JP5425524B2 - 室外ユニット - Google Patents

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本発明は、ユニットケース内を仕切り板で縦に仕切って熱交換室と機械室とに分割し、熱交換室には熱交換器および送風機を収容し、機械室には圧縮機および電装ボックスを収容した室外ユニットに関する。
一般に、空気調和装置の室外ユニットには、ユニットケース内を仕切り板で縦に仕切って熱交換室と機械室とに分割し、熱交換室に熱交換器と送風機とを収容し、機械室に圧縮機や電装ボックスを収容したものがある。
この種の電装ボックスでは、一部を機械室から熱交換室側に張り出して形成し、この張り出した部位に電装ユニットのヒートシンクを配置し、送風機の負圧により機械室の背面から当該機械室に導入された外気を、電装ユニットのヒートシンクに導き、このヒートシンクを冷却した後に熱交換室に吹き出す構成を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−30884号公報
ところで、この種の電装ボックスでは、室外ユニットの前面パネルを外してメンテナンス作業が行われる。このため、例えば、電装ボックスが機械室の幅方向に略まっすぐに延びる板部材を備え、この板部材の前面に上記電装ユニットと別個の電装ユニットを配置した場合には、前面側から当該電装ユニットへの各種作業が容易になる。しかし、この場合には、機械室の背面から当該機械室に導入された冷却風が板部材の前面側を通りにくく、当該板部材の前面に配置された電装ユニットの冷却が十分でない事態が生じる恐れがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、電装ボックス内の電装ユニットを十分に冷却できる室外ユニットを提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、ユニットケース内を仕切り板で縦に熱交換室と機械室とに仕切り、熱交換室には熱交換器および送風機を収容し、機械室には圧縮機および電装ボックスを収容した室外ユニットにおいて、前記電装ボックスは、前記機械室に配置された本体部と、前記機械室から前記熱交換室側に張り出して形成された張り出し部とを備え、前記本体部の前記機械室前面側に第1電装ユニットを配置すると共に、前記張り出し部に第2電装ユニットのヒートシンクを配置し、前記機械室の背面からの冷却風を分岐させて、一方の冷却風が前記第1電装ユニットの前面の電子部品を冷却した後に、前記第2電装ユニットの前記ヒートシンクを冷却する他方の冷却風と合流し、当該ヒートシンクを冷却して前記熱交換室の前記送風機の負圧側に導入させ、前記本体部は、前記機械室の幅方向に延在して前面側に前記第1電装ユニットを支持する第1電装ユニット支持板を備え、前記張り出し部は、前面側に前記第2電装ユニットを、背面側に前記ヒートシンクをそれぞれ支持する第2電装ユニット支持板と、この第2電装ユニット支持板に略沿って配置され、当該第2電装ユニット支持板と協働して前記ヒートシンクの冷却風の風路を形成するガイド板とを備え、このガイド板と前記第1電装ユニット支持板との間に、前記機械室の背面からの冷却風を、前記第1電装ユニットの前面の電子部品を冷却する一方の冷却風と、前記第2電装ユニットの前記ヒートシンクを冷却する他方の冷却風とに分岐する分岐板を設けたことを特徴とする。
本構成によれば、機械室の背面からの冷却風を分岐させて、一方の冷却風を第1電装ユニットの前面側に供給するため、この第1電装ユニットの前面の電子部品を十分に冷却することができる。さらに、この一方の冷却風が第1電装ユニットの前面の電子部品を冷却した後に、第2電装ユニットのヒートシンクを冷却する他方の冷却風と合流するため、十分な風量の冷却風が第2電装ユニットのヒートシンクに流れるため、このヒートシンクを十分に冷却することができる。さらに、合流した冷却風は、ヒートシンクを冷却して熱交換室の送風機の負圧側に導入させたため、冷却風を熱交換室内に円滑に流すことができ、機械室および電装ボックス内に十分に冷却風を流すことができる。
また、分岐板を設けるといった簡単な構成で、機械室の背面からの冷却風を簡易に一方の冷却風および他方の冷却風に分岐することができ、電装ボックス内の電装ユニットを十分に冷却できる。
