JP5429249B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5429249B2
JP5429249B2 JP2011201784A JP2011201784A JP5429249B2 JP 5429249 B2 JP5429249 B2 JP 5429249B2 JP 2011201784 A JP2011201784 A JP 2011201784A JP 2011201784 A JP2011201784 A JP 2011201784A JP 5429249 B2 JP5429249 B2 JP 5429249B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
module
image
paper
image forming
image synchronization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011201784A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013064764A (ja
Inventor
康平 林
智宏 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2011201784A priority Critical patent/JP5429249B2/ja
Priority to US13/602,764 priority patent/US8971788B2/en
Publication of JP2013064764A publication Critical patent/JP2013064764A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5429249B2 publication Critical patent/JP5429249B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6555Handling of sheet copy material taking place in a specific part of the copy material feeding path
    • G03G15/6558Feeding path after the copy sheet preparation and up to the transfer point, e.g. registering; Deskewing; Correct timing of sheet feeding to the transfer point
    • G03G15/6561Feeding path after the copy sheet preparation and up to the transfer point, e.g. registering; Deskewing; Correct timing of sheet feeding to the transfer point for sheet registration
    • G03G15/6564Feeding path after the copy sheet preparation and up to the transfer point, e.g. registering; Deskewing; Correct timing of sheet feeding to the transfer point for sheet registration with correct timing of sheet feeding

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、電子写真式の画像形成プロセスなどにおいて、トナー画像と当該トナー画像を定着させる用紙との間の同期制御に関する。
電子写真式の画像形成プロセスなどにおいては、入力画像に基づいてトナー画像を形成するとともに、当該形成されるトナー画像を転写する媒体(用紙)を搬送する。すなわち、トナー画像の生成(出力)タイミングに係る制御と、用紙の搬送タイミングに係る制御とを互いに関連付けて行なう必要がある。このように、トナー画像の生成(出力)タイミングと用紙の搬送タイミングとを互いに関連付けて、用紙の適切な位置に入力画像が形成されるための制御を画像同期制御とも称される。
このような画像形成プロセスにおける画像同期制御においては、トナー画像が形成される位置から当該トナー画像を用紙に転写する位置までにトナーが移動する距離および速度と、用紙が送出される位置(典型的には、タイミングローラーの位置)からトナー画像が転写される位置までに用紙が移動する距離および速度とに依存して、それぞれのタイミングが制御される。
ところで、近年、画像形成装置のコストダウン化の要求を受けて、画像形成装置内の様々な機構の変更や簡素化の試みがなされており、これに伴って、制御の仕様自体が複雑化しつつある。一方で、画像形成装置の開発サイクルを短期間にするとの要求もある。このような環境下において、各種制御を実現するためのソフトウエア開発の効率改善が求められている。
このような画像形成装置のソフトウエア開発に係る先行技術文献としては、以下のようなものがある。
特開2002−278406号公報(特許文献1)には、給紙搬送制御を行なうソフトウエアを個別の部品(ソフトウエアコンポーネント)で構成して、ソフトウエアを再利用しやすくするための手法が開示されている。特開2006−259872号公報(特許文献2)には、入力元および出力先の違いを吸収して文書の加工処理を共通化し、さらに利用者に対して文書処理を容易に設定できるインターフェイスを提供する手法が開示されている。
また、上述したような画像形成プロセスにおける画像同期制御に係る先行技術文献として、特開2008−116828号公報(特許文献3)には、第1の画像の先端が1次転写されて2次転写位置に到達するまでの時間を給紙搬送制御部に通知する手段を有し、給紙搬送制御部が通知された時間に応じてレジストローラの駆動開始時間を変更する構成が開示されている。また、給紙搬送制御部は、レジスト駆動に要する時間を元にして、必要な画像間隔を画像形成部に要求することができ、要求に応じて画像間隔が変更される。
特開2002−278406号公報 特開2006−259872号公報 特開2008−116828号公報
画像形成装置内の様々な機構の構成の違いに応じて、ソフトウエア(制御プログラム)を個別に作成するような開発を行なった場合には、各機種専用のプログラムを機種の数だけ開発する必要が生じてしまう。そのため、効率的なソフトウエア開発を実現することができない。そのため、類似の機構を採用している機種の間であっても、ソフトウエアを互いに再利用することもできず、開発作業の短納期化を実現することが難しい。
上述の特許文献1に開示された発明は、ソフトウエアコンポーネント化のコンセプトを開示するのみであって、上述のような複数の機種を開発する際の具体的な開発手法を開示するものではない。また、上述の特許文献2に開示された発明は、同じような処理を異なるアプリで行っていて処理や機能において重複が多かったという課題を解決するためのソフトウエア構成を提案しているが、上述のような複数の機種を開発する際の効率的な開発手法を開示するものではない。上述の特許文献3に開示された発明は、作業の開始タイミングを簡易に計ることにのみ着目したものであり、上述のような複数の機種を開発する際の具体的な開発手法を開示するものではない。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、他の機種へもそのソフトウエアを再利用可能な画像形成装置を提供することである。
