JP5427433B2 - 通信システム、無線基地局及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線基地局及び複数の無線端末を有し、無線基地局から複数の無線端末へ同一の情報であるビット列を分割して得られる複数のコードブロックを含んだパケットを同時に送信する通信システム、当該通信システムにおける無線基地局、及び、当該通信システムにおける通信方法に関する。
無線基地局から複数の無線端末へ同一の情報を同時に送信するマルチキャスト通信が行われる場合、ハイブリッド自動再送(HARQ)が採用されることがある。このHARQは、自動再送(ARQ)と前方誤り検出符号(FEC)を用いた誤り検出とを組み合わせることにより、無線端末における誤り検出能力を向上させるものである。
具体的には、無線基地局は、複数の無線端末に向けて同時に同一のビット列を複数回送信する。一方、複数の無線端末は、複数回受信した同一のビット列を合成し、その合成結果から各ビットの値を決定する。これにより、時間ダイバーシティ効果が得られ、誤り検出能力が向上する。
また、無線基地局は、受信装置内の復号器による演算処理の都合により、ビット列を所定長のコードブロックと称される単位に分割して送信する場合がある。
例えば、特許文献1に記載された技術では、送信装置は、情報のビット列を複数のブロックに分割する。次に、送信装置は、各ブロックに誤り検出符号であるCRC(Cyclic Redundancy Check)のビット列を付加して、コードブロックを生成する。更に、送信装置は、コードブロックを符号化して送信する。一方、受信装置は、コードブロック毎に復号を行い、更に、コードブロックに含まれるCRCビット列に基づいて、当該コードブロックに含まれる情報ビット列の誤り検出を行う。
特開2005−295192号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術では、1つの無線端末において、1つのコードブロック内の情報ビット列にのみエラーが生じた場合にも、無線基地局は、全てのコードブロックを再送している。このため、効率的な再送制御ができなかった。
上記問題点に鑑み、本発明は、複数の無線端末におけるコードブロックの通信品質に応じた効率的な再送制御を可能とした通信システム、無線基地局、及び、通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。本発明の第1の特徴は、無線基地局(無線基地局1)及び複数の無線端末(無線端末2A乃至2D)を有し、前記無線基地局から前記複数の無線端末へ同一の情報であるビット列を分割して得られる複数のコードブロックを含んだパケットを同時に送信する通信システム(無線通信システム10)であって、前記無線基地局は、前記コードブロックと誤り検出用の冗長ビットとからなる複数の伝送単位パケットを前記複数の無線端末へ送信するパケット送信部(無線通信部106)とを備え、前記複数の無線端末は、前記無線基地局からの前記複数の伝送単位パケットを受信し、前記伝送単位パケットに対応する冗長ビットに基づく前記コードブロックの尤度を前記伝送単位パケット毎に求め、前記伝送単位パケット毎の尤度を前記無線基地局へ送信する通信品質送信部(無線通信部206)とを備え、前記無線基地局は、前記複数の無線端末からの前記伝送単位パケット毎の尤度を受信する通信品質受信部(無線通信部106)と、前記複数の無線端末からの前記伝送単位パケット毎の尤度を前記伝送単位パケット毎に合計して合計値を求め、前記合計値の逆数に応じた比率となるように前記複数の伝送単位パケットのそれぞれに対応する再送用パケットの伝送単位を設定する再送時伝送単位設定部(伝送単位設定部162)と、前記設定された比率に応じた伝送単位の再送用パケットを前記複数の無線端末へ送信するパケット再送部(無線通信部106)とを備えることを要旨とする。
このような通信システムによれば、送信側の無線基地局は、コードブロックと誤り検出用の冗長ビットとからなる複数のパケットを、送信時の伝送単位毎に抜き出して結合することにより、第1伝送用パケットを生成し、同時に複数の無線端末へ送信する。一方、受信側の複数の無線端末は、受信した第1伝送用パケットに含まれるコードブロック毎の通信品質を測定して送信する。更に、無線基地局は、複数の無線端末によって測定されたコードブロック毎の通信品質に基づいて、コードブロック毎に再送時の伝送単位を設定する。この際、無線基地局は、複数の無線端末からのコードブロック毎の通信品質の劣化の度合いに応じた比率となるように、当該コードブロック毎の再送時の伝送単位を設定する。したがって、コードブロック毎に、複数の無線端末によって測定された通信品質に応じて、再送時の伝送単位が異なるようになり、効率的な再送制御が可能となる。
本発明の第2の特徴は、複数の無線端末へ同一の情報であるビット列を分割して得られる複数のコードブロックを含んだパケットを同時に送信する無線基地局であって、前記コードブロックと誤り検出用の冗長ビットとからなる複数の伝送単位パケットを前記複数の無線端末へ送信するパケット送信部と、前記複数の無線端末からの前記伝送単位パケット毎の尤度を受信する通信品質受信部と、前記複数の無線端末からの前記伝送単位パケット毎の尤度を前記伝送単位パケット毎に合計して合計値を求め、前記合計値の逆数に応じた比率となるように前記複数の伝送単位パケットのそれぞれに対応する再送用パケットの伝送単位を設定する再送時伝送単位設定部と、前記設定された比率に応じた伝送単位の再送用パケットを前記複数の無線端末へ送信するパケット再送部とを備えることを要旨とする。
このような無線基地局は、コードブロックと誤り検出用の冗長ビットとからなる複数のパケットを、送信時の伝送単位毎に抜き出して結合することにより、第1伝送用パケットを生成し、同時に複数の無線端末へ送信する。更に、無線基地局は、複数の無線端末によって測定されたコードブロック毎の通信品質に基づいて、コードブロック毎に再送時の伝送単位である再送時の伝送単位を設定する。この際、無線基地局は、複数の無線端末からのコードブロック毎の通信品質の劣化の度合いに応じた比率となるように、当該コードブロック毎の再送時の伝送単位を設定する。したがって、コードブロック毎に、複数の無線端末によって測定された通信品質に応じて、再送時の伝送単位が異なるようになり、効率的な再送制御が可能となる。
