JP5435209B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置および画像読取システムおよび画像読取プログラムに関する。
技術発展により多機能化が進む画像読取装置において、操作者が要求する品質の画像データを得るためにはさまざまな設定を行う必要がある。例えば、解像度設定、明度設定、彩度設定、コントラスト設定等を行う必要がある。
このため、従来技術ではこれらの設定項目1つ1つを設定した利用用途に応じた読取設定情報を複数、登録しておき、読取処理に際して登録されたこれらの読取設定情報を選択することでよりよい設定に基づく読取環境を提供している。
また、特許文献1に開示された従来技術では、画像読み取りや印刷を行ったときの画像を縮小した縮小画像と設定条件を関連付けて格納し、読み取りに際して縮小画像の一覧から該当するものを選択することによってその選択された縮小画像に関連付けられ設定情報に従って画像形成装置の設定が切り替わることを可能にしている。
特開2003−219075号公報
本発明は、読取対象に対する画像データを、所望する読取形態でより簡単に読み取ることができるようにした画像読取装置および画像読取システムおよび画像読取プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、読取設定情報に基づいて読取対象の原稿から画像データを読み取る読取手段と、前記画像データから特徴情報を抽出する特徴抽出手段と、前記読取手段によって読み取られた画像データのうち、読取対象の前記原稿を特徴付けるページの画像データまたは当該画像データを拡大、縮小、解像度変換または色変換した画像データを特徴画像として生成する特徴画像生成手段と、前記特徴情報と、前記特徴画像と、前記読取設定情報とを含む1または複数の履歴情報を保存する保存手段と、前記特徴抽出手段によって抽出された特徴情報と、前記保存手段に保存されている履歴情報に含まれる特徴情報とを比較する特徴比較手段と、前記特徴比較手段による比較結果により、前記抽出手段によって抽出された前記画像データの特徴情報が前記履歴情報に含まれる特徴情報と異なる場合は、前記画像データの特徴情報と、前記特徴画像と、当該画像データに対する前記読取設定情報とを対応付けて前記履歴情報として登録する登録手段とを具備する。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記特徴情報は、前記読取手段によって読み取られた画像データの配色構成、レイアウト状態を含む。
また、請求項の発明は、請求項1乃至のいずれかの発明において、前記特徴抽出手段は、前記特徴画像生成手段によって生成した特徴画像から特徴情報を抽出する。
また、請求項の発明は、請求項の発明において、前記特徴画像生成手段は、複数頁からなる読取対象の原稿の先頭頁に対する画像データを基に前記特徴画像を生成する。
また、請求項の発明は、請求項1または2の発明において、前記履歴情報の画像情報として登録する画像データにおける機密設定の有無を判断する判断手段と、前記判断手段によって前記画像データに機密設定がされている場合には当該画像データを暗号化する暗号化手段とを具備し、前記登録手段は、前記暗号化手段によって暗号化された画像データを前記履歴情報として登録する。
また、請求項の発明は、請求項の発明において、前記判断手段は、前記画像データを構成する組込み情報から前記機密設定の有無を判断する。
また、請求項の発明は、請求項1乃至のいずれかの発明において、前記履歴情報として登録された前記読取設定情報を指定する読取設定情報指定手段を具備し、前記読取手段は、前記読取設定情報指定手段によって指定された読取設定情報に基づいて前記読取対象から画像データを読み取る。
本発明の請求項1によれば、読取対象に対する画像データを、所望する読取形態でより簡単に読み取ることができるようになるという効果を奏する。
また、請求項2によれば、保存されていない配色構成、レイアウト状態の画像データが読み取られた場合に、当該画像データに対する読取設定情報を登録することができるようになるという効果を奏する。
また、請求項によれば、履歴情報として特徴画像が保存されてその特徴画像に対する画像読取設定を選択することができるようになり、読取対象に対する画像データを、所望する読取形態でより簡単に読み取ることができるようになるという効果を奏する。
また、請求項によれば、画像データを特徴付ける最適な特徴画像からなる履歴情報を用いて、所望する読取形態でより簡単に読み取ることができるようになるという効果を奏する。
また、請求項によれば、所望する読取形態で簡単に読み取ることを可能とするとともに履歴情報として記憶する情報の機密性を保持することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項によれば、機密性の有無を設定することができ、簡単で機密性の高い履歴情報を記憶することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項によれば、読取対象に対する画像データを、所望する読取形態でより簡単に読み取ることができるようになるという効果を奏する。