本発明のある局面に従う画像形成装置は、入力画像に基づいてトナー画像を形成する画像形成部と、タイミングローラーを駆動することで用紙を搬送する用紙搬送部と、画像形成部にトナー画像の生成開始を指示するTOD制御モジュールと、用紙搬送部にタイミングローラーの駆動開始を指示するタイミングローラー駆動モジュールと、用紙搬送部および画像形成部に応じて設計され、TOD制御モジュールおよびタイミングローラー駆動モジュールを起動する画像同期モジュールと、指定された用紙の種別に応じて、当該用紙へのトナー画像のプリントに係る画像同期制御のパターンを指定するための画像同期識別子を発生する用紙情報モジュールとを含む。画像同期モジュールは、用紙へのトナー画像の形成が可能になったことに応答して起動されるとともに、TOD制御モジュールおよびタイミングローラー駆動モジュールを、画像同期識別子に基づいた相対的な時間差をもって、それぞれ起動するように構成される。
好ましくは、画像同期モジュールは、TOD制御モジュールからトナー画像の生成開始を指示するための画像同期信号を発生させた後に、タイミングローラー駆動モジュールからタイミングローラーの駆動開始を指示する駆動開始信号を発生させる第1のモードと、タイミングローラー駆動モジュールから駆動開始信号を発生させた後に、TOD制御モジュールから画像同期信号を発生させる第2のモードとを、画像同期識別子に基づいて切り替える。
さらに好ましくは、用紙への画像形成処理に係るシーケンスを制御する用紙制御モジュールをさらに備え、用紙制御モジュールは、画像形成部におけるトナー画像の形成、および、用紙搬送部による用紙の搬送のいずれもが可能な状態であることに応答して、画像同期モジュールを起動する。
さらに好ましくは、用紙制御モジュールは、第1の周期で起動する第1のタスクとして起動されるとともに、画像同期モジュール、TOD制御モジュールおよびタイミングローラー駆動モジュールは、第1の周期より短い第2の周期で起動する第2のタスクとして起動される。
さらに好ましくは、画像同期モジュールは、モジュール間インターフェイスとして、第2のタスクから常時周期起動される関数と、画像同期制御の開始および停止を受け付けるための関数と、画像同期モジュール自身の制御状態を公開するための関数と、システム起動時の初期化を受け付ける関数とを含む。
好ましくは、画像同期識別子によって指定される情報は、画像形成部における画像形成位置と用紙搬送部におけるタイミングローラーの配置位置とに応じて決定される。
好ましくは、用紙情報モジュールは、カラーモードに応じて、画像同期識別子を決定する。
好ましくは、画像同期モジュールは、用紙へのトナー画像の形成が可能になった後、第1のモードまたは第2のモードを開始するまでの時間と、第1のモードの開始から画像同期信号を発生するまでの時間と、画像同期信号の発生から駆動開始信号を発生するまでの時間と、第2のモードの開始から駆動開始信号を発生するまでの時間と、駆動開始信号の発生から画像同期信号を発生するまでの時間とを、パラメーターとして設計される。
本発明によれば、他の機種へもそのソフトウエアを再利用可能な画像形成装置を実現できる。
本発明の実施の形態に従う画像形成装置の概略構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態に従う画像形成装置の制御ユニットの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に従う画像形成装置における2次転写に係る断面構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態に従う画像形成装置における画像同期制御のタイミングチャート例である。 本発明の実施の形態に従う画像形成装置に実装される画像同期制御に係るプログラムのモジュール構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態に従う画像形成装置に実装される画像同期制御に係るプログラムを構成するモジュールのコラボレーションを示す模式図である。 本発明の実施の形態に従う画像形成装置に実装される画像同期制御に係るプログラムのモジュール間の処理手順を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に従う画像形成装置に実装する画像同期制御に係るソフトウエアを開発するための構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
[A.装置の全体構成]
まず、本実施の形態に従う画像形成装置1の構成について説明する。本実施の形態に従う画像形成装置1は、電子写真式の画像形成プロセスを実行する構成であれば、その用途は問わない。すなわち、画像形成装置1は、プリンター、複写機、ファクシミリ、複合機(MFP:Multi-functional Peripheral)などのいずれとしても具現化可能である。以下の説明では、画像形成装置1をスキャナー、コピー、プリントなどの機能を有するMFPとして具現化した場合の例を示す。
図1は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置1の概略構成を示す模式図である。図1に示す画像形成装置1は、一例として、タンデム方式の電子写真式の画像形成プロセスを実行可能である。画像形成装置1は、主たる構成要素として、プリントエンジン2と、給紙ユニット4と、定着装置5と、制御ユニット100とを含む。さらに、画像形成装置1は、図示しないスキャナーや自動給紙装置(ADF:Automatic Document Feeder)などを含む。
プリントエンジン2は、入力画像に基づいてトナー画像を形成する画像形成部に相当し、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)のトナー画像をそれぞれ形成する作像ユニット3Y,3M,3C,3Kからなる。これらの作像ユニット3Y,3M,3C,3Kは、図1中において矢印で示す方向に循環する中間転写ベルト11に沿って、上流からY→M→C→BKの順に配置されている。
作像ユニット3Y,3M,3C,3Kの各々は、感光体ドラム31を有する。感光体ドラム31上には対応する色のトナー画像(単色)が現像され、この現像された各色のトナー画像は、対応する作像ユニット3と中間転写ベルト11との接触位置において、1次転写ローラー34によって中間転写ベルト11上へ転写される。作像ユニット3Y,3M,3C,3Kによるトナー画像の転写位置は互いに同期されているので、中間転写ベルト11が作像ユニット3Y,3M,3C,3Kをそれぞれ通過するごとに、各色のトナー画像が順次積み重ねられ、最終的にフルカラーのトナー画像が中間転写ベルト11上に形成される。
より具体的には、作像ユニット3Y,3M,3C,3Kの各々は、感光体ドラム31を一様に帯電させるための帯電部32と、再現すべき画像に対応する光で感光体ドラム31表面を露光することで形成される静電潜像を対応する色のトナーで現像するための現像部33とを含む。これらの部材が一連に動作することで現像されるトナー画像は、1次転写ローラー34によって、中間転写ベルト11へ1次転写される。感光体ドラム31に対する露光は、露光制御装置10によって行なわれる。露光制御装置10は、制御ユニット100からプリントジョブなどに応じた指令が与えられる。1次転写後に感光体ドラム31上に残留したトナーは、下流に配置されたクリーニング部35によって除去され、図示しない廃トナー容器などへ回収される。
このように中間転写ベルト11上に形成されたフルカラーのトナー画像は、下流側に配置された2次転写ローラー47によって、媒体である用紙Sに一括して転写される。さらに、トナー画像が転写された用紙Sは、その下流側に配置された定着装置5を通過することによって、その転写されたトナー画像が定着される。最終的に、トナー画像が定着された用紙Sは、排紙ローラー71などによって搬送されて、排紙トレイ72上へ排紙される。
定着装置5は、発熱体51と、加熱ベルト52と、加熱ローラー53と、加圧ローラー54とを含み、加熱ベルト52などの表面温度をサーミスター55で検出することで、温度調整が行なわれる。
用紙Sは、典型的には、装置の下部に設けられた給紙ユニット4の給紙カセット41内に納められており、その給紙カセット41から1枚ずつ2次転写ローラー47へ搬送される。この給紙カセット41から2次転写ローラー47までの搬送経路43には、一段給紙ローラー42、給紙センサー44、タイミングセンサー46、およびタイミングローラー45が設けられている。このように、本実施の形態に従う画像形成装置1は、タイミングローラー45を駆動することで用紙を搬送する用紙搬送部を有している。
