JP5424029B2 - 横型マシニングセンタ - Google Patents

横型マシニングセンタ Download PDF

Info

Publication number
JP5424029B2
JP5424029B2 JP2009195155A JP2009195155A JP5424029B2 JP 5424029 B2 JP5424029 B2 JP 5424029B2 JP 2009195155 A JP2009195155 A JP 2009195155A JP 2009195155 A JP2009195155 A JP 2009195155A JP 5424029 B2 JP5424029 B2 JP 5424029B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
cleaning member
holding plate
spindle head
spindle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009195155A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011045947A (ja
Inventor
将文 服部
正行 佐崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Howa Machinery Ltd filed Critical Howa Machinery Ltd
Priority to JP2009195155A priority Critical patent/JP5424029B2/ja
Publication of JP2011045947A publication Critical patent/JP2011045947A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5424029B2 publication Critical patent/JP5424029B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Description

本発明は、横型マシニングセンタに関する。
従来、主軸を回転可能に支承して加工領域内で左右、上下、前後に移動する主軸頭と、割出用モータによって回動する工具保持板に複数の工具が保持され、その工具保持板と加工領域とを隔てるように設けた固定カバーに前記工具を加工領域に移動させるように開口部が設けられ、その開口部を工具保持板に取付けた可動カバーによって塞ぐようにして成る工具マガジンとを備え、工具交換時には、割出用モータにより工具保持板を回動して交換用の工具を開口部から加工領域に移動させ、その工具を主軸頭の移動によって主軸の装着孔に装着するようにした横型マシニングセンタが知られている。
特開2000−84774号公報
上記の横型マシニングセンタでは、加工領域内において、主軸頭を左右、上下、前後に移動させてワークを加工するようになっている。ところが、ワークの加工により生じる切粉の一部が主軸頭の上部に堆積し、その切粉が工具交換時に主軸の装着孔に侵入するおそれがあり、装着孔に切粉が侵入した状態で工具を装着してしまうと工具の取付精度に影響を与え、加工精度の低下につながる問題があった。このことから、作業者によって主軸頭の上部の清掃を定期的に行わなければならない煩わしさがあった。また、定期的に機械を止めて清掃を行うことで作業効率が低下するおそれがあった。
そこで本発明の課題は、上記問題点に鑑み、容易に主軸頭の上部を清掃することが可能な横型マシニングセンタを提供することを目的とする。
本発明は、主軸を回転可能に支承して加工領域内で左右、上下、前後に移動する主軸頭と、割出用モータによって回動する工具保持板に複数の工具が保持され、その工具保持板と加工領域とを隔てるように設けた固定カバーに前記工具を加工領域に移動させるように開口部が設けられ、その開口部を工具保持板に取付けた可動カバーによって塞ぐようにして成る工具マガジンとを備え、工具交換時には、割出用モータにより工具保持板を回動して交換用の工具を開口部から加工領域に移動させ、その工具を主軸頭の移動によって主軸の装着孔に装着するようにした横型マシニングセンタにおいて、可動カバーの左右両端には清掃部材が備えられ、工具交換時に、工具保持板と共に移動する清掃部材を加工領域に移動させ、その清掃部材によって主軸頭の上部に堆積した切粉を落下させるようにしたことを特徴とする。具体的には、前記清掃部材はシート形状のゴム材であって、工具交換時に、工具保持板と共に移動する清掃部材を加工領域に移動させ、その清掃部材によって主軸頭の上部に堆積した切粉を払い落とすようにしたことを特徴とする。
本発明では、主軸頭の上部に堆積したワークの加工中で生じた切粉の一部を、工具交換時に、工具保持板と共に移動する清掃部材によって主軸頭の上部から落下させることができるから、作業者によって主軸頭の上部の清掃を定期的に行う必要がない。また、工具交換時に清掃部材によって清掃が行われるから、機械を止める必要がなく、作業効率の低下を防ぐことになる。更に、工具交換時に、工具保持板の回動と共に移動する可動カバーに清掃部材を備えた構成としたことで、簡単な構成で主軸頭の上部の切粉を清掃可能な横型マシニングセンタとなる。
本発明の横型マシニングセンタの側面図である。 図1のX−X線断面図である。 図1のY視図である。 工具交換の動作を示す図である。 工具交換の動作を示す図である。
