JP5420801B1 - 無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置および方法 - Google Patents

無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置および方法 Download PDF

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Abstract

無人電気所遠隔監視制御装置の早期復旧が図れるとともに保守員が無人電気所まで出向いて対応することを極力少なくできる再立上げ装置を提供する。再立上げ装置10は、CPU監視装置11によってCPU関連障害の発生が検出されると、時限スイッチ12を動作させてCPU電源53の自動切入を1回だけ行うためのCPU電源自動切入装置20と、CPU関連障害情報を上り切替スイッチ13Uおよび上り情報回線2Uを介して有人監視制御所システム60に送信するとともに、CPU電源53の自動切入による再立上げに失敗した場合に、有人監視制御所システム60から下り情報回線2Dおよび下り切替スイッチ13Dを介して送信されてくる時限スイッチ動作指示信号SOに応じて時限スイッチ12を動作させてCPU電源53の人為的切入を1回だけ行うためのCPU電源切入通信装置30とを具備する。

Description

本発明は、無人電気所に設置された遠隔監視制御装置の故障発生時にCPU(中央処理装置)を再立上げして復旧させるのに好適な無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置および方法に関する。
従来、電力会社では、無人電気所に設置された遠隔監視制御装置(以下、「無人電気所遠隔監視制御装置」と称する。)の故障発生時の対応は無人電気所まで保守員が出向いて行っているが、無人電気所遠隔監視制御装置のCPU関連障害は、CPU電源を一旦切ったのちに再度入れてCPUを再立上げすることによって解消されることが多い。
なお、下記の特許文献1には、交換機の異常が検出された場合に、交換機システムの再立上げ実行後も依然として呼処理が正常に復帰されないときには、保守者の介入による判断により保守者が人手にてシステム再立上げを行い、正常状態に復帰するまでシステムの再立上げを繰返し行う外部監視方式が開示されている。
また、下記の特許文献2には、交換機での呼処理異常を外部より直接間接に監視検出して早期にしかも保守者不介入で呼処理動作を正常に復帰させるために、外部監視装置では一定周期毎に複数の加入者に対応した試験呼が加入者回路に対し発生される一方、それら呼各々に対する交換処理状態が正常に実行されているか否かが監視されているが、この監視で呼処理動作の異常が検出された場合には、緊急動作回路が起動し、障害状態を回復させるための系構成パターンの変更、メモリ装置および制御系装置の初期設定動作が実行されるようにした呼処理異常時での交換機動作再開方式が開示されている。
特公昭51−036009号公報 特開平5−199557号公報
しかしながら、無人電気所遠隔監視制御装置のCPU関連障害はCPU電源を一旦切ったのちに入れるだけで解消されることが多いにもかかわらず、上述したように保守員が無人電気所まで出向いて対応しているため、無人電気所遠隔監視制御装置の復旧までに時間がかかるとともに保守員が無人電気所まで出向くことによりコストがかかるという問題があった。
本発明の目的は、CPU関連障害発生時に無人電気所遠隔監視制御装置の早期復旧が図れるとともに保守員が無人電気所まで出向いて対応することを極力少なくすることができる無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置および方法を提供することにある。
本発明の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置は、CPU(52)を再立上げして無人電気所遠隔監視制御装置(50)を復旧させるための無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置(10)であって、前記無人電気所遠隔監視制御装置においてCPU関連障害が発生したか否かを監視するためのCPU監視装置(11)と、前記CPUの電源であるCPU電源(53)に接続された電源線(1)に設置された時限スイッチ(12)と、有人監視制御所システム(60)と前記無人電気所遠隔監視制御装置とを接続する遠隔監視制御用通信線(2)の上りおよび下り情報回線(2U,2D)にそれぞれ設置された上りおよび下り切替スイッチ(13U,13D)と、前記CPU監視装置によって前記CPU関連障害の発生が検出されると、前記時限スイッチを動作させて前記CPU電源の自動切入を1回だけ行うためのCPU電源自動切入手段(20)と、前記CPU監視装置によって前記CPU関連障害の発生が検出されると、CPU関連障害情報を前記上り切替スイッチおよび前記上り情報回線を介して前記有人監視制御所システムに送信するとともに、前記CPU電源の自動切入による再立上げに失敗した場合に、前記有人監視制御所システムから前記下り情報回線および前記下り切替スイッチを介して送信されてくる時限スイッチ動作指示信号(SO)に応じて前記時限スイッチを動作させて前記CPU電源の人為的切入を1回だけ行うためのCPU電源人為的切入手段(30)とを具備することを特徴とする。
