JP5434476B2 - 多段プレス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のプレス型を鉛直方向に並べて配置し該複数のプレス型を鉛直方向に一度に閉じることにより複数の被成形体を一度にプレス成形する多段プレス装置に関する。
複数のプレス工程を経て金属板等からなる被成形体をプレス成形するプレス成形方法がある。すなわち、複数段階に分けて被成形体を所望の形状に成形する。このような成形に用いられるプレス装置として、各プレス工程に対応する上型と下型とからなるプレス型を複数個上下方向に配置した多段プレス装置がある(特許文献1)。
かかる多段プレス装置は、最上段のプレス型の上型を油圧シリンダによって上下動させることによって、最下段のプレス型の下型を除く下型と、上型とを、連動させて上下動させる。これにより、最上段の上型を最下位まで押し下げることによって、すべてのプレス型を閉じて、一度に複数の被成形体をプレス成形することができる。
特開2000−15496号公報
しかしながら、被成形体の大型化、複雑形状化に伴って、上記多段プレス装置に、より高い加圧力が要求されるようになってきた。そのため、上記油圧シリンダのボア形を大きくする必要があり、また、それに伴って、油圧シリンダに油圧を供給する油圧タンクの大型化を招く。その結果、設備の大型化や、大幅なコストアップを招くという問題がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、高い加圧力を付与することができる安価な多段プレス装置を提供しようとするものである。
本発明は、上型と下型とからなるプレス型を複数個鉛直方向に並べて配置し、該複数のプレス型を鉛直方向に一度に閉じることにより複数の被成形体を一度にプレス成形する多段プレス装置であって、
少なくとも最下段の上記プレス型における下型以外の上記下型及び上記上型は、最上段の上記プレス型の上記上型と連動して、上記多段プレス装置の設置面に固定された枠体に対して上下動するよう構成されており、
上記多段プレス装置は、最上段の上記上型を上下動させる駆動手段として、上記最上段の上型を直接上下動させるメインシリンダからなる第1駆動手段と、上記最上段の上型をダブルトグル機構を介して上下動させるトグルシリンダと上記ダブルトグル機構とからなる第2駆動手段とを有し、
上記ダブルトグル機構は、上記最上段の上型に下端を回動可能に連結した第1トグルリンクと、該第1トグルリンクの上端に下端を回動可能に連結すると共に上記枠体に上端を回動可能に連結した第2トグルリンクと、上記第1トグルリンク及び上記第2トグルリンクの少なくとも一方における上記プレス型との連結部及び上記枠体との連結部を除く位置に一端を回動可能に連結すると共に他端を上記トグルシリンダに回動可能に連結した第3トグルリンクとを有し、
上記トグルシリンダの上下動によって、上記第3トグルリンクにおける両端を結ぶ直線と、上記第1トグルリンクの下端と上記第2トグルリンクの上端とを結ぶ直線とのなす角度を直角に近付くように変化させて、上記第1トグルリンクの上端と下端とを結ぶ直線と、上記第2トグルリンクの下端と上端とを結ぶ直線とのなす角度を180°に近付くように変化させることにより、上記上型を下降させるよう構成されており、
上記ダブルトグル機構は、複数個配設されており、
上記第1トグルリンクと上記第2トグルリンクとの連結部は、上記最上段の上型の上昇に伴って、上記多段プレス装置の外方へ向かって移動することを特徴とする多段プレス装置にある(請求項1)。
上記多段プレス装置は、上記メインシリンダからなる第1駆動手段と、上記トグルシリンダ及び上記ダブルトグル機構からなる第2駆動手段とを有する。そのため、上記プレス型が被成形体を加圧する際に、上記第1駆動手段だけでなく、上記第2駆動手段によって、加圧力を付与することができる。これにより、各プレス型の型締め力を大きくすることができる。また、第1駆動手段を構成するメインシリンダに要求される押圧力を低減することができるため、その大型化を阻止することができる。その結果、多段プレス装置のコストアップを防ぐことができる。