本発明の実施の形態における画像読取装置および画像読取システムおよび画像読取プログラムを適用して構成した画像読取システムのシステム構成図の一例。 本発明の実施の形態における画像読取装置(スキャナ)の詳細な構成を示すブロック図。 履歴情報の一例を示す図。 本発明の実施の形態における画像読取装置により行われる処理の流れを示すフローチャート。 図4に示す読取指示処理における詳細な処理の流れを示すフローチャート。 図4に示す登録処理の詳細な流れを示すフローチャート。 図1に示すシステム構成からなる画像読取システムを構成する画像読取装置(スキャナ)の交換元で行われる処理の流れを示すフローチャート。 図1に示すシステム構成からなる画像読取システムを構成する画像読取装置(スキャナ)の交換先で行われる処理の流れを示すフローチャート。 本発明の実施の形態における画像読取装置および画像読取システムおよび画像読取プログラムを適用して構成した画像読取システムのシステム構成図の一例。 図9に示す処理サーバによって行われる処理の流れを示すフローチャート。
以下、本発明に係わる画像読取装置および画像読取システムおよび画像読取プログラムの一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における画像読取装置および画像読取システムおよび画像読取プログラムを適用して構成した画像読取システムのシステム構成図の一例である。
図1において、画像読取システムは、原稿台にセットされた原稿を読み取ることにより画像データを生成する画像読取装置A(100−1)、画像読取装置B(100−2)(以下、総称して「スキャナ100」という)、スキャナ100によって読み取った画像データを保存する情報処理装置A(200−1)、情報処理装置B(200−2)(以下、総称して「情報処理装置200」という)を具備して構成される。
スキャナ100は、原稿台にセットされた原稿を光学的に読み取ることにより画像データを生成する読取処理(「スキャン処理」ともいう)を行う装置であって、読取処理によって読み取った画像データをプッシュスキャン機能により、予め指定された情報処理装置200の保存領域に保存する。
この読取処理では、その読取対象に応じてまたは所望する形式に応じて読取設定を行う。この読取設定は、スキャンパラメータ(以下、「読取設定情報」という)とも称され、例えばカラー/グレースケール/白黒設定、解像度設定、明度/彩度設定、コントラスト設定、読取サイズ等の情報がこれに該当する。
また、スキャナ100は、読取処理の履歴情報を管理しており、この履歴情報には読取処理によって読み取った画像データおよび当該読取処理に用いた読取設定情報等の情報が含まれる。
この履歴情報は、各スキャナがそれぞれで管理しており、図1に示す構成では、画像読取装置A(100−1)および画像読取装置B(100−2)が自ら行った読取処理の履歴情報を管理している。このようにして、管理された履歴情報を有するスキャナそれぞれは、その履歴情報をスキャナ相互間で交換する処理を行うことによって履歴情報を共有する。このときの履歴情報の共有における詳細な処理の流れを図7および図8に示す。
また、各スキャナの詳細な構成を図2に示し、以下で説明する。
図2は、本発明の実施の形態における画像読取装置(スキャナ)の詳細な構成を示すブロック図である。
図2において、スキャナ100は、原稿の読取処理に基づく画像データの生成を制御するコントローラとコントローラからの指示に基づいて原稿の読取処理を行う読取部によって構成される。
コントローラは、通信部10、読取設定操作制御部11、認証部12、認証情報記憶部13、履歴情報検索部14、履歴情報保存部15、情報指定部16、登録制御部17、特徴画像生成部18、暗号化処理部19、特徴抽出部20、比較部21、画像保存部22、転送制御部23を具備し、読取部は画像読取部30を具備して構成される。
読取設定操作制御部11は、プラテンガラス等の原稿台にセットされた読取対象の原稿を光学的に読み取る読取処理に用いる読取設定の設定操作を行う。
スキャナ100に設けられた操作パネル(図示せず)等を操作者が操作することにより操作者IDやパスワードが入力されると、読取設定操作制御部11では、その入力された操作者の情報を認証部12へと送出する。このとき、認証部12は、その送出されてきた操作者に関する情報を認証情報記憶部13で記憶する認証情報と比較して認証を行う。
認証情報記憶部13では、操作者に関する情報、例えば操作者IDやパスワード、操作者の属するグループ等の情報を記憶する。
認証部12では、入力された操作者の情報と認証情報記憶部13に記憶する情報とが一致すること、入力された操作者の情報に基づく操作者による操作が許可されていることを確認して操作者を認証する。
操作者の認証処理が行われると、認証部12は、その認証結果を読取設定操作制御部11へと通知する。
この読取設定操作制御部11では、その認証結果を受信して認証されたかを判断する。操作者が認証されている場合には、続いて、履歴情報検索部14へとその認証された操作者が行った読取処理の履歴情報若しくは管理する全ての履歴情報の取得要求を履歴情報検索部14へと行う。操作者が認証されない場合にはその旨を操作パネル(図示せず)に表示して再入力を可能とする。