なお、2次転写後に中間転写ベルト11上に残留したトナーは、図示しないクリーニングブレードによって中間転写ベルト11上から除去され、図示しない廃トナー容器などへ回収される。
後述するように、本実施の形態に従う画像形成装置1は、プリントエンジン2におけるトナー画像の生成(出力)タイミングと用紙Sの搬送タイミングとを互いに関連付けて、用紙Sの適切な位置に入力画像が形成されるための制御(画像同期制御)を、機種による依存性の影響を避けつつ、開発作業の短納期化を実現するためのソフトウエアによる構成を有する。
[B.制御ユニットの構成]
図2は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置1の制御ユニット100の機能構成を示すブロック図である。
図2に示す画像形成装置1の制御ユニット100は、画像形成装置1の全体を制御する。すなわち、制御ユニット100は、プリントエンジン2、給紙ユニット4、定着装置5、および用紙Sの搬送手段などを制御する。
制御ユニット100は、主として、処理部であるCPU(Central Processing Unit)102と、揮発的にデータを記憶するRAM(Random Access Memory)104と、不揮発的にデータを記憶するROM(Read Only Memory)106と、大容量のデータを記憶するHDD(Hard Disk Drive)108と、入力インターフェイス(I/F:Interface)110と、出力インターフェイス(I/F)112と、通信インターフェイス(I/F)114とを含む。これらの各部は、内部バス116を介して互いに接続される。
制御ユニット100では、CPU102が、ROM106などに予め格納されている各種処理を実行するためのプログラム(モジュール群)をRAM104などに展開して実行することで、後述する画像同期制御を含む各種制御が実現される。RAM104は、ワークメモリとして使用され、実行されるプログラム自体に加えて、処理対象の画像データや各種変数データが一時的に格納される。
入力インターフェイス110は、プリントエンジン2などを構成する各種センサーなどからの入力信号を受取り、その受信した情報をCPU102へ伝達する。出力インターフェイス112は、CPU102などからの内部コマンドに応答して、プリントエンジン2などを構成するモーターやクラッチ(あるいは、モーターやクラッチを駆動するドライバー)などの負荷に対して、動作・停止などを指示する指令を出力する。
通信インターフェイス114は、図示しない操作パネルや外部装置などとの間でデータを遣り取りする。
制御ユニット100における制御機能は、典型的には、CPU102がプログラムを実行することで実現されるが、その制御機能の全部または一部を専用のハードウエアやLSI(Large Scale Integration)などで実装してもよい。
[C.画像同期制御]
次に、図3および図4を参照して、本実施の形態に従う画像形成装置1における画像同期制御について説明する。
図3は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置1における2次転写に係る断面構成を示す模式図である。図4は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置1における画像同期制御のタイミングチャート例である。
図3を参照して、作像ユニット3Y,3M,3C,3Kのそれぞれの感光体ドラム31上に現像されたトナー画像は、中間転写ベルト11(1次転写部)上に順次重ねて転写された後、搬送され、2次転写ローラー47で用紙Sに転写される。プリントエンジン2は、画像同期信号(TOD信号:Top of Data;「画像先端信号」とも称す)を基準にトナー画像を生成し、生成されたトナー画像は、2次転写ローラー47(2次転写部)まで搬送されて、用紙S上の目的の位置に転写される。
一方、給紙カセット41から給紙された用紙Sの搬送中に、タイミングセンサー46が用紙Sを検知してから所定時間後に一段給紙ローラー42が停止する。そして、タイミングローラー45の付近で用紙Sにループを形成することでスキュー補正が行なわれる。さらに、画像同期信号(TOD信号)を基準として、トナー画像の形成タイミングと同期をとることで、タイミングローラー45が駆動され、2次転写ローラー47(2次転写部)に用紙Sが搬送される。このようにして、トナー画像と当該トナー画像を定着させる用紙Sとの同期がとられる。
このトナー画像と当該トナー画像を定着させる用紙Sとの同期については、プリントエンジン2および用紙Sの搬送機構の物理的な位置関係および搬送速度などに依存して、異なってくる。すなわち、図3に示すような構成を採用した場合、用紙Sがタイミングローラー45から2次転写ローラー47(2次転写部)へ搬送されるのに要する時間T1と、作像ユニット3Y,3M,3C,3Kのそれぞれの感光体ドラム31上に現像されたトナー画像が中間転写ベルト11(1次転写部)上に形成されてから2次転写ローラー47(2次転写部)へ搬送されるのに要する時間T2との間の相対関係に依存して、画像同期制御における制御タイミングが変わる。時間T1およびT2については、搬送距離および搬送速度によって定まることになる。
図4(a)に示す画像同期制御のタイミングチャートは、時間T1<時間T2の場合を示す。この場合には、トナー画像が2次転写ローラー47(2次転写部)に到達するまでの時間の方が、用紙Sが2次転写ローラー47(2次転写部)に到達するまでの時間より長いので、画像同期信号(TOD信号)が先に出力される。
すなわち、図4(a)に示すように、画像同期信号(TOD信号)の出力後、所定時間後に、形成されたトナー画像が2次転写ローラー47(2次転写部)へ搬送される。一方、画像同期信号(TOD信号)の出力後、トナー画像が2次転写ローラー47(2次転写部)へ到達するまでに要する時間を考慮して、所定時間後にタイミングローラー45の駆動を開始して用紙Sを搬送する。このように、画像同期信号(TOD信号)を基準として、トナー画像と当該トナー画像を定着させる用紙Sとの間の同期がとられる。
これに対して、図4(b)に示す画像同期制御のタイミングチャートは、時間T1>時間T2の場合を示す。この場合には、用紙Sが2次転写ローラー47(2次転写部)に到達するまでの時間の方が、トナー画像が2次転写ローラー47(2次転写部)に到達するまでの時間より長いので、先に用紙Sの搬送を開始した後に、画像同期信号(TOD信号)が出力される。
すなわち、図4(b)に示すように、タイミングローラー45を駆動して用紙Sの搬送を開始してから、用紙Sの先端が2次転写ローラー47(2次転写部)に到達する時間を考慮して、画像同期信号(TOD信号)を出力して、トナー画像の形成を開始する。このように、タイミングローラー45の駆動を基準として、トナー画像と当該トナー画像を定着させる用紙Sとの同期がとられる。
[D.ソフトウエア開発に係る課題]
上述したように、トナー画像の生成(出力)タイミング(TOD信号の出力タイミング)と、用紙Sの搬送タイミング(タイミングローラー45の駆動開始タイミング)とは、トナー画像の形成位置から用紙Sへの転写位置までの距離と、タイミングローラー45から用紙Sへの転写位置までの距離とに依存する。そのため、上述したように、(1)画像同期信号(TOD信号)を出力した後にタイミングローラー45の駆動を開始する、(2)タイミングローラー45の駆動を開始した後に画像同期信号(TOD信号)を出力する、という異なる同期制御を行なわなければならない。
このような画像同期制御における制御順序は、対象の画像形成装置における機構の構成に依存して変更する必要が生じる。また、カラーモード(カラープリント/モノクロプリントの区別)によっても、このような制御順序は変更される。そのため、対象の画像形成装置の構成によっては、プリントされる用紙の1枚ごとに、制御順序を切り替えるような複雑な組み合わせが発生し得る。従来はこのような場合には制御プログラムの作り分けが発生してしまい、異なる機種間での共通化ができていなかった。
このような課題を解決するためのアプローチとして、以下に示すいずれかの方法を用いて、ソフトウエア開発が行なわれることがあった。