また、上記第2駆動手段は、上記ダブルトグル機構を備えている。そして、このダブルトグル機構は、上記第3トグルリンクにおける両端を結ぶ直線と、上記第1トグルリンクの下端と上記第2トグルリンクの上端とを結ぶ直線とのなす角度(以下、「角度α」という。)を直角に近付くように変化させて、上記第1トグルリンクの上端と下端とを結ぶ直線と、上記第2トグルリンクの下端と上端とを結ぶ直線とのなす角度(以下、「角度β」という。)を180°に近付くように変化させることにより、上記上型を下降させるよう構成されている(図5、図8参照)。
そのため、上記上型が下降すればするほど、すなわち各プレス型が閉じれば閉じるほど、加圧力を大きくすることができる。これは、上記第3トグルリンクが上記第1トグルリンク又は第2トグルリンクを押す力は、上記角度αが直角に近付くほど大きくなり、さらに、第1トグルリンクと第2トグルリンクとが最上段の上型を下方へ押下する力は、上記角度βが180°に近付くほど大きくなるからである。
したがって、最も大きな型締め力が必要となるプレス成形の最終段階において、上記第2駆動手段によって大きな加圧力を付与することができる。その結果、大きな被成形体や複雑な形状の被成形体を、精度よく効果的にプレス成形することができる。
なお、上記上型が高い位置にあるときは、第2駆動手段によるプレス型の駆動力は比較的小さくなる。しかし、このときは通常、上型を下降させるだけであってプレス成形の段階にはなく、あるいはプレス成形の段階に入っていてもその初期段階であって大きな加圧力を必要としないため、問題はない。
また、第2駆動手段によるプレス型の型開き方向への駆動力は比較的小さくなるが、上記多段プレス装置は、第1駆動手段をも有しているため、プレス型を開く動作に支障をきたすことはない。かかる観点において、型開きの際には主に第1駆動手段を利用し、型締めの際には主に第2駆動手段を利用することができる。
以上のごとく、本発明によれば、高い加圧力を付与することができる安価な多段プレス装置を提供することができる。
実施例1における、型開き状態にある多段プレス装置の正面図。 実施例1における、型締め状態にある多段プレス装置の正面図。 実施例1における、型締め状態の第1駆動手段及び第2駆動手段の正面図。 実施例1における、型開き状態の第1駆動手段及び第2駆動手段の正面図。 実施例1における、ダブルトグル機構の力の伝達を説明する説明図。 実施例2における、型締め状態の第1駆動手段及び第2駆動手段の正面図。 実施例2における、型開き状態の第1駆動手段及び第2駆動手段の正面図。 実施例2における、ダブルトグル機構の力の伝達を説明する説明図。
本発明(請求項1)において、上記被成形体は、例えば、金属板等とすることができる。また、上記メインシリンダ及び上記トグルシリンダとしては、例えば、油圧シリンダを用いることができる。
トグルシリンダは、上記ダブルトグル機構の上方に配置されていてもよいし、下方に配置されていてもよい。トグルシリンダがダブルトグル機構の上方に配置されている場合には、トグルシリンダの下降によって上記上型が下降し、トグルシリンダがダブルトグル機構の下方に配置されている場合には、トグルシリンダの上昇によって上記上型が下降することとなる。
また、「上記多段プレス装置の設置面に固定された枠体」とは、該枠体が上記設置面に対して動かないことを意味し、枠体は、設置面に締結されていてもよいし、単に載置されていてもよい。
また、上記トグルシリンダ及び上記ダブルトグル機構は、複数個配設されている。
これにより、上記プレス型による型締め力を、水平方向に関して均等にしやすくなる。
また、上記第1トグルリンクと上記第2トグルリンクとの連結部は、上記最上段の上型の上昇に伴って、上記多段プレス装置の外方へ向かって移動する。
これにより、型開きの際に、隣り合うダブルトグル機構が互いに干渉することを防ぐことができる。これにより、プレス型の上下ストロークを大きくすることができ、型開き高さを大きくすることができる。その結果、例えば、深絞り成形品など、高さの高い成形品の成形にも充分に対応することができる。