また、分岐板をガイド板と第1電装ユニット支持板との間に設けることにより、この分岐板が、機械室の背面から第2電装ユニットのヒートシンクに向けて流れる他方の冷却風に対して抵抗となる。このため、他方の冷却風の風量が低下し、その分、機械室の背面から第1電装ユニットに向けて流れる一方の冷却風の風量が増加することにより、当該第1電装ユニットの前面の電子部品を効率良く冷却することができる。
本発明によれば、機械室の背面からの冷却風を分岐させて、一方の冷却風を第1電装ユニットの前面側に供給するため、この第1電装ユニットの前面の電子部品を十分に冷却することができる。さらに、この一方の冷却風が第1電装ユニットの前面の電子部品を冷却した後に、第2電装ユニットのヒートシンクを冷却する他方の冷却風と合流するため、十分な風量の冷却風が第2電装ユニットのヒートシンクに流れるため、このヒートシンクを十分に冷却することができる。さらに、合流した冷却風は、ヒートシンクを冷却して熱交換室の送風機の負圧側に導入させたため、冷却風を熱交換室内に円滑に流すことができ、機械室および電装ボックス内に十分に冷却風を流すことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳述する。
本実施形態に係る空気調和装置は、室外ユニット10と室内ユニット(図示せず)とから構成されており、冷媒配管により接続された冷媒回路に冷媒を流して、冷房運転および暖房運転を行う。室外ユニット10は、室外に設置され、室外空気と熱交換して冷房運転時には冷媒を凝縮させて外気に熱を放出し、暖房運転時には冷媒を蒸発させて外気から熱を取り込むものである。なお、以下に述べる上下および左右といった方向は、室外ユニット10を設置した状態でその前面側から見た場合の方向を示している。
図1は、室外ユニット10の内部構成を示す斜視図であり、図2は室外ユニット10を上方から見た図である。この室外ユニット10は、略直方体箱形状のユニットケース(筐体)11を備え、ユニットケース11は、底板12、天板(図示せず)、前面パネル13(図2)および外板14(図2)を有し、ユニットケース11内部が底板12から鉛直に延びる仕切り板15によって縦に仕切られ、熱交換室R1と機械室R2とに分割されている。なお、図1の例では、ユニットケース11の天板、前面パネルおよび外板を破線で示している。前面パネル13は、図2に示すように、仕切り板15を境に左右に二分割された第1前面パネル13Aと第2前面パネル13Bとから構成され、各前面パネル13A、13Bを取り外すことによって、作業者が前面側から熱交換室R1および機械室R2内の部品のメンテナンス作業が可能に構成されている。
熱交換室R1には、図2に示すように、その背面側に熱交換器21が収容され、その前面側に送風機22が収容される。より具体的には、熱交換器21は、上面視略L字形状に屈曲されて形成され、熱交換室R1の左側面から背面に沿わせて配置され、この左側面から背面にかけての露出面全体が、通風路(吸込口)を確保しつつ熱交換器21への人体などの接触を防止可能なネットなどからなるフィンガード(図示せず)で覆われる。なお、本構成では、外板14は、上面視略L字形状に屈曲されて形成され、熱交換器21に連なるユニットケース11の背面部14Aおよび右側面部14Bを構成する。
送風機22は、図1に示すように、熱交換室R1内の左右一対の支柱24L、24Rに台座25を介して固定されたファンモータ26と、このファンモータ26の軸に取り付けられたプロペラファン(軸流ファン)27とを備えて構成され、このプロペラファン27が熱交換室R1の前面側に近接配置される。また、このプロペラファン27の前部が、図2に示すように、熱交換室R1の第1前面パネル13Aに設けられた丸形フランジ形状のファン覆い部28内に入り、このファン覆い部28の開口部が通風路(吹出口)として機能し、この開口部がプロペラファン27への人体などの接触を防止するファンガード29で覆われる。
ファンモータ26によりプロペラファン27が回転駆動されると、室外ユニット10の周囲、より具体的には、熱交換器21の背面側および左側面側から外気が熱交換室R1内に吸い込まれ、熱交換器21の略前面を通過した後に、熱交換室R1前面のファン覆い部28を通って外に排出される。つまり、この室外ユニット10は、前面から熱交換後の空気を吹き出す前面吹き出しタイプに構成されている。
