JP5428911B2 - 携帯端末装置、電話帳検索方法及び電話帳検索プログラム - Google Patents

携帯端末装置、電話帳検索方法及び電話帳検索プログラム Download PDF

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Description

本発明は、携帯端末装置、電話帳検索方法及び電話帳検索プログラムに関する。
従来、携帯電話やPHS(Personal Handy-phone System)などの携帯端末装置は、電話帳データとして、氏名、電話番号、メールアドレス、会社名等を対応付けて保持する。このような携帯端末装置は、利用者による検索操作に応じて、電話帳データに記憶されている情報を利用者に提供する。
例えば、携帯端末装置は、検索キーワードに氏名を入力された場合には、かかる氏名に対応する氏名、電話番号、メールアドレス、会社名等を利用者に提供する。また、例えば、携帯端末装置は、検索キーワードに会社名を入力された場合には、かかる会社名に対応する氏名、電話番号、メールアドレス、会社名等を利用者に提供する。これにより、利用者は、電話帳データに記憶されている電話番号やメールアドレスを用いて、電話発信やメール送信を行うことが可能になる。
特開平11−31215号公報
しかしながら、上記の従来技術には、同一のグループに属する団体であっても各々の団体名に関連がない場合にあっては、これらの団体を同一グループであると認識することができないという問題があった。なお、ここで言う「団体」とは、例えば、企業や、営利を目的としない組織等を示す。また、「同一のグループに属する団体」とは、例えば、グループ会社や連結子会社等と呼ばれる複数の団体の集合を示す。
上記問題について例を挙げて説明する。例えば、従来の携帯端末装置の利用者は、検索キーワードに団体名または団体名の一部を入力して電話帳データを検索することにより、同一の団体に属する個人等に関する情報を検索することができる。○○株式会社と株式会社○○システムのように、同一のグループに属する両者の団体名の少なくとも一部(この例では○○)が一致する場合には、この○○をキーワードとして検索することで、双方の団体に属する個人等に関する情報を検索することができる。しかし、同一のグループに属する団体であっても、双方の団体名に一致する文字が存在しない場合がある。このような場合には、双方の団体に属する個人等に関する情報を検索することができないという問題があった。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、同一グループに属する団体であって、各々の団体名に一致する文字を含まない団体であっても、双方の団体に属する個人等に関する情報を提供することができる携帯端末装置、電話帳検索方法及び電話帳検索プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する携帯端末装置は、一つの態様において、団体に関する団体情報と、団体に属する個人に関する個人情報と、前記団体を示すロゴとを対応付けて記憶するロゴ記憶部と、前記ロゴ記憶部に記憶されているロゴのうち、検索対象とするロゴを利用者に問い合わせる問合部と、前記問合部による問い合わせの結果、前記利用者によって選択されたロゴに対応する団体情報及び個人情報を前記ロゴ記憶部から取得し、取得した団体情報及び個人情報を表示する表示部とを備える。
本願の開示する携帯端末装置の一つの態様によれば、同一グループの団体毎に、かかるグループに属する団体や個人に関する情報を提供することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る携帯端末装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、実施例2に係る携帯端末装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、電話帳記憶部の一例を示す図である。 図4は、ロゴリストの一例を示す図である。 図5は、リーダ部によって撮影される名刺の一例を示す図である。 図6は、ロゴ選択メニュー画面の一例を示す図である。 図7は、検索結果画面の一例を示す図である。 図8は、実施例2に係る携帯端末装置による格納処理手順を示すフローチャートである。 図9は、リーダ制御部による画像分析処理手順を示すフローチャートである。 図10は、実施例2に係る携帯端末装置による検索処理手順を示すフローチャートである。 図11は、電話帳検索プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本願の開示する携帯端末装置、電話帳検索方法及び電話帳検索プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本願の開示する携帯端末装置、電話帳検索方法及び電話帳検索プログラムが限定されるものではない。
まず、図1を用いて、実施例1に係る携帯端末装置の構成について説明する。図1は、実施例1に係る携帯端末装置の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、実施例1に係る携帯端末装置100は、抽出部110と、格納部120と、ロゴタイプ記憶部130と、特定部140と、表示部150とを有する。
抽出部110は、画像データから、団体に関する団体情報、又は、団体に属する個人に関する個人情報と、かかる団体を示すロゴタイプ(以下、略語である「ロゴ」と表記する場合がある)とを抽出する。なお、ここで言う「団体情報」とは、例えば、団体の名称、住所、居所、電話番号等を示す。また、「個人情報」とは、例えば、個人の氏名、住所、電話番号、メールアドレス等を示す。また、「ロゴタイプ」とは、例えば、文字、図形、記号、又は、文字や図形や記号等が結合されたマークを示す。
格納部120は、抽出部110によって抽出された団体情報または個人情報と対応付けて、ロゴタイプをロゴタイプ記憶部130に格納する。
