JP5436135B2 - 作業工具 - Google Patents

作業工具 Download PDF

Info

Publication number
JP5436135B2
JP5436135B2 JP2009232753A JP2009232753A JP5436135B2 JP 5436135 B2 JP5436135 B2 JP 5436135B2 JP 2009232753 A JP2009232753 A JP 2009232753A JP 2009232753 A JP2009232753 A JP 2009232753A JP 5436135 B2 JP5436135 B2 JP 5436135B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
tool
work tool
main body
bit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009232753A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010162683A (ja
Inventor
喜洋 糟谷
正規 古澤
一 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2009232753A priority Critical patent/JP5436135B2/ja
Priority to US12/654,112 priority patent/US8186453B2/en
Priority to EP09015507.8A priority patent/EP2199013B1/en
Priority to CN2009102606759A priority patent/CN101745896B/zh
Priority to RU2009147221/02A priority patent/RU2520244C2/ru
Priority to BRPI0905192-9A priority patent/BRPI0905192A2/pt
Publication of JP2010162683A publication Critical patent/JP2010162683A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5436135B2 publication Critical patent/JP5436135B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/0042Devices for removing chips
    • B23Q11/0046Devices for removing chips by sucking
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25FCOMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F3/00Associations of tools for different working operations with one portable power-drive means; Adapters therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25FCOMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F5/00Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
    • B25F5/02Construction of casings, bodies or handles
    • B25F5/025Construction of casings, bodies or handles with torque reaction bars for rotary tools
    • B25F5/026Construction of casings, bodies or handles with torque reaction bars for rotary tools in the form of an auxiliary handle
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T408/00Cutting by use of rotating axially moving tool
    • Y10T408/44Cutting by use of rotating axially moving tool with means to apply transient, fluent medium to work or product
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T408/00Cutting by use of rotating axially moving tool
    • Y10T408/55Cutting by use of rotating axially moving tool with work-engaging structure other than Tool or tool-support
    • Y10T408/564Movable relative to Tool along tool-axis

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)