ここで、前記CPU監視装置が、前記CPUから入力されるCPU関連障害検出用信号に基づいて「CPU関連障害有り」を検出するとハイレベルのCPU関連障害検出信号(SF)を出力し、前記電源線から入力される電圧に基づいて「CPU電圧有り」を検出するとハイレベルのCPU電圧検出信号(SP)を出力してもよい。
前記CPU電源自動切入手段が、前記CPU電圧検出信号がハイレベルであるときに前記CPU関連障害検出信号が最初にロウレベルからハイレベルになると、前記時限スイッチを1回だけ動作させる時限スイッチ動作信号(SON1)を所定の監視制御不能状態許容時間経過後に該時限スイッチに出力する時限スイッチ動作信号発生手段(211,221,222,231)を備えてもよい。
前記CPU電源人為的切入手段が、前記CPU関連障害検出信号および前記CPU電圧検出信号が共にハイレベルであるときに、ハイレベルの前記時限スイッチ動作指示信号が入力されると、前記時限スイッチを1回だけ動作させる他の時限スイッチ動作信号(SON2)を所定の人為的操作実施開始時間経過後に該時限スイッチに出力する他の時限スイッチ動作信号発生手段(212,223,224,232)を備えてもよい。
前記時限スイッチ動作信号発生手段および前記他の時限スイッチ動作信号発生手段をリセットして、前記時限スイッチ動作信号および前記他の時限スイッチ動作信号をロウレベルにするためのリセットボタン(24)をさらに具備してもよい。
前記CPU電圧検出信号がハイレベルであるときに前記CPU関連障害検出信号が最初にロウレベルからハイレベルになると、前記有人監視制御システムと前記無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置とを接続するように前記上りおよび下り切替スイッチを切り替えるスイッチ切替制御信号(SSW1)を前記監視制御不能状態許容時間経過後に該上りおよび下り切替スイッチに出力するためのスイッチ切替制御手段(31,321)をさらに具備してもよい。
前記CPU関連障害検出信号がハイレベルからロウレベルになると、前記有人監視制御所システムと前記無人電気所遠隔監視制御装置とを接続するように前記上りおよび下り切替スイッチを切り替える他のスイッチ切替制御信号(SSW2)を所定のCPU関連障害復旧確認時間経過後に該上りおよび下り切替スイッチに出力するための他のスイッチ切替制御手段(322)をさらに具備してもよい。
前記時限スイッチ動作信号発生手段および前記他の時限スイッチ動作信号発生手段を前記他のスイッチ切替制御信号(S SW2 )によってもリセットして、前記時限スイッチ動作信号および前記他の時限スイッチ動作信号をロウレベルにするためのリセット手段(25)をさらに具備してもよい。
前記CPU関連障害検出信号がハイレベルの状態が所定のCPU関連障害復旧あきらめ時間だけ継続すると、前記有人監視制御所システムと前記無人電気所遠隔監視制御装置とを接続するように前記上りおよび下り切替スイッチを切り替える別のスイッチ切替制御信号(SSW3)を該上りおよび下り切替スイッチに出力するための別のスイッチ切替制御手段(323)をさらに具備してもよい。
前記人為的操作実施開始時間が、前記監視制御不能状態許容時間よりも大きく設定されており、前記CPU関連障害復旧あきらめ時間が、前記監視制御不能状態許容時間と前記人為的操作実施開始時間との合計時間よりも大きく設定されていてもよい。
本発明の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ方法は、本発明の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置(10)を用いて前記CPU電源の自動切入を1回だけ行って前記CPUを再立上げし、該自動切入による再立上げに失敗した場合には、前記有人監視制御所システムからの遠隔操作により前記無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置を用いて前記CPU電源の人為的切入を1回行って前記CPUを再立上げすることを特徴とする。
本発明の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置および方法は、以下に示す効果を奏する。
(1)無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置を用いてCPU電源の自動切入および人為的切入を行うことができるため、無人電気所遠隔監視制御装置の早期復旧を図ることができるとともに、保守員が無人電気所まで出向いて対応することを極力少なくすることができる。
(2)数百〜数十箇所の多数の無人電気所を運転する有人監視制御所では無人電気所遠隔監視制御装置のCPU関連障害発生確率は高いため、無人電気所遠隔監視制御装置の早期復旧に伴うリスクの削減と、保守員の移動時間の削減および減少に伴う人件費の削減および車両の燃料費の低減とが図れる。