特定部140は、ロゴタイプ記憶部130に記憶されているロゴタイプのうち、検索対象とするロゴタイプを特定する。例えば、特定部140は、利用者によって検索操作を行われた場合に、検索対象とするロゴを利用者に問い合わせ、利用者に指定されたロゴタイプを検索対象とする。表示部150は、特定部140において特定されたロゴタイプに対応する団体情報または個人情報を表示する。
このように、実施例1に係る携帯端末装置100は、団体情報又は個人情報と、団体を示すロゴとを対応付けて記憶する。そして、携帯端末装置100は、検索対象とするロゴを利用者に問い合わせ、利用者によって選択されたロゴに対応する団体情報及び個人情報を表示する。一般に、団体名が異なる場合であっても、同一のグループに属する団体を示すロゴは同一である。実施例1に係る携帯端末装置100は、ロゴをキーに団体情報及び個人情報を検索することができるので、同一グループの団体毎に、かかるグループに属する団体や個人に関する情報を利用者に提供することができる。
次に、実施例2では、名刺から読み出したロゴや企業名等を対応付けて記憶し、ロゴをキーにして各種情報を検索する携帯端末装置の例について説明する。なお、実施例2では、名刺からロゴや企業名等を読み出す例を示すが、本願の開示する携帯端末装置等は、名刺以外の紙媒体からロゴや企業名等の情報を読み出すこともできる。
[実施例2に係る携帯端末装置の構成]
まず、図2を用いて、実施例2に係る携帯端末装置の構成について説明する。図2は、実施例2に係る携帯端末装置の構成例を示すブロック図である。図2に示した携帯端末装置200は、例えば、携帯電話機、PHS、PDA(Personal Digital Assistant)等である。図2に示すように、実施例2に係る携帯端末装置200は、入力部210と、出力部220と、リーダ部230と、記憶部240と、制御部250とを有する。
入力部210は、各種情報や操作指示を入力するための入力デバイスであり、例えば、数字および文字等を入力するテンキーや、メニュー選択および表示スクロール等に用いられるカーソルキー等である。出力部220は、各種情報を出力する出力デバイスであり、例えば、液晶ディスプレイやスピーカである。
リーダ部230は、後述するリーダ制御部252によって制御されることにより、文字や、図形、記号等が記載されている対象物から情報を読み出して、読み出した情報に基づいて画像データを生成する。例えば、リーダ部230は、カメラやスキャナである。なお、実施例2におけるリーダ部230は、カメラであるものとする。例えば、実施例2におけるリーダ部230は、名刺等の紙媒体を撮影して、撮影した静止画の画像データを生成する。
記憶部240は、各種情報を記憶する記憶デバイスである。図2に示した例では、記憶部240は、電話帳記憶部241と、ロゴリスト242とを有する。電話帳記憶部241は、企業等の団体に関する団体情報や、個人に関する個人情報等を対応付けて記憶する。図3に、電話帳記憶部241の一例を示す。図3に示すように、電話帳記憶部241は、「氏名」、「ふりがな」、「住所」、「電話番号」、「団体名」、「ロゴID」といった項目を有する。
「氏名」は、例えば、個人の氏名や、団体等の名称を示す。「ふりがな」は、「氏名」に記憶されている氏名や名称の読み方を示す。「住所」は、「氏名」に記憶されている個人や団体等の住所又は居所を示す。「電話番号」は、「氏名」に記憶されている個人や団体等の電話番号を示す。「団体名」は、「氏名」に記憶されている個人が属する団体の名称を示す。「ロゴID」は、「団体名」に記憶されている団体のロゴを識別する識別番号を示す。
例えば、図3に示した電話帳記憶部241は、氏名「特許太郎」の住所が「東京都・・・」であり、電話番号が「0001112222」であり、所属する団体の名称が「○社」であり、「○社」を示すロゴのロゴIDが「L001」であることを示している。また、図3に示した電話帳記憶部241は、氏名「特許二郎」の住所が「東京都・・・」であり、電話番号が「0001113333」であり、所属する団体の名称が「△社」であり、「△社」を示すロゴのロゴIDが「L002」であることを示している。
ここで、図3に示した例のように、団体名が異なる場合であっても、団体を示すロゴのロゴIDが同一である場合がある。具体的には、図3に示した例において、氏名「検索太郎」は団体「Abc社」に属し、氏名「検索二郎」は団体「Abc子会社」に属し、氏名「検索三郎」は団体「Abc関連会社」に属する。そして、図3に示した例では、このような「Abc社」、「Abc子会社」、「Abc関連会社」を示すロゴのロゴIDは、同一の「L003」である。すなわち、「Abc社」、「Abc子会社」、「Abc関連会社」は、団体名が異なるものの、同一のロゴを用いる。なお、「Abc社」、「Abc子会社」、「Abc関連会社」と同一のグループに属し、これらの団体と同一のロゴを用いる団体であっても、これらの3団体に共通する文字である「Abc」を含まない場合も考えられる。
なお、図3に示した電話帳記憶部241が記憶する項目は一例である。電話帳記憶部241は、図3に示した項目以外の情報を記憶してもよいし、図3に示した全ての情報を記憶しなくてもよい。例えば、電話帳記憶部241は、個人のメールアドレスや、団体のFAX番号、個人が所属する部署の名称等を記憶してもよい。
ロゴリスト242は、ロゴの画像データを記憶する。図4に、ロゴリスト242の一例を示す。図4に示すように、ロゴリスト242は、「ロゴID」、「画像」、「名称」といった項目を有する。
「ロゴID」は、電話帳記憶部241が有するロゴIDに対応する。「画像」は、ロゴの画像データを示す。なお、図4では、ロゴリスト242が、項目「画像」に画像データを記憶する例を示したが、ロゴリスト242は、項目「画像」に、ロゴの画像データが記憶されているフォルダ又はディレクトリの名称と、画像データのファイル名とを記憶してもよい。「名称」は、「画像」に記憶されているロゴによって示される団体の名称等を示す。なお、「名称」は、ロゴによって示される複数の団体のうち、代表となる団体の名称であってもよい。