Description

本発明は、作業工具が所定の加工作業を遂行する際に生じた粉塵を集塵する粉塵処理技術に関する。
例えば、コンクリートのような被加工材に対して、工具ビットによるハンマ作業あるいはハンマドリル作業等の加工作業を行なう作業工具では、加工作業時に粉塵が発生する。このため、従来の作業工具には、加工作業時に発生する粉塵を吸塵する吸塵装置を備えたものがある。例えば、特開平10−217065号公報(特許文献1)には、工具ビットを中空状に形成して吸い込み管路を設定し、加工作業時に生じた粉塵を、吸込みファンによって当該吸込み管路から作業工具本体内の吸い込み通路を経て吸込み室に吸込むとともに、更に吸込み室に接続された捕集容器に集塵するように構成された吸塵装置が開示されている。
しかしながら、上記のような集塵装置を備えた作業工具の場合、当該吸塵装置が装備されることに伴い、作業者が作業工具のハンドルを把持して加工作業を行なう際の当該作業工具の操作性が損なわれる可能性がある。
特開平10−217065号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、加工作業時の粉塵を吸塵可能とした作業工具において、吸塵のために備えられる吸塵装置が作業工具の操作性に及ぼす悪影響を少なくする上で有効な技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明に係る作業工具の好ましい形態によれば、モータと、当該モータを収容する作業工具本体とを有し、作業工具本体の先端領域に装着された工具ビットをモータにより駆動させ、これにより当該工具ビットに所定の加工作業を行なわせる作業工具が構成される。本発明における「作業工具」としては、典型的には、コンクリートのような被加工材に対して、工具ビットによるハンマ作業あるいはハンマドリル作業等を行なう電動ハンマ、ハンマドリル等の打撃工具がこれに該当するが、当該打撃工具に限らず、加工作業時に粉塵を伴うような作業工具を好適に包含する。
本発明に係る作業工具は、工具ビットの長軸方向に関して、当該工具ビットの少なくとも一部を覆うとともに、工具ビットによる加工作業で生じた粉塵を吸い込む吸塵部と、吸塵部に吸い込まれた粉塵を移送するとともに、作業工具本体の内部に配置された粉塵移送通路と、粉塵移送通路内を移送された粉塵を外部へ排出する粉塵排出口と、を更に有する。粉塵移送通路は、作業工具本体とは別の管状の部材によって形成されており、当該管状の部材が作業工具本体の内部空間に配置されており、そして、粉塵排出口は、モータを挟んで工具ビットの反対側に配置された構成とされる。なお、本発明における「粉塵排出口」には、好ましくは集塵機の集塵ホースが接続された形態で使用される。加工作業時に発生した粉塵は、集塵機の駆動に伴い吸塵部によって吸引された後、管状の部材を経て粉塵排出口から集塵ホースへと送り出される。
作業者が作業工具を操作するために備えられるハンドルは、作業工具本体に連接して設けられる。例えば、電動ハンマやハンマドリルのような打撃工具の場合であれば、作業工具のハンドルは、モータを収容する作業工具本体の工具ビットと反対側、つまりモータを挟んで反対側に配置されている。従って、本発明のように、モータを挟んで工具ビットの反対側に粉塵排出口を設けた場合には、当該粉塵排出口をハンドルの近くに配置することが可能となり、その結果、当該粉塵排出口に接続された集塵ホースが手元近くに置かれることになり、加工作業の邪魔になり難く、操作性を損なうことが少ない。
本発明に係る作業工具の更なる形態によれば、モータは、当該モータの回転軸線の延長線が工具ビットの長軸方向に対して交差状に配置されている。また、管状の部材は、作業工具本体が工具ビットの長軸方向を水平方向とする向きに置かれた状態で、モータの出力軸の上方において当該出力軸の長軸方向と交差状に作業工具本体内を延在している。モータを、その回転軸線が工具ビットの長軸方向に対して交差するように配置する作業工具、例えば打撃工具の場合、モータの回転軸の上方(出力側)には当該モータの回転出力を直線運動に変換して工具ビットを駆動する作動機構が配置される。このような配置構成の場合、構造的に見て作動機構とモータの回転軸上端部間に空きスペースが確保し易い構成である。このため、本発明によれば、当該空きスペースを利用して管状の部材を合理的に配置することが可能となる。
本発明に係る作業工具の更なる形態によれば、作業者が握る握り部が工具ビットの長軸方向と交差する方向に延在し、かつ当該延在方向の両端部が作業工具本体に連結されたハンドルを有し、ハンドルと作業工具本体との連結部位のうちのハンマビットの長軸線から離間している側に粉塵排出口が設置された構成とされる。ここで、握り部の延在方向の両端部が作業工具本体に連結された「ハンドル」とは、ループ状のハンドル(D形ハンドル)がこれに該当する。なお、「粉塵排出口」の開口の方向は、握り部の延在方向に平行(下向き)に設定することが好ましい。
上記のようにハンドルと作業工具本体との連結部位のうちのハンマビットの長軸線から離間している側に粉塵排出口を設けることで、ハンマビットの長軸線に対して離間する側の連結部が下側となるようにハンドルを把持する通常作業状態では、当該粉塵排出口に接続された集塵ホースがハンドルを握った手の小指側、すなわち下向きとなるように接続することが可能であり、ハンドル操作の邪魔になり難く、操作性が向上する。
本発明に係る作業工具の更なる形態によれば、モータに電力を供給する電気コードを有し、粉塵排出口が電気コードに隣接して配置されている。粉塵排出口が電気コードと隣接する構成とすることで、当該粉塵排出口に、例えば集塵機の集塵ホースを接続して粉塵を集塵する場合において、集塵ホースと電気コードとを相対的に同体の如く動かすことができる。このため、作業工具を操作する際の操作性が向上する。
本発明に係る作業工具の更なる形態によれば、吸塵部は、工具ビットの全体を覆うとともに当該工具ビット側の端部が吸塵口として開口されたキャップ状に形成され、吸塵口の反対側には当該吸塵口から工具ビット外面との間の空間に吸引された粉塵を管状の部材へと移送させる接続通路を有する構成とされる。本発明によれば、被加工材の加工作業時に生じた粉塵を吸塵口としての開口から吸塵部内部へと吸引した後、接続経路を経て管状の部材へと移送させることができる。
本発明に係る作業工具の更なる形態によれば、工具ビットの長軸方向と交差する方向に延在するサイドハンドルを有し、吸塵部は、サイドハンドルが作業工具本体の先端領域に装着された状態で作業工具本体に対して装着可能とされている。サイドハンドルは、典型的には棒状に形成されるが、棒状以外の形であっても構わない。サイドハンドルを備えた作業工具の場合、サイドハンドルは、通常作業工具の先端領域に配置される。一方、吸塵のために備えられる吸塵部については、機能的にその配置箇所は、作業工具本体の先端領域ということになる。本発明によれば、サイドハンドルを先端領域に装着した状態で、当該先端に吸塵部を装着可能としたものであり、これによりサイドハンドル付きの作業工具に吸塵部を合理的に適用することができる。
本発明に係る作業工具の更なる形態によれば、吸塵部が作業工具本体の先端領域に装着された状態において工具ビットの交換が可能とされている。かかる構成とすることで、工具ビットの交換作業を行なう都度に、吸塵部をわざわざ作業工具本体から取り外す作業を行なう必要がない。このため、工具ビットの交換作業を効率よく遂行することができる。
本発明に係る作業工具の更なる形態によれば、吸塵部は、工具ビットを覆う領域が筒状の蛇腹によって構成された伸縮自在な可動領域と、作業工具本体の先端領域に装着される固定領域とを有し、可動領域は、固定領域に対し着脱自在とされ、これにより交換が可能とされている。本発明によれば、可動であるが故に損傷を受け易い蛇腹からなる可動領域のみを交換できる構成、すなわち部分交換を可能とした構成であり、修理費のコストを低減する上で有効となる。
本発明に係る作業工具の更なる形態によれば、管状の部材には、当該管状の部材の内部と作業工具本体の内部空間とを連通する開口が設けられ、当該開口を通じて作業工具本体の内部空間の空気が管状の部材の内部へ吸引可能とされている。本発明によれば、加工作業時に発生した粉塵が集塵機の駆動に伴い吸塵部によって吸引され、管状の部材を経て粉塵排出口から集塵ホースへと送り出される場合において、作業工具の内部空間には、開口を通じて管状の部材の内部へと流れる空気の流れが生ずる。これにより、管状の部材を経て作業工具本体の内部空間の熱を外部へと放出させ、作業工具本体を冷却することができる。また、作業工具の場合、加工作業時に発生した粉塵が作業工具本体内に侵入し、モータのカーボンブラシに付着し、整流子との摺接動作に悪影響を及ぼす可能性がある。しかるに、本発明によれば、内部空間に侵入した粉塵を空気とともに開口を通じて管状の部材の内部へと吸引し、これにより当該粉塵のカーボンブラシ側への侵入量を低減し、当該カーボンブラシを粉塵による悪影響から保護できる。
本発明に係る作業工具の更なる形態によれば、モータにより駆動されて工具ビットを少なくとも長軸方向に直線動作させる駆動機構を有する。また、作業工具本体は、駆動機構を収容するインナハウジングと、当該インナハウジングを覆うアウタハウジングとを有しており、そして管状の部材は、インナハウジングとアウタハウジングの間の内部空間に配置されている。本発明によれば、管状の部材を経てインナハウジングとアウタハウジング間の空間内の空気を吸引して外部に放出することができる。
本発明に係る作業工具の更なる形態によれば、作業工具本体は、複数の工具本体構成部材によって構成されている。そして当該複数の工具本体構成部材に対応して管状の部材が分割して設けられており、複数の工具本体構成部材が互いに組み付けられることで作業工具本体が形成されたときに、単一の管状の部材が形成される構成としている。本発明によれば、このような構成を採用することで、工具本体構成部材が組み付けたときに管状の部材が形成されるため、管状の部材をわざわざ組み付けるといった作業が不要となり、管状の部材の組付け性を向上できる。また、分割構造のため、管状の部材に粉塵が詰まったときの粉塵詰まり解除作業(分解作業)を容易に行うことができる。
本発明によれば、加工作業時の粉塵を吸塵可能とした作業工具において、吸塵のために備えられる吸塵装置が作業工具の操作性に及ぼす悪影響を少なくする上で有効な技術が提供されることとなった。
本発明の第1の実施形態に係る電動式のハンマドリルの外観全体構成を示す側断面図である。 同じくハンマドリルの外観全体構成を示す側断面図あり、ハンマドリルに吸塵ユニットを取り付ける前の状態を示している。 図1の部分拡大断面図である。 図1の部分拡大断面図である。 図1の図A−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る電動式のハンマドリルの外観全体構成を示す側断面図である。 同じくハンマドリルの外観全体構成を示す側断面図あり、ハンマドリルに吸塵ユニットを取り付ける前の状態を示している。 図7の図C−C線断面図である。 図7のD−D線断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る電動式のハンマドリルの外観全体構成を示す側断面図である。 図11の部分拡大断面図である。 図11のE矢視図である。 図11のF−F線断面図である。 図14のG部拡大図である。 図11のH−H線断面図である。 吸塵装置の粉塵移送通路の分割構造を説明する図である。 図17のI矢視図である。 図17のJ矢視図である。 本発明の第4の実施形態に係る吸塵装置を説明する図である。
