に対する入力である。入力110は、1サイクルに最大1画素の入力が可能である。入力110は、画像処理装置100の入力ポートに入力される。
図1Bに入力画素データのフォーマット例を示す。所望ビットの入力画素データ110bには、画素ごとに属性データ110aを付与している。属性データ110aには、例えば図1Bのように、4ビットのグループフィールド(gidと呼ぶ)110a−1と、1ビットのラインエンドフィールド110a−2とがある。グループフィールド110a−1としては、フレーム単位で設定されるフレーム情報や列単位もしくは行単位で周期的に設定される位置情報が含まれる。また、グループフィールド110a−1のビット数は、本例では、以下に示す2次元近傍参照演算部(サブモジュール)150の個数に相当する。
画像処理装置100のサブモジュール120は、行遅延部である。行遅延部120では、画素データを蓄積し、後段の2次元フィルタ150に必要な行数分の画素データをまとめて、列遅延部140へ送る。この時、各画素データに付属されている属性データにより、送り先を決定する。サブモジュール140は、列遅延部である。列遅延部140では、後段の2次元フィルタ150に必要な列数分の画素データを蓄積し,2次元フィルタ150および他の列遅延部140へ送る。図1Aでは、4つの列遅延部140−1,140−2,140−3,140−4が図示されているが、これに限定されない。サブモジュール150は、注目画素を中心とする2次元近傍参照画素を参照して演算する2次元近傍参照演算部として動作する2次元フィルタである。本例では、2次元フィルタ150の参照画素は、(5x5)の矩形領域とし、2次元フィルタの数は4とする。2次元フィルタ150は、4サイクルに1画素を処理できるパイプライン型演算器である。2次元フィルタ150は、図示していないフィルタ係数設定部を具備し、ファームウェアなどからフィルタ係数を制御できる。2次元フィルタ150は、列遅延部140から受け取った(5x5)個の画素データに対し、フィルタ係数により積和演算を行う。演算結果は、1次元フィルタ160もしくはセレクタ170へ送る。サブモジュール160は、注目画素を中心とする1次元近傍参照画素を参照して演算する1次元近傍参照演算部として動作する1次元フィルタである。本例では、1次元フィルタ160の参照データ数は4とする。1次元フィルタ160は、図示していないフィルタ係数設定部を具備し、ファームウェアなどからフィルタ係数を制御できる。かかるフィルタ係数を画像処理制御部200からロードするようにしてもよい。1次元フィルタ160は、入力された4個の画素データに対し、フィルタ係数により積和演算を行なう。演算結果は、セレクタ170へ送る。サブモジュール170は、セレクタである。2次元フィルタ150もしくは1次元フィルタ160の演算結果のうち、有効なものを選択的に出力する。また、セレクタ170は内部に、図示していないFIFOを具備し、タイミングを調整可能である。180は、画像処理装置100からの出力である。出力180は、1サイクルに最大1画素の出力が可能である。出力180は、画像処理装置100の出力ポートから出力される。
上記各サブモジュール間は、バリッド信号とストール信号とを用いたハンドシェーク通信により画素データおよび属性データを授受する。画像処理制御部200は、実行すべき処理内容に応じた処理経路を決定するために、入力画素データ110bに、画素ごとに属性データ110aを設定する。また、出力180が入力110へフィードバックされる場合には、属性データ110aを再度設定する。また画像処理制御部200は、処理内容に応じて、セレクタで選択すべき有効データや、2次元フィルタ150及び1次元フィルタ160のフィルタ係数を設定することもできる。
<実施形態1の各サブモジュールの構成例及び経路Iの例> 以下では、次のような入力される画素データを仮定して、各サブモジュールについて詳しく説明する。