なお、図4に示したロゴリスト242が記憶する項目は一例である。ロゴリスト242は、図4に示した項目以外の情報を記憶してもよいし、図4に示した全ての情報を記憶しなくてもよい。例えば、ロゴリスト242は、「名称」を記憶しなくてもよい。
制御部250は、携帯端末装置200の動作を制御する。図2に示した例では、制御部250は、通信制御部251と、リーダ制御部252と、ロゴ検索部253と、電話帳管理部254と、表示画面制御部255とを有する。
通信制御部251は、携帯端末装置200と、基地局等の外部装置との間で行われる通信処理を制御する。例えば、通信制御部251は、呼制御や、各種データの送受信制御等を行う。
リーダ制御部252、ロゴ検索部253、電話帳管理部254、表示画面制御部255は、リーダ部230によって生成された画像データに含まれる情報を記憶部240に格納する格納処理と、ロゴをキーに記憶部240から各種情報を検索する検索処理とを行う。以下では、リーダ制御部252、ロゴ検索部253、電話帳管理部254、表示画面制御部255による処理を、(1)格納処理と、(2)検索処理とに分けて説明する。
まず、(1)格納処理時におけるリーダ制御部252、ロゴ検索部253、電話帳管理部254、表示画面制御部255の処理について説明する。
リーダ制御部252は、利用者によって入力部210を用いて撮影操作等が行われた場合に、リーダ部230を制御することにより、リーダ部230に撮影処理を行わせる。そして、リーダ制御部252は、リーダ部230によって生成される画像データを取得して、取得した画像データから文字情報やロゴを抽出する。
ここで、図5を用いて、リーダ部230によって名刺が撮影された場合におけるリーダ制御部252による処理について説明する。図5は、リーダ部230によって撮影される名刺の一例を示す図である。図5に例示した名刺10Mは、情報11M〜15Mを有する。情報11Mは、部署名を示す。情報12Mは、氏名を示す。情報13Mは、企業名を示す。情報14Mは、情報13Mに記載されている企業の住所又は居所、電話番号、FAX番号を示す。情報15Mは、情報13Mに記載されている企業のロゴを示す。
リーダ制御部252は、リーダ部230によって図5に示した名刺10Mの画像データが生成された場合に、かかる画像データから、文字情報やロゴを抽出する。具体的には、リーダ制御部252は、まず、画像データから、背景色が連続して隣接している画素の数が所定の閾値以下である画素の集合を抽出する。なお、以下では、背景色が連続して隣接している画素の数を「連続距離数」と表記し、連続距離数が閾値以下である画素の集合を「ブロック画像」と表記する場合がある。
例えば、図5に示した例において、名刺10Mの背景色が白色であるものとする。そして、名刺10Mの情報11M〜14Mに記載されている文字が黒色であり、情報15Mに記載されているロゴが白色以外であるものとする。このような場合に、情報11Mによって示される矩形内には、背景色の白色と文字色の黒色とが混在することになる。ここで、情報11Mによって示される矩形内の連続距離数が所定の閾値以下であるものとする。かかる場合に、リーダ制御部252は、名刺10Mの画像データから、情報11Mによって示される矩形内の画素の集合をブロック画像として抽出する。同様にして、情報12M〜15Mによって示される矩形内の連続距離数が閾値以下であるものとする。かかる場合に、リーダ制御部252は、情報12M〜15Mによって示される矩形内の画像の集合をブロック画像として抽出する。
続いて、リーダ制御部252は、画像データから抽出したブロック画像から、ロゴが含まれるブロック画像を選択する。具体的には、リーダ制御部252は、抽出したブロック画像と、名刺10Mの四隅との距離を計測する。そして、リーダ制御部252は、名刺10Mの上辺との距離が短く、かつ、名刺10Mの左辺又は右辺との距離が短いブロック画像を2個選択する。図5に示した例では、リーダ制御部252は、名刺10Mの上辺との距離が短く、かつ、名刺10Mの左辺又は右辺との距離が短いブロック画像として、情報11Mのブロック画像と、情報15Mのブロック画像を選択する。このようにブロック画像を選択する理由は、一般に、名刺に記載されているロゴは、名刺の上部、かつ、名刺の端に配置されていることが多いからである。
そして、リーダ制御部252は、選択した2個のブロック画像を解析して、ブロック画像に含まれる情報が文字と認識される確率(以下、「文字認識率」と表記する場合がある)を測定する。そして、リーダ制御部252は、選択した2個のブロック画像の中に、文字認識率が所定の閾値よりも小さいブロック画像が存在する場合には、かかるブロック画像に含まれる情報を文字として分析できないと判定する。言い換えれば、リーダ制御部252は、文字認識率が所定の閾値よりも小さいブロック画像に含まれる情報がロゴであると判定する。なお、以下では、文字認識率が所定の閾値よりも小さい情報を含むブロック画像を「分析不可画像」と表記する場合がある。
一方、リーダ制御部252は、選択した2個のブロック画像の中に、文字認識率が所定の閾値以上であるブロック画像が存在する場合には、かかるブロック画像に含まれる文字のフォントサイズを測定する。そして、リーダ制御部252は、フォントサイズが所定の閾値よりも大きい場合には、かかるブロック画像が分析不可画像であると判定する。一方、リーダ制御部252は、フォントサイズが所定の閾値以下である場合には、かかるブロック画像が分析不可画像でないと判定する。このように、フォントサイズが所定の閾値よりも大きい場合に分析不可画像であると判定する理由は、一般に、名刺に記載されている文字のフォントサイズは、所定値よりも小さいからである。したがって、名刺に記載されている文字のうち、フォントサイズが所定値以上である文字は、ロゴに用いられていると判定できる。