図1に示す横型マシニングセンタ1について説明する。ベッド2上には左右方向に移動可能な移動コラム3が設置されている。その移動コラム3には上下方向に移動可能なサドル4が設置されている。サドル4には水平状態で前後方向へ移動可能な主軸頭5が設置されている。主軸頭5には主軸6が回転可能に支承され、主軸6の先端部には工具Tを交換可能に装着する為の装着孔7が設けられている。尚、本実施形態の主軸頭5の上部には傾斜面5aが形成されている。移動コラム3は図示しない左右移動用モータによって正逆回転される送り軸8を介して左右移動するようになっている。サドル4は昇降用モータ9によって正逆回転される送り軸10を介して上下移動するようになっており、主軸頭5は前後移動用モータ11によって正逆回転される図示しない送り軸を介して前後移動するようになっている。また、主軸6は主軸頭5の後端部に設けられる主軸用モータ12によって正逆回転するようになっている。
ベッド2上に複数立設された支柱13に支持枠14が固定的に取付けられている。その支持枠14には工具マガジン15が設置されている。工具マガジン15は、割出用モータ16によって回転される回転軸17に円盤状の工具保持板18が設けられ、その工具保持板18の外周部に多数の保持部19が設けられている。複数の保持部19には工具Tが交換可能に保持されている。また、ベッド2上には、ワークWの加工によって生じる切粉や切削液等が加工領域Aから機械1外方に飛散することを防止するために加工領域Aを含む機械1全体を覆う機体カバー20が設けられている。
また、機体カバー20には工具保持板18と加工領域Aとを隔てるように固定カバー21が設けられている。固定カバー21は、図2、3に示すように、板部材を屈曲して凹部を形成したものであって、固定カバー21の底面21aには、前記工具Tを加工領域Aに移動させるように開口部22が形成されている。その開口部22は、工具保持板18に取付けた可動カバー23によって塞がれるようになっている。本実施形態の可動カバー23は、板部材を屈曲して形成され、可動カバー23の底辺長さL1は前記開口部22の開口長さL2より僅かに短くしてある。
割出用モータ16によって工具保持板18を回動させて可動カバー23で塞がれた開口部22を開口すると、その開口部22の下方に主軸6の装着孔7に装着させる工具Tまたは主軸6の装着孔7に装着されている工具Tを保持する保持部19の何れかを位置させることになる。また、前記可動カバー23の左右方向には、シート形状のゴム材から成る清掃部材24が複数のボルト25によって取付けられている。尚、本実施形態では、清掃部材24をシート形状のゴム材としたがブラシ材であってもよい。また、ノズルを取付け、ノズルから空気を噴射するようにしてもよい。清掃部材24は、前記開口部22の開口長さL2と可動カバー23の底辺長さL1との隙間を塞ぐように取付け位置が調整されている。また、清掃部材24は開口部22に接したときに容易に撓むことができる。この横型マシニングセンタ1では、主軸6の装着孔7に装着した工具Tを高速回転させ、その工具Tを左右、上下、前後移動させて、移動コラム3の前方に配置されるワークWを加工するようになっている。
次に、工具交換の動作について説明する。ワークWの加工箇所が変わると、工具交換が行われる。図1、2に示すように、移動コラム3、サドル4を移動させ、加工領域Aにある主軸頭5を工具マガジン15の下方の清掃位置Bに移動させる。その後、図4(a)に示すように、割出用モータ16によって工具保持板18を回動させて開口部22から加工領域Aに工具Taを受け取る保持部19aを位置させると共に、工具保持板18と共に移動する可動カバー23に備えた清掃部材24の一方を加工領域Aの主軸頭5の上部に接触させる。すると、ワークWの加工中に飛び散った切粉の一部が堆積している主軸頭5の上部から清掃部材24によって払い落とされるようになっている。そして、図4(b)に示すように、主軸頭5を工具交換位置Cに移動させて主軸頭5の主軸6の装着孔7に装着されている工具Taを工具保持板18の保持部19aに保持させる。その後、主軸頭5を待機位置Dに移動させて工具Taを主軸6の装着孔7から抜き取る。
続けて、割出用モータ16によって開口部22から加工領域Aに主軸6の装着孔7に装着させる工具Tbを位置させる。そして、図5(a)に示すように、主軸頭5を待機位置Dから工具交換位置Cに移動させて主軸6の装着孔7に工具Tbを装着させ、その後、図5(b)に示すように、主軸頭5を降下させて工具Tbを保持部19bから離脱させる。また、保持部19bから工具Tbが離脱すると、割出用モータ16によって工具保持板18を回動させ、可動カバー23により開口部22の開口を塞ぐようになっている(図2の状態)。その後、ワークWの加工箇所が変わる毎に上記の動作が繰り返されることになる。
従って、主軸頭5の上部に堆積したワークWの加工中で生じた切粉の一部を、工具交換時に、工具保持板18と共に移動する清掃部材24によって主軸頭5の上部から落下させることが可能となり、従来のように、作業者によって主軸頭5の上部の清掃を定期的に行う必要がなくなる。また、工具交換時に清掃部材24によって清掃を行うことで、機械1を止める必要がなく、作業効率の低下を防ぐことができる。更に、工具交換時に、工具保持板18の回動と共に移動する可動カバー23に清掃部材24を備えた構成としたことで、簡単な構成で主軸頭5の上部の切粉を清掃可能な横型マシニングセンタ1とすることができる。また、清掃部材24をシート形状のゴム材の安価なもので構成できる。
1 横型マシニングセンタ
5 主軸頭
6 主軸
15 工具マガジン
16 割出用モータ
18 工具保持板
21 固定カバー
22 開口部
23 可動カバー
24 清掃部材
T 工具