本発明の一実施例による無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置10の構成を示すブロック図である。 図1に示したCPU電源切入装置20の構成を示すブロック図である。 図1に示したCPU電源切入通信装置30の構成を示すブロック図である。 図1に示したCPU電源切入装置20の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示したCPU電源切入通信装置30の動作を説明するためのフローチャートである。
上記の目的を、時限スイッチを電源線に設置するとともに有人監視制御所システムと無人電気所遠隔監視制御装置とを接続する遠隔監視制御用通信線の上りおよび下り情報回線に上りおよび下り切替スイッチをそれぞれ設置して、CPU関連障害の発生が検出されると、時限スイッチを動作させてCPU電源の自動切入を1回だけ行うとともに、上り切替スイッチおよび上り情報回線を介してCPU関連障害情報を有人監視制御所システムに送信し、CPU電源の自動切入による再立上げに失敗した場合には、有人監視制御所システムから下り情報回線および下り切替スイッチを介して時限スイッチ動作指示信号を送信し時限スイッチを動作させてCPU電源の人為的切入を1回だけ行うことにより実現した。
以下、本発明の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置および方法の実施例について図面を参照して説明する。
本発明の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置および方法は、CPU関連障害が発生すると、CPU電源の自動切入を1回だけ行ってCPUの再立上げを行い、この自動切入による再立上げに失敗した場合には、有人監視制御所の監視員による遠隔操作(有人監視制御所システムからの遠隔操作)によりCPU電源の人為的切入を1回だけ行ってCPUの再立上げを行うことを特徴とする。
ここで、CPU電源の自動切入は、CPU電源に接続された電源線に設置した時限スイッチ(数秒間切り状態になったのちに入り状態となるスイッチ)を動作させることにより行う。
また、CPU電源の人為的切入は、有人監視制御所システムと無人電気所遠隔監視制御装置とを接続する遠隔監視制御用通信線の上りおよび下り情報回線に上りおよび下り切替スイッチをそれぞれ設置して、CPU関連障害情報を上り切替スイッチおよび上り情報回線を介して有人監視制御所システムに送信し、有人監視制御所の監視員が時限スイッチ動作指示信号を有人監視制御所システムから下り情報回線および下り切替スイッチを介して無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置に送信して、時限スイッチを動作させることにより行う。
そのため、本発明の一実施例による無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置10(以下、「再立上げ装置10」と称する。)は、図1に示すように、CPU監視装置11と、時限スイッチであるCPU電源切入スイッチ12と、通信ルート切替スイッチ13と、CPU電源切入装置20と、CPU電源切入通信装置30とを具備する。
なお、再立上げ装置10は、無人電気所に設置される。
ここで、CPU監視装置11は、無人電気所遠隔監視制御装置50のCPU52から入力されるCPU関連障害検出用信号(たとえば、ウォッチドッグタイマのオーバーフロー信号など)に基づいてCPU関連障害の有無を検出するCPU関連障害検出機能と、CPU52の電源であるCPU電源53に接続された電源線1から入力される電圧に基づいてCPU電圧の有無を検出するCPU電圧検出機能とを備える。
CPU監視装置11は、「CPU関連障害無し」を検出するとロウレベルのCPU関連障害検出信号SFをCPU電源切入装置20およびCPU電源切入通信装置30に出力し、一方、「CPU関連障害有り」を検出するとハイレベルのCPU関連障害検出信号SFをCPU電源切入装置20およびCPU電源切入通信装置30に出力する。
また、CPU監視装置11は、「CPU電圧無し」を検出するとロウレベルのCPU電圧検出信号SPをCPU電源切入装置20およびCPU電源切入通信装置30に出力し、一方、「CPU電圧有り」を検出するとハイレベルのCPU電圧検出信号SPをCPU電源切入装置20およびCPU電源切入通信装置30に出力する。
CPU電源切入スイッチ12は、CPU電源53に接続された電源線1に設けられており、CPU電源切入装置20からの第1および第2の時限スイッチ動作信号SON1,SON2に応じて動作する。
通信ルート切替スイッチ13は、無人電気所遠隔監視制御装置50の通信装置51と有人監視制御所システム60の通信装置61とを接続する遠隔監視制御用通信線2の上りおよび下り情報回線2U,2Dにそれぞれ設置された上りおよび下り切替スイッチ13U,13Dからなる。