また、上型の上昇に伴って上記第1トグルリンクと上記第2トグルリンクとの連結部が上記多段プレス装置の外方へ向かって移動するよう構成されているため、ダブルトグル機構による加圧力をプレス型の中央に近い位置に付与することができる。その結果、被成形体に対してプレス型の押圧力を効果的に付与することができ、成形性を向上させることができる。
また、上記第3トグルリンクは、上記第1トグルリンクと上記第2トグルリンクとの連結部に、一端を連結されていることが好ましい(請求項)。
この場合には、上記第3トグルリンクによる押圧力を、より大きく増幅して、第1トグルリンク及び第2トグルリンクによるプレス型への加圧力に変換することができる。そのため、第2駆動手段による型締め力をより大きくすることができる。
また、上記第3トグルリンクと上記トグルシリンダとの連結部は、上記枠体に固定された鉛直方向のガイド部に沿って上下動することが好ましい(請求項)。
この場合には、上記トグルシリンダに対して、その進退方向以外の方向への負荷がかからないため、トグルシリンダの寿命を長くすることができると共に、そのメンテナンス頻度を少なくすることができる。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる多段プレス装置につき、図1〜図5を用いて説明する。
本例の多段プレス装置1は、図1、図2に示すごとく、上型21と下型22とからなるプレス型2を3個鉛直方向に並べて配置し、該複数のプレス型2を鉛直方向に一度に閉じることにより複数の被成形体を一度にプレス成形する。
最下段のプレス型2における下型22以外の下型22及び上型21は、最上段のプレス型2の上型21と連動して、多段プレス装置1の設置面に固定された枠体3に対して上下動するよう構成されている。
多段プレス装置1は、最上段の上型21を上下動させる駆動手段として、最上段の上型21を直接上下動させるメインシリンダ410からなる第1駆動手段41と、上記最上段の上型21をダブルトグル機構5を介して上下動させるトグルシリンダ420と上記ダブルトグル機構5とからなる第2駆動手段42とを有する。
図3、図4に示すごとく、ダブルトグル機構5は、以下の第1トグルリンク51と第2トグルリンク52と第3トグルリンク53とを有する。第1トグルリンク51は、最上段の上型21に下端を回動可能に連結してなる。第2トグルリンク52は、第1トグルリンク51の上端に下端を回動可能に連結すると共に枠体3に上端を回動可能に連結してなる。第3トグルリンク53は、第1トグルリンク51及び第2トグルリンク52の少なくとも一方におけるプレス型2との連結部及び枠体3との連結部を除く位置に一端(以下これを「前端」という。)を回動可能に連結すると共に他端(以下これを「後端」という。)をトグルシリンダ420に回動可能に連結してなる。本例においては、第3トグルリンク53の前端は、第1トグルリンク51と第2トグルリンク52との連結部54に連結されている。
そして、ダブルトグル機構5は、以下のように動作するよう構成されている。
図3〜図5に示すごとく、トグルシリンダ420の下降によって、第3トグルリンク53における両端を結ぶ直線L3と、第1トグルリンク51の下端と第2トグルリンク52の上端とを結ぶ直線L4とのなす角度αを直角に近付くように変化させる。これに伴って、第1トグルリンク51の上端と下端とを結ぶ直線L1と、第2トグルリンク52の下端と上端とを結ぶ直線L2とのなす角度βを180°に近付くように変化させることにより、上型21を下降させる。
ここで、両端、上端、下端、前端、後端は、各リンクにおける他部材との連結部を意味するものとし、特にその回動中心を意味するものとする。
本例の多段プレス装置1は、図1、図2に示すごとく、土台部31と、該土台部31の上に配設された底板32と天井板33とこれらを連結固定する複数本の支柱34とからなる枠体3と、該枠体3において鉛直方向に順次配設された3個のプレス型2とを有する。各プレス型2は、それぞれ上型21と下型22とを有する。
なお、天井板33には、ダブルトグル機構5の一部等と干渉しないよう、少なくともこれらの部位が稼働する範囲には逃がしが形成されている。