第1番目の方法は、画像形成プロセスに関与する各ローラーについて、モジュール化する方法である。対応するローラーを制御するローラーモジュールの各々は、自身の起動/停止のタイミングをパラメーターとして有しており、指定されたタイミングに到達したら、負荷(モーターまたはクラッチ)を制御する。これにより、それぞれのローラーにより用紙Sが搬送される。
この方法のメリットは、各ローラーの制御を独立して行なえるので、上述したような、タイミングローラー45から2次転写ローラー47(2次転写部)までの用紙Sの搬送距離が変わったり、ローラー間の距離が変わったりしても、影響を受けない点が挙げられる。
しかしながら、画像形成プロセスに用いられるローラーの数が多くなり、制御対象として扱うべきローラー数が増加すると、同じような処理を行なう複数のローラーモジュールが必要となり、制御が煩雑になるという問題も生じ得る。これは、いずれのローラーモジュールについても、制御タイミングを決定する処理および負荷を制御する処理がセットになって存在するためである。また、装置のコストダウン化によって、それぞれのローラーの駆動を独立に行なえない構成(共通のモーターで複数のローラーを駆動するなど)も増えてきており、そのような場合には、複数のローラーモジュール間を跨いだ連携処理が必要となり、大幅な設計変更が強いられる。
このように、第1番目の方法は、近年の装置のコストダウン化によって、ソフトウエア開発においては、デメリットの方が顕在化している。
第2番目の方法は、タイミングを制御する処理を担当するシーケンスモジュールと、負荷を制御する処理を担当するデバイスドライバーモジュールとに分けてソフトウエアを構成する方法である。この場合、シーケンスモジュールは、各負荷の制御順序(シーケンス)と起動/停止のタイミングをパラメーターとして有しており、シーケンスに従ってデバイスドライバーに指示を与える。デバイスドライバーモジュールは、シーケンスモジュールからの駆動指示に従って負荷の制御を行なう。例えば、用紙が給紙ローラーの起動位置に到達したら、給紙ローラーによる搬送を開始するためにそれを駆動する給紙モーターに起動を指示し、指示を受けた給紙モーターのモジュールが給紙モーターの起動制御を行なう。
この方法のメリットは、制御順序が大きく変わらない状況(例えば、給紙→スキュー補正→TOD出力→レジスト起動)においては、システム全体としての連携処理が容易にできることである。この方法を採用することで、画像形成プロセスにおける駆動構成やローラー間距離などが変わっても、パラメーター変更だけで対応でき、上述した第1番目の方法におけるデメリットを解決することが可能となる。また、デバイスドライバーモジュールは、部品化して再利用することも容易になる。
しかしながら、上述したように、制御順序そのものに変更が生じる場合には、シーケンスモジュールを新たに設計する必要が生じてしまい、この場合の影響は、システム全体に及んでしまう。そのため、この第2番目の方法では、異なる機種間におけるシーケンスモジュールの再利用が進まないという課題があった。
上述したように、従来のソフトウエア設計手法では、機種(画像形成プロセスに係るシステム)に応じて、ソフトウエアを作り分ける必要が生じてしまう。本実施の形態は、後述するようなソフトウエア構成を採用することで、このような課題を解決する。
[E.モジュール構成]
次に、本実施の形態に従う画像形成装置1の制御ユニット100に実装されるモジュール構成について説明する。
図5は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置1に実装される画像同期制御に係るプログラムのモジュール構成を示す模式図である。図5において、長方形の各ブロックは、データおよび操作をもつ独立したモジュールを示す。
図5を参照して、本実施の形態においては、2つの独立した周期タスク(タスク1およびタスク2)からモジュールが起動される。一例として、タスク1は、基準周期で起動するタスクであり、タスク2は、タスク1より短い時間周期で起動するタスクである。
タスク1から本プログラムのメインモジュールであるプリントモジュール202が周期起動される。そして、プリントモジュール202から呼び出されるモジュールとして、用紙情報モジュール204および用紙制御モジュール206が含まれる。タスク1に加えて、プリントモジュール202、用紙情報モジュール204および用紙制御モジュール206は、画像同期制御に係るタイミング制御の処理を担当するシーケンスモジュールに相当する。
プリントモジュール202は、画像形成装置1におけるプリントシーケンス全体を統括するモジュールである。より具体的には、プリントモジュール202は、メイン関数と、状態取得関数と、プリント指示関数とを含む。メイン関数は、タスク1から周期起動される。状態取得関数は、画像形成装置1のシステム全体を統括する状態管理モジュールにプリントシーケンスの状態を渡す。プリント指示関数は、外部コントローラから指示されたプリントコマンドを受け付ける。
プリントモジュール202は、プリント指示を受けると、プリント指示関数を用いて、プリントモジュール202の内部データとしてプリント指示の情報を保持するとともに、保持した情報をメイン関数で参照することで、プリント指示された用紙1枚ごとの情報を用紙情報モジュール204にセットする。
用紙情報モジュール204は、用紙1枚ごとの情報をキューインクするモジュールであって、データベースのような役割を担う。すなわち、用紙情報モジュール204は、指定された用紙の種別に応じて、当該用紙へのトナー画像のプリントに係る画像同期制御のパターン(シーケンス)を指定するための画像同期識別子を発生する。ここで、用紙1枚ごとの情報は、カラーモード、用紙種類、用紙ID、搬送速度、画像同期識別子を含む。画像同期識別子は、対応する用紙1枚についての画像同期制御(画像同期シーケンス)を特定するための情報である。すなわち、用紙情報モジュール204は、カラーモード、用紙種類、用紙ID、搬送速度などに応じて、対応する画像同期識別子を決定する。
用紙情報モジュール204は、これらの情報をプリント指示受信ごとにFIFO(First In First Out)順に生成してキューイングする。これらの生成した情報を保持するためのメモリ領域は、予め静的に確保した領域であってもよいし、動的に生成した領域であってもよい。より具体的には、用紙情報モジュール204は、特定の用紙の指定された用紙情報を公開するための情報参照関数と、指定された用紙の用紙情報を用紙キューにセットする用紙生成関数と、指定された用紙の用紙情報を用紙キューから削除する用紙削除関数とを含む。用紙情報モジュール204は、プリントモジュール202から用紙生成および用紙削除の指示を受けることになる。
用紙制御モジュール206は、プリントモジュール202から起動され、用紙1枚ごとのシーケンス制御を行なうモジュールである。用紙制御モジュール206は、用紙への画像形成処理に係るシーケンスを制御する。ここで、用紙制御モジュール206は、リエントラントなモジュールであり、プリントモジュール202から複数かつ非同期に呼び出されることが可能になっている。そのため、プリントモジュール202から用紙1枚ごとに、それぞれの用紙情報および必要な情報が設定されて起動される。すなわち、用紙制御モジュール206は、プリント指示に応答して、当該プリント指示に含まれる用紙の枚数分だけ起動される。そして、用紙制御モジュール206は、プリントエンジン2(画像形成部)におけるトナー画像の形成、および、用紙搬送部による用紙の搬送のいずれもが可能な状態であることに応答して、画像同期モジュール302を起動する。
より具体的には、用紙制御モジュール206は、プリントモジュール202から起動されるメイン関数と、プリントモジュール202に用紙1枚ごとのシーケンスの状態を返すシーケンス参照関数と、初期化関数とを含む。用紙制御モジュール206が用紙1枚ごとの状態制御を行ない、画像同期状態に遷移したら画像同期指示を画像同期モジュール302へ指示する。
なお、プリントモジュール202、用紙情報モジュール204および用紙制御モジュール206を単一のモジュール210として実装することもできる。