(本発明の第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態につき、図1〜図6を参照しつつ詳細に説明する。本実施の形態では、作業工具の一例として電動式のハンマドリルを用いて説明する。図1及び図2には、主としてハンマドリル101全体の構成が示される。ただし、図2はハンマドリル101に対して吸塵ユニット151を取り付ける前の状態を示している。図3及び図4が図1の一部拡大断面図である。また、図5は図1の図A−A線断面図であり、図6は図1のB−B線断面図である。
本実施形態のハンマドリル101は、図1〜図4に示すように、概括的に見て、ハンマドリル101の外郭を形成する本体部103と、当該本体部103の先端領域(図示左側)にツールホルダ137を介して着脱自在に取付けられたハンマビット119と、本体部103のハンマビット119の反対側に連接された使用者が握るハンドグリップ109とを主体として構成されている。本体部103は、本発明における「作業工具本体」に対応し、ハンマビット119は、本発明における「先端工具」に対応し、ハンドグリップ109は、本発明における「ハンドル」に対応する。ハンマビット119は、ツールホルダ137によってその長軸方向への相対的な往復動が可能に、かつその周方向への相対的な回動が規制された状態で保持される。なお説明の便宜上、本体部103がハンマビット119の長軸方向を水平方向とする向きに置かれた状態において、ハンマビット119側を前、ハンドグリップ109側を後という。
ハンマビット119は、ツールホルダ137のビット保持孔137aに挿入されたときに、ロック爪138と係合することで抜け止めされる。そして、本体部103の先端領域に配置されたロック解除用の操作スリーブ139を作業者がビット長軸方向の後方側へスライド操作したときには、ハンマビット119に対するロック爪138の係合が解除され、この解除状態でハンマビット119をツールホルダ137のビット保持孔137aから抜き取ることができるように構成されている。
本体部103は、駆動モータ111を収容したモータハウジング105と、駆動機構としての運動変換機構113及び動力伝達機構117を収容したギアハウジング107と、打撃要素115を収容した略筒状のバレル106と、ギアハウジング107の外側を覆うギアハウジングカバー107Aと、バレル106の外側を覆うバレルカバー106Aによって構成されている。なお、ギアハウジング107は、本体部103がハンマビット119の長軸方向を水平方向とする向きに置かれた状態において、ギアハウジングカバー107Aとモータハウジング105の上部領域とによって外側から覆われる構成とされる。従って、運動変換機構113及び動力伝達機構117を収容するギアハウジング107は、インナハウジングを構成し、ギアハウジング107の外側を覆うように配置されるギアハウジングカバー107A及びモータハウジング105の一部は、アウタハウジングを構成する。
駆動モータ111の回転出力は、運動変換機構113によって直線運動に適宜変換された上で打撃要素115に伝達され、当該打撃要素115を介してハンマビット119の長軸方向(図1における左右方向)への衝撃力を発生する。また、駆動モータ111の回転出力は、動力伝達機構117によって適宜減速された上でハンマビット119に伝達され、当該ハンマビット119が周方向に回転動作される。駆動モータ111は、ハンマビット119の長軸方向の下方側において、出力軸112の軸線の延長線がハンマビット119の長軸線(長軸方向)を横切るように交差状に配置されている。なお、駆動モータ111は、ハンドグリップ109に配置されたトリガ109aを作業者が引き操作することによって通電駆動される。
運動変換機構113は、クランク機構を主体として構成される。クランク機構は、駆動モータ111によって回転駆動されることによって当該クランク機構の最終可動部材を構成する駆動子としてのピストン129がシリンダ141内をハンマビット長軸方向に直線動作するように構成される。一方、動力伝達機構117は、複数のギアからなるギア減速機構を主体として構成され、駆動モータ111の回転力をツールホルダ137に伝達する。これによりツールホルダ137が鉛直面内にて回転され、それに伴い当該ツールホルダ137により保持されたハンマビット119が回転する構成とされる。なお、運動変換機構113及び動力伝達機構117の構成については、従来周知ゆえ、その詳細な説明を省略する。
打撃要素115は、ピストン129とともにシリンダ141のボア内壁に摺動自在に配置された打撃子としてのストライカ143と、ツールホルダ137に摺動自在に配置された中間子としてのインパクトボルト145とを主体として構成される。ストライカ143は、ピストン129の摺動動作に伴うシリンダ141の空気室141aの空気バネ(圧力変動)を介して駆動され、インパクトボルト145に衝突(打撃)し、当該インパクトボルト145を介してハンマビット119に打撃力を伝達する。
なお、ハンマドリル101は、適宜作業者が操作することにより、ハンマビット119に対し長軸方向への打撃力のみを加えて被加工材の加工作業を行うハンマモードと、長軸方向への打撃力と周方向への回転力とを加えて被加工材の加工作業を行うハンマドリルモードとの間で切替可能とされる。しかしながら、ハンマビット119に長軸方向への打撃力を加えるハンマ駆動、および長軸方向への打撃力と周方向への回転力を加えるハンマドリル駆動の詳細、更にはハンマモードとハンマドリルモード間でのモード切替えの詳細については、それぞれ周知の技術であり、かつまた本発明には直接的には関係しないため、その説明を省略する。
上記のように構成されるハンマドリル101においては、駆動モータ111が通電駆動されると、その回転出力は、運動変換機構113を介して直線運動に変換された後、打撃要素115を介してハンマビット119に長軸方向の直線運動、つまりハンマ動作を行わせる。またハンマビット119には、上記のハンマ動作に加え、駆動モータ111の回転出力によって駆動される動力伝達機構117を介して回転動作が伝達され、これにより周方向のドリル動作が加えられる。すなわち、ハンマドリルモードでの駆動時には、ハンマビット119が長軸方向のハンマ動作と周方向のドリル動作を行い、被加工材にハンマドリル加工作業(穴開け作業)を遂行する。一方、ハンマモードでの駆動時には、動力伝達機構117の回転動力伝達がクラッチにより遮断される。このため、ハンマビット119が長軸方向のハンマ動作のみを行い、被加工材にハンマ加工作業(ハツリ作業)を遂行する。
次に上記のように構成されたハンマドリル101に装着され、被加工材(例えば、コンクリート)に対する加工作業時に生じた粉塵を吸塵するための吸塵装置150につき、図1〜図6を参照して説明する。
本実施の形態に係る吸塵装置150は、被加工材に穴開け作業を行う場合に用いられるものであり、大別して、本体部103の先端領域に装着される吸塵ユニット151(図1,2及び図4参照)と、本体部103の内部に配置される粉塵移送通路153(図1〜図3参照)とを主体として構成される。吸塵ユニット151は、本発明における「吸塵部」に対応し、粉塵移送通路153は、本発明における「粉塵移送通路」に対応する。吸塵ユニット151は、長軸方向の両端が開口された略円錐形状に形成された、例えば硬質合成樹脂製のキャップ部161と、ハンマビット119の長軸方向に伸縮自在に形成され、長軸方向の両端がそれぞれ開口された略円筒形のゴム製の蛇腹165とを有する。キャップ部161は、本発明における「固定領域」に対応し、蛇腹165は、本発明における「可動領域」に対応する。
キャップ部161は、本体部103の先端領域外周面に被さるように配置される(図1及び図4参照)。具体的には、本体部103のうちの先端(前端)からロック解除用スリーブ139の前側部分に至る範囲を覆うようなハンマビット長軸方向長さを有しており、ロック解除用スリーブ139の後部側を外部に露出させた状態で、後側の開口端部161aに設けた左右2本の取付ロッド163を介してバレルカバー106Aに取り付けられる。従って、作業者は吸塵ユニット151を本体部103に装着した状態のままで、ロック解除用スリーブ139を操作してハンマビット119を着脱することができる。
2本の取付ロッド163は、後側の開口端部161aに周方向に概ね180度の間隔を置いて配置された断面円形の長軸状部材であり、ロック解除用スリーブ139の外側を通ってバレルカバー106Aの側面に沿うように後方側へと互いに平行に延在される。バレルカバー106Aの後端部側には、取付ロッド163を取り付けるべく、ハンマビット長軸方向に貫通する左右2個の取付孔106a(図6参照)が形成されている。2本の取付ロッド163は、その延在端部(後端)を取付孔106aに抜き取り可能に挿入され、これによって吸塵ユニット151が本体部103に取り外し可能に装着される。
なお、取付孔106aは、バレルカバー106Aの外側に張り出した張出部106bに形成されている。また、2本の取付ロッド163の前端部は、キャップ部161の後側の開口端部161aに形成された孔に圧入することによって、あるいはキャップ部161の成形時において、当該キャップ部161にインサート成形によって固定される。また、取付ロッド163の外面には、Oリング164が取り付けられ、当該Oリング164と取付孔106aの壁面との摩擦によって取付ロッド163の取付孔106aに対する挿入状態が維持される構成とされる。
蛇腹165は、キャップ部161がバレルカバー106Aに取り付けられた際に、ハンマビット119に被さるように配置される(図1、図4参照)。当該配置状態の蛇腹165は、ハンマビット119の全体を覆うとともに、ハンマビット119の外面との間に粉塵が通る通路166(空間)を構成する。蛇腹165は、一方の(図1及び図2の左側)の開口が吸塵口165aとして設定され、当該吸塵口165aにハンマビット119の先端が位置するように構成されている。また、蛇腹165の他方の開口は、キャップ部161に対する接続口165bとして設定され、当該接続口165bがキャップ部161の前端側(図1及び図2の左側)の開口端部161bの外周に対して取り外し可能に嵌合されている。すなわち、蛇腹165は、キャップ部161に対して着脱自在に構成されている。
また、キャップ部161には、蛇腹165の通路166と、粉塵移送通路153とをつなぐ接続通路部167が形成されている。接続通路部167は、本発明における「接続通路」に対応する。接続通路部167は、キャップ部161と一体に形成された断面円形のパイプ状部材として構成されており、一端がキャップ部161の前側内面に開口され、他端部が粉塵移送通路153と連通される。