また、機械室R2には、冷媒回路の一部を構成する圧縮機31、アキュムレータ32および四方弁33や膨張弁34A、34Bといった弁体などの冷媒回路構成部品が配管接続されて機械室R2の略下方空間内に収容される。本構成では、アキュムレータ32(図2)は、圧縮機31の上方に設けられている。これら冷媒回路構成部品の配管の一端側は、熱交換器21を介して室内ユニットと配管接続され、当該冷媒回路構成部品の配管の他端側は室内ユニットに配管接続され、これにより、冷媒を循環する冷媒回路が構成される。
また、機械室R2の上方空間には、空気調和装置を制御する制御基板などの各種電装ユニットを配設した電装ボックス40が配置される。
次に電装ボックス40について詳述する。
図3は、電装ボックス40をその周辺構成と共に室外ユニット10の略前面側から見た斜視図であり、図4は、電装ボックス40を室外ユニット10の略背面側から見た斜視図である。
電装ボックス40は、図1及び図3に示すように、仕切り板15上に固定され、機械室R2に配置された本体部41と、機械室R2から熱交換室R1側に張り出して形成された張り出し部42とを備える。
本体部41は、機械室R2の前面側にて機械室R2の幅方向に延在する第1電装ユニット支持板43と、この第1電装ユニット支持板43の右側端部側に固定され、外板14の右側面部14Bに沿って設けられる端子支持板44とを備え、これら第1電装ユニット支持板43および端子支持板44は、それぞれ、一枚の金属板に曲げ加工などの板金加工を行って形成される。
端子支持板44は、図3及び図4に示すように、折り曲げて上下に区分けされた3つの板部44A、44B、44Cを有して一体に形成され、上板部44Aおよび中板部44Bには、ターミナルベースなどの配線接続部品57、および、基板アース線および端子アース線などを接続するアース線接続部58などが配置されている。また、下板部44Cは、図1に示すように、外板14の右側面部14Bに配置されるサービスバルブ支持板16に固定されている。
第1電装ユニット支持板43は、図3に示すように、機械室R2の幅方向と略同一幅に形成され、第1電装ユニット支持板43の前面側には、上下方向に2枚の第1電装基板(第1電装ユニット)51A、51Bが配置されている。これにより、第2前面パネル13Bを取り外すことにより、作業者が容易に第1電装基板51A、51Bにアクセスすることができ、当該第1電装基板51A、51Bに対するメンテナンスを容易に行うことができる。また、本構成では、第1電装ユニット支持板43の下端部43A及び右側端部43Bは、それぞれ前方に折り曲げられ、この右側端部43Bの下方に切欠き43Cが形成されている。この切欠き43Cは、機械室R2内を流れて第1電装基板51A、51Bを冷却する冷却風路を形成する。
一方、張り出し部42は、図3及び図4に示すように、仕切り板15から熱交換室R1側に斜め前方に延びる第2電装ユニット支持板45を備え、この第2電装ユニット支持板45の前面側に第2電装基板(第2電装ユニット)52が配置されている。
この第2電装基板52は、空気調和装置の各部の運転や運転制御を行うための各種電装ユニットを実装した基板であり、例えば、インバータ回路などの比較的発熱量が多い電装品を実装した基板である。すなわち、第2電装基板52は、上記した第1電装基板51A,51Bより発熱量が多い基板とされる。このため、第2電装ユニット支持板45の背面側には、当該第2電装ユニット支持板45の背面に略密着させて配置されたヒートシンク60を備える。このヒートシンク60は、複数のフィンを構成する金属板材を上下に間隔を空けて配列した構成を有し、第2電装ユニット支持板45の前面側からねじ等により固定されている。
また、張り出し部42は、第2電装ユニット支持板45、第2電装基板52およびヒートシンク60を取り囲み、第2電装ユニット支持板45と協働してヒートシンク60の冷却風路59を形成するガイド板46を備える。このガイド板46は、一枚の金属板に曲げ加工などの板金加工を行って形成され、前板部46A、第1傾斜部46B、第2傾斜部46C、第3傾斜部46D、背板部46Eおよび舌片部46Fを備え、前板部46Aが仕切り板15に固定され、舌片部46Fが熱交換器21の管板に固定されている。
本構成では、ガイド板46の第2傾斜部46Cは、第2電装ユニット支持板45と略平行に配置され、この第2傾斜部46Cに連なる第1傾斜部46Bは、ヒートシンク60の風路59の出口側に配置される。これら第1傾斜部46Bおよび第2傾斜部46Cには、それぞれヒートシンク60を通過した冷却風が熱交換室R1に吹き出される通風口61、62(図3)が形成されている。この通風口61、62は、第1傾斜部46Bおよび第2傾斜部46Cを切り起こして形成され、ヒートシンク60を通過した冷却風が当該通風口61、62から送風機22の負圧側に吹き出されるようになっている。また、張り出し部42では、ガイド板46の下部に底板47が取り付けられ、この底板47により張り出し部42内と熱交換室R1とが区分けされている。これにより、熱交換室R1から張り出し部42内への塵挨や雨滴の侵入が防止される。