画像同期モジュール302は、タスク1より短い時間周期で起動するタスク2によって周期起動される。画像同期モジュール302は、用紙搬送部および画像形成部(プリントエンジン2)に応じて設計され、TOD制御モジュール306およびタイミングローラー駆動モジュール304を起動する。画像同期モジュール302は、上述の図4に示した2通りの画像同期シーケンスに対応しており、画像同期識別子に基づいて、いずれの画像同期シーケンスを実行すべきかについて決定する。すなわち、用紙制御モジュール206は、第1の周期で起動する第1のタスクとして起動されるとともに、画像同期モジュール302、TOD制御モジュール306およびタイミングローラー駆動モジュール304は、第1の周期より短い第2の周期で起動する第2のタスクとして起動される。
画像同期モジュール302は、画像同期制御に係るタイミング制御の処理を担当するシーケンスモジュールであって、用紙制御モジュール206からの指示に従って、実行すべき画像同期シーケンスを判別して、用紙1枚ごとの画像同期制御を行なう。
ここで、画像同期モジュール302は、用紙へのトナー画像の形成が可能になったことに応答して起動されるとともに、TOD制御モジュール306およびタイミングローラー駆動モジュール304を、画像同期識別子に基づいた相対的な時間差をもって、それぞれ起動する。
より具体的には、画像同期モジュール302は、TOD制御モジュール306からトナー画像の生成開始を指示するためのTOD信号を発生させた後に、タイミングローラー駆動モジュール304からタイミングローラー45の駆動開始を指示する駆動開始信号を発生させる第1のモード(図4(a)参照)と、タイミングローラー駆動モジュール304から駆動開始信号を発生させた後に、TOD制御モジュール306からTOD信号を発生させる第2のモード(図4(b)参照)とを、画像同期識別子に基づいて切り替える。
より具体的には、画像同期モジュール302は、モジュール間インターフェイスとして、メイン関数と、同期指示受付関数と、状態参照関数と、初期化関数とを含む。メイン関数は、タスク2から周期起動される。同期指示受付関数は、用紙制御モジュール206からの画像同期指示を受け付ける。すなわち、同期指示受付関数は、画像同期制御の開始および停止を受け付ける。状態参照関数は、画像同期シーケンスの状態を公開する。すなわち、状態参照関数は、画像同期モジュール302自身の制御状態を公開するための関数である。初期化関数は、システム起動時の初期化を受け付ける。
画像同期モジュール302は、用紙制御モジュール206からの画像同期指示によって、指定された用紙の画像同期識別子を受け取り、その画像同期識別子の情報に応じて実行する画像同期制御シーケンスを判別する。そして、画像同期モジュール302は、判別したシーケンスに従って、タイミングローラー駆動モジュール304およびTOD制御モジュール306を用いて画像同期制御を行なう。
タイミングローラー駆動モジュール304およびTOD制御モジュール306は、負荷を制御する処理を担当するデバイスドライバーモジュールである。
タイミングローラー駆動モジュール304は、画像同期モジュール302から起動され、負荷(タイミングローラー45)を駆動する制御を行なうデバイスドライバーモジュールである。すなわち、タイミングローラー駆動モジュール304は、用紙搬送部にタイミングローラー45の駆動開始を指示する。
より具体的には、タイミングローラー駆動モジュール304は、画像同期モジュール302から周期起動されるメイン関数と、駆動指示を受け付ける駆動指示受付関数と、自身の駆動状態を公開する駆動状態参照関数と、初期化関数とを有する。タイミングローラー駆動モジュール304は、駆動指示を受けると負荷の駆動制御を行なう。
TOD制御モジュール306は、画像同期モジュール302から起動され、TOD信号の出力制御を行なうデバイスドライバーモジュールである。すなわち、TOD制御モジュール306は、画像形成部であるプリントエンジン2にトナー画像の生成開始を指示する。
より具体的には、TOD制御モジュール306は、画像同期モジュール302から周期起動されるメイン関数と、出力指示を受け付ける出力指示受付関数と、自身の出力状態を公開する出力状態参照関数と、初期化関数とを有する。TOD制御モジュール306は、指示を受けるとTOD信号を出力する。
[F.制御動作]
次に、図5に示すモジュール構成の実行時の連係動作について説明する。図6は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置1に実装される画像同期制御に係るプログラムを構成するモジュールのコラボレーションを示す模式図である。
図6を参照して、プリントモジュール202は、プリントコマンド受信時に用紙情報モジュール204に用紙生成情報指示を出力し、プリントされるそれぞれの用紙についての用紙情報を生成する(ステップ1)。このとき、用紙情報の各々には、画像同期識別子が含まれる。
続いて、プリントモジュール202は、ステップ1において生成された用紙情報の数だけ用紙制御モジュール206を起動する(ステップ2)。このとき、それぞれの用紙制御モジュール206には、用紙1枚ごとの情報が設定される。
起動された用紙制御モジュール206の各々は、給紙、搬送、排出に係る一連のシーケンスを実行し、画像同期制御が実行可能な状態になると、画像同期モジュール302に画像同期指示を与える(ステップ3)。画像同期モジュール302は、指示に従って画像同期識別子情報に応じたシーケンスを判定し、判定されたシーケンスに応じた順序に沿って、タイミングローラー駆動モジュール304およびTOD制御モジュール306をそれぞれ起動する(ステップ4)。このような一連の処理によって、画像同期制御が実行される。
上述のような画像同期制御に係るプログラムのモジュール間の処理手順について説明する。図7は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置1に実装される画像同期制御に係るプログラムのモジュール間の処理手順を示すシーケンス図である。図7には、一例として、用紙を2枚印字する場合の画像同期シーケンスを示す。
まず、プリントコマンドを受信すると、プリントモジュール202が起動し、用紙情報モジュール204に対して用紙情報の生成を指示する(シーケンス1.1.1)。用紙情報モジュール204は、指示に応答して、プリント指示に含まれる用紙情報を生成する(シーケンス1.1.2)。ここで、用紙情報モジュール204は、指定されたカラーモードおよび予め設定されている機構の位置パラメーターなどに基づいて、画像同期シーケンスの種別を指定する画像同期識別子を決定し、この画像同期識別子が用紙情報とともに登録される。
次に、プリントモジュール202は、生成された用紙情報に基づいて必要な情報を設定した上で、用紙制御モジュール206を起動する(シーケンス1.1.3)。用紙制御モジュール206は、給紙、搬送、排出に係る一連のシーケンスを実行し、画像同期制御が実行可能な状態になったか否かの判定(画像同期判定)をする(シーケンス1.1.4)。そして、画像同期制御が実行可能な状態になると、用紙制御モジュール206は、画像同期モジュール302に画像同期指示を出力する(シーケンス1.1.5)。
画像同期モジュール302は、指示された画像同期識別子に基づいて、実行すべき画像同期制御(画像同期シーケンス)を判定し、タイミングローラー駆動指示(シーケンス1.1.6)およびTOD出力指示(シーケンス1.1.9)を発行する。画像同期モジュール302は、タイミングローラー駆動指示およびTOD出力指示を発行するにあたって、発行タイミングを判定する(シーケンス1.1.8)。このシーケンス1.1.6〜1.1.10までの実行順序は、画像同期識別子(画像同期シーケンス)に依存して変わる。
タイミングローラー駆動指示を受けたタイミングローラー駆動モジュール304は、負荷制御(タイミングローラー45の駆動)を行ない(シーケンス1.1.7)、負荷制御が終了すると、画像同期モジュール302へ完了通知を返す。同様に、TOD出力指示を受けたTOD制御モジュール306は、負荷制御(TOD信号の出力)を行ない(シーケンス1.1.9)、負荷制御が終了すると、画像同期モジュール302へ完了通知を返す。
画像同期モジュール302は、それぞれの負荷制御の完了通知を受けて、自身のシーケンス完了を用紙制御モジュール206へ返す。用紙制御モジュール206は、画像同期モジュール302からの完了通知を受けて用紙の排出制御状態へ遷移する。画像同期モジュール302は、用紙制御シーケンスが排出まで全て完了すると、自身のシーケンス完了をプリントモジュール202へ返す。