また、読取設定操作制御部11から履歴情報の取得要求を受信した履歴情報検索部14では、履歴情報保存部15で保存された履歴情報のうち、その操作者の履歴情報の取得要求が行われている場合にはその操作者の履歴情報を検索する。
この履歴情報保存部15で保存する履歴情報は、例えば図3に示すような履歴情報であって、操作者ごとの履歴情報若しくは全操作者に対する履歴情報として保存されている。
図3に示す履歴情報は、特徴情報項目301、特徴画像項目304、読取設定情報項目305によって構成されている。
特徴情報項目301は、読取処理の特徴を示す情報を示しており、特徴ID項目302、特徴項目303から構成されている。特徴ID項目302は、特徴情報を識別する識別情報であり、特徴項目303は読取処理によって読み取った画像データから抽出されたその画像データを特徴付ける情報である。
この特徴項目303は、例えば配色構成、レイアウト状態等によって特徴を示している。
読取処理によって複数ページからなる原稿を読み取った場合には、特徴画像項目304で示される特徴画像を作成する元となった画像データから抽出した情報が特徴項目303に示される。
続いて、特徴画像項目304は、読取対象の原稿を特徴付けるページのイメージ画像であって、総ページ数が1ページである原稿の読取処理を行う場合にはそのページのイメージ画像が特徴画像である。それに対して、総ページ数が2ページ以上の原稿の読取処理を行う場合には先頭ページのイメージ画像若しくは写真等の情報を含むページであって予め指定した情報に基づくページのイメージ画像を特徴画像とすることも可能である。
もちろん、このイメージ画像を、拡大、縮小、解像度変換、色変換した編集後のイメージ画像(「編集イメージ画像」ともいう)を特徴画像とすることも可能である。
図3において、特徴情報項目301の特徴ID項目302が「001」であるレコードの特徴画像は、背景画像として多色によって描画され、「かばん」を示す絵オブジェクトに付されたマークが3つの異なる色彩によって表された状態にある。
また、特徴ID項目302が「002」であるレコードの特徴画像として、3つの特徴画像が示されており、最上段に示された特徴画像は例えば濃紺色の背景に白抜きの「¥(円の通貨マーク)」の絵オブジェクトが示されており、中段に示された特徴画像は例えば赤色の背景に白抜きの「£(ポンドの通貨マーク)」の絵オブジェクトが示されており、最下段に示された特徴画像は例えば黄色の背景に白抜きの「$(ドルの通貨マーク)」の絵オブジェクトが示されており、単色のカラー画像であることを示している。
さらに、特徴ID項目302が「005」であるレコードの特徴画像は、バルーンの風景画像を撮影したものであって、フルカラーで描画されて表された状態にある。
なお、図3に示す特徴画像はその一例であって、これに限定されることなく、さまざまな画像を特徴画像とすることができる。
読取設定情報項目305は、特徴画像の元となる画像データを生成する読取処理に用いた読取設定情報である。
このような情報からなる履歴情報を、履歴情報保存部15で保存しており、履歴情報検索部14からの検索要求に応答する。
履歴情報検索部14によって履歴情報が検索されると、その履歴情報を読取設定操作制御部11へと応答する。
この読取設定操作制御部11では、受信した履歴情報のうち少なくとも1つの履歴情報が暗号化されている場合であって、操作者を認証していないときには認証部12へと認証要求を行う。すなわち、上記において、読取処理の開始時に認証を行うような構成としているが、この履歴情報を取得することによってその履歴情報が暗号化されている場合に操作者を認証するような構成であってもよい。
暗号化されており操作者を認証していない場合に認証すると、表示ディスプレイ(図示せず)に操作履歴に基づく特徴画像の一覧を表示し、操作者による選択の有無を指示する。このとき、操作者は読取処理の読取対象となる原稿と類似する特徴画像を選択することによって、その特徴画像の読取処理に用いた読取設定情報を利用して読取処理を行うことが可能となる。
操作者が表示された特徴画像のうちいずれかを選択した場合には、その特徴画像に対して保存された読取設定情報、読取処理に基づき新たに作成される特徴画像の第三者への開示許否のそれぞれを設定する画面を表示する。
読取処理の操作者はこの表示された読取設定情報を用いて読取処理を行うと判断する場合には、「確定ボタン」等を押下することによって読取設定情報を確定させる。このとき、読取設定操作制御部11は、確定した読取設定情報および確定したことを情報指定部16へと通知する。
情報指定部16は、読取設定操作制御部11からこれらの情報を受信することにより、所定の「新規設定フラグ」および「機密モード」を指定する。
すなわち、確定した読取設定情報が履歴情報に示された読取設定情報と同一であって変更されたものでない場合には「新規設定フラグ」を「OFF」と指定し、変更されたものであって同一でない場合には「新規設定フラグ」を「ON」と指定する。また、特徴画像の第三者への開示許否において開示が許可されている場合には「機密モード」を「OFF」と指定し、開示が許可されていない場合には「機密モード」を「ON」と指定する。
この場合における第三者への開示許否の設定は、読取処理で設定する場合のほか、画像データの特定箇所に明示されたマーキング情報や埋め込まれた電子情報等による組込み情報によって判断する。