そして、リーダ制御部252は、分析不可画像でないと判定したブロック画像から、文字情報を取得する。図5に示した例では、情報15Mのブロック画像に含まれる情報が文字でないので、リーダ制御部252は、情報15Mのブロック画像が分析不可画像であると判定する。すなわち、リーダ制御部252は、分析不可画像でないと判定した情報11M〜14Mのブロック画像に含まれる文字情報を取得する。具体的には、リーダ制御部252は、情報11Mのブロック画像から文字情報「○○○事業部」を取得し、情報12Mのブロック画像から文字情報「名刺 太郎」を取得し、情報13Mのブロック画像から文字情報「△△△株式会社」を取得する。また、リーダ制御部252は、情報14Mのブロック画像から文字情報「〒100−XXXX 東京都・・・」と、文字情報「TEL:xx−yyyy−zzzz」と、文字情報「FAX:xx−yyyy−zzzw」とを取得する。
このようにして、リーダ制御部252は、リーダ部230によって生成された画像データからブロック画像を抽出し、抽出したブロック画像から分析不可画像を選択することにより、ロゴを含むブロック画像を特定する。そして、リーダ制御部252は、分析不可画像でないと判定したブロック画像から文字情報を取得する。
ロゴ検索部253は、ロゴリスト242に記憶されているロゴのうち、リーダ制御部252によって特定された分析不可画像に含まれるロゴとの類似度が所定の閾値よりも大きいロゴを検索する。
具体的には、ロゴ検索部253は、リーダ制御部252によって分析不可画像が特定された場合に、かかる分析不可画像に含まれるロゴをロゴリスト242に登録するか否かを利用者に問い合わせる。このとき、ロゴ検索部253は、後述する表示画面制御部255に対して、ロゴを登録するか否かを問い合わせる問合せ画面を出力部220に表示するように指示する。
そして、ロゴ検索部253は、問合せ画面において、利用者がロゴを登録する旨の操作を行った場合に、ロゴリスト242から、リーダ制御部252によって特定された分析不可画像に含まれるロゴと類似するロゴを検索する。続いて、ロゴ検索部253は、ロゴリスト242から類似するロゴを検索できた場合には、検索したロゴのロゴIDをリーダ制御部252に通知する。一方、ロゴ検索部253は、類似するロゴを検索できなかった場合には、分析不可画像に含まれるロゴのロゴIDを採番する。そして、ロゴ検索部253は、分析不可画像に含まれるロゴと、採番したロゴIDとを対応付けてロゴリスト242に格納する。そして、ロゴ検索部253は、分析不可画像に含まれるロゴのロゴIDをリーダ制御部252に通知する。
電話帳管理部254は、リーダ制御部252によって取得された文字情報と、ロゴ検索部253からロゴ検索部253に通知されたロゴIDとを、電話帳記憶部241に格納する。
表示画面制御部255は、格納処理時には、前述したロゴ検索部253からの指示に従って、分析不可画像に含まれるロゴをロゴリスト242に登録するか否かを利用者に問い合わせる画面を出力部220に表示制御する。
ここで、リーダ制御部252、ロゴ検索部253、電話帳管理部254による格納処理について具体例を用いて説明する。なお、電話帳記憶部241は、図3に示した各種情報を記憶し、ロゴリスト242は、図4に示した各種情報を記憶しているものとする。また、リーダ部230によって、図5に示した名刺10Mの画像データが生成されたものとする。また、上記例のように、リーダ制御部252は、情報11M〜14Mのブロック画像が分析不可画像でないと判定し、情報15Mのブロック画像が分析不可画像であると判定するものとする。
かかる場合に、ロゴ検索部253は、情報15Mのブロック画像に含まれるロゴが、図4に例示したロゴリスト242に記憶されていないので、情報15Mのブロック画像に含まれるロゴを識別するロゴIDを採番する。ここでは、ロゴ検索部253は、ロゴID「L004」を採番するものとする。かかる場合に、ロゴ検索部253は、情報15Mのブロック画像に含まれるロゴと、ロゴID「L004」とをロゴリスト242に格納する。このとき、ロゴ検索部253は、ロゴリスト242の「名称」に、情報13Mのブロック画像から取得された文字情報「△△△株式会社」を格納してもよい。
続いて、電話帳管理部254は、リーダ制御部252によって情報11M〜14Mのブロック画像から取得された文字情報と、ロゴ検索部253によって採番されたロゴID「L004」とを電話帳記憶部241に格納する。例えば、電話帳管理部254は、情報12Mのブロック画像から取得された文字情報「名刺 太郎」を電話帳記憶部241の「氏名」に格納する。また、例えば、電話帳管理部254は、情報13Mのブロック画像から取得された文字情報「△△△株式会社」を電話帳記憶部241の「団体名」に格納する。
次に、(2)検索処理時におけるロゴ検索部253、電話帳管理部254、表示画面制御部255の処理について説明する。なお、リーダ制御部252は、検索処理時に処理を行わない。
まず、電話帳管理部254は、利用者によって、ロゴを検索キーとして各種情報を検索する旨の操作が行われた場合に、ロゴ検索部253を起動する。そして、ロゴ検索部253は、電話帳管理部254によって起動された場合に、ロゴリスト242から、「画像」に記憶されているロゴを取得する。そして、ロゴ検索部253は、表示画面制御部255に対して、ロゴリスト242から取得したロゴを利用者に選択させる画面を出力部220に表示するように指示する。以下では、ロゴを利用者に選択させる画面を「ロゴ選択メニュー画面」と表記する場合がある。
ロゴ検索部253から指示を受け付けた表示画面制御部255は、ロゴ検索部253によって検索されたロゴを含むロゴ選択メニュー画面を出力部220に表示制御する。ここで、図6に、ロゴ選択メニュー画面の一例を示す。図6に示すように、表示画面制御部255は、ロゴ検索部253によってロゴリスト242から検索されたロゴを含むロゴ選択メニュー画面10Gを出力部220に表示制御する。これにより、利用者は、入力部210を用いて、ロゴ選択メニュー画面10Gから検索キーとするロゴを選択することができる。