本発明の第の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、前記複数の無線端末からの前記複数の伝送単位パケット内の全てのコードブロックの受信が正常に終了していないことを示す異常通知、又は、前記複数の無線端末からの前記複数の伝送単位パケット内の全てのコードブロックの受信が正常に終了したことを示す正常通知の何れかを受信する通知受信部(無線通信部106)を備え、前記パケット再送部は、前記複数の無線端末の何れかからの前記異常通知が受信された場合、又は、前記パケット送信部による送信から所定時間内に前記複数の無線端末の何れかからの前記正常通知が受信されなかった場合に、前記再送用パケットを送信することを要旨とする。
本発明の第の特徴は、本発明の第の特徴に係り、前記複数の無線端末の何れかからの前記正常通知が受信された場合に、前記正常通知の送信元の無線端末以外の無線端末を、前記再送用パケットの送信先として設定することを要旨とする。
このような無線基地局は、第1伝送用パケット内の全てのコードブロックの受信が正常に終了した無線端末については、第2伝送用パケットの送信先から除外するため、再送を受ける必要のない無線端末に対しては、第2伝送用パケットが送信されず、無線端末において不要な受信処理が発生することが防止される。
本発明の第の特徴は、無線基地局及び複数の無線端末を有し、前記無線基地局から前記複数の無線端末へ同一の情報であるビット列を分割して得られる複数のコードブロックを含んだパケットを同時に送信する通信システムにおける通信方法であって、前記無線基地局が、前記コードブロックと誤り検出用の冗長ビットとからなる複数の伝送単位パケットを前記複数の無線端末へ送信するステップと、前記複数の無線端末が、前記無線基地局からの前記複数の伝送単位パケットを受信するステップと、前記複数の無線端末が、前記伝送単位パケットに対応する前記冗長ビットに基づく前記コードブロックの尤度を前記伝送単位パケット毎に求めるステップと、前記複数の無線端末が、前記伝送単位パケット毎の尤度を前記無線基地局へ送信するステップと、前記無線基地局が、前記複数の無線端末からの前記伝送単位パケット毎の尤度を受信するステップと、前記無線基地局が、前記複数の無線端末からの前記伝送単位パケット毎の尤度を前記伝送単位パケット毎に合計して合計値を求め、前記合計値の逆数に応じた比率となるように前記複数の伝送単位パケットのそれぞれに対応する再送用パケットの伝送単位を設定するステップと、前記無線基地局が、前記設定された比率に応じた伝送単位の再送用パケットを前記複数の無線端末へ送信するステップとを備えることを要旨とする。
本発明によれば、複数の無線端末におけるコードブロックの通信品質に応じた効率的な再送制御が可能となる。
本発明の実施形態に係る通信システムの全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局の概略構成図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局における制御部の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る無線端末の全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係る無線端末における制御部の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るHARQパケットの生成工程を示す図である。 本発明の実施形態に係るCRCチェックの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る再送用HARQパケットの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るCRC再チェックの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る尤度検出の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る再送用HARQパケットの他の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る尤度再検出の一例を示す図である
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。具体的には、(1)通信システムの構成、(2)通信システムの動作、(3)作用・効果、(4)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)通信システムの構成
まず、本発明の実施形態に係る通信システムの構成について、(1.1)通信システムの全体概略構成、(1.2)通信装置の構成の順に説明する。
(1.1)通信システムの全体概略構成
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システムの全体概略図である。図1に示す無線通信システム10は、無線基地局1と、無線端末2A、無線端末2AB及び無線端末2ACとを含む。図1において、無線端末2A乃至2Cは、無線基地局1が提供するセル3に在圏している。
無線基地局1は、マルチキャスト通信により、無線端末2A乃至2Cに対して、同一の情報であるビット列を分割して得られる複数のコードブロックを含んだHARQパケットを同時に送信している。
(1.2)無線基地局の構成
(1.2.1)無線基地局の概略構成
図2は、無線基地局1の概略構成図である。図2に示すように、無線基地局1は、制御部102、記憶部103、有線通信部104、無線通信部106及びアンテナ108を含む。
制御部102は、例えばCPUによって構成され、無線基地局1が具備する各種機能を制御する。記憶部103は、例えばメモリによって構成され、無線基地局1における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
有線通信部104は、図示しない上位のネットワークにおけるゲートウェイサーバ等との間で通信を行う。無線通信部106は、アンテナ108を介して無線信号の送信及び受信を行う。
(1.2.2)無線基地局の詳細構成
次に、無線基地局1の詳細構成、具体的には、制御部102の機能ブロック構成について説明する。図3は、無線基地局1の制御部102の機能ブロック構成図である。
図3に示すように、制御部102は、CRC付加部152、コードブロック生成部154、FECエンコーダ156−1、156−2、156−3、レートマッチング部158−1、158−2、158−3、コードブロック結合部160、伝送単位設定部162及び送信先設定部164を含む。