このような場合とは逆に、操作者が表示されたいずれの特徴画像をも選択しない場合や、上記の検索処理によって履歴情報が検索されない場合、さらには認証処理において操作者を認証できない場合には、読取設定情報の各設定項目を設定する設定画面を表示して操作者による設定を可能とする。
これによって、読取設定情報が設定されると、情報指定部16へと読取設定情報および設定したことを通知し、情報指定部16は設定内容に基づいて「新規設定フラグ」および「機密モード」を指定する。すなわち、新たに読取設定情報が設定されることから「新規設定フラグ」を「ON」と指定し、この読取設定情報に基づく読取処理を特徴付ける特徴画像の開示許否において開示が許可する場合には「機密モード」を「OFF」と指定し、開示が許可されない場合には「機密モード」を「ON」と指定する。
このようにして「新規設定フラグ」および「機密モード」が指定されると、情報指定部16では、読取設定情報および指定した新規設定フラグおよび機密モードの情報を登録制御部17へと送出し、さらに読取設定操作制御部11に対して読取設定情報および処理の完了を通知する。
この読取設定操作制御部11では、情報指定部16から読取設定情報および処理の完了通知を受信すると、その読取設定情報に基づく原稿の読取指示を画像読取部30へと行い、読取設定情報を登録制御部17へと送出する。
これによって、画像読取部30では、設定された読取設定情報に基づく原稿の読取処理を行う。
この画像読取部30によって原稿の読取処理が完了し、画像データが生成されると、画像読取部30は、読み取った画像データを画像保存部22へと保存する。また、画像読取部30では、読取処理が完了したことを登録制御部17へ通知する。
情報指定部16より読取設定情報および指定した新規設定フラグおよび機密モードの情報が通知された状態にある登録制御部17では、画像読取部30から読取処理の完了が通知されると、画像保存部22から保存された画像データを取得する。
この登録制御部17では、取得した画像データのうち特徴を抽出する対象となる画像データを選択する。この選択処理は、上記に示すように、総ページ数が1ページからなる原稿を読み取った画像データの場合にはそのページに対する画像データを選択し、総ページ数が2ページ以上の複数ページからなる画像データの場合には先頭ページ若しくは写真等のその原稿を特徴付ける情報が含まれるページの画像データを選択する。
登録制御部17で特徴情報の抽出対象となる画像データが選択されると、その画像データを特徴画像生成部18へと送信し、さらにその画像データを特徴抽出部20へと送信する。
特徴画像生成部18では、登録制御部17から受信した画像データを元に、拡大、縮小、解像度変換、色変換する処理を行うことによって特徴画像を生成する。この特徴画像生成部18によって生成された特徴画像の一例が、図3に示す履歴情報の特徴画像項目304に示される特徴画像である。
特徴画像生成部18が特徴画像を生成すると、登録制御部17に対してその特徴画像を送出する。このとき、登録制御部17では、情報指定部16より送出された「機密モード」の情報が「ON」と設定されていることによりその特徴画像を暗号化処理部19へと送出する。この暗号化処理部19では操作者から暗証番号等の暗号キーの入力を受け付けてその暗証番号に基づく暗号化を行う。
暗号化処理部19によって暗号化されると、その暗号化後の特徴画像を登録制御部17へと送出する。
登録制御部17では、特徴画像を、暗号化処理部19によって暗号化されている場合には暗号化された特徴画像を、読取設定操作制御部11から受信した読取設定情報とともに履歴情報保存部15へ保存する。
また、特徴抽出部20では、登録制御部17から受信した画像データを元に特徴を抽出する。そして、抽出した特徴の情報を比較部21へと送出する。
比較部21では、特徴抽出部20によって抽出された特徴と、履歴情報保存部15で履歴情報として保存された特徴情報とを比較して同一であるかを判断する。同一であると判断される場合には、登録制御部17で履歴情報保存部15へと保存した特徴画像を、同一であると判断された特徴情報に対する特徴画像と対応付けて履歴情報保存部15へ保存する。
また、その特徴情報に対する読取設定情報と読取設定操作制御部11から受信した読取設定情報が同一である場合にはその特徴情報に対して特徴画像のみを対応付ける。すなわち、特徴情報が同一の場合であって読取設定情報が同一である場合には、1つの特徴情報に対して2つ以上の特徴画像が対応付けら得て保存された状態となり、これらの特徴画像に対して1つの読取設定情報が対応付けられた状態となる。
この場合、履歴情報保存部15で保存する履歴情報の一例である図3では、このような状態を特徴項目302が「004」である履歴情報に示している。
この図3に示す特徴項目302が「004」である履歴情報は、特徴情報の特徴項目303が「白黒印刷、線画、全体レイアウト」の1つであり、この特徴項目303に対して特徴画像項目304に2つの特徴画像が対応付けられ、読取設定情報項目305に「A4、白黒、300dpi」の1つの読取設定情報が対応付けられている。
なお、画像保存部22に保存された画像データは、転送制御部23がプッシュスキャン機能における保存先として指定された保存先へ転送する際に転送制御部23によって取得されて転送される。