電話帳管理部254は、ロゴ選択メニュー画面において選択されたロゴのロゴIDに対応する各種情報を電話帳記憶部241から取得する。そして、電話帳管理部254は、表示画面制御部255に対して、電話帳記憶部241から取得した各種情報を出力部220に表示するように指示する。かかる指示を受け付けた表示画面制御部255は、電話帳管理部254によって電話帳記憶部241から取得された各種情報を含む画面を出力部220に表示制御する。なお、以下では、電話帳管理部254によって電話帳記憶部241から取得された各種情報を含む画面を「検索結果画面」と表記する場合がある。
ここで、ロゴ検索部253、電話帳管理部254、表示画面制御部255による検索処理について具体例を用いて説明する。なお、電話帳記憶部241は、図3に示した各種情報を記憶し、ロゴリスト242は、図4に示した各種情報を記憶しているものとする。また、表示画面制御部255によって、図6に例示したロゴ選択メニュー画面10Gが出力部220に表示制御されたものとする。そして、利用者によって、ロゴ選択メニュー画面10Gの右下に表示されている文字「Abc」を含むロゴが選択されたものとする。
かかる場合に、ロゴ検索部253は、ロゴリスト242から、利用者によって選択されたロゴに対応するロゴID「L003」を電話帳管理部254に通知する。そして、電話帳管理部254は、電話帳記憶部241から、ロゴID「L003」に対応する各種情報を取得する。具体的には、電話帳管理部254は、電話帳記憶部241から、ロゴIDが「L003」であるレコードを3個取得する。
そして、表示画面制御部255は、電話帳管理部254によって取得された各種情報を含む検索結果画面を出力部220に表示制御する。ここで、図7に、検索結果画面の一例を示す。図7に示すように、表示画面制御部255は、ロゴ検索部253によって電話帳記憶部241から取得された各種情報を出力部220に一覧表示する。具体的には、表示画面制御部255は、検索キーである「ロゴ」を表示制御するとともに、ロゴ検索部253によって電話帳記憶部241から取得された「氏名」と「電話番号」とを一覧表示する。なお、表示画面制御部255は、図7に示した検索結果画面20Gの例に限らず、「ふりがな」、「住所」、「団体名」等を一覧表示してもよい。
なお、上述した記憶部240は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。また、上述した制御部250は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路等である。
[実施例2に係る携帯端末装置による格納処理]
次に、図8を用いて、実施例2に係る携帯端末装置200による格納処理の手順について説明する。図8は、実施例2に係る携帯端末装置200による格納処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、携帯端末装置200のリーダ制御部252は、利用者によって撮影操作等が行われた場合に、リーダ部230によって生成された画像データに対して画像分析処理を行う(ステップS101)。リーダ制御部252は、かかる画像分析処理において、画像データからブロック画像を抽出し、抽出したブロック画像から分析不可画像を選択する。また、リーダ制御部252は、分析不可画像以外のブロック画像から文字情報を取得する。なお、リーダ制御部252による画像分析処理については、図9を用いて後述する。
続いて、リーダ制御部252は、画像分析処理において分析不可画像と判定したブロック画像が存在する場合には(ステップS102肯定)、かかる分析不可画像をロゴ検索部253に通知する(ステップS103)。言い換えれば、リーダ制御部252は、リーダ部230によって生成された画像データに、ロゴを含むブロック画像が含まれる場合には、かかるブロック画像をロゴ検索部253に通知する。
続いて、携帯端末装置200のロゴ検索部253は、リーダ制御部252から分析不可画像を通知された場合に、表示画面制御部255に対して、問合せ画面を表示するように指示する。かかる指示を受け付けた表示画面制御部255は、ロゴを登録するか否かを問い合わせる問合せ画面を出力部220に表示制御する(ステップS104)。
続いて、ロゴ検索部253は、問合せ画面においてロゴを登録する旨の操作が行われた場合に(ステップS105肯定)、ロゴリスト242から、分析不可画像に含まれるロゴとの類似度が所定の閾値よりも大きいロゴを検索する(ステップS106)。
そして、ロゴ検索部253は、ロゴリスト242から類似するロゴを検索できた場合には(ステップS107肯定)、検索したロゴのロゴIDをリーダ制御部252に通知する(ステップS109)。一方、ロゴ検索部253は、類似するロゴを検索できなかった場合には(ステップS107否定)、分析不可画像に含まれるロゴのロゴIDを採番して、かかるロゴとロゴIDとをロゴリスト242に格納する(ステップS108)。そして、ロゴ検索部253は、ロゴリスト242に格納したロゴIDをリーダ制御部252に通知する(ステップS109)。
なお、ロゴ検索部253は、問合せ画面においてロゴを登録する旨の操作が行われなかった場合には(ステップS105否定)、処理を終了する。このとき、ロゴ検索部253は、リーダ制御部252に対して、ロゴを登録する旨の操作が行われなかった旨を通知してもよい。
続いて、リーダ制御部252は、ロゴ検索部253から受信したロゴIDや、画像分析処理においてブロック画像から取得した文字情報等を電話帳管理部254に通知する(ステップS110)。そして、電話帳管理部254は、リーダ制御部252から受け付けたロゴIDや、文字情報等を電話帳記憶部241に格納する(ステップS111)。
なお、電話帳管理部254は、リーダ制御部252からロゴIDを通知されなかった場合には、処理を終了してもよいし、リーダ制御部252から受け付けた文字情報等を電話帳記憶部241に格納してもよい。
[画像分析処理手順]