粉塵移送通路153は、本体部103内部をハンマビット119の長軸方向と概ね平行な方向に延在する両端が開口されたパイプ171と、当該パイプ171に接続された可撓性のホース173とを主体として構成される。パイプ171は、本実施の形態では、図5に示すように、駆動モータ111の出力軸112の上方側空間、具体的にはモータハウジング105の内壁面と、当該モータハウジング105によって覆われるギアハウジング107の下部領域外壁面との間に形成される空間Sを通して前後方向に延在するように配置される。パイプ171の前端開口部は、モータハウジング105の前壁面から前方へと突出されて外部に露出(図2参照)され、その露出端部である前端開口部に対してキャップ部161に形成された接続通路部167の後端開口端部161bが接続されている。なお、パイプ171の前端開口部は、モータハウジング105に一体に形成された筒状カバー部105aによって周囲を覆われ、これにより、例えばキャップ部161の接続通路部167が接続されていない状態で、外力を受け難い構成となっている。
パイプ171の後端部に接続されたホース173は、折り曲げられるとともに、モータハウジング105内に配置されたコントローラ131の後方を通って下方へと延在されている。コントローラ131は、駆動モータ111の給電に関する制御を行なう制御部分である。ハンドグリップ109は、ハンマビット119の長軸方向と交差する上下方向に延在するグリップ部121を有するとともに、当該グリップ部121の上端部と下端部には、それぞれ前方に向かって突出する連接部122,123が形成され、それら上下の連接部122,123がモータハウジング105の後部に連接されている。これによりハンドグリップグ109は、ループ状ハンドル(D形ハンドル)を構成している。グリップ部121は、本発明における「握り部」に対応する。なお、グリップ部121及び下側の連接部123は、中空状に形成されている。
モータハウジング105内を下向きに延在するホース173は、更に折り曲げられてモータハウジング105を貫通し、ハンドグリップ109の下部側の連接部123(トリガ109aを基準とした場合、当該トリガ109aから遠い方の連接部123)の内部空間へと延在されている。すなわち、ホース173は、ハンドグリップ109の上下の連接部121,123のうち、ハンマビット119の長軸線に対して離間している側(遠い方)の連接部123側へと延びている。ホース173の下部側端部は、当該ホース173内を移送された粉塵を外部へ排出する粉塵排出口174を構成している。粉塵排出口174は、本発明における「粉塵排出口」に対応する。粉塵排出口174は、ハンドグリップ109の下側の連接部123の中から外部に向かって斜め後ろ下方に突出して露出(図2参照)されるとともに、下側の連接部123の外部において当該露出端部である粉塵排出口174に対して集塵機の集塵ホース175を斜め上方へと差し込むことによって接続可能となっている。また、ホース173の粉塵排出口174は、下側の連接部123に一体に形成された筒状カバー部123aによって周囲を覆われ、これにより、集塵ホース175が接続されていない状態で、外力を受け難い構成とされる。
なお、ハンドグリップ109は、下側の連接部123が回転軸124を支点にして前後方向に回動自在に連接され、上側の連接部122が弾性部材としてのコイルバネ125を介して弾発状に連接された防振ハンドルとして構成されている。また、モータハウジング105の下部領域におけるハンドグリップ109の下側の連接部123と隣接する位置には、駆動モータ111及びコントローラ131に対する交流電源供給用のACコード(便宜上図示を省略する)が挿通されるコードガード126が設けられている。コードガード126は、ACコードの挿入方向が上下方向となるように直線状に延在されている。ACコードは、本発明における「電気コード」に対応する。
本実施の形態に係る吸塵装置150は、上記のように構成される。従って、例えばコンクリートのような被加工材にハンマドリル加工作業(穴開け作業)を遂行する場合には、ホース173の粉塵排出口174に集塵機の集塵ホース175を接続する。そして、集塵機を駆動するとともに、ハンマビット119を被加工材に押し付け、ハンマドリル101を駆動し、ハンマビット119に長軸方向のハンマ動作と周方向のドリル動作を行わせ加工作業を遂行すると、当該加工作業で発生した粉塵が、被加工材に押し付けられた蛇腹165の吸塵口165a内に吸引される。吸塵口165a内に吸引された粉塵は、蛇腹165内の通路166を通りキャップ部161の接続通路部167、パイプ171、ホース173へと移送された後、当該ホース173の粉塵排出口174に接続された集塵機の集塵ホース175を経て集塵機の集塵ボックスに集塵される。加工作業に伴いハンマビット119が被加工材の表面から中に入り込んだ場合、ゴム製の蛇腹165は、相対的に後方へと縮小動作し、これによって吸塵口165aの被加工材の表面に対する当接状態を維持して粉塵を吸引することができる。
さて、本実施の形態においては、駆動モータ111の回転軸線の延長線がハンマビット119の長軸方向と交差するように駆動モータ111を配置した構成のハンマドリル101において、加工作業時に発生する粉塵を、集塵機を利用して、本体部103内を延在するパイプ171及びホース173からなる粉塵移送通路153を経て集塵するようにしている。上記のように、駆動モータ111の回転軸線の延長線がハンマビット119の長軸方向と交差するように駆動モータ111を配置する構成の場合、運動変換機構113及び動力伝達機構117を収容するモータハウジング105の下部外側面と、ギアハウジング107の内側面との間、すなわちインナハウジングとアウタハウジングとの間には、構造上、必然的にハンマビット119の長軸方向に延びる空間Sが形成される。本実施の形態によれば、上記空間Sに粉塵移送通路153の構成部材としてのパイプ171を配置する構成としたものであり、当該空間Sを合理的に活用することができる。空間Sは、本発明における「内部空間」に対応する。
また、本実施の形態では、粉塵移送通路153を構成するに際し、モータハウジング105の上方から下方へ、さらにはモータハウジング105を貫通してハンドグリップ109の連接部123へと延びる領域につき、可撓性(柔軟性)のホース173を用いる構成としたので、配管取り回しに対する融通性が得られる。
また、ホース173の端部である粉塵排出口174を、駆動モータ111を挟んでハンマビット119の反対側、すなわちハンドグリップ109の下側の連接部123に設定している。このため、作業者がハンドグリップ109のグリップ部121を小指側が下側となるように握った通常作業状態のとき、粉塵排出口174に接続された集塵ホース175が、グリップ部121を握る手指の小指側に置かれ、しかも下向きとなる。このように、集塵ホース175がハンドグリップ109を握る手指の手元にあることから、ハンドグリップ109を操作する際に邪魔になり難く、操作性を害しない。
特に、本実施の形態では、粉塵排出口174がACコードの本体部103への取込部、すなわちコードガード126に対して隣接して配置されている。粉塵排出口174がACコードと隣接する構成とすることで、当該粉塵排出口174に接続される集塵ホース175と、ACコードとを相対的に同体の如く動かすことができる。このため、作業工具を操作する際の操作性が向上する。
また、本実施の形態では、蛇腹165は、キャップ部161に対して着脱自在に構成されている。このため、蛇腹165が損傷したような場合には、蛇腹165のみを交換することが可能であり、修理費のコストを低減することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、吸塵ユニット151を、ロック解除用スリーブ139の側方を通って延在する少なくとも2本の取付ロッド163をバレルカバー106Aの取付孔106aに差し込んで取り付ける構成としたので、吸塵ユニット151をバレルカバー106Aに装着したままの状態で、ロック解除スリーブ139を操作してハンマビット119を着脱することができる。
(本発明の第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態につき、図7〜図10を参照しつつ説明する。この実施の形態は、ハンマドリル101の本体部103にハンドグリップ109とは別にサイドグリップ181が装着される場合の例であり、この点以外の構成については、前述した第1の実施形態と同様に構成される。従って、第1の実施形態と同様の構成部材については、同一符号を付してその説明を省略あるいは簡略にする。サイドグリップ181は、本発明における「サイドハンドル」に対応する。
サイドグリップ181は、ハンマビット119の長軸方向に対して交差する方向(左右方向)に水平に延在する棒状部材であり、バレルカバー106Aに着脱自在に取り付けられるグリップ本体部182と、作業者が握るグリップ部183とを主体に構成される。グリップ部183は、長軸方向の一端がグリップ本体部182に連接された中空状の筒状部材によって構成されている。バレルカバー106Aには、本体部103の長軸方向に平行な所定幅の円周面によって形成されるグリップ装着部184が設けられている。
グリップ本体部182のビット長軸方向における前後の側板には、略半円弧状の係合面(便宜上図示を省略する)が形成されている。また、グリップ本体部182は、締付バンド182a及びバンド操作用のネジ付操作ロッド182bを備えている。ネジ付操作ロッド182bは、一端が締付バンド182aに連結され、他端がグリップ部183の筒孔内を延在されるとともに、その延在端部にはネジ部が形成されており、当該ネジ部にはグリップ部183と共回りするナット(便宜上図示を省略する)が螺合されている。
サイドグリップ181のグリップ装着部184に対する取付は、先ず、グリップ本体部182の係合面と締付バンド182aとによって形成される円形部内に、本体部103を先端側(ハンマビット119側)から差し込み、バレルカバー106Aのグリップ装着部184上に上記の円形部を位置決めする。この状態で、グリップ部183と共にナットをグリップ本体部182に対して相対回転し、ネジ付操作ロッド182bにより締付バンド182aを係合面側へと移動させて当該締付けバンド182aと係合面とによりグリップ装着部184を挟持する。これにより、サイドグリップ181がバレルカバー106Aに装着される。
本実施の形態においては、サイドグリップ181をバレルカバー106Aに装着した装着状態で、吸塵装置150の吸塵ユニット151が本体部103の先端領域に着脱自在に装着される構成としている。このことを可能とするために、図10に示すように、サイドグリップ181のグリップ本体部182のグリップ部183との連接側には、吸塵ユニット151に設けられた左右2本の取付ロッド163のうち、一方の取付ロッド163が遊嵌状に挿通される円形の貫通孔185が設けられている。取付ロッド163を取り付けるべく、バレルカバー106Aに形成された左右2個の取付孔106aは、ハンマビット119の長軸線を中心とする円弧上に配置されている。これに対応してグリップ本体部182の貫通孔185は、サイドグリップ181をバレルカバー106Aのグリップ装着部184に装着した装着状態で、取付孔106aと同一の円弧上に配置されている。