最下段のプレス型2の下型22は、枠体3の底板32の上に載置固定されている。また、最下段のプレス型2の上型21と中段のプレス型2の下型22とは、一枚の第1可動プレート111の下面と上面とにそれぞれ固定されて一体化されている。そして、この第1可動プレート111はその四隅において4本の連結柱13に摺動可能に貫通され、枠体3に対して上下動可能に配設されている。それゆえ、最下段のプレス型2の上型21と中段のプレス型2の下型22とは、枠体3に上下動可能に保持されている。
また、中段のプレス型2の上型21と最上段のプレス型2の下型22とも、他の一枚の第2可動プレート112の下面と上面とにそれぞれ固定されて一体化されている。そして、この中段のプレス型2の上型21と最上段のプレス型2の下型22とのユニットも、枠体3に上下動可能に保持されている。
また、最上段のプレス型2の上型21はさらに他の第3可動プレート113の下面に固定されており、枠体3に上下動可能に保持されている。第3可動プレート113は、枠体3の天井板33に本体部411が固定されたメインシリンダ410のピストン412に固定されている。このメインシリンダ410のピストン412によって最上段のプレス型2の上型21を上下動させることができる。
また、図示を省略するが、第1可動プレート111と第2可動プレート112とは、互いに吊ボルトによって連結され、第2可動プレート112と第3可動プレート113とも、互いに吊ボルトによって連結されている。
第3可動プレート113を、主として第1駆動手段41が引き上げると、吊ボルトによって連結された第2可動プレート112及び第1可動プレート111が、順次引き上げられることとなる。これによって、最上段のプレス型2が開いた後、中段のプレス型2が開き、その後に最下段のプレス型2が開く(図1)。
この状態で、被成形体を各プレス型2に配置した後、主として第2駆動手段42が第3可動プレート243を押し下げることにより、図2に示すごとく、3個のプレス型2を一度に閉じ、各プレス型2に配置した被成形体を一度に成形することができる。
図3、図4に示すごとく、第2駆動手段42のダブルトグル機構5は、天井板33と第3可動プレート113との間に、複数個配設されている。具体的には、プレス型2を上下動させる際の動作が互いに逆向き(図3、図4に置ける左右対称)となるように対向配置された一対のダブルトグル機構5が、4対配設されている。互いに対向配置された一対のダブルトグル機構5において、第1トグルリンク51と第2トグルリンク52との連結部54は、最上段の上型21の上昇に伴って、多段プレス装置1の外方へ向かって移動する。すなわち、連結部54は、上型21の上昇に伴って、互いに離れる方向へ移動する。
また、トグルシリンダ420は各トグル機構5に対して一つずつ配設されていると共に、各トグルシリンダ420は上下に進退する向きに取り付けられている。そして、第3トグルリンク53とトグルシリンダ420との連結部55は、枠体3に固定された鉛直方向のガイド部12に沿って上下動する。ガイド部12は、枠体3における支柱34に上下方向に設けたLMガイドによって構成され、LMガイドのレール部121が支柱に固定され、レール部121に対してスライド移動するブロック部122が連結部55に固定されている。
また、第2トグルリンク52の上端と天井板33との連結部56は、第1トグルリンク51の下端と第3可動プレート113との連結部57の真上に配置されている。すなわち、図5に示すごとく、第1トグルリンク51の下端と第2トグルリンク52の上端とを結ぶ直線L4は、鉛直方向を向いている。
また、図1、図4に示す3つのプレス型2が全開の状態においては、ダブルトグル機構5における第1トグルリンク51(直線L1)と第2トグルリンク52(直線L2)とは互いに鋭角を成すように両者の連結部54が屈曲している。そして、第3トグルリンク53(直線L3)は、鉛直方向に近い向きで配置されており、その後端が前端よりもやや装置の外側に配置された状態にある。すなわち、図5に示す第3トグルリンク53(直線L3)と直線L4(鉛直方向)とのなす角度αは、0°に近い鋭角となっている。