CRC付加部152は、情報のビット列を入力する。次に、CRC付加部152は、情報ビット列にCRCビット列を付加して、伝送対象のビット列を生成する。更に、CRC付加部152は、伝送対象ビット列をコードブロック生成部154へ出力する。
コードブロック生成部154は、伝送対象ビット列を入力する。次に、コードブロック生成部154は、伝送対象ビット列を所定長のブロック(コードブロック)に分割する。ここでは、コードブロック生成部154は、伝送対象ビット列を3つの所定長のコードブロック(コードブロック#1乃至#3)に分割する。
更に、コードブロック生成部154は、コードブロック#1をFECエンコーダ156−1へ出力する。また、コードブロック生成部154は、コードブロック#2をFECエンコーダ156−2へ出力し、コードブロック#3をFECエンコーダ156−3へ出力する。
FECエンコーダ156−1は、コードブロック#1を入力し、符号化を行う。更に、FECエンコーダ156−1は、符号化後のコードブロック#1を後段のレートマッチング部158−1へ出力する。同様に、FECエンコーダ156−2は、入力したコードブロック#2の符号化を行って、符号化後のコードブロック#2を後段のレートマッチング部158−2へ出力する。更に同様に、FECエンコーダ156−3は、入力したコードブロック#3の符号化を行って、符号化後のコードブロック#3を後段のレートマッチング部158−3へ出力する。符号化後のコードブロック#1乃至#3には、自身の識別情報が含まれている。
レートマッチング部158−1は、符号化後のコードブロック#1を入力する。次に、レートマッチング部158−1は、符号化後のコードブロック#1に、CRCビット列である誤り検出用の冗長ビット#1を付加し、伝送対象パケット#1を生成する。更に、レートマッチング部158−1は、伝送対象パケット#1から、伝送単位設定部162によって設定された伝送単位である、第1伝送単位ずつ抜き出して、コードブロック結合部160へ出力する。
同様に、レートマッチング部158−2は、符号化後のコードブロック#2を入力し、当該符号化後のコードブロック#2に、CRCビット列である誤り検出用の冗長ビット#2を付加して、伝送対象パケット#2を生成する。更に、レートマッチング部158−2は、伝送対象パケット#2を、伝送単位設定部162によって設定された伝送単位である、第2伝送単位ずつ抜き出して、コードブロック結合部160へ出力する。更に同様に、レートマッチング部158−3は、符号化後のコードブロック#3を入力し、当該符号化後のコードブロック#3に、CRCビット列である誤り検出用の冗長ビット#3を付加して、伝送対象パケット#3を生成する。更に、レートマッチング部158−3は、伝送対象パケット#3を、伝送単位設定部162によって設定された伝送単位である、第3伝送単位ずつ抜き出して、コードブロック結合部160へ出力する。なお、冗長ビットには、自身が付加される符号化後のコードブロックの識別情報が含まれている。
伝送単位設定部162は、上述した第1伝送単位乃至第3伝送単位を設定する。具体的には、伝送単位設定部162は、無線端末2A乃至2Cへの最初の送信時には、第1伝送単位乃至第3伝送単位が同一長であり、且つ、第1伝送単位乃至第3伝送単位の合計長が固定長であるHARQパケットのパケット長となるように、第1伝送単位乃至第3伝送単位を設定する。
また、伝送単位設定部162は、無線端末2A乃至2Cへの再送時に、アンテナ108及び無線通信部106を介して、無線端末2A乃至2Cからのコードブロック#1乃至#3の通信品質(後述)を受信した場合には、第1伝送単位乃至第3伝送単位の比率が、無線端末2A乃至2Cからのコードブロック#1乃至#3の通信品質の劣化の度合いに応じた比率となり、且つ、第1伝送単位乃至第3伝送単位の合計長が、固定長であるHARQパケットのパケット長となるように、第1伝送単位乃至第3伝送単位を設定する。
コードブロック結合部160は、伝送対象パケット#1から抜き出された第1伝送単位のパケット、伝送対象パケット#2から抜き出された第2伝送単位のパケット、及び、伝送対象パケット#3から抜き出された第3伝送単位のパケットを入力し、これらを結合してHARQパケットを生成する。更に、コードブロック結合部160は、生成したHARQパケットを送信先設定部164へ出力する。
送信先設定部164は、無線端末2A乃至2Cへの最初の送信時には、HARQパケットの送信先として、セル3内に在圏する無線端末2A乃至2Cを送信先として設定する。更に、送信先設定部164は、設定した送信先の情報をHARQパケットに付加した上で、無線通信部106へ出力する。HARQパケットは、無線通信部106及びアンテナ108を介して、設定された送信先である無線端末2A乃至2Cへ送信される。
また、送信先設定部164は、無線端末2A乃至2Cへの再送時には、アンテナ108及び無線通信部106を介して、無線端末2A乃至2CにおいてHARQパケットが正常受信されたことを示すACK、又は、無線端末2A乃至2CにおいてHARQパケットが正常受信されなかったことを示すNACKを受信した場合、ACKの送信元である無線端末を送信先から除外し、NACKの送信元である無線端末のみを送信先として設定する。更に、上述と同様、送信先設定部164は、設定した送信先の情報をHARQパケットに付加した上で、無線通信部106へ出力する。HARQパケットは、無線通信部106及びアンテナ108を介して、設定された送信先である無線端末へ送信される。
(1.3)無線端末の構成
(1.3.1)無線端末の概略構成
図4は、無線端末2Aの概略構成図である。図4に示すように、無線端末2Aは、制御部202、記憶部203、無線通信部206、アンテナ208、モニタ210、マイク212、スピーカ214及び操作部216を含む。なお、無線端末2AB及び2Cは、無線端末2Aと同様の構成である。
制御部202は、例えばCPUによって構成され、無線端末2Aが具備する各種機能を制御する。記憶部203は、例えばメモリによって構成され、無線端末2Aにおける制御などに用いられる各種情報を記憶する。
無線通信部206は、アンテナ208を介して無線信号の送信及び受信を行う。
モニタ210は、制御部202を介して受信した画像を表示したり、操作内容(入力電話番号やアドレスなど)を表示したりする。マイク212は、音声を集音し、集音された音声に基づく音声データを制御部202へ出力する。スピーカ214は、制御部202から取得した音声データに基づいて音声を出力する。
操作部216は、テンキーやファンクションキーなどによって構成され、ユーザの操作内容を入力するために用いられるインタフェースである。
(1.3.2)無線端末の詳細構成