上りおよび下り切替スイッチ13U,13Dは、CPU電源切入通信装置30からの第1のスイッチ切替制御信号SSW1に応じて、通信装置51側接続状態(図1に実線で示すように有人監視制御所システム60の通信装置61と無人電気所遠隔監視制御装置50の通信装置51とを接続する状態)からCPU電源切入通信装置30側接続状態(図1に破線で示すように有人監視制御所システム60の通信装置61とCPU電源切入通信装置30とを接続する状態)に連動して切り替わる。
また、上りおよび下り切替スイッチ13U,13Dは、CPU電源切入通信装置30からの第2および第3のスイッチ切替制御信号SSW2,SSW3に応じて、CPU電源切入通信装置30側接続状態から通信装置51側接続状態に連動して切り替わる。
CPU電源切入装置20は、CPU監視装置11からのCPU電圧検出信号SPがハイレベルであるときにCPU監視装置11からのCPU関連障害検出信号SFが最初にロウレベルからハイレベルになると、CPU電源切入スイッチ12を1回だけ動作させる第1の時限スイッチ動作信号SON1を所定の監視制御不能状態許容時間(CPU関連障害の自然復旧の可能性があると見込める時間)経過後にCPU電源切入スイッチ12に出力する。
また、CPU電源切入装置20は、CPU監視装置11からのCPU関連障害検出信号SFおよびCPU電圧検出信号SPが共にハイレベルであるときに、CPU電源切入通信装置30からハイレベルの時限スイッチ動作指示信号SOが入力されると、CPU電源切入スイッチ12を1回だけ動作させる第2の時限スイッチ動作信号SON2を所定の人為的操作実施開始時間経過後にCPU電源切入スイッチ12に出力する。
そのため、CPU電源切入装置20は、図2に示すように、第1および第2の論理積回路211,212と、第1乃至第4のタイマ221〜224と、第1および第2のインバータ回路231,232と、リセットボタン24と、論理和回路25と、プラス電圧源26とを備える。
ここで、第1の論理積回路211は、CPU関連障害検出信号SFとCPU電圧検出信号SPと第1のインバータ回路231の出力信号との論理積をとる。
第1のタイマ221は、第1の論理積回路211の出力信号がロウレベルからハイレベルになるとセットされ、第1の時限T1(=監視制御不能状態許容時間。たとえば60秒)経過後にハイレベルの第1の時限スイッチ動作信号SON1をCPU電源切入スイッチ12および第2のタイマ222に出力する。
第1のタイマ221は、第2のタイマ222の出力信号がロウレベルからハイレベルになるとリセットされる。
第2のタイマ222は、第1のタイマ221の出力信号(第1の時限スイッチ動作信号SON1)がロウレベルからハイレベルになるとセットされ、第2の時限T2(=スイッチ動作完了時間(CPU電源切入スイッチ12が確実に動作完了となる時間)。たとえば30秒)経過後にハイレベルの第1のリセット信号を第1のタイマ221および第1のインバータ回路231に出力する。
これにより、第2の時限T2(=スイッチ動作完了時間)経過後には、第1のタイマ221がリセットされるため、第1の時限スイッチ動作信号SON1はハイレベルからロウレベルになる。また、第2のタイマ222からハイレベルの第1のリセット信号が出力されている間は、CPU関連障害検出信号SFおよびCPU電圧検出信号SPが共にハイレベルであっても、第1の論理積回路211の出力信号はロウレベルになるため、第1の時限スイッチ動作信号SON1はロウレベルのままとなる。
第2のタイマ222は、論理和回路25の出力信号がロウレベルからハイレベルになるとリセットされる。
第2の論理積回路212は、CPU関連障害検出信号SFとCPU電圧検出信号SPと時限スイッチ動作指示信号SOと第2のインバータ回路232の出力信号との論理積をとる。
第3のタイマ223は、第2の論理積回路212の出力信号がロウレベルからハイレベルになるとセットされ、第3の時限T3(=人為的操作実施開始時間>監視制御不能状態許容時間+スイッチ動作完了時間。たとえば120秒)経過後にハイレベルの第2の時限スイッチ動作信号SON2をCPU電源切入スイッチ12および第4のタイマ224に出力する。
第3のタイマ223は、第4のタイマ224の出力信号がロウレベルからハイレベルになるとリセットされる。
第4のタイマ224は、第3のタイマ223の出力信号(第2の時限スイッチ動作信号SON2)がロウレベルからハイレベルになるとセットされ、第4の時限T4(=スイッチ動作完了時間。たとえば30秒)経過後にハイレベルの第2のリセット信号を第3のタイマ223および第2のインバータ回路232に出力する。
これにより、第4の時限T4(=スイッチ動作完了時間)経過後には、第3のタイマ223がリセットされるため、第2の時限スイッチ動作信号SON2はハイレベルからロウレベルになる。また、第4のタイマ224からハイレベルの第2のリセット信号が出力されている間は、CPU関連障害検出信号SF、CPU電圧検出信号SPおよび時限スイッチ動作指示信号SOがすべてハイレベルであっても、第2の論理積回路212の出力信号はロウレベルになるため、第2の時限スイッチ動作信号SON2はロウレベルのままとなる。
第4のタイマ224は、論理和回路25の出力信号がロウレベルからハイレベルになるとリセットされる。
リセットボタン24の一端は、プラス電圧源26に接続されており、リセットボタン24の他端は、抵抗を介してアースされているとともに、論理和回路25の入力端子に接続されている。