この全開の状態から、図2、図3に示す全閉の状態に向って上型21を下降させるとき、メインシリンダ410のピストン412を下降させると共に、トグルシリンダ420のピストン422を下降させる。なお、本例においては、メインシリンダ410及びトグルシリンダ420は、いずれも油圧によって進退する油圧シリンダからなる。ただし、少なくとも上型21が被成形体に接触するまでは、上型21や下型22はその自重によって下降し、特にメインシリンダ410やトグルシリンダ420に負荷はかからない。
第2駆動手段42におけるダブルトグル機構5においては、トグルシリンダ420の下降に伴い、第3トグルリンク53の後端が鉛直下方へ移動する。このとき、第3トグルリンク53の前端は第1トグルリンク51と第2トグルリンク52との連結部に連結されているため、第3トグルリンク53(直線L3)は、直線L4(鉛直方向)とのなす角度αが直角に近付く方向に傾斜し、その前端が前方すなわち装置内側へ向かって移動する。
これに伴い、第3トグルリンク53の前端に連結された第1トグルリンク51の上端と第2トグルリンク52の下端とが装置内側へ向かい、第1トグルリンク51(直線L1)と第2トグルリンク52(直線L2)とのなす角度βが大きくなり、最上段の上型21が下降する。
そして、被成形体に上型21が接触した後、被成形体をプレスする際には、トグルシリンダ420の下降に伴う上記ダブルトグル機構5の動きによって、各プレス型2における上型21が下型22へ向かって押し下げられ、被成形体を加圧する。
すなわち、トグルシリンダ420の下降に伴い、角度αが直角に近付くように大きくなり、角度βが180°に近付くように大きくなる。そして、この角度αが大きければ大きいほど第3トグルリンク53が連結部54を水平方向装置内側へ押す力F1が大きくなり、角度βが180°に近付けば近付くほど、第1トグルリンク51と第2トグルリンク52とが第3可動プレート113を鉛直下方へ押す力F2、すなわち型締め力が大きくなる。
この点について、図5を用いて具体的に説明する。
まず、図5において、連結部54と連結部55との間の直線L3を斜辺とし、該斜辺と、連結部55から鉛直下方へ下した直線と、連結部54から右方へ延ばした水平方向の直線とによって形成される直角三角形T1を考える。そして、この直角三角形T1における連結部54における頂角をθ1とする。
一方、連結部54と連結部56との間の直線L2を斜辺とし、該斜辺と、直線L4と、連結部54から左方へ延ばした水平方向の直線とによって形成される直角三角形T2を考える。そして、この直角三角形T2における連結部56における頂角をθ2とする。
そうすると、トグルシリンダ420の駆動力がFtである場合、第3トグルリンク53が連結部54を水平方向へ押す力F1はFt/tanθ1である。そして、第1トグルリンク51と第2トグルリンク52とが第3可動プレート113を鉛直下方へ押す力F2は、F1/tanθ2=Ft/(tanθ1×tanθ2)となる。したがって、角度θ1及びθ2が0°に近付いて小さくなるほど、力F2は相乗的に大きくなる。
これがダブルトグル機構の特徴でもある。
このことを、上述してきた角度α、βを用いて説明すると以下の通りとなる。すなわち、角度α、βと角度θ1、θ2とは、α=90°−θ1、β=2(90°−θ2)の関係を有するため、上記の関係式F1=Ft/tanθ1、F2=Ft/(tanθ1×tanθ2)は、下記の式に変換できる。
F1=Ft×tanα、F2=Ft×tanα×tan(β/2)
つまり、トグルシリンダ420の駆動力がFtである場合、第3トグルリンク53が連結部54を水平方向へ押す力F1はFt×tanαである。そして、第1トグルリンク51と第2トグルリンク52とが第3可動プレート113を鉛直下方へ押す力F2はFt×tanα×tan(β/2)となる。したがって、角度αが直角(90°)に近付いて大きくなり、角度βが180°に近付いて大きくなるほど、力F2は相乗的に大きくなる。
それゆえ、各プレス型2が閉じた状態に近付くほど、そして、型締めの最終段階に近付くほど、第2駆動手段42による型締め力を大きくすることができる。ただし、ダブルトグル機構5が機能するためには、α<90°、β<180°でなければならない。