このような構成からなるスキャナにおける詳細な処理の流れを、図4、図5、図6に示す。
図4は、本発明の実施の形態における画像読取装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
図4において、画像読取装置に設けられた読取処理の機能を操作者が選択すると処理が開始され、まず、読取指示処理を行う(401)。この読み取り指示処理では、画像読取装置の原稿台(プラテン)にセットされた原稿を読み取る際の読取設定情報(スキャンパラメータ)を設定する。
この読取指示処理における詳細な処理の流れを図5に示し、以下で説明する。
この読取指示処理によって読取設定情報(パラメータ)が設定されると、画像読取装置は、その読取設定情報に基づいて原稿台にセットされた読み取り対象の原稿の読取処理を行う(402)。
この読取処理によって原稿に対する画像データが生成されると、この画像データを保存する(403)。
さらに、この読取処理による画像データの生成における処理操作の履歴を登録する登録処理を行う(404)。この登録処理では、読取処理における最適な読取設定情報(パラメータ)の選択を可能とする情報等を記録する処理であって、この登録処理の詳細な流れを図6に示し、以下で説明する。
読取処理に対する履歴情報が登録されると、保存した画像データを送信先として指定されたクライアントPC等に送信する(405)。
そして、ADF(Auto Document Feeder)等の原稿台にセットされた複数枚の原稿に対して読取処理を行う場合でこれらの処理が最終ページの原稿について行われたかを判断し(406)、最終ページの原稿に対して行われたものでない場合(406でNO)には、再度、設定された読取設定情報(スキャンパラメータ)に基づいて次ページの原稿の読取処理を行う(402)。
また、最終ページの原稿に対して行われたものである場合(406でYES)には、処理を終了する。
図5は、図4に示す読取指示処理における詳細な処理の流れを示すフローチャートである。
図5において、画像読取装置に設けられた読取処理の機能を操作者が選択すると処理が開始され、まず、初期設定として新規登録フラグを「OFF」に設定し、機密フラグを「OFF」とする(501)。次に、読取処理の機能が選択されたことによる読取処理を実行するに際し、履歴情報を参照して読取設定情報(スキャンパラメータ)の設定を行うか否かを判断する(502)。
履歴情報を参照して読取設定情報の設定を行わない場合(502でNO)には、読取設定情報の設定画面を画像読取装置若しくはクライアントPCの表示ディスプレイに表示して各設定項目を設定する(512)。そして、新規登録フラグを「ON」に設定する(511)。
また、履歴情報を参照して読取設定情報の設定を行う場合(502でYES)には、読取処理の操作を行う操作者およびその操作者が属するグループを元に、履歴情報の検索を行う(503)。この検索処理によって、操作者若しくはそのグループに対応する履歴情報が検索されたかを判断し(504)、履歴情報が検索されない場合(504でNO)、たとえばその操作者による操作が初めての操作である場合や履歴情報が初期化された状態にある場合には、読取設定情報の設定画面を画像読取装置若しくはクライアントPCの表示ディスプレイに表示して各設定項目を設定する(512)。そして、新規登録フラグを「ON」に設定する(511)。
また、操作者若しくはそのグループに対応する履歴情報が検索された場合(504でYES)には、検索された履歴情報に含まれる特徴情報、特徴画像、読取設定情報(スキャンパラメータ)のうち、いずれかの情報が暗号化されている場合かを判断し(505)、少なくとも1つ以上の情報が暗号化されている場合(505でYES)には、暗証番号等の入力を受け付けることにより認証処理を行う(506)。
この認証処理によって認証できたかを判断し(507)、認証できない場合(507でNO)には、暗号化された情報を表示することができないことから履歴情報に基づいて読取設定情報を設定できないとして、読取設定情報の設定画面を画像読取装置若しくはクライアントPCの表示ディスプレイに表示して各設定項目を設定する(512)。そして、新規登録フラグを「ON」に設定する(511)。
それに対して、認証できた場合(507でYES)および履歴情報が暗号化されていない場合(505でNO)には、検索された履歴情報に対する特徴情報、特徴画像、読取設定情報を表示する(508)。
このとき表示されるこれらの情報は検索された履歴情報の数量分が表示される。
そして、この表示された履歴情報に対する特徴画像のうち、読取処理を行う原稿と類似する特徴画像がある場合には操作者がその特徴画像を選択する(509)。このとき、読取処理を行う原稿と類似する特徴画像がなく、表示された特徴画像のいずれをも選択しない場合(509でNO)には、読取設定情報の設定画面を画像読取装置若しくはクライアントPCの表示ディスプレイに表示して各設定項目を設定する(512)。そして、新規登録フラグを「ON」に設定する(511)。