従って、サイドグリップ181をグリップ装着部184に装着する際、貫通孔185が一方の取付孔106aと対向するように位置決めし、その状態で貫通孔185を通して一方の取付ロッド163を取付孔106aに差し込むことが可能とされる。このとき、他方の取付ロッド163は、締付バンド182aの外側を通って他方の取付孔106aに差し込むことが可能とされる。このため、サイドグリップ181は、ハンマドリル101の後方から見て、グリップ装着部184に対して、左側方に延出するように取り付けることも可能であるし、逆に右側方に延出するように取り付けることも可能である。なお、吸塵ユニット151自体については、前述した第1の実施形態と同様に構成されている。
上述したように、本実施に形態によれば、サイドグリップ181がバレルカバー106Aのグリップ装着部184に装着された状態において、当該サイドグリップ181の貫通孔185を通して吸塵ユニット151の取付ロッド163をバレルカバー106Aの取付孔106aに差し込んで取り付ける構成としている。これにより、サイドグリップ181をバレルカバー106Aのグリップ装着部184に装着したままの状態で、当該バレルカバー106Aに対して吸塵ユニット151を着脱することが可能となり、吸塵ユニット151を着脱する際に、サイドグリップ181をわざわざ着脱する必要がない。すなわち、本実施の形態によれば、サイドグリップ付きハンマドリル101に吸塵装置150を合理的に適用することができる。なお、本実施の形態に係る吸塵装置150は、前述した第1の実施形態で説明した場合と同様の作用効果を奏する。
(本発明の第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態につき、図11〜図19を参照しつつ説明する。この実施の形態では、図11〜図15に示すように、ハンマドリル101において、本体部103の内部に配置される粉塵移送通路153に、当該粉塵移送通路153の内部と本体部103の空間(インナハウジングとアウタハウジングの間の空間)Sとを連通する複数の吸引孔172を設け、これにより本体部103内の熱及び本体部103の内部に侵入した粉塵を当該本体部103の外部へと排出させる構成としている。
具体的には、モータハウジング105の内壁面と、当該モータハウジング105によって覆われるギアハウジング107の下部領域外壁面との間に形成される空間Sに配置されるパイプ171に、当該パイプ171の内部と空間Sとを連通する複数の吸引孔172を設け、これにより本体部103内に生じた熱及び本体部103の内部に侵入した粉塵を当該本体部103の外部へと排出させる構成としている。吸引孔172は、本発明における「開口」に対応する。パイプ171には、図14及び図15に示すように、その一部を外径方向に突起状に膨らませるようにして複数の膨張突起172aが設けられる。本実施の形態では、膨張突起172は図11及び図13に示すように、パイプ171の前後方向と周方向にそれぞれ所定の間隔を置いて4個設けられ、そして各膨張突起172aには、図14及び図15に示すように、各2個の吸引孔172が膨出方向と交差する方向に貫通状に形成されている。なお、吸引孔172は、集塵機による本来の吸塵機能を著しく損なうことがないように、個数及び大きさ等について設定される。また、ハンマドリル101の全体構成については、第1の実施形態と同様に構成されるため、同一符号を付してその説明を省略する。
ハンマドリル101による加工作業時には、駆動機構である運動変換機構113、打撃要素115、及び運動伝達機構117が駆動することに伴い、これらを収容する本体部103の内部が高温化する。本実施の形態においては、上述したように、粉塵移送通路153のパイプ171に吸引孔172を設けたことにより、加工作業により発生した粉塵が集塵機の駆動により吸引される際、吸引孔172を通じて空間Sの空気がパイプ171内に吸引される。このため、ギアハウジング107及びバレル106等からなるインナハウジングと、モータハウジング105及びギアハウジングカバー107A等からなるアウタハウジングとによって囲まれる空間S、すなわち本体部103の空間Sには、パイプ171内へと流れる空気流れが生じ、これにより、当該空間S内の熱を外部へと放出させ、当該本体部103を冷却することができる。このように、本実施の形態によれば、粉塵移送通路153は、粉塵の移送手段として機能するのみならず、本体部103の空間Sを冷却する機構としても利用することができ、合理的である。
ところで、ハンマドリル101においては、駆動モータ111の長軸方向の一端側から他端側に向って冷却空気を流通させることで当該駆動モータ111を冷却することが行なわれる。この場合、例えば冷却空気が、駆動モータ111の整流子に電流を流すために設けられるカーボンブラシ(便宜上図示を省略する)側に流れる構成であれば、本体部103内に侵入した粉塵が冷却空気とともにカーボンブラシ側へと流れ、当該カーボンブラシに付着して整流子との摺接動作に悪影響を及ぼす可能性がある。
しかるに、本実施の形態によれば、空間Sに侵入した粉塵を空気とともに吸引孔172を通じてパイプ171内に吸引することができるため、当該粉塵のカーボンブラシ側への流入量を低減でき、結果としてカーボンブラシを粉塵による悪影響から保護できる。
また、本実施の形態においては、図12及び図16に示すように、バレルカバー106Aのグリップ装着部184に取付けられたハンドグリップ181に対して吸塵ユニット151を取付ける構成としている。なお、ハンドグリップ181は、前述した第2の実施形態の場合と概ね同様に構成される。このため、同一の構成部材については同一符号を付してその説明を省略する。ただし、図16には、ハンドグリップ181の構成部材のうち、第2の実施形態では図示されなかった構成部材、すなわち、グリップ装着部184に対する係合面187aを有する側板187及びナット188がそれぞれ示されている。また、ハンドグリップ181のグリップ装着部184に対する取り付け方についても第2の実施形態と同様であるため、その説明についても省略する。
次に、集塵ユニット151のサイドグリップ181に対する取付構造につき、図12を参照して説明する。キャップ部161の後端側には、サイドグリップ181への取付用として、周方向に180度の間隔を置いて2本の円形断面のポール191が後方へ互いに並行に延在されている。これに対応して、サイドグリップ181のグリップ本体部182には、キャップ部161と対向する2個の係合孔193が形成されている。そして、当該係合孔193にポール191の先端(後端)が差し込まれ、これによってキャップ部161は、その後端部がグリップ本体部182の前端部に対してハンマビット219の長軸方向に所定の間隔を置いて対向するよう取付けられる。このような取付けとすることで、サイドグリップ181のグリップ本体部182とキャップ部161との間には、作業者が手指を差し込んでロック解除用の操作スリーブ139の操作を可能とする空間が形成される。このため、第1の実施形態の場合と同様に、吸塵ユニット151をサイドグリップ181に装着したままの状態で、ロック解除スリーブ139を操作してハンマビット119を着脱することができる。
サイドグリップ181のグリップ本体部182には、係合孔193の内径側に突出する略半球状の係合突部195aを有する係合部材195が設けられている。この係合部材195は係合孔193内にキャップ部161のポール191が挿入されたとき、係合突部195aが当該ポール191の外周面に形成された環状の係合溝191aに対して弾発状に係合することで、当該ポール191を挿入位置に保持するポール保持部材として備えられる。なお、ポール191を前方へと引っ張り、係合部材195を外径方向へと弾性変形させて係合突部195aを係合溝191aから脱出させることによって、当該ポール191の係合孔193からの抜き取りが可能とされている。すなわち、吸塵ユニット151は、サイドグリップ181に対して適宜に着脱することが可能とされる。
また、本実施の形態においては、図17に示すように、ハンマドリル101の本体部103は、ハンマビット119の長軸方向(前後方向)において前本体部103Fと後本体部103Rとに分割されている。前本体部103Fは、モータハウジング105、ギアハウジング107、バレル部106、ギアハウジングカバー107A及びバレルカバー106A等からなり、後本体部103Rは、モータハウジング105およびギアハウジング107の後方領域を覆うリアカバー部材として備えられる。そして、前本体部103Fは、当該前本体部103Fの構成部材である、モータハウジング105、ギアハウジング107、バレル部106、ギアハウジングカバー107A及びバレルカバー106Aが相互に組み付けられることによって1つのユニット部材として形成される。一方、後本体部103Rは、単一のリアカバー部材として形成されている。そして、後本体部103Rは、モータハウジング105やギアハウジング107等が相互に組み付けられることで構成される前本体部103Fに対して後方から当接した状態で組み付けられ、さらにこの後本体部103Rの後端にハンドグリップ109が取付けられる構成とされる。なお、ハンドグリップ109の後本体部103Rに対する取付構造自体は、前述した第1の実施形態と同様であるので、その説明については省略する。このようにして組付けられた状態が図11に示される。前本体部103F、後本体部103R及びハンドグリップ109が、本発明における「複数の工具本体構成部材」に対応する。
上記の本体部103の分割構造に対応して、吸塵装置150の粉塵移送通路153がハンマビット119の長軸方向(前後方向)において分割されている。すなわち、本実施の形態では、粉塵移送通路153は、前側のパイプ171と後側のパイプ176と粉塵排出口178とに3分割されており、予め前側のパイプ171が前本体部103Fに取り付けられ、後側のパイプ176が後本体部103Rに取り付けられ、また粉塵排出口178がハンドグリップ109に一体に形成されている。そして、前本体部103Fと後本体部103Rが互いに組み付けられ、さらに後本体部103Rにハンドグリップ109が組み付けけられたときに、単一の粉塵移送通路153が形成される。