次に、無線端末2Aの詳細構成、具体的には、制御部202の機能ブロック構成について説明する。図5は、無線端末2Aの制御部202の機能ブロック構成図である。なお、無線端末2B及び2Cの制御部202も、無線端末2Aの制御部202と同様の構成である。
図5に示すように、制御部202は、コードブロック分割部252、レートデマッチング部254−1、254−2、254−3、FECデコーダ256−1、256−2、256−3、通信品質測定部258、コードブロック結合部260、CRCチェック部262を含む。
コードブロック分割部252は、アンテナ208及び無線通信部206を介して、無線基地局1からのHARQパケットを受信する。次に、コードブロック分割部252は、HARQパケット内の符号化後のコードブロックに含まれる当該符号化後のコードブロックの識別情報と、HARQパケット内の冗長ビットに含まれる当該冗長ビットが付加される符号化後のコードブロックの識別情報とを検出する。
次に、コードブロック分割部252は、HARQパケットから符号化後のコードブロック#1の識別情報を含む符号化後のコードブロック#1と冗長ビット#1からなる第1伝送単位のパケットを抜き出し、レートデマッチング部254−1へ出力する。
同様に、コードブロック分割部252は、HARQパケットから符号化後のコードブロック#2の識別情報を含む符号化後のコードブロック#2と冗長ビット#2からなる第2伝送単位のパケットを抜き出し、レートデマッチング部254−2へ出力する。更に同様に、コードブロック分割部252は、HARQパケットから符号化後のコードブロック#3の識別情報を含む符号化後のコードブロック#3と冗長ビット#3からなる第3伝送単位のパケットを抜き出し、レートデマッチング部254−3へ出力する。
レートデマッチング部254−1は、第1伝送単位のパケットを入力し、当該第1伝送単位のパケットからコードブロック#1、冗長ビット#1を抜き出す。更に、レートデマッチング部254−1は、コードブロック#1をFECデコーダ256−1及び通信品質測定部258へ出力し、冗長ビット#1を通信品質測定部258へ出力する。
同様に、レートデマッチング部254−2は、第2伝送単位のパケットを入力し、当該第2伝送単位のパケットからコードブロック#2、冗長ビット#2を抜き出す。更に、レートデマッチング部254−2は、コードブロック#2をFECデコーダ256−2及び通信品質測定部258へ出力し、冗長ビット#2を通信品質測定部258へ出力する。更に同様に、レートデマッチング部254−3は、第3伝送単位のパケットを入力し、当該第3伝送単位のパケットからコードブロック#3、冗長ビット#3を抜き出す。更に、レートデマッチング部254−3は、コードブロック#3をFECデコーダ256−3及び通信品質測定部258へ出力し、冗長ビット#3を通信品質測定部258へ出力する。
通信品質測定部258は、レートデマッチング部254−1からのコードブロック#1、冗長ビット#1を入力する。同様に、通信品質測定部258は、レートデマッチング部254−2からのコードブロック#2、冗長ビット#2を入力し、レートデマッチング部254−3からのコードブロック#3、冗長ビット#3を入力する。
次に、通信品質測定部258は、CRCビット列である冗長ビット#1に基づくコードブロック#1の誤り検出(CRCチェック)と、CRCビット列である冗長ビット#2に基づくコードブロック#2の誤り検出と、CRCビット列である冗長ビット#3に基づくコードブロック#3の誤り検出とを行う。更に、通信品質測定部258は、コードブロック#1乃至#3の誤り検出の結果を、コードブロック#1乃至#3の通信品質として、無線通信部206へ出力する。コードブロック#1乃至#3の通信品質は、無線通信部206及びアンテナ208を介して無線基地局1へ送信される。
また、通信品質測定部258は、コードブロック#1乃至#3の誤り検出の結果が、全て誤りがないことを示している場合には、無線通信部206へ正常受信したことを示すACKを出力する。また、通信品質測定部258は、コードブロック#1乃至#3の誤り検出の結果の何れかが、誤りがあることを示している場合には、無線通信部206へ正常受信されなかったことを示すNACKを出力する。ACK又はNACKは、無線通信部206及びアンテナ208を介して無線基地局1へ送信される。
FECデコーダ256−1は、コードブロック#1を入力し、復号を行う。更に、FECデコーダ256−1は、復号後のコードブロック#1をコードブロック結合部260へ出力する。同様に、FECデコーダ256−2は、入力したコードブロック#2の復号を行い、復号後のコードブロック#2をコードブロック結合部260へ出力する。更に同様に、FECデコーダ256−3は、入力したコードブロック#3の復号を行い、復号後のコードブロック#3をコードブロック結合部260へ出力する。
コードブロック結合部260は、復号後のコードブロック#1乃至#3を入力する。次に、コードブロック結合部260は、復号後のコードブロック#1乃至#3を結合して伝送対象ビット列を生成する。更に、コードブロック結合部260は、生成した伝送対象ビット列をCRCチェック部262へ出力する。
CRCチェック部262は、伝送対象ビット列を入力する。次に、CRCチェック部262は、伝送対象ビット列から情報ビット列と、CRCビット列とを取り出し、CRCビット列に基づいて、情報ビット列の誤り検出を行う。更に、CRCチェック部262は、誤りが検出されなかった場合、情報ビット列を出力する。
(2)無線通信システムの動作
図6は、無線通信システム10を構成する無線基地局1と、無線端末2A乃至2Cの動作を示すシーケンス図である。
ステップS101において、無線基地局1は、HARQパケットを生成する。
図7は、HARQパケットの生成工程を示す図である。以下において、最小伝送単位であるブロックは長さLであるとする。図7(a)に示す第1工程では、無線基地局1は、伝送対象ビット列を長さ2Lのコードブロック#1乃至#3に分割する。
図7(b1)乃至(b3)に示す第2の工程では、無線基地局1は、コードブロック#1に長さLのCRCビット列である冗長ビット#1を4つ付加し、長さ6Lの伝送対象パケット#1を生成する。同様に、無線基地局1は、コードブロック#2に長さLのCRCビット列である冗長ビット#2を4つ付加し、長さ6Lの伝送対象パケット#2を生成し、コードブロック#3に長さLのCRCビット列である冗長ビット#3を4つ付加し、長さ6Lの伝送対象パケット#3を生成する。