また、仕切り板15上には、第1電装ユニット支持板43と第2電装ユニット支持板45とを連結する連結板部48が設けられ、この連結板部48には、第1電装基板51A、51Bの前面を通過した冷却風をヒートシンク60入口に導くための開口部48Aが形成されている。さらに、連結板部48と第2電装ユニット支持板45とは固定片49により固定されている。
上述のように、張り出し部42に形成された通風口61、62は、熱交換室R1における送風機22の負圧側に吹き出されるようになっている。このため、送風機22が運転すると、機械室R2の背面に形成された吸気口63(図4)を通じて外気が機械室R2内に吸い込まれ、この外気が各電装基板51A、51B、52やヒートシンク60を冷却して熱交換室R1に流入する。
本構成では、電装ボックス40は、機械室R2の背面からの冷却風を第1電装基板51A、51Bの前面の電子部品を冷却する一方の冷却風と、第2電装基板52のヒートシンク60を冷却する他方の冷却風とに分岐する分岐板70を備える。具体的には、この分岐板70は、図3に示すように、ガイド板46の背板部46Eと第1電装ユニット支持板43との間を接続するように配置され、当該分岐板70の下縁部には、上記したアキュムレータ32の上面との間に隙間を形成する切欠き70Aが設けられている。
ガイド板46の背板部46Eと第1電装ユニット支持板43との間に、分岐板70を設けることにより、この分岐板70は、吸気口63からヒートシンク60の入口部60Aへの他方の冷却風の流れを抑制する通風抵抗として機能する。
このため、吸気口63から吸い込まれた外気の一部は、図5に実線矢印Aで示すように、切欠き70Aを通じて、ヒートシンク60の入口部60Aへ流れるが、上記分岐板70が抵抗となるため、外気の残りは、図5に実線矢印Bで示すように、第1電装ユニット支持板43の前面、連結板部48の開口部48A(図3)を通じて、ヒートシンク60の入口部60Aへと流れることにより、当該外気が分岐板70により分岐される。
本構成では、分岐板70が抵抗となるため、切欠き70Aを通じてヒートシンク60の入口部60Aへ流れる他方の冷却風の風量が低下し、その分、機械室R2の背面から第1電装基板51A、51Bに向けて流れる一方の冷却風の風量が増加することにより、当該第1電装基板51A、51Bの前面の電子部品を効率良く冷却することができる。
第1電装基板51A、51Bの前面の電子部品を冷却した一方の冷却風は、ヒートシンク60の入口部60Aで、切欠き70Aを通じた他方の冷却風と合流する。このため合流して十分な風量の冷却風が第2電装基板52のヒートシンク60に流れるため、このヒートシンク60が十分に冷却される。そして、ヒートシンク60を流れる冷却風は、ガイド板46の通風口61、62を通って熱交換室R1内の送風機22の負圧側に流れ、ファン覆い部28の開口部を通って外に排出される。これによって、機械室R2内の各種部品を冷却することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、電装ボックス40は、機械室R2に配置された本体部41と、機械室R2から熱交換室R1側に張り出して形成された張り出し部42とを備え、本体部41の機械室R2前面側に第1電装基板51A、51Bを配置すると共に、張り出し部42に第2電装基板52及び当該第2電装基板52のヒートシンク60を配置し、機械室R2の背面に形成した吸気口63からの冷却風を分岐させて、一方の冷却風を第1電装基板51A、51Bに供給するため、この第1電装基板51A、51Bの前面の電子部品を十分に冷却することができる。
また、この一方の冷却風が第1電装基板51A、51Bの前面の電子部品を冷却した後に、第2電装ユニットのヒートシンクを冷却する他方の冷却風と合流するため、十分な風量の冷却風が第2電装基板52のヒートシンク60に流れるため、このヒートシンク60を十分に冷却することができる。さらに、合流した冷却風は、ヒートシンク60を冷却して熱交換室R1の送風機22の負圧側に導入させたため、冷却風を熱交換室R1内に円滑に流すことができ、機械室R2及び電装ボックス40内に十分な冷却風を流すことができる。