これにより、保守員がリセットボタン24を押すと、ハイレベルの入力信号が論理和回路25に入力されるため、第2および第4のタイマ222,224がリセットされる。
論理和回路25は、リセットボタン24の出力信号(他端側の信号)と第2の通信ルート切替スイッチ制御信号SSW2との論理和をとる。
これにより、第2のスイッチ切替制御信号SSW2がCPU電源切入通信装置30から入力されても、第2および第4のタイマ222,224がリセットされる。
CPU電源切入通信装置30は、CPU監視装置11からのCPU電圧検出信号SPがハイレベルであるときにCPU監視装置11からのCPU関連障害検出信号SFが最初にロウレベルからハイレベルになると、上りおよび下り切替スイッチ13U,13Dを通信装置51側接続状態からCPU電源切入通信装置30側接続状態に切り替える第1のスイッチ切替制御信号SSW1を所定の監視制御不能状態許容時間経過後に通信ルート切替スイッチ13に出力する。
また、CPU電源切入通信装置30は、CPU関連障害検出信号SFがハイレベルからロウレベルになると、上りおよび下り切替スイッチ13U,13DをCPU電源切入通信装置30側接続状態から通信装置51側接続状態に切り替える第2のスイッチ切替制御信号SSW2を所定のCPU関連障害復旧確認時間(CPU関連障害の復旧確認後速やかに遠隔監視制御用通信線2を正常時の状態に戻す時間)経過後に通信ルート切替スイッチ13およびCPU電源切入装置20の論理和回路25に出力する。
さらに、CPU電源切入通信装置30は、CPU関連障害検出信号SFがハイレベルの状態が所定のCPU関連障害復旧あきらめ時間(再立上げ装置10によるCPU関連障害の復旧をあきらめる時間)だけ継続すると、上りおよび下り切替スイッチ13U,13DをCPU電源切入通信装置30側接続状態から通信装置51側接続状態に切り替える第3のスイッチ切替制御信号SSW3を通信ルート切替スイッチ13に出力する。
そのため、CPU電源切入通信装置30は、図3に示すように、論理積回路31と、第1乃至第3のタイマ321〜323と、インバータ回路33とを備える。
ここで、論理積回路31は、CPU関連障害検出信号SFとCPU電圧検出信号SPとの論理積をとる。
第1のタイマ321は、論理積回路31の出力信号がロウレベルからハイレベルになってから、第5の時限T5(=監視制御不能状態許容時間。たとえば60秒)の間継続してハイレベルであると、ハイレベルの第1のスイッチ切替制御信号SSW1を通信ルート切替スイッチ13に出力する。
インバータ回路33は、CPU関連障害検出信号SFの極性を反転させる。
第2のタイマ322は、インバータ回路33の出力信号がロウレベルからハイレベルになって(すなわち、CPU関連障害検出信号SFがハイレベルからロウレベルになって)から、第6の時限T6(=CPU関連障害復旧確認時間。たとえば30秒)の間継続してハイレベルであると、ハイレベルの第2のスイッチ切替制御信号SSW2を通信ルート切替スイッチ13およびCPU電源切入装置20の論理和回路25に出力する。
第3のタイマ323は、CPU関連障害検出信号SFがロウレベルからハイレベルになってから第7の時限T7(=CPU関連障害復旧あきらめ時間。たとえば10分)の間継続してハイレベルであると、ハイレベルの第3のスイッチ切替制御信号SSW3を通信ルート切替スイッチ13に出力する。
CPU電源切入通信装置30は、CPU監視装置11からハイレベルのCPU関連障害検出信号SFが入力されると、CPU関連障害検出情報を上り切替スイッチ13Uおよび上り情報回線2Uを介して有人監視制御所システム60の通信装置61に送信する機能と、時限スイッチ動作指示信号SOが有人監視制御所システム60の通信装置61から下り情報回線2Dおよび下り切替スイッチ13Dを介して送信されてくると、受信した時限スイッチ動作指示信号SOをCPU電源切入装置20に出力する機能とをも備える。
次に、再立上げ装置10の動作について、図4および図5に示すフローチャートを参照して説明する。
CPU監視装置11は、CPU52からのCPU関連障害検出用信号に基づいてCPU52の運転状態を常時監視し、「CPU関連障害有り」と検出すると、ハイレベルのCPU関連障害検出信号SFをCPU電源切入装置20およびCPU電源切入通信装置30に出力する。
このとき、CPU監視装置11は、電源線1から入力される電圧に基づいて「CPU電圧有り」と検出すると、ハイレベルのCPU電圧検出信号SPをCPU電源切入装置20およびCPU電源切入通信装置30に出力する。
CPU電源切入装置20では、リセットボタン24が押されて第2および第4のタイマ222,224はリセットされているため、ハイレベルのCPU関連障害検出信号SFおよびハイレベルのCPU電圧検出信号SPがCPU監視装置11から入力されると、第1の論理積回路211の出力信号はロウレベルからハイレベルとなる。その結果、第1のタイマ221がセットされる(図4のステップS11,S12)。
一方、CPU電源切入通信装置30からの時限スイッチ動作指示信号SOはロウレベルのままであるため、第2の論理積回路212の出力信号はロウレベルのままとなる。その結果、第2のタイマ222はセットされない。