図7(c)に示す第3の工程では、無線端末内の伝送単位設定部162は、第1乃至第3の伝送単位を、HARQパケットのパケット長の1/3である4Lに設定する。更に、無線基地局1は、伝送対象パケット#1乃至#3の先頭からそれぞれ4L分のブロックである、第1伝送単位のパケット乃至第3伝送単位のパケットを抜き出して、結合することにより、長さ12LのHARQパケット#1を生成する。
再び、図6に戻って説明する。ステップS102において、無線基地局1は、送信先である無線端末2A乃至2Cに向けて、マルチキャスト通信により、同一のHARQパケットを同時に送信する。無線端末2A乃至2Cは、当該HARQパケットを受信する。
ステップS103において、無線端末2A乃至2C内の通信品質測定部258は、HARQパケットに含まれる各コードブロックの通信品質の測定(CRCチェック)を行う。
図8は、ステップS103におけるCRCチェックの一例を示す図である。通信品質測定部258は、図7(c)に示すHARQパケットから、図8(a)乃至(c)に示すように、コードブロック#1及び冗長ビット#1からなる第1伝送単位のパケットと、コードブロック#2及び冗長ビット#2からなる第2伝送単位のパケットと、コードブロック#3及び冗長ビット#3からなる第3伝送単位のパケットとを抜き出す。
更に、通信品質測定部258は、冗長ビット#1に基づいて、コードブロック#1のCRCチェックを行う。同様に、通信品質測定部258は、冗長ビット#2に基づいて、コードブロック#2のCRCチェックを行い、冗長ビット#3に基づいて、コードブロック#3のCRCチェックを行う。
図8では、コードブロック#1についてのCRCチェックの結果は、無線端末2A及び2BにおいてはNG、すなわち、コードブロック#1及び#2には誤りが検出されており、無線端末2CにおいてはOK、すなわち、コードブロック#1には誤りは検出されていない。また、コードブロック#2についてのCRCチェックの結果は、無線端末2AにおいてはNG、無線端末2B及び2CにおいてはOKである。また、コードブロック#3についてのCRCチェックの結果は、無線端末2A乃至2Cの何れにおいてもOKである。
再び、図6に戻って説明する。ステップS104において、無線端末2A乃至2C内の通信品質測定部258は、ステップS103におけるCRCチェックの結果に基づいて、全てのコードブロックに誤りがなかったか否か、換言すれば、全てのコードブロックを正常に受信したか否かを判定する。
ここでは、図8に示すように、無線端末2Aにおいては、コードブロック#1及び#2のCRCチェックの結果がNGであり、コードブロック#3のCRCチェックの結果がOKであって、コードブロック#1及び#2が正常に受信されていない。この場合、ステップS105において、無線端末2Aは、無線基地局1に対して、NACKと、コードブロック#1の通信品質であるCRCチェックの結果NG、コードブロック#2の通信品質であるCRCチェックの結果NG、及び、コードブロック#3の通信品質であるCRCチェックの結果OKとを送信する。
また、無線端末2Bにおいては、コードブロック#1のCRCチェックの結果がNGであり、コードブロック#2及び#3のCRCチェックの結果がOKであって、コードブロック#1が正常に受信されていない。この場合、ステップS105において、無線端末2Bは、無線基地局1に対して、NACKと、コードブロック#1の通信品質であるCRCチェックの結果NG、コードブロック#2の通信品質であるCRCチェックの結果OK、及び、コードブロック#3の通信品質であるCRCチェックの結果OKとを送信する。
また、無線端末2Cにおいては、コードブロック#1乃至#3のCRCチェックの結果がOKであって、全てのコードブロック#1乃至#3が正常に受信されている。この場合、ステップS105において、無線端末2Cは、無線基地局1に対して、ACKを送信し、一連の動作を終了する。
一方、ステップS105において、無線基地局1は、無線端末2AからのNACK及びコードブロック#1乃至#3の通信品質と、無線端末2BからのNACK及びコードブロック#1乃至#3の通信品質と、無線端末2CからのACKを受信する。
ステップS106において、無線基地局1は、無線端末2A乃至2CからのNACKを受信したか否か、又は、所定時間内にACKが未受信であるか否かを判定する。
無線端末2A乃至2CからのNACKを受信しておらず、且つ、所定時間内に無線端末2A乃至2CからのACKを受信した場合には、無線基地局1は、一連の動作を終了する。
ここでは、無線基地局1は、無線端末2A及び2BからのNACKを受信し、無線端末2CからのACKを受信している。この場合、ステップS107において、無線基地局1は、再送用のHARQパケットを生成する。
図9は、再送用のHARQパケットの構成を示す図である。図9は、図8に示すように、コードブロック#1についてのCRCチェック結果が、無線端末2A及び2BにおいてNG、無線端末2CにおいてOKであり、コードブロック#2についてのCRCチェック結果が、無線端末2AにおいてNG、無線端末2B及び2CにおいてOKであり、コードブロック#3についてのCRCチェック結果が、無線端末2A乃至2CにおいてOKである場合の例である。
この場合、コードブロック#1及び#2の再送が必要であり、コードブロック#3の再送は不要である。
無線基地局1内の伝送単位設定部162は、コードブロック#1及び#2についての通信品質の代表レベルを算出する。具体的には、伝送単位設定部162は、無線端末2A及び2BにおけるCRCチェック結果の少なくとも何れかがNGである場合には、代表レベルをNGとする。図8では、コードブロック#1について、無線端末2AにおけるCRCチェック結果と無線端末2BにおけるCRCチェック結果とが何れもNGであるため、伝送単位設定部162は、コードブロック#1についての通信品質の代表レベルをNGとする。また、図8では、コードブロック#2について、無線端末2AにおけるCRCチェック結果がNGであるため、伝送単位設定部162は、コードブロック#2についての通信品質の代表レベルをNGとする。
更に、伝送単位設定部162は、図9(a)に示すように、コードブロック#1及び#2についての通信品質の代表レベルが何れもNGであることに対応して、第1伝送単位及び第2伝送単位を、HARQパケットのパケット長の1/2である6Lに設定する。次に、無線基地局1内の伝送単位設定部162は、伝送対象パケット#1のうち、直前に送信済みであるブロックのうちの最後のブロックの次のブロックから6L分を抜き出す。同様に、無線基地局1内の伝送単位設定部162は、伝送対象パケット#2のうち、直前に送信済みであるブロックのうちの最後のブロックの次のブロックから6L分を抜き出す。更に、無線基地局1は、伝送対象パケット#1及び#2から抜き出した6L分のブロックである第1伝送単位のパケット及び第2伝送単位のパケットを結合することにより、長さ12Lの再送用HARQパケット#2を生成する。