(入力画素データの仮定) 入力110は4フレームとし、走査順序は図2に示す通りであるとする。入力画像の解像度はHD(1920x1080)とする。各入力画素には、時間方向に古いフレームから順番に、図1Bのグループフィールドgid=1,2,4,8を割り振る。例えば、フレーム1,2,3,4の処理中、フレーム1内の画素はgid=1(最下位ビット)、フレーム2内の画素はgid=2(2ビッチ目)、フレーム3内の画素はgid=4(3ビット目)、フレーム4内の画素はgid=8(最上位ビット)である。従って、図2に201で示すフレーム順に画素が読み出され、フレーム内ではライン方向202の順に読み出される。同様に、フレーム2,3,4,5の処理中、フレーム2はgid=1、フレーム3はgid=2、フレーム4はgid=4、フレーム5はgid=8である。また、各フレームの最右列中の画素には、ラインエンドフィールドを"1"にセットし、他の画素はラインエンドフィールドを"0"にセットする。従って、ラインエンドフィールドが"1"であれば、次ぎのラインの先頭に戻る。そして、最終ラインでラインエンドフィールドが"1"になれば、203にようにフレーム2の先頭に戻り、フレーム2〜5の読み出しとなる。経路Iでは、入力された画素データは、行遅延部120を通って、属性データに従って2次元フィルタ150−1、150−2,150−3,150−4に割り振られて、それぞれフレームごとに2次元フィルタ処理をする。さらに、それぞれの演算結果を1次元フィルタ160で処理する。以上により、4フレームを参照した3次元フィルタ処理を行い、1フレーム分の演算結果を出力する。
(行遅延部120の構成例) 図3は、行遅延部120の構成例を示す図である。図中、540はFIFO、541はリード制御部、542はライト制御部、543はSRAM、544はデマルチプレクサである。また、各構成要素を結ぶ矢印はデータの流れを表している。551、552、555、556は画素データおよび属性データである。また、553はSRAMから読み出した画素データ、554はSRAMへの読み出しアドレス、557はSRAMへ書き込む画素データ、558はSRAMへの書き込みアドレスおよびライトイネーブルである。ここで、SRAMのワード幅は4画素分とし、SRAMのワード数は8000とする。
上記条件での入力画素位置と出力画素位置の関係の一例を、図4に示す。図4の(b)は(a)の次のサイクル、図4の(c)は(b)の次のサイクルを示している。図中、320は行遅延部120への入力画素の位置、321はメモリから読み出された画素群の位置、322はメモリに保持されている画素群の位置、323はメモリに書き込まれた画素群の位置である。画素領域内の黒地白抜きの数字はSRAMのアドレスを示している。
また、図6にメモリへのアクセスタイミング例を示す.Inputは320、Readは321、Writeは323にそれぞれ対応している。それぞれ数字はgidを示し、(a)、(b)、(c)はそれぞれ図4の(a)、(b)、(c)のタイミングを示している。
例えば図4の(a)に示したように、行遅延部120への入力画素320がgid=2である時、リード制御部541でgid=2のフレームにおける、入力画素320の上に位置する4つの画素群321をSRAM543から読み出す。アドレス554は、gid=1のフレームは(X)、gid=2のフレームは(2000+X)、gid=4のフレームは(4000+X)、gid=8のフレームは(6000+X)とする。ここで、Xは入力画素320の水平方向の座標である。Xは、各gidごとに画素をカウントし、ラインエンドフィールドが"1"である画素を出力後、ゼロにリセットすることで求められる。すなわち、SRAM内のメモリ空間は各フレームごとに2000ワードずつ均等に割り当てられる。割り当てられたアドレス空間内の一番小さいアドレスが画像の最左列にマッピングされ、画像右方向へ順番に小さいアドレスがマッピングされる。リード制御部541は、入力画素320と読み出した画素群323を結合し、5つの画素群555としてデマルチプレクサ544へ送る。画素群555には、入力画素320の属性データを付属させる。また、5つの画素群のうち、一番上の画素を除いた4つの画素群323をライト制御部542へ送る。ライト制御部542では、リード制御部541から受け取った画素群323の画素データをSRAM543へ書き込む。例えば、図4の(a)中の入力画素320および読み出された画素群321は、図4の(b)のタイミングでSRAM543へ書き込まれる。書き込む際のアドレス558は、読み出し時と同様に求める。デマルチプレクサ544は、受け取った画素群に付属されているグループフィールドのビットの値に従って画素データを列遅延部140に割り振る。すなわち、最下位ビットが"1"であれば列遅延部140−1、下位2ビット目が"1"であれば列遅延部140−2、下位3ビット目が"1"であれば列遅延部140−3、最上位ビットが"1"であれば列遅延部140−4へそれぞれ出力する。