プリントモジュール202は、用紙制御シーケンスの完了通知を受けると、用紙情報モジュール204に対して、完了した用紙を用紙情報から削除するための指示を出力する(シーケンス1.1.11)。用紙情報モジュール204は、削除するための指示を受けると、対応する用紙情報を自身のキューから削除する(シーケンス1.1.12)。
このシーケンス1.1.1〜1.1.12と同様の処理が、プリントされる用紙の枚数分だけ実行される。なお、これらの一連のシーケンス自体は、並列的に実行される。
全ての用紙が削除されたらプリントモジュール202は、終了し、システムのプリント動作が完了する。
[G.開発環境]
次に、上述のような画像形成装置1に実装する画像同期制御に係るソフトウエアの開発環境について説明する。
図8は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置1に実装する画像同期制御に係るソフトウエアを開発するための構成を示すブロック図である。図8には、本実施の形態に従う開発環境の一例として、パーソナルコンピュータにアプリケーションをインストールして構成した例を示す。すなわち、図8には、本実施の形態に従う画像形成装置1に向けられた開発環境を提供するパーソナルコンピュータ400を示す。パーソナルコンピュータ400は、ハードウエア構成として、CPU402と、メモリ404と、ディスプレイ406と、キーボード408と、マウス410と、ハードディスク420とを含む。これらの各部は、内部バス116を介して互いに接続される。
ハードディスク420に格納された各種アプリケーションがメモリ404に展開され、CPU402で実行されることで、ユーザー操作に応じて、画像同期制御に係るソフトウエアが開発される。
ハードディスク420は、エディター422と、コンパイラー424と、OS(Operating System)426とを格納している。エディター422は、後述する各種ソースを編集などする機能を提供し、コンパイラー424は、エディター422を用いて編集されたソースコードを画像形成装置1において実行可能なプログラムとして生成する。
ハードディスク420は、さらに、タスク登録設定情報430と、プリントモジュールソース432と、用紙情報モジュールソース434と、用紙制御モジュールソース436と、画像同期モジュールソース442と、タイミングローラー駆動モジュールソース444と、TOD制御モジュールソース446とを含む。これらのソースは、コンパイラー424によってコンパイルすることで、図5に示す各モジュールとして実現される。
タスク登録設定情報430は、各タスクの起動周期や優先度などを定義する。プリントモジュールソース432は、画像形成装置1におけるプリントシーケンス全体を統括するためのソースコードを記述する。プリントシーケンス全体については、機種の相違によるその制御内容に相違が小さいので、ある機種用に作成されたプリントモジュールソース432については、他の機種にも利用することができる。
用紙情報モジュールソース434は、用紙1枚ごとの情報をキューインクするためのソースコードを記述する。画像形成装置1で使用される用紙のサイズなどは、規格に基づいて規定されているので、ある機種用に作成された用紙情報モジュールソース434については、他の機種にも利用することができる。
用紙制御モジュールソース436は、給紙、搬送、排出に係る一連のシーケンスを実行するためのソースコードを記述する。このような用紙に係るシーケンスについては、画像形成装置の機種に大きく依存することはなく、ほぼ同様の処理で実現することができる。そのため、ある機種用に作成された用紙制御モジュールソース436については、他の機種にも利用することができる。
これに対して、画像同期モジュールソース442は、画像同期制御に係るタイミングを制御するためのソースコードを記述する。この画像同期制御に係るタイミングは、図3を参照して説明したように、プリントエンジン2および用紙Sの搬送機構の物理的な位置関係および搬送速度などに依存して異なる。すなわち、画像同期モジュールソース442については、対象の機種毎に設計する必要がある。但し、本実施の形態に従うパーソナルコンピュータ400においては、画像同期モジュールソース442の画像同期制御に係るタイミングを設定するための構成として、画像同期パラメーター440が設けられている。
この画像同期パラメーター440は、図3および図4に示すようなタイミングを規定するパラメーターを画像同期識別子の別に記述できるようになっている。そのため、画像同期モジュールソース442のソースコード自体を大きく改変することなく、このような画像同期パラメーター440の内容を書き換えることで、各機種に依存したソフトウエアを容易に開発することができる。
画像同期パラメーター440に記述されるパラメーターの種別としては、典型的には、以下のようなものが挙げられる。
(1) 用紙へのトナー画像の形成が可能になった後、図4に示すいずれかに示すタイミング制御を開始するまでの時間(図7において、画像同期制御が実行可能な状態になってから画像同期指示を出力するまでの時間(シーケンス1.1.4から1.1.5までの時間))
(2) 図4(a)に示すモードに係るタイミング制御の開始からTOD信号を出力するまでの時間
(3) TOD信号の発生から駆動開始信号を発生するまでの時間(図4(a)において、TOD信号のONへの遷移後、タイミングローラー信号がONへ遷移するまでの時間)
(4) 図4(b)に示すモードに係るタイミングの駆動開始信号を発生するまでの時間
(5) 駆動開始信号の発生からTOD信号を発生するまでの時間(図4(b)において、タイミングローラー信号のONへ遷移後、TOD信号がONへ遷移するまでの時間)
タイミングローラー駆動モジュールソース444は、タイミングローラー45などの負荷を駆動するためのソースコードを記述する。このようなタイミングローラー45を駆動するためのシーケンスについては、ローラーの数が同一であれば、ほぼ同様の処理が実行される。そのため、ある機種用に作成されたタイミングローラー駆動モジュールソース444については、他の機種にも利用することができる。
このように画像同期識別子によって指定される情報は、プリントエンジン2(画像形成部)における画像形成位置と用紙搬送部におけるタイミングローラー45の配置位置とに応じて決定される。
TOD制御モジュールソース446は、TOD信号の出力制御を行なうためのソースコードを記述する。このようなTOD信号の出力制御は、機種に依存することなく、ほぼ同様の処理で実現される。そのため、ある機種用に作成されたTOD制御モジュールソース446については、他の機種にも利用することができる。
以上のように、本実施の形態に従う開発環境においては、機種間の機構の相違によって生じる変更部分の多くを、画像同期モジュールソース442および画像同期パラメーター440の設定により吸収する。そのため、他のモジュール(および、そのソースコード)については、他の機種への再利用性を高めることができる。
[H.別の局面]
本発明の別の局面に従えば、画像形成装置は以下のように表現することもできる。
すなわち、本発明のある局面に従う画像形成装置は、用紙への画像形成タイミングと画像先端との同期をとる同期制御を行なうソフトウエアが実装されている。本ソフトウエアは、画像同期信号(TOD信号)の出力制御を行なうTOD制御モジュールと、タイミングローラーの駆動制御をおこなうタイミングローラー駆動モジュールと、対応する用紙1枚についての画像同期制御(画像同期シーケンス)を特定するための画像同期識別子を生成する用紙情報モジュールと、画像と用紙との同期タイミングを決定する用紙制御モジュールと、画像同期モジュールとを含む。画像同期モジュールは、用紙情報モジュールで生成された画像同期識別子に基づいて、第1および第2の画像同期制御のうちいずれを用いるかを決定する。ここで、第1の画像同期制御では、TOD制御モジュールからのTOD信号の出力後に用紙搬送が開始される。第2の画像同期制御では、タイミングローラー駆動モジュールからの用紙搬送指示後にTOD信号が出力される。画像同期モジュールは、用紙制御モジュールによって決定された同期タイミングで起動される。