あるいは、無線基地局1内の伝送単位設定部162は、コードブロック#1及び#2についての通信品質の平均レベルを算出する。具体的には、伝送単位設定部162は、無線端末2A及び2BにおけるCRCチェック結果がOKの場合は0、NGの場合は1として平均レベルを算出する。図8では、コードブロック#1について、無線端末2AにおけるCRCチェック結果と無線端末2BにおけるCRCチェック結果とが何れもNGであるため、伝送単位設定部162は、コードブロック#1についての通信品質の平均レベルを(1+1)/2=1とする。また、図8では、コードブロック#2について、無線端末2AにおけるCRCチェック結果がNG、無線端末2AにおけるCRCチェック結果がNG、無線端末2BにおけるCRCチェック結果がOKであるため、伝送単位設定部162は、コードブロック#2についての通信品質の平均レベルを(1+0)/2=0.5とする。
更に、伝送単位設定部162は、図9(b)に示すように、コードブロック#1についての通信品質の平均レベルが1であり、コードブロック#2についての通信品質の平均レベルが0.5であることに対応して、第1伝送単位と第2伝送単位との比率を1:0.5、すなわち、2:1とする。ここで、HARQパケットのパケット長は12Lであるため、伝送単位設定部162は、第1伝送単位を8Lに設定し、第2伝送単位を4Lに設定する。次に、無線基地局1内の伝送単位設定部162は、伝送対象パケット#1のうち、直前に送信済みであるブロックのうちの最後のブロックの次のブロックから8L分を抜き出す。同様に、無線基地局1内の伝送単位設定部162は、伝送対象パケット#2のうち、直前に送信済みであるブロックのうちの最後のブロックの次のブロックから4L分を抜き出す。更に、無線基地局1は、伝送対象パケット#1から抜き出した8L分のブロックである第1伝送単位と、伝送対象パケット#2から抜き出した4L分のブロックである第2伝送単位とを結合することにより、長さ12Lの再送用HARQパケット#2を生成する。
再び、図6に戻って説明する。ステップS108において、無線基地局1は、再送用HARQパケットの送信先を無線端末2A及び2Bに設定する。
更に、ステップS109において、無線基地局1は、送信先である無線端末2A乃至2Cに向けて、マルチキャスト通信により、同一の再送用HARQパケットを同時に送信する。無線端末2A及び2Bは、当該再送用HARQパケットを受信する。
ステップS110において、無線端末2A及び2B内の通信品質測定部258は、ステップS102において受信したHARQパケットと、ステップS109において受信した再送用HARQパケットとに含まれる各コードブロックの通信品質の測定(CRC再チェック)を行う。
図10は、ステップS110における、CRC再チェックの一例を示す図である。図10は、再送用HARQパケット#2が図9(a)に示すものである場合の例である。
無線端末2A及び2B内の通信品質測定部258は、図10(a1)に示すように、ステップS102において受信した、コードブロック#1及び冗長ビット#1と、ステップS109において受信したコードブロック#1及び冗長ビット#1とを組み合わせる。ここでは、コードブロック#1と冗長ビット#1の1つとは、二度受信されている。この場合、無線端末2A乃至2C内の通信品質測定部258は、2つのコードブロック#1及び2つの冗長ビット#1について、同一位置のビットのユークリッド距離を合成し、当該ユークリッド距離の合成値に基づいて、二度受信されたコードブロック#1及び冗長ビット#1の各ビットを決定する。更に、無線端末2A乃至2C内の通信品質測定部258は、冗長ビット#1に基づいて、コードブロック#1のCRC再チェックを行う。ここでは、無線端末2A及び2Bの何れにおいても、コードブロック#1のCRC再チェックの結果はOKである。
同様に、無線端末2A及び2B内の通信品質測定部258は、図10(a2)に示すように、ステップS102及びステップS109において受信した、コードブロック#2及び冗長ビット#2とを組み合わせる。次に、無線端末2A乃至2C内の通信品質測定部258は、二度受信されたコードブロック#2及び冗長ビット#2の各ビットを決定する。更に、無線端末2A乃至2C内の通信品質測定部258は、冗長ビット#2に基づいて、コードブロック#2のCRC再チェックを行う。ここでは、無線端末2A及び2Bの何れにおいても、コードブロック#2のCRC再チェックの結果はOKである。
再び、図6に戻って説明する。ステップS111において、無線端末2A及び2Bは、ステップS110におけるCRC再チェックの結果に基づいて、全てのコードブロックに誤りがなかったか否か、換言すれば、全てのコードブロックを正常に受信したか否かを判定する。
ここでは、図10に示すように、無線端末2A及び無線端末2Bの何れにおいても、コードブロック#1及び#2のCRCチェックの結果はOKであり、全てのコードブロックは正常に受信されている。この場合、ステップS112において、無線端末2A及び2Bは、ACKを送信し、無線基地局1は、当該ACKを受信する。これにより一連の動作が終了する。
一方、正常に受信されなかったコードブロックが存在する場合には、再び、ステップS105と同様、無線端末2A及び2Bが、無線基地局1に対して、NACKと、コードブロック通信品質とを送信する動作が行われ、その後、ステップS106以降の動作が繰り返される。
(3)作用・効果
本発明の実施形態に係る無線通信システム10によれば、送信側の無線基地局1は、コードブロックと誤り検出用の冗長ビットとからなる複数の伝送対象パケットを生成する。更に、無線基地局1は、各伝送対象パケットを所定の伝送単位ずつ結合することによりHARQパケットを生成し、マルチキャスト通信により無線端末2A乃至2Cに向けて、同一のHARQパケットを同時に送信する。
一方、受信側の無線端末2A乃至2Cは、受信したHARQパケットに含まれる、各伝送対象パケットの所定の伝送単位を取り出し、伝送対象パケットに含まれる冗長ビットに基づいて、当該伝送対象パケットに含まれるコードブロックについてCRCチェックを行い、その結果を、伝送対象パケットに含まれるコードブロック毎の通信品質として送信する。
