JP5422497B2 - 基板乾燥方法 - Google Patents

基板乾燥方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5422497B2
JP5422497B2 JP2010142301A JP2010142301A JP5422497B2 JP 5422497 B2 JP5422497 B2 JP 5422497B2 JP 2010142301 A JP2010142301 A JP 2010142301A JP 2010142301 A JP2010142301 A JP 2010142301A JP 5422497 B2 JP5422497 B2 JP 5422497B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ipa
substrate
drying
semiconductor substrate
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010142301A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012009524A (ja
Inventor
口 寿 史 大
藤 洋 平 佐
秀 和 林
田 寛 冨
島 由貴子 北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2010142301A priority Critical patent/JP5422497B2/ja
Priority to US12/980,079 priority patent/US20110314689A1/en
Publication of JP2012009524A publication Critical patent/JP2012009524A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5422497B2 publication Critical patent/JP5422497B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/02041Cleaning
    • H01L21/02057Cleaning during device manufacture
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D2111/00Cleaning compositions characterised by the objects to be cleaned; Cleaning compositions characterised by non-standard cleaning or washing processes
    • C11D2111/10Objects to be cleaned
    • C11D2111/14Hard surfaces
    • C11D2111/22Electronic devices, e.g. PCBs or semiconductors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment
    • H01L21/67028Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment
    • H01L21/67028Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like
    • H01L21/67034Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like for drying

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

本発明の実施形態は、基板乾燥方法に関する。
半導体装置の製造工程には、リソグラフィ工程、ドライエッチング工程、イオン注入工程などの様々な工程が含まれている。各工程の終了後、次の工程に移る前に、ウェーハ表面に残存した不純物や残渣を除去してウェーハ表面を清浄にするための洗浄工程、洗浄後の薬液残渣を除去するリンス工程、及び乾燥工程が実施されている。
例えば、エッチング工程後のウェーハの洗浄処理では、ウェーハの表面に洗浄処理のための薬液が供給され、その後に純水が供給されてリンス処理が行われる。リンス処理後は、ウェーハ表面に残っている純水を除去してウェーハを乾燥させる乾燥処理が行われる。
乾燥処理を行う方法としては、例えば回転による遠心力を利用してウェーハ上の純水を排出させる回転乾燥、ウェーハ上の純水をイソプロピルアルコール(IPA)に置換し、IPAを気化させてウェーハを乾燥させるIPA乾燥等が知られている。しかし、これら一般的な乾燥処理では、ウェーハ上に残る液体の表面張力により、ウェーハ上に形成された微細パターン同士が乾燥時に互いに接触し、閉塞してしまう問題があった。
このような問題を解決するため、表面張力がゼロとなる超臨界乾燥が提案されている。超臨界乾燥では、ウェーハの洗浄処理後に、一旦、超臨界乾燥溶媒にて最終置換する別溶媒、例えばIPA、でウェーハ上の液体を置換し、表面がIPAで濡れている状態のままウェーハを超臨界チャンバへ導入する。その後、超臨界状態として二酸化炭素(超臨界CO流体)をチャンバ供給し、IPAと超臨界CO流体とを置換し、徐々にウェーハ上のIPAが超臨界CO流体に溶解し、排出される超臨界CO流体と共にウェーハから排出される。すべてのIPAが排出された後、チャンバ内を降圧し、超臨界CO流体を気体COに相変化させて、ウェーハの乾燥が終了する。
しかし、二酸化炭素の臨界圧力は約7.5MPaであるため、処理設備としてはこの臨界圧以上の耐圧性能を持った肉厚の金属製チャンバが必要となり、チャンバ単体のコストが増加することで、トータルの装置コストが増加するという問題があった。
また、乾燥溶媒に超臨界CO流体を用いるのではなく、薬液洗浄後のリンス純水との置換液であるIPA自体を超臨界状態にし、気化排出することで乾燥する手法も知られている。IPAの臨界圧力は約5.4MPaのため、超臨界CO流体を用いる場合よりは、チャンバに必要な肉厚は薄くてよく、装置コストを削減できる。また、純水との置換液となるIPAをそのまま超臨界とするため、炭酸超臨界のように、IPAを炭酸超臨界流体と置換する工程が不要なため、CO超臨界に必要なCO供給系と昇圧装置等が不要になり大幅にコストを削減できる。しかし、IPAを超臨界状態にするためには、密閉状態のチャンバ内で昇温によりIPAを超高密度化する必要があるため、始めに液体として十分な量のIPAをチャンバ内に導入する必要がある。従って、基板の乾燥にあたり、IPAの使用量が増大し、コストが増加するという問題があった。
特開2004−327894号公報
本発明は、微細パターンが形成された半導体基板を、パターン倒壊を防止しつつ、低コストに乾燥させる基板乾燥方法を提供することを目的とする。
本実施形態によれば、表面が薬液(溶媒)で濡れ、アスペクト比10以上のパターンが形成された半導体基板をチャンバ内に導入する。そして、前記薬液(溶媒)を前記半導体基板上に残留させつつ、160℃以上かつ前記薬液(溶媒)の臨界温度未満の所定温度まで昇温し、気化した前記薬液(溶媒)を前記チャンバから排出する。
圧力と温度と物質の相状態との関係を示す状態図である。 基板乾燥時にパターンにかかる倒壊力を説明する図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置の概略構成図である。 同実施形態に係る半導体基板の洗浄・乾燥方法を説明するフローチャートである。 IPAの状態図である。 半導体基板上に形成されるパターンの一例を示す図である。 乾燥溶媒の乾燥時の温度とパターンの倒壊有無との関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、臨界点について説明する。図1は、圧力と温度と物質の相状態との関係を示す状態図である。一般に、物質には、三態と称される気相(気体)、液相(液体)、固相(固体)の3つの存在状態がある。
図1に示すように、上記3つの相は、気相と液相との境界を示す蒸気圧曲線(気相平衡線)、気相と固相との境界を示す昇華曲線、固相と液相との境界を示す溶解曲線で区切られる。これら3つの相が重なったところが三重点である。この三重点から蒸気圧曲線が高温側に延び、気相と液相が共存する限界が臨界点である。この臨界点では、気相と液相の密度が等しくなり、気液共存状態の界面が消失する。臨界点より高温、高圧の状態では、気相、液相の区別がなくなり、物質は超臨界流体となる。
次に、図2を用いて、基板を乾燥させる際に、基板上に形成されたパターンにかかる倒壊力について説明する。図2は、半導体基板W上に形成されているパターン200の一部が液体201に濡れた状態を示す。ここで、パターン200間の距離をS、パターン200の両側にある液体201の液面高さの差をΔH、液体201の表面張力をγ、接触角をθとすると、パターン200にかかる倒壊力FはF=2×γ×ΔH×cosθ/S・・・(数式1)となる。
従って、倒壊力Fを小さくしてパターン倒壊を防止するためには、表面張力γを小さくすること、液面高さの差ΔHを小さくすること、接触角θを90°に近付けることが有効である。
図3に本発明の実施形態に係る基板処理装置の概略構成を示す。基板処理装置1は、基板洗浄部10、基板搬送部20、及び基板乾燥部30を備える。
基板洗浄部10は、洗浄チャンバ11、薬液供給部12、13、及び純水供給部14を有する。洗浄チャンバ11には、被処理基板(半導体基板)Wを保持する基板保持部15が設けられている。基板洗浄部10は、枚葉式の洗浄装置でもよいし、バッチ式の洗浄装置でもよい。
薬液供給部12は、被処理基板Wに薬液を供給し、被処理基板Wの洗浄処理を行う。薬液には、例えば、硫酸、フッ酸、塩酸、過酸化水素等を用いることができる。洗浄処理は、基板表面上のパーティクルや金属不純物を除去する処理や、基板上に形成された膜をエッチング除去する処理等を含む。
薬液供給部13は、被処理基板Wに乾燥溶媒を供給する。乾燥溶媒には、例えば、イソプロピルアルコール(IPA)が用いられる。純水供給部14は、被処理基板Wに純水を供給し、純水リンス処理を行う。洗浄チャンバ11内の液体は、廃液管16を介して排出することができる。
搬送部20は、基板洗浄部10の洗浄チャンバ11から被処理基板Wを取り出して、基板乾燥部30へ搬送する。
基板乾燥部30は、乾燥チャンバ31、ヒータ32、配管33、及びバルブ34を有する。乾燥チャンバ31は、SUS等で形成された高圧容器である。乾燥チャンバ31には、被処理基板Wを保持するリング状の平板で形成されたステージ35が設けられている。
ヒータ32は乾燥チャンバ31内の気体や液体、被処理基板Wを加熱し、温度調整することができる。図3ではヒータ32を乾燥チャンバ31の内部に設ける構成を示しているが、乾燥チャンバ31の外周部に設けるようにしてもよい。
乾燥チャンバ31には配管33が連結されており、乾燥チャンバ31内の気体を排出できるようになっている。配管33から排出された気体は図示しない回収再生機構により回収・再生される。また、配管33には、乾燥チャンバ31からの気体排出量を制御するバルブ34が設けられている。
また、基板乾燥部30は、乾燥チャンバ31内に乾燥溶媒としてのIPAを供給する薬液供給部(図示せず)をさらに備える構成にしてもよい。
本実施形態に係る半導体基板の洗浄・乾燥方法を図4に示すフローチャート及び図3を用いて説明する。
(ステップS101)処理対象の半導体基板Wが洗浄チャンバ11に搬入され、基板保持部15に保持される。半導体基板Wには微細パターンが形成されている。
(ステップS102)薬液供給部12が半導体基板Wに薬液を供給する。これにより、半導体基板Wの洗浄処理が行われる。
(ステップS103)前記洗浄処理後に、純水供給部14が半導体基板Wに純水を供給する。これにより、半導体基板Wの表面に残留していた薬液を純水によって洗い流す純水リンス処理が行われる。薬液は廃液管16から排出される。
(ステップS104)前記純水リンス処理後に、薬液供給部13が半導体基板Wに乾燥溶媒としてのIPAを供給する。これにより、半導体基板Wの表面に残留していた純水をIPAに置換する処理が行われる。純水は廃液管16から排出される。
(ステップS105)搬送部20が、半導体基板Wを、表面がIPAで濡れた状態のまま自然乾燥しないように、洗浄チャンバ11から取り出し、基板乾燥部30へ搬送し、乾燥チャンバ31に導入する。半導体基板Wは、ステージ35に固定される。
(ステップS106)乾燥チャンバ31が密閉され、ヒータ32が半導体基板W表面上のIPAを加熱する。液体状態のIPAは加熱に伴い徐々に気化する。この時、乾燥チャンバ31内の圧力は、図5に示すIPAの状態図における蒸気圧曲線に従って増加する。
(ステップS107)乾燥チャンバ31内の温度を所定の温度Tまで上げる。この温度Tは、IPAの臨界温度(244℃)未満とし、例えば180℃程度である。なお、この温度Tに達するまで、半導体基板W表面上のIPAが全て乾燥しないように、すなわち半導体基板WがIPAで濡れ、乾燥チャンバ31内に気体IPAと液体IPAが共存しているようにする。
気体の状態方程式に、温度T、温度TにおけるIPAの蒸気圧P、乾燥チャンバ31の容積Vを代入することで、乾燥チャンバ31内に気体状態で存在するIPAの量n(mol)が求められる。従って、ステップS106で加熱を開始する前に乾燥チャンバ31内にはn(mol)以上の液体IPAが存在する必要がある。乾燥チャンバ31に導入される半導体基板W上のIPAの量がn(mol)未満である場合は、図示しない薬液供給部から乾燥チャンバ31内に液体IPAを供給し、乾燥チャンバ31内にn(mol)以上の液体IPAを存在させるようにする。
(ステップS108)乾燥チャンバ31内の温度Tを保ちつつ、バルブ34を開き、配管33を介して乾燥チャンバ31内の気体IPAを徐々に排出する。この時、半導体基板W上に残留している液体IPAが突沸しないように、バルブ34の開度を調整する。気体IPAを排出することで、液体IPAの気化が進む。
(ステップS109)乾燥チャンバ31内の液体IPAが全て気化し、半導体基板Wが乾燥したら、バルブ34の開度を大きくし、乾燥チャンバ31内の気体IPAを排出する。気体IPAの排出に伴う乾燥チャンバ31内の圧力低下によりIPAの再液化が生じないように、温度は十分高温を維持する。
なお、乾燥チャンバ31から配管33を介して排出された気体IPAは、図示しない回収再生機構により回収、再生され、再使用される。
(ステップS110)乾燥チャンバ31内の気体IPAが十分に排出された後、半導体基板Wを、搬送可能な温度まで冷却する。
(ステップS111)乾燥チャンバ31を開けて、半導体基板Wを次工程へ搬送する。
このように、本実施形態では、半導体基板W上の液体IPAが全て気化してしまわないように昇温、昇圧し、所定の高温・高圧状態で半導体基板Wを乾燥させる。液体の表面張力は温度を上げることで低下する。従って、上述した数式1からも分かるように、ステップS108において、液体IPAが気化する際に半導体基板W上の微細パターンにかかる倒壊力Fは小さくなるため、パターン倒壊を防止できる。
また、高圧状態であるため、図6に示すように、パターン501とパターン502に挟まれた溝511にある液体、及びパターン502とパターン503に挟まれた溝512にある液体は、空間に露出している自身の表面積を最小化するため、パターンに対してほぼ垂直な液面を形成し、見かけ上、パターンと液体との接触角が撥液側に変化するようになる。つまり上述した数式1におけるθが90°に近付くため、cosθはゼロに近付く。そのため、半導体基板W上の微細パターンにかかる倒壊力Fをさらに小さくすることができる。
図7に、半導体基板W上のIPAを全て気化させる温度Tと、半導体基板W上のパターン倒壊の有無との関係を示す。半導体基板Wには酸化膜、窒化膜、シリコン等を含み、アスペクト比が10程度のパターンを形成した。
この結果から分かるように、アスペクト比10以上のパターンが形成された半導体基板を乾燥させる場合、乾燥溶媒の温度は160℃以上(圧力1MPa以上)で行うことが好適である。従って、ステップS107における所定温度Tは160℃以上臨界温度未満の範囲であることが好ましい。
本実施形態では、IPAの臨界点(244℃、5.4MPa)未満の圧力・温度で乾燥処理を行うため、超臨界乾燥を行うチャンバと比較して、乾燥チャンバ31のコストを削減できる。また、臨界点未満の圧力・温度で乾燥処理を行うため、IPAを超臨界状態にする場合と比較して、IPAの使用量を低減できる。また、本実施形態に係る乾燥方法は、乾燥溶媒をリサイクル使用する場合、IPAを超臨界状態する方法と比較して、IPA自体の分解比率も低く、溶媒回収率が高い。従って、乾燥溶媒使用量をさらに低減し、コストを削減できる。
このように、本実施形態に係る基板乾燥方法によれば、微細パターンが形成された半導体基板を、パターン倒壊を防止しつつ、低コストに乾燥させることができる。
上記実施形態では、ステップS110において、乾燥チャンバ31内で半導体基板Wの冷却を行っていたが、冷却のための別ステージを設け、乾燥チャンバ31内の気体IPAの排出終了後、半導体基板Wをこの別ステージへ速やかに搬送するようにしてもよい。これにより、乾燥チャンバ31を冷却する必要がなく、次の基板の処理を速やかに開始できるため、スループットを向上できる。
上記実施形態では乾燥溶媒としてIPAを用いていたが、メタノール、エタノール等の水との置換が可能な他の薬液を用いてもよい。他の薬液を用いた場合も、上記実施形態と同様に、パターン倒壊が生じない所定の高温・高圧状態になるまでは薬液が存在する程度の液量の薬液を予め乾燥チャンバに導入しておき、臨界点未満の所定の高温・高圧状態になったら、徐々に気化した薬液を排出していき、基板上の薬液を全て気化させ、基板を乾燥させる。なお、乾燥溶媒としてメタノールを用いた場合は、100℃以上臨界温度(240℃)未満まで昇温することが好適であり、エタノールを用いた場合は、100℃以上臨界温度(243℃)未満まで昇温することが好適である。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 基板処理装置
10 基板洗浄部
20 基板搬送部
30 基板乾燥部

Claims (4)

  1. 表面が薬液で濡れ、アスペクト比10以上のパターンが形成された半導体基板をチャンバ内に導入する工程と、
    前記薬液を前記半導体基板上に残留させつつ、前記薬液の臨界温度未満の所定温度まで昇温する工程と、
    前記所定温度において前記半導体基板上に残留している前記薬液を全て気化させ、前記半導体基板を乾燥させる工程と、
    気化した前記薬液を前記チャンバから排出する工程と、
    を備え
    前記薬液がイソプロピルアルコールである場合、前記所定温度は160℃以上であり、
    前記薬液がメタノール又はエタノールである場合、前記所定温度は100℃以上であることを特徴とする基板乾燥方法。
  2. 昇温前に、前記所定温度、前記所定温度における前記薬液の蒸気圧、及び前記チャンバの容量に基づく液量の前記薬液を前記チャンバ内に供給する工程をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の基板乾燥方法。
  3. 前記薬液はイソプロピルアルコールであり、前記薬液を前記所定温度に昇温して、前記チャンバ内の圧力を1MPa以上にすることを特徴とする請求項1又は2に記載の基板乾燥方法。
  4. 前記チャンバから排出された気体状態の前記薬液を回収して再生する工程をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の基板乾燥方法。
JP2010142301A 2010-06-23 2010-06-23 基板乾燥方法 Active JP5422497B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010142301A JP5422497B2 (ja) 2010-06-23 2010-06-23 基板乾燥方法
US12/980,079 US20110314689A1 (en) 2010-06-23 2010-12-28 Substrate drying method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010142301A JP5422497B2 (ja) 2010-06-23 2010-06-23 基板乾燥方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012009524A JP2012009524A (ja) 2012-01-12
JP5422497B2 true JP5422497B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=45351151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010142301A Active JP5422497B2 (ja) 2010-06-23 2010-06-23 基板乾燥方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20110314689A1 (ja)
JP (1) JP5422497B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5985156B2 (ja) 2011-04-04 2016-09-06 東京エレクトロン株式会社 半導体基板の超臨界乾燥方法及び装置
JP5458314B2 (ja) * 2011-06-30 2014-04-02 セメス株式会社 基板処理装置及び超臨界流体排出方法
JP5544666B2 (ja) * 2011-06-30 2014-07-09 セメス株式会社 基板処理装置
JP2013055230A (ja) 2011-09-05 2013-03-21 Toshiba Corp 半導体基板の超臨界乾燥方法
JP6585243B2 (ja) * 2013-09-30 2019-10-02 芝浦メカトロニクス株式会社 基板処理装置及び基板処理方法
JP6426927B2 (ja) * 2013-09-30 2018-11-21 芝浦メカトロニクス株式会社 基板処理装置及び基板処理方法
US10971354B2 (en) 2016-07-15 2021-04-06 Applied Materials, Inc. Drying high aspect ratio features
TWI767920B (zh) * 2016-07-15 2022-06-21 美商應用材料股份有限公司 乾燥高深寬比特徵
JP6878075B2 (ja) * 2017-03-23 2021-05-26 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および基板処理方法
JP6949559B2 (ja) * 2017-05-30 2021-10-13 東京エレクトロン株式会社 基板処理方法
US20210198602A1 (en) * 2018-05-25 2021-07-01 Basf Se Use of compositions comprising a solvent mixture for avoiding pattern collapse when treating patterned materials with line-space dimensions of 50 nm or below

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000153244A (ja) * 1998-11-17 2000-06-06 S R Kaihatsu:Kk 超臨界または亜臨界流体を洗浄媒質または抽出媒質として使用する場合に於ける媒質循環システム
US6486078B1 (en) * 2000-08-22 2002-11-26 Advanced Micro Devices, Inc. Super critical drying of low k materials
JP3939178B2 (ja) * 2002-03-25 2007-07-04 大日本スクリーン製造株式会社 高圧乾燥装置、高圧乾燥方法および基板処理装置
US7267727B2 (en) * 2002-09-24 2007-09-11 Air Products And Chemicals, Inc. Processing of semiconductor components with dense processing fluids and ultrasonic energy
JP2004335988A (ja) * 2003-03-12 2004-11-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 超臨界処理方法及び装置
JP2009010256A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Toho Kasei Kk 基板乾燥装置および方法
US7838425B2 (en) * 2008-06-16 2010-11-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of treating surface of semiconductor substrate
JP2010074140A (ja) * 2008-08-22 2010-04-02 Toshiba Corp 基板処理装置および基板処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012009524A (ja) 2012-01-12
US20110314689A1 (en) 2011-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5422497B2 (ja) 基板乾燥方法
JP5450494B2 (ja) 半導体基板の超臨界乾燥方法
JP5843277B2 (ja) 半導体基板の超臨界乾燥方法及び装置
JP5620234B2 (ja) 半導体基板の超臨界乾燥方法および基板処理装置
US9570286B2 (en) Supercritical drying method for semiconductor substrate
US20120048304A1 (en) Supercritical drying method and supercritical drying system
JP5985156B2 (ja) 半導体基板の超臨界乾燥方法及び装置
JP6005702B2 (ja) 半導体基板の超臨界乾燥方法および基板処理装置
US20110289793A1 (en) Supercritical drying method
KR101643455B1 (ko) 기판 처리 방법 및 장치
JP2013062417A (ja) 半導体基板の超臨界乾燥方法及び装置
JP5232514B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP4053976B2 (ja) 基板処理方法及び基板処理装置
JP3544326B2 (ja) 基板処理方法
KR100431186B1 (ko) 웨이퍼의 세정 및 건조 방법
KR20110121465A (ko) 웨이퍼 건조 장치 및 건조 방법
JP2015135942A (ja) 基板処理方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130813

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131125

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5422497

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350