このましくは、画像同期モジュール、TOD制御モジュールおよびタイミングローラー駆動モジュールは、用紙制御モジュールとは別タスクで起動させることが可能となっている。用紙制御モジュールの基準周期よりも短い周期で画像同期機構を制御することが可能である。
好ましくは、画像同期識別子は、画像形成装置における画像形成位置とタイミングローラー搬送位置とに依存して決定される。
好ましくは、画像同期識別子は、選択されたカラーモード(カラープリント/モノクロプリントの区別)に依存して決定される。
画像同期モジュールは、モジュール間インターフェイスとして、用紙制御モジュールの制御周期よりも短い周期タスクから常時周期起動されるメイン関数と、画像同期制御の開始と停止を受け付けるための同期指示受け付け関数と、自身の制御状態を公開するための状態参照関数と、システム起動時の初期化を受け付ける初期化関数とを有する。
好ましくは、画像同期モジュールは、パラメーターとして、同期開始指示を受けてから第1または第2の画像同期制御を開始するまでの時間と、第1の制御における制御開始からTOD信号を出力するまでの時間と、TOD信号出力から用紙搬送を開始するまでの時間と、第2の制御における制御開始から用紙搬送を開始するまでの時間と、用紙搬送開始からTOD信号を出力するまでの時間とが設定可能である。
[I.利点]
本実施の形態によれば、上述したようなモジュール構成を採用することで、トナー画像と当該トナー画像を定着させる用紙との間の同期制御に係るソフトウエアにおいて、画像形成装置の構成の(機種別の)差異に依存して生じるプログラム上の変更を反映して、ソフトウエアを作り分ける必要がない。このように、モジュール構造および各モジュールの役割を見直すことで、モジュール単位での再利用性をあげ、ソフトウエア開発の生産性を高めることができる。
すなわち、本実施の形態によれば、画像形成装置の構造の相違などによる制御順序の相違に起因する影響を画像同期モジュール302において切り替えるようにすることで、画像同期モジュール302以外のモジュールにおける設計変更の必要を生じさせない。また、タイミングローラー駆動モジュール304やTOD制御モジュール306といったデバイスドライバーモジュールについては、部品化することができる。これによって、モジュール単位での再利用性を向上させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置、2 プリントエンジン、3 作像ユニット、4 給紙ユニット、5 定着装置、10 露光制御装置、11 中間転写ベルト、31 感光体ドラム、32 帯電部、33 現像部、34 1次転写ローラー、35 クリーニング部、41 給紙カセット、42 一段給紙ローラー、43 搬送経路、44 給紙センサー、45 タイミングローラー、46 タイミングセンサー、47 2次転写ローラー、51 発熱体、52 加熱ベルト、53 加熱ローラー、54 加圧ローラー、55 サーミスター、71 排紙ローラー、72 排紙トレイ、100 制御ユニット、102,402 CPU、104 RAM、106 ROM、110 入力インターフェイス、112 出力インターフェイス、114 通信インターフェイス、116 内部バス、202 プリントモジュール、204 用紙情報モジュール、206 用紙制御モジュール、210 モジュール、302 画像同期モジュール、304 タイミングローラー駆動モジュール、306 TOD制御モジュール、400 パーソナルコンピュータ、404 メモリ、406 ディスプレイ、408 キーボード、410 マウス、420 ハードディスク、422 エディター、424 コンパイラー、430 タスク登録設定情報、432 プリントモジュールソース、434 用紙情報モジュールソース、436 用紙制御モジュールソース、440 画像同期パラメーター、442 画像同期モジュールソース、444 タイミングローラー駆動モジュールソース、446 制御モジュールソース、S 用紙。

Claims (8)

  1. 画像形成装置であって、
    入力画像に基づいてトナー画像を形成する画像形成部と、
    タイミングローラーを駆動することで用紙を搬送する用紙搬送部と、
    前記画像形成部にトナー画像の生成開始を指示するTOD制御モジュールと、
    前記用紙搬送部に前記タイミングローラーの駆動開始を指示するタイミングローラー駆動モジュールと、
    前記用紙搬送部および前記画像形成部に応じて設計され、前記TOD制御モジュールおよび前記タイミングローラー駆動モジュールを起動する画像同期モジュールと、
    指定された用紙の種別に応じて、当該用紙へのトナー画像のプリントに係る画像同期制御のパターンを指定するための画像同期識別子を発生する用紙情報モジュールとを備え、
    前記画像同期モジュールは、用紙へのトナー画像の形成が可能になったことに応答して起動されるとともに、前記TOD制御モジュールおよび前記タイミングローラー駆動モジュールを、前記画像同期識別子に基づいた相対的な時間差をもって、それぞれ起動するように構成される、画像形成装置。
  2. 前記画像同期モジュールは、前記TOD制御モジュールからトナー画像の生成開始を指示するための画像同期信号を発生させた後に、前記タイミングローラー駆動モジュールから前記タイミングローラーの駆動開始を指示する駆動開始信号を発生させる第1のモードと、前記タイミングローラー駆動モジュールから前記駆動開始信号を発生させた後に、前記TOD制御モジュールから前記画像同期信号を発生させる第2のモードとを、前記画像同期識別子に基づいて切り替える、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 用紙への画像形成処理に係るシーケンスを制御する用紙制御モジュールをさらに備え、前記用紙制御モジュールは、前記画像形成部におけるトナー画像の形成、および、前記用紙搬送部による用紙の搬送のいずれもが可能な状態であることに応答して、前記画像同期モジュールを起動する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記用紙制御モジュールは、第1の周期で起動する第1のタスクとして起動されるとともに、前記画像同期モジュール、前記TOD制御モジュールおよび前記タイミングローラー駆動モジュールは、第1の周期より短い第2の周期で起動する第2のタスクとして起動される、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像同期モジュールは、モジュール間インターフェイスとして、前記第2のタスクから常時周期起動される関数と、画像同期制御の開始および停止を受け付けるための関数と、前記画像同期モジュール自身の制御状態を公開するための関数と、システム起動時の初期化を受け付ける関数とを含む、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像同期識別子によって指定される情報は、前記画像形成部における画像形成位置と前記用紙搬送部におけるタイミングローラーの配置位置とに応じて決定される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記用紙情報モジュールは、カラーモードに応じて、前記画像同期識別子を決定する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像同期モジュールは、
    用紙へのトナー画像の形成が可能になった後、前記第1のモードまたは前記第2のモードを開始するまでの時間と、
    前記第1のモードの開始から前記画像同期信号を発生するまでの時間と、
    前記画像同期信号の発生から前記駆動開始信号を発生するまでの時間と、
    前記第2のモードの開始から前記駆動開始信号を発生するまでの時間と、