更に、無線基地局1は、無線端末2A乃至2CからのCRCチェックの結果に基づいて、コードブロック毎に再送時の伝送単位を設定する。この際、無線基地局1は、無線端末2A乃至2Cの何れかにおけるCRCチェックの結果がNGである各コードブロックを含む伝送対象パケットの伝送単位を、同一であり、且つ、各伝送単位の合計長が固定長であるHARQパケットのパケット長となるように設定し、各伝送対象パケットから抜き出した伝送単位のパケットを結合することにより再送用HARQパケットを生成する。更に、無線基地局1は、再送用HARQパケットを、コードブロックを正常に受信していない無線端末へ送信する。一方、無線基地局1は、全ての無線端末2A乃至2CからのCRCチェックの結果がOKであるコードブロックを含む伝送対象パケットの伝送単位をゼロとする。すなわち、無線基地局1は、全ての無線端末2A乃至2Cにおいて正常に受信されたコードブロックについては再送を行わない。
したがって、コードブロック毎に、無線端末2A乃至2Cのそれぞれによって測定されたコードブロックの通信品質に応じて、再送時の伝送単位が異なるようになり、効率的な再送制御が可能となる。
また、無線基地局1は、再送用HARQパケットを、コードブロックを正常に受信していない無線端末に対してのみ送信しており、再送を受ける必要のない無線端末において不要な受信処理が発生することが防止される。
(4)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、無線端末2A乃至2C内の通信品質測定部258は、CRCビット列である冗長ビット#1乃至#3に基づくコードブロック#1乃至#3のCRCチェックを行ったが、冗長ビット#1乃至#3がCRCビット列でない場合、これら冗長ビット列#1乃至#3に基づくコードブロック#1乃至#3の尤度を検出し、当該尤度をコードブロック#1乃至#3の通信品質としてもよい。図11は、コードブロック#1乃至#3の尤度検出の一例を示す図である。
更には、無線基地局1内の伝送単位設定部162は、コードブロック#1乃至#3のそれぞれについて、無線端末2A乃至2C毎の尤度の合計値を算出し、第1伝送単位乃至第3伝送単位の比率がコードブロック#1乃至#3の尤度の合計値の逆数に応じた比率となり、且つ、第1伝送単位乃至第3伝送単位の合計長が固定長である再送用HARQパケットのパケット長となるように、第1伝送単位乃至第3伝送単位を設定するようにしてもよい。
例えば、無線端末におけるコードブロックの尤度が0.8以上である場合に、当該無線端末においてコードブロックが正常受信されたとみなされる場合を考える。
図11に示すように、コードブロック#1について、無線端末2Aでの尤度が0.2、無線端末2Bでの尤度が0.2、無線端末2Cでの尤度が0.8であり、コードブロック#2について、無線端末2Aでの尤度が0.2、無線端末2Bでの尤度が0.6、無線端末2Cでの尤度が0.8であり、コードブロック#3について、無線端末2Aでの尤度が0.1、無線端末2Bでの尤度が0.7、無線端末2Cでの尤度が0.8であるものとする。
この場合、無線端末2Aは、無線基地局1に対して、NACKと、コードブロック#1の尤度0.2、コードブロック#2の尤度0.2、及び、コードブロック#3の尤度0.1とを送信する。また、無線端末2Bは、無線基地局1に対して、NACKと、コードブロック#1の尤度0.2、コードブロック#2の尤度0.6、及び、コードブロック#3の尤度0.7とを送信する。また、無線端末2Cは、無線基地局1に対して、ACKを送信する。
無線基地局1内の伝送単位設定部162は、無線端末2Aからのコードブロック#1の尤度0.2と、無線端末2Bからのコードブロック#1の尤度0.2との合計値0.4を算出する。また、伝送単位設定部162は、無線端末2Aからのコードブロック#2の尤度0.2と、無線端末2Bからのコードブロック#2の尤度0.6との合計値0.8を算出する。また、伝送単位設定部162は、無線端末2Aからのコードブロック#3の尤度0.1と、無線端末2Bからのコードブロック#3の尤度0.7との合計値0.8を算出する。
更に、伝送単位設定部162は、第1伝送単位乃至第3伝送単位の比率を、尤度の合計値の逆数の比率である1/0.4:1/0.8:1/0.8、すなわち、2:1:1とする。あるいは、伝送単位設定部162は、第1伝送単位乃至第3伝送単位の比率を、尤度の平均値の逆数の比率である1/(0.4/2):1/(0.8/2):1/(0.8/2)、すなわち、2:1:1とする。HARQパケットの長さが12Lである場合には、第1伝送単位は6L、第2伝送単位及び第3伝送単位は3Lとなる。
その後、無線基地局1は、伝送対象パケット#1の第1伝送単位、伝送対象パケット#2の第2伝送単位及び伝送対象パケット#3の第3伝送単位を結合して再送用HARQパケットを生成し、無線端末2A及び2Bへ送信する。図12は、第1伝送単位が6L、第2伝送単位及び第3伝送単位が3Lとなる場合の再送用HARQパケットの構成を示す図である。
再送用HARQパケットを受信した無線端末2A及び2B内の通信品質測定部258は、既に受信済みのHARQパケットと、新たに受信した再送用HARQパケットとに含まれる各コードブロックの通信品質の測定(尤度再検出)を行う。
図13は、尤度再検出の一例を示す図である。無線端末2A及び2B内の通信品質測定部258は、図13(a1)に示すように、既に受信済みのコードブロック#1及び冗長ビット#1と、新たに受信したコードブロック#1及び冗長ビット#1とを組み合わせる。ここでは、コードブロック#1と冗長ビット#1の1つとは、二度受信されている。この場合、無線端末2A及び2B内の通信品質測定部258は、2つのコードブロック#1及び2つの冗長ビット#1について、同一位置のビットのユークリッド距離を合成し、当該ユークリッド距離の合成値に基づいて、二度受信されたコードブロック#1及び冗長ビット#1の各ビットを決定する。更に、無線端末2A及び2B内の通信品質測定部258は、冗長ビット#1に基づいて、コードブロック#1の尤度を検出する。
また、無線端末2A及び2B内の通信品質測定部258は、図13(a2)に示すように、既に受信済みのコードブロック#2及び冗長ビット#2と、新たに受信した冗長ビット#2とを組み合わせ、冗長ビット#2に基づいて、コードブロック#2の尤度を検出する。同様に、無線端末2A及び2B内の通信品質測定部258は、図13(a3)に示すように、既に受信済みのコードブロック#3及び冗長ビット#3と、新たに受信した冗長ビット#3とを組み合わせ、冗長ビット#3に基づいて、コードブロック#3の尤度を検出する。
その後、無線端末2A及び2Bは、尤度再検出の結果に基づいて、全てのコードブロックに誤りがなかったか否か、換言すれば、全てのコードブロックを正常に受信したか否かを判定する。例えば、図13の例では、コードブロック#1乃至#3の尤度は全て0.8であり、正常受信されたと判定される。