Claims (2)

  1. 主軸を回転可能に支承して加工領域内で左右、上下、前後に移動する主軸頭と、割出用モータによって回動する工具保持板に複数の工具が保持され、その工具保持板と加工領域とを隔てるように設けた固定カバーに前記工具を加工領域に移動させるように開口部が設けられ、その開口部を工具保持板に取付けた可動カバーによって塞ぐようにして成る工具マガジンとを備え、工具交換時には、割出用モータにより工具保持板を回動して交換用の工具を開口部から加工領域に移動させ、その工具を主軸頭の移動によって主軸の装着孔に装着するようにした横型マシニングセンタにおいて、可動カバーの左右両端には清掃部材が備えられ、工具交換時に、工具保持板と共に移動する清掃部材を加工領域に移動させ、その清掃部材によって主軸頭の上部に堆積した切粉を落下させるようにしたことを特徴とする横型マシニングセンタ。
  2. 前記清掃部材はシート形状のゴム材であって、工具交換時に、工具保持板と共に移動する清掃部材を加工領域に移動させ、その清掃部材によって主軸頭の上部に堆積した切粉を払い落とすようにしたことを特徴とする請求項1記載の横型マシニングセンタ。
JP2009195155A 2009-08-26 2009-08-26 横型マシニングセンタ Active JP5424029B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009195155A JP5424029B2 (ja) 2009-08-26 2009-08-26 横型マシニングセンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009195155A JP5424029B2 (ja) 2009-08-26 2009-08-26 横型マシニングセンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011045947A JP2011045947A (ja) 2011-03-10
JP5424029B2 true JP5424029B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=43832783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009195155A Active JP5424029B2 (ja) 2009-08-26 2009-08-26 横型マシニングセンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5424029B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9126298B2 (en) * 2011-02-24 2015-09-08 Markino Milling Machine Co., Ltd. Machining center
JP5949174B2 (ja) * 2012-05-31 2016-07-06 豊和工業株式会社 マシニングセンタ
JP5936466B2 (ja) * 2012-07-04 2016-06-22 Dmg森精機株式会社 工作機械の自動工具交換装置
WO2014084376A1 (ja) * 2012-11-30 2014-06-05 コマツNtc株式会社 工作機械
JP6604592B2 (ja) * 2015-10-01 2019-11-13 エンシュウ株式会社 工作機械
CN108857584B (zh) * 2018-07-27 2023-06-30 江苏匠准数控机床有限公司 一种卧式数控机床
CN110405509B (zh) * 2019-06-05 2024-06-07 三星智能科技盐城有限公司 一种数控机床刀库
CN112008462B (zh) * 2020-08-13 2022-05-31 山东海特数控机床有限公司 一种用于刀具清洁、冷却润滑设备

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62178044U (ja) * 1986-04-28 1987-11-12
JPH0413245U (ja) * 1990-05-25 1992-02-03
JP2583572Y2 (ja) * 1993-05-21 1998-10-22 オークマ株式会社 工作機械のワイパー装置及びカバー装置
JP3261269B2 (ja) * 1994-10-11 2002-02-25 ブラザー工業株式会社 工具交換装置を有する工作機械
JP2002283166A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Enshu Ltd 自動工具交換装置及びカバー装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011045947A (ja) 2011-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5424029B2 (ja) 横型マシニングセンタ
TWI630977B (zh) 工作機械
US9481066B2 (en) Machine tool
JP4869698B2 (ja) マシニングセンタ
JP4745612B2 (ja) 工作機械
CN107921592B (zh) 机床
JP5667225B2 (ja) 可動カバーに堆積した切粉を除去するワイパーをテーブルに備えた工作機械
JP6588015B2 (ja) 異物排出機構を備えた産業機械
JP2006187852A (ja) 工作機械
JP5811599B2 (ja) 工作機械
JP5375500B2 (ja) 工作機械
JP5634780B2 (ja) 工作機械の工具
JP4392203B2 (ja) 工作機械
JP6391967B2 (ja) 工作機械
JP4710295B2 (ja) 工作機械
JP2802727B2 (ja) 移動工具マガジンを備えた機械加工装置
JP4024040B2 (ja) 工作機械
JP5811598B2 (ja) 工作機械
KR101106714B1 (ko) 수평형 머시닝 센터의 칩 비산방지 장치
JP5336754B2 (ja) 切削装置
JP2009090388A (ja) 加工屑除去装置
KR200448192Y1 (ko) 새들 주행궤도를 방해하지 않게 칩이 용기내로 떨어지도록배열된 선반
WO2020049729A1 (ja) 工作機械
JP2547189Y2 (ja) 切削装置の切屑除去装置
JP5435281B2 (ja) 横型マシニングセンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5424029

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150