それに対して、表示された特徴画像からいずれかの特徴画像を選択した場合(509でYES)には、続いて、選択された特徴画像に対して保存されている読取設定情報(スキャンパラメータ)に対して変更がされたかを判断する(510)。変更された場合(510でYES)には、新規設定フラグを「OFF」から「ON」へと変更して設定する(511)。このとき、選択された特徴画像に対して保存されている読取設定情報(スキャンパラメータ)が変更されない場合には新規設定フラグを初期設定の「OFF」の状態のままとする。
このようにして、読取処理における読取設定情報が決定すると、続いて、この読取設定情報に基づいて読取処理が行われることにより保存する履歴情報における特徴画像を第三者へ開示することの許否を判断する(513)。
第三者への特徴画像の開示が拒否されている場合(513でYES)には、機密モードを「ON」に設定し(514)、許可されている場合(513でNO)には、機密モードを初期設定の「OFF」の状態のままとする。
この図5における処理により、画像読取装置における読取処理の読取設定情報(スキャンパラメータ)が決定するとともに、この読取処理における履歴情報の保存における設定が行われる。そして、図4と図6における処理ではこの情報をもとに処理が行われる。
図6は、図4に示す登録処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
図6において、読取処理が行われて生成された画像データが保存された状態となると処理が開始され、まず、図5に示す読取指示処理において設定された新規登録フラグが「ON」に設定されているかを判断する(601)。新規登録フラグが「ON」に設定されている場合(601でYES)、すなわち履歴情報として保存された登録画像に対する読取設定情報(スキャンパラメータ)が指定されているのではない場合には、読取処理によって読み取った画像データから特徴画像を生成する(602)。
このときの特徴画像は、読取対象の原稿を特徴付けたページのイメージ画像であって、1ページ分の原稿の読取処理を行う場合にはそのページのイメージ画像を特徴画像とし、また、複数ページの原稿の読取処理を行う場合には先頭ページや写真等の情報を含むイメージ画像を特徴画像とする。もちろん、このイメージ画像を拡大、縮小、解像度変換、色変換した画像を特徴画像とすることも可能である。
このようにして特徴画像が生成されると、この特徴画像若しくは特徴画像を生成する元となった画像データから特徴を抽出する(603)。そして、履歴情報として登録された状態にある操作者に対する特徴情報を読み込む(604)。
読み込んだ特徴情報と抽出した特徴とを比較して(605)、特徴が特徴情報に類似するかを判断する(606)。
特徴が履歴情報として管理する特徴情報に類似していない場合(606でNO)には、操作者へその特徴に関する情報を特徴情報として保存するかを確認するとともに当該特徴の情報を、読取処理に際して設定された読取設定情報に対応付けて登録するか否かの画面を表示する(607)。
表示された画面を用いて操作者が、抽出した特徴の情報を読取設定情報に対応付けて登録することを選択したかを判断し(608)、登録しない場合(608でNO)には、本登録処理を終了する。また、登録することが選択された場合(608でYES)には、特徴情報として保存される特徴画像を暗号化して第三者に開示することの許否として機密モードが設定されたかを判断する(609)。
機密モードが「ON」となり設定された状態にある場合(609でYES)には、暗証番号等の暗号キーを指定して特徴画像を暗号化する(610)。
これにより、読取処理を行った際の読取設定情報に対応付けて特徴の情報、特徴画像を履歴情報として登録する(611)。
続いて、上記の抽出した特徴の情報と読み込んだ履歴情報の特徴情報とが類似していると判断される場合(606)において、この場合、さらに生成した特徴画像を保存するかを判断し(612)、操作者により特徴画像を保存することが設定されない(612でNO)には、本登録処理を終了する。また、特徴画像を保存することが設定されると(612でYES)には、続いて、上記同様、機密モードが設定されているかを判断する(613)。
機密モードが設定されている場合(613)には、暗証番号等の暗号キーを指定して特徴画像を暗号化する(614)。
そして、暗号化された場合には暗号化後の特徴画像を、暗号化されていない場合には生成された特徴画像を、類似すると判断された特徴情報の履歴情報に関連付けて保存する(615)。
また、上記の新規登録フラグが「ON」に設定されていない場合(601でNO)においては、すなわち、履歴情報として保存された読取設定情報(スキャンパラメータ)を用いて読取処理が行われた場合には、続いて、読取処理によって読取対象の原稿を読み取った画像データに対する特徴画像を生成して保存することが読取処理の設定を行う画面において指定されているかを判断する(616)。
指定されていない場合(616でNO)には、本登録処理を終了する。また、特徴画像を生成して保存することが指定されている場合(616でYES)には、読み取った画像データから特徴画像を生成する(617)。そして、読取処理の設定を行う画面において、機密モードが設定されているかを判断して(618)機密モードが設定されている場合(618でYES)には特徴画像を暗号化する(619)。
そして、読取処理を行った読取設定情報の履歴情報に、生成した特徴画像を関連付けて保存する(620)。