全てのコードブロックが正常に受信された場合、無線端末2A及び2Bは、ACKを送信し、無線基地局1は、当該ACKを受信する。一方、正常に受信されなかったコードブロックが存在する場合には、無線端末2A及び2Bは、無線基地局1に対して、NACKと、コードブロック通信品質である尤度とを送信する。
また、無線基地局1内の伝送単位設定部162は、コードブロック#1乃至#3のそれぞれについて、無線端末2A乃至2C毎の尤度のうちの最小の値を代表値とし、第1伝送単位乃至第3伝送単位の比率がコードブロック#1乃至#3の尤度の代表値の逆数に応じた比率となり、且つ、第1伝送単位乃至第3伝送単位の合計長が固定長である再送用HARQパケットのパケット長となるように、第1伝送単位乃至第3伝送単位を設定するようにしてもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の通信システム、通信装置、及び、通信方法は、複数の無線端末におけるコードブロックの通信品質に応じた効率的な再送制御が可能であり、通信システム等として有用である。
1…無線基地局、2A乃至2C…無線端末、3…セル、10…無線通信システム、102…制御部、103…記憶部、104…有線通信部、106…無線通信部、108…アンテナ、152…CRC付加部、154…コードブロック生成部、156−1、156−2、156−3…FECエンコーダ、158−1、158−2、158−3…レートマッチング部、160…コードブロック結合部、162…伝送単位設定部、164…送信先設定部、202…制御部、203…記憶部、206…無線通信部、208…アンテナ、210…モニタ、212…マイク、214…スピーカ、216…操作部、252…コードブロック分割部、254−1、254−2、254−3…レートデマッチング部256−1、256−2、256−3…FECデコーダ、258…通信品質測定部、260…コードブロック結合部、262…CRCチェック部

Claims (5)

  1. 無線基地局及び複数の無線端末を有し、前記無線基地局から前記複数の無線端末へ同一の情報であるビット列を分割して得られる複数のコードブロックを含んだパケットを同時に送信する通信システムであって、
    前記無線基地局は、前記コードブロックと誤り検出用の冗長ビットとからなる複数の伝送単位パケットを前記複数の無線端末へ送信するパケット送信部を備え、
    前記複数の無線端末は、前記無線基地局からの前記複数の伝送単位パケットを受信し、前記伝送単位パケットに対応する冗長ビットに基づく前記コードブロックの尤度を前記伝送単位パケット毎に求め、前記伝送単位パケット毎の尤度を前記無線基地局へ送信する通信品質送信部を備え、
    前記無線基地局は、
    前記複数の無線端末からの前記伝送単位パケット毎の尤度を受信する通信品質受信部と、
    前記複数の無線端末からの前記伝送単位パケット毎の尤度を前記伝送単位パケット毎に合計して合計値を求め、前記合計値の逆数に応じた比率となるように前記複数の伝送単位パケットのそれぞれに対応する再送用パケットの伝送単位を設定する再送時伝送単位設定部と、
    前記設定された比率に応じた伝送単位の再送用パケットを前記複数の無線端末へ送信するパケット再送部と
    を備える通信システム。
  2. 複数の無線端末へ同一の情報であるビット列を分割して得られる複数のコードブロックを含んだパケットを同時に送信する無線基地局であって、
    前記コードブロックと誤り検出用の冗長ビットとからなる複数の伝送単位パケットを前記複数の無線端末へ送信するパケット送信部と、
    前記複数の無線端末からの前記伝送単位パケット毎の尤度を受信する通信品質受信部と、
    前記複数の無線端末からの前記伝送単位パケット毎の尤度を前記伝送単位パケット毎に合計して合計値を求め、前記合計値の逆数に応じた比率となるように前記複数の伝送単位パケットのそれぞれに対応する再送用パケットの伝送単位を設定する再送時伝送単位設定部と、
    前記設定された比率に応じた伝送単位の再送用パケットを前記複数の無線端末へ送信するパケット再送部と
    を備える無線基地局。
  3. 前記複数の無線端末からの前記複数の伝送単位パケット内の全てのコードブロックの受信が正常に終了していないことを示す異常通知、又は、前記複数の無線端末からの前記複数の伝送単位パケット内の全てのコードブロックの受信が正常に終了したことを示す正常通知の何れかを受信する通知受信部を備え、
    前記パケット再送部は、前記複数の無線端末の何れかからの前記異常通知が受信された場合、又は、前記パケット送信部による送信から所定時間内に前記複数の無線端末の何れかからの前記正常通知が受信されなかった場合に、前記再送用パケットを送信する請求項2に記載の無線基地局。
  4. 前記複数の無線端末の何れかからの前記正常通知が受信された場合に、前記正常通知の送信元の無線端末以外の無線端末を、前記再送用パケットの送信先として設定する送信先設定部を備える請求項に記載の無線基地局。
  5. 無線基地局及び複数の無線端末を有し、前記無線基地局から前記複数の無線端末へ同一の情報であるビット列を分割して得られる複数のコードブロックを含んだパケットを同時に送信する通信システムにおける通信方法であって、
    前記無線基地局が、前記コードブロックと誤り検出用の冗長ビットとからなる複数の伝送単位パケットを前記複数の無線端末へ送信するステップと、
    前記複数の無線端末が、前記無線基地局からの前記複数の伝送単位パケットを受信するステップと、
    前記複数の無線端末が、前記伝送単位パケットに対応する前記冗長ビットに基づく前記コードブロックの尤度を前記伝送単位パケット毎に求めるステップと、
    前記複数の無線端末が、前記伝送単位パケット毎の尤度を前記無線基地局へ送信するステップと、
    前記無線基地局が、前記複数の無線端末からの前記伝送単位パケット毎の尤度を受信するステップと、
    前記無線基地局が、前記複数の無線端末からの前記伝送単位パケット毎の尤度を前記伝送単位パケット毎に合計して合計値を求め、前記合計値の逆数に応じた比率となるように前記複数の伝送単位パケットのそれぞれに対応する再送用パケットの伝送単位を設定するステップと、
    前記無線基地局が、前記設定された比率に応じた伝送単位の再送用パケットを前記複数の無線端末へ送信するステップ
    備える通信方法。
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