次に、図9を用いて、図8のステップS101に示した画像分析処理の手順について説明する。図9は、リーダ制御部252による画像分析処理手順を示すフローチャートである。なお、図9では、リーダ部230によって名刺が撮影され、かかる名刺の画像データが生成された場合を例に挙げて説明する。
図9に示すように、リーダ制御部252は、リーダ部230によって生成された画像データから、背景色の連続距離数が閾値以下であるブロック画像を抽出する(ステップS201)。
続いて、リーダ制御部252は、抽出した各ブロック画像について、ブロック画像と、画像データである名刺の四隅との距離を計測する(ステップS202)。そして、リーダ制御部252は、名刺の上辺との距離が短く、かつ、名刺の左辺又は右辺との距離が短いブロック画像を2個選択する(ステップS203)。
続いて、リーダ制御部252は、選択した2個のブロック画像の文字認識率を測定する(ステップS204)。そして、リーダ制御部252は、文字認識率が所定の閾値よりも小さいブロック画像が存在する場合には(ステップS205肯定)、かかるブロック画像が分析不可画像であると判定する(ステップS206)。
一方、リーダ制御部252は、文字認識率が所定の閾値以上であるブロック画像が存在する場合には(ステップS205否定)、かかるブロック画像内における文字のフォントサイズを測定する。そして、リーダ制御部252は、フォントサイズが所定の閾値よりも大きい場合には(ステップS207肯定)、かかるブロック画像が分析不可画像であると判定する(ステップS206)。一方、リーダ制御部252は、フォントサイズが所定の閾値以下である場合には(ステップS207否定)、かかるブロック画像が分析不可画像でないと判定する(ステップS208)。そして、リーダ制御部252は、分析不可画像でないと判定したブロック画像から、文字情報を取得する(ステップS209)。
[実施例2に係る携帯端末装置による検索処理]
次に、図10を用いて、実施例2に係る携帯端末装置200による検索処理の手順について説明する。図10は、実施例2に係る携帯端末装置200による検索処理手順を示すフローチャートである。なお、図10では、ロゴを検索キーとして各種情報を検索する処理について説明し、検索キーがロゴ以外の情報である検索処理については説明を省略する。
図10に示すように、携帯端末装置200の電話帳管理部254は、ロゴを検索キーとして各種情報を検索する旨の操作が行われた場合に(ステップS301肯定)、ロゴ検索部253を起動する(ステップS302)。
電話帳管理部254によって起動されたロゴ検索部253は、ロゴリスト242の「画像」に記憶されているロゴを検索し、表示画面制御部255に対してロゴ選択メニュー画面を出力部220に表示するように指示する。かかる指示を受け付けた表示画面制御部255は、ロゴ選択メニュー画面を出力部220に表示制御する(ステップS303)。
そして、ロゴ検索部253は、ロゴ選択メニュー画面において利用者によって選択されたロゴのロゴIDをロゴリスト242から取得する(ステップS304)。そして、ロゴ検索部253は、ロゴリスト242から取得したロゴIDを電話帳管理部254に通知する(ステップS305)。
続いて、電話帳管理部254は、ロゴ検索部253から通知されたロゴIDに対応する各種情報を電話帳記憶部241から取得する(ステップS306)。そして、電話帳管理部254は、電話帳記憶部241から各種情報を取得できた場合に(ステップS307肯定)、表示画面制御部255に対して、検索結果画面を表示するように指示する。かかる指示を受け付けた表示画面制御部255は、電話帳管理部254によって電話帳記憶部241から取得された各種情報を含む検索結果画面を出力部220に表示制御する(ステップS308)。
一方、電話帳管理部254は、電話帳記憶部241から各種情報を取得できなかった場合には(ステップS307否定)、処理を終了する。このとき、電話帳管理部254は、ロゴ選択メニュー画面において選択されたロゴに対応する情報が存在しない旨の情報を表示するように表示画面制御部255に指示してもよい。
[実施例2の効果]
上述してきたように、実施例2に係る携帯端末装置200は、団体情報や個人情報と、ロゴとを対応付けて記憶する。そして、携帯端末装置200は、利用者によって選択されたロゴを検索キーとして取得した団体情報や個人情報を一覧表示する。すなわち、実施例2に係る携帯端末装置200を用いる利用者は、ロゴ毎に、団体情報や個人情報を検索することができる。一般に、団体名が異なる場合であっても、同一のグループに属する団体を示すロゴは同一である。したがって、利用者は、同一グループの団体毎に、団体情報や個人情報を検索することができる。
また、実施例2に係る携帯端末装置200は、リーダ制御部252が、リーダ部230によって生成された画像データから文字情報及びロゴを抽出する。そして、携帯端末装置200は、電話帳管理部254が、リーダ制御部252によって抽出された文字情報とロゴとを対応付けて記憶部240に格納する。これにより、実施例2に係る携帯端末装置200を用いる利用者は、名刺等を撮影することにより、かかる名刺に記載されている文字情報とロゴとを携帯端末装置200の電話帳データに格納することができる。
また、実施例2に係る携帯端末装置200は、リーダ部230によって生成された画像データに含まれる情報のうち、文字認識率が所定の閾値よりも小さい情報をロゴとして抽出する。これにより、携帯端末装置200は、名刺等に記載されている各種情報からロゴを正確に抽出することができる。
また、実施例2に係る携帯端末装置200は、リーダ部230によって生成された画像データに含まれる情報のうち、フォントサイズが所定の閾値よりも大きい情報をロゴとして抽出する。これにより、携帯端末装置200は、名刺等に記載されている各種情報からロゴを正確に抽出することができる。
また、実施例2に係る携帯端末装置200は、名刺等から抽出したロゴと類似するロゴがロゴリスト242に存在する場合には、かかるロゴと、名刺等から抽出した団体情報と個人情報とを対応付けて記憶部240に格納する。これにより、携帯端末装置200は、類似するロゴに対応付けて、団体情報や個人情報を管理することができる。