(列遅延部140の構成例) 図6は、4つの列遅延部の1つの列遅延部140−1の構成例を示す図である。なお、他の列遅延部140−2,140−3,140−4も、出力先の2次元フィルタ250が異なるのみで構成は同様である。図中、571、572、573、574、575はそれぞれ5画素分のレジスタである。行遅延部120から入力された5画素分の画素群、はレジスタ571に保持される。レジスタ571に保持されていた5画素分の画素群はレジスタ572および2次元フィルタ150−1に送られる。レジスタ572に保持されていた5画素分の画素群はレジスタ573および2次元フィルタ150−1に送られる。レジスタ573に保持されていた5画素分の画素群はレジスタ574および2次元フィルタ150−1に送られる。レジスタ574に保持されていた5画素分の画素群はレジスタ575および2次元フィルタ150−1に送られる。レジスタ575に保持されていた5画素分の画素群は2次元フィルタ150−1に送られる。
(2次元フィルタ150の構成例) 図7は、2次元フィルタ150の1つである2次元フィルタ150−1の構成例を示す図である。なお、他の2次元フィルタ150−2,150−3,150−4も、構成は同様である。図中、591は5x5画素分のレジスタ、592は係数設定部、593は5x5の係数を保持するレジスタ、594は乗算器、595は5x5画素分のレジスタ、596は加算器である。列遅延部140−1からの5x5の入力画素群はそれぞれ、乗算器594で係数設定部によって設定された係数との積が演算され、レジスタ595に送られる。レジスタ595の値は全て加算器596で合計が演算され、出力される。
(1次元フィルタ160の構成例) 図8は、1次元フィルタ160の構成例を示す図である。図中、601は4画素分のレジスタ、602は係数設定部、603は4つの係数を保持するレジスタ、604は乗算器、605は4画素分のレジスタ、606は加算器である。各2次元フィルタ150からの入力画素はそれぞれ、レジスタ601へ入力される。ここで、各入力画素の待ち合わせをする。必要な入力画素が揃うと、乗算器604で係数設定部によって設定された係数との積が演算され、レジスタ605に送られる。レジスタ605の値は全て加算器606で合計が演算され、セレクタ170へ出力される。
(セレクタ170の構成例) セレクタ170による選択は、所望のフィルタ処理に対応して画像処理制御部200により制御される。本経路Iにおいて、セレクタ170では1次元フィルタの演算結果を選択し、出力する。
<実施形態1の構成例による経路IIの例> 入力画素データの走査順序および属性データは、経路Iと同様とする。入力された画素データは、行遅延部120を通って2次元フィルタ150−1、150−2、150−3、150−4でそれぞれ独立に処理する。各2次元フィルタ150の演算結果は、セレクタ170へ送る。セレクタ170では各演算結果を順番に選択し、出力する。以上により、4フレームそれぞれ独立に2次元フィルタリング処理を行い、4フレーム分の演算結果を出力する。なお、gid=1のフレームにおける演算結果の出力180をgid=2として入力110へフィードバックする。そして、このgid=2の演算結果の出力180をgid=4として入力110へフィードバックする。そして、このgid=4の演算結果の出力180をgid=8として入力110へフィードバックする。これによって、1つのフレームに対して2次元フィルタの順次処理も可能である。このように、独立に動作する2次元フィルタは並列処理と順次処理が選択できる。
<実施形態1の構成例による経路IIIの例> 入力110は1フレームとし、走査順序は図9の(a)に示す通りであるとする。図に示したように、フレーム内の奇数行目の画素はgid=1とし、偶数行目の画素はgid=8とする。gid=1の画素データは、列遅延部140−1で5列遅延され、レジスタ575に保持されている5つの画素群は2次元フィルタ150−1、列遅延部140−2の両方へ送られる。列遅延部140−2へ入力された5つの画素群で更に5列遅延させることで、2次元フィルタ150−2へ入力される(5x5)の画素領域は、2次元フィルタ150−1へ入力される(5x5)の画素領域よりも5列遅延した領域となる。同様に、gid=8の画素データは、2次元フィルタ150−3へ入力される(5x5)の画素領域は、2次元フィルタ150−4へ入力される(5x5)の画素領域よりも5列遅延した領域となる。
以上をまとめると、2次元フィルタ150−1、150−2、150−3、150−4で処理する画素領域は、図9の(b)のようになる。図中、331は2次元フィルタ150−1の参照画素領域、332は2次元フィルタ150−2の参照画素領域、333は2次元フィルタ150−4の参照画素領域、334は2次元フィルタ150−3の参照画素領域である。各2次元フィルタ150の演算結果は、1次元フィルタ160へ入力され、積和演算が施される。以上により、(10x10)の画素領域を参照した2次元フィルタ演算を実現できる。なお、経路IIIでは、行遅延部内のSRAM543は、gid=1,8にそれぞれ4000ワードずつ割り当てることができる。これは、水平方向により大きな画像を扱えることを意味する。
<実施形態1の構成例による経路IVの例> 上記経路の中間として、例えば2次元フィルタ150−1、150−2、150−3と1次元フィルタ160で3次元フィルタ処理を行い、2次元フィルタ150−4では独立した2次元フィルタ処理を並列もしくは順次的に行うことも可能である。
<実施形態1の構成例による各経路の特性> 上記それぞれの経路I〜IVによる処理をまとめる。経路Iおよび経路IIの順次動作、経路IIIにおける出力スループットは、最大1/4(画素/サイクル)である。また、経路IIの並列動作における出力スループットは、最大1/1(画素/サイクル)である。経路IVは、これらの中間である。一方、経路Iでは、4フレームを参照した3次元フィルタ処理が実現される。経路IIの順次動作では、1フレームに複数回の2次元フィルタ処理が実現される。経路IIIでは、1フレーム内の広範囲を参照した2次元フィルタ処理が実現される。これらは、経路IIの並列動作に比べ、高画質な処理が期待できる。経路IVは、これらの中間である。
<実施形態1の効果> 以上説明したように本実施形態によれば、動作モードに応じてさまざま経路が選択可能であるため,柔軟性の高い画像処理が実現可能である。
<実施形態1の変形例> なお、画素の走査方向は上記に示した通りでなくても良い。例えば、図10に示すように走査しても良い。この走査方法では、まず各フレームを細長いバンド領域に分割する。バンドの高さは任意だが、各フレーム間で同一とする。この各バンド領域内でまず時間方向1001に走査し、Y方向に走査してX方向に走査する(1002)。各フレームの1つのバンドが終了すると、次のバンドを同様に走査する(1003)。
[実施形態2] 図11は、本実施形態2における画像処理装置の構成例を示す図である。図中、250は2次元近傍参照演算部,260は1次元近傍参照演算部であるり、他の構成は実施形態1と同様である。図1Aと同じ参照符号の構成要素は、実施形態1と同様であり、説明の重複は避ける。前記実施形態1では演算部150及び160を積和演算としたが、本実施形態2ではより汎用的な近傍参照演算を行う演算部を使用する。かかる演算部の演算アルゴリズムは、所望の処理に対応して画像処理制御部200からのソフトウエアあるいはファームウエアのロードなどで変更が可能である。
(実施形態2の2次元近傍参照演算部250の構成例) 図12の(a)は、本実施形態2における2次元近傍参照演算部250の構成例を示す図である。図中、597はALUである。ALU597は、例えば、乗算器、加算器、比較器を含む。レジスタ591に保持されている値をA[k]、レジスタ593に保持されている値をB[k]とすると(k=0,1,...,24)、ALU597は、例えば式(1)〜(3)に示すCや"0"などを出力する。
Figure 0005438390
kは、図12の(b)に示した位置と対応している。式(1)は実施形態1と等価な演算である。式(2)はレジスタ591における、X方向に隣りの要素との差分の2乗を演算する。式(3)は、レジスタ591における、X方向に隣りの要素との差分絶対値が閾値よりも大きい場合に"1"、小さい場合に"0"を返す。
(実施形態2の1次元近傍参照演算部260の構成例) 図13の(a)は、本実施形態2における1次元近傍参照演算部260の構成例を示す図である。図中、607はALUである。ALU607は、例えば、乗算器、加算器、LUTなどを含む。レジスタ601に保持されている値をD[k]、レジスタ603に保持されている値をE[k]とすると(k=0,1,2,3)、ALU607は、例えば式(4)〜(6)に示すFなどを出力する。
Figure 0005438390
kは、図13の(b)に示した位置と対応している。式中、LUT(X)は、Xを引き数にしたLUTの値である。式(4)は、実施形態1と等価な演算である。式(5)は、D[1]、D[2]、D[3]の総和を基に、D[0]の値を補正する。式(6)は、D[2]、D[3]の総和を基に、D[0]とD[1]の線形補間値を求める。以上の構成により、実施形態1と同様の積和演算を含む多様な演算を可能にし、更なる柔軟性の向上を図る。
<実施形態2の具体的な用途例> 例えば、撮像された現フレームに動物体がある場合に、その領域を警戒色で強調表示する処理を行う。動物体の無い背景フレームをあらかじめ用意しておく。この背景フレームと現フレームとを、図14に示す走査順序で入力する。すなわち、背景とフレーム1の対応する画素データの順1401に、ライン方向1402に読み出される。そして、フレーム1の最後を読み出すと、背景の最初の画素に戻って(1402,1403)、対応するフレーム2、次にフレーム3の画素データが読み出される。図14に示したように、背景フレームには列ごとにgid=2,4,8を繰り返し割り振る。これにより、背景フレーム中の座標(3M,N);M,Nは0もしくは正数、の画素は列遅延部140−2に送られる。座標(3M+1,N)の画素は列遅延部140−3に送られる。座標(3M+2,N)の画素は列遅延部140−4に送られる。同様に、現フレームには列ごとにgid=3,5,9を繰り返し割り振る。これにより、現フレーム中の座標(3M,N)の画素は列遅延部140−1および140−2に送られる。座標(3M+1,N)の画素は列遅延部140−1および140−3に送られる。座標(3M+2,N)の画素は列遅延部140−1および140−4に送られる。
図15に、各遅延部140で保持している画素群の例を示す。図中、613,615,617,619,621,623,625は、それぞれ背景フレーム中の5画素を示している。610,612,614,616,618,620,622,624は、それぞれ現フレーム中の5画素を示している。613と614、615と616、617と618、619と620、621と622、623と624は、同一座標の画素群である。613,619,625はgid=2、615,621はgid=4、617,623はgid=8とする。614,620はgid=3、610,616,622はgid=5、612,618,624はgid=9とする。また、中心画素619及び620(図中、斜線部)の座標を(S,T)とする。この時、列遅延部140−1内のレジスタ571,572,573,574,575で保持している画素群は、それぞれ624、622、620、618、616である。列遅延部140−2内で保持している画素群は、それぞれ625、620、619、614、613である。列遅延部140−3内で保持している画素群は、それぞれ622、621、616、615、610である。列遅延部140−4内で保持している画素群は、それぞれ624、623、618、617、612である。以上のような画素群に対し、2次元近傍参照演算部250−2では、画素群620と画素群619の差分二乗和を求める。2次元近傍参照演算部250−3では、画素群622と画素群621の差分二乗和と、画素群616と画素群615の差分二乗和との和を求める。2次元近傍参照演算部250−4では、画素群624と画素群623の差分二乗和と、画素群617と画素群618の差分二乗和との和を求める。すなわち、2次元近傍参照演算部250−2、250−3、250−4の演算結果は、それぞれ式(7)、式(8)、式(9)に示す値である。
Figure 0005438390
式中、B(x,y)、C(x,y)は、それぞれ座標(x,y)における背景フレームの画素値と現フレームの画素値である。2次元近傍参照演算部250−1では、C(S,T)の画素値を出力する。1次元近傍参照演算部260では、2次元近傍参照演算部250−2、250−3、250−4の演算結果の総和によって、式(10)の値を求め、これを基に2次元近傍参照演算部250−1から受け取った値を補正する。式(10)は、座標(S,T)の近傍(5x5)の矩形領域における背景フレームと現フレームとの差分二乗和であり、画素値の変化の指標になる。この値が閾値を越える場合に、座標(S,T)は動物体の領域内と判定し、2次元近傍参照演算部250−1の出力C(S,T)を警戒色へ変換する処理をLUTにて行う。
また、図15において1画素分の入力があると、図16のようになる。この時、列遅延部140−1は画素群626を受け取り、列遅延部140−1内の各レジスタで保持する画素群は、それぞれ626、624、622、620、618となる。列遅延部140−2内の各レジスタで保持する画素群は、それぞれ626、625、620、619、614となる。列遅延部140−3、140−4に保持されている画素は、図15の場合と同一である。以上のような画素群に対し、2次元近傍参照演算部250−2、250−3、250−4では、それぞれ式(11)、式(12)、式(9)を演算する。