図7は、図1に示すシステム構成からなる画像読取システムを構成する画像読取装置(スキャナ)の交換元で行われる処理の流れを示すフローチャートである。
図7において、予め指定した問合せ時間となったかを判断し(701)、指定した問合せ時間となっていない場合(701でNO)には、その時間まで待機状態となり、指定した問合せ時間となった場合(701でYES)には、ネットワーク上にある若しくは予め指定されたスキャナに対し、保存された履歴情報の最終更新日時の情報を送信する(702)。
そして、その送信した最終更新日時よりも新しい更新日時の履歴情報を持つ送信先のスキャナからの応答があるかを判断し(703)、一定時間内に応答がない場合(703でNO)には再度、予め指定した問合せ時間となるまで待機状態とする。また、応答がある場合(703でYES)には、この応答により受信した履歴情報を、当スキャナが対応する形式に変換する(704)。
そして、その履歴情報の登録する(705)。このときの登録処理は図7に示すような処理を行う。
図8は、図1に示すシステム構成からなる画像読取システムを構成する画像読取装置(スキャナ)の交換先で行われる処理の流れを示すフローチャートである。
図8において、他のスキャナより最終更新日時を受信したかを判断し(801)、最終更新日時を受信していない場合(801でNO)には待機状態とする。また、最終更新日時を受信した場合(801でYES)には、保存している履歴情報の最終更新日時を特定する(802)。
そして、特定した最終更新日時と受信した最終更新日時の情報とを比較し(803)、受信した最終更新日時の情報のほうが新しいかを判断する(804)。保存してある履歴情報の最終更新日時の方が新しい場合(804でNO)には、処理を終了する。
また、受信した最終更新日時の情報の方が新しい場合(804でYES)には、その最終更新日以降の履歴情報を送信する(805)。
図9は、本発明の実施の形態における画像読取装置および画像読取システムおよび画像読取プログラムを適用して構成した画像読取システムのシステム構成図の一例である。
図9に示す画像読取システムは、原稿台にセットされた原稿を読み取ることにより画像データを生成する画像読取装置A(100−1)(以下、「スキャナA(100−1)」という)、画像読取装置B(100−2)(以下、「スキャナB(100−2)」という)(以下、総称して「スキャナ100」という)、スキャナ100によって読み取った画像データを保存する情報処理装置200、情報制御装置300(以下、「処理サーバ300」という)を具備して構成される。
上記の実施例1で示す図1と同様、スキャナ100は、原稿台にセットされた原稿を光学的に読み取ることにより画像データを生成する読取処理(「スキャン処理」ともいう)を行う装置であって、読取処理によって読み取った画像データをプッシュスキャン機能により、予め指定された情報処理装置200の保存領域に保存する。
この読取処理では、その読取対象に応じてまたは所望する形式に応じて読取設定を行う。この読取設定は、スキャンパラメータ(以下、「読取設定情報」という)とも称され、例えばカラー/グレースケール/白黒設定、解像度設定、明度/彩度設定、コントラスト設定、読取サイズ等の情報がこれに該当する。
また、スキャナ100は、読取処理の履歴情報を管理している。
この履歴情報には、読取処理によって読み取った画像データおよび当該読取処理に用いた読取設定情報等の情報が含まれる。
上記の実施例1で示す図1では、この履歴情報を各スキャナがそれぞれ管理し、一定のタイミングでその履歴情報をスキャナ相互間で交換するような構成を示しているが、本実施例2では、その履歴情報を処理サーバ300で管理するような構成である。
この実施例2に示す各スキャナ100における構成は、上記の実施例1において図2に示す構成と同様であって、スキャナ100によって読取処理が完了するとその読取処理における履歴情報を処理サーバ300へと送出する。
このとき、処理サーバ300は、各スキャナ100からの履歴情報を受信して管理する。この処理サーバ300において管理される履歴情報は、例えば図3に示すような情報であって、また、この図3に示すような情報に、読取処理を行ったスキャナを識別情報や操作者を識別する操作者情報を関連付けて記憶するような構成であってもよい。
スキャナ100は、読取処理の読取設定情報を設定する際に処理サーバ300に対して履歴情報の取得要求を行う。この取得要求に対して処理サーバ300では、取得要求の内容に応じた履歴情報をスキャナ100に送信する。例えば、取得要求が全ての履歴情報を元にする場合には、処理サーバ300は管理する全ての履歴情報を要求元のスキャナ100に送信する。また、認証した操作者に対する履歴情報の取得要求を元にする場合には、その操作者が読取処理を行った際の履歴情報のみを要求元のスキャナ100に送信する。さらに、認証した操作者の属するグループにおけるユーザによって行われた読取処理の履歴情報の取得要求を元にする場合には、そのグループに対する履歴情報のみを要求元のスキャナ100に送信する。
このときの処理サーバ300によって行われる処理の流れを示すフローチャートを図10に示す。