また、本実施形態によれば、本体部41は、機械室R2の幅方向に延在して前面側に第1電装基板51A、51Bを支持する第1電装ユニット支持板43を備え、張り出し部42は、前面側に第2電装基板52を、背面側にヒートシンク60をそれぞれ支持する第2電装ユニット支持板45と、この第2電装ユニット支持板45に略沿って配置され、当該第2電装ユニット支持板45と協働してヒートシンク60の冷却風の風路59を形成する第2傾斜部46Cを有するガイド板46とを備え、このガイド板46の背板部46Eと第1電装ユニット支持板43との間に分岐板70を設けたため、この分岐板70が、機械室R2の背面に形成した吸気口63からヒートシンク60に向けて流れる他方の冷却風に対して抵抗となる。このため、他方の冷却風の風量が低下し、その分、機械室R2の背面から第1電装基板51A、51Bに向けて流れる一方の冷却風の風量が増加することにより、当該第1電装基板51A、51Bの前面の電子部品を効率良く冷却することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更実施が可能である。例えば、電装ボックス40に配置する第1電装基板51A、51Bおよび第2電装基板52は、上述の電装ユニットに限らず、適宜変更が可能である。また、電装ボックス40の第1電装ユニット支持板43の背面側の空間を、他の電装ユニットの配置スペースに利用したり、配管などの冷媒回路構成部品の配置スペースに利用したりしてもよく、各種部品のレイアウトを適宜変更してもよい。また、送風機22を一台配置した室外ユニットに限らず、複数台配置した室外ユニットにも適用可能である。
本実施形態に係る室外ユニットの内部構成を示す斜視図である。 室外ユニットを上方から見た図である。 電装ボックスをその周辺構成と共に室外ユニットの略前面側から見た斜視図である。 電装ボックスを室外ユニットの略背面側から見た斜視図である。 電装ボックス内の冷却風の流れを説明する平面図である。
10 室外ユニット
15 仕切り板
21 熱交換器
22 送風機
31 圧縮機
32 アキュムレータ
40 電装ボックス
41 本体部
42 張り出し部
43 第1電装ユニット支持板
44 端子支持板
45 第2電装ユニット支持板
46 ガイド板
46A 前板部
46B 第1傾斜部
46C 第2傾斜部
46D 第3傾斜部
46E 背板部
46F 舌片部
47 底板
48 連結板部
48A 開口部
51A、51B 第1電装基板(第1電装ユニット)
52 第2電装基板(第2電装ユニット)
59 風路
60 ヒートシンク
60A 入口部
61、62 通風口
63 吸気口
70 分岐板
70A 切欠き
A 実線矢印
B 実線矢印
R1 熱交換室
R2 機械室

Claims (1)

  1. ユニットケース内を仕切り板で縦に熱交換室と機械室とに仕切り、熱交換室には熱交換器および送風機を収容し、機械室には圧縮機および電装ボックスを収容した室外ユニットにおいて、
    前記電装ボックスは、前記機械室に配置された本体部と、前記機械室から前記熱交換室側に張り出して形成された張り出し部とを備え、前記本体部の前記機械室前面側に第1電装ユニットを配置すると共に、前記張り出し部に第2電装ユニットのヒートシンクを配置し、前記機械室の背面からの冷却風を分岐させて、一方の冷却風が前記第1電装ユニットの前面の電子部品を冷却した後に、前記第2電装ユニットの前記ヒートシンクを冷却する他方の冷却風と合流し、当該ヒートシンクを冷却して前記熱交換室の前記送風機の負圧側に導入させ、前記本体部は、前記機械室の幅方向に延在して前面側に前記第1電装ユニットを支持する第1電装ユニット支持板を備え、前記張り出し部は、前面側に前記第2電装ユニットを、背面側に前記ヒートシンクをそれぞれ支持する第2電装ユニット支持板と、この第2電装ユニット支持板に略沿って配置され、当該第2電装ユニット支持板と協働して前記ヒートシンクの冷却風の風路を形成するガイド板とを備え、このガイド板と前記第1電装ユニット支持板との間に、前記機械室の背面からの冷却風を、前記第1電装ユニットの前面の電子部品を冷却する一方の冷却風と、前記第2電装ユニットの前記ヒートシンクを冷却する他方の冷却風とに分岐する分岐板を設けたことを特徴とする室外ユニット。
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