Figure 0005438390
これらの和は式(13)となり、座標(S+1,T)の近傍(5x5)の矩形領域における背景フレームと現フレームとの差分二乗和になる。この値が閾値を越える場合に座標(S+1,T)は動物体の領域内と判定し、2次元近傍参照演算部250−1の出力C(S+1,T)を警戒色へ変換する処理をLUTにて行う。
(具体例の効果) 以上のような演算を上記走査順序で順次行うことによって、上述した動物体領域の強調処理を画像全体に施すことができる。
<実施形態2の効果> 以上示したように、本実施形態2では、演算部を汎用的な近傍参照演算とすることで、走査順序や属性データの割り振り方法によって多様な画像処理が可能である。
[他の実施形態] なお、本実施形態には、特定の近傍参照演算の例を示したが、かかる近傍参照演算を種々に変化させる、あるいは使用するパラメータを種々に変化させることで、簡単な構成の画像処理装置で所望の種々の画像処理が実現できる。また、上記実施形態では、画素データの割り振り先が4個の場合や、属性データの種類が4個の場合を示したが、これに限定されることなく本発明は他の個数であっても同様の効果を奏し、これらも本発明に含まれる。例えば、入力ポートへ入力される画素の走査順序は、割り振り先がN個の場合、連続した任意のN入力内で、前記割り振り手段が割り振り先の決定に参照する属性データが全て異なるような走査順序となる。例えば、入力ポートへ入力される画素の走査順序は、1フレームの画像を出力するのに必要な単数もしくは複数の入力フレームに含まれる属性データの種類がM個の場合、次のような操作順序となる。すなわち、連続した任意のM入力内で、割り振り先の決定に参照する属性データが全て異なるような走査順序となる。又、実施形態では、1個の列遅延と4個の行遅延の例を示したが、これに限定されない。一般に、主走査方向もしくは副走査方向のいずれかを第1の方向とし、他方を第2の方向とする場合に、本発明の記憶部は、第1の方向に画素を遅延させるための第1の記憶部と、第2の方向に画素を遅延させるための第2の記憶部とから構成される。そして、前記第2の記憶部は複数の領域に分かれている。また、更に、前記第2の記憶部は、前記第2の記憶部の第1の領域から第2の領域へ画素データを送る経路を有している。これらも本発明に含まれるものである。
又、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、プリンタなど)から構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、ひとつの機器からなる装置に適用してもよい。又、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはu CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
又、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行う。このような処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。

Claims (12)

  1. 画素ごとに該画素が属するグループを示すグループ識別情報を含む属性データが付属した画素データであって、該画素のグループ識別情報が、該画素が属する画像データのフレーム単位で設定されている、若しくは列単位もしくは行単位で周期的に設定されている該画素データを入力する入力手段と、
    複数の2次元近傍参照演算手段と、
    前記画像データを構成するそれぞれの前記画素データを規定の走査順序で走査し、該走査された画素データに付属した属性データに含まれるグループ識別情報に基づいて、前記複数の2次元近傍参照演算手段のいずれかに割り振る割り振り手段と、
    前記複数の2次元近傍参照演算手段からの全てもしくは一部の出力を入力とする1次元近傍参照演算手段と、
    前記複数の2次元近傍参照演算手段からの出力と前記1次元近傍参照演算手段からの出力とを選択して選択画素データとして出力する選択手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画素データが入力される入力ポートと、