したがって、型締めの最終段階において、例えば、角度αが75〜89°(θ1が1〜15°)、角度βが150〜178°(θ2が1〜15°)となるようにすることによって、トグルシリンダ420の駆動力Ftを大きくしなくても、極めて大きな型締め力(力F2)を得ることができる。なお、駆動力Ftを特に大きな型締め力F2に増幅したい場合には、型締めの最終段階における角度αを90°に近付け、角度βを180°に近付け、例えば、角度αを87〜89°(θ1を1〜3°)、あるいは角度βを174〜178°(θ2を1〜3°)に管理することが好ましい。
なお、型締め時には、第1駆動手段41のメインシリンダ410も下降して上型21を下型22へ向かって加圧するが、その加圧は補助的なものである。
また、型締め後、プレス型2を開放する際に、最上段の上型21を上方へ引き上げるにあたっては、上記ダブルトグル機構5を用いた第2駆動手段42によると、トグルシリンダ420に大きな負荷がかかる。そのため、型開き時には、主にメインシリンダ410からなる第1駆動手段41によって、第3可動プレート113を引き上げ、これに連動させて第2可動プレート112及び第1可動プレート111をも引き上げて、3つのプレス型2を開く。
このとき、トグルシリンダ420も上昇させるが、型開き時には補助的な役割を担うこととなる。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記多段プレス装置1は、メインシリンダ410からなる第1駆動手段41と、トグルシリンダ420及びダブルトグル機構5とからなる第2駆動手段42とを有する。そのため、プレス型2が被成形体を加圧する際に、第1駆動手段41だけでなく、第2駆動手段42によって、加圧力を付与することができる。これにより、各プレス型2の型締め力を大きくすることができる。また、第1駆動手段41を構成するメインシリンダ410に要求される押圧力を低減することができるため、その大型化を阻止することができる。その結果、多段プレス装置1のコストアップを防ぐことができる。
また、第2駆動手段42は、ダブルトグル機構5を備えている。そして、このダブルトグル機構5は、図5に示すごとく、直線L3(第3トグルリンク53)と直線L4とのなす角度αを直角に近付くように変化させて、直線L1(第1トグルリンク51)と直線L2(第2トグルリンク52)とのなす角度βを180°に近付くように変化させることにより、上型21を下降させるよう構成されている。
そのため、上型21が下降すればするほど、すなわち各プレス型2が閉じれば閉じるほど、加圧力を大きくすることができる。これは、上述のごとく、第3トグルリンク53が第1トグルリンク51及び第2トグルリンク52を押す力F1は、角度αが直角に近付くほど大きくなり、さらに、第1トグルリンク51と第2トグルリンク52とが最上段の上型21を下方へ押下する力F2は、角度βが180°に近付くほど大きくなるからである。
したがって、最も大きな型締め力が必要となるプレス成形の最終段階において、第2駆動手段42によって大きな加圧力を付与することができる。その結果、大きな被成形体や複雑な形状の被成形体を、精度よく効果的にプレス成形することができる。
なお、上型21が高い位置にあるときは、第2駆動手段42によるプレス型2の駆動力は比較的小さくなる。しかし、このときは通常、上型21を下降させるだけであってプレス成形の段階にはなく、あるいはプレス成形の段階に入っていてもその初期段階であって大きな加圧力を必要としないため、問題はない。
また、第2駆動手段42によるプレス型2の型開き方向への駆動力は比較的小さくなるが、多段プレス装置1は、第1駆動手段41をも有しているため、プレス型2を開く動作に支障をきたすことはない。かかる観点において、型開きの際には主に第1駆動手段41を利用し、型締めの際には主に第2駆動手段42を利用することができる。
また、トグルシリンダ420及びダブルトグル機構5は、複数個配設されているため、プレス型2による型締め力を、水平方向に関して均等にしやすくなる。