この状態のまま第1の時限T1=60秒が経過すると、第1のタイマ221からハイレベルの第1の時限スイッチ動作信号SON1がCPU電源切入スイッチ12および第2のタイマ222に出力される(ステップS13,S14)。その結果、CPU電源切入スイッチ12が1回だけ動作して、CPU電源53の自動切入によるCPU52の再立上げが行われる。
また、第2のタイマ222がセットされ、第2の時限T2=30秒が経過すると第2のタイマ222の出力信号(第1のリセット信号)がロウレベルからハイレベルとなる。その結果、第1のタイマ221がリセットされる(ステップS15,S16)。
この自動切入による再立上げによってCPU関連障害が解消されると、CPU監視装置11は、「CPU関連障害無し」と検出して、ロウレベルのCPU関連障害検出信号SFをCPU電源切入装置20およびCPU電源切入通信装置30に出力する。
CPU電源切入通信装置30の第2のタイマ322は、ロウレベルのCPU関連障害検出信号SFの極性がインバータ回路33によって反転されたハイレベルの信号が入力されるため、第6の時限T6=30秒だけ継続すると、ハイレベルの第2のスイッチ切替制御信号SSW2を通信ルート切替スイッチ13およびCPU電源切入装置20に出力する(図5のステップS41〜S43)。
その結果、上りおよび下り切替スイッチ13U,13DがCPU電源切入通信装置30側接続状態から通信装置51側接続状態に連動して切り替わる。また、CPU電源切入装置20では、第2および第4のタイマ222,224がリセットされる。
これによって、再立上げ装置10は動作を終了する。
一方、この自動切入による再立上げによってもCPU関連障害が解消されないと、CPU電源切入通信装置30では、CPU関連障害検出信号SFがハイレベルのままであるため、論理積回路31の出力信号もハイレベルのままとなる。その結果、第1のタイマ321もセットされたままとなっている(ステップS21,S22)。
したがって、CPU関連障害検出信号SFがロウレベルからハイレベルになってから第5の時限T5=60秒が経過すると、第1のタイマ321からハイレベルの第1のスイッチ切替制御信号SSW1が通信ルート切替スイッチ13に出力される(ステップS23,S24)。その結果、上りおよび下り切替スイッチ13U,13Dが通信装置51側接続状態からCPU電源切入通信装置30側接続状態に連動して切り替わる。
その後、CPU電源切入通信装置30は、CPU関連障害情報を上り切替スイッチ13Uおよび上り情報回線2Uを介して有人監視制御所システム60に送信する(ステップS25)。
有人監視制御所システム60では、通信装置61によってCPU関連障害情報を受信すると、受信したCPU関連障害情報を端末装置62に表示する。
有人監視制御所の監視員は、CPU関連障害情報が端末装置62に表示されると、CPU電源切入スイッチ12を動作させるように端末装置62を用いて指示する。
その結果、ハイレベルの時限スイッチ動作指示信号SOが通信装置61、下り情報回線2Dおよび下り切替スイッチ13Dを介してCPU電源切入通信装置30に送信される。
CPU電源切入通信装置30は、ハイレベルの時限スイッチ動作指示信号SOを受信すると、受信したハイレベルの時限スイッチ動作指示信号SOをCPU電源切入装置20に出力する。
CPU電源切入装置20では、上述したように第4のタイマ224はリセットボタン24が押されてリセットされているため、第2の論理積回路212の出力信号がロウレベルからハイレベルとなる。その結果、第3のタイマ223がセットされる(ステップS26,S27)。
その後、第3の時限T3=120秒が経過すると、第3のタイマ223からハイレベルの第2の時限スイッチ動作信号SON2がCPU電源切入スイッチ12および第4のタイマ224に出力される(ステップS28,S29)。その結果、CPU電源切入スイッチ12が1回だけ動作して、CPU電源53の人為的切入によるCPU52の再立上げが行われる。
また、第4のタイマ224がセットされて、第4の時限T4=30秒が経過すると、第4のタイマ224の出力信号(第2のリセット信号)がロウレベルからハイレベルとなる。その結果、第3のタイマ223がリセットされる(ステップS30,S31)。
この人為的切入による再立上げによってCPU関連障害が解消されると、CPU監視装置11は、「CPU関連障害無し」と検出して、ロウレベルのCPU関連障害検出信号SFをCPU電源切入装置20およびCPU電源切入通信装置30に出力する。
CPU電源切入通信装置30の第2のタイマ322は、ロウレベルのCPU関連障害検出信号SFの極性がインバータ回路33によって反転されたハイレベルの信号が入力されるため、このまま第6の時限T6=30秒だけ継続すると、ハイレベルの第2のスイッチ切替制御信号SSW2を通信ルート切替スイッチ13に出力する(図5のステップS41〜S43)。
その結果、上りおよび下り切替スイッチ13U,13DがCPU電源切入通信装置30側接続状態から通信装置51側接続状態に連動して切り替わる。また、CPU電源切入装置20では、第2および第4のタイマ222,224がリセットされる。