ところで、本願の開示する携帯端末装置、電話帳検索方法及び電話帳検索プログラムは、上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、実施例3では、本願の開示する携帯端末装置、電話帳検索方法及び電話帳検索プログラムの他の実施例について説明する。
[画像分析処理(1)]
上記実施例2では、リーダ制御部252が、図9に示した画像分析処理を行うことにより、ブロック画像が分析不可画像であるか否かを判定する例を示した。しかし、リーダ制御部252は、図9に示した全ての処理を行わずにブロック画像が分析不可画像であるか否かを判定してもよい。
例えば、リーダ制御部252は、画像データから抽出したブロック画像のうち、文字認識率が所定の閾値よりも小さいブロック画像を分析不可画像とし、文字認識率が所定の閾値以上であるブロック画像を分析不可画像としてもよい。かかる例の場合には、リーダ制御部252は、ブロック画像の画像データにおける位置や、ブロック画像に含まれる文字のフォントサイズに基づいて、ブロック画像が分析不可画像であるか否かを判定しないことになる。また、例えば、リーダ制御部252は、画像データから抽出したブロック画像のうち、ブロック画像に含まれる文字のフォントサイズのみに基づいて、ブロック画像が分析不可画像であるか否かを判定してもよい。
[画像分析処理(2)]
また、上記実施例2では、リーダ制御部252が、図9に示した画像分析処理を行うことにより、ブロック画像が分析不可画像であるか否かを判定する例を示した。すなわち、上記実施例2では、リーダ制御部252によって、画像データからロゴを抽出する処理が行われていた。しかし、リーダ制御部252は、画像データから抽出したブロック画像を出力部220に一覧表示し、いずれのブロック画像にロゴが含まれているかを利用者に選択させてもよい。同様に、リーダ制御部252は、ブロック画像を出力部220に一覧表示し、いずれのブロック画像に氏名、住所、電話番号等が含まれているかを利用者に選択させてもよい。
[画像分析処理(3)]
また、上記実施例2では、図9のステップS203に示すように、リーダ制御部252が、ブロック画像の画像データにおける位置に基づいて、2個のブロック画像を選択する例を示した。しかし、リーダ制御部252は、図9のステップS203において、ブロック画像の画像データにおける位置に基づいて、1個のブロック画像や、3個以上のブロック画像を選択してもよい。
[格納処理(1)]
また、上記実施例2では、図8のステップS106に示すように、ロゴ検索部253が、名刺等から抽出したロゴと類似するロゴをロゴリスト242から検索する例を示した。しかし、ロゴ検索部253は、名刺等から抽出したロゴと類似するロゴをロゴリスト242から検索しなくてもよい。例えば、ロゴ検索部253は、ロゴリスト242に記憶されているロゴを一覧表示し、名刺等から抽出したロゴと類似又は同一のロゴを利用者に選択させてもよい。
[格納処理(2)]
また、上記実施例2では、図8のステップS106、S108、S111に示すように、名刺等から抽出したロゴと類似するロゴをロゴリスト242から検索した後に、ロゴ検索部253や電話帳管理部254が格納処理を行う例を示した。しかし、ロゴ検索部253や電話帳管理部254は、類似するロゴをロゴリスト242から検索する処理を行わずに、名刺等から抽出した団体情報、個人情報、ロゴ等を対応付けてロゴリスト242や電話帳記憶部241に格納してもよい。かかる場合に、電話帳管理部254は、ロゴ選択メニュー画面で選択されたロゴのロゴIDに対応する各種情報を電話帳記憶部241から取得するとともに、選択されたロゴと類似するロゴのロゴIDに対応する各種情報を電話帳記憶部241から取得してもよい。そして、表示画面制御部255は、電話帳管理部254によって電話帳記憶部241から取得された各種情報を含む検索結果画面を出力部220に表示制御してもよい。
[システム構成等]
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図2に示した電話帳記憶部241とロゴリスト242とは統合されてもよい。
[プログラム]
また、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図11を用いて、図1に示した携帯端末装置100と同様の機能を有する電話帳検索プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図11は、電話帳検索プログラムを実行するコンピュータを示す図である。図11に示すように、コンピュータ1000は、RAM1010と、キャッシュ1020と、HDD1030と、ROM1040と、CPU1050、バス1060とを有する。RAM1010、キャッシュ1020、HDD1030、ROM1040、CPU1050は、バス1060によって接続されている。
ROM1040には、図1に示した携帯端末装置100と同様の機能を発揮する電話帳検索プログラムが予め記憶されている。具体的には、ROM1040には、抽出プログラム1041と、格納プログラム1042と、特定プログラム1043と、表示プログラム1044とが記憶されている。
そして、CPU1050は、これらの抽出プログラム1041と、格納プログラム1042と、特定プログラム1043と、表示プログラム1044とを読み出して実行する。これにより、図11に示すように、抽出プログラム1041は、抽出プロセス1051になり、格納プログラム1042は、格納プロセス1052になる。また、特定プログラム1043は、特定プロセス1053になり、表示プログラム1044は、表示プロセス1054になる。なお、抽出プロセス1051は、図1に示した抽出部110に対応し、格納プロセス1052は、図1に示した格納部120に対応し、特定プロセス1053は、図1に示した特定部140に対応し、表示プロセス1054は、図1に示した表示部150に対応する。