また、第1トグルリンク51と第2トグルリンク52との連結部54は、最上段の上型21の上昇に伴って、多段プレス装置1の外方へ向かって移動する。そのため、型開きの際に、隣り合うダブルトグル機構5が互いに干渉することを防ぐことができる。これにより、プレス型2の上下ストロークを大きくすることができ、型開き高さを大きくすることができる。その結果、例えば、深絞り成形品など、高さの高い成形品の成形にも充分に対応することができる。
また、上型21の上昇に伴って連結部54が多段プレス装置1の外方へ向かって移動するよう構成されているため、ダブルトグル機構5による加圧力をプレス型2の中央に近い位置に付与することができる。その結果、被成形体に対してプレス型2の押圧力を効果的に付与することができ、成形性を向上させることができる。
また、第3トグルリンク53は、第1トグルリンク51と第2トグルリンク52との連結部54に、一端を連結されている。そのため、第3トグルリンク53による押圧力F1を、より大きく増幅して、第1トグルリンク51及び第2トグルリンク52によるプレス型2への加圧力F2に変換することができる。そのため、第2駆動手段42による型締め力をより大きくすることができる。
また、第3トグルリンク53とトグルシリンダ410との連結部55は、枠体3に固定された鉛直方向のガイド部12に沿って上下動する。そのため、トグルシリンダ420に対して、その進退方向以外の方向への負荷がかからないため、トグルシリンダ420の寿命を長くすることができると共に、そのメンテナンス頻度を少なくすることができる。
以上のごとく、本例によれば、高い加圧力を付与することができる安価な多段プレス装置を提供することができる。
(実施例2)
本例は、図6〜図8に示すごとく、第2駆動手段42のダブルトグル機構5の構成を変更した例である。
本例においては、一つのトグルシリンダ420によって2つのダブルトグル機構5を駆動させるよう構成してある。
具体的には、第3トグルリンク53の前端は、第2トグルリンク52における上端と下端との間の位置に回動可能に連結されている。一方、第3トグルリンク53の後端は、トグルシリンダ420に固定された水平方向の水平バー423の端部に回動可能に連結されている。水平バー423は、その水平方向の中央部において、トグルシリンダ420のピストン422に固定され、水平方向の両端部にそれぞれ、プレス型2を上下動させる際の動作が互いに逆向き(図6、図7における左右対称)となるように対向配置された一対のダブルトグル機構5における第3トグルリンク53の後端が回動可能に連結されている。
そして、互いに対向配置された一対のダブルトグル機構5において、第1トグルリンク51と第2トグルリンク52との連結部54が、最上段の上型21の上昇に伴って、多段プレス装置1の内方へ向かって移動する。すなわち、連結部54は、上型21の上昇に伴って、互いに近づく方向へ移動する。
本例の多段プレス装置1においては、トグルシリンダ420の下降に伴い、対向配置された一対のダブルトグル機構5の第3トグルリンク53の後端が鉛直下方へ移動する。このとき、図8に示すごとく、第3トグルリンク53(直線L3)は、直線L4(鉛直方向)とのなす角度αが直角に近付く方向に傾斜し、その前端が前方すなわち装置外側へ向かって移動する。
これに伴い、第3トグルリンク53の前端に連結された第1トグルリンク51の上端と第2トグルリンク52の下端とが装置外側へ向かい、第1トグルリンク51(直線L1)と第2トグルリンク52(直線L2)とのなす角度βが大きくなり、最上段の上型21が下降する。
そして、被成形体に上型21が接触した後、被成形体をプレスする際には、トグルシリンダ420の下降に伴う上記ダブルトグル機構5の動きによって、各プレス型2における上型21が下型22へ向かって押し下げられ、被成形体を加圧する。
角度αが大きければ大きいほど第3トグルリンク53が連結部54を水平方向の装置外側へ押す力F1が大きくなり、角度βが180°に近付けば近付くほど、第1トグルリンク51と第2トグルリンク52とが第3可動プレート113を鉛直下方へ押す力F2、すなわち型締め力が大きくなることについては、実施例1と同様である。