前側のパイプ171は、アウタハウジングとインナハウジングとの間の空間Sに連通する吸引孔172が形成されたパイプであり、図14及び図15に示すように、駆動モータ111の出力軸112の上方側空間、具体的にはモータハウジング105の内壁面と、当該モータハウジング105によって覆われるギアハウジング107の下部領域外壁面との間に形成される空間Sを通して前後方向に概ね水平状に延在するように配置される。なお、前側のパイプ171は、上下方向から見て基本的には本体部103の中心軸線の概ね真下に位置するように配置されるが、図18に示すように、前後方向の中間領域では、駆動モータ111の出力軸112及び動力伝達機構117の中間軸との干渉を避けるべく、一方の側方寄り通って延在するように適宜湾曲されている。前側のパイプ171は、図17に示すように、モータハウジング105とギアハウジングカバー107Aとの合わせ面(接合面)によって上下方向から挟持された状態で取付けられる。また、前側のパイプ171の前端側外面には、図18に示すように、径方向に水平状に突出する一対の取付突起171aが一体に形成され、この取付突起171aがモータハウジング105に形成されたパイプ台座105b(図12参照)にネジ(便宜上図示を省略する)によって固定される。また、前側のパイプ171の少なくとも後端部下面側には周方向の溝171b(図18参照)が形成され、この溝171bがモータハウジング105の上端縁に係合される。これにより前側のパイプ171は、前本体部103Fの構成部材を相互に組み付ける際に、当該前本体部103Fに対して全方向の移動が規制された固定状態で取り付けられる。(図11参照)
一方、後側のパイプ176は、図17に示すように、側面視で概ねZ状に形成されるとともに、上下方向に延在する中間領域外面には、図19に示すように、径方向に水平状に突出する一対の取付突起176aが一体に形成されている。後側のパイプ176は、延在方向一端(前端)が前方に向かって突出し、延在方向他端(後端)が後本体部103Rの後壁を貫通して後方へと突出するように後本体部103Rに対して配置されるとともに、後本体部103Rに形成されたパイプ台座103Ra(図17参照)にネジ(便宜上図示を省略する)によって固定状態に取り付けられる。
また、ハンドグリップ109に一体に形成される粉塵排出口178は、後側のパイプ176の後端突出部が接続可能な前接続口178aと、集塵機の集塵ホース175が接続可能な後接続口178bとを備えている。
上記のように、本実施の形態では、本体部103の内部に配置される粉塵移送通路153につき、当該本体部103の分割構成に応じて前後方向に分割構造としたものであり、前本体部103Fと後本体部103Rが組み付けられたときに、前側のパイプ171の後端開口部に後パイプ176の前端部が嵌入されて接続される。また、後本体部103Rにハンドグリップ109が組み付けられたときに、後側のパイプ176の後端部が粉塵排出口178の前接続口178bに嵌入されて接続され、これにより粉塵移送通路153が形成される。このため、本体部103の組付け作業及びハンドグリップ109の組付け作業を行うことで、粉塵移送通路153が形成されることとなり、本体部103の組付け作業を終えた後で、粉塵移送通路153を組み付ける構成に比べ粉塵移送通路153の組付け性を向上できる。また、粉塵移送通路153が粉塵で詰まったときの修理を容易に行うことができる。
さらに本実施の形態では、図17に示すように、吸塵ユニット151の蛇腹165と粉塵移送通路153の前側のパイプ171とを接続するべくキャップ部161に設けられる接続通路部167が当該キャップ部161に対して分割構造とされている。接続通路部167は、一端(前端)がキャップ部161に形成された接続口161cに対して着脱自在に接続可能とされ、他端(後端)が前側のパイプ171の前端開口に着脱自在に接続可能とされたパイプによって構成されている。また、接続通路部167は、延在方向の中間領域が蛇腹状に形成されて柔軟性が付与されており、これにより、キャップ部161の接続口161c及び前側のパイプ171の前端開口に対する接続時の位置決めが容易に行うことが可能とされる。
上記のように、接続通路部167は、粉塵移送通路153に対して取り外すことができるのみならず、キャップ部161に対しても取り外すことが可能とされている。このため、接続通路部167をキャップ部161の接続口161cから取り外した上で、当該接続口161cに集塵機の集塵ホース175を直接に接続し、本体部103の内部通路としての粉塵移送通路167を使わずに粉塵を処理することもできる。このときは、粉塵移送通路167を使用しない分だけ、空気の流動抵抗が小さくなり、より強い吸引力で吸塵を処理することが可能となる。その場合、粉塵移送通路153の吸塵入口に相当する前側のパイプ171の前端開口、及び粉塵排出口178の後接続口178bは、栓によって封印することが好ましい。
(本発明の第4の実施形態)
次に本発明の第4の実施形態につき、図20を参照しつつ説明する。この第4の実施形態に係る吸塵装置150は、穴開け作業用からハンマ作業用に変更したものであり、ハンマビットが直線動作のみを行うハンマに適用可能であるし、ハンマビットが直線動作のみを行うハンマモードと、直線動作と回転動作とを行うハンマドリルモード間での作業モードの切替えが可能なハンマドリルにも適用可能である。なお、ハンマは、周知のように、ハンマビットを回転動作するための動力伝達機構を有していない点以外については、ハンマドリルと同様に構成されている。
本実施の形態は、第3の実施形態における吸塵ユニット151の蛇腹165を非伸縮式の集塵スリーブ265に変更した点で第3の実施形態と相違し、それ以外については第3の実施形態と同様に構成されている。ハンマ作業は、ビット先端の位置を目で確認しながら行うことが好ましい。このため、吸塵装置150の吸塵ユニット151は、図20に示すように、ハンマ作業用のハンマビット(ブルポイントともいう)219の先端部分が集塵スリーブ265の先端から所定長さで突出するように構成される。そして、集塵スリーブ265は、先端側に向って内径が大きくなる円錐筒状(ラッパ状)に形成されている。すなわち、集塵スリーブ265は、先端領域の開口面積を最大としており、このような構成とすることによってハンマ作業時において集塵スリーブ265が被加工材に干渉してハンマ作業の支障になることを回避しつつ、集塵スリーブ265による粉塵の集塵性(キャッチのし易さ)の向上を図っている。なお、ハンマ作業用の集塵装置150に関する上記以外の構成については、第3の実施形態で説明した穴開け作業用の集塵装置150と全く同様とされる。従って、ハンマ作業用の集塵装置151の構成部材のうち上記以外の構成については、穴開け作業用の集塵装置150と同一の符号を付した上で、その説明を省略又は簡略する。
上記のように構成された集塵装置150は、ハンマ作業時に適用され、ハンマ作業によって生じた粉塵を集塵スリーブ265で集塵するとともに、当該集塵スリーブ265に集塵された粉塵を集塵機により強制的に吸引処理することができる。また、集塵スリーブ265内の粉塵処理のために、加工作業を一時的に中断する必要も無くなり、作業性の向上にもつながる。
なお、穴開け作業用の集塵装置150と、ハンマ作業用の集塵装置150とを、ハンマドリル101に適用する場合においては、作業モードに応じて、すなわちハンマモードで駆動する場合と、ハンマドリルモードあるいはドリルモードで駆動する場合とに応じて、吸塵ユニット151の先端部分を構成する、蛇腹165と集塵スリーブ265とを取り換える形でハンマドリル101に取付けられる構成とすることができる。このような構成としたときは、当該作業に適するように構成された蛇腹165あるいは集塵スリーブ265を使い分けて粉塵を集塵することが可能となるため、粉塵の集塵処理を効率良く行なうことができるとともに、蛇腹165あるいは集塵スリーブ265以外については、これを共用できることになり、合理的である。
なお、上述した第1〜第3の実施形態では、吸塵ユニット151の蛇腹165によってハンマビット119の全体を覆い、その内部空間を粉塵が通る通路166としたが、例えばハンマビット119の先端部のみを覆う構成とし、吸塵口から吸引した粉塵を接続通路部によってパイプ171へ移送させる構成に変更しても構わない。
また、上述した実施の形態は、ハンマビット119が長軸方向のハンマ動作と周方向のドリル動作を行うハンマドリル101の場合で説明したが、ハンマビット119が長軸方向のハンマ動作のみを行なうハンマに適用できることは勿論である。
上記発明の趣旨に鑑み、下記のごとき態様が構成可能である。
(態様1)
「吸塵部は、工具ビットの長軸方向に延在する少なくとも2本の取付ロッドを有し、当該取付ロッドが作業工具本体に形成された取付孔に抜き取り可能に差し込まれ、これにより前記吸塵部が作業工具本体に装着される構成としている。」
(態様2)
「態様1において、作業工具本体の先端領域には、工具ビットの長軸方向へのスライド操作が可能とされた工具ビット交換のためのロック解除用スリーブが配置されており、前記取付ロッドは、前記ロック解除用スリーブの外側を通って前記工具ビットと反対側へと延在されるとともに、その延在端部が作業工具本体の取付孔に差し込まれる構成としている。」
(態様3)
「粉塵移送通路は、硬質製のパイプと、当該パイプに接続される可撓性のホースとを有する。」
(態様4)
「サイドハンドルは、工具ビットの長軸方向に貫通する貫通孔を有し、吸塵部の取付ロッドが当該貫通孔を貫いて作業工具本体の取付孔に抜き取り可能に差し込まれる構成としている。」
101 ハンマドリル(作業工具)
103 本体部
103F 前本体部
103R 後本体部
103Ra パイプ台座
105 モータハウジング
105a 筒状カバー部
105b パイプ台座
106 バレル
106A バレルカバー
106a 取付孔
106b 張出部
107 ギアハウジング
107A ギアハウジングカバー
109 ハンドグリップ(ハンドル)
109a トリガ
111 駆動モータ
112 出力軸
113 運動変換機構
115 打撃要素
117 動力伝達機構
119 ハンマビット(工具ビット)
121 グリップ部
122 上の連接部
123 下の連接部
123a 筒状カバー部
124 回動軸
125 コイルバネ
126 コードガード
129 ピストン
131 コントローラ
137 ツールホルダ
137a ビット保持孔
138 ロック爪
139 ロック解除用スリーブ
141 シリンダ
141a 空気室
143 ストライカ
145 インパクトボルト
150 吸塵装置
151 吸塵ユニット(吸塵部)
153 粉塵移送通路
161 キャップ部
161a 後側の開口端部
161b 前側の開口端部
161c 接続口
163 取付ロッド
164 Oリング
165 蛇腹
165a 吸塵口
165b 接続口
166 通路
167 接続通路部(接続通路)
171 パイプ、前側のパイプ
171a 取付突起
171b 溝
172 吸引孔(開口)
172a 膨出突起
173 ホース
174 粉塵排出口
175 集塵ホース
176 後側のパイプ
176a 取付突起
178 粉塵排出口
178a 前接続口
178b 後接続口
181 サイドグリップ(サイドハンドル)
182 グリップ本体部
182a 締付バンド
182b ネジ付操作ロッド
183 グリップ部
184 グリップ装着部
185 貫通孔
187 側板
187a 係合面
188 ナット
191 ポール
191a 係合溝
193 係合孔
195 係合部材
195a 係合突部
219 ハンマビット
265 集塵スリーブ