また、HDD1030には、図11に示すように、ロゴタイプ記憶部1031が設けられる。ロゴタイプ記憶部1031は、図1に示したロゴタイプ記憶部130に対応する。
なお、上記した各プログラム1041〜1044については、必ずしもROM1040に記憶させなくてもよい。例えば、コンピュータ1000に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」にプログラム1041〜1044を記憶させてもよい。または、コンピュータ1000の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」にプログラム1041〜1044を記憶させてもよい。または、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ1000に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」にプログラム1041〜1044を記憶させてもよい。そして、コンピュータ1000は、上述したフレキシブルディスク等から各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
100、200 携帯端末装置
110 抽出部
120 格納部
130 ロゴタイプ記憶部
140 特定部
150 表示部
210 入力部
220 出力部
230 リーダ部
240 記憶部
241 電話帳記憶部
242 ロゴリスト
250 制御部
251 通信制御部
252 リーダ制御部
253 ロゴ検索部
254 電話帳管理部
255 表示画面制御部
1000 コンピュータ
1010 RAM
1020 キャッシュ
1030 HDD
1031 ロゴタイプ記憶部
1040 ROM
1041 抽出プログラム
1042 格納プログラム
1043 特定プログラム
1044 表示プログラム
1050 CPU
1051 抽出プロセス
1052 格納プロセス
1053 特定プロセス
1054 表示プロセス
1060 バス

Claims (7)

  1. 画像データから、団体情報または個人情報と、ロゴタイプとを抽出する抽出部と、
    前記抽出部によって抽出された団体情報または個人情報と対応付けて、ロゴタイプをロゴタイプ記憶部に格納する格納部と、
    前記ロゴタイプ記憶部に記憶されているロゴタイプのうち、検索対象とするロゴタイプをロゴタイプの一覧から選択させて特定する特定部と、
    前記特定部において特定されたロゴタイプに対応する団体情報または個人情報を表示する表示部と
    を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記抽出部は、前記画像データに含まれる情報のうち、文字と認識される確率である文字認識率が所定の閾値よりも小さい情報をロゴタイプとして抽出し、文字認識率が所定の閾値以上である情報を団体情報又は個人情報として抽出することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記ロゴタイプ記憶部から、前記抽出部によって抽出されたロゴタイプとの類似度が所定の閾値よりも大きいロゴタイプを検索する検索部をさらに備え、
    前記格納部は、前記検索部によってロゴタイプが検索された場合には、前記検索部によって検索されたロゴタイプを、前記抽出部によって抽出された団体情報または個人情報と対応付けて前記ロゴタイプ記憶部に格納し、前記検索部によってロゴタイプが検索されなかった場合には、前記抽出部によって抽出されたロゴタイプを、前記抽出部によって抽出された団体情報または個人情報と対応付けて前記ロゴタイプ記憶部に格納することを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記抽出部は、前記画像データに含まれる情報のうち、サイズが所定の閾値よりも大きい情報をロゴタイプとして抽出し、サイズが所定の閾値以下である情報を団体情報又は個人情報として抽出することを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末装置。
  5. 前記表示部は、前記特定部において特定されたロゴタイプとの類似度が所定の閾値よりも大きいロゴタイプに対応する団体情報または個人情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  6. 携帯端末装置で実行される電話帳検索方法であって、
    画像データから、団体情報または個人情報と、ロゴタイプとを抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップによって抽出された団体情報または個人情報と対応付けて、ロゴタイプをロゴタイプ記憶部に格納する格納ステップと、
    前記ロゴタイプ記憶部に記憶されているロゴタイプのうち、検索対象とするロゴタイプをロゴタイプの一覧から選択させて特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにおいて特定されたロゴタイプに対応する団体情報または個人情報を表示する表示ステップと
    を含むことを特徴とする電話帳検索方法。
  7. 携帯端末装置で実行される電話帳検索プログラムであって、
    前記携帯端末装置に、
    画像データから、団体情報または個人情報と、ロゴタイプとを抽出する抽出手順と、
    前記抽出手順によって抽出された団体情報または個人情報と対応付けて、ロゴタイプをロゴタイプ記憶部に格納する格納手順と、
    前記ロゴタイプ記憶部に記憶されているロゴタイプのうち、検索対象とするロゴタイプをロゴタイプの一覧から選択させて特定する特定手順と、
    前記特定手順において特定されたロゴタイプに対応する団体情報または個人情報を表示する表示手順と
    を実行させることを特徴とする電話帳検索プログラム。
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