なお、図8は、図6、図7に示した構成とは厳密には異なっており、第3トグルリンク53(直線L3)の下端を第1トグルリンク51と第2トグルリンク52との連結部54に連結した状態を示している。それゆえ、図8の構成は、図6、図7に示した構成よりも、ダブルトグル機構5による力の増幅量が大きくなるが、基本的な作用は同様である。
本例の場合には、上記のごとく1つのトグルシリンダ420によって2つのダブルトグル機構5を駆動する。そのため、各ダブルトグル機構5に実施例1と同等の力を作用させるためには、図8に示す構成の場合には、トグルシリンダ420の駆動力を2倍、すなわち2Ftとする必要がある。これによって、各ダブルトグル機構5に作用する力が実施例1の場合と同様(Ft)となり、第1トグルリンク51と第2トグルリンク52とが第3可動プレート113を鉛直下方へ押す力F2は、実施例1において説明した計算式によって、実施例1の場合と同様に、F2=Ft×tanα×tan(β/2)と表すことができる。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合には、ダブルトグル機構5を同数として実施例1と比べると、トグルシリンダ420の数が半減するため、より安価な多段プレス装置1を得ることができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
1 多段プレス装置
2 プレス型
21 上型
22 下型
3 枠体
41 第1駆動手段
410 メインシリンダ
42 第2駆動手段
420 トグルシリンダ
5 ダブルトグル機構
51 第1トグルリンク
52 第2トグルリンク
53 第3トグルリンク

Claims (3)

  1. 上型と下型とからなるプレス型を複数個鉛直方向に並べて配置し、該複数のプレス型を鉛直方向に一度に閉じることにより複数の被成形体を一度にプレス成形する多段プレス装置であって、
    少なくとも最下段の上記プレス型における下型以外の上記下型及び上記上型は、最上段の上記プレス型の上記上型と連動して、上記多段プレス装置の設置面に固定された枠体に対して上下動するよう構成されており、
    上記多段プレス装置は、最上段の上記上型を上下動させる駆動手段として、上記最上段の上型を直接上下動させるメインシリンダからなる第1駆動手段と、上記最上段の上型をダブルトグル機構を介して上下動させるトグルシリンダと上記ダブルトグル機構とからなる第2駆動手段とを有し、
    上記ダブルトグル機構は、上記最上段の上型に下端を回動可能に連結した第1トグルリンクと、該第1トグルリンクの上端に下端を回動可能に連結すると共に上記枠体に上端を回動可能に連結した第2トグルリンクと、上記第1トグルリンク及び上記第2トグルリンクの少なくとも一方における上記プレス型との連結部及び上記枠体との連結部を除く位置に一端を回動可能に連結すると共に他端を上記トグルシリンダに回動可能に連結した第3トグルリンクとを有し、
    上記トグルシリンダの上下動によって、上記第3トグルリンクにおける両端を結ぶ直線と、上記第1トグルリンクの下端と上記第2トグルリンクの上端とを結ぶ直線とのなす角度を直角に近付くように変化させて、上記第1トグルリンクの上端と下端とを結ぶ直線と、上記第2トグルリンクの下端と上端とを結ぶ直線とのなす角度を180°に近付くように変化させることにより、上記上型を下降させるよう構成されており、
    上記ダブルトグル機構は、複数個配設されており、
    上記第1トグルリンクと上記第2トグルリンクとの連結部は、上記最上段の上型の上昇に伴って、上記多段プレス装置の外方へ向かって移動することを特徴とする多段プレス装置。
  2. 請求項1に記載の多段プレス装置において、上記第3トグルリンクは、上記第1トグルリンクと上記第2トグルリンクとの連結部に、一端を連結されていることを特徴とする多段プレス装置。
  3. 請求項1又は2に記載の多段プレス装置において、上記第3トグルリンクと上記トグルシリンダとの連結部は、上記枠体に固定された鉛直方向のガイド部に沿って上下動することを特徴とする多段プレス装置。
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