    前記駆動開始信号の発生から前記画像同期信号を発生するまでの時間とを、パラメーターとして設計される、請求項2〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2011201784A 2011-09-15 2011-09-15 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5429249B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011201784A JP5429249B2 (ja) 2011-09-15 2011-09-15 画像形成装置
US13/602,764 US8971788B2 (en) 2011-09-15 2012-09-04 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011201784A JP5429249B2 (ja) 2011-09-15 2011-09-15 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013064764A JP2013064764A (ja) 2013-04-11
JP5429249B2 true JP5429249B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=47880792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011201784A Expired - Fee Related JP5429249B2 (ja) 2011-09-15 2011-09-15 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8971788B2 (ja)
JP (1) JP5429249B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5971098B2 (ja) * 2012-12-03 2016-08-17 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135463A (ja) * 1984-07-27 1986-02-19 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 静電記録装置
US5294966A (en) 1990-09-21 1994-03-15 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming system having first and second print modes which control sheet at transfer registration rollers
JPH0516468A (ja) * 1990-09-21 1993-01-26 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成方法およびその装置
JP2001042743A (ja) * 1999-07-29 2001-02-16 Canon Inc 画像形成装置、画像形成方法、及び記憶媒体
JP2001265191A (ja) * 2000-03-14 2001-09-28 Fuji Xerox Co Ltd モジュール構成型画像形成装置
JP3906627B2 (ja) * 2000-05-30 2007-04-18 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2002278406A (ja) 2001-03-21 2002-09-27 Ricoh Co Ltd 給紙搬送制御システムおよび情報記録媒体
JP2003280485A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Ricoh Co Ltd 画像記録装置
JP2005195807A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4490852B2 (ja) 2005-03-15 2010-06-30 株式会社リコー 文書処理装置、画像形成装置及び文書処理プログラム
JP4478598B2 (ja) * 2005-03-18 2010-06-09 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2006303569A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2007049470A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Canon Inc 機能モジュール、及び該機能モジュールを備える情報処理装置
JP2008116828A (ja) 2006-11-07 2008-05-22 Ricoh Co Ltd カラー画像形成装置、画像形成プログラム、および記録媒体
JP4780162B2 (ja) * 2008-09-05 2011-09-28 ブラザー工業株式会社 露光開始タイミング決定方法、及び画像形成装置
JP4850940B2 (ja) * 2009-08-26 2012-01-11 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20130071168A1 (en) 2013-03-21
JP2013064764A (ja) 2013-04-11
US8971788B2 (en) 2015-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010217787A (ja) カラー画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP2011197054A (ja) 画像処理装置および画像処理装置の制御方法
JP2010276708A (ja) 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP2017173496A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP2015044400A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP5900093B2 (ja) 画像形成システム、画像形成システムの制御方法及び画像形成システムを制御するプログラム
JP5429249B2 (ja) 画像形成装置
JP5387364B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラム
JP2008185702A (ja) 画像形成装置
JP6764428B2 (ja) 画像形成装置
JP2016197203A (ja) 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法
JP5835033B2 (ja) 画像形成システム、画像形成システムの制御方法及び画像形成システムを制御するプログラム
JP2010049405A (ja) 画像形成システム
JP5162515B2 (ja) 画像処理装置
JP2008008936A (ja) カラー画像形成装置
JP2009208401A (ja) 画像形成装置
JP5663903B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP5207001B2 (ja) 給送制御プログラム、記憶媒体、並びに、画像形成装置
JP6914991B2 (ja) 画像形成装置
JP5078449B2 (ja) 画像形成装置
JP2019018458A (ja) 画像形成装置
JP3997755B2 (ja) 印刷制御装置
JP6084938B2 (ja) 画像形成装置
JP6395691B2 (ja) 印刷制御装置とその制御方法
JP5895808B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130416

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5429249

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees