JP5420801B1 - 無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置および方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、下記の特許文献2には、交換機での呼処理異常を外部より直接間接に監視検出して早期にしかも保守者不介入で呼処理動作を正常に復帰させるために、外部監視装置では一定周期毎に複数の加入者に対応した試験呼が加入者回路に対し発生される一方、それら呼各々に対する交換処理状態が正常に実行されているか否かが監視されているが、この監視で呼処理動作の異常が検出された場合には、緊急動作回路が起動し、障害状態を回復させるための系構成パターンの変更、メモリ装置および制御系装置の初期設定動作が実行されるようにした呼処理異常時での交換機動作再開方式が開示されている。
ここで、前記CPU監視装置が、前記CPUから入力されるCPU関連障害検出用信号に基づいて「CPU関連障害有り」を検出するとハイレベルのCPU関連障害検出信号(SF)を出力し、前記電源線から入力される電圧に基づいて「CPU電圧有り」を検出するとハイレベルのCPU電圧検出信号(SP)を出力してもよい。
前記CPU電源自動切入手段が、前記CPU電圧検出信号がハイレベルであるときに前記CPU関連障害検出信号が最初にロウレベルからハイレベルになると、前記時限スイッチを1回だけ動作させる時限スイッチ動作信号(SON1)を所定の監視制御不能状態許容時間経過後に該時限スイッチに出力する時限スイッチ動作信号発生手段(211,221,222,231)を備えてもよい。
前記CPU電源人為的切入手段が、前記CPU関連障害検出信号および前記CPU電圧検出信号が共にハイレベルであるときに、ハイレベルの前記時限スイッチ動作指示信号が入力されると、前記時限スイッチを1回だけ動作させる他の時限スイッチ動作信号(SON2)を所定の人為的操作実施開始時間経過後に該時限スイッチに出力する他の時限スイッチ動作信号発生手段(212,223,224,232)を備えてもよい。
前記時限スイッチ動作信号発生手段および前記他の時限スイッチ動作信号発生手段をリセットして、前記時限スイッチ動作信号および前記他の時限スイッチ動作信号をロウレベルにするためのリセットボタン(24)をさらに具備してもよい。
前記CPU電圧検出信号がハイレベルであるときに前記CPU関連障害検出信号が最初にロウレベルからハイレベルになると、前記有人監視制御所システムと前記無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置とを接続するように前記上りおよび下り切替スイッチを切り替えるスイッチ切替制御信号(SSW1)を前記監視制御不能状態許容時間経過後に該上りおよび下り切替スイッチに出力するためのスイッチ切替制御手段(31,321)をさらに具備してもよい。
前記CPU関連障害検出信号がハイレベルからロウレベルになると、前記有人監視制御所システムと前記無人電気所遠隔監視制御装置とを接続するように前記上りおよび下り切替スイッチを切り替える他のスイッチ切替制御信号(SSW2)を所定のCPU関連障害復旧確認時間経過後に該上りおよび下り切替スイッチに出力するための他のスイッチ切替制御手段(322)をさらに具備してもよい。
前記時限スイッチ動作信号発生手段および前記他の時限スイッチ動作信号発生手段を前記他のスイッチ切替制御信号(S SW2 )によってもリセットして、前記時限スイッチ動作信号および前記他の時限スイッチ動作信号をロウレベルにするためのリセット手段(25)をさらに具備してもよい。
前記CPU関連障害検出信号がハイレベルの状態が所定のCPU関連障害復旧あきらめ時間だけ継続すると、前記有人監視制御所システムと前記無人電気所遠隔監視制御装置とを接続するように前記上りおよび下り切替スイッチを切り替える別のスイッチ切替制御信号(SSW3)を該上りおよび下り切替スイッチに出力するための別のスイッチ切替制御手段(323)をさらに具備してもよい。
前記人為的操作実施開始時間が、前記監視制御不能状態許容時間よりも大きく設定されており、前記CPU関連障害復旧あきらめ時間が、前記監視制御不能状態許容時間と前記人為的操作実施開始時間との合計時間よりも大きく設定されていてもよい。
本発明の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ方法は、本発明の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置(10)を用いて前記CPU電源の自動切入を1回だけ行って前記CPUを再立上げし、該自動切入による再立上げに失敗した場合には、前記有人監視制御所システムからの遠隔操作により前記無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置を用いて前記CPU電源の人為的切入を1回行って前記CPUを再立上げすることを特徴とする。
(1)無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置を用いてCPU電源の自動切入および人為的切入を行うことができるため、無人電気所遠隔監視制御装置の早期復旧を図ることができるとともに、保守員が無人電気所まで出向いて対応することを極力少なくすることができる。
(2)数百〜数十箇所の多数の無人電気所を運転する有人監視制御所では無人電気所遠隔監視制御装置のCPU関連障害発生確率は高いため、無人電気所遠隔監視制御装置の早期復旧に伴うリスクの削減と、保守員の移動時間の削減および減少に伴う人件費の削減および車両の燃料費の低減とが図れる。
本発明の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置および方法は、CPU関連障害が発生すると、CPU電源の自動切入を1回だけ行ってCPUの再立上げを行い、この自動切入による再立上げに失敗した場合には、有人監視制御所の監視員による遠隔操作(有人監視制御所システムからの遠隔操作)によりCPU電源の人為的切入を1回だけ行ってCPUの再立上げを行うことを特徴とする。
ここで、CPU電源の自動切入は、CPU電源に接続された電源線に設置した時限スイッチ(数秒間切り状態になったのちに入り状態となるスイッチ)を動作させることにより行う。
また、CPU電源の人為的切入は、有人監視制御所システムと無人電気所遠隔監視制御装置とを接続する遠隔監視制御用通信線の上りおよび下り情報回線に上りおよび下り切替スイッチをそれぞれ設置して、CPU関連障害情報を上り切替スイッチおよび上り情報回線を介して有人監視制御所システムに送信し、有人監視制御所の監視員が時限スイッチ動作指示信号を有人監視制御所システムから下り情報回線および下り切替スイッチを介して無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置に送信して、時限スイッチを動作させることにより行う。
なお、再立上げ装置10は、無人電気所に設置される。
また、CPU監視装置11は、「CPU電圧無し」を検出するとロウレベルのCPU電圧検出信号SPをCPU電源切入装置20およびCPU電源切入通信装置30に出力し、一方、「CPU電圧有り」を検出するとハイレベルのCPU電圧検出信号SPをCPU電源切入装置20およびCPU電源切入通信装置30に出力する。
上りおよび下り切替スイッチ13U,13Dは、CPU電源切入通信装置30からの第1のスイッチ切替制御信号SSW1に応じて、通信装置51側接続状態(図1に実線で示すように有人監視制御所システム60の通信装置61と無人電気所遠隔監視制御装置50の通信装置51とを接続する状態)からCPU電源切入通信装置30側接続状態(図1に破線で示すように有人監視制御所システム60の通信装置61とCPU電源切入通信装置30とを接続する状態)に連動して切り替わる。
また、上りおよび下り切替スイッチ13U,13Dは、CPU電源切入通信装置30からの第2および第3のスイッチ切替制御信号SSW2,SSW3に応じて、CPU電源切入通信装置30側接続状態から通信装置51側接続状態に連動して切り替わる。
また、CPU電源切入装置20は、CPU監視装置11からのCPU関連障害検出信号SFおよびCPU電圧検出信号SPが共にハイレベルであるときに、CPU電源切入通信装置30からハイレベルの時限スイッチ動作指示信号SOが入力されると、CPU電源切入スイッチ12を1回だけ動作させる第2の時限スイッチ動作信号SON2を所定の人為的操作実施開始時間経過後にCPU電源切入スイッチ12に出力する。
第1のタイマ221は、第2のタイマ222の出力信号がロウレベルからハイレベルになるとリセットされる。
これにより、第2の時限T2(=スイッチ動作完了時間)経過後には、第1のタイマ221がリセットされるため、第1の時限スイッチ動作信号SON1はハイレベルからロウレベルになる。また、第2のタイマ222からハイレベルの第1のリセット信号が出力されている間は、CPU関連障害検出信号SFおよびCPU電圧検出信号SPが共にハイレベルであっても、第1の論理積回路211の出力信号はロウレベルになるため、第1の時限スイッチ動作信号SON1はロウレベルのままとなる。
第2のタイマ222は、論理和回路25の出力信号がロウレベルからハイレベルになるとリセットされる。
第3のタイマ223は、第4のタイマ224の出力信号がロウレベルからハイレベルになるとリセットされる。
これにより、第4の時限T4(=スイッチ動作完了時間)経過後には、第3のタイマ223がリセットされるため、第2の時限スイッチ動作信号SON2はハイレベルからロウレベルになる。また、第4のタイマ224からハイレベルの第2のリセット信号が出力されている間は、CPU関連障害検出信号SF、CPU電圧検出信号SPおよび時限スイッチ動作指示信号SOがすべてハイレベルであっても、第2の論理積回路212の出力信号はロウレベルになるため、第2の時限スイッチ動作信号SON2はロウレベルのままとなる。
第4のタイマ224は、論理和回路25の出力信号がロウレベルからハイレベルになるとリセットされる。
これにより、保守員がリセットボタン24を押すと、ハイレベルの入力信号が論理和回路25に入力されるため、第2および第4のタイマ222,224がリセットされる。
これにより、第2のスイッチ切替制御信号SSW2がCPU電源切入通信装置30から入力されても、第2および第4のタイマ222,224がリセットされる。
また、CPU電源切入通信装置30は、CPU関連障害検出信号SFがハイレベルからロウレベルになると、上りおよび下り切替スイッチ13U,13DをCPU電源切入通信装置30側接続状態から通信装置51側接続状態に切り替える第2のスイッチ切替制御信号SSW2を所定のCPU関連障害復旧確認時間(CPU関連障害の復旧確認後速やかに遠隔監視制御用通信線2を正常時の状態に戻す時間)経過後に通信ルート切替スイッチ13およびCPU電源切入装置20の論理和回路25に出力する。
さらに、CPU電源切入通信装置30は、CPU関連障害検出信号SFがハイレベルの状態が所定のCPU関連障害復旧あきらめ時間(再立上げ装置10によるCPU関連障害の復旧をあきらめる時間)だけ継続すると、上りおよび下り切替スイッチ13U,13DをCPU電源切入通信装置30側接続状態から通信装置51側接続状態に切り替える第3のスイッチ切替制御信号SSW3を通信ルート切替スイッチ13に出力する。
このとき、CPU監視装置11は、電源線1から入力される電圧に基づいて「CPU電圧有り」と検出すると、ハイレベルのCPU電圧検出信号SPをCPU電源切入装置20およびCPU電源切入通信装置30に出力する。
一方、CPU電源切入通信装置30からの時限スイッチ動作指示信号SOはロウレベルのままであるため、第2の論理積回路212の出力信号はロウレベルのままとなる。その結果、第2のタイマ222はセットされない。
また、第2のタイマ222がセットされ、第2の時限T2=30秒が経過すると第2のタイマ222の出力信号(第1のリセット信号)がロウレベルからハイレベルとなる。その結果、第1のタイマ221がリセットされる(ステップS15,S16)。
CPU電源切入通信装置30の第2のタイマ322は、ロウレベルのCPU関連障害検出信号SFの極性がインバータ回路33によって反転されたハイレベルの信号が入力されるため、第6の時限T6=30秒だけ継続すると、ハイレベルの第2のスイッチ切替制御信号SSW2を通信ルート切替スイッチ13およびCPU電源切入装置20に出力する(図5のステップS41〜S43)。
その結果、上りおよび下り切替スイッチ13U,13DがCPU電源切入通信装置30側接続状態から通信装置51側接続状態に連動して切り替わる。また、CPU電源切入装置20では、第2および第4のタイマ222,224がリセットされる。
これによって、再立上げ装置10は動作を終了する。
有人監視制御所システム60では、通信装置61によってCPU関連障害情報を受信すると、受信したCPU関連障害情報を端末装置62に表示する。
有人監視制御所の監視員は、CPU関連障害情報が端末装置62に表示されると、CPU電源切入スイッチ12を動作させるように端末装置62を用いて指示する。
その結果、ハイレベルの時限スイッチ動作指示信号SOが通信装置61、下り情報回線2Dおよび下り切替スイッチ13Dを介してCPU電源切入通信装置30に送信される。
CPU電源切入通信装置30は、ハイレベルの時限スイッチ動作指示信号SOを受信すると、受信したハイレベルの時限スイッチ動作指示信号SOをCPU電源切入装置20に出力する。
また、第4のタイマ224がセットされて、第4の時限T4=30秒が経過すると、第4のタイマ224の出力信号(第2のリセット信号)がロウレベルからハイレベルとなる。その結果、第3のタイマ223がリセットされる(ステップS30,S31)。
CPU電源切入通信装置30の第2のタイマ322は、ロウレベルのCPU関連障害検出信号SFの極性がインバータ回路33によって反転されたハイレベルの信号が入力されるため、このまま第6の時限T6=30秒だけ継続すると、ハイレベルの第2のスイッチ切替制御信号SSW2を通信ルート切替スイッチ13に出力する(図5のステップS41〜S43)。
その結果、上りおよび下り切替スイッチ13U,13DがCPU電源切入通信装置30側接続状態から通信装置51側接続状態に連動して切り替わる。また、CPU電源切入装置20では、第2および第4のタイマ222,224がリセットされる。
これによって、再立上げ装置10は動作を終了する。
CPU電源切入通信装置30では、ハイレベルのCPU関連障害検出信号SFが第7の時限T7=10分だけ継続して入力されると、第3のタイマ323はハイレベルの第3のスイッチ切替制御信号SSW3を通信ルート切替スイッチ13に出力する(図5のステップS41,S44,S45)。その結果、上りおよび下り切替スイッチ13U,13DがCPU電源切入通信装置30側接続状態から通信装置51側接続状態に連動して切り替わる。
これによって、再立上げ装置10は動作を終了する。
なお、この場合には、無人電気所遠隔監視制御装置の早期復旧を図るために、保守員の無人電気所派遣によって対応する。また、CPU電源切入装置20の第2および第4のタイマ222,224のリセットは、保守員がリセットボタン24を押すことにより行う。
2 遠隔監視制御用通信線
2U,2D 上りおよび下り情報回線
10 再立上げ装置
11 CPU監視装置
12 CPU電源切入スイッチ
13 通信ルート切替スイッチ
13U,13D 上りおよび下り切替スイッチ
20 CPU電源切入装置
211,212 第1および第2の論理積回路
221〜224 第1乃至第4のタイマ
231,232 第1および第2のインバータ回路
24 リセットボタン
25 論理和回路
26 プラス電圧源
30 CPU電源切入通信装置
31 論理積回路
321〜323 第1乃至第3のタイマ
33 インバータ回路
50 無人電気所遠隔監視制御装置
51 通信装置
52 CPU
53 CPU電源
60 有人監視制御所システム
61 通信装置
62 端末装置
SF CPU関連障害検出信号
SP CPU電圧検出信号
SON1,SON2 第1および第2の時限スイッチ動作信号
SSW1〜SSW3 第1乃至第3のスイッチ切替制御信号
SO 時限スイッチ動作指示信号
T1〜T7 第1乃至第7の時限
S11〜S16,S21〜S31,S41〜S45 ステップ
Claims (11)
- CPU(52)を再立上げして無人電気所遠隔監視制御装置(50)を復旧させるための無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置(10)であって、
前記無人電気所遠隔監視制御装置においてCPU関連障害が発生したか否かを監視するためのCPU監視装置(11)と、
前記CPUの電源であるCPU電源(53)に接続された電源線(1)に設置された時限スイッチ(12)と、
有人監視制御所システム(60)と前記無人電気所遠隔監視制御装置とを接続する遠隔監視制御用通信線(2)の上りおよび下り情報回線(2U,2D)にそれぞれ設置された上りおよび下り切替スイッチ(13U,13D)と、
前記CPU監視装置によって前記CPU関連障害の発生が検出されると、前記時限スイッチを動作させて前記CPU電源の自動切入を1回だけ行うためのCPU電源自動切入手段(20)と、
前記CPU監視装置によって前記CPU関連障害の発生が検出されると、CPU関連障害情報を前記上り切替スイッチおよび前記上り情報回線を介して前記有人監視制御所システムに送信するとともに、前記CPU電源の自動切入による再立上げに失敗した場合に、前記有人監視制御所システムから前記下り情報回線および前記下り切替スイッチを介して送信されてくる時限スイッチ動作指示信号(SO)に応じて前記時限スイッチを動作させて前記CPU電源の人為的切入を1回だけ行うためのCPU電源人為的切入手段(30)と、
を具備することを特徴とする、無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。 - 前記CPU監視装置が、
前記CPUから入力されるCPU関連障害検出用信号に基づいて「CPU関連障害有り」を検出するとハイレベルのCPU関連障害検出信号(SF)を出力し、
前記電源線から入力される電圧に基づいて「CPU電圧有り」を検出するとハイレベルのCPU電圧検出信号(SP)を出力する、
ことを特徴とする、請求項1記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。 - 前記CPU電源自動切入手段が、前記CPU電圧検出信号がハイレベルであるときに前記CPU関連障害検出信号が最初にロウレベルからハイレベルになると、前記時限スイッチを1回だけ動作させる時限スイッチ動作信号(SON1)を所定の監視制御不能状態許容時間経過後に該時限スイッチに出力する時限スイッチ動作信号発生手段(211,221,222,231)を備えることを特徴とする、請求項2記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
- 前記CPU電源人為的切入手段が、前記CPU関連障害検出信号および前記CPU電圧検出信号が共にハイレベルであるときに、ハイレベルの前記時限スイッチ動作指示信号が入力されると、前記時限スイッチを1回だけ動作させる他の時限スイッチ動作信号(SON2)を所定の人為的操作実施開始時間経過後に該時限スイッチに出力する他の時限スイッチ動作信号発生手段(212,223,224,232)を備えることを特徴とする、請求項3記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
- 前記時限スイッチ動作信号発生手段および前記他の時限スイッチ動作信号発生手段をリセットして、前記時限スイッチ動作信号および前記他の時限スイッチ動作信号をロウレベルにするためのリセットボタン(24)をさらに具備することを特徴とする、請求項4記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
- 前記CPU電圧検出信号がハイレベルであるときに前記CPU関連障害検出信号が最初にロウレベルからハイレベルになると、前記有人監視制御所システムと前記無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置とを接続するように前記上りおよび下り切替スイッチを切り替えるスイッチ切替制御信号(SSW1)を前記監視制御不能状態許容時間経過後に該上りおよび下り切替スイッチに出力するためのスイッチ切替制御手段(31,321)をさらに具備することを特徴とする、請求項3乃至5いずれかに記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
- 前記CPU関連障害検出信号がハイレベルからロウレベルになると、前記有人監視制御所システムと前記無人電気所遠隔監視制御装置とを接続するように前記上りおよび下り切替スイッチを切り替える他のスイッチ切替制御信号(SSW2)を所定のCPU関連障害復旧確認時間経過後に該上りおよび下り切替スイッチに出力するための他のスイッチ切替制御手段(322)をさらに具備することを特徴とする、請求項6記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
- 前記時限スイッチ動作信号発生手段および前記他の時限スイッチ動作信号発生手段を前記他のスイッチ切替制御信号(SSW2)によってもリセットして、前記時限スイッチ動作信号および前記他の時限スイッチ動作信号をロウレベルにするためのリセット手段(25)をさらに具備することを特徴とする、請求項7記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
- 前記CPU関連障害検出信号がハイレベルの状態が所定のCPU関連障害復旧あきらめ時間だけ継続すると、前記有人監視制御所システムと前記無人電気所遠隔監視制御装置とを接続するように前記上りおよび下り切替スイッチを切り替える別のスイッチ切替制御信号(SSW3)を該上りおよび下り切替スイッチに出力するための別のスイッチ切替制御手段(323)をさらに具備することを特徴とする、請求項7または8記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
- 前記人為的操作実施開始時間が、前記監視制御不能状態許容時間よりも大きく設定されており、
前記CPU関連障害復旧あきらめ時間が、前記監視制御不能状態許容時間と前記人為的操作実施開始時間との合計時間よりも大きく設定されている、
ことを特徴とする、請求項9記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。 - 請求項1乃至10いずれかに記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置(10)を用いて前記CPU電源の自動切入を1回だけ行って前記CPUを再立上げし、該自動切入による再立上げに失敗した場合には、前記有人監視制御所システムからの遠隔操作により前記無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置を用いて前記CPU電源の人為的切入を1回行って前記CPUを再立上げすることを特徴とする、無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ方法。
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