Claims (11)

  1. モータと、前記モータを収容する作業工具本体とを有し、前記作業工具本体の先端領域に装着された工具ビットを前記モータにより駆動させ、これにより当該工具ビットに所定の加工作業を行なわせる作業工具であって、
    前記工具ビットの長軸方向に関して、当該工具ビットの少なくとも一部を覆うとともに、前記工具ビットによる加工作業で生じた粉塵を吸い込む吸塵部と、
    前記吸塵部に吸い込まれた粉塵を移送するとともに、前記作業工具本体の内部に配置された粉塵移送通路と、
    前記粉塵移送通路内を移送された粉塵を外部へ排出する粉塵排出口と、
    を更に有し、
    前記粉塵移送通路は、前記作業工具本体とは別の管状の部材によって形成されており、当該管状の部材が前記作業工具本体の内部空間に配置されており、
    前記粉塵排出口は、前記モータを挟んで前記工具ビットの反対側に配置されていることを特徴とする作業工具。
  2. 請求項1に記載の作業工具であって、
    前記モータは、当該モータの回転軸線の延長線が前記工具ビットの長軸方向に対して交差状に配置されており、
    前記管状の部材は、前記作業工具本体が前記工具ビットの長軸方向を水平方向とする向きに置かれた状態で、前記モータの出力軸の上方において当該出力軸の長軸方向と交差状に前記作業工具本体内を延在していることを特徴とする作業工具。
  3. 請求項1または2に記載の作業工具であって、
    作業者が握る握り部が前記工具ビットの長軸方向と交差する方向に延在し、かつ当該延在方向の両端部が前記作業工具本体に連結されたハンドルを有し、前記ハンドルの前記作業工具本体に対する連結部位のうち、前記ハンマビットの長軸線から離間した側に前記粉塵排出口が設置されていることを特徴とする作業工具。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の作業工具であって、
    前記モータに電力を供給する電気コードを有し、前記粉塵排出口が前記電気コードに隣接して配置されていることを特徴とする作業工具。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の作業工具であって、
    前記吸塵部は、前記工具ビットの全体を覆うとともに当該工具ビット側の端部が吸塵口として開口されたキャップ状に形成され、前記吸塵口の反対側には当該吸塵口から前記工具ビット外面との間の空間に吸引された粉塵を前記管状の部材へと移送させる接続通路を有することを特徴とする作業工具。
  6. 請求項5に記載の作業工具であって、
    前記工具ビットの長軸方向と交差する方向に延在するサイドハンドルを有し、前記吸塵部は、前記サイドハンドルが前記作業工具本体に装着された状態で前記作業工具本体に対して装着可能とされていることを特徴とする作業工具。
  7. 請求項5または6に記載の作業工具であって、
    前記吸塵部が前記作業工具本体の先端領域に装着された状態において前記工具ビットの交換が可能とされていることを特徴とする作業工具。
  8. 請求項1〜7のいずれか1つに記載の作業工具であって、
    前記吸塵部は、前記工具ビットを覆う領域が筒状の蛇腹によって構成された伸縮自在な可動領域と、前記作業工具本体の先端領域に装着される固定領域とを有し、前記可動領域は、前記固定領域に対し着脱自在とされ、これにより交換が可能とされていることを特徴とする作業工具。
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の作業工具であって、
    前記管状の部材には、当該管状の部材の内部と前記作業工具本体の内部空間とを連通する開口が設けられ、当該開口を通じて前記作業工具本体の内部空間の空気が前記管状の部材の内部へ吸引可能とされていることを特徴とする作業工具。
  10. 請求項9に記載の作業工具であって、
    前記モータにより駆動され、前記工具ビットを少なくとも長軸方向に直線動作させる駆動機構を有し、
    前記作業工具本体は、前記駆動機構を収容するインナハウジングと、当該インナハウジングを覆うアウタハウジングとを有し、
    前記管状の部材は、前記インナハウジングと前記アウタハウジングの間の内部空間に配置されていることを特徴とする作業工具。
  11. 請求項1〜10のいずれか1つに記載の作業工具であって、
    前記作業工具本体は、複数の工具本体構成部材によって構成されるとともに、当該複数の工具本体構成部材に対応して前記管状の部材が分割されており、前記複数の工具本体構成部材が互いに組み付けられることで作業工具本体が形成されたときに、単一の管状の部材が形成されることを特徴とする作業工具。
JP2009232753A 2008-12-19 2009-10-06 作業工具 Active JP5436135B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009232753A JP5436135B2 (ja) 2008-12-19 2009-10-06 作業工具
US12/654,112 US8186453B2 (en) 2008-12-19 2009-12-10 Power tool
EP09015507.8A EP2199013B1 (en) 2008-12-19 2009-12-15 Power tool
CN2009102606759A CN101745896B (zh) 2008-12-19 2009-12-18 作业工具
RU2009147221/02A RU2520244C2 (ru) 2008-12-19 2009-12-18 Приводной инструмент
BRPI0905192-9A BRPI0905192A2 (pt) 2008-12-19 2009-12-21 ferramenta elétrica