図10において、処理サーバ300は、スキャナ100から情報を受信すると処理が開始され、まず、その情報が履歴情報の取得要求であるかを判断する(1001)。取得要求である場合(1001でYES)には、取得要求された履歴情報の読み込みを行う(1002)。
このときの読み込み処理は、上記するように、取得要求された履歴情報の読み込みを行う。
続いて、取得要求の要求元を解析し(1003)、読み込みを行った履歴情報を、解析した要求元が対応する形式に変換する(1004)。
そして、変換後の履歴情報を取得要求の要求元に送信する(1005)。
これに対して、スキャナ100から受信した情報が取得要求でない場合(1001でNO)には、続いて、その情報が登録要求であって履歴情報を受信したかを判断する(1006)。取得要求でもなく登録要求でもない場合には処理を終了する。
また、登録要求であって履歴情報を受信した場合(1006でYES)には、その履歴情報を予め指定した共通の形式への変換して(1007)登録処理を行う(1008)。
このときの登録処理の詳細は、図6を用いた処理である。
以上に示す実施の形態は、本発明の実施の一形態であって、これらの実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
なお、本発明は、通信機能を備えた画像読取システムで上述の動作を実行させ、あるいは上述の手段を構成させるためのプログラムを格納した記録媒体(CD−ROM、DVD−ROM等)から該プログラムをコンピュータにインストールし、これを実行させることにより、上述の処理を実行する画像読取システムを構成することも可能である。画像読取システムを構成するコンピュータは、システムバスを介してCPU(Central Processor Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクが接続されている。CPUは、ROMまたはハードディスクに記憶されているプログラムに従い、RAMを作業領域にして処理を行う。
また、プログラムを供給するための媒体は、通信媒体(通信回線、通信システムのように一時的または流動的にプログラムを保持する媒体)でもよい。例えば、通信ネットワークの電子掲示板(BBS:Bulletin Board Service)に該プログラムを掲示し、これを通信回線を介して配信するようにしてもよい。
10 通信部
11 読取設定操作制御部
12 認証部
13 認証情報記憶部
14 履歴情報検索部
15 履歴情報保存部
16 情報指定部
17 登録制御部
18 特徴画像生成部
19 暗号化処理部
20 特徴抽出部
21 比較部
22 画像保存部
23 転送制御部
30 画像読取部

Claims (7)

  1. 読取設定情報に基づいて読取対象の原稿から画像データを読み取る読取手段と、
    前記画像データから特徴情報を抽出する特徴抽出手段と、
    前記読取手段によって読み取られた画像データのうち、読取対象の前記原稿を特徴付けるページの画像データまたは当該画像データを拡大、縮小、解像度変換または色変換した画像データを特徴画像として生成する特徴画像生成手段と、
    前記特徴情報と、前記特徴画像と、前記読取設定情報とを含む1または複数の履歴情報を保存する保存手段と、
    前記特徴抽出手段によって抽出された特徴情報と、前記保存手段に保存されている履歴情報に含まれる特徴情報とを比較する特徴比較手段と、
    前記特徴比較手段による比較結果により、前記抽出手段によって抽出された前記画像データの特徴情報が前記履歴情報に含まれる特徴情報と異なる場合は、前記画像データの特徴情報と、前記特徴画像と、当該画像データに対する前記読取設定情報とを対応付けて前記履歴情報として登録する登録手段と
    を具備する画像読取装置。
  2. 前記特徴情報は、前記読取手段によって読み取られた画像データの配色構成、レイアウト状態を含む請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記特徴抽出手段は、
    前記特徴画像生成手段によって生成した特徴画像から特徴情報を抽出する請求項1乃至のいずれかに記載の画像読取装置。
  4. 前記特徴画像生成手段は、
    複数頁からなる読取対象の原稿の先頭頁に対する画像データを基に前記特徴画像を生成する請求項記載の画像読取装置。
  5. 前記履歴情報の画像情報として登録する画像データにおける機密設定の有無を判断する判断手段と、
    前記判断手段によって前記画像データに機密設定がされている場合には当該画像データを暗号化する暗号化手段と
    を具備し、
    前記登録手段は、
    前記暗号化手段によって暗号化された画像データを前記履歴情報として登録する請求項1または2記載の画像読取装置。
  6. 前記判断手段は、
    前記画像データを構成する組込み情報から前記機密設定の有無を判断する請求項記載の画像読取装置。
  7. 前記履歴情報として登録された前記読取設定情報を指定する読取設定情報指定手段
    を具備し、
    前記読取手段は、
    前記読取設定情報指定手段によって指定された読取設定情報に基づいて前記読取対象から画像データを読み取る請求項1乃至のいずれかに記載の画像読取装置。
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