これによって、再立上げ装置10は動作を終了する。
一方、この人為的切入による再立上げによってもCPU関連障害が解消されないと、CPU監視装置11は、「CPU関連障害有り」と検出して、ハイレベルのCPU関連障害検出信号SFをCPU電源切入装置20およびCPU電源切入通信装置30に出力し続ける。
CPU電源切入通信装置30では、ハイレベルのCPU関連障害検出信号SFが第7の時限T7=10分だけ継続して入力されると、第3のタイマ323はハイレベルの第3のスイッチ切替制御信号SSW3を通信ルート切替スイッチ13に出力する(図5のステップS41,S44,S45)。その結果、上りおよび下り切替スイッチ13U,13DがCPU電源切入通信装置30側接続状態から通信装置51側接続状態に連動して切り替わる。
これによって、再立上げ装置10は動作を終了する。
なお、この場合には、無人電気所遠隔監視制御装置の早期復旧を図るために、保守員の無人電気所派遣によって対応する。また、CPU電源切入装置20の第2および第4のタイマ222,224のリセットは、保守員がリセットボタン24を押すことにより行う。
以上の説明では、CPU電源切入通信装置30は、CPU関連障害情報のみを上り切替スイッチ13Uおよび上り情報回線2Uを介して有人監視制御所システム60に送信したが、CPU監視装置11によって取得させたCPU関連障害の詳細内容を示すCPU関連障害詳細メッセージ、CPU電源53の自動切入の実施および結果を示す自動切入実施・結果メッセージや、有人監視制御所システム60からの時限スイッチ動作指示信号SOの受信およびCPU電源53の人為的切入の結果を示す時限スイッチ動作指示信号受信・人為的切入結果メッセージなども上り切替スイッチ13Uおよび上り情報回線2Uを介して有人監視制御所システム60に送信するようにしてもよい。
1 電源線
2 遠隔監視制御用通信線
U,2D 上りおよび下り情報回線
10 再立上げ装置
11 CPU監視装置
12 CPU電源切入スイッチ
13 通信ルート切替スイッチ
13U,13D 上りおよび下り切替スイッチ
20 CPU電源切入装置
211,212 第1および第2の論理積回路
221〜224 第1乃至第4のタイマ
231,232 第1および第2のインバータ回路
24 リセットボタン
25 論理和回路
26 プラス電圧源
30 CPU電源切入通信装置
31 論理積回路
321〜323 第1乃至第3のタイマ
33 インバータ回路
50 無人電気所遠隔監視制御装置
51 通信装置
52 CPU
53 CPU電源
60 有人監視制御所システム
61 通信装置
62 端末装置
F CPU関連障害検出信号
P CPU電圧検出信号
ON1,SON2 第1および第2の時限スイッチ動作信号
SW1〜SSW3 第1乃至第3のスイッチ切替制御信号
O 時限スイッチ動作指示信号
1〜T7 第1乃至第7の時限
S11〜S16,S21〜S31,S41〜S45 ステップ

Claims (11)

  1. CPU(52)を再立上げして無人電気所遠隔監視制御装置(50)を復旧させるための無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置(10)であって、
    前記無人電気所遠隔監視制御装置においてCPU関連障害が発生したか否かを監視するためのCPU監視装置(11)と、
    前記CPUの電源であるCPU電源(53)に接続された電源線(1)に設置された時限スイッチ(12)と、
    有人監視制御所システム(60)と前記無人電気所遠隔監視制御装置とを接続する遠隔監視制御用通信線(2)の上りおよび下り情報回線(2U,2D)にそれぞれ設置された上りおよび下り切替スイッチ(13U,13D)と、
    前記CPU監視装置によって前記CPU関連障害の発生が検出されると、前記時限スイッチを動作させて前記CPU電源の自動切入を1回だけ行うためのCPU電源自動切入手段(20)と、
    前記CPU監視装置によって前記CPU関連障害の発生が検出されると、CPU関連障害情報を前記上り切替スイッチおよび前記上り情報回線を介して前記有人監視制御所システムに送信するとともに、前記CPU電源の自動切入による再立上げに失敗した場合に、前記有人監視制御所システムから前記下り情報回線および前記下り切替スイッチを介して送信されてくる時限スイッチ動作指示信号(SO)に応じて前記時限スイッチを動作させて前記CPU電源の人為的切入を1回だけ行うためのCPU電源人為的切入手段(30)と、
    を具備することを特徴とする、無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
  2. 前記CPU監視装置が、
    前記CPUから入力されるCPU関連障害検出用信号に基づいて「CPU関連障害有り」を検出するとハイレベルのCPU関連障害検出信号(SF)を出力し、
    前記電源線から入力される電圧に基づいて「CPU電圧有り」を検出するとハイレベルのCPU電圧検出信号(SP)を出力する、
    ことを特徴とする、請求項1記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