    前記選択手段から出力された選択画素データを出力する出力ポートと、
    前記入力ポートから入力された複数の画素データを記憶して、注目画素を含む近傍参照画素の画素データを、前記割り振り手段が該画素データについて割り振った2次元近傍参照演算手段に出力する記憶手段とを更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記出力ポートから前記入力ポートへのフィードバック手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記複数の2次元近傍参照演算手段は第1乃至第N(Nは2以上の整数)の2次元近傍参照演算手段であり、
    前記グループ識別情報は、特定ビットのみが規定値を取るNビットのビット列であり、
    前記割り振り手段は、画素データに付属する属性データ中のグループ識別情報においてn(1≦n≦N)ビット目のビット値が前記規定値である場合には、該画素データを第nの2次元近傍参照演算手段に割り振ることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記入力ポートへ入力される画素データの走査順序は、連続した任意のN入力内で、前記割り振り手段が割り振り先の決定に参照するグループ識別情報が全て異なるような走査順序であることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  6. 前記入力ポートへ入力される画素データの走査順序は、1フレームの画像を出力するのに必要な単数もしくは複数の入力フレームに含まれる前記グループ識別情報の種類がM個の場合、連続した任意のM入力内で、前記割り振り手段が割り振り先の決定に参照するグループ識別情報が全て異なるような走査順序であることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  7. 主走査方向もしくは副走査方向のいずれかを第1の方向とし、他方を第2の方向とする場合に、
    前記記憶手段は、第1の方向に画素データを遅延させるための第1の記憶手段と、第2の方向に画素データを遅延させるための第2の記憶手段とから構成され、
    前記第2の記憶手段は複数の領域に分かれていることを特徴とする請求項2乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記第2の記憶手段は、前記第2の記憶手段の第1の領域から第2の領域へ画素データを送る経路を有することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  9. 前記1次元近傍参照演算手段はLUTを含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 複数の2次元近傍参照演算手段と、前記2次元近傍参照演算手段からの全てもしくは一部の出力を入力とする1次元近傍参照演算手段と、を有する画像処理装置の制御方法であって、
    入力手段が、画素ごとに該画素が属するグループを示すグループ識別情報を含む属性データが付属した画素データであって、該画素のグループ識別情報が、該画素が属する画像データのフレーム単位で設定されている、若しくは列単位もしくは行単位で周期的に設定されている該画素データを入力する入力ステップと、
    割り振り手段が、前記画像データを構成するそれぞれの前記画素データを規定の走査順序で走査し、該走査された画素データに付属した属性データに含まれるグループ識別情報に基づいて、前記複数の2次元近傍参照演算手段のいずれかに割り振る割り振りステップと、
    前記複数の2次元近傍参照演算手段及び前記1次元近傍参照演算手段の少なくとも1つが、画素データの演算を実行する演算ステップと、
    選択手段が、前記複数の2次元近傍参照演算手段からの出力と前記1次元近傍参照演算手段からの出力とを選択して選択画素データとして出力する選択ステップとを含むことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  11. 請求項10に記載の画像処理装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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