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008324772 2008-12-19
JP2008324772 2008-12-19
JP2009232753A JP5436135B2 (ja) 2008-12-19 2009-10-06 作業工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010162683A JP2010162683A (ja) 2010-07-29
JP5436135B2 true JP5436135B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=41737511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009232753A Active JP5436135B2 (ja) 2008-12-19 2009-10-06 作業工具

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8186453B2 (ja)
EP (1) EP2199013B1 (ja)
JP (1) JP5436135B2 (ja)
CN (1) CN101745896B (ja)
BR (1) BRPI0905192A2 (ja)
RU (1) RU2520244C2 (ja)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007028382A1 (de) * 2007-06-20 2008-12-24 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschinengehäuseeinheit
US9776296B2 (en) 2008-05-09 2017-10-03 Milwaukee Electric Tool Corporation Power tool dust collector
US8967923B2 (en) 2012-01-13 2015-03-03 Aeg Electric Tools Gmbh Dust suction device for drilling machine
JP5361504B2 (ja) * 2009-04-10 2013-12-04 株式会社マキタ 打撃工具
JP5575429B2 (ja) * 2009-07-10 2014-08-20 株式会社マキタ 集塵アタッチメント
JP5575428B2 (ja) * 2009-07-10 2014-08-20 株式会社マキタ 集塵アタッチメント
US8479964B2 (en) * 2010-04-05 2013-07-09 Makita Corporation Dust collecting devices
DE102010028302A1 (de) * 2010-04-28 2011-12-01 Hilti Aktiengesellschaft Bohrwerkzeug
JP5496812B2 (ja) * 2010-08-03 2014-05-21 株式会社マキタ 作業工具
JP5537335B2 (ja) * 2010-08-23 2014-07-02 株式会社マキタ 集塵装置
US9296079B2 (en) * 2010-08-23 2016-03-29 Makita Corporation Dust collecting device
US20120063856A1 (en) * 2010-09-10 2012-03-15 Makita Corporation Dust collecting device
JP5578718B2 (ja) * 2010-09-10 2014-08-27 株式会社マキタ 集塵装置
US8978781B2 (en) * 2010-12-07 2015-03-17 Robert Bosch Gmbh Dust shroud for power tools
JP5657436B2 (ja) * 2011-03-16 2015-01-21 株式会社マキタ 作業工具
US20130192862A1 (en) * 2011-11-17 2013-08-01 Black & Decker Inc. Accessory For Oscillating Power Tools
CN102601416A (zh) * 2012-03-31 2012-07-25 黄红菊 一种具有除尘能力的定位电钻
CN103567497A (zh) * 2012-08-07 2014-02-12 高跃忠 一种带有减速防尘装置的电钻
US9579762B2 (en) * 2012-09-28 2017-02-28 Mark D. SULLIVAN Dust free drill system
US9956659B2 (en) * 2012-11-19 2018-05-01 Makita Corporation Dust collecting device and power tool having the same
JP6096593B2 (ja) * 2013-05-29 2017-03-15 株式会社マキタ 往復動式作業工具
CN103537729B (zh) * 2013-09-26 2015-10-21 江苏苏美达五金工具有限公司 具有除尘装置的手持式钻孔机
USD742081S1 (en) 2014-01-15 2015-10-27 Milwaukee Electric Tool Corporation Dust collector
USD741557S1 (en) 2014-01-15 2015-10-20 Milwaukee Electric Tool Corporation Dust collector
JP6258093B2 (ja) * 2014-03-24 2018-01-10 株式会社マキタ 打撃工具
US10238252B2 (en) * 2014-05-15 2019-03-26 Christopher Joseph Buczek Dust collector for a drill press or system
DE102014221213A1 (de) * 2014-10-20 2016-04-21 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine mit einer SDS-Werkzeugaufnahme
CN105642947B (zh) * 2016-04-01 2018-07-10 重庆大学 一种电钻除尘装置
US10493579B2 (en) * 2016-08-03 2019-12-03 Robert Bosch Tool Corporation Dust collection system for a rotary power tool
CN106563836A (zh) * 2016-11-14 2017-04-19 杭州知加网络科技有限公司 一种便于使用的手持式钻孔装置
CN106730447A (zh) * 2017-01-18 2017-05-31 刘晓雯 多功能破门出水利器
GB2559386B (en) * 2017-02-03 2019-09-04 Nikken Kosakusho Europe Ltd Device for the extraction of machining dust
US11298788B2 (en) 2018-06-19 2022-04-12 Makita Corporation Electric power tool dust collection system
JP7098432B2 (ja) * 2018-06-19 2022-07-11 株式会社マキタ 吸塵ビット用集塵システム及びハンマードリル
HK1256429A2 (zh) * 2018-08-16 2019-09-20 Tti Macao Commercial Offshore Ltd 具有噴嘴和針作為組件的液體分配裝置
WO2020106689A1 (en) 2018-11-19 2020-05-28 Milwaukee Electric Tool Corporation Dust collector including filter cleaning mechanism
EP4126448A1 (en) 2020-03-25 2023-02-08 Milwaukee Electric Tool Corporation Dust collector assembly
WO2022212887A1 (en) 2021-04-01 2022-10-06 Milwaukee Electric Tool Corporation Integrated dust extractor and power tool
CN113664257A (zh) * 2021-09-02 2021-11-19 缙云县中美达工具有限公司 一种具有灰尘收集功能的冲击电钻

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2122517A (en) * 1937-01-02 1938-07-05 Cleveland Rock Drill Co Dust eliminator
US2250670A (en) * 1939-01-20 1941-07-29 Joy Mfg Co Drilling apparatus
SU87830A1 (ru) * 1949-10-26 1949-11-30 К.М. Арискин Устройство дл улавливани буровой пыли при перфораторном бурении
SU126448A1 (ru) * 1959-06-30 1959-11-30 Ф.Л. Альтгаузен Устройство дл сухого пылеулавливани
FR1370412A (fr) 1963-10-02 1964-08-21 Duss Friedrich Machine-outil guidée à la main pour le travail de la pierre
US3511322A (en) * 1967-09-14 1970-05-12 Phillips Drill Co Percussive hammer with vacuum system for cleaning debris from workpiece
GB1345341A (en) * 1971-03-03 1974-01-30 Devac Ab Percussion machine
US4209069A (en) * 1974-09-03 1980-06-24 Lockheed Corporation Drills with chip collectors
JPS547202U (ja) * 1977-06-17 1979-01-18
USRE32415E (en) * 1980-03-17 1987-05-12 Adjustable power transmitting device
JPS58873U (ja) * 1981-06-25 1983-01-06 日立プラント建設株式会社 集塵装置付ハンマドリル
DE3224141A1 (de) * 1982-06-29 1983-12-29 Seefluth, U. Christian, 2000 Hamburg Bohrer, insbesondere gesteinsbohrer
DE3239150A1 (de) * 1982-10-22 1984-04-26 Horst 4600 Dortmund Ludscheidt Vorrichtung insbesondere zum reinigen und entstauben von bremstrommeln von fahrzeugen
JPS59176709U (ja) * 1983-05-13 1984-11-26 日立工機株式会社 防塵装置の取付機構
DE3634149A1 (de) 1985-11-08 1987-05-14 Friedhelm Porsfeld Druckluftbetriebenes geraet zur gesteinsbearbeitung
JPS6468561A (en) * 1987-09-04 1989-03-14 Matsushita Electric Works Ltd Wool ball remover
NL8801466A (nl) * 1988-06-07 1990-01-02 Emerson Electric Co Inrichting voor het aandrijven van een boor- en/of slaggereedschap.
DE4342484A1 (de) 1993-12-13 1995-04-06 Siemens Nixdorf Inf Syst Handbohrmaschine
DE19653330A1 (de) 1996-12-20 1998-06-25 Bosch Gmbh Robert Absaugeinrichtung für eine Handwerkzeugmaschine, insbesondere für eine Bohr- oder Schlagbohrmaschine
DE10030962C2 (de) * 2000-06-24 2002-06-20 Hilti Ag Elektrohandwerkzeuggerät mit Schlagwerk
DE10057139A1 (de) * 2000-11-17 2002-05-23 Hilti Ag Elektrohandwerkzeug mit Sicherheitskupplung
DE10112129A1 (de) * 2001-03-14 2002-09-19 Hilti Ag Saugmodul
US20020154960A1 (en) * 2001-04-19 2002-10-24 Lin Sheng Chieh Power drill with vacuum dust-collection ability
US6912788B2 (en) * 2003-03-03 2005-07-05 Credo Technology Corporation Blade storage compartment for power tool vacuum port
DE10342507A1 (de) * 2003-09-12 2005-04-14 Hilti Ag Absaugvorrichtung
AU2003260203A1 (en) * 2003-09-16 2005-04-06 Carlos Roberto Bonfim Oliveira Suction system for debris that results from the use of portable electric drill
US7229301B2 (en) * 2005-04-25 2007-06-12 Hilti Aktiengesellschaft Motor-switch arrangement for a hand-held power tool
DE102006000212A1 (de) * 2006-05-08 2007-11-15 Hilti Ag Absaugvorrichtung für ein Abbauwerkzeuggerät
JP3134914U (ja) * 2007-06-15 2007-08-30 株式会社桑本総合設計 吸塵機能付き電気ドリル

Also Published As

Publication number Publication date
US20100155095A1 (en) 2010-06-24
US8186453B2 (en) 2012-05-29
RU2009147221A (ru) 2011-06-27
EP2199013B1 (en) 2014-01-15
JP2010162683A (ja) 2010-07-29
CN101745896A (zh) 2010-06-23
EP2199013A1 (en) 2010-06-23
BRPI0905192A2 (pt) 2011-02-15
CN101745896B (zh) 2013-10-23
RU2520244C2 (ru) 2014-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5436135B2 (ja) 作業工具
JP5575429B2 (ja) 集塵アタッチメント
JP5575428B2 (ja) 集塵アタッチメント
JP5180697B2 (ja) 手持式作業工具
JP5502458B2 (ja) 打撃工具
WO2015122539A1 (ja) 集塵装置および集塵装置を備えた作業工具
CN114248138B (zh) 作业工具
JP2012016790A (ja) 集塵装置
JP6258063B2 (ja) 集塵装置
JP2015150664A (ja) 作業工具
JP5584029B2 (ja) 集塵装置
JP2019063889A (ja) 作業工具
JP6211433B2 (ja) 集塵装置
JP5578718B2 (ja) 集塵装置
JP5425708B2 (ja) 打撃工具
JP5321138B2 (ja) 集塵装置付き穿孔工具
CN211758686U (zh) 击打工具
JP2011245590A5 (ja)
JP6208061B2 (ja) 作業工具
JP2019063890A (ja) 集塵装置
JP5537335B2 (ja) 集塵装置
JP6049191B2 (ja) 集塵装置および集塵装置を備えた打撃工具
JP2012056053A (ja) 集塵装置
JP2017221987A (ja) 集塵装置および作業工具
CN115488830A (zh) 电动工具用集尘***

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5436135

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250