  3. 前記CPU電源自動切入手段が、前記CPU電圧検出信号がハイレベルであるときに前記CPU関連障害検出信号が最初にロウレベルからハイレベルになると、前記時限スイッチを1回だけ動作させる時限スイッチ動作信号(SON1)を所定の監視制御不能状態許容時間経過後に該時限スイッチに出力する時限スイッチ動作信号発生手段(211,221,222,231)を備えることを特徴とする、請求項2記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
  4. 前記CPU電源人為的切入手段が、前記CPU関連障害検出信号および前記CPU電圧検出信号が共にハイレベルであるときに、ハイレベルの前記時限スイッチ動作指示信号が入力されると、前記時限スイッチを1回だけ動作させる他の時限スイッチ動作信号(SON2)を所定の人為的操作実施開始時間経過後に該時限スイッチに出力する他の時限スイッチ動作信号発生手段(212,223,224,232)を備えることを特徴とする、請求項3記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
  5. 前記時限スイッチ動作信号発生手段および前記他の時限スイッチ動作信号発生手段をリセットして、前記時限スイッチ動作信号および前記他の時限スイッチ動作信号をロウレベルにするためのリセットボタン(24)をさらに具備することを特徴とする、請求項4記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
  6. 前記CPU電圧検出信号がハイレベルであるときに前記CPU関連障害検出信号が最初にロウレベルからハイレベルになると、前記有人監視制御システムと前記無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置とを接続するように前記上りおよび下り切替スイッチを切り替えるスイッチ切替制御信号(SSW1)を前記監視制御不能状態許容時間経過後に該上りおよび下り切替スイッチに出力するためのスイッチ切替制御手段(31,321)をさらに具備することを特徴とする、請求項3乃至5いずれかに記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
  7. 前記CPU関連障害検出信号がハイレベルからロウレベルになると、前記有人監視制御所システムと前記無人電気所遠隔監視制御装置とを接続するように前記上りおよび下り切替スイッチを切り替える他のスイッチ切替制御信号(SSW2)を所定のCPU関連障害復旧確認時間経過後に該上りおよび下り切替スイッチに出力するための他のスイッチ切替制御手段(322)をさらに具備することを特徴とする、請求項6記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
  8. 前記時限スイッチ動作信号発生手段および前記他の時限スイッチ動作信号発生手段を前記他のスイッチ切替制御信号(SSW2)によってもリセットして、前記時限スイッチ動作信号および前記他の時限スイッチ動作信号をロウレベルにするためのリセット手段(25)をさらに具備することを特徴とする、請求項7記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
  9. 前記CPU関連障害検出信号がハイレベルの状態が所定のCPU関連障害復旧あきらめ時間だけ継続すると、前記有人監視制御所システムと前記無人電気所遠隔監視制御装置とを接続するように前記上りおよび下り切替スイッチを切り替える別のスイッチ切替制御信号(SSW3)を該上りおよび下り切替スイッチに出力するための別のスイッチ切替制御手段(323)をさらに具備することを特徴とする、請求項7または8記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
  10. 前記人為的操作実施開始時間が、前記監視制御不能状態許容時間よりも大きく設定されており、
    前記CPU関連障害復旧あきらめ時間が、前記監視制御不能状態許容時間と前記人為的操作実施開始時間との合計時間よりも大きく設定されている、
    ことを特徴とする、請求項9記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置。
  11. 請求項1乃至10いずれかに記載の無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置(10)を用いて前記CPU電源の自動切入を1回だけ行って前記CPUを再立上げし、該自動切入による再立上げに失敗した場合には、前記有人監視制御所システムからの遠隔操作により前記無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ装置を用いて前記CPU電源の人為的切入を1回行って前記CPUを再立上げすることを特徴とする、無人電気所遠隔監視制御装置用再立上げ方法。
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